JPH08250225A - コネクタ - Google Patents
コネクタInfo
- Publication number
- JPH08250225A JPH08250225A JP7946795A JP7946795A JPH08250225A JP H08250225 A JPH08250225 A JP H08250225A JP 7946795 A JP7946795 A JP 7946795A JP 7946795 A JP7946795 A JP 7946795A JP H08250225 A JPH08250225 A JP H08250225A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- short
- contact
- fitting
- terminal
- male
- Prior art date
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- Pending
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 可撓電極と端子金具の接触面を良好な接触状
態にし、併せて電極数の多少に拘らず略一定の嵌合力で
両ハウジングを嵌合できるようにする。 【構成】 2個の雄型端子金具21を並列して収容する
雄ハウジング12には、雌ハウジング11との間を嵌合
状態にロックするロックアーム25が弾性的な回動変位
可能に設けられている。このロックアーム25に短絡端
子39が取り付けられ、両端に設けられた接点40がタ
ブ22に弾性的に接触することで、両雄型端子金具21
が短絡状態に保持されている。両ハウジング11、12
が嵌合されると、突起27が雌ハウジング11の係止部
30に乗り上げることでロックアーム25が反時計回り
方向に回動し、それに伴って短絡端子36は、接点40
をタブ22上に摺接させつつ円弧運動をして上方に退避
して非接触となり、短絡状態が解除される。
態にし、併せて電極数の多少に拘らず略一定の嵌合力で
両ハウジングを嵌合できるようにする。 【構成】 2個の雄型端子金具21を並列して収容する
雄ハウジング12には、雌ハウジング11との間を嵌合
状態にロックするロックアーム25が弾性的な回動変位
可能に設けられている。このロックアーム25に短絡端
子39が取り付けられ、両端に設けられた接点40がタ
ブ22に弾性的に接触することで、両雄型端子金具21
が短絡状態に保持されている。両ハウジング11、12
が嵌合されると、突起27が雌ハウジング11の係止部
30に乗り上げることでロックアーム25が反時計回り
方向に回動し、それに伴って短絡端子36は、接点40
をタブ22上に摺接させつつ円弧運動をして上方に退避
して非接触となり、短絡状態が解除される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば短絡機能付きコ
ネクタのように、端子金具に対して接触または非接触状
態にある可動電極を両ハウジングの嵌合に伴って反対の
状態に切り換える機能を備えたコネクタに関する。
ネクタのように、端子金具に対して接触または非接触状
態にある可動電極を両ハウジングの嵌合に伴って反対の
状態に切り換える機能を備えたコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車のエアバッグの駆動回路
等の重要な回路に使用されるコネクタでは、雌雄のコネ
クタハウジングの開放時において、外部の電磁波や静電
気の影響を受けて回路が誤動作を起こさないように、短
絡機能付きのコネクタが用いられる。
等の重要な回路に使用されるコネクタでは、雌雄のコネ
クタハウジングの開放時において、外部の電磁波や静電
気の影響を受けて回路が誤動作を起こさないように、短
絡機能付きのコネクタが用いられる。
【0003】従来この種の短絡機能付きのコネクタとし
ては、特開平6−151009号公報に記載されたもの
が知られている。このものは、図7、8に示すように、
機器側に接続される雄ハウジング1と、電源側に接続さ
れる雌ハウジング2とを備えている。雄ハウジング1内
には、複数の雄型端子金具3が収容されるとともに、撓
み変形な短絡端子4が装着されており、図7に示すよう
に、雌ハウジング2との間の嵌合が解除されて開放され
ている場合には、短絡端子4が隣り合う雄型端子金具3
のタブ5の間にわたって弾性的に接触して雄型端子金具
3間を短絡状態に保持し、これにより機器側に不用意に
電流が流れて誤動作を起こすのを防止している。
ては、特開平6−151009号公報に記載されたもの
が知られている。このものは、図7、8に示すように、
機器側に接続される雄ハウジング1と、電源側に接続さ
れる雌ハウジング2とを備えている。雄ハウジング1内
には、複数の雄型端子金具3が収容されるとともに、撓
み変形な短絡端子4が装着されており、図7に示すよう
に、雌ハウジング2との間の嵌合が解除されて開放され
ている場合には、短絡端子4が隣り合う雄型端子金具3
のタブ5の間にわたって弾性的に接触して雄型端子金具
3間を短絡状態に保持し、これにより機器側に不用意に
電流が流れて誤動作を起こすのを防止している。
【0004】一方、雌ハウジング2には、雄型端子金具
3と接続される雌型端子金具6が収容されるとともに、
上記の短絡端子4と雄型端子金具3のタブ5との間に進
入可能な絶縁性のリブ7が、キャビティ8の天井板と兼
ねて設けられている。すなわち両ハウジング1、2が正
規に嵌合されると、図8に示すように、リブ7が短絡端
