JP2000124640A - 中継装置 - Google Patents

中継装置

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JP2000124640A
JP2000124640A JP10378156A JP37815698A JP2000124640A JP 2000124640 A JP2000124640 A JP 2000124640A JP 10378156 A JP10378156 A JP 10378156A JP 37815698 A JP37815698 A JP 37815698A JP 2000124640 A JP2000124640 A JP 2000124640A
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JP
Japan
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main body
body case
electronic device
relay
connector
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JP10378156A
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English (en)
Inventor
Yoichi Ushigome
洋一 牛込
Yasunori Hagari
安範 葉狩
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子機器を確実に固定でき、かつ簡単に着脱
できるようにする。 【解決手段】 電子機器2が着脱可能に取り付けられて
電気的に接続され、この電子機器2と他の外部機器とを
電気的に接続する中継装置1の本体ケース12内にロッ
ク機構30を設けた。従って、電子機器2の機器用コネ
クタ8を本体ケース12の中継用コネクタ15に接続さ
せると、ロック機構30のフック部40がコイルばね4
3のばね力により電子機器12の係止孔41の縁部41
aに係合するので、電子機器2を確実に本体ケース12
に固定できる。また、電子機器2を本体ケース12から
取り外す際には、スライド部材31を押し込んでフック
部40によるロックを解除すると、操作アーム42の傾
斜片44が押上げ部材45を本体ケース12の上方に押
し出し、機器用コネクタ8を中継用コネクタ15から離
脱させるので、簡単に電子機器2を本体ケース12から
取り外すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子機器と外部
機器とを電気的に接続する中継装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、モバイルなどの携帯可能な電子
機器においては、プリンタ、表示装置、カメラなどの各
種の外部機器と電気的に接続することにより、電子機器
に記憶されたデータをプリンタで印刷したり、CRT画
面に表示させたり、あるいはカメラで撮影した画像デー
タを取り込んだりできるようになっている。このような
電子機器では、プリンタや表示装置などの各種の外部機
器に、その都度、接続ケーブルにより接続する必要があ
るため、接続作業が面倒である。そこで、従来では、中
継装置を用い、この中継装置と各種の外部機器とを予め
接続ケーブルで接続し、この中継装置に電子機器を着脱
可能に取り付けることにより、電子機器と外部機器とを
中継装置を介して電気的に接続することが考えられてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この中継装置は、電子
機器に設けられた機器用コネクタを中継装置の中継用コ
ネクタに嵌合させて電気的に接続した後、複数の化粧ビ
スにより電子機器と中継装置とを相互に固定することに
より、電子機器が中継装置から勝手に外れないように構
成されている。しかしながら、このような中継装置で
は、複数の化粧ビスにより電子機器と中継装置とを複数
箇所で固定しなければならないため、着脱作業が煩雑で
面倒であるという問題があった。
【0004】この発明の課題は、電子機器を確実に固定
できるとともに、簡単に着脱できるようにすることであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、電子機器が
着脱可能に取り付けられて電気的に接続され、この電子
機器と他の外部機器とを電気的に接続する中継装置にお
いて、前記電子機器が上面に配置される本体ケースと、
この本体ケースの上面に設けられて前記電子機器の下面
に設けられた機器用コネクタが着脱可能に接続される中
継用コネクタと、前記本体ケースの背面に設けられて前
記外部機器と電気的に接続するケーブル接続用の接続部
