JPH0824446A - 電気かみそり - Google Patents

電気かみそり

Info

Publication number
JPH0824446A
JPH0824446A JP16414094A JP16414094A JPH0824446A JP H0824446 A JPH0824446 A JP H0824446A JP 16414094 A JP16414094 A JP 16414094A JP 16414094 A JP16414094 A JP 16414094A JP H0824446 A JPH0824446 A JP H0824446A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch knob
switch
moderation
circuit board
printed circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16414094A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Watanabe
渡辺  誠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP16414094A priority Critical patent/JPH0824446A/ja
Publication of JPH0824446A publication Critical patent/JPH0824446A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dry Shavers And Clippers (AREA)
  • Slide Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構造でスイッチを確実に切り換えでき
るようにする。部品コストと組立コストとを削減して安
価に多量生産できる構造とする。スイッチの配設位置の
制限を少なくして、スイッチ部の占めるスペースを小さ
くする。 【構成】 電気かみそりは、スイッチツマミ3をケース
1の外部に表出させている。スイッチツマミ3は摺動接
点5を有し、ケース1に内蔵されるプリント基板7は固
定接点6を有する。スイッチツマミ3は、プリント基板
7の表面を弾性的に押圧して摺動自在に装着されてい
る。プリント基板7は、スイッチツマミ3の摺動軌跡に
節度孔8を有する。スイッチツマミ3は、節度孔8を移
動する節度凸部2を有する。節度凸部2を節度孔8に挿
入して、スイッチツマミ3の節度出しが行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気かみそりに関し、と
くに、独特の構造のスイッチを備える電気かみそりに関
する。
【0002】
【従来の技術】電気かみそりは、モーターの運転をオン
オフし、また、使用する商用電源の電圧を切り換えるた
めにスイッチを内蔵している。モーター用のスイッチ
は、電気かみそりを使用するときにオンとして、内刃を
振動させる。電圧切り換え用のスイッチは、電気かみそ
りを使用する地域の商用電圧を、たとえば100Vと
か、200Vに切り換えるものである。
【0003】電気かみそりに装備されるスイッチは、オ
ン位置とオフ位置で節度出しをおこなう機構を必要とす
る。オン、またはオフの位置にスイッチツマミを停止さ
せるためである。従来の電気かみそりは、たとえば特開
平3−145027号公報に記載されるように、スイッ
チツマミとケースとに節度出しする機構を設けている。
この公報に記載される電気かみそりは、図7に示すよう
に、ケース1の内面に節度凸部2を設け、スイッチツマ
ミ3には節度凸部2の両側を弾性的に挟着しながら移動
して節度出しを行う節度フック4を設けている。この構
造の電気かみそりは、節度フック4の間隔を節度凸部2
の太さよりも小さくしている。したがって、節度フック
4が節度凸部2を越えて移動するときに弾性変形されて
節度出しをするようになっている。
【0004】この図に示すスイッチは、スイッチツマミ
3に摺動接点5を設け、この摺動接点5をプリント基板
(図示せず)に固定した固定接点6に摺動させてオン、
オフに切り換えるようになっている。スイッチツマミ3
の摺動接点5が、プリント基板の固定接点6に接触され
るとオン、摺動接点5が固定接点6から離れるとオフに
なるようになっている。スイッチの節度は、摺動接点5
を固定接点6に接触させ、あるいは、摺動接点5を固定
接点6から離す位置でスイッチツマミ3を係止させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この構造のスイッチ
は、オンオフの切り換えを、スイッチツマミ3とプリン