子4を撓み変形させつつ雄型端子金具3のタブ5との間
に割って入ることで短絡状態を解除し、併せて雌雄の端
子金具6、3同士が接続されるようになっている。
3と接続される雌型端子金具6が収容されるとともに、
上記の短絡端子4と雄型端子金具3のタブ5との間に進
入可能な絶縁性のリブ7が、キャビティ8の天井板と兼
ねて設けられている。すなわち両ハウジング1、2が正
規に嵌合されると、図8に示すように、リブ7が短絡端
子4を撓み変形させつつ雄型端子金具3のタブ5との間
に割って入ることで短絡状態を解除し、併せて雌雄の端
子金具6、3同士が接続されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のコネクタでは、
短絡端子4が非接触位置に長時間留め置かれる間に接触
面に酸化皮膜が形成され、両ハウジング1、2の嵌合が
外されて短絡端子4が雄型端子金具3のタブ5と再度接
触した場合に、良好な導通状態が得られないおそれがあ
った。
短絡端子4が非接触位置に長時間留め置かれる間に接触
面に酸化皮膜が形成され、両ハウジング1、2の嵌合が
外されて短絡端子4が雄型端子金具3のタブ5と再度接
触した場合に、良好な導通状態が得られないおそれがあ
った。
【0006】また、従来のものは、短絡状態を解除する
部分の構造が、雌ハウジング2に設けられたリブ7を、
短絡端子4と雄型端子金具3のタブ5の間に割って進入
させるようになっており、すなわち短絡端子4のばね力
がそのままハウジングの嵌合力に影響するため、電極数
に応じて嵌合力が変化して一定の嵌合フィーリングが得
られず、特に電極数が多くなると嵌合力が上がって、作
業性が悪くなる欠点もあった。
部分の構造が、雌ハウジング2に設けられたリブ7を、
短絡端子4と雄型端子金具3のタブ5の間に割って進入
させるようになっており、すなわち短絡端子4のばね力
がそのままハウジングの嵌合力に影響するため、電極数
に応じて嵌合力が変化して一定の嵌合フィーリングが得
られず、特に電極数が多くなると嵌合力が上がって、作
業性が悪くなる欠点もあった。
【0007】さらに上記のものは、短絡端子4が雄型端
子金具3の挿入方向と対向するようにして斜め姿勢で形
成されているため、予め装着された短絡端子4に対して
雄型端子金具3を後から挿入する場合に、タブ5の先端
が短絡端子4にぶつかって挿入できない。そのため、雄
型端子金具3を挿入する前に空の雌ハウジング2を嵌合
して短絡端子4を一旦逃がし、その状態で雄型端子金具
3を挿入したのち空の雌ハウジング2を抜くことで短絡
端子4を雄型端子金具3のタブ5に接触させるという手
順を踏まねばならず、組み付けが面倒となる不具合があ
った。もちろん、短絡端子4を逆の斜め姿勢に形成して
おけば雄型端子金具3の挿入は簡単となるが、今度は雌
雄の端子金具6、3を嵌合させる場合に短絡端子4が邪
魔になるため、そのような構造は採用できない。
子金具3の挿入方向と対向するようにして斜め姿勢で形
成されているため、予め装着された短絡端子4に対して
雄型端子金具3を後から挿入する場合に、タブ5の先端
が短絡端子4にぶつかって挿入できない。そのため、雄
型端子金具3を挿入する前に空の雌ハウジング2を嵌合
して短絡端子4を一旦逃がし、その状態で雄型端子金具
3を挿入したのち空の雌ハウジング2を抜くことで短絡
端子4を雄型端子金具3のタブ5に接触させるという手
順を踏まねばならず、組み付けが面倒となる不具合があ
った。もちろん、短絡端子4を逆の斜め姿勢に形成して
おけば雄型端子金具3の挿入は簡単となるが、今度は雌
雄の端子金具6、3を嵌合させる場合に短絡端子4が邪
魔になるため、そのような構造は採用できない。
【0008】本発明は上記のような事情に基づいて完成
されたものであって、可動電極と端子金具の接触面を良
好な接触状態にし得るとともに、電極数の多少に拘らず
略一定の嵌合力で両コネクタハウジングを嵌合できるよ
うにすることを目的とするものである。
されたものであって、可動電極と端子金具の接触面を良
好な接触状態にし得るとともに、電極数の多少に拘らず
略一定の嵌合力で両コネクタハウジングを嵌合できるよ
うにすることを目的とするものである。
【0009】請求項2の発明は、上記の目的に加え、ハ
ウジングの構造をより簡単とすることを目的とするもの
である。請求項3の発明は、上記の目的に加え、端子金
具の挿入作業を能率良く行うことができるようにするこ
とを目的とする。
ウジングの構造をより簡単とすることを目的とするもの
である。請求項3の発明は、上記の目的に加え、端子金
具の挿入作業を能率良く行うことができるようにするこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明は、互いに嵌合可能な
一対のコネクタハウジングを備え、一方のコネクタハウ
ジングには、そのコネクタハウジングに装着された端子
金具と弾性的に接触する位置と非接触となる位置との間
で変位可能な可動電極が設けられ、相手のコネクタハウ
ジングとの嵌合に伴って前記可動電極を接触位置と非接
触位置との間で変位させるようにしたコネクタにおい
て、前記一方のコネクタハウジングには、相手のコネク
タハウジングに設けられた係合部と係合することで弾性
的に回動変位可能な回動アームが設けられ、その回動ア
ームに前記可動電極が保持されている構成としたところ
に特徴を有する。
めの手段として、請求項1の発明は、互いに嵌合可能な
一対のコネクタハウジングを備え、一方のコネクタハウ
ジングには、そのコネクタハウジングに装着された端子
