JPH08248328A - 立体内視鏡 - Google Patents

立体内視鏡

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JPH08248328A
JPH08248328A JP7054229A JP5422995A JPH08248328A JP H08248328 A JPH08248328 A JP H08248328A JP 7054229 A JP7054229 A JP 7054229A JP 5422995 A JP5422995 A JP 5422995A JP H08248328 A JPH08248328 A JP H08248328A
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JP
Japan
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JP7054229A
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English (en)
Inventor
Takashi Ikeda
貴司 池田
Akihiro Yamada
晃弘 山田
Haruhiko Murata
治彦 村田
Minoru Takahashi
実 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 体腔内に挿入される画像情報伝送手段の径を
細くした立体内視鏡を提供する。 【構成】 挿入される部分の先端側に設けられ、互いに
視差を有する左眼用情報光と右眼用情報光とを水平方向
に圧縮する立体アダプタ1と、該立体アダプタ1により
圧縮された左眼用情報光と右眼用情報光とを所定の面の
異なる領域に結像させる対物レンズ2と、該対物レンズ
2により先端面3aに結像された左眼用の像と右眼用の
像とを挿入されない後端側に光学的に伝送するイメージ
ガイド3と、前記イメージガイド3により伝送された左
眼用情報光と右眼用情報光とが異なる領域に結像される
CCD5と、該CCD5の出力を水平方向に伸長する水
平伸長回路73、74、75とを設けたことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は体腔内等の被観察物を立
体的に観察することが出来る立体内視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、挿入部の先端側に左眼用の対物光
学系と右眼用の対物光学系とを設けることにより、体腔
内等の被観察物を立体的に観察することが出来るように
した立体内視鏡が提案されている。
【0003】しかしながら、このような立体内視鏡で
は、左右2つの対物光学系により得た光学像を伝送する
必要があり、2つの光学像伝送手段が必要となる。この
ため、1つの光学像伝送手段で済む通常の内視鏡に比べ
て挿入部が太くなり、例えば、患者等の人間の体腔内に
挿入する場合、患者に多くの苦痛を与えるという欠点が
ある。
【0004】特開平4−16812号公報には、上述の
欠点を解消した立体内視鏡が開示されている。この公報
に開示されている立体内視鏡は、左右2つの対物光学系
により得た一対の光学像をシャッタ手段により時分割的
に交互に選択し、この交互に選択した光学像を1つの光
学像伝送手段により伝送するものである。
【0005】しかしながら、上記公報に開示されている
立体内視鏡においても、左右の光学像を時分割的に交互
に選択するシャッタ手段、更にはこのシャッタ手段を駆
動するための駆動部を挿入部の先端側に設ける構成であ
るため、挿入部の先端側が大型になり、結局は上述の欠
点を完全に解消したものではない。
【0006】しかも、上記公報の立体内視鏡の場合、左
右の光学像のうち一方をシャッタ手段により遮光してい
るため、光学像伝送手段に伝わる光量が全体の1/2に
なり、操作者が観察する画像が暗くなるという問題が新
たに発生する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来例の
欠点に鑑み為されたものであり、挿入部の先端側にシャ
