JPH08250869A - 表示操作盤付電子装置 - Google Patents

表示操作盤付電子装置

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Publication number
JPH08250869A
JPH08250869A JP4811995A JP4811995A JPH08250869A JP H08250869 A JPH08250869 A JP H08250869A JP 4811995 A JP4811995 A JP 4811995A JP 4811995 A JP4811995 A JP 4811995A JP H08250869 A JPH08250869 A JP H08250869A
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JP
Japan
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operation panel
display
wiring board
printed wiring
housing
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Withdrawn
Application number
JP4811995A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Nagano
哲男 永野
Keitaro Hara
啓太郎 原
Eiichi Senba
栄一 仙波
Takahiro Hosoi
孝浩 細井
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 筺体にプリント配線板と表示操作盤とを収容
した表示操作盤付電子装置に関し、表示操作盤が汎用性
に富んで低コストであり、且つ薄型化が推進された装置
を提供する。 【構成】 筺体10内に収容装着されるプリント配線板20
と、プリント配線板20の前後方向の側縁に平行するよう
プリント配線板2の下面又は上面に対向して搭載する左
右一対のガイドレール60と、ケーブルを介してプリント
配線板20に接続され左右の側縁をガイドレール60に挿入
することで筺体10に挿抜自在に収納される表示操作盤40
と、表示操作盤40を挿抜する窓51を有し筺体10の前面開
口を塞ぐよう筺体10に装着される前面カバー50とを備
え、表示操作盤40は、表示部41及び操作部42が上面に実
装され、前端面に表示灯43が実装されたものとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント配線板と表示
操作盤とを筺体に収容した表示操作盤付電子装置に関す
る。
【0002】近年の卓上通信機器等の電子装置には、1
枚のプリント配線板に高密度に電子部品を実装して所定
の回路を構成し、さらに表示操作盤を収容して装置の機
能の設定・障害内容の検索を実施する表示操作盤付電子
装置が使用されている。
【0003】このような表示操作盤付電子装置には、他
の電子装置と同様に低コストのことが要求される。
【0004】
【従来の技術】従来の表示操作盤付電子装置を図6に示
す。図において、2は高密度に電子部品を実装して所定
の回路を構成したプリント配線板である。1は前面及び
後面が開口した角筒形の筺体である。3は筺体1の後面
開口を塞ぐ後面板である。
【0005】プリント配線板2の後側縁は後面板3に垂
直に固着され、後面板3の内側面に電源コネクタ及びイ
ンターフェースコネクタが装着されている。プリント配
線板2は、左右の両側縁を筺体1の側板の内側に設けた
ガイド溝に、筺体1の後面開口から挿入されて筺体1内
に水平に収容される。
【0006】4は、電子装置の機能の設定・障害内容の
検索を行う表示操作盤であって、筺体1の前面の開口を
塞ぐように筺体1の前面側に固着されている。なお、表
示操作盤4とプリント配線板2とはケーブルを介して接
続されている。
【0007】表示操作盤4には前面側に障害内容を表示
する表示部4Aと、表示内容を選択するキー、及び電源の
オン・オフ、その他の機能を設定するキー等の操作部4B
と、アラームの発生及び電源のオン・オフ状態を示す表
示灯4Cとが実装されている。
【0008】5は、表示操作盤4の前面を覆うように筺
体1の前面側に、開閉自在に装着された前面カバーであ
