JPH08251204A - 機器制御システム - Google Patents

機器制御システム

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Publication number
JPH08251204A
JPH08251204A JP7048727A JP4872795A JPH08251204A JP H08251204 A JPH08251204 A JP H08251204A JP 7048727 A JP7048727 A JP 7048727A JP 4872795 A JP4872795 A JP 4872795A JP H08251204 A JPH08251204 A JP H08251204A
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JP
Japan
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unit
telephone
information
home bus
equipment
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Application number
JP7048727A
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English (en)
Inventor
Seiichi Kubo
誠一 久保
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH08251204A publication Critical patent/JPH08251204A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1台の携帯装置を用いて家庭内の複数の機器
を操作したり電話による通話をしたりできる便利な機器
制御システムを提供する。 【構成】 ホームバス3を介してホームバス3に接続さ
れた機器を制御する親機1と、親機1との無線通信によ
り機器を制御するための指示を与える子機2とから構成
される。親機1は、電話回線に接続され、無線電話シス
テムにおける基地局として機能する電話部113やホー
ムバス3に接続された機器に固有の操作に関する情報を
格納した機器情報記憶部110等からなり、一方、子機
2は、無線電話システムにおける移動局として機能する
電話部211や表示部210等からなる。子機2は、操
作者からの指示に従って、親機1を介してホームバス3
に接続された機器を制御したり、携帯電話機として機能
したりする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホームバスに接続され
た機器を制御する機器制御システムに関し、特に家庭内
の機器を集中的かつ遠隔的に制御すると共に電話機とし
ての機能をも提供する機器制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電話機、VTR、エアコン等の家
庭内で使用される機器は、ますます高機能になってきて
いる。電話機の分野においては、第2世代コードレス電
話システム(パーソナルハンディホンシステム(以下、
「PHS」という。))によるサービスが、1997年
春に開始される予定であり、PHS用の携帯電話機が既
に開発されている。PHSは、従来のコードレス電話を
発展させたものであり、基地局と移動局から構成され
る。
【0003】PHSにおいては、移動局である携帯電話
機を携えておけば、自宅の庭先や、自宅近くの公園等に
居ながら電話をかけて通話をしたり、自宅に設置したも
う1台の電話機との間で直接通話をしたりできる。一
方、家庭内で使用される他の機器として、VTRやエア
コン等がある。一般に、これらの機器には専用のリモー
トコントロール装置(以下、「リモコン」という。)が
付属しており、それらのリモコンを用いることによって
各機器の操作を行うことができるようになっている。
【0004】ところで、リモコンと携帯電話機とは、携
帯型であるという点、即ち、無線伝送という通信手段を
用いることによって手元での操作を可能としているとい
う点において共通する。従って、これらの装置を手元に
携えておけば、所定の範囲に居る限りはどの場所からで
も電話をかけたり機器の操作をしたりできるので、大変