ッタ手段等を設けることなく、挿入部の細径化を図った
立体内視鏡を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の立体内視
鏡は、挿入される部分の先端側に設けられ、互いに視差
を有する左眼用情報光と右眼用情報光とを水平方向に圧
縮する光学手段と、該光学手段により圧縮された左眼用
情報光と右眼用情報光とを所定の面の異なる領域に結像
させるレンズ手段と、該レンズ手段により結像された左
眼用画像情報と右眼用画像情報とを挿入されない後端側
に伝送する画像情報伝送手段とを設けたことを特徴とす
る。
【0009】更に、本発明の第1の立体内視鏡は、前記
光学手段をアナモフィック光学系により構成したことを
特徴とする。また、本発明の第1の立体内視鏡は、前記
光学手段が左眼用情報光と右眼用情報光とを夫々、水平
方向に1/2に圧縮することを特徴とする。
【0010】また、本発明の第1の立体内視鏡は、前記
画像情報伝送手段により伝送された左眼用画像情報及び
右眼用画像情報を水平方向に伸長する伸長手段を設けた
ことを特徴とする。
【0011】また、本発明の第1の立体内視鏡は、前記
画像情報伝送手段が画像情報を光学的に伝送するガラス
繊維よりなるイメージガイドにより構成され、前記レン
ズ手段は前記イメージガイドの先端面に圧縮された左眼
用情報光と右眼用情報光とを結像し、該左眼用情報光と
右眼用情報光とを前記イメージガイドにより伝送するこ
とを特徴とする。
【0012】また、本発明の第1の立体内視鏡は、前記
イメージガイドにより伝送された左眼用情報光と右眼用
情報光とが異なる領域に結像される撮像素子と、該撮像
素子の出力を水平方向に伸長する伸長手段とを設けたこ
とを特徴とする。
【0013】また、本発明の第1の立体内視鏡は、前記
伸長手段が前記光学手段による圧縮率の逆数だけ伸長す
ることを特徴とする。本発明の第2の立体内視鏡は、挿
入される部分の先端側に設けられ、互いに視差を有する
左眼用情報光と右眼用情報光との一部分をカットする光
学手段と、該光学手段によりカットされた左眼用情報光
と右眼用情報光とを互いに重なること無く所定の面の異
なる領域に結像させるレンズ手段と、該レンズ手段によ
り結像された左眼用画像情報と右眼用画像情報とを挿入
されない後端側に伝送する画像情報伝送手段とを設けた
ことを特徴とする。
【0014】更に、本発明の第2の立体内視鏡は、前記
画像情報伝送手段が画像情報を光学的に伝送するガラス
繊維よりなるイメージガイドにより構成され、前記レン
ズ手段は前記イメージガイドの先端面の異なる領域に互
いに重なること無く左眼用情報光と右眼用情報光とを結
像し、該左眼用情報光と右眼用情報光とを前記イメージ
ガイドにより伝送することを特徴とする。
【0015】
【作用】上述の第1の立体内視鏡の構成によれば、左眼
用画像情報と右眼用画像情報とが水平方向に圧縮された
状態で伝送されるので、水平方向の入力情報範囲を狭く
すること無く、前記左右の画像情報を画像情報伝送手段
の径を細くすることが出来る。
【0016】このような水平方向に圧縮された画像情報
は、アナモフィック光学系を用いることにより、容易に
得ることが出来る。また、左眼用情報光と右眼用情報光
とを水平方向に1/2に圧縮した場合、前記画像情報伝
送手段は通常の内視鏡と同じ径になる。
【0017】また、前記画像情報伝送手段により伝送さ
れた画像情報を水平方向に伸長することにより、操作者
は圧縮される前に近い状態で立体画像を観察出来る。具
体例としては、前記画像情報伝送手段をガラス繊維より
なるイメージガイドにより構成し、該イメージガイドの
先端面に圧縮された左眼用情報光と右眼用情報光とを結
像し、該左眼用情報光と右眼用情報光とを前記イメージ
ガイドにより伝送することにより構成することが出来
る。
【0018】また、この場合、前記イメージガイドによ
り伝送された左眼用情報光と右眼用情報光とを撮像素子
の異なる領域に結像し、この撮像素子の出力を水平方向
に伸長することにより、操作者は圧縮される前の状態に
近い状態で立体画像を観察出来る。
【0019】また、本発明の第1の立体内視鏡は、前記
伸長手段が前記光学手段による圧縮率の逆数だけ伸長す
