JPH08250918A - アンテナ構造 - Google Patents

アンテナ構造

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JPH08250918A
JPH08250918A JP8328395A JP8328395A JPH08250918A JP H08250918 A JPH08250918 A JP H08250918A JP 8328395 A JP8328395 A JP 8328395A JP 8328395 A JP8328395 A JP 8328395A JP H08250918 A JPH08250918 A JP H08250918A
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JP
Japan
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antenna
pattern
antenna structure
switch
substrate
Prior art date
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Pending
Application number
JP8328395A
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English (en)
Inventor
Shigeru Kato
茂 加藤
Toshikazu Sawai
俊和 沢井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 エポキシ等の方形状の硬質の基板4上に、そ
の周囲の三辺部に沿うようにして、アンテナパタ−ン5
が略ル−プ状に形成されている。このアンテナパタ−ン
5のル−プ状内に櫛刃状のスイッチパタ−ン6、6、6
が形成されている。 【効果】 一つの基板上にアンテナパタ−ンおよびスイ
ッチパタ−ンを有しているため、アンテナ構造部をスイ
ッチ構造部と兼用でき、アンテナ構造とスイッチ構造の
両方を備えた極めて実装スペ−スの小さいアンテナ構造
が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基板上にアンテナとし
て利用できる配線パタ−ンを形成したアンテナ構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、図6に示されるようにペ
−ジャ−等の電子機器に収納される基板1aに、金属板
による枠状のル−プタイプのアンテナ1bを取り付けた
ものが知られている。この基板1aには、図示はされて
いないが、各種スイッチ操作を行い電子機器の作動を行
うためのスイッチパタ−ンが形成されている。また、カ
−ド型ペ−ジャ−等の電子機器には、図7に示されるよ
うな金属板によるフラットタイプのアンテナ2が実装さ
れている。これらのアンテナ1b、2は、銅や鉄等の金
属によって構成されており、その表面にメッキや塗装が
施されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
アンテナ1b、2には、落下時等に衝撃によって変形を
生じさせることのないよう一定以上の機械的強度を持た
せる必要があった。そのため、アンテナを構成する金属
の板厚、板幅等を軽薄化することが困難であった。な
お、通常ル−プタイプのアンテナの板厚、板幅はそれぞ
れ0.5mm、1.5mm程度である。また、アンテナ
を設計する過程において、アンテナの電波の送受信機能
が十分に発揮されない場合には、アンテナの板厚を厚く
するなどアンテナの大きさを大きくする必要があった。
その際、アンテナを製作する金型の改造を行わなければ
ならず、アンテナの設計に要する時間と費用は極めて大
きなものとなっていた。更に、従来はアンテナとは別個
に各種操作用のスイッチ部材を設けており、従って、ア
ンテナおよびスイッチ部材の実装スペ−スは極めて大き
なものとなっていた。本発明の課題は、上記従来の問題
点を解決し、一つの基板上にアンテナパタ−ンおよびス
イッチパタ−ンを有する極めて実装スペ−スの小さいア
ンテナ構造を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1のアンテナ構造
は、略ル−プ状に形成されたアンテナパタ−ンと、この
アンテナパタ−ンのル−プ状内に形成されたスイッチパ
タ−ンとを基板上に有することを特徴とするものであ
る。
【0005】請求項2のアンテナ構造は、請求項1にお
いて、前記基板は可撓性を有するフレキシブル基板であ
ることを特徴とするものである。
【0006】請求項3のアンテナ構造は、請求項2にお