便利である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、リモコ
ンと携帯電話機は、全く別個の装置であるために、VT
Rを操作したいときにはVTR専用のリモコンを用い、
エアコンを操作したいときにはエアコン専用のリモコン
を用い、さらに、電話による通話をしたいときには携帯
電話機を用いる必要がある。従って、必要な全てのリモ
コンと携帯電話機を常に手元に置き、必要に応じてこれ
らの装置を使い分けなければならない。
【0006】特に、必要なリモコンの数が多くなった場
合には、部屋の中で移動するたびに、必要な全ての装置
を持ち歩かなければならず、たいへん煩わしものであ
る。また、それらの装置は、一般に小型であるので、紛
失しないないように気を配る必要もある。さらに、リモ
コンに用いられている赤外線が到達できる空間的な範囲
は限られているために、従来のリモコンによって家庭内
の機器を操作することができる位置は、機器が設置され
ている部屋と同一の部屋の範囲程度に限定されていた。
そのために、例えば自宅の庭先に居ながら消し忘れてい
たVTRの電源を切ったり、自宅近くの公園に居ながら
エアコンの電源を投入したりするということ等は到底で
きなかった。
【0007】そこで、本発明はかかる問題点に鑑みてな
されたものであり、リモコンと携帯電話機をそれぞれ携
帯していなくとも、1台の装置さえ携帯していれば、家
庭内の複数の機器を操作することも電話による通話を行
うこともできる便利な機器制御システムを提供すること
を第1の目的としている。また、家庭内の機器が設置さ
れている部屋に限定されることなく、たとえ戸外に居る
場合であっても、その場所から家庭内の機器を遠隔操作
することができる便利な機器制御システムを提供するこ
とを第2の目的としている。
【0008】さらに、画面との対話形式により家庭内の
機器を操作することができる操作性の優れた機器制御シ
ステムを提供することを第3の目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の機器制御システムは、ホームバスに接
続された機器を制御する機器制御システムであって、前
記ホームバスを介して前記機器の制御をする親機と、前
記親機との無線通信により前記機器を制御するための指
示を与える子機とから構成され、前記親機は、電話回線
に接続され、無線電話システムにおける基地局として機
能する電話手段と、ホームバスを介して前記機器と制御
情報の送受信をするホームバス通信手段と、前記機器を
制御するための情報を記憶している機器情報記憶手段
と、前記子機から送られてくる信号を解読することによ
って、前記子機を電話として用いるか機器制御として用
いるかの判断をするモード判断手段と、前記モード判断
手段により前記子機を電話として用いると判断した場合
に前記電話手段を動作させる電話起動手段、前記モード
判断手段により前記子機を機器制御として用いると判断
した場合に、前記信号から操作情報を検出する操作情報
検出手段と、検出した操作情報に基づいて、前記子機で
表示すべき機器情報を前記機器情報記憶手段から読み出
して前記子機に送信する機器情報送信手段と、検出した
操作情報に基づいて、前記ホームバス通信手段を介して
前記機器を制御する機器制御手段とからなり、前記子機
は、無線電話システムにおける移動局として機能する電
話手段と、前記親機から送信されてくる機器情報を受信
する機器情報受信手段と、受信した機器情報に従って操
作画面を表示する表示手段と、操作者が行う入力操作を
受け付ける入力手段と、入力操作に基づく操作情報を前
記親機に送信する操作情報送信手段とからなることを特
徴とする。
【0010】請求項2記載の機器制御システムは、請求
項1記載の機器制御システムにおいて、前記入力手段
は、前記表示手段の表面に装着され、操作者が押圧した
位置を検出するタッチパネルであることを特徴とする。
【0011】
【作用】上記のように構成された請求項1記載の機器制
御システムによれば、親機及び子機はそれぞれ無線電話
システムにおける基地局及び移動局として機能するの
で、操作者は子機を携帯電話機として使用することがで
きる。また、親機は、子機から無線で送られてくる信号
を解読して操作情報を検出し、その操作情報に基づいて
ホームバスに接続されている機器を制御したり、子機で
表示すべき機器情報を機器情報記憶手段から読み出して
子機に無線で送信する。
【0012】従って、操作者は、子機の表示手段を介し
て対話的にホームバス機器を遠隔操作することができ
る。請求項2記載の機器制御システムによれば、子機の