る。前面カバー5には、前面カバー5を閉じた状態で表
示灯4Cを確認し得るように、表示灯用窓5Cを設けてあ
る。
【0009】このように筺体1の前面に前面カバー5を
装着して、表示操作盤4に人体等が触れ誤動作が発生す
るのを防止している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の表示操作盤付電
子装置は、前述のように表示操作盤がプリント配線板に
垂直な状態で筺体の前面側に装着されているので、筺体
の高さ、幅が大形になるという問題点があった。
【0011】一方、表示操作盤に実装する表示部,操作
部,及び表示灯等の種類,個数等は、プリント配線板の
大小に関係なくほぼ一定している。ところで、従来の表
示操作盤は、筺体の前面開口を塞ぐような形状であるの
で、表示操作盤の幅はプリント配線板の幅にほぼ等し
い。したがって、表示操作盤の外形を、筺体の前面開口
幅に等しくすることになり、表示操作盤が必要以上に大
きくなり、汎用性に乏しく表示操作盤がコスト高になる
恐れがあった。
【0012】本発明はこのような点に鑑みて創作された
もので、表示操作盤が汎用性に富んで低コストであり、
且つ薄型化が推進される表示操作盤付電子装置を提供す
ることを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、図1に例示したように、前面が開口した
筺体10と、筺体10の底板に平行した状態で筺体10内に収
容装着されるプリント配線板20と、プリント配線板20の
前後方向の側縁に平行するようプリント配線板20の下面
又は上面に対向して搭載する左右一対のガイドレール60
と、ケーブルを介してプリント配線板20に接続され左右
の側縁をガイドレール60に挿入することで筺体10に挿抜
自在に収納される表示操作盤40と、表示操作盤40が出入
する窓51を有し、筺体10の前面開口を塞ぐよう筺体10に
装着される前面カバー50とを備える。
【0014】その表示操作盤40は、表示部41及び操作部
42が上面に実装され、前端面に表示灯43が実装された構
成とする。或いは、前記構成に加えて、ガイドレール60
に架橋する横架部材67又はプリント配線板20と、表示操
作盤40の後端面との間に、プッシュロック・プッシュオ
ープン型の係着手段70A,70B を設けたものとする。
【0015】或いは前記構成に加えて、前後方向を指向
するよう、表示操作盤40の左右の側面のそれぞれに設け
た溝45と、溝45に嵌合するようガイドレール60の前端部
に設けたストッパピン62とを備え、そのストッパピン62
は表示操作盤40を引出した場合に、表示操作盤40がガイ
ドレール60から脱落するのを阻止するものとする。
【0016】或いは、前述の構成に加えて、ガイドレー
ル60内を摺動移動自在のように、前端部がリンク部材47
を介して表示操作盤40の後部に連結された左右一対のス
ライド板46を、備えたものとする。
【0017】或いはケーブルがフレキシブルケーブル25
であるものとする。或いはさらに、筺体10の側板又は底
板に設けた前後方向を指向するガイド溝12に、摺動自在
に嵌合するスライド部材69をガイドレール60に設けた構
成とする。
【0018】
【作用】本発明は、表示操作盤の挿抜の案内となるガイ
ドレールをプリント配線板に搭載し、そのプリント配線
板を底板に平行に筺体内に収容装着することで、表示操
作盤を挿抜自在に筺体に収納している。
【0019】したがって、表示操作盤で筺体の前面開口
を塞ぐ構造の従来の表示操作盤付電子装置に比べて、本
発明に係わる装置の筺体は、その高さが低く小形にな
る。また、プリント配線板の幅が大きい場合は、一対の
ガイドレールの取付け間隔を標準化された表示操作盤の
幅に等しくすることにより、標準化した寸法幅の表示操
作盤をプリント配線板に平行して収納することができ
る。したがって表示操作盤が汎用性に富み低コストにな
る。
【0020】一方、表示操作盤の前端面に実装した表示
灯を、アラームの発生の有無,電源投入の有無を表示す
る表示灯とすることで、表示操作盤を筺体内に収納した
状態で、アラームの発生の有無,電源投入の有無を確認
できる。
【0021】表示操作盤の上面に表示部及び操作部が実
装されており、常時は筺体内に収納されているので、操
作部に不用意に人体等がふれることがなく、装置の誤動
作が防止される。
【0022】ガイドレールに架橋する横架部材又はプリ
ント配線板と、表示操作盤の後端面との間に、プッシュ
