JPH08248585A - 露光されたハロゲン化銀写真材料を現像するための現像溶液及び現像方法 - Google Patents

露光されたハロゲン化銀写真材料を現像するための現像溶液及び現像方法

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JPH08248585A
JPH08248585A JP8050953A JP5095396A JPH08248585A JP H08248585 A JPH08248585 A JP H08248585A JP 8050953 A JP8050953 A JP 8050953A JP 5095396 A JP5095396 A JP 5095396A JP H08248585 A JPH08248585 A JP H08248585A
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フレディ・アンドリク
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アン・ヴェルベーク
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パスカル・メウ
Hieronymus Andriessen
イエロニム・アンドリエサン
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 写真感度に悪影響を与えることなく、銀析出
物の形成を効率的に減少させる写真ハロゲン化銀材料を
現像するための方法及び現像液を提供する。 【解決手段】 1lあたり0〜30gの量のハイドロキ
ノン、補助現像剤、及び1lあたり0〜50gの量のハ
ロゲン化銀錯生成剤を含む写真現像溶液において、前記
現像剤がさらに下記のものを含むことを特徴とする写真
現像溶液: − 電荷補償アニオンを伴う、式(I)に相当する化合
物を1lあたり0.1〜5gの量、 式中、少なくとも2価の基Rは少なくとも一つのオキシ
エチレン基を含有し、Z′及びZ″は同じであっても異
なってもよく、置換又は非置換複素環式芳香族5−又は
6−環を形成するのに充分な原子から構成される;及び − 式(II)に相当する化合物、そのプリカーサー、そ
の誘導体及び/又はその金属塩を少なくとも1g、

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は露光された写真ハロ
ゲン化銀材料を現像するための現像溶液及び現像方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】ハロゲン化銀写真材料を処理することに
よって、現像液中で微粒子化された金属銀、いわゆる銀
析出物が形成されることが知られている(例えば The
FocalPress 1972年発行、A. Rott 及び E. Weyde
著、Photographic SilverHalide Diffusion Process
es の第67頁参照)。銀析出物の形成は、それがコン
ベヤー及び輸送ローラー上の黒色銀の付着を生ぜしめ、
それで運ばれる写真材料の汚れを生ぜしめ、自動処理装
置で特に邪魔をする。
【0003】銀析出物の形成は例えば亜硫酸及びチオシ
アネートイオンの如きハロゲン化銀錯生成剤の従来の現
像液中での存在の結果であると考えることができる。こ
の媒体中で形成される錯イオンは効率的に金属銀核に還
元される。ほとんど目に見えない前記核の生長は前記銀
析出物の形成をもたらす。結果として自動処理機の規則
的な清浄化が要求される。全系列のフィルムの最初のフ
ィルムとしてフィルムが処理機中に導入されるとき、最
初の汚れたローラーとのその最初の接触が前記ローラー
から析出物を放出し又は付着した層を妨害する。結果と
して前記ローラーの1回転後、不均一に分布した汚れ又
は汚染物が輸送されるフィルム面と再び接触するように
なり、かくしてそれが前記面上に付着する。この現象は
最初のローラーにおいてだけでなく、ラック上に装着さ
れた以後のローラーでも周期的に繰り返される。結晶質
銀析出物はさらにフィルム上の被覆親水性層の表面の損
傷を生ぜしめることがあり、かつ/又は局部的に位置し
た加圧現象を生ぜしめ、“人工物”を生ぜしめることが
あり、これによって得られた像の診断値を著しく妨げる
ことがある。特にハロゲン化写真材料が例えば医療像形
成又は非破壊試験における診断値を有する処理像を示す
とき、前記診断値が損なわれうる。放射線写真記録及び
復製のための処理された材料中でのこの欠陥の発生以外
に、一般的なアマチュア及びプロ写真のためのフィルム
及び紙、プリプレスグラフィックアート用の材料、映画
記録及び焼付用のフィルム、処理後平版印刷版として作
用しうる材料、マイクロフィルム用材料等でもそれは検
出できる。
【0004】銀析出物の形成を防止するため、現像液に
