JPH0824394B2 - 伝送装置 - Google Patents

伝送装置

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JPH0824394B2
JPH0824394B2 JP24776187A JP24776187A JPH0824394B2 JP H0824394 B2 JPH0824394 B2 JP H0824394B2 JP 24776187 A JP24776187 A JP 24776187A JP 24776187 A JP24776187 A JP 24776187A JP H0824394 B2 JPH0824394 B2 JP H0824394B2
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    • G08SIGNALLING
    • G08CTRANSMISSION SYSTEMS FOR MEASURED VALUES, CONTROL OR SIMILAR SIGNALS
    • G08C19/00Electric signal transmission systems
    • G08C19/02Electric signal transmission systems in which the signal transmitted is magnitude of current or voltage

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、2線式伝送路を介し、センサの検出々力を
伝送する伝送装置に関するものである。
〔従来の技術〕 従来、工業計測においては、米国特許第4,520,488号
により開示されているとおり、差圧センサ、流量計等の
検出々力を計測値として遠隔地点へ伝達する場合、2線
式伝送路へ通ずる4〜20mA等の統一信号が一般に用いら
れており、このアナログ信号の電流値により計測値を示
すものとなっている。
たゞし、センサの検出々力は、センサの特性に応じて
計測量との関係が非直線的な比例関係となっているもの
もあり、これを直線的な比例関係へ変換する必要を生じ
ていると共に、制御演算等に用いる運用値は、必ずしも
センサの計測範囲を用いず、これの中から所定の範囲を
抽出し、0〜100%の相対的な値としたものが用いられ
るため、センサを含む発信器においては、これらの変換
演算を行なうものとなっており、この変換演算状況を設
定し、あるいは、調整を行なうには、発信器の各々につ
いて人為的に行なうものとなっている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、従来においては、変換演算を発信器において
行なっているため、受信器へ伝送されて来る計測値は、
センサの計測範囲中から抽出された運用値のみであり、
これが何等かの原因によりオーバスケールを生じた場
合、センサの検出々力としてどの程度のオーバかを求め
ることができず、異常対策上の判断をより合理的とする
ことが不可能であると共に、運用条件の変更に応じて運
用値の所定範囲を変更するには、一般に広域へ分散配置
されている各発信器各々につき再調整を行なわねばなら
ず、多大の工数を要する等の問題を生じている。
したがって、本発明は、受信器側において、センサの
計測範囲に基づく検出々力も必要に応じて監視できる伝
送装置の提供を第1の目的とするものである。
また、受信器側において、運用値がオーバスケールを
生じたとき、実際の検出々力がどの程度のオーバかを判
断することのできる伝送装置の提供を第2の目的とする
ものである。
更に、発信器の変換演算を不要とし、これの構成を簡
略化すると共に、変換演算状況の設定および調整を不要
とした伝送装置の提供を第3の目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
前述の問題を解決するため、本発明はつぎの手段によ
り構成するものとなっている。
すなわち、2線式伝送路を介しセンサの検出出力を出
力として送信する発信器と、この発信器の出力を受信す
る受信器とを備える2線式伝送装置において、発信器に
より、センサの測定可能な所定の計測範囲に基づく検出
出力をディジタル信号へ変換して送信し、受信器には、
受信したディジタル信号を、所定の計測範囲の内の所定
の範囲を0%〜100%で表わされる運用範囲に対応させ
た場合における、その運用範囲内の値に変換する演算手
段を設けたものである。
〔作用〕 したがって、発信器は、センサの検出々力を制御演算
等に用いられる運用値への変換はしないでそのまゝディ
ジタル信号へ変換して送信すればよいものとなる一方、
このディジタル信号を受信器において運用値へ変換する
ため、受信器側ではセンサの検出々力と運用値とのいず
れをも用いることが任意となる。
〔実施例〕
以下、実施例を示す図によって本発明の詳細を説明す
る。