いて、前記フレキシブル基板に重ねる押え板を設けたこ
とを特徴とするものである。
【0007】
【作用】請求項1のアンテナ構造においては、略ル−プ
状に形成されたアンテナパタ−ンと、このアンテナパタ
−ンのル−プ状内に形成されたスイッチパタ−ンとを基
板上に有するため、アンテナ構造部をスイッチ構造部と
兼用でき、アンテナ構造とスイッチ構造の両方を備えた
極めて実装スペ−スの小さいアンテナ構造が得られる。
【0008】請求項2のアンテナ構造においては、請求
項1において、基板が可撓性を有するフレキシブル基板
であるため、アンテナ構造は極めて軽薄化されたものと
なる。また、任意に基板を折曲げたり、撓ませることが
できるため、本発明のアンテナ構造を利用すれば、電子
機器において設計の自由度を著しく向上させることがで
きる。
【0009】請求項3のアンテナ構造においては、請求
項2において、フレキシブル基板に重ねる押え板が設け
られているため、 フレキシブル基板は押え板によって
保持され、フレキシブル基板へのスイッチングの動作に
よってフレキシブル基板が不必要に変形することがな
い。
【0010】
【実施例】
[第1実施例]以下、図面を参照して第1実施例につい
て説明する。図1〜図3は本発明の第1実施例に係わる
アンテナ構造を示すものであり、図1はアンテナパタ−
ンとスイッチパタ−ンとを基板上に有するアンテナ構造
を示す斜視図、図2は図1のアンテナ構造部を有する基
板を示す正面図、図3は図2の基板と板ばねとの関係を
示す側面図である。
【0011】エポキシ系あるいはフェノ−ル系等の方形
状の硬質の基板4の外側の面上に、その周囲の三辺部に
沿うようにして、アンテナパタ−ン5が略ル−プ状に形
成されている。このアンテナパタ−ン5のル−プ状内に
複数(本実施例では3個)の櫛刃状のスイッチパタ−ン
6、6、6が形成されている。
【0012】これらアンテナパタ−ン5およびスイッチ
パタ−ン6、6、6は、エッチング等の適宜の方法によ
って基板上にそれぞれ形成されている。アンテナパタ−
ン5の端部に電極5a、5bが設けられている。
【0013】スイッチパタ−ン6、6、6の表面には、
ド−ム状の金属製の板ばね12、12、12がスイッチ
パタ−ン6、6、6と非接触状態で設けられている。こ
のスイッチパタ−ン6、6、6の端部に電極6a、6
b、6c、6dが設けられている。これらの電極6a、
6b、6c、6dは本体側のプリント基板7上に形成さ
れた図示されていない回路パタ−ンと電極7a、7b、
7c、7dによってそれぞれ半田づけ等の手段で接続さ
れる。また、前記アンテナパタ−ン5の端部の電極5
a、5bは本体側のプリント基板7上に形成された図示
されていない回路パタ−ンと電極7e、7fによってそ
れぞれ半田づけ等の手段で接続される。
【0014】前記板ばね12、12、12は、接着剤が
塗布されたプラスチックフィルム13を用いて基板4上
に張り合わされている。プラスチックフィルム13の表
面から板ばね12、12、12を押すことにより、板ば
ね12、12、12は硬質基板4上に形成されたスイッ
チパタ−ン6、6、6と電気的に接続状態となる。これ
ら板ばね12、12、12が押されていない状態では、
板ばね12、12、12は硬質基板4上に形成されたス
イッチパタ−ン6、6、6と電気的に接続されない状態
となっている。
【0015】このように構成されたアンテナ構造におい
ては、略ル−プ状に形成されたアンテナパタ−ン5と、
このアンテナパタ−ン5のル−プ状内に形成されたスイ
ッチパタ−ン6、6、6とを硬質基板4上に有するた
め、アンテナ構造部とスイッチ構造部を兼用でき、アン
テナ構造とスイッチ構造の両方を備えた極めて実装スペ
−スの小さいアンテナ構造が得られる。
【0016】[第2実施例]図4、5は本発明の第2実
施例に係わるアンテナ構造を示すものであり、図4はア
ンテナパタ−ンとスイッチパタ−ンとをフレキシブル基
板上に有するアンテナ構造を示す斜視図、図5は図4の
アンテナ構造部を有する基板と板ばねおよび押え板との
関係を示す側面図である。
【0017】本実施例においては、方形状のポリイミド
あるいはポリエステル等の可撓性を有するフレキシブル
基板8の外側の面上に、その周囲の三辺部に沿うように
して、アンテナパタ−ン5が略ル−プ状に形成されてい
る。このアンテナパタ−ン5のル−プ状内に複数(本実
施例では3個)の櫛刃状のスイッチパタ−ン6、6、6
が形成されている。これらアンテナパタ−ン5およびス
イッチパタ−ン6、6、6は、エッチング等の適宜の方
法によってフレキシブル基板8上にそれぞれ形成されて
いる。
【0018】アンテナパタ−ン5の端部には電極5a,
5bが設けられている。スイッチパタ−ン6、6、6の
