JPH0825098A - プレス装置 - Google Patents

プレス装置

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JPH0825098A
JPH0825098A JP16158294A JP16158294A JPH0825098A JP H0825098 A JPH0825098 A JP H0825098A JP 16158294 A JP16158294 A JP 16158294A JP 16158294 A JP16158294 A JP 16158294A JP H0825098 A JPH0825098 A JP H0825098A
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JP
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lower die
bolster
die
cylinder
rod
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JP16158294A
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English (en)
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Mutsumi Takasugi
睦美 高杉
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MA Foil Co Ltd
MA Aluminum Corp
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Mitsubishi Aluminum Co Ltd
MA Foil Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/04Frames; Guides

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)
  • Press Drives And Press Lines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 下金型が一次加工下金型と二次加工下金型に
より構成されると共に該二次加工下金型がその下方から
駆動されるように構成されたプレス装置において、金型
交換を容易に行うことができるプレス装置を提供する。 【構成】 フレーム1のプレスルーム2内に上、下金型
3、4を配置し、該上、下金型3、4間のワークに対し
て、一次、二次加工をなすプレス装置において、ボルス
タ26および補強板27には、下金型4、連結ロッド
8、押上げロッド11およびシリンダ7を一体的にプレ
ス装置の内外間で通過可能とするように、それぞれ切欠
部26aおよび凹部27aが形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばアルミニウム箔
鍋をプレス加工する際に使用されるプレス装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】アルミニウム箔をプレス加工することに
より製作されたアルミニウム箔鍋は、うどん、そば等の
食品用容器として近年よく利用されている。このような
アルミニウム箔鍋を製作する場合には、プレス加工を2
段階で行う必要がある。すなわち、アルミニウム箔から
鍋の外形を成形する成形加工とアルミニウム箔端部を丸
めるカール加工である。通常、これら2段階のプレス加
工は、プレス装置の上、下金型をそれぞれ一次、二次加
工金型で構成した一台のプレス装置により行われる。
【0003】この種のプレス装置の一例について図7な
いし10により説明する。図7において、符号1はフレ
ームであり、フレーム1のプレスルーム2内には上下に
対向して上金型3、下金型4が配置されている。上金型
3は、プレスルーム2の上部において上下方向に駆動さ
れるラム5に取り付けられている。下金型4は、プレス
ルーム2の下部においてボルスタ6の上面側に取り付け
られている。ボルスタ6の下方にはシリンダ7が配置さ
れ、該シリンダ7は連結ロッド8により前記下金型4と
上下相対位置移動不可能に連結されている。シリンダ7
のピストンロッド9にはロッド支持台10が固定されて
おり、ロッド支持台10には前記ピストンロッド9と平
行に押上げロッド11が取り付けられている。押上げロ
ッド11は、ボルスタ6の上下間を移動自在に支持され
ており、シリンダ7の動作により上下動される。
【0004】一方、フレーム1の下部をなす基台部12
は、平面視コ字状の断面をもって上下方向に延在する壁
部によって構成されている。ボルスタ6は基台部12上
面に載置固定されることにより、前記フレーム1に固定