僅かに可溶性でかつ非還元性の銀塩を形成する特定の化
合物、例えばBE−P606550及びGB−P112
0963に記載されている如き1,3,4−チアジアゾ
ール−2−チオールの誘導体又は5,5′−ビス−1,
2,4−トリアゾリン−3−チオン、US−P3212
892に記載された2−メルカプト−1,3,4−チア
ジアゾールを加えることが提案されている。非常に多く
の種類の他のメルカプト化合物がFR−P147023
5に記載されており、フェニル核上に−NHX置換基を
有する1−フェニル−5−メルカプト−テトラゾール化
合物がGB−P1471554に記載されている。後者
の明細書に、乳剤層が、サポニン、ラウリル、硫酸ナト
リウム、ドデシルフエノールポリエチレンオキサイドエ
ーテル及びヘキサデシルトリメチルアンモニウムブロマ
イドの如き補助被覆剤を含有できることが記載されてい
る。
【0005】現像液中に1−フェニル−5−メルカプト
テトラゾールを存在させることによって同じ結果を得る
ことができるが、それをハロゲン化銀写真材料中のかぶ
りを減少させるのに必要な量より多い量で使用すると、
前記材料の感度が著しく低下する。かかる効果は、現像
液から露光写真ハロゲン化銀乳剤層中への1−フェニル
−5−メルカプトテトラゾールの浸透及びその潜像核と
の相互作用に多分原因がある。更に最近現像液中で使用
するためのトリアゾリウムチオレートが例えばEP−A
0533182に記載されている。
【0006】EP明細書0223883にはハロゲン化
銀写真材料を、(i)現像主薬、(ii)少なくとも3個の
炭素原子の脂肪族基を含む複素環式メルカプト化合物及
び (iii)界面活性剤の存在下に、水性アルカリ性液で処
理することを含み、前記界面活性剤が、アニオン性アル
キルフエノキシポリアルキレンオキシホスフェートエス
テル界面活性剤であることを特徴とする方法が記載され
ている。
【0007】EP−A0620484においては、特に
非破壊試験目的のための処理した材料に対するいわゆる
“パイリン( pi - line)”欠陥の減少が記載されてい
る。かかる材料は、その親水性層の少なくとも一つの中
に界面活性剤として少なくとも1種のポリオキシアルキ
レン化合物及び硬化剤として少なくとも1種のビニルス
ルホン化合物を含有すべきである。現像液が、界面活性
剤として少なくとも1種のアニオン性アルキルフエノキ
シ及び/又はアルコキシポリアルキレンオキシホスフェ
ートエステル、サルフェートエステル、アルキルカルボ
ン酸、スルホン酸又はホスホン酸及び/又はそれらの塩
を含有するような現像工程を含む処理方法と組合せる
と、著しい改良が得られている。同様の結果が、EP−
A0621506及びEP−A0620483に記載さ
れている如く得られている。
【0008】前記方法は非常に有効であるが、それは、
銀核の量を減少させず、前記核がより良く分散され、大
きな結晶質銀析出物を形成するため更に生長することを
単に阻止する処理方法以外のものではない。これらの方
法を用いると、核の発生を減少させる意味での養生( c
uring )効果を得ることはできない。更に現像液の安定
性、特に空気酸素との接触による酸化に対する感度は、
何れのものも改良されない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、写真
感度に悪影響を与えることなく、銀析出物の形成を効率
的に減少させる写真ハロゲン化銀材料を現像するための
方法及び安定な現像液を提供することにある。
【0010】本発明の別の目的は、本発明の方法により
使用する現像液中で処理する材料に好適なセンシトメト
リーを提供することにある。
【0011】更に本発明の目的は、前記材料の1平方単
位についての低い再生容量が高く評価されるような、空
気酸素による酸化に対して現像液が安定である現像方法
を提供することにある。
【0012】本発明の他の目的及び利点は以下の説明か
ら明らかになるであろう。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は1lあた
り0〜30gの量のハイドロキノン、補助現像剤、ハロ
ゲン化銀錯生成剤として1lあたり50g未満、好まし
くは1lあたり40g未満の量のアルカリ金属亜硫酸
塩、好ましくはナトリウム塩を含む現像液において、前
記現像剤がさらに下記のものを含むことを特徴とする現
像液を提供することによって達成しうることを驚くべき
ことに見出した: − 電荷補償アニオンを伴う、式(I)に相当する化合
物を1lあたり0.1〜5gの量、
【化4】 式中、少なくとも2価の基Rは少なくとも一つのオキシ
エチレン基を含有し、Z′及びZ″は同じであっても異
なってもよく、置換又は非置換複素環式芳香族5−又は
6−環を形成するのに充分な原子から構成される;及び − 式(II)に相当する化合物、そのプリカーサー、そ