端部には電極6a、6b、6c、6dが設けられてい
る。このアンテナパタ−ン5およびスイッチパタ−ン
6、6、6が形成されたフレキシブル基板8の内側(即
ち、アンテナパタ−ン5およびスイッチパタ−ン6、
6、6が形成されていない側)に押え板11が重ね合わ
されている。
【0019】その他の構成は第1実施例のアンテナ構造
と同一でありその説明を省略する。
【0020】このように構成された第2実施例のアンテ
ナ構造においては、基板が可撓性を有するフレキシブル
基板8であるため、アンテナ構造は極めて軽薄化された
ものとなる。また、任意に基板8を折曲げたり、撓ませ
ることができるため、本第2実施例のアンテナ構造を利
用すれば、電子機器において設計の自由度を著しく向上
させることができる。
【0021】更に、フレキシブル基板8に重ねる押え板
11が設けられているため、 フレキシブル基板8は押
え板11によって保持され、フレキシブル基板8へのス
イッチングの動作によってフレキシブル基板11が不必
要に変形することがない。
【0022】本第2実施例においては、ポリイミドある
いはポリエステル等の可撓性を有するフレキシブル基板
8上に、アンテナパタ−ン5が、エッチング等の適宜の
手段で形成されているが、フレキシブル基板8とは別の
フレキシブル基板上にアンテナパタ−ン5を形成してお
き、これをフレキシブル基板8上に接着剤あるいは両面
テ−プ等で張り付け等してもよい。
【0023】
【発明の効果】請求項1のアンテナ構造においては、ア
ンテナ構造部をスイッチ構造部と兼用でき、アンテナ構
造とスイッチ構造の両方を備えた極めて実装スペ−スの
小さいアンテナ構造が得られる。
【0024】請求項2のアンテナ構造においては、アン
テナ構造は極めて軽薄化されたものとなる。また、任意
に基板を折曲げたり、撓ませることができるため、本発
明のアンテナ構造を利用すれば、電子機器において設計
の自由度を著しく向上させることができる。
【0025】請求項3のアンテナ構造においては、 フ
レキシブル基板は押え板によって保持され、フレキシブ
ル基板へのスイッチングの動作によってフレキシブル基
板が不必要に変形することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係わるアンテナ構造を示
す斜視図である。
【図2】図1のアンテナ構造部を有する基板を示す正面
図である。
【図3】図2の基板と板ばねとの関係を示す側面図であ
る。
【図4】本発明の第2実施例に係わるアンテナ構造を示
す斜視図である。
【図5】図4のアンテナ構造部を有する基板と板ばねお
よび押え板との関係を示す側面図である。
【図6】従来例の枠状のアンテナが回路基板に取付けら
れた状態を示す斜視図である。
【図7】別の従来例のフラットタイプのアンテナを示す
斜視図である。
【符号の説明】
4 硬質基板 5 アンテナパタ−ン 6 スイッチパタ−ン 7 本体側のプリント基板 8 フレキシブル基板 11 押え板 12 板ばね

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略ル−プ状に形成されたアンテナパタ−
    ンと、 このアンテナパタ−ンのル−プ状内に形成されたスイッ
    チパタ−ンとを基板上に有することを特徴とするアンテ
    ナ構造。
  2. 【請求項2】 前記基板は可撓性を有するフレキシブル
    基板であることを特徴とする請求項1記載のアンテナ構
    造。
  3. 【請求項3】 前記フレキシブル基板に重ねる押え板を
    設けたことを特徴とする請求項2記載のアンテナ構造。
JP8328395A 1995-03-14 1995-03-14 アンテナ構造 Pending JPH08250918A (ja)

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JP8328395A JPH08250918A (ja) 1995-03-14 1995-03-14 アンテナ構造

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005348330A (ja) * 2004-06-07 2005-12-15 Casio Comput Co Ltd 無線モジュール及び電子機器
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KR20220112620A (ko) * 2021-02-04 2022-08-11 울산과학기술원 크기 제어가 가능한 갭을 갖는 플렉서블-제로갭 기판, 이의 제조 방법, 및 이의 용도

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