金具と弾性的に接触する位置と非接触となる位置との間
で変位可能な可動電極が設けられ、相手のコネクタハウ
ジングとの嵌合に伴って前記可動電極を接触位置と非接
触位置との間で変位させるようにしたコネクタにおい
て、前記一方のコネクタハウジングには、相手のコネク
タハウジングに設けられた係合部と係合することで弾性
的に回動変位可能な回動アームが設けられ、その回動ア
ームに前記可動電極が保持されている構成としたところ
に特徴を有する。
【0011】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記回動アームが、前記両コネクタハウジングを嵌
合状態にロックするためのロックアームと兼用されてい
る構成としたところに特徴を有する。
て、前記回動アームが、前記両コネクタハウジングを嵌
合状態にロックするためのロックアームと兼用されてい
る構成としたところに特徴を有する。
【0012】請求項3の発明は、請求項1または請求項
2の発明において、前記可動電極は、常態における回動
アーム上に前記端子金具と弾性的な接触可能に設けら
れ、かつその可動電極は前記端子金具の挿入方向に向か
うにしたがって徐々に突出したばね部を備えていて、前
記端子金具が予め装着された可動電極に対して前記ばね
部を撓み変形させつつ挿入可能となっているとともに、
前記回動アームの回動変位に伴って前記可動電極は相手
の端子金具が進入可能に非接触位置に退避可能となって
いる構成としたところに特徴を有する。
2の発明において、前記可動電極は、常態における回動
アーム上に前記端子金具と弾性的な接触可能に設けら
れ、かつその可動電極は前記端子金具の挿入方向に向か
うにしたがって徐々に突出したばね部を備えていて、前
記端子金具が予め装着された可動電極に対して前記ばね
部を撓み変形させつつ挿入可能となっているとともに、
前記回動アームの回動変位に伴って前記可動電極は相手
の端子金具が進入可能に非接触位置に退避可能となって
いる構成としたところに特徴を有する。
【0013】
【作用】請求項1の発明においては、両コネクタハウジ
ングを嵌合させると、回動アームが相手の係合部と係合
することで弾性的に回動変位するが、その回動変位に伴
って可動電極も円弧運動をする。この結果、可動電極は
端子金具上を摺接しつつ接触位置から非接触位置、ある
いは非接触位置から接触位置へと変位する。
ングを嵌合させると、回動アームが相手の係合部と係合
することで弾性的に回動変位するが、その回動変位に伴
って可動電極も円弧運動をする。この結果、可動電極は
端子金具上を摺接しつつ接触位置から非接触位置、ある
いは非接触位置から接触位置へと変位する。
【0014】請求項2の発明においては、回動アームの
回動変位により可動電極が変位されるとともに、両コネ
クタハウジングが嵌合状態にロックされる。請求項3の
発明においては、可動電極が予め装着されている場合に
おいて、その可動電極に接触される端子金具を挿入する
と、端子金具は可動電極のばね部を撓み変形させつつそ
の挿入が許容される。両コネクタハウジングを嵌合させ
ると回動アームが回動変位して可動電極が非接触位置に
退避し、相手の端子金具が可動電極で邪魔されることな
くその進入が許容される。
回動変位により可動電極が変位されるとともに、両コネ
クタハウジングが嵌合状態にロックされる。請求項3の
発明においては、可動電極が予め装着されている場合に
おいて、その可動電極に接触される端子金具を挿入する
と、端子金具は可動電極のばね部を撓み変形させつつそ
の挿入が許容される。両コネクタハウジングを嵌合させ
ると回動アームが回動変位して可動電極が非接触位置に
退避し、相手の端子金具が可動電極で邪魔されることな
くその進入が許容される。
【0015】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、可動電極は円
弧運動をして端子金具上を摺接しつつ変位するから、ワ
イピング作用が得られて酸化皮膜等が除去でき、接触面
を良好な接触状態にすることができる。また、回動アー
ムの回動変位に伴って可動電極を変位させるようになっ
ているから、可動電極のばね力が直接には両コネクタハ
ウジングの嵌合力に影響せず、すなわち両コネクタハウ
ジングを嵌合するに際して、その回動アームを回動させ
る力は要するものの、その力は電極の多少に拘らず略一
定にでき、嵌合フィーリングが一定に保てて能率良く嵌
合作業を行うことができる効果がある。
弧運動をして端子金具上を摺接しつつ変位するから、ワ
イピング作用が得られて酸化皮膜等が除去でき、接触面
を良好な接触状態にすることができる。また、回動アー
ムの回動変位に伴って可動電極を変位させるようになっ
ているから、可動電極のばね力が直接には両コネクタハ
ウジングの嵌合力に影響せず、すなわち両コネクタハウ
ジングを嵌合するに際して、その回動アームを回動させ
る力は要するものの、その力は電極の多少に拘らず略一
定にでき、嵌合フィーリングが一定に保てて能率良く嵌
合作業を行うことができる効果がある。
【0016】請求項2の発明によれば、上記の効果に加
え、回動アームをロックアームと兼用したことで、構造
の簡略化を図ることができる効果が得られる。請求項3
の発明によれば、上記の効果に加え、可動電極と接触さ
れる端子金具を挿入する場合の操作が単に挿入するだけ
で良くて簡単となり、作業性を大幅に向上させることが
できる効果がある。
え、回動アームをロックアームと兼用したことで、構造
の簡略化を図ることができる効果が得られる。請求項3
の発明によれば、上記の効果に加え、可動電極と接触さ