の誘導体及び/又はその金属塩を少なくとも1g、
【化5】 式中、A,B及びDのそれぞれは独立して酸素原子又は
NR1 を表わし;Xは酸素原子、硫黄原子、NR2 ;C
34 ;C=O;C=NR5 又はC=Sを表わし;Y
は酸素原子、硫黄原子、NR′2 ;CR′3 R′4 ;C
=O;C=NR′5 又はC=Sを表わし;Zは酸素原
子、硫黄原子、NR″2 ;CR″3 R″4;C=O;C
=NR″5 又はC=Sを表わし;nは0,1又は2に等
しく;R1〜R5 、R′1 〜R′5 及びR″1 〜R″5
のそれぞれは独立して水素、置換又は非置換アルキル、
アラルキル、ヒドロキシアルキル、カルボキシアルキ
ル;置換又は非置換アルケニル、置換又は非置換アルキ
ニル、置換又は非置換シクロアルキル、置換又は非置換
シクロアルケニル、置換又は非置換アリール又は置換又
は非置換複素環式基を表わし;そしてR3 及びR4
R′3 及びR′4 、R″3及びR″4 はさらに一緒にな
って環を形成してもよく;及びXがCR34 でYがC
R′3 R′4 である場合には、R3 及びR′3 及び/又
はR4 及びR′4 は環を形成してもよく、YがCR′3
R′4 でZがCR″3 R″4 でnが1又は2である場合
にはR′3 及びR″3 及び/又はR′4 及びR″4 は環
を形成してもよい。
【0014】現像主薬及び少量のアルカリ金属亜硫酸塩
の如き銀錯生成化合物を含有する現像液の安定性及び銀
析出物の問題の解決策は、前記現像液に、少なくとも1
gの式(I)に相当する化合物及び少なくとも1gの式
(II)に相当する化合物、そのプリカーサー、その誘導
体及びその金属塩を加えることによって提供されること
を意外にも見出した。
【0015】提案された量のアルカリ金属チオシアネー
トと同じように作用する、式(I)による化合物のため
の好ましい例では、前記複素環式芳香族環は同じであっ
ても異なってもよく、ピリジン、ピリミジン、イミダゾ
ール、ベンズイミダゾール、チアゾール、ベンゾチアゾ
ール又はそれらの誘導体を表わす。式(I)による構造
においてさらに好ましい例では少なくとも2価の基Rが
少なくとも三つのオキシエチレン単位を表わす。所望に
より少なくとも一つの環置換基は少なくとも一つのオキ
シエチレン単位を表わす。
【0016】とりわけ、好ましい化合物は下記のもので
ある。
【化6】 式中、p=3〜10であり、p′は1〜4であり;さら
に好ましくはpは4の値に等しくp′は1の値に等し
い。ピリジニウムカチオンが存在するとき、アニオンは
これらのN−複素環式芳香族オニウム化合物の全電荷を
中性化するために必要とされる。好適なアニオンはメチ
ルスルホネートなどのようなスルホネートアニオン、ト
ルイルスルホネート、カルバメート、ベンゾエート、グ
ルタメート、ペルクロレート、スルフェートなどであ
る。さらに好ましい例では前記アニオンはp−トルイル
スルホネートである。
【0017】一般式(I)におけるオキシエチレン単位
の存在は前記式をUS−P5384232及びEP−A
0585792に記載の式とは実質的に異なるものにし
ている。
【0018】式(II)による化合物のための好ましい例
ではA,B及びXは酸素原子を表わし;n=0であり;
YがCH−(CHOH)m −CH2 −R6 (m=1,
2,3又は4であり、R6 はm=1のときOHを表わ
し、m=2,3又は4のときH又はOHを表わす)を表
わす。この式は(イソ)アスコルビン酸に相当し、それ
は1−アスコルビン酸とともに式(I)の好ましい形で
ある。別の好ましい例ではA及びBはそれぞれ酸素原子
であり;n=0であり;X及びYのそれぞれがC(CH
32 を表わす。この式はテトラメチルレダクチン酸に
相当する。式(I)による化合物は1lあたり1g〜5
0gの量で現像剤溶液に存在する。還元プリカーサー化
合物の例はWO94/3834及び94/16362に
記載されており、それらはともに参考としてここに組入
れる。
【0019】本発明の範囲内で、アスコルビン酸は、例
えばWO93/12463、JP−A4428673及
びJP−A55149936、GB1266533及び
US−P3865591、US−P4756997及び
US−P4839259、及び J. Am. Chem. Soc.60
巻(1938年)の99頁及び2084頁、61巻(1
939年)の442頁、64巻(1942年)の156
1頁、65巻(1943年)の1489頁、66巻(1
944年)の700頁及び104巻(1982年)の6
273頁に記載されている如き酸化防止剤として現像液
中で単に使用するのではないことは明らかである。
【0020】現像液は、現像主薬としてのハイドロキノ
ン及び露光写真ハロゲン化銀の現像に使用するため知ら
れている補助現像主薬の任意の組合せを含有できるが、
ハイドロキノンの不存在は除外されない。例えば補助現