ト基板とで行い。節度をスイッチツマミ3とケース1の
節度凸部2とで実現している。このため、スイッチツマ
ミの摺動位置を、プリント基板とケースの両方に対して
正確に位置決めする必要がある。すなわち、スイッチツ
マミとプリント基板とケースの三者の相対位置を正確に
調整することが必要である。プリント基板とスイッチツ
マミとは別々にケースに内蔵され、しかもスイッチツマ
ミを摺動できるように内蔵されるので、三者の相対位置
を高精度に合わせることは簡単でない。節度機構がスイ
ッチツマミを停止させる位置がずれ、あるいは、スイッ
チツマミとプリント基板との相対位置がずれると、スイ
ッチを正確にオンオフできなくなる欠点がある。
【0006】さらに、図に示すスイッチを内蔵する電気
かみそりは、スイッチツマミの摺動接点がプリント基板
の固定接点を摺動し、スイッチツマミの節度フックがケ
ースの節度凸部を越えて移動する構造とするので、スイ
ッチツマミの形状が複雑になって、部品コストが高くな
る欠点がある。また、プリント基板の固定接点と、ケー
スの節度凸部の両方がスイッチツマミの配設位置を制約
するので、スイッチツマミの配設する位置が制限される
欠点もある。さらに、スイッチツマミの形状も大きくな
り、スイッチ部が示すスペースが大きくなってしまう欠
点もある。
【0007】本発明は、従来の電気かみそりが有するこ
れ等の欠点を解決することを目的に開発されたもので、
本発明の重要な目的は、簡単な構造でスイッチを確実に
切り換えでき、さらに、部品コストと組立コストとを削
減して安価に多量生産でき、さらにまた、スイッチを最
適位置に配設してスイッチ部の占めるスペースを小さく
できる電気かみそりを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の電気かみそり
は、前述の目的を達成するために下記の構成を備える。
電気かみそりは、ケース1内にプリント基板7を内蔵す
ると共に、スイッチツマミ3をケース1の外部に表出し
ている。さらに本発明の電気かみそりは、下記の全ての
構成を有することを特徴とする。 (a) スイッチツマミ3は摺動接点5を有し、プリン
ト基板7は摺動接点5に接触してスイッチを切り換える
固定接点6を有する。 (b) スイッチツマミ3は、プリント基板7の表面を
弾性的に押圧して摺動できるように装着されている。 (c) プリント基板7は、スイッチツマミ3の摺動軌
跡に節度孔8を設けている。 (d) スイッチツマミ3は、節度孔8を移動する節度
凸部2を有する。 (e) スイッチツマミ3の節度凸部2が、プリント基
板7の節度孔8に挿入されて、スイッチツマミ3の節度
出しが行われるように構成されている。
【0009】さらに、本発明の請求項2に記載される電
気かみそりは、スイッチツマミ3にガイド溝9を設け、
このガイド溝9にプリント基板7を摺動自在に案内して
いる。ガイド溝9の内側に突出して、弾性変形できる金
属板の摺動接点5を固定している。摺動接点5は、固定
接点6に接触してスイッチを構成する。ガイド溝9の内
面であって摺動接点5の対向面には節度凸部2を設けて
いる。摺動接点5は、節度凸部2をプリント基板7の節
度孔8に弾性的に押圧するスプリングに併用されてい
る。
【0010】さらにまた、本発明の請求項3に記載する
電気かみそりは、スイッチツマミ3をスムーズに往復運
動させるために、その側面にガイドリブ17を設けてい
る。このガイドリブ17を案内するために、ケース1の
内面には、ガイドリブ17を摺動自在に支持する摺動リ
ブ18を設けている。ガイドリブ17が摺動リブ18を
摺動して、スイッチツマミ3を往復運動させるように構
成している。
【0011】
【作用】本発明の電気かみそりは、プリント基板7に固
定接点6と節度孔8の両方を設け、スイッチツマミ3に
摺動接点5と節度凸部2とを設けている。この構造のス
イッチは、スイッチツマミ3を、プリント基板7の所定
の位置に節度をもって連結できる。スイッチツマミ3
は、摺動接点5をプリント基板7の固定接点6に接触さ
せてオン、固定接点6から離してオフとする。すなわ
ち、スイッチツマミ3をプリント基板7の特定の位置に
移動させてスイッチを切り換える。プリント基板7に節
度をもって連結されるスイッチツマミ3は、節度を出す
機構を介して、プリント基板7に対して正確な位置で停
止できる。このため、スイッチツマミ3を操作して、ス
イッチを確実に切り換えできる。この構造の電気かみそ
りは、スイッチツマミ3とプリント基板7とケース1の
三者の相対位置を正確に調整する必要がない。従来のよ
うに、スイッチツマミ3をケース1に節度を出して連結
しないからである。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想
を具体化するための電気かみそりを例示するものであっ
て、本発明は電気かみそりを下記のものに特定しない。