ロック・プッシュオープン型の係着手段を設けたもの
は、筺体から簡単に表示操作盤を引き出すことができ
る。したがって、機能の設定・障害内容の検索が容易で
ある。
【0023】表示操作盤の左右の側面に溝を設け、この
溝に係合するストッパピンをガイドレールに設けたこと
により、表示操作盤を筺体から引出しても、表示操作盤
がガイドレールから外れて脱落することがない。したが
って、表示操作盤の挿抜作業が容易となる。
【0024】表示操作盤の後部にリンク部材を介して、
ガイドレール内を摺動移動自在のスライド板を連結した
構成とすることで、表示操作盤を筺体から引出すと、リ
ンク部材の部分で屈曲して表示操作盤が手前側に傾き、
表示操作盤の下部の前側縁がテーブル面に支持される。
【0025】したがって、表示部に表示される文字が見
易くなり、また操作部のキー操作が容易になる。表示操
作盤とプリント配線板を接続するケーブルをフレキシブ
ルケーブルとすることで、配線が容易となるばかりでな
く、表示操作盤の挿抜時にケーブルが絡み合うことが解
消される。
【0026】筺体の側板又は底板に設けた前後方向を指
向するガイド溝に、摺動自在に嵌合するスライド部材を
ガイドレールに設けたものは、表示操作盤の重量がプリ
ント配線板に付加されないので、プリント配線板が損傷
する恐れがない。
【0027】
【実施例】以下図を参照しながら、本発明を具体的に説
明する。なお、全図を通じて同一符号は同一対象物を示
す。
【0028】図1は本発明の実施例の斜視図、図2は本
発明の要所を分離した形で示す斜視図、図3は本発明の
他の実施例の斜視図である。図4は本発明のさらに他の
実施例の斜視図であり、本発明の他の実施例の要所を示
す図である。
【0029】図において、20は、高密度に電子部品21を
実装して所定の回路を構成したプリント配線板である。
10は、前面及び後面が開口した高さが低い角筒形の筺体
である。30は、筺体10の後面開口を塞ぐ後面板である。
【0030】プリント配線板20の後側縁は後面板30に垂
直に固着され、後面板30の内側面に電源コネクタ23及び
インターフェースコネクタ22が装着され、電源及びイン
ターフェースケーブルがプリント配線板20に接続されて
いる。
【0031】このようなプリント配線板20は、筺体10の
底板に平行して筺体10内に収容され、後面板30が筺体10
の後部開口端面に当接して開口を塞いだ状態で、後面板
30を筺体10にねじを用いて固着している。
【0032】40は、電子装置の機能の設定・障害内容の
検索を行う薄い箱形の表示操作盤であって、図2,4に
詳細を図示したように、上面に障害内容を表示する液晶
ディスプレイパネルのような表示部4Aと、表示内容を選
択するキー及び電源のオン・オフ、その他の機能を設定
するキー等の操作部4Bとが実装されている。
【0033】また、表示操作盤40の上面には表示部41の
輝度を調整する可変抵抗器41A も実装されている。表示
操作盤40の前端面には、アラームの発生及び電源のオン
・オフ状態を示す2つの表示灯4Cが実装されている。
【0034】プリント配線板20の裏面に実装したコネク
タと、表示操作盤40の後部に実装したコネクタとをフレ
キシブルケーブル25を介して接続している。60は、プリ
ント配線板20の前後方向の側縁に平行するようプリント
配線板20の下面に対向して搭載される正面視がコの字形
のガイドレールである。
【0035】それぞれのガイドレール60は、上側板がプ
リント配線板20の下面に密接した状態で、上側板のねじ
孔61に、頸部をプリント配線板20の孔に嵌入したねじ65
を螺着することで、プリント配線板20に固着されてい
る。
【0036】なお、左右一対のガイドレール60の間隔
は、表示操作盤40の幅よりもわずかに大きいものであ
る。表示操作盤40は、左右の側縁を対向する一対のガイ
ドレール60に挿入されているので、ガイドレール60内を
プリント配線板20の下方で前後方向の摺動移動自在であ
る。
【0037】したがって、プリント配線板20を筺体10に
収容し固着すると表示操作盤40もまた筺体10内に収容さ
れる。50は、筺体10の前面開口を塞ぐよう筺体10の前面
側に冠着する浅い箱形の前面カバーである。前面カバー
50には、表示操作盤40の前端面に対応する位置に、表示
操作盤40が出入する窓51を設けてある。
【0038】なお、表示操作盤40が筺体10内に収納され
た状態で、表示操作盤40の前端面と前面カバー50の面と