像化合物として、p−メチルアミノフエノール、1−フ
ェニル−3−ピラゾリジン−1−オン、p−フェニレン
ジアミン誘導体等を利用できる。ハイドロキノンは1l
について30g未満の量を存在させることができ、更に
好ましくは20g/l未満で存在させることができる。
補助現像主薬の好ましい量は、現像液1lについて10
mmolまでの濃度範囲で存在させる。前記補助現像主
薬は“フェニドン”化合物として良く知られる1−フェ
ニル−3−ピラゾリジン−1−オン化合物が好ましい。
【0021】現像液は更にアルカリ金属亜硫酸塩、重亜
硫酸塩、メタ亜硫酸塩又はメタ重亜硫酸塩の如き銀錯生
成剤を含有するが、好ましくは、それは現像液1lにつ
いて0から50gまでの量、更に好ましくは0から40
gまでの量でアルカリ金属亜硫酸塩、更に好ましくは亜
硫酸ナトリウムを含有する。現像剤溶液はアルカリ金属
水酸化物、リン酸塩、硼酸塩、炭酸塩等でアルカリ性に
することができる。現像剤液及び活性剤液は更に他の成
分を含有できる。例えば金属錯生成剤、1lについて
0.01〜0.4molの範囲の量でのかぶり防止剤例
えばアルカリ金属臭化物、ベンゾトリアゾール、ベンゾ
チアゾール、テトラゾール例えば1lについて0.06
gまでの1−フェニル−5−メルカプトテトラゾール、
現像主薬の溶解性を改良する溶媒例えばアルコール、ポ
リエチレングリコール及びそのエステル及びアルカノー
ルアミン、界面活性剤、現像抑制又は活性化合物、例え
ば四級アンモニウム塩、及びゼラチン硬化剤例えばグル
タルジアルデヒドの如きジアルデヒド化合物を含有でき
る。特に200〜400の範囲での低分子量を有するポ
リエチレングリコールの存在が好ましい。
【0022】本発明による現像剤溶液のpHの値は好ま
しくは9.0〜12.5、さらに好ましくは9.5〜1
2.0、さらに一層好ましくは9.5〜11.0であ
る。そのような相対的に“低い”pH値で、12.0以
上のしばしば使用されるアルカリ性pH値と比較したと
しても、要求されるセンシトメトリーはなお達成され
る。それは本発明による組成を有する現像液が合理的な
処理時間内で処理される材料について要求される感度を
得るのに充分な反応性を提供することを意味する。
【0023】従って本発明は、本発明による現像液によ
って、任意の種類の写真ハロゲン化銀乳剤層材料、例え
ばグラフィックアート、マイクロ写真又はX線記録材料
を、特にそれぞれの用途に適用される好適な放射線源に
よってそれらを像に従って露光し、それを本発明による
現像液に浸漬することによって現像する方法を含む。
【0024】本発明による現像法は、自動処理装置で、
好ましくは25〜40℃の温度で、5〜45秒の時間
で、例えばUS−P3025779及びUS−P354
5971に記載されている如きコンベヤーローラーを含
む装置に有利に適用される。
【0025】好ましくは式(II)に相当する誘導体の濃
度及びpHは、非酸化現像主薬を補充し、これによって
EP−A0552511に示されている如く制御された
一定レドックス電位の下に濃縮アルカリ金属水酸化物溶
液を加えることによって一定値に保たれる。上記EP−
A0552511はここに引用して組入れる。本発明
は、本発明による組成を有する現像液の低再生量の使用
を可能にする:写真材料1m2 について50〜250m
lの現像液の最小再生量、更に好ましくは50〜150
ml/m2 の量である。本発明による組成を有する現像
液中で処理できる前記材料の好適な層配置における少な
くとも一つの感光性層中に混入されるハロゲン化銀乳剤
は、臭化銀、臭沃化銀、非平板状塩化銀、非平板状塩臭
化銀、塩沃化銀、及び非平板状塩臭沃化銀及びそれらの
組合せからなる。
【0026】さらに好ましくは本発明による現像液で処
理されうる前記材料の好適な層配置における少なくとも
一つの感光性層中に混入されるハロゲン化銀乳剤は平板
状臭化銀及び/又は平板状臭沃化銀乳剤又はそれらの組
合せから又は結晶とともに(その組成は前記で引用され
ている)構成される。
【0027】本発明による方法で使用するハロゲン化銀
写真材料中に存在する感光性ハロゲン化銀乳剤層は、ハ
ロゲン化銀写真で使用される任意の種類の組成のもので
あることができ、写真技術で使用される層配置の何れの
中にも存在させることができる。接触露光に使用せんと
する黒白ハロゲン化銀フィルムは、写真フィルムの重要
な群を形成する。これらのいわゆる接触フィルムは、一
方では適切な再生のためそして他方では乾式網点エッチ
ングのために使用される。最近のプリプレスグラフィッ
クアートにおいては、これらの接触材料は、光がUV光
を実質的に含有しないことを意味する室光条件下に数分
間使用できるように設計されている。網点又は線像の白
領域及び黒領域の相対的割合を正確に再生することは、
高いコントラスト及び高い像濃度に関係する。接触材料
は通常ハイドロキノンを含有する迅速現像薬品( Rapid