【0013】さらに、この明細書は、特許請求の範囲を
理解し易いように、実施例に示される部材に対応する番
号を、「特許請求の範囲の欄」、「作用の欄」、および
「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付
記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、
実施例の部材に特定するものでは決してない。
【0014】図1と図2に示す電気かみそりは、ケース
1の上端に外刃を固定している。この電気かみそりは、
分解した斜視図である図3に示すように、外刃10の内
面に摺動できるように内刃11を配設している。内刃1
1は、回転運動を往復運動に変換する機構を介してモー
ター12に連結されている。さらに、モーター12は電
源用のスイッチ13を介して二次電池14に連結されて
いる。さらに、図3の電気かみそりは、ケース1内にプ
リント基板7を内蔵している。プリント基板7は、モー
ターを交流の商用電源で駆動する電源と、商用電源で二
次電池を充電する充電回路を構成するパーツが固定され
ている。さらに、プリント基板7には、商用電源の電圧
を切り換える電圧切換用のスイッチ15を装着してい
る。
【0015】本発明の電気かみそりは、プリント基板に
節度機構を介してスイッチツマミを連結する独特の構造
のスイッチを装備することを特長とする。図3に示す電
気かみそりは、独特の構造のスイッチを電圧切換用のス
イッチ15に採用し、電源用のスイッチには従来の構造
のスイッチを使用している。ただ、本発明の電気かみそ
りは、独特の構造のスイッチを電源用のスイッチに利用
することもできるのは言うまでもない。
【0016】本発明の電気かみそりは、独特のスイッチ
を装備することを特徴とし、その他の部分は従来の電気
かみそりと同じ構造とし、あるいはこれから開発される
構造とすることもできる。以下、独特の構造の電圧切換
用のスイッチの構造に付いて詳述する。
【0017】図3に示す電気かみそりは、プリント基板
7を二つのケース1に挟着し、あるいは一方のケース1
にねじ止めしてケース1内に固定している。プリント基
板7はケース1の前後面と平行に内蔵されている。プリ
ント基板7には二次電池14が装着され、下端部に電圧
切換用のスイッチ15を装着している。
【0018】電圧切換用のスイッチ15は、プリント基
板7と、このプリント基板7に摺動できるように装着さ
れたスイッチツマミ3とで構成される。電圧切換用のス
イッチを設けた部分を図4の斜視図と、図5の断面図と
に示している。
【0019】プリント基板7は、図4と図5において下
面に一対の固定接点6を互いに離して固定している。固
定接点6に、スイッチツマミ3の摺動接点5が接触して
オン、離れてオフとする。固定接点6はプリント基板7
の端面に固定されている。電圧切換用のスイッチに使用
される固定接点6は、電圧切り換え用の端子に接続され
る。電圧切換用のスイッチは、オンオフ動作に代わっ
て、複数の端子の切り換えにも使用できる。複数の端子
を切り換えるスイッチは、プリント基板に複数の固定接
点を固定し、スイッチツマミに固定された摺動接点が次
々と固定接点に接触して切り換えるように構成する。
【0020】さらに、プリント基板7には、スイッチツ
マミ3を節度をもって連結するために、スイッチツマミ
3の移動方向に離してふたつの節度孔8を開口してい
る。節度孔8は、スイッチツマミ3の節度凸部2の全体
ないし先端部を挿入できる大きさに開口されている。節
度孔8は、スイッチツマミ3を、オン位置とオフ位置と
に停止させるような位置に開口されている。
【0021】スイッチツマミ3は、摺動接点5と節度凸
部2とを備える。スイッチツマミ3は、プラスチックの
成形品である。スイッチツマミ3は、プリント基板7を
摺動自在に案内するガイド溝9を有する。ガイド溝9の
内側に突出して弾性変形できる金属板の摺動接点5を固
定している。摺動接点5は、図4に示すように、両端に
上方に向かって傾斜する弾性片5Aを有し、中間をスイ
ッチツマミ3のガイド溝9の底面に固定している。摺動
接点5の弾性片5Aは、図4においてプリント基板7を
上方に弾性的に押し上げるスプリングに併用される。し
たがって、摺動接点5は、弾性変形できる金属板であ
る。弾性片5Aがプリント基板7を押し上げると、スイ
ッチツマミ3はその反作用でプリント基板7から押し下
げられる。摺動接点5は、スイッチツマミ3をオン位置
に移動させたときに、両端の弾性片5Aをプリント基板
7の固定接点6に接触させる位置に固定されている。
【0022】さらに、スイッチツマミ3は、ガイド溝9
の内側に突出して節度凸部2を成形している。節度凸部
2は、ガイド溝9の上面で、摺動接点5を設けた下面の
対向面に設けられている。摺動接点5がスイッチツマミ