と、前記本体ケース内に設けられて該本体ケース上に配
置された前記電子機器を着脱可能にロックするロック機
構とを備え、前記ロック機構は、前記本体ケース内にス
ライド自在に設けられたスライド部材と、このスライド
部材に設けられて前記電子機器の下面の係止孔に挿入し
て該係止孔の縁部に係合するフック部と、前記スライド
部材に設けられて一体的に移動する操作部と、前記フッ
ク部が前記係止孔の縁部に係合する方向に前記スライド
部材を付勢するばね部材と、前記スライド部材が前記ば
ね部材のばね力に抗して押し込まれて前記フック部によ
る前記係止孔の縁部に対するロックが解除された際に、
前記操作部によって前記本体ケースの上面に押し出され
て前記電子機器を押し上げる押上げ部材とを備えたこと
を特徴する。
【0006】この発明によれば、本体ケース上に電子機
器を配置する際、電子機器の機器用コネクタを本体ケー
スの中継用コネクタに接続させると、電子機器の係止孔
とロック機構のフック部とが対応してフック部が係止孔
に挿入し、この挿入したフック部がばね部材のばね力に
より係止孔の縁部に係合し、これにより電子機器が中継
装置の本体ケースにロックされるので、簡単に電子機器
を電気的に接続させて確実に本体ケースに取り付けるこ
とができる。また、電子機器を中継装置の本体ケースか
ら取り外す際には、ロック機構のスライド部材をばね部
材のばね力に抗して押し込むんでスライドさせることに
より、フック部を係止孔の縁部から離脱させてフック部
によるロックを解除した後、スライド部材と一体的に移
動する操作部が押上げ部材を本体ケースの上面から押し
出し、これにより電子機器が押し上げられて電子機器の
機器用コネクタが本体ケースの中継用コネクタから離脱
するので、スライド部材を押し込むだけで、簡単に電子
機器を本体ケースから取り外すことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図6を参照して、こ
の発明の中継装置の一実施形態について説明する。図1
は中継装置に電子機器を電気的に接続して取り付けた状
態の側面図である。この中継装置1は、電子機器2が電
気的に接続された状態で着脱可能に取り付けられ、この
取り付けられた電子機器2とプリンタ、表示装置、カメ
ラなどの各種の外部機器(図示せず)とを電気的に接続
するように構成されている。まず、図2および図3を参
照して、電子機器2について説明する。この電子機器2
は、モバイルなどの携帯可能なものであり、機器本体3
に蓋体4がヒンジ部5により回動可能に取り付けられた
構成になっている。機器本体3は、ほぼA4サイズの大
きさに形成されており、その上面にはキーボード6およ
びクリック釦7a、7bが配設されている。キーボード
6には文字キー、数字キー、ファンクションキーなどの
各種のキーが配列されている。クリック釦7a、7b
は、マウスの左右のクリック釦に相当するものであり、
機器本体3の上面における左上に左右に並んで設けられ
ている。
【0008】なお、機器本体3内には、図示しないが、
基板ユニット、ハードディスク、モデム、スピーカ、電
池ボックスなどが設けられている。また、機器本体3の
底部には、図3に示すように、基板ユニットに接続され
た機器用コネクタ8が機器本体1の開口部3aから下側
に露呈した状態で取り付けられているとともに、スピー
カの放音部9が設けられている。また、機器本体3の左
側面には、図示しないが、プリンタ、表示装置、カメラ
などの各種の外部機器と電気的に接続するためのユニバ
ーサルシリアルバス(USB)などの接続部が設けられ
ている。一方、電子機器2の蓋体4は、図2に示すよう
に、その内部に表示ユニット10およびタッチパッド1
1を備え、これらが配線接続シート(図示せず)により
ヒンジ部4内を通して機器本体3内の基板ユニットに接
続された構成になっている。この場合、表示ユニット1
0は、液晶表示装置を備え、その表示領域が機器本体3
に対向する蓋体4の表示用開口部4aから露呈してい
る。タッチパッド11は、その表面に指を接触させて移
動させることにより、X−Y座標を検出して液晶表示装
置に表示されたカーソルを移動させたり、手書き入力処
理を行なったりするものであり、蓋体4の右下に露出し
て配置されている。
【0009】このような電子機器2が配置される中継装
置1は、図3に示すように、電子機器2が上面に配置さ
れる本体ケース12を備えている。この本体ケース12
は、上ケース13と下ケース14とからなり、前部が低
く、後部が高く形成され、これにより後方に向けて高く
なるように傾斜し、この傾斜した上ケース13の上面に
機器本体3が前下がりに傾斜して配置されるように形成
されている。この場合、本体ケース12は、その左右方
向の横幅が電子機器2の機器本体3の横幅とほぼ同じ長
さで、その前後方向の縦幅が機器本体3の後側半分程度
