JPH082491A - チャタリング防止力を付加した歯車式動力伝達装置 - Google Patents
チャタリング防止力を付加した歯車式動力伝達装置Info
- Publication number
- JPH082491A JPH082491A JP17305194A JP17305194A JPH082491A JP H082491 A JPH082491 A JP H082491A JP 17305194 A JP17305194 A JP 17305194A JP 17305194 A JP17305194 A JP 17305194A JP H082491 A JPH082491 A JP H082491A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- generator
- motor
- propulsion shaft
- electric motor
- power transmission
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B3/00—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
- F02B3/06—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition
Landscapes
- Gear Transmission (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、トルク変動を含む船舶の推進軸系
と、軸駆動発電または推進加勢等の目的で発電機や電動
機を結合する場合、推進軸回転中にそれらが休止中でも
伝達歯車系にチャタリングを発生させないことを目的と
する。 【構成】ディーゼルエンジン（８）で駆動される船舶の
推進軸系（７）と、歯車機構（４）を介して発電機又は
電動機（３）と電力を授受する装置において、推進軸は
回転中で発電機又は電動機（３）が休止中、切り替え機
構（５）を介しこの発電機又は電動機（３）と他の異な
る電気負荷回路又は電源回路（６）と接続し回転子（３
ａ）に拘束力を与えられるようにした歯車式動力伝達装
置。
と、軸駆動発電または推進加勢等の目的で発電機や電動
機を結合する場合、推進軸回転中にそれらが休止中でも
伝達歯車系にチャタリングを発生させないことを目的と
する。 【構成】ディーゼルエンジン（８）で駆動される船舶の
推進軸系（７）と、歯車機構（４）を介して発電機又は
電動機（３）と電力を授受する装置において、推進軸は
回転中で発電機又は電動機（３）が休止中、切り替え機
構（５）を介しこの発電機又は電動機（３）と他の異な
る電気負荷回路又は電源回路（６）と接続し回転子（３
ａ）に拘束力を与えられるようにした歯車式動力伝達装
置。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、船舶推進軸の有するト
ルク変動成分により誘起される有害な振動（チャタリン
グ）が懸念される推進軸系と、軸駆動発電または推進力
加勢の目的で、発電機や電動機を結合する場合の歯車式
動力伝達装置に関するものである。
ルク変動成分により誘起される有害な振動（チャタリン
グ）が懸念される推進軸系と、軸駆動発電または推進力
加勢の目的で、発電機や電動機を結合する場合の歯車式
動力伝達装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】トルク変動を含む軸系と、歯車及び回転
子を含む質量系の間に振動を遮断する為にダンパやフレ
キシブル継手が設けられている。しかし、大容量のもの
はなく且つ実現しても非常に高価になる。
子を含む質量系の間に振動を遮断する為にダンパやフレ
キシブル継手が設けられている。しかし、大容量のもの
はなく且つ実現しても非常に高価になる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、トルク変動
を含む推進軸（７）が回転中に歯車装置（４）に結合さ
れている発電機や電動機（３）を運転休止してもダンパ
やフレキシブル継手を用いずとも動力伝達歯車系に有害
な振動（チャタリング）が噛み合い歯面に生じないよう
にすることを目的としている。
を含む推進軸（７）が回転中に歯車装置（４）に結合さ
れている発電機や電動機（３）を運転休止してもダンパ
やフレキシブル継手を用いずとも動力伝達歯車系に有害
な振動（チャタリング）が噛み合い歯面に生じないよう
にすることを目的としている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】発電機又は電動機（３）
の電気回路に切替装置（５）を設け運転休止中、本来の
目的の電気回路から切り放し、チャタリング防止用制動
負荷が掛けられるように設備する。制動用負荷は電動機
（３）を発電機として機能させることも、船内電源
（６）より給電し電動機として部分負荷を課することも
可能である。
の電気回路に切替装置（５）を設け運転休止中、本来の
目的の電気回路から切り放し、チャタリング防止用制動
負荷が掛けられるように設備する。制動用負荷は電動機
（３）を発電機として機能させることも、船内電源
（６）より給電し電動機として部分負荷を課することも
可能である。
【０００５】
【作用】発電機または電動機（３）が本来の目的に使わ
れている状態では推進軸（７）にトルク変動があっても
それに打ち勝つだけの負荷による歯面への押しつけ力が
あり動力伝達用歯車の歯面に対する負荷の方向は一定を
保ち、駆動側、従動側歯車の噛み合い歯面が離れること
はない、すなわちチャタリングは発生しない。しかしな
がら、休止中はこの噛み合い歯面に押しつけておく力が
なくなり、動力伝達歯車及び回転子（３ａ）は振動的に
は片側自由端となり推進軸（７）の持つ変動トルクによ
り、有害な振動（チャタリング）を含んで空回りをする
ことになる。本発明は、上記の手段を講じたので、推進
軸が回転中に発電機または電動機（３）を休止させても
切換装置（５）により船内電源（６）に切替え、回転子
にチャタリングを防止するに充分な歯面押しつけ力を発
生するように負荷がかけられる。従って、ダンパやフレ
キシブル継手等の振動緩衝装置は不要となる。
れている状態では推進軸（７）にトルク変動があっても
それに打ち勝つだけの負荷による歯面への押しつけ力が
あり動力伝達用歯車の歯面に対する負荷の方向は一定を
保ち、駆動側、従動側歯車の噛み合い歯面が離れること
はない、すなわちチャタリングは発生しない。しかしな
がら、休止中はこの噛み合い歯面に押しつけておく力が