3を弾性的に押し下げるので、節度凸部2は弾性的にプ
リント基板7の節度孔8に挿入される。節度凸部2は節
度孔8に挿入される位置でスイッチツマミ3を節度をも
って停止させる。したがって、節度凸部2は、スイッチ
ツマミ3をオン、オフに切り換える位置に配設される。
【0023】さらに、図に示すスイッチツマミ3は、一
部をケース1の外部に表出させるために、細高い形状に
成形され、上端をケース1に開口された窓16に案内し
ている。
【0024】細高いスイッチツマミ3をスムーズに往復
運動させるために、スイッチツマミ3は図4と図5とに
示すように、両側にガイドリブ17を一体成形して設け
ている。ガイドリブ17はスイッチツマミ3の上端部
に、スイッチツマミ3の往復運動方向に延長して設けら
れている。スイッチツマミ3の上端部をガイドリブ17
で案内し、スイッチツマミ3の下端部をプリント基板で
案内するためである。一方、ケース1の内面には、ガイ
ドリブ17を摺動して案内する摺動リブ18を一体成形
している。摺動リブ18は、先端をガイドリブ17の摺
動面とし、摺動面はスイッチツマミ3の往復運動方向に
延長されている。さらに、図6のスイッチツマミは、内
蔵部品の一部も摺動リブ18に併用している。スイッチ
ツマミ3の右側のガイドリブ17は、上ケース1に設け
られて摺動リブ18に、スイッチツマミ3の左に設けら
れたガイドリブ17は、内蔵部品に設けられた摺動リブ
18に支持される。このように、ふたつの摺動リブ18
がガイドリブ17の両面を支持する構造は、細高いスイ
ッチツマミ3を、往復運動方向にガイドして、スムーズ
に平行移動できる特長がある。
【0025】この構造のスイッチは下記の動作をして、
電圧を切り換える。 (1) 図5に示すように、摺動接点5の両端を固定接点
6に接触させると、スイッチはオン状態となる。このと
き、スイッチツマミ3の節度凸部2はプリント基板7の
一方の節度孔8に案内される。この状態において、摺動
接点5の弾性片5Aがスイッチツマミ3を弾性的に押し
下げ、スイッチツマミ3の節度凸部2をプリント基板7
の節度孔8に弾性的に挿入する。したがって、スイッチ
ツマミ3はオン位置に節度のある状態で停止される。
【0026】(2) スイッチツマミ3を図5の矢印Aで
示す方向に移動させると、スイッチツマミ3の節度凸部
2が、左の節度孔8から出て右の節度孔8に移動され
る。スイッチツマミ3が移動するとき、節度凸部2は摺
動接点5の弾性片5Aでプリント基板7に軽く押圧され
ている。このため、節度凸部2が左の節度孔8から出る
ときに多少抵抗があり、右の節度孔8に挿入されると簡
単に移動できなくなる。すなわち、節度凸部2を節度孔
8に挿入する位置でスイッチツマミ3を停止して、スイ
ッチツマミ3とプリント基板7とが節度のある状態で連
結される。スイッチツマミ3は、ケース1の窓16に表
出する部分を手でおして移動される。スイッチツマミ3
の節度凸部2が、プリント基板7に開口された右の節度
孔8に移動されると、摺動接点5の一方の弾性片5Aが
固定接点6から離れてスイッチはオフ状態となる。
【0027】
【発明の効果】本発明の電気かみそりは下記の優れた特
長がある。 (1) スイッチを簡単な構造として正確に切り換えでき
る。それは、本発明の電気かみそりが、スイッチツマミ
とプリント基板とを節度を出す構造で連結しているから
である。スイッチツマミは、摺動接点を固定接点に断続
してスイッチを切り換える。スイッチを確実に切り換え
るためには、摺動接点を固定接点に対して正確な位置に
節度を出して停止させる必要がある。本発明の電気かみ
そりは、従来のように、ケースを介してスイッチツマミ
を節度を出して停止させるのではなく、プリント基板に
節度を出して連結するので、スイッチツマミをプリント
基板に対して正確な位置に停止でき、摺動接点を固定接
点に対して正確な位置に停止して、確実に切り換えでき
る特長がある。
【0028】(2) 本発明の電気かみそりは、スイッチ
の構造を簡素化して部品コストと組立コストを低減でき
る。それは、本発明の電気かみそりが、従来のように、
スイッチツマミとプリント基板とケースの三者を正確な
相対位置に調整する必要がなく、スイッチツマミをプリ
ント基板に連結し、これをケースに内蔵して、正確にス
イッチを切り換えできるからである。とくに、プリント
基板に節度を出してスイッチツマミを連結しているの
で、従来の電気かみそりが必要としたケースの節度機構
を省略でき、ケースを簡単な構造にできる。さらに、ス
イッチツマミとケースとプリント基板の三者の相対位置
を調整して組み立てる必要がなく、たとえば、スイッチ
ツマミをプリント基板に連結し、これをケースに組み込
むことによって、極めて簡単に組み立てできる特長があ
る。
【0029】(3) ケースに節度機構を設ける必要がな
いので、ケースに対してスイッチツマミを配設する位置