入力手段は表示手段の表面に装着され、操作者が押圧し
た位置を検出するタッチパネルである。従って、操作者
は、子機の表示手段に表示された操作画面をタッチする
ことによって、電話番号を入力したりホームバス機器を
操作したりできる。
【0013】
【実施例】以下に、本発明に係る機器制御システムの実
施例について図面を参照して説明する。 <システム全体の構成>図1は、本発明に係る実施例に
おける機器制御システムの構成を説明するための図であ
る。
【0014】図1において、6が機器制御システムであ
り、親機1と子機2とから構成される。親機1は、ホー
ムバス3及び電話回線7に接続され、PHSにおける基
地局としての機能を提供すると共に、子機2からの指示
に基づいてホームバス3に接続された機器(以下、「ホ
ームバス機器」という。)を直接に制御する機能を提供
する。
【0015】一方、子機2は、PHSとしての移動局と
しての機能、即ち、一般の携帯型の電話機としての機能
を提供すると共に、親機1を介することによってホーム
バス機器を遠隔で制御する機能を提供する。また、図1
には、機器制御システム6の制御対象であるホームバス
機器の例としてエアコン4及びVTR5も示されてい
る。
【0016】尚、ここでいうホームバスとは、統一規格
であるホームバスシステムにおけるホームバスのことを
いう。 <親機の構成>図2は、本実施例における親機1の構成
を示すブロック図である。親機1は、機能的に大きく分
けて電話部113と制御部114とから構成される。
尚、処理部108が電話部113及び制御部114の両
方に分類されているのは、処理部108がそれらの各構
成部を制御しているからである。
【0017】電話部113は、主に電話回線7を通じて
の通話機能、無線による子機2との通信機能及びPHS
における基地局としての機能を提供するものであり、ア
ンテナ101、無線部102、モデム103、チャネル
コーデック104、音声コーデック105、スピーカ1
06、マイク107、操作ボタン112、回線制御部1
11及び処理部108からなる。この電話部113は、
既に知られた一般のPHS用の親電話機と同等の構成で
ある。
【0018】アンテナ101は、空中に電波を送信した
り、空中の電波を受信する。無線部102は、フィル
タ、アンプ等から構成され1.9GHz帯で無線信号を
送受信する。モデム103は、π/4シフトQPSK方
式の変復調を行う。チャネルコーデック104は、PH
Sの通信アクセス方式に基づきTDMA/TDD(時分
割多重接続・時分割複信)処理、同期獲得制御、エラー
検出などの処理を行う。
【0019】音声コーデック105は、PHSの音声符
号化方式に基づきアナログ音声とADPCMディジタル
信号の符号化、複号化処理、マイク入力、レシーバ出力
の処理を行う。スピーカ106は音声信号を音声に変換
して出力するものでり、マイク107は入力された音声
を音声信号に変換するものである。
【0020】操作ボタン112は、電話番号を入力する
ための数値キー等からなる。回線制御部111は、電話
回線7との接続制御をする。処理部108は、CPUな
どからなり、チャネルコーデック104、音声コーデッ
ク105及び回線制御部111を制御したり、操作ボタ
ン112からの入力情報を獲得したり、PHSにおける
親電話機として呼接続フェーズ及び通信フェーズ等のプ
ロトコルを実行したりする。尚、図示されていないが、
処理部108は、これらの制御をするためのプログラム
や一時的に発生するデータ等を格納する記憶部を内部に
有している。
【0021】一方、制御部114は、主にホームバス機
器を制御する機能を提供するものであり、ホームバス通
信部109、機器情報記憶部110及び処理部108か
らなる。ホームバス通信部109は、ホームバス3に接
続され、ホームバスシステムの通信規約に従って、ホー
ムバスの制御チャネルを介してエアコン4やVTR5等
のホームバス機器に制御情報を送信したり、自己宛に伝
送されてくる制御情報を受信したりする。
【0022】機器情報記憶部110は、ROMなどから
なり、エアコン4やVTR5等のホームバス機器を識別
するための情報や各ホームバス機器を制御するために必
要となる固有の機器情報を格納している。具体的には、
各ホームバス機器がホームバス3を介して受け付けるこ
とができる制御命令の種類及びその制御命令に対する動
作内容が記憶されている。これらの機器情報は、予め各
ホームバス機器に対応する固有のROMに格納されてい
