JPH0824985A - 鍛造成形装置 - Google Patents

鍛造成形装置

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JPH0824985A
JPH0824985A JP16241094A JP16241094A JPH0824985A JP H0824985 A JPH0824985 A JP H0824985A JP 16241094 A JP16241094 A JP 16241094A JP 16241094 A JP16241094 A JP 16241094A JP H0824985 A JPH0824985 A JP H0824985A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製品寸法の高精度化を図った鍛造成形装置1
の提供にある。 【構成】 鍛造成形装置1は、製品寸法に大きく影響す
る加工前のワークの温度、硬度、寸法、およびプレス機
2の型の温度を測定するワーク温度測定装置4、ワーク
硬度測定装置5、ワーク寸法測定装置6、および型温度
測定装置7を備えるとともに、これら各測定装置4〜7
の測定値に基づいてスライド下死点位置の補正量を算出
するダイハイト制御装置9と、このダイハイト制御装置
9より出力される補正信号を受けてスライド2aの下死
点位置を調整するスライド制御装置8を備える。ダイハ
イト制御装置9は、予め加工前のワーク温度、硬度、寸
法、および型温度と製品寸法との関係を記憶しておき、
上記各測定装置4〜7により測定されたワーク温度、硬
度、寸法、および型温度により最適な下死点クリアラン
スを演算し、現状の下死点クリアランスとのずれ量より
補正量を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プレス機のスライド下
死点位置を自動調整する鍛造成形装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プレス機による加工は、スライドのスト
ローク運動により行なわれるため、スライドの下死点位
置が変化すると製品精度(製品寸法)に大きな影響を与
えることになる。従って、スライドの下死点位置を一定
に保つ必要があり、従来より以下のような方法が提案さ
れている。
【0003】加工後の製品寸法を測定して、目標値と
のずれ分だけスライドの下死点位置を調整する方法(特
開平4−313500号公報)。 スライドの上死点および下死点を測定して、下死点ク
リアランスの補正量を決定する方法(文献名:プレス技
術第31巻第3号)。 プレス加工時の荷重量を測定して、その荷重量が一定
となるようにスライドの下死点位置を調整する方法(特
開昭63−180400号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなスライドの
下死点位置で決まる製品寸法には、加工前のワーク温
度、ワーク硬度、ワーク寸法、およびプレス機の型温度
が特に大きく影響する。ところが、上記の方法では、
プレス後の製品寸法に基づいてスライドの下死点位置を
調整する事後処理であることから、加工前のワーク温
度、硬度、および寸法の変動に対して全く効果がなく、
製品寸法の高精度化には限界がある。また、時間遅れの
影響により、実際に補正されるまでに1〜10個程度の
寸法不良品を生産してしまう。
【0005】の方法は、型温度の変動による下死点ク
リアランスの変化に対しては有効であるが、上記の方
法と同じく事後処理であることから、ワーク温度、硬
度、および寸法の各要因の変動に対しては全く効果がな
く、製品寸法の高精度化には限界がある。の方法は、
およびの方法と同様に事後処理であるとともに、成
形荷重と製品寸法との間に殆ど相関がないことから、製
品寸法の高精度化は困難である。本発明は、上記事情に
基づいて成されたもので、その目的は、製品寸法の高精
度化を図った鍛造成形装置の提供にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、請求項1では、スライドのストローク運
動に伴って、素材を所定の製品寸法にプレス加工するプ
レス機と、前記製品寸法に影響する加工前の前記素材の