に制約を受けない。従来の電気かみそりは、スイッチツ
マミとケースとの間に節度機構を必要とするので、ケー
スに節度機構を設けることのできる位置にスイッチツマ
ミを配設する必要があった。ところが、本発明の電気か
みそりは、ケースにはスイッチツマミの節度機構を必要
とせず、単にスイッチツマミの一部を表出させる窓を開
口すればよい。したがって、スイッチツマミを配設する
ための制約が少なくスイッチの位置を自由に変更できる
特長がある。
【0030】(4) さらにまた、本発明の請求項2に記
載される電気かみそりは、スイッチツマミの節度凸部
を、プリント基板の節度孔に弾性的に押圧するスプリン
グに摺動接点を併用する。摺動接点は、固定接点との間
でスイッチを切り換えると共に、スイッチツマミを弾性
的に押圧して、スイッチツマミとプリント基板とを節度
がでる状態に連結している。したがって、この構造の電
気かみそりは、スイッチツマミとプリント基板との節度
機構を著しく簡素化できる。また、この構造は、ケース
を介することなく、スイッチツマミをプリント基板に装
着できるので、スイッチツマミをプリント基板に連結し
て、ケースに組み込むことができ、組み立て能率も改善
できる特長がある。
【0031】(5) さらに本発明の請求項3に記載する
電気かみそりは、スイッチツマミをスムーズに往復運動
できる特長がある。それは、スイッチツマミにガイドリ
ブを、ケースに摺動リブを設け、スイッチツマミを往復
運動させるときに、ガイドリブを摺動リブに摺動させ、
摺動リブとガイドリブとでスイッチツマミを案内して往
復運動させるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかる電気かみそりの正面図
【図2】図1に示す電気かみそりの背面図
【図3】図1に示す電気かみそりの分解斜視図
【図4】図1に示す電気かみそりのスイッチ部分を示す
斜視図
【図5】図4に示すスイッチ部の断面図
【図6】図3に示す電気かみそりのスイッチツマミ摺動
部分の断面図
【図7】従来の電気かみそりの分解斜視図
【符号の説明】
1…ケース 2…節度凸部 3…スイッチツマミ 4…節度フック 5…摺動接点 5A…弾性片 6…固定接点 7…プリント基板 8…節度孔 9…ガイド溝 10…外刃 11…内刃 12…モーター 13…電源用のスイッチ 14…二次電池 15…電圧切換用のスイッチ 16…窓 17…ガイドリブ 18…摺動リブ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース(1)内にプリント基板(7)を内蔵す
    ると共に、スイッチツマミ(3)をケース(1)の外部に表出
    してなる電気かみそりにおいて、下記の全ての構成を有
    することを特徴とする電気かみそり。 (a) スイッチツマミ(3)は摺動接点(5)を有し、プリ
    ント基板(7)は摺動接点(5)に接触してスイッチをオンオ
    フする固定接点(6)を有する。 (b) スイッチツマミ(3)は、プリント基板(7)の表面
    を弾性的に押圧して摺動自在に装着されている。 (c) プリント基板(7)は、スイッチツマミ(3)の摺動
    軌跡に節度孔(8)を有する。 (d) スイッチツマミ(3)は、節度孔(8)を移動する節
    度凸部(2)を有する。 (e) スイッチツマミ(3)の節度凸部(2)が、プリント
    基板(7)の節度孔(8)に挿入されて、スイッチツマミ(3)
    の節度出しが行われるように構成されている。
  2. 【請求項2】 スイッチツマミ(3)が、プリント基板(7)
    を摺動自在に案内するガイド溝(9)を有し、ガイド溝(9)
    の内側に突出して弾性変形できる金属板の摺動接点(5)
    が固定され、ガイド溝(9)の内面で摺動接点(5)の対向面
    に節度凸部(2)が設けられており、摺動接点(5)でもって
    節度凸部(2)がプリント基板(7)の節度孔(8)に弾性的に
    押圧して挿入されてなる請求項1に記載の電気かみそ
    り。
  3. 【請求項3】 スイッチツマミ(3)の側面にガイドリブ
    (17)が設けられており、ケース(1)の内面には、このガ
    イドリブ(17)を摺動自在に支持する摺動リブ(18)が設け
    られており、ガイドリブ(17)が摺動リブ(18)を摺動し
    て、スイッチツマミ(3)が往復運動されるように構成さ
    れてなる請求項1に記載の電気かみそり。
JP16414094A 1994-07-15 1994-07-15 電気かみそり Pending JPH0824446A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16414094A JPH0824446A (ja) 1994-07-15 1994-07-15 電気かみそり

