JPH0824865A - イオン水、その製造方法および製造装置 - Google Patents
イオン水、その製造方法および製造装置Info
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Abstract
イオン水を製造する。 【構成】粘土セラミック製の有底円筒状の電解隔膜21
を挟んで、円筒状の陰極31および陽極32が配置され
た複数の電解セル20が、電解槽10内に配置されてい
る。電解隔膜21内に生成されるアルカリイオン水は、
隣接する電解セル20の電解隔膜21内に供給されて、
その電解セル20にて電気分解処理される。各電解セル
20の電解隔膜21内には、結晶性粘土鉱物が溶解した
状態で、順次、高強度のアルカリイオン水が生成され、
各電解セル20の電解隔膜21の外側では、結晶性粘土
鉱物が溶解した状態で、順次、高強度の酸性イオン水が
生成される。
Description
得られるイオン水、特に強いpH値を長期にわたって安
定的に維持することができるイオン水と、そのイオン水
の製造方法および製造装置に関する。
ン水および酸性イオン水は、それぞれの特性により各種
分野での用途が拡大しており、家庭用のみならず工業的
にも使用されるようになっている。
多孔質の膜で分離して、多孔質の膜を挟んで陰極と陽極
とを配置し、陰極と陽極との間に直流電圧を印加するよ
うになっている。原料水には、導電性を改善するため
に、食塩等の補助電解質が添加される。陰極と陽極との
間に電圧が印加されると、陰極にはH+ イオンが引き寄
せられて、陰極における電子との反応によってH2 ガス
となって放散される。陰極の周辺では、H+ イオンの減
少にともなってOH- イオンが増加し、アルカリイオン
水が生成される。
れて、そのOH- イオンが陽極に電子を奪い取られるこ
とによってO2 ガスとなり放散される。これにより、陽
極の周辺では、OH- イオンの減少にともなってH+ イ
オンが増加し、酸性イオン水が生成される。
造装置では、内蔵された合成樹脂製のイオン交換膜の性
能等により、通常、pH4.5前後の酸性イオン水、お
よびpH9.5前後のアルカリイオン水が生成されるよ
うになっており、pH2.5〜3.2程度の強酸性イオ
ン水、pH11.5〜12.5程度の強アルカリイオン
水を長期間にわたって連続的に生成することはできな
い。
て、pH3以下の強酸性イオン水、pH12以上の強ア
ルカリイオン水を製造することは可能であるが、製造さ
れた強酸性イオン水および強アルカリイオン水は、数時
間〜数日でpH値が変化し、中性化するという問題があ
る。その結果、強酸性イオンおよび強アルカリイオン水
を工業的に利用する場合には、水を電気分解する設備を
設置して、その設備によって製造された強イオン水を、
直接、利用しなければならず、その実用化には大きな設
備負担を必要とする。
であり、その目的は、長期にわたって安定したpH値を
有しているために、各種用途に好適に使用し得る強酸性
および強アルカリ性のイオン水を提供することにある。
本発明の他の目的は、長期にわたってpH値が安定な強
酸性および強アルカリ性のイオン水を容易に製造し得る
イオン水の製造方法および製造装置を提供することにあ
る。本発明のさらに他の目的は、所定のpH値の強イオ
ン水を連続して安定的に製造することができるイオン水
の製造方法および製造装置を提供することにある。
晶性粘土鉱物が溶解した原料水を電気分解処理して得ら
れたアルカリ性および酸性の各イオン水に、結晶性粘土
鉱物をさらに溶解させるとともに、各イオン水を所定の
電極側に供給して電気分解処理することにより生成され
ており、長期にわたって安定したpH値を有しているこ
とを特徴とするものであり、そのことにより上記目的が
達成される。
ン水に対する結晶性粘土鉱物の溶解および電気分解処理
が、複数回にわたって繰り返し実施されている。
土鉱物が溶解した原料水を電気分解処理してアルカリ性
および酸性の各イオン水を生成する第1工程と、得られ
た各イオン水に結晶性粘土物質をさらに溶解させるとと
もに、各イオン水をそれぞれ所定の電極側に供給して電
気分解処理する第2工程と、を包含することを特徴とす
るものであり、そのことにより上記目的が達成される。
実施される。
晶性粘土鉱物を主体とするセラミック製の電解隔膜を有
する電解セルによって、原料水を電気分解処理してアル
カリ性および酸性のイオン水を生成する第1工程と、得
られた各イオン水を、結晶性粘土鉱物を主体とするセラ
ミック製の電解隔膜を有する電解セルの所定の電極側に
それぞれ供給して電気分解する第2工程と、を包含する
ことを特徴とするものであり、そのことにより上記目的
が達成される。
実施される。
合成樹脂製のイオン交換膜と、原料水に浸漬される結晶
性粘土鉱物を主体とするセラミック製の粒状物とを有す
る電解セルにより原料水を電気分解処理してアルカリ性
および酸性の各イオン水を生成する第1工程と、得られ
た各イオン水を、合成樹脂製のイオン交換膜と、イオン
水に浸漬される結晶性粘土鉱物を主体とするセラミック
製の粒状物とを有する電解セルの所定の電極側にそれぞ
れ供給して電気分解処理する第2工程と、を包含するこ