第1図は、全構成のブロック図であり、線路11,12
らなる2線式伝送路(以下,伝送路)に対し電流を供給
する電源部(以下、PS)2が設けられていると共に、伝
送路の他端には、差圧発信器、電磁流量計等の発信器
(以下、TX)3が接続されており、TX3が電流値Iをパ
ルス状に制御し、ディジタル信号として伝送路へ通じ、
これによってセンサの計測範囲(FL〜FU)に基づく検出
出力(以下PVF)を送信するものとなっている。
また、伝送路中には、電圧降下素子として抵抗器RL
端子電圧を受信器(以下、RX)4へ与え、RX4において
ディジタル信号の受信を行い、かつ、その受信したディ
ジタル信号を、計測範囲(FL〜FU)の内の所定の範囲
(F0〜F100)を0%〜100%で表わされる運用範囲に対
応させた場合における、その運用範囲内の値(PVW)に
変換する。この変換に関しては第8図を参照して後述す
る。変換された運用値(PVW)は母線5を介してコンピ
ュータ等の主制御部(以下、MC)6へ与えており、ここ
において、RX4から与えられたPVWに基づく制御演算を行
い、母線5を介し図上省略した制御対象機器へ制御デー
タを送出し、これの制御を行なうものとなっている。
なお、母線5には、ブラウン管表示器およびキーボー
ド等を備えた操作部(以下、OP)7が接続されており、
これによって制御状況の表示を行なうと共に、MC6およ
びRX4に対する指令を与えることが自在となっている。
一方、抵抗器RLよりもTX3側の伝送路には、携帯形の
通信器(以下、CT)8が橋絡接続されており、これが、
電流値Iをパルス状に変化させ、ディジタル信号のコマ
ンド信号としてTX3へ送信すると、これがTX3において受
信され、受信に応じてTX3が電流値Iを同様に変化さ
せ、ディジタル信号の応答信号としてCT8へ送信するた
め、これがCT8において受信されるものとなっている。
第2図は、抵抗器RLに通ずる電流値Iの時間tに応ず
る変化状況を示す波形図であり、この場合、ディジタル
信号は例えば4〜20mAの範囲I1〜I2により変化するパル
スコードとなっており、TX3のPVFに応じて定まる計測値
ワードWPVは、各々が8ビットのバイトBY0〜BY3により
構成される4バイトからなり、各バイトBY0〜BY3の時間
長を例えば50m secのt1としたとき、計測値ワードWPV
時間長は4t1、れにつぐ休止期間はt1として定められ、
この計測値ワードWPVがTX3の線路端子間に通ずる電流It
の変化により反復して送信され、これによって、常に最
新のPVFがRX4へ伝送されている。
この状態において、計測値ワードWPVの送信終了に応
じ、CT8から線路端子11,12間へ通ずる電流Icの変化によ
り、コマンド信号REQを同様のパルスコードとして休止
期間t1より短い受信待機期間t2以内において送信する
と、この電流値変化は、抵抗器RLの電圧降下変化を生
じ、TX3側の線路11,12間電圧変化としてTX3へ与えら
れ、これによってコマンド信号REQがTX3により受信され
る。
すると、TX3は、コマンド信号REQに応じて計測値ワー
ドWPVの送信を中止し、コマンド信号REQの終了後、一定
時間t3を経てから電流Itにより、4バイトの計測値ワー
ドWPV、およびコマンド信号REQに対する2バイトの応答
ワードWREを一体として送信し、この時間長6t1の送信
をスタートワードWRE(S)乃至エンドワードWRE(E)まで休
止期間t1を介し反復して送信した後、再度、計測値ワー
ドWPVの反復送信を開始する。
このため、前述と同様に線路11,12間の電圧変化が生
じ、これがCT8により受信される。
また、計測値ワードWPVは、各ビットB0〜B31中、先頭
バイトBY0の先頭ビットB0によりTX3が正常か否か等のス
テイタスSTを示し、次位ビットB1により、センサの特性
に応じてPVFが計測値と直線的な比例関係のL、また
は、2乗比例関係のSであるかを示し、第3位のビット
B2によっては、連続するバイト数が4バイトか6バイト
かの連続バイト数NBを示し、後位側のビットB4〜B7によ
っては、バイトBY1〜BY3により伝送するPVFの種別DA
示しており、次位バイトBY1以降においては、PVFの値D
PVを示すものとなっている。
なお、ワードWPV+WREにより、PVFを応答信号へ付加
して送信する際には、計測値ワードWPVに連接して応答
ワードWREを送信する。
たゞし、各ワードのバイト数および各バイトのビット
数は、状況に応じて定めればよく、時間長t1〜t3等も伝
送速度にしたがって選定すればよい。
第3図は、CT8のブロック図であり、マイクロプロセ
ッサ等のプロセッサ(以下、CPU)11を中心とし、固定
メモリ(以下、ROM)12、可変メモリ(以下、RAM)13、
キーボード(以下、KB)14、数字表示器等の表示器(以
下、DP)15、ユニバーサル非同期送受信部(以下、UAR
T)16および、インターフェイス(以下、I/F)17等が周