されている。基台部12のプレス装置前面側に位置する
前記コ字状の断面形状における開口部側には、壁部両端
13、13間にわたって帯状の補強板14がボルト14
a、14aにより固定されている。
【0005】次に、上、下金型3、4の構成について図
8を用いて説明する。図は上金型3が圧下され、被加工
体であるワーク15に一次成形加工が施された直後の様
子を示している。図において上金型3は、一次加工上金
型16および二次加工上金型17より構成されている。
下金型4は、一次加工下金型18、二次加工下金型19
および台座20から構成されており、前記ボルスタ6の
上面に載置固定されている。前記押上げロッド11は、
ボルスタ6および台座20に設けられた孔部21、20
aを貫通して配置されている。二次加工下金型19は、
押上げロッド11の上下動に伴って一次加工下金型18
に対して上下動自在とされている。
【0006】また、ボルスタ6の構成について図9、1
0を用いて説明する。図において、ボルスタ6は厚手の
鋼板に孔部21ないし24が形成された構成とされてい
る。孔部21は、前記押上げロッド11を挿通させる貫
通口であり、孔部22は、前記連結ロッド8を挿通させ
る貫通口である。孔部23は、前記台座20を該ボルス
タ6に固定するための図示していないボルトの取り付け
口である。孔部24は、該ボルスタ6を前記フレーム1
の基台部12に固定するための図示していないボルトの
取り付け口である。
【0007】上記のプレス装置を用いてアルミニウム箔
鍋のプレス加工を行うには、ワークであるアルミニウム
箔15を下金型4上に載置した後、上金型3を圧下させ
ることにより、上金型3と一次加工下金型19との間に
おいて一次加工である鍋の外形を成形する成形加工を行
う。図8はこの時点での各部の位置関係を示している。
次に、二次加工であるアルミニウム箔15の端部25を
丸めるカール加工を行う。カール加工は、図8の状態か
らシリンダ7を駆動し、押上げロッド11を介して二次
加工下金型19およびに該二次加工下金型19に当接し
ている二次加工上金型17を上昇させる。該二次加工
上、下金型17、19の上昇に伴って、アルミニウム箔
15の端部25は二次加工上、下金型17、19に設け
られた湾曲面17a、19aに沿うようにして丸められ
る。このようにして、アルミニウム箔鍋のプレス加工を
行うことができる。
【0008】ところで、上記のプレス装置において金型
交換を行うには、上金型3の交換については、プレスル
ーム2の前面が開口していることから、ラム5との結合
を解除することにより容易に行うことができる。一方、
下金型4の取り外しの際は、ボルスタ6が、連結ロッド
8および押上げロッド11をそれぞれ孔部22および2
1に貫通させた状態で下金型4とシリンダ7の間に存在
するため、これらの連結ロッド8および押上げロッド1
1をそれぞれ孔部22および21から取り除く必要があ
る。すなわち、下金型4の取り外しは、下金型4を該下
金型4が載置固定されているボルスタ6から取り外すだ
けでは行えず、下金型4とボルスタ6の結合解除に加え
て下金型4とシリンダ7の結合をも解除する必要があ
る。また、下金型4の取り付けの際は、まず、新たに取
り付けるべき下金型4とシリンダ7とを連結ロッド8、
押上げロッド11がそれぞれボルスタ6の孔部22、2
1を貫通させた状態で結合させ、次に、下金型4をフォ
ークリフトを用いて持ち上げた状態で、押上げロッド1
1の二次加工下金型19に対する位置合わせを行った
後、フォークリフトを引き抜き下金型4を固定する。以
上の取り外しおよび取り付け作業を行って下金型4の交
換が完了することとなる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のプレス装置
においては、上述のように、下金型4の交換作業は複雑
な作業工程を経るという問題点があった。また、押上げ
ロッド11の位置調整は、下金型4を交換するたびごと
に二次加工下金型19の位置に合わせて必ず行う必要が
あり、押上げロッド11を適宜上下させながらフォーク
リフトにより下金型4を持ち上げてボルスタ6との間に
できた間隙に作業者が手を挿入し行うこととなるため、
作業者にとって危険な作業であるという問題点があっ
た。また、この危険性を回避するために、ボルスタ6を
該ボルスタ6が載置固定されているフレーム1の基台部
12から取り外すことにより、下金型4、ボルスタ6お
よびシリンダ7が結合された状態のまま全体を取り外
し、別の場所で下金型4の交換および押上げロッド11
の調整を行い、下金型4、ボルスタ6およびシリンダ7
を結合した後、全体をプレス装置に取り付けるという方
法をとることもできるが、この場合には重量物を扱うこ
ととなり、作業労力上の問題点が発生し、十分な解決策
とはなっていない。
【0010】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、下金型が一次加工下金型と二次加工下金型により構