とを特徴とするものであり、そのことにより上記目的が
達成される。
実施される。
土鉱物を主体とする電解隔膜と、この電解隔膜を挟んで
配置された一対の電極とをそれぞれ有する複数の電解セ
ルを具備し、各電解セルは、生成されるアルカリ性およ
び酸性の各イオン水を、他の電解セルにおける電解隔膜
を挟んで所定の電極側にそれぞれ供給し得るようになっ
ていることを特徴とするものであり、そのことによっ
て、上記目的が達成される。
膜と、この電解隔膜を挟んで対向した円筒状の一対の電
極とをそれぞれ有しており、全ての電解セルが1つの電
解槽内に配置されている。
成樹脂製のイオン交換膜と、このイオン交換膜を挟んで
配置された一対の電極とをそれぞれ有する複数の電解セ
ルが設けられたイオン水の製造装置であって、各電解セ
ル内に、原料水に浸漬されるように、結晶性粘土鉱物を
主体とするセラミックの粒状物が配置されている。
によって所定の電流値に制御された交流電流を全波整流
した直流電流が通電されている。
は、理論的には、pH1.0の酸性イオン水、およびp
H14.0のアルカリイオン水を製造することが可能で
あり、H2 ガスおよびO2 ガスの発生によって被処理水
を消失するまで、電気分解することも可能なはずであ
る。しかし、実際には、水を電気分解してイオン水を製
造すると、いろいろな反応因子が複雑に絡み合い、通電
時間を長くしたり通電量を多くしても、水の電気分解の
進行は停止した飽和状態に達する。このような飽和状態
になると、いたずらにH2 ガスおよびO2 ガスが発生す
るだけで、製造されるアルカリイオン水および酸性イオ
ン水のpH値はほとんど変化しない状態になる。
れるイオン水のpH値は飽和状態になる。従って、弱小
電流を長時間通電しても、強電流を短時間だけ通電して
も、通電量が等しい場合には、生成されるアルカリイオ
ン水および酸性イオン水のpH値はほとんど変わらな
い。また、経時的なpH値の劣化についても、ほとんど
同じ傾向を示すことになる。
が溶解した原料水を電気分解することにより得られたア
ルカリ性および酸性のイオン水に、さらに、結晶性粘土
鉱物を溶解させて、アルカリイオン水および酸性イオン
水をそれぞれ陰極側および陽極側として電気分解すれ
ば、陰極側ではpH値が高くて安定した強アルカリイオ
ン水が得られ、また、陽極側ではpH値が低くて安定し
た強酸性イオン水が得られる。
する結晶性粘土鉱物の溶解と電気分解処理とを複数回に
わたって繰り返すことにより、アルカリイオン水は一層
高いpH値になるとともに、酸性イオン水は一層低いp
H値になる。その結果、最終的には、pH12以上のア
ルカリイオン水、pH値3以下の酸性イオン水を生成す
ることができる。しかも、得られたアルカリイオン水お
よび酸性イオン水は、経時的な変化はほとんど認められ
ず、長期にわたって安定して、初期のpH値を維持す
る。
8面体とが結合して二次元的に発達することによって薄
い層状態に形成されたものである。結晶性粘土鉱物は、
構造上、2−1型と1−1型に分けられる。
結晶性粘土鉱物は、硅酸4面体層とアルミナ8面体層と
が2対1に結合して形成されたものであり、アルミナ8
面体層の両側から一対の硅酸4面体層が挟み込んだ状態
になっている。2−1型の結晶性粘土鉱物は、1−1型
の結晶性粘土鉱物に比べて硅酸の含有量が多く、アルミ
ニウム分が少ない。
土鉱物の単位層の重なりの間には、水分子、Naイオン
やCaイオン等の陽イオンが入り込んでおり、一般的に
は、層間の結合は弱く、多量の水分子を層間に吸引する
ことができる。
層とアルミナ8面体層とが1対1に結合して形成された
ものであり、カオリナイトとハロサイトが1−1型の結
晶性粘土鉱物に属する。カオリナイトは、基本単位層の
アルミナ面が他の基本単位層の硅酸面と水素結合で結ば
れて、0.03〜0.05μmの集団を形成したもので
ある。これに対して、ハロナイトは、基本単位層間に1
つの水分子層を有した状態で適当な大きさに集合したも
のであり、中空管状、球状、キャベツ状等の多様な形状
になっている。
面体層では、通常、1個の硅素イオンが4個の酸素原子
で囲まれ、安定な配位になっているが、粘土鉱物の形成
の過程でその硅素イオン(プラス4価)がアルミニウム
イオン(プラス3価)に置き換えられることがある。こ
のとき、硅酸4面体層は、1単位の負電荷(1.6×1
0-19 クーロン)を有することになる。同様に、アルミ
ナ8面体中のアルミニウムイオンが、MgイオンやFe
イオンに置き換えられることもあり、このアルミナ8面
体も、1単位の負電荷を有している。このような、粘土
鉱物に発生した永久荷電は、周囲の条件とは関係なく存
在し続ける。特に、モンモリロナイトにはこの性質が顕
著に認められ、その荷電密度は1cm3 当たり102 単
位の負電荷になっており、非常に大きい荷電密度を有し
ているにもかかわらず、その構造は化学的に安定してい
る。
面体同士は、酸素原子を共有しているが、末端面(端
面)では、硅素あるいはアルミニウムが片側しかないの
で、酸素の負荷電が満足されていない。粘土鉱物は非常
に微細であって比表面積が大きいために(例えば、モン
モリロナイトは、0.1μm級の広がりでは厚さは0.
