JPH08248970A - 音声処理装置 - Google Patents

音声処理装置

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JPH08248970A
JPH08248970A JP8013064A JP1306496A JPH08248970A JP H08248970 A JPH08248970 A JP H08248970A JP 8013064 A JP8013064 A JP 8013064A JP 1306496 A JP1306496 A JP 1306496A JP H08248970 A JPH08248970 A JP H08248970A
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accompaniment
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JP8013064A
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Hirohisa Koyama
裕久 小山
Takeshi Bushida
岳 武士田
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Yamaha Corp
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Yamaha Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】入力された音声の音高を、別途記憶されている
ハーモニー音声を得るための伴奏音情報に基づいて変換
し、入力された音声とともに出力することにより高度な
音声処理を可能にする。 【解決手段】音声を入力するマイク1と、楽曲の進行に
沿って、ハーモニー音声を得るための伴奏音情報が予め
記憶された外部記憶装置13と、前記マイク1より入力
された音声を、前記外部記憶装置13から読み出された
伴奏音情報が表す楽音の音名を有し、前記楽曲の伴奏音
より高い音域である旋律音域内の音高のハーモニー音声
に、楽曲の進行に沿って変換する動作を行う音高変換L
SI5と、前記マイク1から入力された音声および前記
音高変換LSI5によって変換されたハーモニー音声と
を合成するミキサ6と、を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、音声をピッチ変
換して音響効果を出す音声処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の音声処理装置では、マイクに入力
された音声を増幅などの処理をした後に音響装置から出
力するようにしている。このような音声処理装置を、カ
ラオケ装置等に利用した場合、音響処理された歌声と伴
奏音とが合成されて出力される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な音声処理装置では、音響処理装置から出力される音声
の数が、入力される音声の数と同じであるため、音響処
理の応用に限界があり、面白さに欠けたり、退屈感を生
じさせたりする問題があった。
【0004】この発明は、入力された音声の音高を、別
途記憶されているハーモニー音声を得るための伴奏音情
報に基づいて変換し、入力された音声とともに出力する
ことにより上記課題を解決した音声処理装置を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、音声を入力
する音声入力手段と、楽曲の進行に沿って、ハーモニー
音声を得るための伴奏音情報が予め記憶された記憶手段
と、前記記憶手段から伴奏音情報を読み出す読出手段
と、前記音声入力手段より入力された音声を、前記読出
手段によって読み出された伴奏音情報が表す楽音の音名
を有し、前記楽曲の伴奏音より高い音域内の音高のハー
モニー音声に、楽曲の進行に沿って変換する音高変換手
段と、前記音声入力手段から入力された音声および前記
音高変換手段によって変換されたハーモニー音声とを合
成して出力する出力手段と、を設けたことを特徴とし、
また、上記読出手段によって読み出された伴奏音情報
を、伴奏音を発生させる音源装置に出力する伴奏音情報
出力手段を有することを特徴とする。
【0006】この発明の音声処理装置では、マイクやラ
イン入力装置等で構成される音声入力手段から入力され
る音声がハーモニー音声を生成するための音声変換手段
に入力される。伴奏音情報は和音情報であり、和音のタ
イプ(メイジャ,マイナ,7th等)や根音を含んでい
る。記憶手段に予め記憶されているこの伴奏音情報は、
楽曲の進行に沿って読み出され、そのときに、上記音声
変換手段の作用によって、入力された音声の音高が、読
み出された伴奏音情報が表す音名を有し、且つ、伴奏音
よりも高い音域内の音高のハーモニー音声に変換され、
元の入力音声とともに合成して出力される。
【0007】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の実施の形態であ
る音声処理装置のブロック図である。この装置は、マイ
ク1から入力される音声を音高変換LSI5で音高変換
したのち、ミキサ6で元の音声と一緒にして出力する装
置である。
【0008】この装置の主要部はディジタル回路で構成
されている。マイク1から入力された音声はアンプ2で
増幅されたのちA/D変換回路3でディジタル信号に変
換される。A/D変換回路3で変換されたディジタル信
号は音高検出回路4,音高変換LSI5,ミキサ6に入
力される。音高検出回路4および音高変換LSI5はC
PU10に接続されている。CPU10にはこのほか、
ROM11,RAM12,外部記憶装置13,パネルス
イッチ14およびMIDIコネクタ15が接続されてい
る。ROM11には入力されたディジタルデータを処理
するためのプログラムが記憶されている。外部記憶装置
13は、フロッピィディスク装置またはカラオケセット
で構成され、セットされるフロッピィディスクにはコー
ドシーケンスデータ(和音進行のデータ)があらかじめ
記憶されている。また、MIDIコネクタ15には、キ
ーボード等の演奏装置(電子楽器)が接続され、和音検
出装置17で入力されたキーデータから和音のタイプ・
根音を検出したのちCPU10に和音情報を出力する。
音声の音高は音高検出回路4によって検出され、CPU
10にその音高情報が出力される。CPU10は、外部