ることにより、立体画像の縦横比は実際に撮影されてい
る対象物と同じになる。
【0020】また、上述の第2の立体内視鏡の構成によ
れば、左眼用画像情報と右眼用画像情報とを圧縮するこ
となく、画像情報伝送手段の径を細くすることが出来
る。具体例としては、前記画像情報伝送手段をガラス繊
維よりなるイメージガイドにより構成し、該イメージガ
イドの先端面の異なる領域に互いに重なること無く左眼
用情報光と右眼用情報光とを結像し、該左眼用情報光と
右眼用情報光とを前記イメージガイドにより伝送するこ
とにより構成することが出来る。
【0021】
【実施例】以下、図面を参照しつつ本発明の一実施例に
ついて詳細に説明する。図1は本実施例の立体内視鏡の
光学部分の概略構成を示す図である。
【0022】図中、1は左眼用の光と右眼用の光とを入
射する立体アダプタであり、具体的な構成については後
述する。2は前記立体アダプタ1より出射された光を結
像する対物レンズ、3は先端面(挿入側の端面)3aが
前記対物レンズ2の結像面に配置され、該対物レンズ2
により結像された光学像を伝送する細長のイメージガイ
ド、4は前記イメージガイドにより伝送された光学像を
有する光を結像する接眼レンズ、5は前記接眼レンズ4
の結像面に配置されたCCD(固体撮像素子)である。
前記イメージガイド3は多数のガラス繊維から成り、こ
のイメージガイド3と、照明光を送るガラス繊維から成
るライトガイド(図示せず)とによりグラスファイバー
を構成している。そして、前記グラスファイバーよりも
先端側の部分が体腔内に挿入される部分である。
【0023】図2は前記立体アダプタの構成を示す図で
ある。11Lは被観察物からの左眼用の情報光を入射
し、略直角に内側に反射するシリンダ的な凸面形状の第
1のアナモフィックミラー、11Rは被観察物からの右
眼用の情報光を入射し、略直角に内側に反射するシリン
ダ的な凸面形状の第1のアナモフィックミラー、12L
は前記第1のアナモフィックミラー11Lにより反射さ
れた左眼用の情報光を略直角に対物レンズ2に向けて反
射するシリンダ的な凸面形状の第2のアナモフィックミ
ラー、12Rは前記第1のアナモフィックミラー11R
により反射された右眼用の情報光を略直角に対物レンズ
2に向けて反射するシリンダ的な凸面形状の第2のアナ
モフィックミラーである。前記第1のアナモフィックミ
ラー11Lと前記第1のアナモフィックミラー11Rと
は、互いに視差を有する情報光を入射するために水平方
向に所定距離を隔て、光軸が少許内側を向くように配置
されている。
【0024】ライトガイドからの照明光に照らされた被
観察物からの左眼用の情報光は、第1、第2のアナモフ
ィックミラー11L、12Lによって水平方向が垂直方
向に比べて1/2に圧縮された状態で対物レンズ2に入
射し、イメージガイド3の先端面3aの右半分に結像さ
れる。また、被観察物からの右眼用の情報光は、第1、
第2のアナモフィックミラー11R、12Rによって水
平方向が垂直方向に比べて1/2に圧縮された状態で対
物レンズ2に入射し、イメージガイド3の先端面3aの
左半分に結像される。
【0025】即ち、イメージガイド3の先端面3aに
は、図3に示すように、左眼用の情報光と右眼用の情報
光とが、左右方向に1/2に圧縮されて結像される。そ
して、前記イメージガイド3の先端面3aに結像された
像は、イメージガイド3を通って挿入されない後端側に
伝送され、接眼レンズ4によりCCD5に結像される。
【0026】図4は本実施例の立体内視鏡におけるCC
D5以降の回路構成を示すブロック図である。前記CC
D5の出力は従来の内視鏡の場合と同様に信号処理回路
6により信号処理された後、変換回路7に出力される。
前記変換回路7は、撮像時に立体アダプタ1により左右
方向に情報光が圧縮されて作成された画像を、通常の画
像と同じ比率になるように水平方向に2倍に伸長して、
左眼用の画像信号と右眼用の画像信号を出力する回路で
ある。
【0027】次に、図5に従って、前記変換回路7につ
いて詳細に説明する。信号処理回路6からの信号は輝度
信号Y及び色信号Cとからなっており、これらの信号が
まず、マトリクス回路71でR、G、Bの原色色信号に