情報を測定する素材情報測定手段と、前記プレス機の下
死点クリアランスと加工前の前記素材の情報に対応する
前記製品寸法との関係に基づいて、前記素材情報測定手
段の測定値より目標とする製品寸法を得るために必要な
下死点クリアランスを演算する下死点クリアランス演算
手段と、この下死点クリアランス演算手段で演算された
下死点クリアランスに基づいて前記スライドの下死点位
置を補正する補正量を算出する補正量算出手段と、この
補正量算出手段で算出された補正量に基づいて前記スラ
イドの下死点位置を調整する下死点位置調整手段とを備
えた技術的手段を採用する。
【0007】請求項2では、スライドのストローク運動
に伴って、素材を所定の製品寸法にプレス加工するプレ
ス機と、前記製品寸法に影響する前記プレス機の情報を
測定するプレス機情報測定手段と、前記プレス機の下死
点クリアランスと前記プレス機の情報に対応する前記製
品寸法との関係に基づいて、前記プレス機情報測定手段
の測定値より目標とする製品寸法を得るために必要な下
死点クリアランスを演算する下死点クリアランス演算手
段と、この下死点クリアランス演算手段で演算された下
死点クリアランスに基づいて前記スライドの下死点位置
を補正する補正量を算出する補正量算出手段と、この補
正量算出手段で算出された補正量に基づいて前記スライ
ドの下死点位置を調整する下死点位置調整手段とを備え
た技術的手段を採用する。
【0008】請求項3では、スライドのストローク運動
に伴って、素材を所定の製品寸法にプレス加工するプレ
ス機と、前記製品寸法に影響する加工前の前記素材の情
報を測定する素材情報測定手段と、前記製品寸法に影響
する前記プレス機の情報を測定するプレス機情報測定手
段と、前記プレス機の下死点クリアランスと加工前の前
記素材の情報に対応する前記製品寸法との関係に基づい
て、前記素材情報測定手段の測定値より目標とする製品
寸法を得るために必要な下死点クリアランスを演算する
第1下死点クリアランス演算手段と、前記プレス機の下
死点クリアランスと前記プレス機の情報に対応する前記
製品寸法との関係に基づいて、前記プレス機情報測定手
段の測定値より目標とする製品寸法を得るために必要な
下死点クリアランスを演算する第2下死点クリアランス
演算手段と、前記第1下死点クリアランス演算手段およ
び前記第2下死点クリアランス演算手段で演算されたそ
れぞれの下死点クリアランスに基づいて、前記スライド
の下死点位置を補正する補正量を算出する補正量算出手
段と、この補正量算出手段で算出された補正量に基づい
て前記スライドの下死点位置を調整する下死点位置調整
手段とを備えた技術的手段を採用する。
【0009】請求項4では、請求項1または3に記載さ
れた鍛造成形装置において、前記素材情報測定手段によ
る測定は、毎回の加工毎に、または或る間隔毎に行われ
ることを特徴とする。
【0010】請求項5では、請求項2または3に記載さ
れた鍛造成形装置において、前記プレス機情報測定手段
による測定は、毎回の加工毎に、または或る間隔毎に行
われることを特徴とする。
【0011】請求項6では、請求項1または3に記載さ
れた鍛造成形装置において、前記素材の情報とは、前記
素材の温度、前記素材の硬度、および前記素材の寸法の
少なくとも1つであることを特徴とする。
【0012】請求項7では、請求項2または3記載の鍛
造成形装置において、前記プレス機の情報とは、前記プ
レス機の型の温度であることを特徴とする。
【0013】
【作用および発明の効果】請求項1に示す本発明の鍛造
成形装置は、素材情報測定手段の測定値、つまり製品寸
法に影響する加工前の素材の情報より、目標とする製品
寸法を得るために必要な下死点クリアランスを演算し、
その演算された下死点クリアランスより算出された補正
量に基づいてスライドの下死点位置を調整する。このよ
うに、実際に加工する前に測定された素材の情報に基づ
いてスライドの下死点位置を調整することにより、素材
の情報が変動しても製品個々に最適な下死点クリアラン
スでプレス加工することができるため、高精度な製品を
安定して生産することが可能となる。
【0014】請求項2に示す本発明の鍛造成形装置は、
プレス機情報測定手段の測定値、つまり製品寸法に影響