記憶装置13に記憶されている、またはMIDIコネク
タ15を介して入力される和音情報に基づき、マイク1
から入力された音声の音高をどれだけ(何セント)変換
すればよいかを判断し、そのパラメータを音高変換LS
I5に出力する。音高変換LSI5はCPU10から入
力されたパラメータに基づいて音声の音高を変換する。
ここで、音高の変換は変換比に合わせてデータを補間す
る周知の方式で行われるもので、音高変換LSI5はそ
のためのバッファ,クロック,演算回路を内蔵してい
る。
【0009】音高を変換された音声(ハーモニー音声)
はミキサ6に入力される。ミキサにはマイク1から入力
されてディジタル変換された音声(直接音声)も入力さ
れている。ミキサ6は、これらハーモニー音声,直接音
声を加算してD/A変換回路7に入力する。D/A変換
回路7は加算された信号をアナログ変換する。アナログ
変換された音声はアンプ8で増幅されスピーカ9から出
力される。
【0010】図2および図3は前記CPU10の動作を
示すフローチャートである。図2の動作は和音情報をコ
ードシーケンサ(外部記憶装置13)から入力する場合
の動作であり、図3の動作は和音情報(キーデータ)
を、MIDIコネクタ15に接続された演奏装置から入
力する場合の動作である。この動作は、CPU10が数
ms毎に実行する動作である。
【0011】図2において、まず音高検出回路4のバッ
ファを読み取る(n1)。音高検出回路4が入力された
音声の音高を検出できた場合にはバッファにその音高が
記憶される。音高を検出できなかった場合または音声が
入力されなかった場合には、バッファには音高検出無し
のデータ(FFH )が記憶される。音高が検出されてい
る場合にはn2からn3に進み、音高が検出されていな
い場合にはn2から直接リターンする。n3では現在
(そのタイミング)に指定されている和音情報を外部記
憶装置13から読み出す。外部に接続されている音源装
置にこの和音を発音させるため、MIDIコネクタ15
にこの和音情報を出力する(n4)。この和音に協和す
るような付加音を旋律音域内で発音するため音高変換の
パラメータを算出する(n5)。音高の変換は、旋律音
域内(伴奏音域よりも高い音程)の和音の構成音名の音
高の内、直接音声に最も近い音高(ただし、同一音高で
はない)に変換するようにする。例えば、直接音声の音
高がC4 で、和音構成音がG1,C2,E2 とすれば、旋律
音域内の和音構成音名に対応する音高はG3,C4,E4
なり、この中から直接音声の音高C4 に最も近い音高E
4 が音高変換パラメータの音高として選択される。この
パラメータを音高変換LSI5に出力する(n6)。こ
のパラメータを受信した音高変換LSI5が直接音声を
ハーモニー音声に変換する。
【0012】図3において、まず音高検出回路4のバッ
ファを読み取る(n11)。音高が検出されている場合
にはn12からn13に進み、音高が検出されていない
場合にはn12から直接リターンする。n13ではMI
DIコネクタ15で接続されている演奏装置(電子楽
器)でそのとき演奏されている和音を読み取る。この場
合、演奏装置が和音情報を出力する装置であれば、その
和音情報を直接使用すればよいが、和音情報を出力しな
い演奏装置の場合、入力された押鍵パターン等に基づい
て和音検出装置17で和音を判定する(n14)。和音
判定の方式は、従来より周知の和音構成音を記憶したテ
ーブルに当てはめる方式等種々適用することが可能であ
る。和音判定ができた場合には、その和音に協和するよ
うな付加音を旋律音域内で発音するため音高変換のパラ
メータを算出する(n15→n16)。この変換方法は
前述の図2で説明した方法と同様であるため、ここでは
説明を省略する。このパラメータを音高変換LSI5に
出力する(n17)。このパラメータを受信した音高変
換LSI5が直接音声を変換音声に変換する。なお、判
定された和音は演奏装置(電子楽器)ですでに発音され
ているため、改めてMIDI出力する必要はない。な
お、n14で和音を判定できなかった場合には、音高変
換をすることができないため、n15から直接リターン
する。
【0013】なお、この実施形態のハーモニー音高を求
める変換方法としては、直接入力音声の音域に関連した
音高としたが、これ以外にも、伴奏音として発音される
和音の根音(メロディ音よりも2オクターブ程度低音)
から整数倍の音の音高へ直接音の音域に拘らずハーモニ
ー音の音高を変換させる等、種々変換の方式を考えるこ
とができる。
【0014】
【発明の効果】以上のようにこの発明の音声処理装置に
よれば、一人の音声入力からでもハーモニー音声が得ら
れるので、より表現力豊かな歌等を楽しむことができ、
また、伴奏音を発音させないようにすれば、一人の音声
入力からア・カペラを楽しむことができるなど、面白さ
を増す高度な音声処理を可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態である音声処理装置のブ
ロック図。
【図2】同音声処理装置の動作を示すフローチャートで
ある。
【図3】同音声処理装置の動作を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1−マイク、 4−音高検出回路、 5−音高変換LSI 、10−CPU、 13−外部記憶装置(コードシーケンサ)、 15−MIDIコネクタ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】音声を入力する音声入力手段と、 楽曲の進行に沿って、ハーモニー音声を得るための伴奏
    音情報が予め記憶された記憶手段と、 前記記憶手段から伴奏音情報を読み出す読出手段と、 前記音声入力手段より入力された音声を、前記読出手段
    によって読み出された伴奏音情報が表す楽音の音名を有
    し、前記楽曲の伴奏音より高い音域内の音高のハーモニ
    ー音声に、楽曲の進行に沿って変換する音高変換手段
    と、 前記音声入力手段から入力された音声および前記音高変
    換手段によって変換されたハーモニー音声とを合成して
    出力する出力手段と、 を設けたことを特徴とする音声処理装置。
  2. 【請求項2】上記読出手段によって読み出された伴奏音
    情報を、伴奏音を発生させる音源装置に出力する伴奏音
    情報出力手段を有することを特徴とする請求項1に記載
    の音声処理装置。
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