れる端子金具を挿入する場合の操作が単に挿入するだけ
で良くて簡単となり、作業性を大幅に向上させることが
できる効果がある。
【0017】
【実施例】以下、本発明を短絡機能付きのコネクタに適
用した一実施例を図1乃至図6に基づいて説明する。本
実施例のコネクタは、図1に示すように、互いに嵌合さ
れる雌雄のコネクタハウジング11、12(以下、雌ハ
ウジング11および雄ハウジング12という)を備えて
いる。なお、それぞれのハウジング11、12におい
て、互いの嵌合面となる側を前方と呼ぶ。
用した一実施例を図1乃至図6に基づいて説明する。本
実施例のコネクタは、図1に示すように、互いに嵌合さ
れる雌雄のコネクタハウジング11、12(以下、雌ハ
ウジング11および雄ハウジング12という)を備えて
いる。なお、それぞれのハウジング11、12におい
て、互いの嵌合面となる側を前方と呼ぶ。
【0018】雌ハウジング11は合成樹脂材により一体
成形され、外形略直方体をなす本体部13を有してい
る。その本体部13内には2個のキャビティ14が横方
向(紙面の表裏方向)に並んで形成されており、各キャ
ビティ14内にそれぞれ雌型端子金具15が後方から挿
入されて、キャビティ14の底面に設けられたランス1
6で係止されることにより、抜け止め状態で収容される
ようになっている。
成形され、外形略直方体をなす本体部13を有してい
る。その本体部13内には2個のキャビティ14が横方
向(紙面の表裏方向)に並んで形成されており、各キャ
ビティ14内にそれぞれ雌型端子金具15が後方から挿
入されて、キャビティ14の底面に設けられたランス1
6で係止されることにより、抜け止め状態で収容される
ようになっている。
【0019】雄ハウジング12は、同じく合成樹脂材に
より一体成形され、本体部18の前面に雌ハウジング1
1の外周側に略緊密に嵌合される角形の嵌合筒部19を
設けた形状に形成されている。本体部18内には、2個
のキャビティ20が雌ハウジング11のキャビティ14
と対応して横方向に並んで形成されている。各キャビテ
ィ20内には雄型端子金具21が後方から挿入され、同
じくランス23で係止されることにより、タブ22を嵌
合筒部19内に突出させた状態で抜け止め状態で収容さ
れるようになっている。
より一体成形され、本体部18の前面に雌ハウジング1
1の外周側に略緊密に嵌合される角形の嵌合筒部19を
設けた形状に形成されている。本体部18内には、2個
のキャビティ20が雌ハウジング11のキャビティ14
と対応して横方向に並んで形成されている。各キャビテ
ィ20内には雄型端子金具21が後方から挿入され、同
じくランス23で係止されることにより、タブ22を嵌
合筒部19内に突出させた状態で抜け止め状態で収容さ
れるようになっている。
【0020】この雄ハウジング12の本体部18から嵌
合筒部19にわたる上面側には、両キャビティ20の間
に位置してロックアーム25が設けられている。このロ
ックアーム25は、両ハウジング11、12を嵌合状態
にロックするものであって、長さ方向の略中央部に設け
られた支点部26を中心として回動可能となっている。
ロックアーム25の先端部の下面にはロック用の突起2
7が形成されており、その突起27の前面には、下端側
が次第に奥側に引っ込むように傾斜した当接面28が形
成されている。
合筒部19にわたる上面側には、両キャビティ20の間
に位置してロックアーム25が設けられている。このロ
ックアーム25は、両ハウジング11、12を嵌合状態
にロックするものであって、長さ方向の略中央部に設け
られた支点部26を中心として回動可能となっている。
ロックアーム25の先端部の下面にはロック用の突起2
7が形成されており、その突起27の前面には、下端側
が次第に奥側に引っ込むように傾斜した当接面28が形
成されている。
【0021】一方の雌ハウジング11の前端部には、上
記したロックアーム25の位置と対応して係止部30が
設けられている。係止部30の前面には、ロックアーム
25の突起27の当接面28と対応して傾斜したガイド
面31が形成されている。また、係止部30の後面側に
は突起27が嵌合可能な係止溝32が形成されている。
記したロックアーム25の位置と対応して係止部30が
設けられている。係止部30の前面には、ロックアーム
25の突起27の当接面28と対応して傾斜したガイド
面31が形成されている。また、係止部30の後面側に
は突起27が嵌合可能な係止溝32が形成されている。
【0022】すなわち、両ハウジング11、12が嵌合
されると、ロックアーム25の突起27の当接面28が
係止部30のガイド面31に当たり、ガイド面31で案
内されてロックアーム25が図1の反時計回り方向に回
動しつつ突起27が係止部30に乗り上げ、突起27が
係止部30を乗り越えたところでロックアーム25が復
元弾性力で同図の時計回り方向に回動して、突起27が
係止溝32に嵌まって係止することで両ハウジング1
1、12が嵌合状態に保持されるようになっている。な
お、ロックアーム25の後端にはロック解除用の操作部
34が設けられており、その操作部34を押圧すること
によりロックアーム25を支点部26を中心に図1の反
時計回り方向に強制的に回動させて、ロックを解除し得
るようになっている。
されると、ロックアーム25の突起27の当接面28が
係止部30のガイド面31に当たり、ガイド面31で案
内されてロックアーム25が図1の反時計回り方向に回
動しつつ突起27が係止部30に乗り上げ、突起27が
係止部30を乗り越えたところでロックアーム25が復