る。そして、ホームバス3に実際に接続されているホー
ムバス機器に対応するROMだけを、親機1に装着でき
るようになっている。
【0023】処理部108は、上述した機能に加えて、
子機2から送られてくる信号を解読することによって子
機2を電話として用いるか機器制御として用いるかの判
断をしたり、その判断に基づいて親機1をPHSにおけ
る親電話機として動作させたり、子機2からの信号から
操作情報を検出したり、検出した操作情報に基づいて必
要な機器情報を機器情報記憶部110から読み出して子
機2に送信したり、ホームバス通信部109を介して前
記機器を制御したりする。尚、図示されていないが、処
理部108は、これらの制御をするためのプログラムを
内部に有している。 <子機の構成>図3は、本実施例における子機2の構成
を示すブロック図である。
【0024】子機2も親機1と同様に、大きく分けて電
話部211と制御部212とから構成される。尚、親機
と同様の理由により、処理部208は、機能的には電話
部211及び制御部212の両方に分類している。電話
部211は、PHSにおける移動局、即ち、親機1を介
しての電話による通話機能や無線による親機1との通信
機能を提供するものであり、アンテナ201、無線部2
02、モデム203、チャネルコーデック204、音声
コーデック205、スピーカ206、マイク207及び
処理部208からなる。この電話部211は、既に知ら
れた一般のPHS用の子電話機と同等の構成である。こ
れらの各構成部は、親機1の電話部113の各構成部と
同一であるので、個々の説明は省略する。
【0025】この電話部211が、親機1の電話部11
3と異なるのは、回線制御部111及び操作ボタン11
2を有していない点と、処理部208の機能である。子
機2においては、電話による通話機能は親機1を介して
実現されるので、回線制御部111を有していない。ま
た、電話番号の入力は、タッチパネル209により実現
されるので、操作ボタン112を必要としない。さら
に、処理部208は、親機1における処理部108とは
異なり、PHSにおける移動局としての制御機能を有
し、PHSにおける呼接続フェーズ及び通信フェーズ等
のプロトコルを実行する。
【0026】一方、制御部212は、主にホームバス機
器を操作するための機能を提供するものであり、表示部
210、タッチパネル209及び処理部208からな
る。表示部210は、液晶表示素子などからなり、処理
部208から送られた機器情報に従って操作画面を表示
する。操作画面は、複数の操作ボタンを表す表示からな
る。
【0027】タッチパネル209は、表示部210の表
面に装着され、操作者が指などで押圧した位置情報を検
出する。処理部208は、上述した機能に加えて、親機
1から送られてくる機器情報を受信して表示部210に
送ったり、タッチパネル209から位置情報を読み取っ
たり、その位置情報と表示部210に送った機器情報に
基づく操作情報を子機2に送信したりする。ここで、操
作情報とは、表示部210に表示されている複数の操作
ボタンの中から1つの操作ボタンを特定する情報のこと
である。尚、図示されていないが、処理部208は、こ
れらの制御をするためのプログラムを内部に有してい
る。 <動作>以上のように構成された機器制御システムの動
作について説明する。
【0028】先ず、図4〜図8を用いて、子機2の動作
について、その表示部210の表示と操作の流れを中心
に説明する。図4は、本実施例における子機2の動作手
順を示すフローチャートである。子機2は、電源が投入
されると、表示部210にモード選択画面を表示する
(ステップS1)。図5は、表示部210に表示された
モード選択画面の例である。 モード選択画面には、そ
の画面のタイトル501の他に、”電話”ボタン502
と”機器制御”ボタン503が表示される。ここで、操
作者は、いずれかのボタン502又は503を押すこと
によって、子機2を電話機として使用するのかホームバ
ス機器のリモコンとして使用するのかを選択できる。
【0029】操作者がいずれかのボタン502又は50
3を押すために表示部210の画面をタッチすると、処
理部208は、表示部210の画面上に装着されたタッ
チパネル209を通じて操作者の指示の内容を判断する
(ステップS2)。即ち、タッチパネル209を通じて
得た位置情報を基に、”電話”ボタン502が押された
のか”機器制御”ボタン503が押されたのかを判断す
る。
【0030】判断の結果、”機器制御”ボタン503が
押されたと判断した場合には、処理部208は表示部2