Access Chemistry )で処理されるが、それらは、ハ
イドロキノンの代りにアスコルビン酸又はアスコルビン
酸誘導体を含有する迅速現像薬品で、コントラスト又は
像濃度に関して、等しいか又はより良い結果で処理され
る。
【0028】本発明を下記実施例によって説明するが、
本発明はこれらに限定されない。
【0029】実施例 ハロゲン化銀写真材料の処理において使用される現像溶
液中に存在する銀析出物を定量的に測定する方法は、明
確に行うためには困難でさえあった。多くの要因が、実
際に銀析出物に関連した現象で役割を果している: (a)フィルム材料に関して、測定要因は、フィルムの
露光表面部分と非露光表面部分の比(この比は化学的及
び物理的溶解反応を測定する);水吸収(材料の硬化度
によって決定される);乳剤の粒度(前記粒子の溶解度
を決定する);被覆層中で使用されたゼラチンの種類;
安定化化合物(処理の洗浄工程での銀錯生成及び吸着を
決定する)及びスペクトル増感(又は吸着とも関係す
る)として集約できる。 (b)現像液に関して、銀イオンの溶解度を促進する化
合物の種類及び量、錯生成するとき影響を有するpH
値、処理機中の現像液の全容量及び再生容量。 (c)処理に関して、ローラーを通る撹拌及び絞り、温
度、現像時間、異なる種類のフィルムの同時使用、及び
クロスオーバー。二つの方法が解決した。
【0030】方法A 方法AはGEVASET 437N自動処理機( Agfa
- Gevaert の商標製品)を使用する。これはタンク1個
について1lのみのタンク容量を有する。温度及び処理
速度は変えることができる。各通路に入る前及び出た後
に唯一つのローラーがあるのみなので、フィルム面の外
観を乱す危険はない。更に現像液の撹拌は無視しうる程
度まで減少し、現像液タンクに続いて二つの定着タンク
及び一つの洗浄タンクがあり、両者は1lの内容量を有
する。25cm/分の速度で、フィルムは30℃の温度
で46秒間現像液タンク中に浸漬される。現像液は再生
されない。
【0031】消耗実験で、“方法A”によれば、一緒に
して合計面積1m2 に等しい15個のフィルムシートを
処理した:10個のフィルムシートは露光せず、5個の
フィルムシートは室光で10分間完全に露光した。シー
トは次の順序、即ち2個の非露光フィルム、1個の露光
フィルムの順序で連続的に処理した。
【0032】消耗後、現像液タンクの壁に銀の付着する
のを避けるため、現像液1lを現像液からとった。その
試料を、自動吸収分光光度測定法(A.A.S.)によ
って存在する銀の量を測定するためにとった。ビーカー
をセロファンの箔でカバーし、24時間沈降させた後内
容物を濾過した。前記24時間の間に、銀析出物は凝集
による生長の機会を有する。濾過は、操作開始前に重量
を測定した濾紙 Rotband Nr589−5を用い、ブッフ
ナーフィルター装置で真空吸引下に行った。濾過後フィ
ルターは、現像液の可溶性塩を除去するため、1lの脱
イオン水で洗った。濾紙を80℃で1時間オーヴン中で
乾燥し、その後それを90分間冷却し、再び秤量した。
得られた重量での差が、銀析出物の量についての知見を
与える。4週間後、沈降速度を検出するため、この方法
を繰返した。得られた濾液から試料をとり、A.A.
S.によってその中の銀の量を測定した。実験データは
後記実施例1に示す。
【0033】方法B COPYPROOF38( Agfa - Gevaert の商標製
品)で、それぞれ150mlの内容量を有する4個の小
さい現像タンクを作った。温度は35℃で一定に保っ
た。各タンク中で、長さ3m、幅48mmを有する非露
光フィルムを現像した。フィルムを各タンク中に浸漬
し、底の方向へ送った。フィルムの速度は13分/3m
として、浸漬時間は約30秒である。全ての実験を2回
行い、比較フィルムとしてSPR712p( Agfa - Ge
vaert の商標製品)をとり、G101( Agfa - Gevaer
t の商標製品)中で現像した。G101現像液中の前記
フィルムは約15ppm(後掲の実施例2参照)の銀析
出物を有する。現像が終った後、50mlの現像液を、
50mlの安定化溶液〔800ppmのGAFAC(3
Mからの商標製品)及び400ppmの1−フェニル−
5−メルカプトテトラゾール〕で稀釈した。現像液の残
りは、24時間後に銀析出物の形成量を制御するため、
セロファンの箔でカバーした。稀釈した試料中で、再び
A.A.S.によって銀濃度を測定した。
【0034】現像剤溶液を消耗させるために使用したハ
ロゲン化銀写真材料として、工業用放射線写真(非破壊
試験)のためのSTRUCTURIX D4( Agfa -
Gevaert の商標製品)を選択した。この材料は両側被覆
されており、1m2 について硝酸銀の当量として表示し
て銀約21gの量を含有する。前記材料は、フィルムの