元弾性力で同図の時計回り方向に回動して、突起27が
係止溝32に嵌まって係止することで両ハウジング1
1、12が嵌合状態に保持されるようになっている。な
お、ロックアーム25の後端にはロック解除用の操作部
34が設けられており、その操作部34を押圧すること
によりロックアーム25を支点部26を中心に図1の反
時計回り方向に強制的に回動させて、ロックを解除し得
るようになっている。
【0023】このロックアーム25には、上記した両雄
型端子金具21間を短絡状態に保持するための短絡端子
36が取り付けられている。この短絡端子36は金属薄
板をプレス成形することによって一体成形されている。
詳細には、図2に示すように、ロックアーム25の外周
を囲んで取り付け可能な方形枠状の取付部37が設けら
れ、この取付部37は上辺の中央部分が切断されて開閉
可能となっていて、上辺を開きつつロックアーム25の
下面側から嵌め付け可能となっている。この取付部37
の下辺の一側に、両雄型端子金具21の並列間隔に匹敵
する長さを有する細長い連結部38が設けられ、その連
結部38の両端に一対の接触片39が形成されている。
この接触片39は、連結部38の先端から取付部37が
ある側と反対側に斜め下方に延出されたのち手前側の斜
め下方に屈曲されることでく字形に形成され、さらにそ
の先端が上方に少し折り返された形状となっている。そ
の折返部分にそれぞれ接点40が突設されている(図1
参照)。
型端子金具21間を短絡状態に保持するための短絡端子
36が取り付けられている。この短絡端子36は金属薄
板をプレス成形することによって一体成形されている。
詳細には、図2に示すように、ロックアーム25の外周
を囲んで取り付け可能な方形枠状の取付部37が設けら
れ、この取付部37は上辺の中央部分が切断されて開閉
可能となっていて、上辺を開きつつロックアーム25の
下面側から嵌め付け可能となっている。この取付部37
の下辺の一側に、両雄型端子金具21の並列間隔に匹敵
する長さを有する細長い連結部38が設けられ、その連
結部38の両端に一対の接触片39が形成されている。
この接触片39は、連結部38の先端から取付部37が
ある側と反対側に斜め下方に延出されたのち手前側の斜
め下方に屈曲されることでく字形に形成され、さらにそ
の先端が上方に少し折り返された形状となっている。そ
の折返部分にそれぞれ接点40が突設されている(図1
参照)。
【0024】この短絡端子36は、接触片39のく字形
部分の屈曲部が図1に示すように後方に突出した姿勢に
おいて、その取付部37がロックアーム25における突
起27のすぐ後方部分に嵌め付けられ、図3にも示すよ
うに、ロックアーム25の上面に突設された一対の係止
突部42に、取付部37の上辺の両切断端が係止されて
取り付けられるようになっている。このように取り付け
られた短絡端子36は、各接触片39の接点40が各雄
型端子金具21のタブ22の上面に弾性的に接触される
ようになっている。なお、この短絡端子36の弾性力
は、ロックアーム25のそれに比べて小さいものであ
る。
部分の屈曲部が図1に示すように後方に突出した姿勢に
おいて、その取付部37がロックアーム25における突
起27のすぐ後方部分に嵌め付けられ、図3にも示すよ
うに、ロックアーム25の上面に突設された一対の係止
突部42に、取付部37の上辺の両切断端が係止されて
取り付けられるようになっている。このように取り付け
られた短絡端子36は、各接触片39の接点40が各雄
型端子金具21のタブ22の上面に弾性的に接触される
ようになっている。なお、この短絡端子36の弾性力
は、ロックアーム25のそれに比べて小さいものであ
る。
【0025】また、両ハウジング11、12の嵌合操作
に伴ってロックアーム25がガイド面31で案内されて
図1の反時計回り方向に回動すると、短絡端子36はそ
れに伴って円弧運動をし、係止部30に乗り上げたとこ
ろでは、図5に示すように、短絡端子36の接触片39
が相手の雌ハウジング11におけるキャビティ14の天
井面14aよりも上方に退避し得るようになっている。
に伴ってロックアーム25がガイド面31で案内されて
図1の反時計回り方向に回動すると、短絡端子36はそ
れに伴って円弧運動をし、係止部30に乗り上げたとこ
ろでは、図5に示すように、短絡端子36の接触片39
が相手の雌ハウジング11におけるキャビティ14の天
井面14aよりも上方に退避し得るようになっている。
【0026】本実施例は上記のような構造であって、続
いてその作動を説明する。雄ハウジング12側の組み付
けについては、まず、短絡端子36を既述した要領でロ
ックアーム25に取り付ける。その時、短絡端子36の
接触片39における接点40を設けた下端部が、雄型端
子金具21のタブ22の突出位置に進出する。続いて、
各キャビティ20に雄型端子金具21を挿入するのであ
るが、短絡端子36の接触片39は、く字形に形成され
て下端側が雄型端子金具21の挿入方向に向かって斜め
に突出して形成されているから、雄型端子金具21が挿
入されてそのタブ22が嵌合筒部19内に突出すると、
接触片39の下端側に突き当たったのちそれを上方に撓
み変形させつつその挿入が許容される。そして雄型端子
金具21が正規に挿入された時点では、両接触片39の
接点40が復元弾性力により対応するタブ22に押し付
けられて接触状態となる。
いてその作動を説明する。雄ハウジング12側の組み付
けについては、まず、短絡端子36を既述した要領でロ
ックアーム25に取り付ける。その時、短絡端子36の
接触片39における接点40を設けた下端部が、雄型端