002〜0.02μm程度、カオリナイトでは、長さ
0.07〜3.5μm、幅0.5〜2.1μm、厚さ
0.03〜0.05μm)、微量であっても水中では十
分に拡散し、電気(電子)的な影響は非常に大きなもの
となる。
してH+ イオンを弱く取り込んだ状態になり、電気的に
中性を保持する。しかし、この結合は非常に弱いため
に、電気分解される原料水(イオン水)内にH+ イオン
が多量に存在する場合(酸性でpH値が低い場合)には
安定するが、原料水(イオン水)のpH値が大きくなっ
てOH- イオンの濃度が大きくなると、それに応じて硅
酸4面体からH+ イオンが飛び出し、硅酸は負に帯電す
る。すなわち、原料水(イオン水)のpH値が大きくな
ると負に帯電しやすくなり、pH値が小さくなると中性
に近づく。
ウムの正電荷が表面に露出した状態ではOH- イオンと
強固に結合し、その結果、電気的にはマイナスとなり、
さらにH+ イオンを引きつけてプラスに帯電する。すな
わち、OH- イオンを仲立ちにしてH+ を引きつけてい
るといえる。この反応は、原料水のH+ 濃度が大きくな
ると(pH値が低くなると)進行するために、原料水
(イオン水)のpH値が低くなると、正に帯電しやすく
なる。
気分解処理される水のpH値が高くなると、相対的に負
の電荷(OH- )が多くなり、pH値が低くなると、正
の電荷(H+ )が優勢になる。
溶解した原料水(イオン水)を電気分解すれば、微量の
アルミナ8面体の単独物あるいは硅酸4面体の単独物
が、原料水(イオン水)のpH値に応じた帯電状態にな
る。陰極付近のアルカリイオン水中では、硅酸4面体は
微量であっても非常に大きな荷電密度を有しており、し
かも、負に帯電した安定な永久荷電状態になったコロイ
ド粒子として浮遊している。陰極周辺では、原料水(イ
オン水)のpH値が高くなるにつれて、得られるアルカ
リイオン水中の硅酸4面体の負の帯電量が一層大きくな
るために、最終的に得られるアルカリイオン水は高いp
H値となる。
ガスとして放散する以外に、水分子H2 Oの酸素分子O
の外殻に取りついて共有結合した形の安定したヒドロニ
ウムイオン(H3 O+ )となるが、アルカリイオン水中
に浮遊している硅酸4面体は周囲に、ヒドロニウムイオ
ン(H3 O+ )を強固に保持することによって、共存し
ているOH- イオンは安定化すると考えられる。その結
果、得られるアルカリイオン水は、非常に高いpH値で
あっても、pH値および酸化還元電位(ORP)の劣化
が抑制され、長期にわたって安定する。
オン水)内のアルミナ8面体の端面が、正に帯電し、水
中のOH- イオンを強く引きつけ、H+ イオンが水分子
と結合したヒドロニウムイオン(H3 O+ )の生成を助
けてH+ イオンの消失を防止していると考えられる。従
って、原料水のpH値が低い場合には、ヒドロニウムイ
オンの生成が助長されて、低いpH値の酸性イオン水が
得られる。ヒドロニウムイオンの粒径はかなり大きいと
考えられるために、ヒドロニウムイオンの生成の際に生
じるH+ イオンの水分子に対する結合力は、K+ イオ
ン、NH4 + イオンと同程度に強いものであると考えら
れる。その結果、得られる酸性イオン水は、非常に低い
pH値であっても、pH値および酸化還元電位(OR
P)が安定した状態になり、pH値および酸化還元電位
(ORP)値の劣化が抑制され、長期にわたって安定す
る。
料水を電気分解すれば、得られるイオン水は、結晶性粘
土鉱物が溶解していない原料水を電気分解して得られる
イオン水よりも、アルカリ度および酸性度が強く、しか
も、非常に安定した状態になっている。そして、このよ
うにして得られたアルカリイオン水および酸性イオン水
に、再度、結晶性粘土鉱物を溶解させて、陰極および陽
極にそれぞれ供給して、さらに電気分解すれば、陰極周
辺に生成されるアルカリイオン水あるいは陽極周辺に生
成される酸性イオン水は、イオン水内に浮遊する多量の
硅酸4面体あるいはアルミナ8面体により、帯電量が著
しく増加している。その結果、得られるアルカリイオン
水あるいは酸性イオン水は、pH12以上の強アルカリ
性あるいはpH3以下の強酸性になり、しかも、電気的
に非常に安定した状態になって、長期にわたってそのp
H値を維持することができる。
の層は、1〜2分子層であるといわれているが、吸着水
の電気伝導度や化合物の形態変化を見ることによって、
粘土粒子に吸着された水分子の解離度が普通の水より
も、1000倍程度も高くなっていると解釈することが
できる。
ったアルカリイオン水、あるいはpH値が低くなった酸
性イオン水には、水分子クラスターが分散している。ク
ラスターが分散している水分子は、この解離度の高い水
分子と親和し、さらに、水中に存在する硅酸4面体、あ
るいはアルミナ8面体に分子のオーダーで水和すると考
えられる。すなわち、当該アルカリイオン水、酸性イオ
ン水は、化学反応性が大変に強い水分子が多数存在する
ために強い作用力を持っているにもかかわらず、経時的
な変化がほとんどない。
の電解隔膜は、層状粘土鉱物に特有の永久荷電に由来す
るイオン交換能力を発揮して、直流の通電が可能にな
る。この電解隔膜によって、原料水には結晶性粘土鉱物
が溶解した状態になる。
の電解隔膜を、有底の円筒状として、その周面を挟んで
内部および外部に一対の円筒状の電極を配置した複数の
電解セルを1つの電解槽に配置して、各電解セルにおけ
る電解隔膜内のイオン液を、順番に他の電解セルの電解
隔膜内に供給するようにすれば、各電解セルによって連
続的に電気分解処理を実施することができ、最終的に電
気分解処理された電解隔膜の内部および外部に、高強度
のイオン水がそれぞれ生成される。