はほぼ一致している。そして、後述するプッシュロック
・プッシュオープン型の係着手段を解除して前面カバー
50の窓51から表示操作盤40を引き出すと、図1に図示し
たように、表示操作盤40の上面が露出する。よって、操
作部42を操作することができ、且つ表示部41の表示内容
を読み取れる。
【0039】したがって、表示操作盤が筺体の前面開口
を塞ぐ構造の表示操作盤付電子装置に比べて、筺体の高
さを低くすることができる。一方、表示操作盤の前端面
にアラームの発生の有無,電源投入の有無を表示する表
示灯43が実装されているので、表示操作盤40を筺体10に
収納した状態で、アラームの発生の有無,電源投入の有
無を確認できる。
【0040】また、表示操作盤40の上面に表示部41,操
作部42が実装されており、常時は筺体10内に収納されて
いる。よって操作部42等に不用意に人体等がふれること
がなくなり、装置の誤動作が防止される。
【0041】標準化された形状の表示操作盤40の幅より
も、プリント配線板20幅が大きい場合には、図3に図示
したように取付け間隔をプリント配線板20の幅より小さ
くして、前面カバー50に図1に図示した窓形状に等しい
窓51-1を設ける。
【0042】このような構造することで、標準化した寸
法幅の表示操作盤40をプリント配線板20に平行して筺体
10内に収納することができる。したがって表示操作盤が
汎用性に富み、低コストになる。
【0043】図2において、70A はプリント配線板20の
裏面に搭載したプッシュロック・プッシュオープン型の
係着手段の雌部材である。70B は、表示操作盤40の後端
面に搭載したプッシュロック・プッシュオープン型の係
着手段の雄部材である。
【0044】表示操作盤40を筺体10内に押し込むと、表
示操作盤40の後端面に搭載した係着手段の雄部材70B が
雌部材70A の一対の爪に把持され、雄部材70B と雌部材
70Aとが係着する。したがって表示操作盤40が筺体10内
の所定の位置に収納された状態を維持する。
【0045】表示操作盤40が収納された状態で、表示操
作盤40の前端面を指で押すと、雌部材70A の中央部のボ
タンが一旦後退して爪を開口させる。即ち、係着が解除
される。そして一旦後退したボタンが初期状態より手前
側に突出して、表示操作盤40の後端面を叩打して表示操
作盤40を筺体10の手前側に押し出す。
【0046】このことにより、表示操作盤40の前端部が
前面カバー50の窓51より突出する。したがって指で把持
して表示操作盤40を筺体10より引き出すことができる。
図2に示す75は、プリント配線板20の裏面に搭載した内
部電源用のスイッチである。表示操作盤40を筺体10に収
納時は表示操作盤40の後端面をスイッチ75の押しボタン
を押し込み、表示部41, 操作部42等の電源回路をオフと
している。
【0047】表示操作盤40が引き出されるとスイッチ75
がオンとなり、表示部41, 操作部42等に電源が供給され
る。したがって、表示部41, 操作部42の作動が不要時に
は、その分電力の消費が少なくなる。
【0048】なお、図4に図示したように、一対のガイ
ドレール60に横架部材67を架橋し、この横架部材67に、
前述の係着手段の雌部材とスイッチ75を搭載しても、同
様の効果がある。
【0049】さらに表示操作盤40の引出し構造の他の実
施例を図2を参照して説明する。表示操作盤40の左右の
側面のそれぞれに、前後方向に長い溝45を設ける。ま
た、それぞれのガイドレール60の前端部に溝45に嵌合す
るストッパピン62を設けている。
【0050】上述のように溝45とストッパピン62とを設
け表示操作盤付電子装置は、表示操作盤40を筺体10から
手前側に引き出し、表示操作盤40の上面が露出した状態
で、ストッパピン62が溝45の後端部に係合する。よっ
て、必要以上に表示操作盤40が筺体10から引き出される
ことが阻止される。このことにより表示操作盤40がガイ
ドレール60から外れて脱落することがない。したがっ
て、表示操作盤40の挿抜作業が容易である。
【0051】一方、図2に図示したようにそれぞれのガ
イドレール60内を摺動移動自在の短冊形の左右一対のス
ライド板46を設ける。それぞれのスライド板46の前端部
と表示操作盤40の後部とをそれぞれリンク部材47を介し
て接続している。
【0052】また、スライド板46の後端部を架橋するバ
ー49で、左右一対の表示操作盤40を連結して、スライド
板46の間隔が変動しないようにしている。このことによ