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16414094A JPH0824446A (ja) 1994-07-15 1994-07-15 電気かみそり

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0824446A true JPH0824446A (ja) 1996-01-30

Family

ID=15787516

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16414094A Pending JPH0824446A (ja) 1994-07-15 1994-07-15 電気かみそり

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0824446A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1081519C (zh) * 1997-01-31 2002-03-27 三洋电机株式会社 电动剃须刀

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1081519C (zh) * 1997-01-31 2002-03-27 三洋电机株式会社 电动剃须刀
KR100503638B1 (ko) * 1997-01-31 2005-10-25 산요덴키가부시키가이샤 전기면도기

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6211474B1 (en) Multi-input switch
US6784382B2 (en) Push-on switch
US20240297002A1 (en) Anywhere wireless switch and/or dimmer
JP2002008481A (ja) キーボードスイッチ
JPH05217464A (ja) プッシュ機構付きスライドスイッチ
JPH0824446A (ja) 電気かみそり
JP2007157644A (ja) スイッチ装置
JP3896643B2 (ja) プッシュオンスイッチ
JPH113630A (ja) プッシュスイッチ及びその組立て方法
JP2005093419A (ja) スイッチ保持装置
EP3780052B1 (en) Switch device
JP2933574B2 (ja) キーボード
JP3609569B2 (ja) 電気かみそり
EP1049121A2 (en) Sliding operation type switch apparatus
JP2003031076A (ja) スライド操作式スイッチ
JP2920067B2 (ja) スイッチ
JPH0452912Y2 (ja)
JP2008077976A (ja) スイッチ
JPH0648716Y2 (ja) 小形スイッチ
JPH0755783Y2 (ja) 小形電気機器
JP2001126581A (ja) キースイッチ装置
KR200365289Y1 (ko) 와이드 스위치의 가동부와 노브의 결합구조
JPH09326217A (ja) 自動復帰式スライドスイッチ
JPH0247236B2 (ja) Denkikamisori
JP2007012296A (ja) スイッチ機構