の電解隔膜を使用することなく、通常の合成樹脂製のイ
オン交換膜を有する電解セルを使用する場合には、電解
セル内に、結晶性粘土鉱物を主体とするセラミック製の
粒状物を投入しておくことによって、電解セル内の原料
水(イオン水)には結晶性粘土鉱物が溶解した状態にな
る。その結果、結晶性粘土鉱物を主体とするセラミック
製の電解隔膜を有する電解セルによって電気分解した場
合と同様の作用により、高強度のイオン水が得られる。
って、常時、所定の電流値とされた交流電流を全波整流
して得られる直流電流が与えられることになる。原料水
(イオン水)の化学的な変化による電気抵抗値の変化に
対応した交流電圧を選択し、各電極間には、常時、一定
の直流電流が得られるような電圧を印加することができ
る。その結果、所定のpH値のイオン水を容易に生成す
ることができる。
に説明する。
されるイオン水製造装置の一例を示す断面図である。
の電解槽10と、この電解槽10内に配置された複数の
円筒状の電解セル20とを有している。
る。各電解セル20は、結晶性粘土鉱物を主体とし、非
晶質の含水酸化物を含有する粘土のセラミック(焼成
品)によって構成された電解隔膜21をそれぞれ有して
いる。この電解隔膜21は、上面が開放されて底面が閉
塞された有底円筒状の周面部21aと、この周面部21
aの上端部外周面に外方に突出するように配置されたフ
ランジ部21bとを有している。
えられている名称であり、岩石が長期の間、水野溶解作
用によって、カルシウム(Ca)、マグネシウム(M
g)、ナトリウム(Na)、カリウム(K)等の塩基
分、および、これらの塩基分に続いて、多量の硅素およ
びアルミニウムが、硅酸(SiO2 )およびアルミナ
(Al2 O3 )として溶解し再結晶したものである。
モンモリロナイトおよびカオリナイトを適量に含んだも
のが好適であるが、特に、限定されるものではない。電
解隔膜21は、厚くなると、通電抵抗が大きくなり、ま
た、通水性も悪くなるために、8mm以下とすることが
好ましい。
筒状の陰極31が嵌合状態で配置されており、また、周
面部21aの外部には、円筒状の陽極32が嵌合状態で
配置されている。従って、陰極31および陽極32は、
電解隔膜21の周面部21を挟んで対向した状態になっ
ている。
とは同心状態で、相互の間隔ができるだけ小さくなるよ
うに配置されている。陽極32、電解隔膜21および陰
極31の相互の間隔は、電解隔膜21における周面部2
1aの厚さとともに、通電抵抗値に大きな影響を及ぼす
ために、できるだけ小さくして、通電抵抗値を抑制する
ことが好ましい。
ステンレス鋼によって構成されたパンチングメタルを円
筒状に成形したものであり、電解隔膜21と同心状に垂
直状態で配置されている。各陰極31の上部には、上方
に突出したリード線ターミナル31aが設けられてお
り、このリード線ターミナル31aに、リード線31b
が接続されている。
食されるおそれがなく、また、使用される金属類がアル
カリイオン水中に溶出するおそれもないために、どのよ
うな金属を使用してもよいが、本実施例では、食品に接
する電極材料として許容されているステンレス鋼板製の
パンチングメタルを使用している。陰極31の周面に形
成された多数の透孔は、電解隔膜21内の水の流動性を
良好にするために設けられている。
Ti(チタン)により構成されたパンチングメタルを円
筒状に成形したものであり、電解槽10内にそれぞれ垂
直状態で配置されている。各陽極32の上部には、上方
に突出したリード線ターミナル32aが設けられてお
り、このリード線ターミナル32aに、リード線32b
が接続されている。
ために、電解隔膜21の周囲の水を汚染するという問題
がある。電気分解の陽極として使用される金属は、通
常、Cr>Fe>Ti>Ni>Ag>Ptの順番で溶解
されやすくなっており、Ptが比較的、溶解されにく
い。従って、本実施例のように、Ptクラッド(貼り付
け)のTiにより構成されたパンチングメタルでは、長
期にわたって安定的に使用できる。周面に形成された多
数の透孔は、水の流動性をよくするために設けられてい
る。
は、周面部21aの上部に嵌合されたプラスチック製の
止めリング22が嵌合されている。この止めリング22
は、中心部に円形の貫通孔が形成されたほぼ円形の平板
状をしており、周方向の3箇所に外方に突出した台部2
2aが、それぞれ周方向に等しい間隔をあけて形成され
ている。各台部22aには、ボルト25aが挿通される
ボルト孔22bが形成されている。
ッキン23を介して蓋体24が圧接されている。この蓋
体24は、プラスチック板によってほぼ円形状に形成さ
れており、周方向の3箇所に外方に突出した台部24a
が、周方向に等しい間隔をあけて設けられている。各台
部24aには、ボルト25aが挿通されるボルト孔24
bがそれぞれ形成されている。
部21bに圧接されるように、ゴム板によって、中心部
に電解隔膜21の開口部と同様の開口部が設けられたほ
ぼ円形状に形成されており、周方向の3箇所に外方に突
出した台部23aが、周方向に等しい間隔をあけて設け
られている。各台部23aには、ボルト25aが挿通さ
れるボルト孔23bが形成されている。
に嵌合された止めリング22の台部22aに対して、各
台部24aおよび23aが、それぞれ整合した状態とさ
れ、各台部24a、23a、22aのボルト孔24b、
23b、22bにボルト25aがそれぞれ挿通されてナ
ット25b(図1参照)によって締めつけられている。
これにより、蓋体24は、電解隔膜21の開口部の周縁
のフランジ部21bに、パッキン23によって気密状態
で圧接されている。
けられており、この貫通孔24c内にゴム製の栓体26
