JPH08249432A - プリペイドカードの不正防止方法 - Google Patents
プリペイドカードの不正防止方法Info
- Publication number
- JPH08249432A JPH08249432A JP7074640A JP7464095A JPH08249432A JP H08249432 A JPH08249432 A JP H08249432A JP 7074640 A JP7074640 A JP 7074640A JP 7464095 A JP7464095 A JP 7464095A JP H08249432 A JPH08249432 A JP H08249432A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- prepaid card
- written
- balance
- code
- code area
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 余白部分を利用した不正改造を有効に防止す
るプリペイドカードの不正防止方法を提供する。 【構成】 代金前払により最初に設定される初期金額情
報が2次元図形コードと数字により書き込まれる初期コ
ードエリアと、前記金額が使用される過程での残金金額
情報が2次元図形コードと数字により前記初期コードエ
リアから順次下方に書き増して行く残金コードエリアと
を有するプリペイドカードの不正防止方法において、前
記残金金額情報が0となったときは、それ以下の余白部
分は文字あるいは絵などの任意のパターンが書込まれる
ことを特徴とする。
るプリペイドカードの不正防止方法を提供する。 【構成】 代金前払により最初に設定される初期金額情
報が2次元図形コードと数字により書き込まれる初期コ
ードエリアと、前記金額が使用される過程での残金金額
情報が2次元図形コードと数字により前記初期コードエ
リアから順次下方に書き増して行く残金コードエリアと
を有するプリペイドカードの不正防止方法において、前
記残金金額情報が0となったときは、それ以下の余白部
分は文字あるいは絵などの任意のパターンが書込まれる
ことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、改造などの不正使用
を有効に防止できるプリペイドカードの不正防止方法に
関するものである。
を有効に防止できるプリペイドカードの不正防止方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在市場に出回っている商品には、商品
管理のためのバーコードが付されている。このバーコー
ドは商品提供者夫々に対し割り当てられるものである
が、商品種類の多様化に伴ってバーコード割り当てに限
界が近づいている。このため、新たなコードとしてカル
ラコード(アレックジャパンの登録商標)などの2次元
コードを用いる構想が浮上している。また、電話事業者
や交通事業者など広範囲な分野で、代金前払によるプリ
ペイドカードを使用した販売システムが用いられてい
る。
管理のためのバーコードが付されている。このバーコー
ドは商品提供者夫々に対し割り当てられるものである
が、商品種類の多様化に伴ってバーコード割り当てに限
界が近づいている。このため、新たなコードとしてカル
ラコード(アレックジャパンの登録商標)などの2次元
コードを用いる構想が浮上している。また、電話事業者
や交通事業者など広範囲な分野で、代金前払によるプリ
ペイドカードを使用した販売システムが用いられてい
る。
【0003】図2は、前記2次元コードが書き込まれた
従来のプリペイドカードの構成を示す平面図である。図
において1はプリペイドカード本体、2はプリペイドカ
ード本体1の一方の辺に沿って代金前払により最初に設
定される金額情報が2次元コードと数字により書き込ま
れる初期コードエリア、3はプリペイドカードが使用さ
れる過程での残金を示す金額情報が2次元コードと数字
により書き込まれる残金コードエリアであり、前記初期
コードエリア2と並行に順次下方に書き増しされる。
従来のプリペイドカードの構成を示す平面図である。図
において1はプリペイドカード本体、2はプリペイドカ
ード本体1の一方の辺に沿って代金前払により最初に設
定される金額情報が2次元コードと数字により書き込ま
れる初期コードエリア、3はプリペイドカードが使用さ
れる過程での残金を示す金額情報が2次元コードと数字
により書き込まれる残金コードエリアであり、前記初期
コードエリア2と並行に順次下方に書き増しされる。
【0004】図3は、プリペイドカード本体1の裏面を
示す裏面図であり、4は前記初期コードエリア2および
残金コードエリア3に書き込み、あるいは書き込まれた
2次元コードを読み出す際のキー情報4aを不可視的に
書き込んだ不可視書込エリアであり、この不可視書込エ
リア4はあらかじめプリペイドカード夫々に応じて設定
されている。
示す裏面図であり、4は前記初期コードエリア2および
残金コードエリア3に書き込み、あるいは書き込まれた
2次元コードを読み出す際のキー情報4aを不可視的に
書き込んだ不可視書込エリアであり、この不可視書込エ
リア4はあらかじめプリペイドカード夫々に応じて設定
されている。
【0005】図4は、プリペイドカード本体1の断面図
であり、5と6はプリペイドカードの表面を覆う保護
層、7は保護層5,6の間に形成されたカード基材であ
る。8はカード基材7と保護層5の間にある2次元図形
コードや数字記録のための感熱層である。前記初期コー
ドエリア2および残金コードエリア3の2次元コードや
数字は、前記感熱層8が加熱されることで発色し目視可
能に表示される。
であり、5と6はプリペイドカードの表面を覆う保護
層、7は保護層5,6の間に形成されたカード基材であ
る。8はカード基材7と保護層5の間にある2次元図形
コードや数字記録のための感熱層である。前記初期コー
ドエリア2および残金コードエリア3の2次元コードや
数字は、前記感熱層8が加熱されることで発色し目視可