なくなり、動力伝達歯車及び回転子（３ａ）は振動的に
は片側自由端となり推進軸（７）の持つ変動トルクによ
り、有害な振動（チャタリング）を含んで空回りをする
ことになる。本発明は、上記の手段を講じたので、推進
軸が回転中に発電機または電動機（３）を休止させても
切換装置（５）により船内電源（６）に切替え、回転子
にチャタリングを防止するに充分な歯面押しつけ力を発
生するように負荷がかけられる。従って、ダンパやフレ
キシブル継手等の振動緩衝装置は不要となる。
【０００６】
【実施例】以下、図面に示す実施例についてさらに詳細
に説明する。
に説明する。
【０００７】図１において、推進加勢用発電機エンジン
（１）を発電機（２）と結合し発電した電気により電動
機（３）を駆動し歯車装置（４）を介して推進軸（７）
に動力を伝達する。電動機用電源には切換スイッチ
（５）を設け休止中も電動機として運転し回転子（３
ａ）にチャタリング防止するに充分な制動力を発生する
電力を船内電源（６）より給電可能とする。この制動力
として発生された動力は推進軸で消費される。
（１）を発電機（２）と結合し発電した電気により電動
機（３）を駆動し歯車装置（４）を介して推進軸（７）
に動力を伝達する。電動機用電源には切換スイッチ
（５）を設け休止中も電動機として運転し回転子（３
ａ）にチャタリング防止するに充分な制動力を発生する
電力を船内電源（６）より給電可能とする。この制動力
として発生された動力は推進軸で消費される。
【０００８】本図では電動機（３）が休止中にも船内電
源（６）より給電して電動機として働かせチャタリング
防止用制動力を得ているが、電動機（３）に励磁回路、
又は帰り線を設ける等により発電機として働かせチャタ
リング防止の制動力を得ることが出来ることは勿論であ
り、発電された電力は船内の加熱電源やダミーロードで
消費する等自由である。
源（６）より給電して電動機として働かせチャタリング
防止用制動力を得ているが、電動機（３）に励磁回路、
又は帰り線を設ける等により発電機として働かせチャタ
リング防止の制動力を得ることが出来ることは勿論であ
り、発電された電力は船内の加熱電源やダミーロードで
消費する等自由である。
【０００９】また、本図では電動機（３）を接続した例
を示すが、軸発電機として接続した場合はも前記と同様
手段でチャタリング防止用制動力が得られることも勿論
である。
を示すが、軸発電機として接続した場合はも前記と同様
手段でチャタリング防止用制動力が得られることも勿論
である。
【００１０】更に、本図は機能の説明の為であり、通常
に必要なスイッチボード等給電システムは記載していな
い。
に必要なスイッチボード等給電システムは記載していな
い。
【００１１】
【発明の効果】本発明は、トルク変動を含む軸系（７）
と、軸駆動発電または推進加勢等の目的で発電機や電動
機（３）を結合する場合、それらが休止中でも回転子
（３ａ）に拘束力を与え伝達歯車系にチャタリングを発
生させないことを可能とした。これにより従来振動緩衝
のために必要であったダンパやフレキシブル継ぎ手が不
要になり信頼性が高く且つ安価な歯車装置が実現でき
る。
と、軸駆動発電または推進加勢等の目的で発電機や電動
機（３）を結合する場合、それらが休止中でも回転子
（３ａ）に拘束力を与え伝達歯車系にチャタリングを発
生させないことを可能とした。これにより従来振動緩衝
のために必要であったダンパやフレキシブル継ぎ手が不
要になり信頼性が高く且つ安価な歯車装置が実現でき
る。
【図１】本発明の一実施例でディーゼルエンジンにより
駆動される推進軸（７）に推進加勢用電動機（３）と歯
車式動力伝達装置（４）とを結合した場合の全体概念を
示す側面図である。
駆動される推進軸（７）に推進加勢用電動機（３）と歯
車式動力伝達装置（４）とを結合した場合の全体概念を
示す側面図である。
１・・・推進加勢用発電機エンジン ２・・・発電機 ３・・・電動機 ３ａ・・回転子 ４・・・歯車装置 ５・・・切換装置 ６・・・船内電源 ７・・・推進軸系 ８・・・ディーゼルエンジン ９・・・プロペラ
Claims (1)
- 【請求項１】ディーゼルエンジン（８）で駆動される船
舶の推進軸系（７）と、歯車装置（４）を介して発電機
又は電動機（３）により電力を授受する装置において、
切替装置（５）を介し、発電機又は電動機（３）の本来
の目的以外の他の異なる電気負荷回路又は電源回路
（６）との接続を可能とした発電機または電動機（３）
の回転子（３ａ）と機械的に結合した歯車式動力伝達装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17305194A JPH082491A (ja) | 1994-06-22 | 1994-06-22 | チャタリング防止力を付加した歯車式動力伝達装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17305194A JPH082491A (ja) | 1994-06-22 | 1994-06-22 | チャタリング防止力を付加した歯車式動力伝達装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH082491A true JPH082491A (ja) | 1996-01-09 |
Family
ID=15953311
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17305194A Pending JPH082491A (ja) | 1994-06-22 | 1994-06-22 | チャタリング防止力を付加した歯車式動力伝達装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH082491A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108408015A (zh) * | 2017-02-10 | 2018-08-17 | 中国国际海运集装箱(集团)股份有限公司 | 船舶的动力系统及船舶 |
-
1994
- 1994-06-22 JP JP17305194A patent/JPH082491A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108408015A (zh) * | 2017-02-10 | 2018-08-17 | 中国国际海运集装箱(集团)股份有限公司 | 船舶的动力系统及船舶 |
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