量を最少に減少させるため幾つかの実験で選択した。
【0035】下記ハロゲン化銀材料A及びBは、その中
で使用する沃化銀イオン1mol%及び臭化銀イオン9
9mol%を有する通常存在する立方晶としてSTRU
CTURIX D4材料に同様に被覆するために作っ
た。
【0036】材料A 97.6mol%の塩化銀、2mol%の臭化銀及び
0.4mol%の沃化銀を有する立方晶塩臭沃化銀。こ
の乳剤は5.0のpH値及び7.35の一定pAg値で
作った。その粒度は0.30μmであり、そのgesi
(硝酸銀の当量として表示した銀に対するゼラチンの量
(g)の比)は0.5であった。前記乳剤は最適に硫黄
及び金増感した。
【0037】材料B 臭化銀100mol%を有する立方晶臭化銀乳剤。この
乳剤は、8.2の一定pAg値で作った。その粒度は
0.33μmであり、そのgesiは0.4であった。
前記乳剤は最適に硫黄及び金増感した。
【0038】各材料A及びBのため、被覆前に、各ST
RUCTURIX D4材料のための感光性乳剤層中に
ゼラチンの同じ合計被覆量を得るためのゼラチンの量を
加えた。被覆前のpH値も5.5の同じ値に調整した。
【0039】材料C 別の消耗実験のため(実施例2参照)、グラフィック材
料SPR712P(塩化銀83.6mol%、臭化銀1
6mol%及び沃化銀0.4mol%を有する塩化銀を
多く含む乳剤を有する Agfa - Gevaert の商標製品)を
選択した。この材料を材料Cと称する。この材料は片側
被覆され、1m2 について硝酸銀の当量として表示して
銀約7.5gの量を含有する。
【0040】センシトメトリーを測定するためのフィル
センシトメトリー結果を本発明による異なる現像液にマ
ッチしていることを示すため、下記参照フィルムを作っ
た。
【0041】フィルムA この材料は、その乳剤層中に沃化銀1mol%を含有す
るAgBr(I)平板状結晶を有する。それはEP−A
0577886に記載されている如く作った。この乳剤
を下記の通りに被覆した:乳剤は4−ヒドロキシ−6−
メチル−1,3,3a,7−テトラアザインデンで安定
化し、通常の被覆添加剤を添加後、溶液を、厚さ175
μmを有するポリエチレンテレフタレートフィルム支持
体の両側に、一つの側あたり1m2 についてゼラチン
1.1gを含有する保護層と共に同時に被覆した。形成
された写真材料は、1m2 についてAgNO3 3.5g
に相当するハロゲン化銀の量を、一つの側について含有
していた。
【0042】フィルムB この材料は、その乳剤層中に純粋な立方晶AgCl結晶
を有する。それは次の方法で作った。立方晶塩化銀結晶
を有する塩化銀乳剤を、二重ジェット法で作った。ハロ
ゲン化銀組成物は100mol%の塩化銀であり、平均
粒度は0.55μmであった。そのため、容器中の出発
容量として615mlの量の脱イオン水を使用し、更に
60℃で46gの不活性ゼラチン及び10.3mmol
の塩化ナトリウムを含有させた。それぞれ3NのAgN
3 及びNaClの1lの濃厚溶液を、二重ジェット法
を用いて、硝酸銀溶液に対しては20ml/分の速度で
50分間、そして塩化ナトリウム溶液に対しては20.
83ml/分の速度で48分間流した。沈澱の終りに1
5分の追加の物理熟成時間後、凝集法を開始した:pH
は硫酸の3mol溶液を用い3.3の値で調整し、4.
5gのポリスチレンスルホン酸を2分で徐々に加えた。
洗浄法は、pAgが約7.3の値に達するまで、1lに
ついて塩化ナトリウム8mmol以下を含有する脱イオ
ン水3lを加えて不連続法で行った。乳剤中の硝酸銀に
対するゼラチンの比が約0.35になるまで不活性ゼラ
チンを加えた後、乳剤を解凝し、更に52℃で最良のか
ぶり感度まで化学的に熟成した。pAgは約6.95の
値を有していた。金(0.019mmolの量での)及
び硫黄(0.061mmolの量でのテトラメチルチオ
ジチオカルボン酸ジアミド)以外の化学熟成剤は、トル
エンスルホン酸及び沃素イオンであり、両者はそれぞれ
0.02mmol及び8.6mmolの前熟成剤であ
る。
【0043】下塗りしたポリエステル基体上に、ハロゲ
ン化銀が平均粒度0.55μmを有する塩化銀99.7
%からなるゼラチンハロゲン化銀乳剤を有する写真材料
を作った。その製造法は前述した。被覆前に、前記乳剤
は下記式(化合物III 及び化合物IV参照)に相当する2
種のスペクトル増感剤でスペクトル増感した:
【化7】
【化8】
【0044】これらのスペクトル増感剤は、それぞれ硝
酸銀1molについて0.1mmol及び0.3mmo
lの量で続けて加えた。乳剤は更に硝酸銀1molにつ
いて、化合物(V)の0.22mmol及び化合物(V
I)の0.68mmolで安定化した。
【化9】
【0045】3.8g/m2 の硝酸銀の当量として表示
した銀及び0.35のゼラチン対塩化銀(硝酸銀の当量
として表示した)の比の被覆量に、1m2 について1.