するプレス機の情報より、目標とする製品寸法を得るた
めに必要な下死点クリアランスを演算し、その演算され
た下死点クリアランスより算出された補正量に基づいて
スライドの下死点位置を調整する。このように、製品寸
法に影響するプレス機の情報に基づいてスライドの下死
点位置を調整することにより、プレス機の情報が変動し
ても製品個々に最適な下死点クリアランスでプレス加工
することができるため、高精度な製品を安定して生産す
ることが可能となる。
【0015】請求項3に示す本発明の鍛造成形装置は、
製品寸法に影響する加工前の素材の情報およびプレス機
の情報より、それぞれ目標とする製品寸法を得るために
必要な下死点クリアランスを演算し、その演算されたそ
れぞれの下死点クリアランスより算出された補正量に基
づいてスライドの下死点位置を調整する。この発明で
は、製品寸法に影響する加工前の素材の情報とプレス機
の情報を測定してスライドの下死点位置を調整すること
により、ワークの情報およびプレス機の情報が変動して
も製品個々に最適な下死点クリアランスでプレス加工す
ることができる。この結果、請求項1または請求項2に
示す発明より、さらに製品寸法の高精度化が可能とな
る。
【0016】なお、製品寸法に影響する加工前の素材の
情報としては、請求項6に記載したように、素材の温
度、素材の硬度、および素材の寸法の少なくとも1つで
ある。また、製品寸法に影響するプレス機の情報として
は、請求項7に記載したように、プレス機の型温度であ
る。
【0017】
【実施例】次に、本発明の鍛造成形装置の一実施例を図
1〜図7に基づいて説明する。図1は鍛造成形装置のシ
ステム構成図である。本実施例の鍛造成形装置1は、プ
レス機2、製品寸法測定装置3、ワーク温度測定装置
4、ワーク硬度測定装置5、ワーク寸法測定装置6、型
温度測定装置7、スライド制御装置8、およびダイハイ
ト制御装置9等より構成されている。
【0018】プレス機2は、ストローク運動を行うスラ
イド2a、このスライド2aと一体に可動する上型2
b、および上型2bと対向配置された下型2cを備え、
スライド2aのストローク運動に伴って、コンベア10
により搬送された素材11(以下ワーク11と言う)を
上型2bと下型2cとの間でプレス加工する。製品寸法
測定装置3は、プレス機2で加工された製品11aの寸
法(厚み寸法)を測定するもので、例えば、作動トラン
ス式、渦流式、またはレーザ式等の変位計である。
【0019】ワーク温度測定装置4は、プレス機2で加
工される前のワーク11の温度を測定するもので、例え
ば、赤外線放射式または熱電対式の温度計である。ワー
ク硬度測定装置5は、プレス機2で加工される前のワー
ク11の硬度を測定するもので、例えば、超音波接触式
の硬度計である。ワーク寸法測定装置6は、プレス機2
で加工される前のワーク11の寸法(厚み寸法)を測定
するもので、例えば、作動トランス式、渦流式、または
レーザ式等の変位計である。なお、本発明の素材情報測
定手段は、ワーク温度測定装置4、ワーク硬度測定装置
5、およびワーク寸法測定装置6である。
【0020】型温度測定装置7(本発明のプレス機情報
測定手段)は、プレス機2の上型2bまたは下型2c、
あるいはその両方の型温度を測定するもので、ワーク温
度測定装置4と同様の赤外線放射式または熱電対式の温
度計である。スライド制御装置8(本発明の下死点位置
調整手段)は、ダイハイト制御装置9より出力される制
御信号に基づいて、プレス機2に内蔵されたスライド調
整モータ(図示しない)を駆動することで、スライド2
aの下死点位置を調整する。
【0021】ダイハイト制御装置9は、シーケンサある
いはマイクロコンピュータを内蔵するもので、各測定装
置3〜7からの信号を入力してデジタル変換する入力ボ
ード9a、本制御に係わるプログラムおよびデータを記
憶する記憶装置9b、プログラムに基づいて入力ボード
9aでデジタル変換された各信号を演算処理する演算処
理部9c、この演算処理部9cの演算結果を基にスライ
ド制御装置8へ制御信号を出力する出力ボード9dを備
える。
【0022】次に、本実施例の作動を図2に示すフロー
チャートを基に説明する。まず、各測定装置4〜7より
加工前のワーク温度、ワーク硬度、ワーク寸法、および