の長さに形成されており、この傾斜した上ケース13の
上面は、機器本体3の下面の形状に対応する凹凸形状に
形成されている。この本体ケース12には、電子機器2
の機器本体3の下面に露呈した機器用コネクタ8が着脱
可能に接続される中継用コネクタ15が上面に突出して
設けられている。この中継用コネクタ15は、図4に示
すように、コネクタ用の配線基板16に取り付けられ、
この配線基板16が上ケース13の上部内面に設けられ
たボス13aにビス止めされることにより、上ケース1
3の上面に設けられたコネクタ孔17に挿入されて上方
に突出した状態で取り付けられている。
【0010】また、この本体ケース12の背面には、接
続ケーブルによってプリンタ、表示装置、カメラなどの
各種の外部機器(いずれも図示せず)と電気的に接続さ
れる接続部18が設けられている。この接続部18は、
FDD専用コネクタ20、シリアルポート(D−sub
9pin)21、ビデオコネクタ(ミニD−sub15
pin)22、パラレルポート(D−sub25pi
n)23、ユニバーサルシリアルバス(USB)24、
およびキーボード/マウスコネクタ(PS/2)25な
どのコネクタを備えている。これら各コネクタ20〜2
5は、中継用の回路基板26の一端部にそれぞれ配列さ
れた状態で取り付けられており、各コネクタ20〜25
には、その各先端部を露出させた状態で一枚の金属製の
化粧板27が取り付けられている。そして、この接続部
18は、回路基板26が下ケース14に設けられた中空
ボス14aにより支持されて上ケース13の内面にビス
止めされることにより、各コネクタ20〜25が化粧板
27と共に上ケース13の背面に設けられた開口部28
から外部に露呈した状態で取り付けられた構成になって
いる。
【0011】一方、この本体ケース12内には、その上
面に配置された電子機器2を着脱可能にロックするロッ
ク機構30が設けられている。このロック機構30は、
図4および図5に示すように、矢印X、Y方向にスライ
ドするスライド部材31を備えている。このスライド部
材31は、帯状の金属板からなり、その右端部が上ケー
ス13の内面に設けられたU字状のガイド溝部32にス
ライド自在に配置されるとともに、そのほぼ中間部分が
ガイド取付部材33によってスライド自在に上ケース1
3に取り付けられている。このガイド取付部材33は、
図4に示すように、スライド部材31がスライド自在に
ガイドするガイド溝部34と、このガイド溝部34の両
端から側方に突出した取付部35とからなり、この取付
部35が上ケース13の内面に設けられたボス13bに
ビス止めされることにより、上ケース13に取り付けら
れている。
【0012】このスライド部材31の左端部には、イジ
ェクト釦36が取り付けられている。このイジェクト釦
36は、上ケース13と下ケース14の側面に設けられ
た切欠凹部37内に配置されて本体ケース12から外部
に露出している。また、スライド部材31の上端部に
は、上ケース13の上面に設けられた2つの長孔38内
にそれぞれ挿入されて上方に突出し、この状態で2つの
長孔38内をそれぞれ移動するフック部40が設けられ
ている。このフック部40は、本体ケース12上に電子
機器2が配置されて機器本体3の機器用コネクタ8と中
継用コネクタ15とが電気的に接続された状態のとき
に、機器本体3の底部に設けられた係止孔41に挿入し
て係止孔41の縁部41aに係合することにより、機器
本体3を本体ケース12にロックするように構成されて
いる。
【0013】また、スライド部材31の側面には、ガイ
ド取付部材33のガイド溝部34に設けられた切欠部3
4a内を移動する操作アーム42がスライド部材31の
スライド方向と直交する方向に延設されている。この操
作アーム42とガイド取付部材33の左側の取付部35
との間には、スライド部材31を矢印X方向に付勢して
フック部40を機器本体3の係止孔41の縁部41aに
係合させるコイルばね(ばね部材)43が設けられてい
る。操作アーム42の先端部には、図4および図6に示
すように、左側が高く、右側が低い傾斜片44が設けら
れている。この傾斜片44上には、押上げ部材45が配
置されている。この押上げ部材45は、円柱状に形成さ
れ、その下面に傾斜片44が挿入して移動する傾斜溝4
6が設けられ、その外周面に設けられた鍔部45aが上
ケース13に取り付けられたトーションばね47により
下方に付勢され、この状態で上ケース13に設けられた
円筒状の収納部48内に上下方向に移動自在に配置され
ている。この場合、傾斜溝46は、図6(a)および図
6(b)に示すように、左端部が平坦部46aに形成さ
れ、この平坦部46aの右端から右下に向けて傾斜する
傾斜部46bが形成された構成になっている。
【0014】この押上げ部材は、イジェクト釦36が押
圧されてスライド部材31がコイルばね43のばね力に
抗して矢印Y方向にスライドし、これに伴って操作アー