能に表示される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のプリペイドカー
ドは以上のように構成されているので、残金コードエリ
ア3の最後に書込まれた残金0の欄のコードを改造して
残金があるようにして余白部分3aを利用したり、ある
いは、残金コードエリア3に書き込まれたプリペイドカ
ードの使用過程での残金を示す金額情報3bが切り取ら
れ、余白部分3aを初期コードエリア2に直接一体的に
接続することで改造などの不正が容易に行われてしまう
場合があり、このような不正防止のための対策が望まれ
ている問題点があった。
ドは以上のように構成されているので、残金コードエリ
ア3の最後に書込まれた残金0の欄のコードを改造して
残金があるようにして余白部分3aを利用したり、ある
いは、残金コードエリア3に書き込まれたプリペイドカ
ードの使用過程での残金を示す金額情報3bが切り取ら
れ、余白部分3aを初期コードエリア2に直接一体的に
接続することで改造などの不正が容易に行われてしまう
場合があり、このような不正防止のための対策が望まれ
ている問題点があった。
【0007】本発明はこのような問題点を解消するため
になされたもので、本発明の目的は改造などの不正を有
効に防止するプリペイドカードの不正防止方法を提供す
ることにある。
になされたもので、本発明の目的は改造などの不正を有
効に防止するプリペイドカードの不正防止方法を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るプリペイド
カードの不正防止方法は、代金前払により最初に設定さ
れる初期金額情報が2次元図形コードと数字により書き
込まれる初期コードエリアと、前記金額が使用される過
程での残金金額情報が2次元図形コードと数字により前
記初期コードエリアから順次下方に書き増して行く残金
コードエリアとを有するプリペイドカードにおいて、前
記残金金額情報が0となったときは、それ以下の余白部
分は文字あるいは絵などの任意のパターンが書込まれる
ことを特徴とする。
カードの不正防止方法は、代金前払により最初に設定さ
れる初期金額情報が2次元図形コードと数字により書き
込まれる初期コードエリアと、前記金額が使用される過
程での残金金額情報が2次元図形コードと数字により前
記初期コードエリアから順次下方に書き増して行く残金
コードエリアとを有するプリペイドカードにおいて、前
記残金金額情報が0となったときは、それ以下の余白部
分は文字あるいは絵などの任意のパターンが書込まれる
ことを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明におけるプリペイドカードの不正防止方
法は、プリペイドカードの有する残価値がなくなると、
その余白部分には文字あるいは絵などの任意のパターン
が書き込まれるので、残金額価値がなくなったプリペイ
ドカードに余白部分が生じることがなく、残金0の欄の
コードを改造したり、あるいは前記余白部分を初期コー
ドエリアに直接一体的に接続する不正改造を有効に防止
できる。
法は、プリペイドカードの有する残価値がなくなると、
その余白部分には文字あるいは絵などの任意のパターン
が書き込まれるので、残金額価値がなくなったプリペイ
ドカードに余白部分が生じることがなく、残金0の欄の
コードを改造したり、あるいは前記余白部分を初期コー
ドエリアに直接一体的に接続する不正改造を有効に防止
できる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図について説明す
る。図1は、本実施例のプリペイドカードの構成を示す
平面図である。図において、11はプリペイドカード本
体、12はプリペイドカード本体11の一方の辺13に
沿って未使用のプリペイドカードが保有する金額情報の
書き込まれる初期コードエリア、14は初期コードエリ
ア12に2次元コードにより最初に書き込まれた例えば
「10000円」の金額情報である。15はプリペイド
カード本体11の辺13に沿って書き込まれた「100
00円」の金額を表わす数字である。
る。図1は、本実施例のプリペイドカードの構成を示す
平面図である。図において、11はプリペイドカード本
体、12はプリペイドカード本体11の一方の辺13に
沿って未使用のプリペイドカードが保有する金額情報の
書き込まれる初期コードエリア、14は初期コードエリ
ア12に2次元コードにより最初に書き込まれた例えば
「10000円」の金額情報である。15はプリペイド
カード本体11の辺13に沿って書き込まれた「100
00円」の金額を表わす数字である。
【0011】17はプリペイドカードを使用する過程の
前記プリペイドカードが保有している残額を示す2次元
コードによる情報18,19,20などが書き込まれる
価値情報の残金コードエリアである。21は2次元コー
ドにより書き込まれた残額を示す情報18の内容「70
00円」を表わした数字、22は2次元コードにより書
き込まれた残額を示す情報19の内容「4000円」を
表わした数字、23は2次元コードにより書き込まれた
残額を示す情報20の内容「0円」を表わした数字であ
る。尚、17aは残金コードエリア17の余白部分であ
る。
前記プリペイドカードが保有している残額を示す2次元
コードによる情報18,19,20などが書き込まれる
価値情報の残金コードエリアである。21は2次元コー
ドにより書き込まれた残額を示す情報18の内容「70
00円」を表わした数字、22は2次元コードにより書
き込まれた残額を示す情報19の内容「4000円」を
表わした数字、23は2次元コードにより書き込まれた
残額を示す情報20の内容「0円」を表わした数字であ
る。尚、17aは残金コードエリア17の余白部分であ
る。
【0012】24および25は、残額がなくなったとき
に、従来のプリペイドカードでは余白のままになってい
る余白部分17aに書き込まれる任意のパターンであ
り、本実施例では24は全て塗りつぶされたオール黒の
2次元コードにより構成されるパターンとなっている。
また25は例えば『ありがとうございました。』などの