型温度の測定値を入力する(ステップS1)。続いて、
加工前のワーク温度、ワーク硬度、ワーク寸法(ワーク
厚み)、および型温度と製品寸法(製品11aの厚み)
との関係を示す各データ(図3〜6参照)に基づいて、
ステップS1で入力された各測定値より目標とする製品
寸法を得るための下死点クリアランスを求める(ステッ
プS2・下死点クリアランス演算手段)。なお、各デー
タは、プレス起動前に記憶装置9bにプリセットされ
る。
【0023】続いて、ステップS2で演算された下死点
クリアランスと現状の下死点クリアランスとのずれ量よ
りスライド2aの下死点位置を補正するための補正量を
求め(ステップS3・補正量算出手段)、この補正量に
対応した補正信号(制御信号)をスライド制御装置8へ
出力する(ステップS4)。
【0024】スライド制御装置8は、ダイハイト制御装
置9より出力された補正信号を受けて、自動運転中に、
あるいは運転を一旦停止して、プレス機2のスライド調
整モータを一定時間回転させることによりスライド2a
の下死点位置を調整する(ステップS5)。
【0025】このように、製品寸法精度に大きく影響す
る加工前のワーク温度、ワーク硬度、ワーク寸法、およ
び型温度に基づいてスライド2aの下死点位置を調整す
ることにより、ワークロットの変更、および前工程の型
ロットの変更等によりワーク11の硬度、寸法が変動し
た時、あるいは、昼休み後や朝一番等でプレス機2の型
温度、ワーク11の温度が定常状態と変わった時でも、
1ショット毎に最適な下死点クリアランスでプレス成形
することができる。
【0026】この結果、本実施例では、図7に示すよう
に、製品寸法の高精度化(安定化)を図ることができる
とともに、その製品寸法の精度向上に伴って、下死点ク
リアランスの調整作業、製品検査、および製品11aの
後工程(例えば切削)等が不要となるため、人件費、加
工費、材料費の低減によるコストダウンが期待できる。
【0027】本実施例の制御システムでは、成形後の製
品寸法を測定して、その測定値を基にプレス機2の下死
点クリアランスを制御する方法(特開平4−31350
0号公報参照)と組み合わせることにより、上記した要
因(加工前のワーク温度、ワーク硬度、ワーク寸法、お
よび型温度)以外の要因による製品寸法のばらつきを吸
収することができ、より一層の寸法精度向上を達成する
ことも可能である。なお、製品寸法に大きく影響する要
因として、型の製作精度が挙げられるが、これについて
は、型取付け前に寸法測定を行い、予めゼロ点補正して
おくことで対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】鍛造成形装置の全体構成図である。
【図2】本実施例の作動フローチャートである。
【図3】加工前のワーク温度と製品寸法との関係を示す
測定グラフである。
【図4】加工前のワーク硬度と製品寸法との関係を示す
測定グラフである。
【図5】加工前のワーク寸法と製品寸法との関係を示す
測定グラフである。
【図6】プレス機の型温度と製品寸法との関係を示す測
定グラフである。
【図7】本実施例の効果を示すグラフである。
【符号の説明】
1 鍛造成形装置 2 プレス機 2a スライド 2b 上型(型) 2c 下型(型) 4 ワーク温度測定装置(素材情報測定手段) 5 ワーク硬度測定装置(素材情報測定手段) 6 ワーク寸法測定装置(素材情報測定手段) 7 型温度測定装置(プレス機情報測定手段) 8 スライド制御装置(下死点位置調整手段) 9 ダイハイト制御装置(下死点クリアランス演算手
段、補正量算出手段) 11 ワーク(素材)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】a)スライドのストローク運動に伴って、
    素材を所定の製品寸法にプレス加工するプレス機と、 b)前記製品寸法に影響する加工前の前記素材の情報
    (素材の状態を表す物理量)を測定する素材情報測定手
    段と、 c)前記プレス機の下死点クリアランスと加工前の前記
    素材の情報に対応する前記製品寸法との関係に基づい
    て、前記素材情報測定手段の測定値より目標とする製品
    寸法を得るために必要な下死点クリアランスを演算する