子金具21のタブ22の突出位置に進出する。続いて、
各キャビティ20に雄型端子金具21を挿入するのであ
るが、短絡端子36の接触片39は、く字形に形成され
て下端側が雄型端子金具21の挿入方向に向かって斜め
に突出して形成されているから、雄型端子金具21が挿
入されてそのタブ22が嵌合筒部19内に突出すると、
接触片39の下端側に突き当たったのちそれを上方に撓
み変形させつつその挿入が許容される。そして雄型端子
金具21が正規に挿入された時点では、両接触片39の
接点40が復元弾性力により対応するタブ22に押し付
けられて接触状態となる。
【0027】すなわち、図1に示すように、両ハウジン
グ11、12の嵌合が外されている場合には、雄ハウジ
ング12に設けられた短絡端子36の両接点40がそれ
ぞれ対応する雄型端子金具21のタブ22と弾性的に接
触し、両雄型端子金具21が短絡状態に保持される。こ
れにより、雄ハウジング12に接続された機器側に不用
意に電流が流れて誤動作を起こすのが防止される。
グ11、12の嵌合が外されている場合には、雄ハウジ
ング12に設けられた短絡端子36の両接点40がそれ
ぞれ対応する雄型端子金具21のタブ22と弾性的に接
触し、両雄型端子金具21が短絡状態に保持される。こ
れにより、雄ハウジング12に接続された機器側に不用
意に電流が流れて誤動作を起こすのが防止される。
【0028】図1の状態から両ハウジング11、12を
嵌合すると、まず図4に示すように、雄ハウジング12
に設けられたロックアーム25の突起27の当接面28
が、雌ハウジング11の係止部30のガイド面31と対
応し、引き続いて雌ハウジング11を押し込むと、突起
27がガイド面31に沿って係止部30に乗り上げるこ
とで、ロックアーム25が支点部26を中心に反時計回
り方向に回動される。そのロックアーム25の回動に伴
って、そこに取り付けられた短絡端子36が接点40を
タブ22上に摺接させつつ円弧運動をして、次第に上方
に退避する。これにより、両接点40がタブ22から離
間して非接触状態となり、両雄型端子金具21間の短絡
が解除される。また、その間にタブ22の表面が接点4
0で擦されることでそこに形成された酸化皮膜が除去さ
れる。
嵌合すると、まず図4に示すように、雄ハウジング12
に設けられたロックアーム25の突起27の当接面28
が、雌ハウジング11の係止部30のガイド面31と対
応し、引き続いて雌ハウジング11を押し込むと、突起
27がガイド面31に沿って係止部30に乗り上げるこ
とで、ロックアーム25が支点部26を中心に反時計回
り方向に回動される。そのロックアーム25の回動に伴
って、そこに取り付けられた短絡端子36が接点40を
タブ22上に摺接させつつ円弧運動をして、次第に上方
に退避する。これにより、両接点40がタブ22から離
間して非接触状態となり、両雄型端子金具21間の短絡
が解除される。また、その間にタブ22の表面が接点4
0で擦されることでそこに形成された酸化皮膜が除去さ
れる。
【0029】突起27が係止部30上に完全に乗り上げ
た状態では、図5に示すように、短絡端子36の接触片
39は雌ハウジング11のキャビティ14の天井面14
aよりも上方に退避するので、雌ハウジング11は短絡
端子36の接触片39で邪魔されることなくその押し込
みが許容される。
た状態では、図5に示すように、短絡端子36の接触片
39は雌ハウジング11のキャビティ14の天井面14
aよりも上方に退避するので、雌ハウジング11は短絡
端子36の接触片39で邪魔されることなくその押し込
みが許容される。
【0030】雌ハウジング11がさらに押し込まれて、
突起27が係止部30を乗り越えると、図6に示すよう
に、ロックアーム25が復元弾性力で同図の時計回り方
向に回動して元形に復帰し、突起27が係止部30の後
面の係止溝32に嵌まって係止することで両ハウジング
11、12が嵌合状態に保持される。そのとき、両雄型
端子金具21のタブ22が対応する雌型端子金具15内
に進入して正規に電気接続される。また、短絡端子36
の接触片39は、ロックアーム25と雌ハウジング11
のキャビティ14の天井面14aとの間で弾性的に縮め
られた状態で待機する。
突起27が係止部30を乗り越えると、図6に示すよう
に、ロックアーム25が復元弾性力で同図の時計回り方
向に回動して元形に復帰し、突起27が係止部30の後
面の係止溝32に嵌まって係止することで両ハウジング
11、12が嵌合状態に保持される。そのとき、両雄型
端子金具21のタブ22が対応する雌型端子金具15内
に進入して正規に電気接続される。また、短絡端子36
の接触片39は、ロックアーム25と雌ハウジング11
のキャビティ14の天井面14aとの間で弾性的に縮め
られた状態で待機する。
【0031】メンテナンス等に際して両ハウジング1
1、12の嵌合を外す場合は、図6の状態からロックア
ーム25の後端の操作部34を押圧して、ロックアーム
25を反時計回り方向に回動させてロックを解除したの
ち、両ハウジング11、12を引き離す。このとき、短
絡端子36の接触片39は復元弾性力で元形に広がり、
その復元弾性力はロックアーム25を反時計回り方向に
回動させるように作用するので、ロックの解除力が軽減
される。雌ハウジング11が引き抜かれて、操作部34
への押圧力を除去すると、ロックアーム25が復元弾性
力で時計回り方向に回動して元形に復動し、それに伴
い、短絡端子36が接点40をタブ22上に摺接させつ
つ上記とは逆の経路で円弧運動をし、両接点40が対応
するタブ22上に弾性的に接触される。このように接点