10の表示を更新して機器選択画面を表示する(ステッ
プS3)。図6は、表示部210に表示された機器選択
画面の例である。機器選択画面には、その画面のタイト
ル601の他に、”エアコン”ボタン602、”VT
R”ボタン603、”TV”ボタン604及び”終了”
ボタン605が表示される。
【0031】ここで、”エアコン”ボタン602、”V
TR”ボタン603及び”TV”ボタン604が表示さ
れているのは、その時点においてホームバス3に接続さ
れ制御できる状態にあるホームバス機器がエアコン、V
TR及びTVであることを示している。制御できるホー
ムバス機器に関する情報は、子機2が機器情報として親
機1から受信したものである。
【0032】操作者は、機器選択画面に表示されたホー
ムバス機器の中から操作しようとする1つのホームバス
機器を選択することができる。操作者がいずれかのボタ
ン602〜605を押すと、ステップS2での処理と同
様に、処理部208は、表示部210の画面上に装着さ
れたタッチパネル209を通じて操作者の指示の内容を
判断する(ステップS4)。
【0033】判断の結果、”終了”ボタン605が押さ
れたと判断した場合には、ステップS1に戻り再びモー
ド選択画面を表示する。一方、判断の結果、いずれかの
ホームバス機器のボタン602〜604が押されたと判
断した場合には、押されたボタンに該当するホームバス
機器に固有の操作画面を表示部210に表示する(ステ
ップS5)。”VTR”ボタンが押された場合の操作画
面の例を、図7に示す。操作画面には、その画面のタイ
トル701の他に、VTR固有の操作ボタン702〜7
07及び”終了”ボタン708が表示される。これらの
操作ボタンに関する情報は、子機2が機器情報として親
機1から受信したものである。
【0034】操作者は、操作画面に表示された操作ボタ
ンの中から操作しようとする1つのボタンを押して所望
の操作を行うことができる。操作者がいずれかのボタン
702〜708を押すと、ステップS2での処理と同様
に、処理部208は、表示部210の画面上に装着され
たタッチパネル209を通じて操作者の指示の内容を判
断する(ステップS6)。
【0035】判断の結果、”終了”ボタン708が押さ
れたと判断した場合には、ステップS1に戻り再びモー
ド選択画面を表示する。一方、判断の結果、いずれかの
操作ボタン702〜708が押されたと判断した場合に
は、押されたボタンに該当するホームバス機器の制御が
行われる(ステップS7)。これは、押されたボタンに
該当する操作情報が子機2から親機1に送信され、さら
に親機1がホームバス3を介してVTR5を制御するこ
とにより行われる。
【0036】操作者によって操作ボタンが押されると、
表示部210の操作画面を更新し、ホームバス機器の制
御状態を表示する。例えば、”VTRの再生”ボタン7
03が押されると、そのボタン703を点滅させる。こ
れにより、操作者は、VTR5が再生されていることを
知ることができる。これは、子機2が、親機1を介して
VTR5の制御状態を知り、表示部210に表示したも
のである。
【0037】以上、モード選択画面が表示されている状
態において(ステップS1)、操作者が”機器制御”ボ
タン503を押した場合について説明したが、モード選
択画面において(ステップS1)、操作者が”電話”ボ
タン502を押した場合には、子機2を電話機として用
いることができる。”電話”ボタン502が押された場
合には、処理部208は表示部210に電話用の操作ボ
タンを表示する(ステップS8)。図8は、表示部21
0に表示された電話用の操作ボタンの例である。
【0038】操作者は、表示部210に表示された番号
ボタン等を押すことによって外線通話をしたり、親機1
との間で親機子機間通話をしたりできる(ステップS1
0)。親機1はPHSにおける基地局としての機能を有
し、一方、子機2はPHSにおける移動局としての機能
を有している。これらの電話機としての通話機能は、P
HSにおける基本的な機能であるのでここでの説明は省
略する。
【0039】操作者は、”終了”ボタンを押してモード
選択画面(ステップS1)に戻ることができる。 <具体例>次に、子機2を用いてVTR5を制御する場
合の具体例を、情報のやりとりを中心に説明する。
【0040】図9は、操作者、子機、親機及びホームバ
ス機器における相互の情報のやりとりを示す図である。
矢印401〜419は、情報を示しており、発生順に従
ってその流れを表している。尚、図4の上部には各情報