    下死点クリアランス演算手段と、 d)この下死点クリアランス演算手段で演算された下死
    点クリアランスに基づいて前記スライドの下死点位置を
    補正する補正量を算出する補正量算出手段と、 e)この補正量算出手段で算出された補正量に基づいて
    前記スライドの下死点位置を調整する下死点位置調整手
    段とを備えた鍛造成形装置。
  2. 【請求項2】a)スライドのストローク運動に伴って、
    素材を所定の製品寸法にプレス加工するプレス機と、 b)前記製品寸法に影響する前記プレス機の情報(プレ
    ス機の状態を表す物理量)を測定するプレス機情報測定
    手段と、 c)前記プレス機の下死点クリアランスと前記プレス機
    の情報に対応する前記製品寸法との関係に基づいて、前
    記プレス機情報測定手段の測定値より目標とする製品寸
    法を得るために必要な下死点クリアランスを演算する下
    死点クリアランス演算手段と、 d)この下死点クリアランス演算手段で演算された下死
    点クリアランスに基づいて前記スライドの下死点位置を
    補正する補正量を算出する補正量算出手段と、 e)この補正量算出手段で算出された補正量に基づいて
    前記スライドの下死点位置を調整する下死点位置調整手
    段とを備えた鍛造成形装置。
  3. 【請求項3】a)スライドのストローク運動に伴って、
    素材を所定の製品寸法にプレス加工するプレス機と、 b)前記製品寸法に影響する加工前の前記素材の情報を
    測定する素材情報測定手段と、 c)前記製品寸法に影響する前記プレス機の情報を測定
    するプレス機情報測定手段と、 d)前記プレス機の下死点クリアランスと加工前の前記
    素材の情報に対応する前記製品寸法との関係に基づい
    て、前記素材情報測定手段の測定値より目標とする製品
    寸法を得るために必要な下死点クリアランスを演算する
    第1下死点クリアランス演算手段と、 e)前記プレス機の下死点クリアランスと前記プレス機
    の情報に対応する前記製品寸法との関係に基づいて、前
    記プレス機情報測定手段の測定値より目標とする製品寸
    法を得るために必要な下死点クリアランスを演算する第
    2下死点クリアランス演算手段と、 f)前記第1下死点クリアランス演算手段および前記第
    2下死点クリアランス演算手段で演算されたそれぞれの
    下死点クリアランスに基づいて、前記スライドの下死点
    位置を補正する補正量を算出する補正量算出手段と、 g)この補正量算出手段で算出された補正量に基づいて
    前記スライドの下死点位置を調整する下死点位置調整手
    段とを備えた鍛造成形装置。
  4. 【請求項4】前記素材情報測定手段による測定は、毎回
    の加工毎に、または或る間隔毎に行われることを特徴と
    する請求項1または3に記載された鍛造成形装置。
  5. 【請求項5】前記プレス機情報測定手段による測定は、
    毎回の加工毎に、または或る間隔毎に行われることを特
    徴とする請求項2または3に記載された鍛造成形装置。
  6. 【請求項6】前記素材の情報とは、前記素材の温度、前
    記素材の硬度、および前記素材の寸法の少なくとも1つ
    であることを特徴とする請求項1または3に記載された
    鍛造成形装置。
  7. 【請求項7】前記プレス機の情報とは、前記プレス機の
    型の温度であることを特徴とする請求項2または3記載
    の鍛造成形装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016144818A (ja) * 2015-02-09 2016-08-12 ジヤトコ株式会社 ワーク測定装置
CN116511396A (zh) * 2023-05-18 2023-08-01 河南科技大学 基于自由锻油压机的大型锻件智能制造系统
CN117696708A (zh) * 2023-12-19 2024-03-15 金丰(中国)机械工业有限公司 一种冲床的模高自动补偿方法

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