が気密状態で嵌合されている。この栓体26の軸心部に
は、陰極31のリード線ターミナル31aに接続された
リード線31bが気密状態で挿通している。
置された円筒状の陰極31内に挿入される注水管27お
よび排水管28が、それぞれ挿通している。排水管28
には、電解隔膜21内にて発生する水素を排出するため
の排気管29が取り付けられている。
10内に6個が配置されている。電解セル20は、生成
されるイオン水のpH値に対応して、適当な個数が配置
されるが、通常は、3〜9個の電解セル20が電解槽1
0内に配置される。電解槽10内の第1の電解セル20
の注水管27には、水道水等の電気分解される水が注水
されるようになっているが、この第1電解セル20の排
水管28は、隣接する第2電解セル20の注水管27に
接続されている。そして、その第2電解セル20の排水
管28が、隣接する第3の電解セル20の注水管28に
接続されている。このように、電解槽10内の電解セル
20の注水管27と隣接する電解セル20の排水管28
とが直列接続された状態になっており、電解セル20の
電解隔膜21内に生成されるイオン水が、順番に、隣接
する他の電解セル20の電解隔膜21内に供給されるよ
うになっている。そして、第6の電解セルの排水管28
から、電気分解されたpH値の高いアルカリイオン水が
取り出される。
囲に生成されたpH値の低い酸性イオン水を取り出すた
めの排水口(図示せず)が設けられている。
電解槽10内に、補助電解質としての食塩水(濃度10
%以上)が添加された水道水が原料水として投入されて
いる。原料水は、各電解セル20の蓋体24の下方の水
位になっている。
32および陰極31間に直流電流が通電されるととも
に、第1の電解セル20の注水管27から、水道水、地
下水、あるいはそれらの濾過水等が、原料水が連続的に
供給され、食塩水が援用することはほとんど稀である。
は、粘土セラミック製の電解隔膜21から結晶性粘土鉱
物が溶解した状態になり、陰極31と陽極32との間の
直流電流によって電気分解される。結晶性粘土鉱物が溶
解した原料水は、陰極31付近では、負電荷の増加が促
進されて、比較的大きいpH値のアルカリイオン水が生
成される。また、陽極32付近では、正電荷の増加が促
進されて比較的小さいpH値の酸性イオン水が生成され
る。
内には、原料水が注入されており、電解隔膜21内に生
成したアルカリイオン水は、順次、排水管28から第2
の電解セル20の注水管27を通って、電解隔膜21内
へと供給される。
いるが、放散するH2 ガスは、排水管28を通って、こ
の排水管28に接続された排気管29から排気されるよ
うになっている。
成した酸性イオン水は、流動して、第2の電解セル20
の周辺部へと供給される。
給されたアルカリイオン水には、粘土セラミック製の電
解隔膜21から結晶性粘土鉱物が新たに溶解し、アルカ
リイオン水内には、さらに、結晶性粘土鉱物量が多量に
溶解した状態になる。また、第2の電解セル20内の周
辺に移動した酸性イオン水も、電解隔膜21から流出す
る結晶性粘土鉱物が新たに溶解した状態になっている。
このように、電解隔膜21内の陰極31周辺にアルカリ
イオン水が供給されるとともに、電気隔膜21外の陽極
32周辺に酸性イオン水が供給された状態で、第2の電
解セル20でも電気分解が実施される。
当初のpH値が比較的高いアルカリイオン水が供給され
ているために、負帯電量の増加が促進されて、一層、高
いpH値のアルカリイオン水が生成される。しかも、生
成されたアルカリイオン水は、電気的に安定した状態に
なっている。
値が低い酸性イオン水が供給されているために、正帯電
量の増加が促進されて、一層、低いpH値の酸性イオン
が生成される。しかも生成された酸性イオン水は、電気
的に安定した状態になっている。
同様にして、電気分解処理が実施され、順次、高強度の
アルカリイオン水および酸性イオン水が生成される。
ある。イオン水製造装置の陰極31および陽極32に
は、交流電源からの交流電流を定電流回路51によって
電圧制御されるようになっている。定電流回路51は、
交流電流を、ダイヤル53によって設定された所定の電
流値に制御して、4つのダイオードによって構成された
全波整流回路52に出力するようになっている。全波整
流回路52は、定電流回路51によって所定の電流値に
なった交流電流を直流電流に整流して、並列に接続され
た各電解セル20の陰極31および陽極32に出力して
いる。
式会社シマデン製のサイリスタ式単層電力調整器PAC
26型が使用されている。
気分解が促進されると、電気抵抗値が変動するために、
陰極31および陽極32に、常時、一定の直流電流を通
電することは容易ではないが、このように、定電流回路
51によって交流電流を、常時、一定の電流値に制御す
ることにより、並列に接続された全部の電解セル20を
一括して、一定の直流電流が通電されるので、その結果
として、所定のpH値のアルカリイオン水および酸性イ
オン水を容易に生成することができる。
造されるイオン水の具体例を説明する。
度、火山灰土2%程度、その他の粘土成分3%程度の混
合割合になった粘土を1025℃で焼成して、内径12
0mm、厚さ6mm、高さ180mmの円筒状の電解隔
膜21とした。この電解隔膜21を用いて図2に示す電
解セル20を構成し、電解槽10内に6個を配置して、
図1に示すイオン生成装置を製造した。
たイオン製造装置と、9個の電解セル20を用いたイオ
ン製造装置も製造した。
の陰極31および陽極32間に、それぞれ、1.5(A
・h/リットル)の通電量で、60分間にわたって直流
電流を通電した。
はpH10.7のアルカリイオン水、および、pH5.