りスライド板46がガイドレール60から脱落することがな
い。
【0053】そして、バー49の下側を経てフレキシブル
ケーブル25をプリント配線板20に接続している。このこ
とにより表示操作盤40を挿抜してもフレキシブルケーブ
ル25にジャムが発生することがない。
【0054】なお、スライド板46を設けない場合は、バ
ー49は図4に図示したように左右一対のガイドレール60
を架橋するよう取り付けることが考えられる。上述のよ
うに、表示操作盤40の後部にリンク部材47を介して、ガ
イドレール60内を摺動移動自在のスライド板46を連結し
た装置は、図4に例示したように、スライド板46がガイ
ドレール60内に残るように表示操作盤40を筺体10から引
出すと、リンク部材47の部分が屈曲して表示操作盤40が
手前側に傾き表示操作盤の下部の前側縁がテーブル面に
支持される。
【0055】したがって、表示部41に表示される文字が
見易くなり、また操作部42のキー操作が容易になる。図
5に図示したように、筺体10の左右の側板11のそれぞれ
に内側に、前後方向に走行する対向した一対のガイド溝
12を設けている。
【0056】また、それぞれのガイドレール60の側面
に、ガイド溝12に摺動自在に嵌合する前後方向に細長い
板状のスライド部材69を設けている。したがって、スラ
イド部材69を対応するガイド溝12に挿入し押し込むこと
で、プリント配線板20を筺体10に収容装着することがで
きる。
【0057】上述のように構成された装置は、表示操作
盤40の重量がプリント配線板20に付加されないので、プ
リント配線板が損傷する恐れがない。また、プリント配
線板の上面の全領域にパターンを形成出来るので、両側
縁をガイド溝に挿入する構造のプリント配線板に較べて
プリント配線板の形状を小さくすることができる。
【0058】なお、図5とは異なり、筺体の底板にガイ
ド溝を設け、このガイド溝に摺動自在のスライド部材を
ガイドレールに設けても良い。筺体の底板にガイド溝を
設けたものは、表示操作盤の幅がプリント配線板の幅よ
り小さい装置に適用して特に効果が大きい。
【0059】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0060】表示操作盤の挿抜の案内となるガイドレー
ルをプリント配線板に搭載し、そのプリント配線板を底
板に平行に筺体内に収容装着して、表示操作盤を挿抜自
在に筺体に収納したことにより、表示操作盤で筺体の前
面開口を塞ぐ構造の従来の表示操作盤付電子装置に比べ
て、筺体の高さが低く、小形になる。
【0061】また、プリント配線板の幅の大小に関係な
く、標準化した寸法幅の表示操作盤をプリント配線板に
平行して収納することができるので、表示操作盤が汎用
性に富み低コストになる。
【0062】表示操作盤の前端面にアラームの発生の有
無,電源投入の有無を表示する表示灯を実装しているの
で、表示操作盤を筺体内に収納した状態で、アラームの
発生の有無,電源投入の有無を確認できる。
【0063】表示部及び操作部を表示操作盤の上面に実
装し、常時は表示部及び操作部が筺体内に収納される構
造であるので、操作部に不用意に人体等がふれることが
なく、装置の誤動作が防止される。
【0064】表示操作盤の後端面とプリント配線板20と
の間に、プッシュロック・プッシュオープン型の係着手
段を設けたものは、筺体から簡単に表示操作盤を引き出
すことができて、機能の設定・障害内容の検索が容易に
なる。
【0065】表示操作盤の左右の側面に溝を設け、この
溝に係合するストッパピンをガイドレールに設けたもの
は、表示操作盤を筺体から引出しても表示操作盤がガイ
ドレールから外れて脱落することがないので、表示操作
盤の挿抜作業が容易である。
【0066】表示操作盤の後部にリンク部材を介して、
ガイドレール内を摺動移動自在のスライド板を連結した
ものは、表示操作盤を筺体から引出した場合に、表示操
作盤が手前側に傾いた状態を維持するので、表示部に表
示される文字が見易くなり、また操作部のキー操作が容
易になる。
【0067】表示操作盤とプリント配線板を接続するケ
ーブルをフレキシブルケーブルとすることで、配線が容
易となるばかりでなく、表示操作盤の挿抜時にケーブル
が絡み合うことが解消される。
【0068】筺体の側板又は底板に設けた前後方向を指
向するガイド溝に、摺動自在に嵌合するスライド部材を
ガイドレールに設けたものは、表示操作盤の重量がプリ