40がタブ22上を摺接することでワイピング効果が得
られて、そこに形成された酸化皮膜が除去されるため、
両雄型端子金具21は良好な導通状態において互いに短
絡状態とされる。
1、12の嵌合を外す場合は、図6の状態からロックア
ーム25の後端の操作部34を押圧して、ロックアーム
25を反時計回り方向に回動させてロックを解除したの
ち、両ハウジング11、12を引き離す。このとき、短
絡端子36の接触片39は復元弾性力で元形に広がり、
その復元弾性力はロックアーム25を反時計回り方向に
回動させるように作用するので、ロックの解除力が軽減
される。雌ハウジング11が引き抜かれて、操作部34
への押圧力を除去すると、ロックアーム25が復元弾性
力で時計回り方向に回動して元形に復動し、それに伴
い、短絡端子36が接点40をタブ22上に摺接させつ
つ上記とは逆の経路で円弧運動をし、両接点40が対応
するタブ22上に弾性的に接触される。このように接点
40がタブ22上を摺接することでワイピング効果が得
られて、そこに形成された酸化皮膜が除去されるため、
両雄型端子金具21は良好な導通状態において互いに短
絡状態とされる。
【0032】以上説明したように本実施例によれば、短
絡端子36は、ロックアーム25の回動変位に伴って円
弧運動をして、接点40が雄型端子金具21のタブ22
上を摺接しつつ変位するから、ワイピング作用が得られ
て酸化皮膜等が除去でき、接触面を良好な接触状態にす
ることができる。
絡端子36は、ロックアーム25の回動変位に伴って円
弧運動をして、接点40が雄型端子金具21のタブ22
上を摺接しつつ変位するから、ワイピング作用が得られ
て酸化皮膜等が除去でき、接触面を良好な接触状態にす
ることができる。
【0033】また、ロックアーム25の回動動作に伴っ
て短絡端子36を非接触位置に変位させるようにしたか
ら、短絡端子36のばね力が直接には両ハウジング1
1、12の嵌合力に影響しない。したがって、両ハウジ
ング11、12を嵌合する場合に、ロックアーム25を
回動させる力は要するものの、一定の力で嵌合作業を行
うことができる。
て短絡端子36を非接触位置に変位させるようにしたか
ら、短絡端子36のばね力が直接には両ハウジング1
1、12の嵌合力に影響しない。したがって、両ハウジ
ング11、12を嵌合する場合に、ロックアーム25を
回動させる力は要するものの、一定の力で嵌合作業を行
うことができる。
【0034】また、両ハウジング11、12を嵌合状態
にロックするのに機能するロックアーム25を短絡端子
36を変位するためのアームに兼用したから、ハウジン
グ自体の構造を簡単にまとめることが可能となる。
にロックするのに機能するロックアーム25を短絡端子
36を変位するためのアームに兼用したから、ハウジン
グ自体の構造を簡単にまとめることが可能となる。
【0035】さらに、短絡端子36は、雄型端子金具2
1の挿入に際して撓み変形しつつその挿入が許容され、
一方、相手の雌ハウジング11に対しては、ロックアー
ム25の回動変位に伴って雌ハウジング11の嵌合の邪
魔にならない位置に退避するようになっている。そのた
め、短絡端子36が予め装着された後で雄型端子金具2
1を挿入する場合に、従来のように、空の雌ハウジング
をダミーで嵌合させるといった面倒な手順を踏むことな
く、雄型端子金具21をそのまま挿入すれば良いから、
挿入の作業性が大幅に向上される。
1の挿入に際して撓み変形しつつその挿入が許容され、
一方、相手の雌ハウジング11に対しては、ロックアー
ム25の回動変位に伴って雌ハウジング11の嵌合の邪
魔にならない位置に退避するようになっている。そのた
め、短絡端子36が予め装着された後で雄型端子金具2
1を挿入する場合に、従来のように、空の雌ハウジング
をダミーで嵌合させるといった面倒な手順を踏むことな
く、雄型端子金具21をそのまま挿入すれば良いから、
挿入の作業性が大幅に向上される。
【0036】<他の実施例>本発明は上記記述及び図面
によって説明した実施例に限定されるものではなく、例
えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含ま
れ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種
々変更して実施することができる。
によって説明した実施例に限定されるものではなく、例
えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含ま
れ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種
々変更して実施することができる。
【0037】(1)短絡端子を変位させる回動アームは
ロックアームとは別に設けられていても良い。 (2)また、短絡端子が雌ハウジング側に設けられたも
のにも同様に適用可能である。 (3)上記実施例では電極数が2極の場合を例示した
が、3極以上のものにも同様に適用することができる。
ロックアームとは別に設けられていても良い。 (2)また、短絡端子が雌ハウジング側に設けられたも
のにも同様に適用可能である。 (3)上記実施例では電極数が2極の場合を例示した
が、3極以上のものにも同様に適用することができる。
【0038】(4)また本発明は、短絡機能付きのコネ
クタに限らず、例えば、常には可撓電極が端子金具と非
接触状態にあり、両ハウジングの嵌合に伴って可撓電極
を端子金具に接触させるようにしたコネクタにも適用す
ることが可能である。