4の酸性イオン水が得られた。電解セル20が6個の場
合には、最終的にはpH12.5のアルカリイオン水、
および、pH2.5の酸性イオン水が得られた。電解セ
ル20が9個の場合には、最終的には、電解セル20が
6個の場合とほぼ同様のpH値のアルカリイオン水およ
び酸性イオン水が得られた。
置の場合に、通電量を4.5(A・h/リットル)とし
て、3時間にわたって通電したところ、前述の場合と同
様に、pH12.5程度のアルカリイオン水、および、
pH2.5程度の酸性イオン水が得られた。
酸性イオン水のpH値と酸化還元電位(ORP)の測定
結果を示す。比較のために、合成樹脂製のイオン交換膜
を使用して得られたアルカリイオン水および酸性イオン
水のpH値とORPの測定結果を図4に併記する。OR
Pは、東亜電波製pH/ORPメーター「HM−14
P」(電極GST−2419C)によって測定した。粘
土セラミックによる電解隔膜を有する複数の電解セルに
よって複数回にわたって電気分解処理されることにより
得られたアルカリイオン水および酸性イオン水は、合成
樹脂製のイオン交換膜を有する電解セルによって得られ
たアルカリイオン水および酸性イオン水よりも、それぞ
れ、ORPが弱くなっているが、pH値に対するORP
値のバラツキが少なく、均質なイオン水が得られてい
る。この性状は、イオン水中に存在している微量の粘土
鉱物分子による影響とみられる。
解隔膜を有する6個の電解セル20を用いたイオン製造
装置によって、通電量を1.5(A・h/リットル)、
1.2時間の通電時間で得られたアルカリイオン水のp
H値およびORPの経時変化を調べた。アルカリイオン
水は、製造時はpH11.5〜12.5(平均12.
0)、ORPは−300mV前後であったが、数日後に
はpH値が若干低下したものの、常温で室内にて保存し
たところ、6か月〜2年程度が経過しても、pH値はほ
とんど変化しなかった。ORPは、経時的に若干弱くな
っていると考えられる。結果を表1に示す。
セラミックによって構成された電解隔膜を使用すること
によって、原料水やイオン水中に結晶性粘土鉱物を溶解
させる構成であったが、通常の合成樹脂製のイオン交換
膜を有する電解セル内に、結晶性粘土鉱物のセラミック
によって構成された粒状物を投入して、その粒状物によ
って、原料水およびイオン水中に結晶性粘土鉱物を溶解
させるようにしてもよい。各電解セルは、直列接続さ
れ、生成されるアルカリイオン水は陰極側に、酸性イオ
ン水は陽極側に、それぞれ供給される。
は、結晶性粘土鉱物が溶解した状態になり、このような
状態で電気分解されたイオン水は強pH値を示す。
回路によって、常時、所定の電流値になった交流電流
を、全波整流回路によって直流電流として陰極および陽
極間に通電することにより、安定的に電気分解を実施す
ることができる。
カリ性および強酸性であるにもかかわらず、長期にわた
ってpH値を維持することができるために、各種用途に
使用することができる。
金属塩類をほとんど含有せず、広い意味での還元作用を
有しているために、食品加工に好適に使用することがで
きる。すなわち、食品成分が酸化することによって発生
する劣化、褪色等に対処することができる。
ている野菜、豆、穀物等の繊維細胞を膨潤、軟化させる
ことができる。また、食品組織中の脂肪成分間に浸透す
ることによって、脂質の過酸化を抑制することも可能で
ある。食品中の色細胞に対して還元効果を発揮させて、
食品の持つ色素の退化を抑制することもできる。さらに
は、次亜塩素酸の発生および消滅に類似の作用を併発す
るために、細菌の育成を妨げて食品系における細菌の繁
殖を抑制することも可能である。
処理物の組織内に進入してその成分に影響を及ぼすが、
時間の経過とともに、pH値が低下するために中性の水
になる。
の洗浄液として好適に使用できる。すなわち、水分子の
クラスターが小さくなっているために、浸透性および界
面活性が良くなっており、しかも、電子(OH- イオ
ン)が過剰に存在しているために、アルカリ反応的な洗
浄力を発揮する。また、アルカリ反応によってOH- イ
オンが減少すると、中性の水になるために、多量に使用
した場合にも環境等に悪影響を及ぼすおそれがない。反
応した後には、アルカリイオン水由来の残留物が発生し
ないために、残留物質を除去する処理、操作等が不要に
なる。
家庭用の洗浄液として、衣類、食器、家具、洗面台、ト
イレ、窓ガラス、壁面等の洗浄、半導体素子、光学機
器、OA機器、金属機器の洗浄、貴金属、眼鏡等の洗
浄、ビルの外壁の洗浄のように、あらゆるものの洗浄に
好適に使用できる。
低いpH値を安定的に維持することができるために、殺
菌力を期待することができる。
には、酸性イオン水では、pH3.0以下、ORP値は
+1000mV以上、アルカリイオン水では、pH値は
12.0以上、ORP値は−200mV以下であること
が判明している。
pH値を長期にわたって安定的に維持することができる
ために、各種用途に好適に使用することができる。例え
ば、アルカリイオン水は、食料品の加工、各種の洗浄液
として、酸性イオン水は、消毒用として使用することが
できる。本発明のイオン水の製造方法および製造装置で