の意味又は名称を記している。以下、情報のやりとりを
順を追って説明する。子機2の電源が投入されると、処
理部208は表示部210にモード選択画面用の画像デ
ータ901を送り、図5に示されるモード選択画面を表
示させる。
【0041】操作者が”機器制御”ボタン503を押す
と、処理部208は、タッチパネル209を通じてその
ボタン503に該当する位置情報902を得る。子機2
は、親機1にリンクチャネルの割当903を要求し、リ
ンク確立後に、さらに親機1に制御対象となるホームバ
ス機器を問い合わせる。この問い合わせは、子機2が、
予め定められた”問い合わせ”に該当するパケット情報
903を構築しデジタルデータとしてPHSの情報チャ
ネルを通じて親機1に送信することによって実現され
る。以下、親機1と子機2との情報のやりとりは、所定
のパケット情報がPHSの情報チャネルを通じて送受信
されることにより行われる。
【0042】親機1は、各ホームバス機器に対してポー
リングすることによって制御可能な状態にあるホームバ
ス機器を知る。これは、処理部108が、機器情報記憶
部110に登録されたホームバス機器について、順次ホ
ームバス3を介して接続確認のための制御命令904を
送り、ホームバス機器からの制御応答905の有無を確
認することによって実現される。
【0043】親機1は、制御可能な状態にあるホームバ
ス機器の名称906を子機2に送信する。子機2は、そ
の情報906に基づき図6に示されるような機器選択画
面907を表示部210に表示し、続いてタッチパネル
209を介して操作者が選択したホームバス機器908
を知る。
【0044】子機2は、操作者が選択したホームバス機
器の操作情報を要求する命令909を親機1に送信す
る。親機1は、その命令909を解読し、要求されたホ
ームバス機器に関する操作情報910を機器情報記憶部
110から読みだして子機2に送信する。子機2は、そ
の情報910に基づき図7に示されるような操作画面9
11を表示部210に示し、続いてタッチパネル209
を介して操作者が押した操作ボタン912を知る。
【0045】子機2は、操作者が押した操作ボタンを操
作情報913として親機1に送信する。親機1は、その
操作情報913を解読し、例えば、VTR5を再生する
指示であることを知る。親機1は、VTR5に制御命令
914を送り、例えば、VTR5の再生を開始させる。
【0046】ホームバス機器は、制御命令914を実行
した直後の自己の状態を制御応答915として親機1に
伝える。親機1は、その制御応答915と機器情報記憶
部110の操作情報に基づいて、子機2に表示させる操
作画面を更新するための機器情報916を子機2に送信
する。
【0047】子機2は、その情報910に基づき表示す
る操作画面917を更新する。例えば、図7における”
再生”ボタン703を点滅させる。操作者が、操作画面
の”終了”ボタン918を押すと、子機2は、表示部2
10にモード選択画面919を表示すると共に、親機1
にリンクチャネルの解放920を指示し、PHSの無線
チャネルを切断する。 <補足説明>以上、本発明に係るABC装置について、
実施例に基づいて説明したが、本発明はこれら実施例に
限られないことは勿論である。即ち、 (1)本実施例では、親機1における機器情報記憶部1
10は個々のホームバス機器に対応する個別のROMか
らなっているが、機器情報記憶部110に格納する機器
情報を更新する方法はこの方法に限られるものではな
い。例えば、操作ボタン112からの指示によって機器
情報を更新したり、ホームバス3を介してホームバス機
器から機器情報記憶部110にその機器に固有の操作情
報をダウンロードする方法であってもよい。 (2)本実施例では、子機2がモード選択画面を表示し
ている場合に”電話”ボタン502を押すこよによって
子機2を電話機として使うことができたが、子機2を電
話機として使う方法はこのような方法に限定されない。
例えば、外線からの着信があった場合には、自動的に子
機2を電話機モードに切り替えるものであってもよい。 (3)本実施例では、1台の親機と1台の子機によって
機器制御システムが構成されているが、1台の親機と2
台以上の子機から構成されていてもよい。親機と子機
は、それぞれPHSにおける基地局及び移動局の機能を
有しており、複数の子機から構成される機器制御システ
ムにおいては、親機及び子機の動作はPHSにおける基
地局及び移動局の動作に準じたものになる。
【0048】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本実施