変換された後、AD変換回路72でAD変換される。こ
のAD変換されたデータは夫々ラインメモリを備える水
平伸長回路73、74、75で水平方向に2倍に伸長さ
れ、且つ補間される。各水平伸長回路出力は左右同時化
されたものとなる。
【0028】そして、左右夫々3組の信号はセレクタ7
6に供給される。このセレクタは通常モードでは右眼用
信号を選択しDA変換器77に出力するが、後述する時
分割モードではフィールド毎に左右の信号を選択して出
力する。
【0029】一方、前記水平伸長回路出力のうち左眼用
信号の1組は直接DA変換器77へ出力される。そし
て、このDA変換器出力は夫々エンコーダ78、79で
NTSC信号にエンコードされ、第1出力端子80から
は、通常モード時、右眼用画像信号が出力され、時分割
モード時、左眼用及び右眼用画像信号がフィールド毎に
交互に出力される。また、第2出力端子81からは左眼
用画像信号が出力される。
【0030】従って、通常モード時は第1、第2出力端
子出力を立体専用のモニタに供給すればよい。また、時
分割モード時は第1出力端子出力のみを通常のモニタ
(表示部)に供給して、専用のメガネで観賞すればよ
い。
【0031】尚、82は入力信号から垂直同期信号VD
及び水平同期信号HDを分離する同期分離回路である。
水平同期信号HDはPLL回路83に入力され、HDに
同期したクロックを作成して前記AD変換器72、DA
変換器77、タイミングコントローラ84及び同期信号
発生回路85を制御する。垂直同期信号VDは前記HD
と共にタイミングコントローラ84に供給される。この
タイミングコントローラ84は前記同期信号発生回路8
5からの垂直同期信号及び水平同期信号も供給されてお
り、前記水平伸長回路73、74、75のラインメモリ
の書き込み及び読み出し等を制御すると共に時分割モー
ド時、前記セレクタ76にフィールド切り換え信号を供
給する。
【0032】上述のような第1実施例の立体内視鏡で
は、立体アダプタ1により左眼用の情報光と右眼用の情
報光とが水平方向に1/2に圧縮されてイメージガイド
3の先端面3aに結像され、この水平方向に圧縮された
状態でイメージガイド3内を伝送するため、該イメージ
ガイド3の径は片眼用の画像情報が圧縮されていない状
態で伝送される太さでよく、2本のイメージガイドを必
要とする従来の立体内視鏡に比べて細くすることが出来
る。
【0033】しかも、常に、左眼用の情報光と右眼用の
情報光との両方がイメージガイド3内を伝送されるた
め、光量が多く、立体表示画像が明るい。また、CCD
5からの出力が水平方向に伸長されてからモニタに出力
されるので、水平方向に圧縮されていた画像情報が元の
状態に戻り、被観察物を正しい縦横比で表示することが
出来る。
【0034】尚、立体アダプタ1の構成としては、図6
に示すように、左眼用のアナモフィックレンズ13L、
第1の平板ミラー14L、第2の平板ミラー15L、右
眼用のアナモフィックレンズ13R、第1の平板ミラー
14R、第2の平板ミラー15Rにより構成してもよ
い。尚、前記アナモフィックレンズ13L、13Rは像
面上で縦方向(垂直方向)と横(水平方向)との倍率が
異なる画像を生ずるレンズであり、この実施例では横が
縦に比べて1/2に圧縮された画像を生ずる。
【0035】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。図7は第2実施例の立体内視鏡の光学部分の概略構
成を示す図であり、第1実施例の図1と同一部分には同
一符号を付し、その説明は割愛する。
【0036】イメージガイド3の先端側に取り付けられ
た立体アダプタ1’は、図8に示すような構成である。
16Lは被観察物からの左眼用の情報光を入射し、略直
角に内側に反射する第1の平板ミラー、16Rは被観察
物からの右眼用の情報光を入射し、略直角に内側に反射
する第1の平板ミラー、17Lは前記第1の平板ミラー
16Lにより反射された左眼用の情報光を略直角に対物
レンズ2に向けて反射する第2の平板ミラー、17Rは
前記第1の平板ミラー16Rにより反射された右眼用の
情報光を略直角に対物レンズ2に向けて反射する第2の
平板ミラーである。前記第1の平板ミラー11Lと前記