ム42と共に傾斜片44が傾斜溝46内を同方向に移動
する際、まず、傾斜片44の上端部が傾斜溝46の平坦
部46aに沿って移動することにより、フック部40に
よる係止孔41の縁部41aに対するロックが解除さ
れ、この後、傾斜片44の傾斜面が傾斜溝46の傾斜部
46bに沿って移動することにより、トーションばね4
7のばね力に抗して本体ケース12の収納部48から上
方に押し出されて機器本体3を押し上げるように構成さ
れている。なお、上ケース13の上面には、図3に示す
ように、機器本体3の底部に設けられた中空ボス49内
に下側から挿入して本体ケース12と機器本体3との位
置決めをする位置決め突起50が設けられている。この
位置決め突起50の先端は、機器本体3の下面を傷付け
ずに滑らかに移動させるために、半球状に形成されてい
る。
【0015】次に、このような中継装置1を使用する場
合について説明する。予め、中継装置1の背面に露出し
た接続部18の各コネクタ20〜25にプリンタ、表示
装置、カメラなどの各種の外部機器を接続ケーブルによ
り電気的に接続する。この状態で、本体ケース12上に
電子機器2の機器本体3を配置する。このときには、本
体ケース12の位置決め突起50を機器本体3の中空ボ
ス49に対応させて位置決めすることにより、電子機器
2の機器用コネクタ8を本体ケース12の中継用コネク
タ15に対応させて接続させることができる。このと
き、位置決め突起50の先端が半球状に形成されている
ので、機器本体3の下面がフック部40によって傷付け
られることなく、滑らかに位置決めすることができると
ともに、機器本体3のガタつきをも防ぐことができる。
【0016】このように位置決めされて電子機器2の機
器用コネクタ8と本体ケース12の中継用コネクタ15
とが電気的に接続される際には、機器本体3の係止孔4
1とロック機構30のフック部40とが対応して係止孔
41の縁部41aがフック部40に当接し、これにより
フック部40がロック機構30のコイルばね43のばね
力に抗してスライド部材31と共に矢印Y方向にスライ
ドして係止孔41に挿入する。すると、コイルばね43
のばね力によりスライド部材31が矢印X方向にスライ
ドし、これに伴ってフック部40が係止孔41の縁部4
1aに係合する。これにより、電子機器2の機器本体3
が中継装置1の本体ケース12にロックされるので、簡
単に電子機器2を電気的に接続させて確実に本体ケース
12に取り付けることができる。
【0017】また、電子機器2の機器本体3を中継装置
1の本体ケース12から取り外す際には、ロック機構3
0のイジェクト釦36を押圧してスライド部材31をコ
イルばね43のばね力に抗して矢印Y方向にスライドさ
せる。すると、スライド部材31のスライドに伴ってフ
ック部40が機器本体3の係止孔41の縁部41aから
離脱する方向に移動し、フック部40による係止孔41
の縁部41aに対するロックが解除される。これと同時
にスライド部材31と一体的に操作アーム42が移動
し、この操作アーム42と共に傾斜片44が押上げ部材
45の傾斜溝46内を同方向に移動する。このときに
は、まず、傾斜片44の上端部が傾斜溝46の平坦部4
6aに沿って移動するので、押上げ部材45は上方に移
動せずにそのままの状態を維持し、この間にフック部4
0による係止孔41の縁部41aに対するロックが解除
され、この後、傾斜片44の傾斜面が傾斜溝46の傾斜
部46bに沿って移動するので、押上げ部材45がトー
ションばね47のばね力に抗して本体ケース12の収納
部48から上方に押し出され、この押し出された押上げ
部材45により電子機器2の機器本体3が押し上げられ
る。これにより、電子機器2の機器用コネクタ8が本体
ケース12の中継用コネクタ15から離脱するので、イ
ジェクト釦36を押圧するだけで、簡単に電子機器2の
機器本体3を本体ケース12から取り外すことができ
る。
【0018】なお、この発明は、上記実施形態に限ら
ず、例えば、図7に示すように、中継装置1の本体ケー
ス12内に、電子機器2の機器本体3の底部に設けられ
たスピーカ54の放音部55から放音された音を本体ケ
ース12の背面に導いて外部に放音させる導音路56を
設けても良い。この場合、図7には図示されていない
が、ロック機構30のスライド部材31を短く形成する
か、あるいはスライド部材31に音の通過孔を形成して
おけば良く、また接続部18の化粧板27に放音孔を設
けておけば良い。このようにすれば、機器本体3を中継
装置1に配置した際、機器本体3の放音部55が中継装
置1の本体ケース2で塞がれても、放音部55から放音
された音を本体ケース12内の導音路56により本体ケ
ース12の背面に導いて外部に放音させることができ、
これにより音響効果を高めることができる。この場合、
導音路56は必ずしも本体ケース12の背面に音を導く
必要はなく、例えば本体ケース12の両側面に導くよう
