JPH08243982A - 移動中の建築用ボードの切断方法 - Google Patents

移動中の建築用ボードの切断方法

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JPH08243982A
JPH08243982A JP7711095A JP7711095A JPH08243982A JP H08243982 A JPH08243982 A JP H08243982A JP 7711095 A JP7711095 A JP 7711095A JP 7711095 A JP7711095 A JP 7711095A JP H08243982 A JPH08243982 A JP H08243982A
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JP
Japan
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cutting
building board
moving
molded body
building
Prior art date
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Withdrawn
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JP7711095A
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English (en)
Inventor
Hidekazu Kawabata
秀和 川端
Isao Sakamoto
功 坂本
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Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 切断中の建築ボードが振れる恐れがなく切断
方向に確実に切断することができる 【構成】 図2において、移動切断装置13は、建築用
ボードの製造ラインに沿って設けられたレール16上を
移動し、建築用ボード成形体7の切断後、エアシンリン
ダー15で元の位置に戻るように構成されている。前記
移動切断装置13には、固定装置8とカッター部18を
装備しており、この固定部12と台車14との間には、
建築用ボード成形体7の両面を押さえるように対向して
配置されたエアシリンダーからなる腕11a、11bを
有し、上下動して建築用ボード成形体7を押さえる。カ
ッター部18は、建築用ボード成形体7の幅方向に回転
しながら移動して該成形体7を切断する。得られた建築
用ボード7aはローラーコンベア2上を移動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築用ボードの切断方
法に関し、更に詳しくは移動中の建築用石膏ボードの移
動速度をセンサー等で検知することなく簡単かつ効率的
に切断することができる建築用ボードの切断方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、石膏ボードは、ホテル、マンショ
ン、オフィスビル、学校等の間仕切壁、パイプスペー
ス、エレベーターシャフト等の防火区画壁など幅広い用
途に活用されている内壁材であり、耐火性であると共に
施工性に優れた軽量パネルとして、年々その需要が増加
している。更に近年高層ビル、マンションの建設が盛ん
で、かつ高層化、インテリジェント化される傾向がます
ます強く、したがって防火、防災上不燃材からなる石膏
ボード乃至石膏系建材が注目されて来ている。従来、こ
のような石膏建材、例えば石膏ボードを製造する場合、
通常一連の流れ作業方式が用いられ、これは半水石膏、
水、凝結調節剤や増粘剤等をミキサーで混練して石膏ス
ラリーを形成し、この石膏スラリーをベルトコンベア上
に流して成形した後、硬化、乾燥して石膏建材が製造さ
れる。このような石膏建材の製造工程において、成形
後、硬化した石膏建材を切断し、ついで乾燥して製品と
するが、この石膏建材の切断は、従来ベルトコンベア上
の石膏建材の速度をセンサーを用いて検知し、その速度
に合わせて切断機を動かして切断している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
如き従来の石膏建材の切断方法は、石膏建材の速度をセ
ンサーを用いて検知し、その速度に合わせて切断機を動
かしているので、石膏建材の速度を測定するための検知
装置を必要とするばかりでなく切断機を移動させる装置