成されると共に該二次加工下金型がその下方から駆動さ
れるように構成されたプレス装置において、金型交換を
容易に行うことができるプレス装置を提供することを目
的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明においては、上記
課題を解決するため、以下の構成を採用した。すなわ
ち、請求項1記載のプレス装置においては、フレームの
プレスルーム内に上下に対向して配置された上金型、下
金型と、該フレームに固定され、その上面側に前記下金
型が取り付けられたボルスタと、該ボルスタの下方に配
置され、連結ロッドにより前記下金型と上下相対位置移
動不可能に連結されたシリンダと、該ボルスタの上下間
を移動自在に支持され、前記シリンダにより上下動され
る押上げロッドとを備えてなり、前記下金型が、一次加
工下金型とこの一次加工下金型に対して上下動自在な二
次加工下金型とにより構成され、前記上金型と下金型と
の間に配置したワークに対して、該上金型を圧下させて
前記一次加工下金型との間で一次加工をなし、前記シリ
ンダにより前記押上げロッドを介し前記二次加工下金型
を上昇させて前記上金型との間で二次加工をなすプレス
装置において、前記フレームおよびボルスタは、前記下
金型、連結ロッド、押上げロッドおよびシリンダを一体
的にプレス装置の内外間で通過可能とするように、前記
ボルスタの、前記連結ロッドおよび押上げロッドの位置
する部分がプレス装置前面側へ開口する切欠部とされ、
前記フレームの、前記下金型、連結ロッド、押上げロッ
ドおよびシリンダの位置する部分がプレス装置前面側へ
開口する空所とされていることを特徴としている。
【0012】また、請求項2記載のプレス装置において
は、請求項1記載のプレス装置において、前記フレーム
は、前記ボルスタの固定される基台部が平面視コ字状の
断面をもって上下方向に延在する壁部によって構成さ
れ、該基台部のプレス装置前面側に位置する開口部側に
は前記壁部両端間にわたって補強板が固定されてなり、
該補強板には前記空所を構成する凹部が形成されている
ことを特徴としている。
【0013】また、請求項3記載のプレス装置において
は、請求項1または2記載のプレス装置において、前記
ボルスタの下面側には、前記切欠部を囲む部分を肉厚と
する凸部が形成されていることを特徴としている。
【0014】
【作用】請求項1記載のプレス装置においては、下金型
の取り外しの際、まず、下金型と該下金型が載置固定さ
れているボルスタとの結合を解除する。次に、下金型お
よびシリンダの係合体を一体的にプレス装置前面側へ引
き出す。この作業は、ボルスタおよびフレームには、前
記下金型、連結ロッド、押上げロッドおよびシリンダを
一体的にプレス装置の内外間で通過可能とするように、
切欠部および空所が設けられているため自在に行うこと
ができる。したがって、下金型の取り外しを容易に行う
ことができる。また、下金型の取り付けは、新たに取り
付けるべき下金型とシリンダを結合し、押上げロッドの
位置調整を行った後、下金型およびシリンダの係合体を
一体的にプレス装置前面側から挿入し、下金型をボルス
タ上面に載置固定することにより行う。該挿入は、ボル
スタおよびフレームに前記切欠部および空所が設けられ
ているため自在に行うことができる。上金型について
は、従来と同様に容易に交換ができるため、よって、容
易に金型交換を行うことができる。
【0015】また、請求項2記載のプレス装置において
は、上金型を圧下し一次加工を行う際、平面視コ字状断
面をもって上下方向に延在する壁部によって構成される
フレームの基台部には、前記コ字状断面における開口部
を押し広げる向きに力がかかる。この時、該基台部のプ
レス装置前面側に位置する開口部側には前記壁部両端間
にわたって補強板が固定されているため、前記基台部の
変形を防止することができる。かつ、また、補強板に
は、下金型、連結ロッド、押上げロッドおよびシリンダ
を一体的にプレス装置の内外間で通過可能とするよう
に、これらが位置する部分にプレス装置前面側へ開口す
る凹部が形成されているため、金型交換を容易に行うこ
とができる。
【0016】また、請求項3記載のプレス装置において
は、ボルスタの下面側には、凸部が形成されており、前
記切欠部を囲む部分が肉厚とされている。したがって、
ボルスタには切欠部が形成されているが、下金型の支持
強度を低下させることはなく、下金型を確実に支持する
ことができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例について説明する。
本発明のプレス装置の一実施例を図1、2および3によ
り説明する。なお、これらの図において、それぞれ図
7、9および10と同一部分については同一符号を付
し、その説明を省略する。図1が図7と相違する点は、
ボルスタ26および補強板27の形状のみであり、他は
同一構成である。図2、3に示すボルスタ26には、下
金型4、連結ロッド8、押上げロッド11およびシリン