に構成しても良い。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、本体ケース上に電子機器を配置する際、電子機器の
機器用コネクタを本体ケースの中継用コネクタに接続さ
せると、電子機器の係止孔とロック機構のフック部とが
対応してフック部が係止孔に挿入し、この挿入したフッ
ク部がばね部材のばね力により係止孔の縁部に係合し、
これにより電子機器が中継装置の本体ケースにロックさ
れるので、簡単に電子機器を電気的に接続させて確実に
本体ケースに取り付けることができる。また、電子機器
を中継装置の本体ケースから取り外す際には、ロック機
構のスライド部材をばね部材のばね力に抗して押し込む
んでスライドさせることにより、フック部を係止孔の縁
部から離脱させてフック部によるロックを解除した後、
スライド部材と一体的に移動する操作部が押上げ部材を
本体ケースの上面から押し出し、これにより電子機器が
押し上げられて電子機器の機器用コネクタが本体ケース
の中継用コネクタから離脱するので、スライド部材を押
し込むだけで、簡単に電子機器を本体ケースから取り外
すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の中継装置の一実施形態を示し、その
中継装置に電子機器を取り付けた状態の側面図。
【図2】図1の電子機器の使用時における外観斜視図。
【図3】図1の電子機器の機器本体の底部と中継装置と
の対応関係を示した分解斜視図。
【図4】図3の中継装置を背面側から見た分解斜視図。
【図5】図3の上ケースを取り除いた状態の内部構造を
示した平面図。
【図6】図5のA−A断面を示し、(a)はイジェクト
釦が押圧されない状態のときの拡大断面図、(b)はイ
ジェクト釦が押圧されて押上げ部材が押し上げられた状
態を示した拡大断面図。
【図7】図1の中継装置の変形例を示した要部断面図。
【符号の説明】
1 中継装置 2 電子機器 8 機器用コネクタ 9、55 放音部 12 本体ケース 15 中継用コネクタ 18 接続部 30 ロック機構 31 スライド部材 36 イジェクト釦 40 フック部 41 係止孔 41a 係止孔の縁部 42 操作アーム 43 コイルばね 45 押上げ部材 56 導音路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子機器が着脱可能に取り付けられて電気
    的に接続され、この電子機器と他の外部機器とを電気的
    に接続する中継装置において、 前記電子機器が上面に配置される本体ケースと、この本
    体ケースの上面に設けられて前記電子機器の下面に設け
    られた機器用コネクタが着脱可能に接続される中継用コ
    ネクタと、前記本体ケースの背面に設けられて前記外部
    機器と電気的に接続するケーブル接続用の接続部と、前
    記本体ケース内に設けられて該本体ケース上に配置され
    た前記電子機器を着脱可能にロックするロック機構とを
    備え、 前記ロック機構は、前記本体ケース内にスライド自在に
    設けられたスライド部材と、このスライド部材に設けら
    れて前記電子機器の下面の係止孔に挿入して該係止孔の
    縁部に係合するフック部と、前記スライド部材に設けら
    れて一体的に移動する操作部と、前記フック部が前記係
    止孔の縁部に係合する方向に前記スライド部材を付勢す
    るばね部材と、前記スライド部材が前記ばね部材のばね
    力に抗して押し込まれて前記フック部による前記係止孔
    の縁部に対するロックが解除された際に、前記操作部に
    よって前記本体ケースの上面に押し出されて前記電子機
    器を押し上げる押上げ部材とを備えたことを特徴する中
    継装置。
  2. 【請求項2】前記本体ケース内には、前記電子機器の下
    面から放音された音を前記本体ケースの外周面の少なく
    とも一部に導く導音路が設けられていることを特徴とす
    る請求項1記載の中継装置。
JP10378156A 1998-10-20 1998-10-20 中継装置 Pending JP2000124640A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7254965B2 (en) 2001-02-19 2007-08-14 Lg Electronics Inc. Washing machine
JP2018011165A (ja) * 2016-07-13 2018-01-18 株式会社デンソーウェーブ 携帯端末

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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