をも必要とするため、装置が複雑かつ大がかりとなりコ
ストアップが免れないという問題がある。そこで、本発
明者等は、この点について種々検討した結果、移動切断
装置で建築ボードを押さえることにより固定し、該建築
ボードの移動中に切断する方法を見出し、ここに本発明
をなすに至った。したがって、本発明が解決しようとす
る課題は、複雑かつ高価な装置を必要としないと共に切
断中の建築ボードが振れる恐れがなく切断方向に確実に
切断することができる移動中の建築ボードの切断方法を
提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明における前記課題
は、以下の各発明によってそれぞれ達成される。
【0005】(1)ベルトコンベア上で石膏原料を供給
して成形した建築用ボード成形体を硬化した後、得られ
た建築用ボード成形体を成形用ベルトコンベアの終端か
ら受取用ローラーコンベアへ移行させると共に、該移行
工程中に前記建築用ボード成形体を切断する方法におい
て、建築用ボード成形体の固定装置と幅方向に移動する
切断用カッターとを有する移動切断機器を前記建築用ボ
ード成形体が固定装置で固定された状態で成形用ベルト
コンベアと受取用ローラーコンベアのラインに沿って建
築用ボード成形体の移動速度で移動させ、移動中に該建
築用ボードを切断することを特徴とする建築用ボードの
切断方法。 (2)固定部材が建築用ボードの両面を挟むエアシリン
ダーを具備した押さえ板であることを特徴とする前記第
1項に記載の建築用ボードの切断方法。 (3)移動機器を初期位置に戻す装置としてエアシリン
ダーを用いることを特徴とする前記第1項又は第2項に
記載の建築用ボードの切断方法。
【0006】以下、本発明を更に詳しく説明すると、本
発明の建築用ボードの切断方法は、建築用ボードの製造
工程において、建築用ボード成形体の固定装置と幅方向
に移動する切断用カッターとを有する移動切断機器を前
記建築用ボード成形体が固定装置で固定された状態で成
形用ベルトコンベアと受取用ローラーコンベアのライン
に沿って建築用ボード成形体の移動速度で移動させ、移
動中に該建築用ボードを切断することを特徴とするもの
で、このようにすることにより複雑かつ高価な装置を必
要としないで切断中の建築ボードが振れる恐れがなく切
断方向に確実に切断することができるという優れた効果
を奏するものである。また固定部材が建築用ボードの両
面を挟むエアシリンダーを具備した押さえ板であること
により押さえによる傷つきがなく確実に固定することが
できる。更に移動切断装置を初期位置に戻す装置として
エアシリンダー装置を用いることにより適度の速度でか
つ静かに初期位置に戻すことができる。
【0007】
【作用】本発明の建築用ボードの切断方法において、建
築用ボードの固定部材と幅方向に移動する切断用カッタ
ーとを有する移動切断装置を使用することにより移動中
の建築用ボードを切断用カッターを装備した移動切断装
置に取付けられている固定部材で確実に固定されるの
で、幅方向に正確に切断することができる。また固定部
材が建築用ボードを両面から押さえる構造となっている
ことにより切断時に振れることがない。更に固定部材が
建築用ボードの両面を挟むエアシリンダーを具備した押
さえ板であることにより押さえによる傷つきがなく確実
に固定することができる。更に移動切断装置を初期位置
に戻す装置としてエアシリンダー装置を用いることによ
り適度の速度でかつ静かに初期位置に戻すことができ
る。
【0008】
【実施例】以下に、本発明の建築用ボードの切断方法の
実施例を挙げて更に詳細に説明するが、本発明はこの実
施例によって限定されるものではない。
【0009】実施例1 図1は、本発明における建築用ボードの切断位置を示す
建築ボードの製造ラインの断面図であり、図2は、本発
明の建築用ボードの切断方法に用いられる移動切断装置
の断面図であり、更に図3は、本発明の建築用ボードの
切断工程の略図を示す正面図である。図1において、1
は成形用ベルトコンベアであり、ローラー4、5により
ベルト3が矢印方向に回転移動している。またこの成形
用ベルトコンベアの前方には間隔を置いてローラー6、
6、・・を並置したローラーコンベア2が配置されてお
り、更にこの間隔部には切断位置Aで建築用ボード成形
体7が切断され、建築用ボード7a、7bとなってロー
ラーコンベア2上を移動する。
【0010】更に図2及び図3で示される移動切断装置
13は、建築用ボードの製造ラインに沿って設けられた
レール16上を移動する。即ち建築用ボードの製造ライ
ンの両側に施設されたレール16上を車輪で移動し、建