は、このような強いpH値のイオン水をきわめて容易
に、しかも、連続的に製造することができる。
の断面図である。
の分解斜視図である。
オン水のpH値とORPとの関係を記すグラフである。
えられている名称であり、岩石が長期の間、水の溶解作
用によって、カルシウム(Ca)、マグネシウム(M
g)、ナトリウム(Na)、カリウム(K)等の塩基
分、および、これらの塩基分に続いて、多量の硅素およ
びアルミニウムが、硅酸(SiO2 )およびアルミナ
(Al2 O3 )として溶解し再結晶したものである。
電解セルによって複数回にわたって電気分解処理される
ことにより得られたアルカリイオン水および酸性イオン
水のpH値と酸化還元電位(ORP)を、東亜電波工業
株式会社製のpH/ORPメーター「HM−14P」
(pH値は電極GST−2419C、ORPは電極PT
S−2019をそれぞれ使用)によって測定した。ま
た、比較のために、合成樹脂製のイオン交換膜を使用し
て得られたアルカリイオン水および酸性イオン水のpH
値とORPを同様にして測定したところ、粘土セラミッ
クの電解隔膜を有する複数の電解セルによって複数回に
わたって電気分解処理されることにより得られたアルカ
リイオン水および酸性イオン水は、pH値が12前後
で、ORPが−100前後になり、合成樹脂製のイオン
交換膜を有する電解セルによって得られたアルカリイオ
ン水および酸性イオン水よりも、それぞれ、ORPが弱
くなっているが、pH値に対するORP値のバラツキが
少なく、均質なイオン水が得られた。この性状は、イオ
ン水中に存在している微量の粘土鉱物分子による影響と
みられる。
解隔膜を有する6個の電解セル20を用いたイオン製造
装置によって、通電量を1.5(A・h/リットル)、
1.2時間の通電時間で得られたアルカリイオン水のp
H値の経時変化を調べた。アルカリイオン水は、製造時
はpH11.5〜12.5(平均12.0)であった
が、数日後にはpH値が若干低下したものの、常温で室
内にて保存したところ、6か月〜2年程度が経過して
も、pH値はほとんど変化しなかった。結果を表1に示
す。
の断面図である。
の分解斜視図である。
えられている名称であり、岩石が長期の間、水の溶解作
用によって、カルシウム(Ca)、マグネシウム(M
g)、ナトリウム(Na)、カリウム(K)等の塩基
分、および、これらの塩基分に続いて、多量の硅素およ
びアルミニウムが、硅素(SiO2)およびアルミナ
(Al2O3)として溶解し再結晶したものである。
電解セルによって複数回にわたって電気分解処理される
ことにより得られたアルカリイオン水および酸性イオン
水のpH値と酸化還元電位(ORP)を、東亜電波工業
株式会社製のpH/ORPメーター「HM−14P」
(pH値は電極GST−2419C、ORPは電極PT
S−2019をそれぞれ使用)によって測定した。ま
た、比較のために、合成樹脂製のイオン交換膜を使用し
て得られたアルカリイオン水および酸性イオン水のpH
値とORPを同様にして測定したところ、粘土セラミッ
クの電解隔膜を有する複数の電解セルによって複数回に
わたって電気分解処理されることにより得られたアルカ
リイオン水および酸性イオン水は、pH値が12前後
で、ORPが−100前後になり、合成樹脂製のイオン
交換膜を有する電解セルによって得られたアルカリイオ
ン水および酸性イオン水よりも、それぞれ、ORPが弱
くなっているが、pH値に対するORP値のバラツキが
少なく、均質なイオン水が得られた。この性状は、イオ
ン水中に存在している微量の粘土鉱物分子による影響と
みられる。
解隔膜を有する6個の電解セル20を用いたイオン製造
装置によって、通電量を1.5(A・h/リットル)、
1.2時間の通電時間で得られたアルカリイオン水のp
H値の経時変化を調べた。アルカリイオン水は、製造時
はpH11.5〜12.5(平均12.0)であった
が、数日後にはpH値が若干低下したものの、常温で室
内にて保存したところ、6か月〜2年程度が経過して
も、pH値はほとんど変化しなかった。結果を表1に示
す。
の断面図である。
の分解斜視図である。
Claims (12)
- 【請求項1】 結晶性粘土鉱物が溶解した原料水を電気
分解処理して得られたアルカリ性および酸性の各イオン
水に、結晶性粘土鉱物をさらに溶解させるとともに、各
イオン水を所定の電極側に供給して電気分解処理するこ
とにより生成されており、長期にわたって安定したpH
値を有していることを特徴とするイオン水。 - 【請求項2】 原料水を電気分解処理して得られる各イ
オン水に対する結晶性粘土鉱物の溶解および電気分解処
理が複数回にわたって繰り返し実施されている請求項1
に記載のイオン水。 - 【請求項3】 結晶性粘土鉱物が溶解した原料水を電気
分解処理してアルカリ性および酸性の各イオン水を生成
する第1工程と、得られた各イオン水に結晶性粘土物質
をさらに溶解させるとともに、各イオン水をそれぞれ所
定の電極側に供給して電気分解処理する第2工程と、を
包含することを特徴とするイオン水の製造方法。 - 【請求項4】 前記第2工程が複数回にわたって繰り返
し実施される請求項3に記載のイオン水の製造方法。 - 【請求項5】 結晶性粘土鉱物を主体とするセラミック