30gのゼラチンのゼラチンカバー層(応力防止層)を
設けた。
【0046】
【表1】
【0047】実施例 1 表1に、消耗した現像液(ED)中で前述した方法Aに
よって測定した析出した銀の量(mg/l)、24時間
後(mg/l)(ED24)、4週間後濾液中に存在す
る量(mg/l)(ED4W)及び全析出量(mg/
l)(TD)及び濾液中で析出した銀の残存量(DS
F)を、異なる現像液DEV2及びDEV3における材
料A(AgClリッチ、97.6mol%AgCl)及
び材料B(AgBrリッチ、100mol%AgBr)
に対して示す。
【0048】
【表2】
【0049】表1から結論できるように、本発明による
現像液DEV3は現像液DEV2と比較してAgBrリ
ッチの乳剤結晶を含む材料に対して約25%、AgCl
リッチの乳剤結晶を含む材料に対して約40%銀析出量
の減少を与える。
【0050】センシトメトリー結果は表2に示すように
参考現像液DEV1で得られたものにマッチしている。
【0051】両被覆材料の試料をANSI法1043に
従って露光した。33℃で22秒の現像時間で表2に示
した現像液中で処理した後、各材料のセンシトメトリー
特性を測定した。
【0052】そのため濃度を、光線量の関数として測定
し、それから下記パラメーターを測定した: (1)かぶりレベルF(0.01濃度の精度で); (2)かぶりの上1の濃度での相対速度S(露光量の対
数で表す:0.30log単位での速度値の減少は、2
倍の速度増大に等しい); (3)コントラスト、かぶりの上濃度0.25と2.0
の間で計算した。 (4)最大濃度
【0053】
【表3】
【0054】表2からわかるように、DEV2又はDE
V3におけるフィルムBについてのセンシトメトリー特
性はフィルムAについてDEV1に求められるものと非
常によくマッチしており、スピード値が得られるスピー
ドを高く表示すればするほど、DEV2及びDEV3に
おける現像時間の使用が短くとも許される(より迅速処
理される)ことがわかる。フィルム材料Aは前述したよ
うに99mol%のAgBrの組成を有し、フィルム材
料は99.7mol%のAgClの組成を有する。
【0055】実施例 2 この実施例では、材料C(83.6mol%の塩化銀、
16mol%の臭化銀及び0.4mol%の沃化銀の塩
化銀リッチの乳剤を有するSPR712p)及びSF7
12p(99mol%の臭化銀、1mol%の沃化銀の
臭化銀リッチの乳剤を有する)を用いて得られたセンシ
トメトリーの比較を与える。両材料は Agfa - Gevaert
の商標製品である。現像はDEV4(G101、グラフ
ィックアートのための代表的な標準現像液)及び本発明
による現像液を作るその変形例(DEV5及びDEV
6)中で行った。前記方法Bは銀析出物の量を測定する
ために用いた。その結果を表3にまとめる。
【0056】
【表4】
【0057】表3から結論できるように、カリウム塩の
代わりにナトリウム塩を使用するとともにアスコルビン
酸の存在、亜硫酸イオンの減少は銀析出物を75%減少
する。
【0058】センシトメトリー評価を表4に与える。そ
こにはピリジニウム化合物(VII)の存在の効果が示され
ている。
【化10】
【0059】かぶりの上3.00の光学濃度での対数露
光値として規定した速度値を、対数値として示した。G
RD1は“足(toe )”階調を表し、一方GRD2は直
線階調を表す。
【0060】
【表5】
【0061】表4からわかるようにDEV5については
もし化合物(VII)が加えられるなら要求されるセンシト
メトリーを得ることができる(参照DEV6=DEV5
+化合物(VII)、本発明による)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アン・ヴェルベーク ベルギー国モートゼール、セプテストラー ト 27 アグファ・ゲヴェルト・ナームロ ゼ・ベンノートチャップ内 (72)発明者 パスカル・メウ ベルギー国モートゼール、セプテストラー ト 27 アグファ・ゲヴェルト・ナームロ ゼ・ベンノートチャップ内 (72)発明者 イエロニム・アンドリエサン ベルギー国モートゼール、セプテストラー ト 27 アグファ・ゲヴェルト・ナームロ ゼ・ベンノートチャップ内

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1lあたり0〜30gの量のハイドロキ
    ノン、補助現像剤、及び1lあたり0〜50gの量のハ
    ロゲン化銀錯生成剤を含む写真現像溶液において、前記
    現像剤がさらに下記のものを含むことを特徴とする写真
    現像溶液: − 電荷補償アニオン(charge compensating anions)
    を伴う、式(I)に相当する化合物を1lあたり0.1
    〜5gの量、 【化1】 式中、少なくとも2価の基Rは少なくとも一つのオキシ
    エチレン基を含有し、Z′及びZ″は同じであっても異
    なってもよく、置換又は非置換複素環式芳香族5−又は
    6−環を形成するのに充分な原子から構成される;及び − 式(II)に相当する化合物、そのプリカーサー、そ
    の誘導体及び/又はその金属塩を少なくとも1g、 【化2】 式中、A,B及びDのそれぞれは独立して酸素原子又は
    NR1 を表わし;Xは酸素原子、硫黄原子、NR2 ;C
    34 ;C=O;C=NR5 又はC=Sを表わし;Y
    は酸素原子、硫黄原子、NR′2 ;CR′3 R′4 ;C