第1の平板ミラー11Rとは、互いに視差を有する情報
光を入射するために水平方向に所定距離を隔て、光軸が
少許内側を向くように配置されている。
【0037】ライトガイドからの照明光に照らされた被
観察物からの左眼用の情報光は、第1、第2の平板ミラ
ー16L、17Lによって縦方向、横方向の比率を変え
ることなく対物レンズ2に入射し、イメージガイド3の
先端面3aの右半分に結像される。また、被観察物から
の右眼用の情報光は、第1、第2の平板ミラー16R、
16Rによって縦方向、横方向の比率を変えることなく
対物レンズ2に入射し、イメージガイド3の先端面3a
の左半分に結像される。
【0038】そして、前記イメージガイド3の先端面3
aに結像された像は、イメージガイド3を通って伝送さ
れ、接眼レンズ4によりCCD5に結像される。この第
2実施例の立体内視鏡では、CCD5に結像される像は
水平方向に圧縮された像でないため、CCD5に結像さ
れた像より左眼用の画像信号と右眼用の画像信号とを再
生する場合、上記第1実施例のような水平方向の伸長回
路を設ける必要は無い。尚、それ以外の部分は、基本的
には第1実施例と同様であるので説明は省略する。
【0039】この第2実施例の立体内視鏡では、立体ア
ダプタ1’により左眼用の情報光と右眼用の情報光とが
互いに重なること無くイメージガイド3の先端面3aの
左右異なる領域に結像されてイメージガイド3内を伝送
するため、該イメージガイド3の径は通常の片眼用の画
像情報が伝送される太さでよく、2本のイメージガイド
を必要とする従来の立体内視鏡に比べて細くすることが
出来る。しかも、伝送された後、水平方向の伸長等を行
うこと無く、被観察物を正しい縦横比で表示することが
出来る。但し、伝送される画像情報の水平方向の範囲
は、第1実施例のもの比べて1/2になる。
【0040】また、上述の第1、第2実施例では、立体
アダプタ1、1’を着脱自在なアダプタ構造とすること
により、装着時は立体表示用として利用し、外した時は
通常の平面表示用として利用することが出来る 尚、上述の第1、第2の実施例では、CCD5をイメー
ジガイド3の後端側に設けた構造の立体内視鏡である
が、CCD5を伝送手段の先端側に設け、CCD4に結
像した画像を電気的に伝送する構造の立体内視鏡におい
ても、上述の立体アダプタ1あるいは1’を設けること
によって、画像情報伝送手段の径を細くすることが出来
る。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、挿入される部分から挿
入されない部分に画像情報を伝送する画像情報伝送手段
の径を細くすることが出来、例えば医療用に用いた場
合、患者等への苦痛を減少させることが出来る立体内視
鏡を提供し得る。
【0042】更に、本発明の立体内視鏡によれば、左眼
用情報光と右眼用情報光との両方が同時に伝わるので、
明るい立体画像を表示することが出来る。また、本発明
の第1の立体内視鏡によれば、水平方向に広範囲な画像
情報が伝送されるので、被観察物を広範囲に表示するこ
とが出来る。
【0043】また、本発明の第2の立体内視鏡によれ
ば、画像情報が圧縮されることなく伝わるので、伸長等
の特別な処理を行うこと無く、被観察物を正しい縦横比
で表示することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の立体内視鏡の光学部分の
概略構成を示す図である。
【図2】本発明の第1実施例の立体内視鏡の立体アダプ
タの構成を示す図である。
【図3】本発明の第1実施例の立体内視鏡における画像
情報の伝送状態を示す図である。
【図4】本発明の第1実施例の立体内視鏡の表示部側の
ブロック図である。
【図5】本発明の第1実施例の立体内視鏡の表示部側の
詳細なブロック図である。
【図6】本発明の第1実施例の立体内視鏡の別の立体ア
ダプタの構成を示す図である。
【図7】本発明の第2実施例の立体内視鏡の光学部分の
概略構成を示す図である。
【図8】本発明の第2実施例の立体内視鏡の立体アダプ
タの構成を示す図である。
【図9】本発明の第2実施例の立体内視鏡における画像
情報の伝送状態を示す図である。
【符合の説明】