製の電解隔膜を有する電解セルによって、原料水を電気
分解処理してアルカリ性および酸性のイオン水を生成す
る第1工程と、得られた各イオン水を、結晶性粘土鉱物
を主体とするセラミック製の電解隔膜を有する電解セル
の所定の電極側にそれぞれ供給して電気分解する第2工
程と、を包含することを特徴とするイオン水の製造方
法。 - 【請求項6】 前記第2工程が複数回にわたって繰り返
し実施される請求項5に記載のイオン水の製造方法。 - 【請求項7】 合成樹脂製のイオン交換膜と、原料水に
浸漬される結晶性粘土鉱物を主体とするセラミック製の
粒状物とを有する電解セルにより原料水を電気分解処理
してアルカリ性および酸性の各イオン水を生成する第1
工程と、得られた各イオン水を、合成樹脂製のイオン交
換膜と、イオン水に浸漬される結晶性粘土鉱物を主体と
するセラミック製の粒状物とを有する電解セルの所定の
電極側にそれぞれ供給して電気分解処理する第2工程
と、を包含することを特徴とするイオン水の製造方法。 - 【請求項8】 前記第2工程が複数回にわたって繰り返
し実施される請求項7に記載のイオン水の製造方法。 - 【請求項9】 結晶性粘土鉱物を主体とする電解隔膜
と、この電解隔膜を挟んで配置された一対の電極とをそ
れぞれ有する複数の電解セルを具備し、各電解セルは、
生成されるアルカリ性および酸性の各イオン水を、他の
電解セルにおける電解隔膜を挟んで所定の電極側にそれ
ぞれ供給し得るようになっていることを特徴とするイオ
ン水の製造装置。 - 【請求項10】 前記各電解セルは、有底の円筒状の電
解隔膜と、この電解隔膜を挟んで対向した円筒状の一対
の電極とをそれぞれ有しており、全ての電解セルが1つ
の電解槽内に配置されている請求項9に記載のイオン水
製造装置。 - 【請求項11】 合成樹脂製のイオン交換膜と、このイ
オン交換膜を挟んで配置された一対の電極とをそれぞれ
有する複数の電解セルが設けられたイオン水の製造装置
であって、各電解セル内に、原料水に浸漬されるよう
に、結晶性粘土鉱物を主体とするセラミックの粒状物が
配置されていることを特徴とするイオン水の製造装置。 - 【請求項12】 各電解セルの一対の電極には、定電流
回路によって所定の電流値に制御された交流電流を全波
整流した直流電流が通電されている請求項9または請求
項11に記載のイオン水の製造装置。
Priority Applications (7)
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JP6166584A JP2949322B2 (ja) | 1994-07-19 | 1994-07-19 | イオン水、その製造方法および製造装置 |
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DE69519702T DE69519702T2 (de) | 1994-07-19 | 1995-07-15 | Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung von ionisiertem Wasser |
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KR1019950020954A KR100357649B1 (ko) | 1994-07-19 | 1995-07-18 | 이온수,그의제조방법및제조장치 |
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TW084107747A TW318868B (ja) | 1994-07-19 | 1995-07-26 |
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ID=15833992
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US (1) | US5624544A (ja) |
EP (1) | EP0693459B1 (ja) |
JP (1) | JP2949322B2 (ja) |
KR (1) | KR100357649B1 (ja) |
AU (1) | AU692871B2 (ja) |
DE (1) | DE69519702T2 (ja) |
TW (1) | TW318868B (ja) |
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WO2012067018A1 (ja) | 2010-11-17 | 2012-05-24 | 株式会社アロンワールド | イオン水の製造方法及び製造装置 |
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WO2019193999A1 (ja) * | 2018-04-04 | 2019-10-10 | 株式会社アロンワールド | 加工食品中の油分の分離抑制方法 |
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