    =O;C=NR′5 又はC=Sを表わし;Zは酸素原
    子、硫黄原子、NR″2 ;CR″3 R″4;C=O;C
    =NR″5 又はC=Sを表わし;nは0,1又は2に等
    しく;R1〜R5 、R′1 〜R′5 及びR″1 〜R″5
    のそれぞれは独立して水素、置換又は非置換アルキル、
    アラルキル、ヒドロキシアルキル、カルボキシアルキ
    ル;置換又は非置換アルケニル、置換又は非置換アルキ
    ニル、置換又は非置換シクロアルキル、置換又は非置換
    シクロアルケニル、置換又は非置換アリール又は置換又
    は非置換複素環式基を表わし;そしてR3 及びR4
    R′3 及びR′4 、R″3及びR″4 はさらに一緒にな
    って環を形成してもよく;及びXがCR34 でYがC
    R′3 R′4 である場合には、R3 及びR′3 及び/又
    はR4 及びR′4 は環を形成してもよく、YがCR′3
    R′4 でZがCR″3 R″4 でnが1又は2である場合
    にはR′3 及びR″3 及び/又はR′4 及びR″4 は環
    を形成してもよい。
  2. 【請求項2】 式(I)において前記複素環式芳香族環
    が同じか又は異なっており、ピリジン、ピリミジン、イ
    ミダゾール、ベンズイミダゾール、チアゾール、ベンゾ
    チアゾール又はそれらの誘導体を表わす請求項1記載の
    写真現像溶液。
  3. 【請求項3】 式(I)において少なくとも2価の基R
    が少なくとも三つのオキシエチレン単位を表わす請求項
    1又は2記載の写真現像溶液。
  4. 【請求項4】 式(I)が下記構造式に相当する請求項
    1〜3のいずれか記載の写真現像溶液: 【化3】 式中、p=3〜10であり、p′=1〜4である。
  5. 【請求項5】 pが約4の値に等しく、p′が1の値に
    等しい請求項4記載の写真現像溶液。
  6. 【請求項6】 式(I)による少なくとも一つの化合物
    が1lあたり0.5〜2.5gの量で存在する請求項1
    〜5のいずれか記載の写真現像溶液。
  7. 【請求項7】 式(II)においてA,B及びXがそれぞ
    れ酸素原子を表わし;n=0であり;YがCH−(CH
    OH)m −CH2 −R6 (式中、m=1,2,3又は4
    であり、R6 はm=1のときOHを表わし、m=2,3
    又は4のときH又はOHを表わす)である請求項1〜6
    のいずれか記載の写真現像溶液。
  8. 【請求項8】 式(II)においてA及びBがそれぞれ酸
    素原子を表わし;n=0であり;X及びYのそれぞれが
    C(CH32 を表わす請求項1〜7のいずれか記載の
    写真現像溶液。
  9. 【請求項9】 式(II)による前記化合物が1lあたり
    1〜50gの量で存在する請求項1〜8のいずれか記載
    の写真現像溶液。
  10. 【請求項10】 前記溶液が9.0〜12.5の範囲の
    pH値を有する請求項1〜9のいずれか記載の写真現像
    溶液。
  11. 【請求項11】 前記溶液が9.5〜11.0の範囲の
    pH値を有する請求項1〜9のいずれか記載の写真現像
    溶液。
  12. 【請求項12】 前記ハロゲン化銀錯生成剤がアルカリ
    金属亜硫酸塩である請求項1〜11のいずれか記載の写
    真現像溶液。
  13. 【請求項13】 前記アルカリ金属亜硫酸塩が1lあた
    り40g未満の量に存在する請求項1〜12のいずれか
    記載の写真現像溶液。
  14. 【請求項14】 ハイドロキノンの量が1lあたり20
    g未満である請求項1〜13のいずれか記載の写真現像
    溶液。
  15. 【請求項15】 前記補助現像剤が1lあたり10mm
    ol以下の範囲の濃度の少なくとも一つの1−フェニル
    −3−ピラゾリジン−1−オン現像主薬を表わす請求項
    1〜14のいずれか記載の写真現像溶液。
  16. 【請求項16】 1lあたり0.01〜0.4molの
    範囲の濃度のアルカリ金属臭化物塩をさらに含有する請
    求項1〜15のいずれか記載の写真現像溶液。
  17. 【請求項17】 請求項1〜14のいずれか記載の写真
    現像溶液に像に従って露光された写真材料を浸漬する工
    程を含む写真材料の現像方法。
  18. 【請求項18】 式(I)に相当する化合物の濃度及び
    pH値が、非酸化現像主薬を補給し、これによって制御
    された一定レドックス電位のもとで濃縮アルカリ金属水
    酸化物を加えることによって一定値に保たれる請求項1
    7記載の方法。
  19. 【請求項19】 補給が写真材料1m2 について50〜
    250mlで実施される請求項17記載の方法。
  20. 【請求項20】 補給が写真材料1m2 について50〜
    150mlで実施される請求項17記載の方法。
  21. 【請求項21】 現像が25〜40℃の温度で5〜45
    秒の時間で自動処理機で行われる請求項17〜20のい
    ずれか記載の方法。
JP8050953A 1995-02-21 1996-02-13 露光されたハロゲン化銀写真材料を現像するための現像溶液及び現像方法 Pending JPH08248585A (ja)

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