ント配線板に付加されないのでプリント配線板が損傷す
る恐れがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の斜視図である。
【図2】本発明の要所を分離した形で示す斜視図であ
る。
【図3】本発明の他の実施例の斜視図である。
【図4】本発明のさらに他の実施例の斜視図である。
【図5】本発明のさらに他の実施例の要所を示す一部破
断斜視図である。
【図6】従来例を分離した形で示す斜視図である。
【符号の説明】
1,10 筺体 2,20 プリント配線板 3,30 後面板 4,40 表示操作盤 5,50 前面カバー 11 側板 12 ガイド溝 22 インターフェースコネクタ 23 電源コネクタ 25 フレキシブルケーブル 41 表示部 42 操作部 43 表示灯 46 スライド板 49 バー 60 ガイドレール 62 ストッパピン 70A,70B 係着手段 75 スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 仙波 栄一 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 細井 孝浩 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面が開口した筺体と、 該筺体の底板に平行した状態で該筺体内に収容装着され
    るプリント配線板と、 該プリント配線板の前後方向の側縁に平行するよう、該
    プリント配線板の下面又は上面に対向して搭載する左右
    一対のガイドレールと、 ケーブルを介して該プリント配線板に接続され、左右の
    側縁を該ガイドレールに挿入することで該筺体に挿抜自
    在に収納される表示操作盤と、 該表示操作盤が出入する窓を有し、該筺体の前面開口を
    塞ぐよう該筺体に装着される前面カバーとを備え、 該表示操作盤は、表示部及び操作部が上面に実装され、
    前端面に表示灯が実装されたものであることを特徴とす
    る表示操作盤付電子装置。
  2. 【請求項2】 前記ガイドレールに架橋する横架部材又
    は前記プリント配線板と、前記表示操作盤の後端面との
    間に、プッシュロック・プッシュオープン型の係着手段
    を設けたことを特徴とする請求項1記載の表示操作盤付
    電子装置。
  3. 【請求項3】 前後方向を指向するよう、前記表示操作
    盤の左右の側面のそれぞれに設けた溝と、 該溝に嵌合するよう前記ガイドレールの前端部に設けた
    ストッパピンと備え、 該ストッパピンは、該表示操作盤を引出した場合に該表
    示操作盤が該ガイドレールから脱落するのを阻止するも
    のであることを特徴とする請求項1又は2記載の表示操
    作盤付電子装置。
  4. 【請求項4】 前記ガイドレール内を摺動移動自在のよ
    うに、前端部がリンク部材を介して前記表示操作盤の後
    部に連結された左右一対のスライド板を、備えたことを
    特徴とする請求項1,2,又は3記載の表示操作盤付電
    子装置。
  5. 【請求項5】 前記ケーブルがフレキシブルケーブルで
    あることを特徴とする請求項1,2,3,又は4記載の
    表示操作盤付電子装置。
  6. 【請求項6】 前記筺体の側板又は底板に設けた前後方
    向を指向するガイド溝に摺動自在に嵌合するスライド部
    材を、前記ガイドレールに設けたことを特徴とする請求
    項1,2,3,4,又は5記載の表示操作盤付電子装
    置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6226181B1 (en) 1997-05-29 2001-05-01 Fanuc Ltd. Controller with servo amplifier incorporated in cabinet
JP2005354128A (ja) * 2004-06-08 2005-12-22 Miny:Kk アンテナ分配器
JP2006198218A (ja) * 2005-01-21 2006-08-03 Aruze Corp 遊技機
JP2007123761A (ja) * 2005-10-31 2007-05-17 Kawamura Electric Inc 情報機器収納用箱体

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