ダ7を一体的にプレス装置の内外間で通過可能とするよ
うに、前記連結ロッド8および押上げロッド11の位置
する部分にプレス装置前面側へ開口する切欠部26aが
形成されている。また、補強板27は、その中央部がコ
字状の壁部とされたものであって、前記下金型4、連結
ロッド8、押上げロッド11およびシリンダ7を一体的
にプレス装置の内外間で通過可能とするように、該補強
板27の下金型4、連結ロッド8、押上げロッド11お
よびシリンダ7の位置する部分がプレス装置前面側へ開
口する凹部27aとされており、フレーム1の基台部1
2の壁部両端13、13間にわたってボルト27b、2
7bにより固定されている。
【0018】本実施例のプレス装置を用いて、例えばア
ルミニウム箔鍋のプレス加工を行うには、従来例とまっ
たく同様の手順で行うことができる。
【0019】ところで、図1に示すプレス装置において
金型交換を行うには、上金型3の交換については、従来
と同様の方法で容易に行うことができる。下金型4の交
換については、下金型4の取り外しの際、まず、下金型
4と該下金型4が載置固定されているボルスタ26との
結合を解除し、次に、下金型4、連結ロッド8、押上げ
ロッド11およびシリンダ7の係合体を一体的にプレス
装置前面側へ引き出す。この作業は、ボルスタ26およ
び補強板27には、下金型4、連結ロッド8、押上げロ
ッド11およびシリンダ7を一体的にプレス装置の内外
間で通過可能とするように、前記ボルスタ26の、前記
連結ロッド8および押上げロッド11の位置する部分が
プレス装置前面側へ開口する切欠部26aとされ、前記
補強板27の前記下金型4、連結ロッド8、押上げロッ
ド11およびシリンダ7の位置する部分がプレス装置前
面側へ開口する凹部27aが設けられているため自在に
行うことができる。したがって、下金型4の取り外しを
容易に行うことができる。また、下金型4の取り付け
は、新たに取り付けるべき下金型4とシリンダ7を予め
連結ロッド8により結合し、押上げロッド11の位置調
整を行った後、下金型4、連結ロッド8、押上げロッド
11およびシリンダ7を一体的にプレス装置前面側から
挿入し、下金型4をボルスタ26の上面に載置固定する
ことにより行う。該挿入は、ボルスタ26および補強板
27に前記切欠部26aおよび前記凹部27aが設けら
れているため自在に行うことができる。したがって、下
金型4の取り付けを容易に行うことができる。よって、
容易に上、下金型3、4の交換を行うことができる。
【0020】上記の実施例においては、補強板27とし
て図1に示す形状のものを使用したが、これに代えて、
図4に示す補強板28を使用しても良い。補強板28
は、矩形状の板体に前記凹部27aに対応する凹部28
aを形成したものであって、フレーム1の基台部12の
壁部両端13、13間にわたってボルト28b、28
b、‥により固定されている。この時、金型交換を容易
に行い得ることは上記実施例と同様である。
【0021】また、上記の実施例においては、ボルスタ
26として図2、3に示す形状のものを使用したが、こ
れに代えて、図5、6に示すボルスタ29を使用しても
良い。ボルスタ29には、前記切欠部27aと同様の切
欠部29aが形成されており、さらに凸部30が該ボル
スタ29の下面側に前記切欠部29aを囲む部分を肉厚
とするように形成されている。したがって、切欠部29
aが形成されていても、下金型4の支持強度を十分に得
ることができ、ボルスタ29により下金型4を確実に支
持することができる。
【0022】なお、上記の実施例においては、アルミニ
ウム箔鍋を製作するプレス装置について説明したが、本
発明のプレス装置はこれに限定するものではない。ま
た、ボルスタ26および29の形状としてそれぞれ図
2、3および図5、6に、補強板27および28の形状
としてそれぞれ図1および図4に例示を行ったが、本発
明はこれらの形状に限定するものではなく、下金型4、
連結ロッド8、押上げロッド11およびシリンダ7を一
体的にプレス装置の内外間で通過可能とする切欠部26
a、29aあるいは凹部27a、28aを有していれ
ば、本発明におけるボルスタ26、29あるいは補強板
27、28として使用することができる。
【0023】
【発明の効果】請求項1記載のプレス装置によれば、ボ
ルスタおよびフレームに、下金型、連結ロッド、押上げ
ロッドおよびシリンダを一体的にプレス装置の内外間で
通過可能とするように、切欠部および空所が設けられて
いることから、下金型の取り外しは、下金型とボルス
タとの結合解除、下金型、連結ロッド、押上げロッド
およびシリンダの一体的なプレス装置前面側への引き出
しという手順で容易に行うことができる。また、ボルス
タおよびフレームに、前記切欠部および空所が設けられ
ていることから、下金型の取り付けは、新たに取り付
けるべき下金型とシリンダの結合、押上げロッドの位
置調整、下金型、連結ロッド、押上げロッドおよびシ
リンダの一体的なプレス装置前面側からの挿入、下金