築用ボード成形体7の切断後、エアシンリンダー15で
元の位置に戻るように構成されている。前記移動切断装
置13には、その台車14に固定された支柱17に固定
部12を有する固定装置8とカッター部18を装備して
いる。この固定部12と台車14との間には、建築用ボ
ード成形体7の両面を押さえるように対向して配置され
たエアシリンダーからなる腕11a、11bを有し、こ
れらはそれぞれ固定部12と台車14に取付けられてい
る。腕11a、11bには、押さえ板19a、19bを
有し、上下動することにより建築用ボード成形体7を押
さえることができる。カッター部18は、切断用カッタ
ー10がモーター9により回転させる。更にこのカッタ
ー部18は、建築用ボード成形体7の幅方向に移動して
該成形体7を切断する。このようにして得られた建築用
ボード7a、7bはローラーコンベア2上を移動する。
【0011】次に、本発明の建築用ボードの切断方法を
説明すると、まず成形用ベルトコンベア1側に切断装置
13を近接すると、腕11a、11bの押さえ板19
a、19bが開き、成形用ベルトコンベア1上を2m/
分で搬送されてきた建築用ボード成形体7を所定の位置
でその両面を固定装置の押さえ板で押さえることにより
固定すると同時に切断装置13は該成形体7と一緒にレ
ール上を移動する。ついでカッター部18が幅方向に2
0m/分の速度で動き切断作業が行われる。このように
して切断されて建築用ボード7a、7bが得られ、ロー
ラーコンベア2により搬出される。切断装置13は前記
成形体7を切断後、エアシリンダー装置15によって元
の位置へ戻され、これを繰り返すことによって建築用ボ
ード成形体7を傷をつけることなく、また振れることが
なく正確に切断すると共に建築用ボード成形体7の切断
工程も簡素化される。この実施例では切断装置13を元
の位置に移動させるエアシリンダー装置15のエアシリ
ンダーは1個のものを用いたが、必要に応じて2個以上
用いてもよい。
【0012】
【発明の効果】本発明の建築用ボードの切断方法では、
建築用ボード成形体を切断装置と一体化された固定装置
を使用して固定したので、複雑な装置を用いることなく
建築用ボード成形体と切断装置との移動速度を同期する
ことができ、したがって切断に際し振れることがなく正
確に成形体を切断することができるという優れた効果を
奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る建築用ボードの切断位置を示す断
面図である。
【図2】本発明の建築用ボードの切断方法に用いられる
切断装置の断面図である。
【図3】本発明の建築用ボードの切断工程の略図を示す
正面図である。
【符号の説明】
1 成形用ベルトコンベア 2 ローラーコンベア 3 ベルト 4、5、6 ローラー 7 建築用ボード成形体 7a、7b 建築用ボード 8 移動切断装置 9 モーター 10 切断用カッター 11a、11b エアシリンダーの腕 12 固定部 13 固定装置 14 台車 15 エアシリンダー装置 16 ール 17 支柱 18 カッター部 19a、19b 押さえ板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベルトコンベア上で石膏原料を供給して
    成形した建築用ボード成形体を硬化した後、得られた建
    築用ボード成形体を成形用ベルトコンベアの終端から受
    取用ローラーコンベアへ移行させると共に、該移行工程
    中に前記建築用ボード成形体を切断する方法において、
    建築用ボード成形体の固定装置と幅方向に移動する切断
    用カッターとを有する移動切断機器を前記建築用ボード
    成形体が固定装置で固定された状態で成形用ベルトコン
    ベアと受取用ローラーコンベアのラインに沿って建築用
    ボード成形体の移動速度で移動させ、移動中に該建築用
    ボードを切断することを特徴とする建築用ボードの切断
    方法。
  2. 【請求項2】 固定部材が建築用ボードの両面を挟むエ
    アシリンダーを具備した押さえ板であることを特徴とす
    る請求項1に記載の建築用ボードの切断方法。
  3. 【請求項3】 移動機器を初期位置に戻す装置としてエ
    アシリンダーを用いることを特徴とする請求項1又は請
    求項2に記載の建築用ボードの切断方法。
JP7711095A 1995-03-09 1995-03-09 移動中の建築用ボードの切断方法 Withdrawn JPH08243982A (ja)

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