1 立体アダプタ(光学手段) 11L 左眼用の第1のアナモフィックミラー 11R 右眼用の第1のアナモフィックミラー 12L 左眼用の第2のアナモフィックミラー 12R 右眼用の第2のアナモフィックミラー 2 対物レンズ(レンズ手段) 3 イメージガイド(画像情報伝送手段) 3a 先端面 5 CCD(撮像素子) 73、74、75 水平伸長回路 13L 左眼用のアナモフィックレンズ 13R 右眼用のアナモフィックレンズ 1’ 立体アダプタ
フロントページの続き (72)発明者 高橋 実 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 挿入される部分の先端側に設けられ、互
    いに視差を有する左眼用情報光と右眼用情報光とを水平
    方向に圧縮する光学手段と、該光学手段により圧縮され
    た左眼用情報光と右眼用情報光とを所定の面の異なる領
    域に結像させるレンズ手段と、該レンズ手段により結像
    された左眼用画像情報と右眼用画像情報とを挿入されな
    い後端側に伝送する画像情報伝送手段とを設けたことを
    特徴とする立体内視鏡。
  2. 【請求項2】 前記光学手段をアナモフィック光学系に
    より構成したことを特徴とする請求項1記載の立体内視
    鏡。
  3. 【請求項3】 前記光学手段は左眼用情報光と右眼用情
    報光とを夫々、水平方向に1/2に圧縮することを特徴
    とする請求項1または2記載の立体内視鏡。
  4. 【請求項4】 前記画像情報伝送手段により伝送された
    左眼用画像情報及び右眼用画像情報を水平方向に伸長す
    る伸長手段を設けたことを特徴とする請求項1、2また
    は3記載の立体内視鏡。
  5. 【請求項5】 前記画像情報伝送手段は画像情報を光学
    的に伝送するガラス繊維よりなるイメージガイドにより
    構成され、前記レンズ手段は前記イメージガイドの先端
    面に圧縮された左眼用情報光と右眼用情報光とを結像
    し、該左眼用情報光と右眼用情報光とを前記イメージガ
    イドにより伝送することを特徴とする請求項1、2また
    は3記載の立体内視鏡。
  6. 【請求項6】 前記イメージガイドにより伝送された左
    眼用情報光と右眼用情報光とが異なる領域に結像される
    撮像素子と、該撮像素子の出力を水平方向に伸長する伸
    長手段とを設けたことを特徴とする請求項5記載の立体
    内視鏡。
  7. 【請求項7】 前記伸長手段は前記光学手段による圧縮
    率の逆数だけ伸長することを特徴とする請求項4または
    6記載の立体内視鏡。
  8. 【請求項8】 挿入される部分の先端側に設けられ、互
    いに視差を有する左眼用情報光と右眼用情報光との一部
    分をカットする光学手段と、該光学手段によりカットさ
    れた左眼用情報光と右眼用情報光とを互いに重なること
    無く所定の面の異なる領域に結像させるレンズ手段と、
    該レンズ手段により結像された左眼用画像情報と右眼用
    画像情報とを挿入されない後端側に伝送する画像情報伝
    送手段とを設けたことを特徴とする立体内視鏡。
  9. 【請求項9】 前記画像情報伝送手段は画像情報を光学
    的に伝送するガラス繊維よりなるイメージガイドにより
    構成され、前記レンズ手段は前記イメージガイドの先端
    面の異なる領域に互いに重なること無く左眼用情報光と
    右眼用情報光とを結像し、該左眼用情報光と右眼用情報
    光とを前記イメージガイドにより伝送することを特徴と
    する請求項8記載の立体内視鏡。
JP7054229A 1995-03-14 1995-03-14 立体内視鏡 Pending JPH08248328A (ja)

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JP7054229A JPH08248328A (ja) 1995-03-14 1995-03-14 立体内視鏡

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