型のボルスタへの固定という手順で容易に行うことがで
きる。したがって、金型の交換を容易に行うことができ
る。
【0024】また、請求項2記載のプレス装置によれ
ば、基台部のプレス装置前面側に位置する開口部側には
該基台部を構成する壁部両端間にわたって補強板が固定
されているため、上金型を圧下し一次加工を行う際、フ
レームの基台部にかかる開口部を押し広げる向きの力に
よる該基台部の変形を防止することができる。かつ、ま
た、補強板には、下金型、連結ロッド、押上げロッドお
よびシリンダを一体的にプレス装置の内外間で通過可能
とするように、これらが位置する部分にプレス装置前面
側へ開口する凹部が形成されているため、金型交換を容
易に行うことができる。
【0025】また、請求項3記載のプレス装置によれ
ば、ボルスタの下面側には、凸部が形成されており、前
記切欠部を囲む部分が肉厚とされている。したがって、
ボルスタに切欠部が形成されていても、下金型の支持強
度を十分に得ることができ、下金型の支持を確実に行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプレス装置の一実施例を示す正面図で
ある。
【図2】図1におけるボルスタを示す平面図である。
【図3】図2に示すボルスタの正面図である。
【図4】本発明のプレス装置の他の実施例における補強
板を示す正面図である。
【図5】本発明のプレス装置の他の実施例におけるボル
スタを示す平面図である。
【図6】図5に示すボルスタの正面図である。
【図7】プレス装置の従来例を示す正面図である。
【図8】図7に示すプレス装置の主要部を示す断面図で
ある。
【図9】図7におけるボルスタを示す平面図である。
【図10】図9に示すボルスタの正面図である。
【符号の説明】
1 フレーム 2 プレスルーム 3 上金型 4 下金型 7 シリンダ 8 連結ロッド 11 押上げロッド 12 基台部 13 壁部端部 15 ワーク 16 一次加工上金型 17 二次加工上金型 18 一次加工下金型 19 二次加工下金型 26 ボルスタ 26a 切欠部 27 補強板 27a 凹部 28 補強板 28a 凹部 29 ボルスタ 29a 切欠部 30 凸部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームのプレスルーム内に上下に対向
    して配置された上金型、下金型と、 該フレームに固定され、その上面側に前記下金型が取り
    付けられたボルスタと、 該ボルスタの下方に配置され、連結ロッドにより前記下
    金型と上下相対位置移動不可能に連結されたシリンダ
    と、 該ボルスタの上下間を移動自在に支持され、前記シリン
    ダにより上下動される押上げロッドとを備えてなり、 前記下金型が、一次加工下金型とこの一次加工下金型に
    対して上下動自在な二次加工下金型とにより構成され、
    前記上金型と下金型との間に配置したワークに対して、
    該上金型を圧下させて前記一次加工下金型との間で一次
    加工をなし、前記シリンダにより前記押上げロッドを介
    し前記二次加工下金型を上昇させて前記上金型との間で
    二次加工をなすプレス装置において、 前記フレームおよびボルスタは、前記下金型、連結ロッ
    ド、押上げロッドおよびシリンダを一体的にプレス装置
    の内外間で通過可能とするように、前記ボルスタの、前
    記連結ロッドおよび押上げロッドの位置する部分がプレ
    ス装置前面側へ開口する切欠部とされ、前記フレーム
    の、前記下金型、連結ロッド、押上げロッドおよびシリ
    ンダの位置する部分がプレス装置前面側へ開口する空所
    とされていることを特徴とするプレス装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のプレス装置において、前
    記フレームは、前記ボルスタの固定される基台部が平面
    視コ字状の断面をもって上下方向に延在する壁部によっ
    て構成され、該基台部のプレス装置前面側に位置する開
    口部側には前記壁部両端間にわたって補強板が固定され
    てなり、該補強板には前記空所を構成する凹部が形成さ
    れていることを特徴とするプレス装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のプレス装置にお
    いて、前記ボルスタの下面側には、前記切欠部を囲む部
    分を肉厚とする凸部が形成されていることを特徴とする
    プレス装置。
JP16158294A 1994-07-13 1994-07-13 プレス装置 Withdrawn JPH0825098A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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