例における機器制御システム6によれば、必要に応じ
て、子機2を携帯電話機として用いたりホームバス機器
のリモコンとして用いたりすることができる。従って、
操作者は、複数のリモコンと携帯電話機を常に携帯して
いなくとも、1台の子機2さえ携帯していれば、家庭内
の複数の機器を操作することも電話による通話を行うこ
ともでき、大変便利である。
【0049】また、家庭内の機器が設置されている部屋
に限定されることなく、たとえ戸外に居る場合であって
も、一定の範囲であればその場所から家庭内の機器を遠
隔操作することができる。さらに、子機2には表示部2
10が備えられ、表示部210に表示された操作パネル
を指でタッチすることによって、電話番号を入力したり
ホームバス機器の操作をすることができるので、操作が
簡単である。
【0050】尚、子機2は、PHSにおける移動局とし
ての機能を有しているので、他の親機1に対しても共通
にホームバス機器のリモコンとして機能することができ
る。従って、子機2を隣の家で使用することによって、
その家に設置されたホームバス機器の制御を行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る実施例における機器制御
システムの構成を説明するための図である。
【図2】図2は、親機1の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】図3は、子機2の構成を示すブロック図であ
る。
【図4】図4は、子機2の動作手順を示すフローチャー
トである。
【図5】図5は、表示部210に表示されたモード選択
画面の例である。
【図6】図6は、表示部210に表示された機器選択画
面の例である。
【図7】図7は、表示部210に表示された操作画面の
例である。
【図8】図8は、表示部210に表示された電話用の操
作ボタンの例である。
【図9】図9は、操作者、子機、親機及びホームバス機
器における相互の情報のやりとりを示す図である。
【符号の説明】
1 親機 2 子機 6 機器制御システム 108 処理部 109 ホームバス通信部 110 機器情報記憶部 113 電話部 114 制御部 208 処理部 209 タッチパネル 210 表示部 211 電話部 212 制御部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホームバスに接続された機器を制御する
    機器制御システムであって、 前記ホームバスを介して前記機器の制御をする親機と、 前記親機との無線通信により前記機器を制御するための
    指示を与える子機とから構成され、 前記親機は、 電話回線に接続され、無線電話システムにおける基地局
    として機能する電話手段と、 ホームバスを介して前記機器と制御情報の送受信をする
    ホームバス通信手段と、 前記機器を制御するための情報を記憶している機器情報
    記憶手段と、 前記子機から送られてくる信号を解読することによっ
    て、前記子機を電話として用いるか機器制御として用い
    るかの判断をするモード判断手段と、 前記モード判断手段により前記子機を電話として用いる
    と判断した場合に前記電話手段を動作させる電話起動手
    段、 前記モード判断手段により前記子機を機器制御として用
    いると判断した場合に、前記信号から操作情報を検出す
    る操作情報検出手段と、 検出した操作情報に基づいて、前記子機で表示すべき機
    器情報を前記機器情報記憶手段から読み出して前記子機
    に送信する機器情報送信手段と、 検出した操作情報に基づいて、前記ホームバス通信手段
    を介して前記機器を制御する機器制御手段とからなり、 前記子機は、 無線電話システムにおける移動局として機能する電話手
    段と、 前記親機から送信されてくる機器情報を受信する機器情
    報受信手段と、 受信した機器情報に従って操作画面を表示する表示手段
    と、 操作者が行う入力操作を受け付ける入力手段と、 入力操作に基づく操作情報を前記親機に送信する操作情
    報送信手段とからなる。
  2. 【請求項2】 前記入力手段は、前記表示手段の表面に
    装着され、操作者が押圧した位置を検出するタッチパネ
    ルであることを特徴とする請求項1記載の機器制御シス
    テム。
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