文字である。これら2次元コードなどにより構成される
パターンや文字は夫々任意に設定され、残額がなくなっ
たときの余白部分17aに書き込まれる。
に、従来のプリペイドカードでは余白のままになってい
る余白部分17aに書き込まれる任意のパターンであ
り、本実施例では24は全て塗りつぶされたオール黒の
2次元コードにより構成されるパターンとなっている。
また25は例えば『ありがとうございました。』などの
文字である。これら2次元コードなどにより構成される
パターンや文字は夫々任意に設定され、残額がなくなっ
たときの余白部分17aに書き込まれる。
【0013】従来ではプリペイドカードの不正改造は、
プリペイドカードを使用する過程の前記プリペイドカー
ドが保有している残額を示す2次元コードによる情報1
8,19,20などを切り落とし、残金コードエリア1
7の余白部分17aを初期コードエリア12に直接接続
して行われる場合が多く、またこのようなプリペイドカ
ードの読み取り装置ではプリペイドカードの寸法的な情
報は検出されない場合が多いため、前記不正改造を見破
ることが困難であったのに対し、本実施例のプリペイド
カードでは、価値情報がなくなったときの残金コードエ
リア17の余白部分17aに2次元コードなどにより構
成されるパターンや文字が書き込まれるため、価値情報
がなくなったときに余白部分が生ずることがなくなり、
余白部分の不正利用が防止できることになるものであ
る。
プリペイドカードを使用する過程の前記プリペイドカー
ドが保有している残額を示す2次元コードによる情報1
8,19,20などを切り落とし、残金コードエリア1
7の余白部分17aを初期コードエリア12に直接接続
して行われる場合が多く、またこのようなプリペイドカ
ードの読み取り装置ではプリペイドカードの寸法的な情
報は検出されない場合が多いため、前記不正改造を見破
ることが困難であったのに対し、本実施例のプリペイド
カードでは、価値情報がなくなったときの残金コードエ
リア17の余白部分17aに2次元コードなどにより構
成されるパターンや文字が書き込まれるため、価値情報
がなくなったときに余白部分が生ずることがなくなり、
余白部分の不正利用が防止できることになるものであ
る。
【0014】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば残価値が
なくなったときの残金コードエリアへ任意のパターンや
文字を書き込み余白部分が発生しないようにしたので、
前記余白部分を利用した不正改造を有効に防止できる効
果がある。
なくなったときの残金コードエリアへ任意のパターンや
文字を書き込み余白部分が発生しないようにしたので、
前記余白部分を利用した不正改造を有効に防止できる効
果がある。
【図1】本発明の一実施例によるプリペイドカードを示
す平面図である。
す平面図である。
【図2】従来のプリペイドカードを示す平面図である。
【図3】従来のプリペイドカードを示す裏面図である。
【図4】プリペイドカードの断面図である。
11 プリペイドカード本体 12 初期コードエリア 17 残金コードエリア 24 パターン 25 文字
Claims (1)
- 【請求項1】 代金前払により最初に設定される初期金
額情報が2次元図形コードと数字により書き込まれる初
期コードエリアと、前記金額が使用される過程での残金
金額情報が2次元図形コードと数字により前記初期コー
ドエリアから順次下方に書き増して行く残金コードエリ
アとを有するプリペイドカードの不正防止方法におい
て、前記残金金額情報が0となったときは、それ以下の
余白部分は文字あるいは絵などの任意のパターンが書込
まれることを特徴とするプリペイドカードの不正防止方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7074640A JPH08249432A (ja) | 1995-03-07 | 1995-03-07 | プリペイドカードの不正防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7074640A JPH08249432A (ja) | 1995-03-07 | 1995-03-07 | プリペイドカードの不正防止方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08249432A true JPH08249432A (ja) | 1996-09-27 |
Family
ID=13553023
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7074640A Pending JPH08249432A (ja) | 1995-03-07 | 1995-03-07 | プリペイドカードの不正防止方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08249432A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6931153B2 (en) | 2000-04-20 | 2005-08-16 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Handwritten character recognition apparatus |
-
1995
- 1995-03-07 JP JP7074640A patent/JPH08249432A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6931153B2 (en) | 2000-04-20 | 2005-08-16 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Handwritten character recognition apparatus |
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