クタに限らず、例えば、常には可撓電極が端子金具と非
接触状態にあり、両ハウジングの嵌合に伴って可撓電極
を端子金具に接触させるようにしたコネクタにも適用す
ることが可能である。
【図1】本発明の一実施例の両ハウジングが非嵌合状態
にある場合の断面図である。
にある場合の断面図である。
【図2】短絡端子の斜視図である。
【図3】雄ハウジングの正面図である。
【図4】両ハウジングの嵌合初期の状態の断面図であ
る。
る。
【図5】両ハウジングが完全嵌合する手前の状態の断面
図である。
図である。
【図6】両ハウジングが完全嵌合した状態の断面図であ
る。
る。
【図7】従来例における両ハウジングの非嵌合状態の断
面図である。
面図である。
【図8】その嵌合状態の断面図である。
11…雌ハウジング 12…雄ハウジング 15…雌型端子金具 21…雄型端子金具 22…タブ 25…ロックアーム 27…突起 30…係止部(係合部) 36…短絡端子(可動電極) 39…接触片(ばね部) 40…接点
Claims (3)
- 【請求項1】 互いに嵌合可能な一対のコネクタハウジ
ングを備え、一方のコネクタハウジングには、そのコネ
クタハウジングに装着された端子金具と弾性的に接触す
る位置と非接触となる位置との間で変位可能な可動電極
が設けられ、相手のコネクタハウジングとの嵌合に伴っ
て前記可動電極を接触位置と非接触位置との間で変位さ
せるようにしたコネクタにおいて、 前記一方のコネクタハウジングには、相手のコネクタハ
ウジングに設けられた係合部と係合することで弾性的に
回動変位可能な回動アームが設けられ、その回動アーム
に前記可動電極が保持されていることを特徴とするコネ
クタ。 - 【請求項2】 前記回動アームが、前記両コネクタハウ
ジングを嵌合状態にロックするためのロックアームと兼
用されていることを特徴とする請求項1記載のコネク
タ。 - 【請求項3】 前記可動電極は、常態における回動アー
ム上に前記端子金具と弾性的な接触可能に設けられ、か
つその可動電極は前記端子金具の挿入方向に向かうにし
たがって徐々に突出したばね部を備えていて、前記端子
金具が予め装着された可動電極に対して前記ばね部を撓
み変形させつつ挿入可能となっているとともに、前記回
動アームの回動変位に伴って前記可動電極は相手の端子
金具が進入可能に非接触位置に退避可能となっているこ
とを特徴とする請求項1または請求項2記載のコネク
タ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7946795A JPH08250225A (ja) | 1995-03-09 | 1995-03-09 | コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7946795A JPH08250225A (ja) | 1995-03-09 | 1995-03-09 | コネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08250225A true JPH08250225A (ja) | 1996-09-27 |
Family
ID=13690698
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7946795A Pending JPH08250225A (ja) | 1995-03-09 | 1995-03-09 | コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08250225A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102004024828B4 (de) * | 2003-05-20 | 2008-09-25 | Yazaki Corp. | Verbinderanordnung |
US9270040B1 (en) | 2014-09-26 | 2016-02-23 | Cisco Technology, Inc. | Systems and methods for providing a seamless electrical signal between electrical components |
-
1995
- 1995-03-09 JP JP7946795A patent/JPH08250225A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102004024828B4 (de) * | 2003-05-20 | 2008-09-25 | Yazaki Corp. | Verbinderanordnung |
US9270040B1 (en) | 2014-09-26 | 2016-02-23 | Cisco Technology, Inc. | Systems and methods for providing a seamless electrical signal between electrical components |
WO2016049556A1 (en) * | 2014-09-26 | 2016-03-31 | Cisco Technology, Inc. | Systems and methods for providing a seamless electrical signal between electrical components |
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