辺に配され、母線18により相互間が接続されており、RO
M12へ格納されたプログラムをCPU11が実行し、所定のデ
ータをRAM13へアクセスしながら制御動作を行なうもの
となっている。
ここにおいて、KB14から所望のデータを与えれば、こ
れに応じてCPU11がUART16を制御すると共に、I/F17を介
してゲートパルスPcg1を“H"(高レベル)として送出す
るため、ANDゲート19がオンとなり、UART16から送出さ
れる“H"の送信パルスが電流制御部(以下、CC)20へ与
えられ、これに応じて線路端子T1からT2への電流Icが通
ずる。
また、線路11,12間の線間電圧は、ディジタル信号の
周波数成分のみを通過させる帯域濾波器等の濾波器(以
下、FL)21を介し、比較器(以下、CP)22の一方の入力
へ与えられており、他方の入力へ与えられている基準電
圧ECSとの比較がなされ、基準電圧ECS以上のレベルが受
信出力として抽出されるものとなっている。
このため、コマンド信号REQの送信終了後、計測値ワ
ードWPVの先頭ビットB0を示す受信出力がI/F17を介して
与えられるのに応じ、I/F17からゲートパルスPcg2
“H"として送出し、ANDゲート23をオンとすれば、次位
ビットB1以降を示す受信出力が、UART16へ与えられ、こ
れらの出力に応じてDP15による受信データの表示が行な
われる。
なお、TX3が計測値ワードWPVの反復送信を行なってい
るときも、同様に受信がなされ、DP15によるPVWの表示
が自在となっている。
第4図は、CC20の回路図であり、抵抗器R1およびコン
デンサC1による雑音除去用の低域濾波器を介するANDゲ
ート19からの送信パルスは、差動増幅器(以下、A)31
により増幅されたうえ、電界効果形等のトランジスタQ1
をオンとするため、抵抗器R2,R3を経て電流Icが通ず
る。
なお、抵抗器R3の端子電圧は、抵抗器R4を介してA31
へ負帰還されており、これによって電流Icが所定の値に
保たれる。
第5図は、CT8の外形斜視図であり、手持形のケース4
1にDP15およびKB14が配されていると共に、コード42が
導出されており、コード42の先端には線路端子T1,T2
してのクリップ43が接続され、線路11,12に対する着脱
が自在となっている。
第6図は、TX3のブロック図であり、第3図と同様のC
PU51、ROM52、RAM53、UART54、I/F55等を母線56により
接続し、第3図と同様にCPU51が制御動作を行なうもの
となっているが、差圧等を検出する圧力センサ(以下、
PSS)57、および、PSS57の温度を検出する温度センサ
(以下、TSS)58の各出力を選択するマルチプレクサ
(以下、MPX)59、これの出力をディジタル信号へ変換
するアナログ・ディジタル変換器(以下、ADC)60が設
けてある。
また、線路端子T1には、電源回路(以下、PSC)61が
接続され、この場合は、線路11から4mAの電流を取り入
れ、安定化のうえ局部電源Etとして各部へ供給している
と共に、線路11,12間の線間電圧は、ディジタル信号の
周波数成分のみを通過させる帯域濾波器等のFL62を介
し、第3図と同様にCP63へ与えられており、ここにおい
て、第3図と同様に基準電圧Etsと比較され、CP63が受
信出力を生じ、ANDゲート64を介しUART54へ与えるもの
となっている。
このため、計測値ワードWPVの送信終了後、受信モー
ドの設定に応じて“H"のゲートパルスPtg1を送出すれ
ば、これによってANDゲート64がオンとなり、この間
に、コマンド信号REQが与えられると、これに応ずるCP6
3の受信出力は、UART54へ与えられ、コマンド信号REQの
受信が行なわれると共に、これ以降はCC65がオフ状態と
なり、計測値ワードWPVの反復送信を中止する。
ついで、コマンド信号REQの受信終了後、一定時間t3
の経過に応じ、CPU51がI/F55を介し、“H"のゲートパル
スPtg2を送出すると共に、UART54を制御すれば、オンと
なったANDゲート66を介して送信パルスが送出され、CC6
5へ与えられるものとなり、各ワードWPV+WREに応じた
電流がCC65を流通する。
また、PVFおよび応答信号を示す各ワードWPV+WRE
送信が終了すると、CPU51は、計測値ワードWPVに応じた
送信パルスの送出のみを反復するものとなり、これによ
って再びPVFの反復送信が行なわれる。
なお、CC65の構成は、第4図に示すものと同様であ
る。
このほか、TX3は、EAROM等の不揮発性メモリを備え、
必要とするデータをこれの中へ格納するものとなってお
り、電源断が生じても、これらのデータは保持されるも
のとなっている。
また、CPU51は、MPX59を制御し、PSS57とTSS58との全
計測範囲に基づく各検出々力を交互に、かつ、一定周期
によりADC60を介して取込み、RAM53へ格納しており、PS
S57の検出々力をPVFとしてコード化のうえUART54へ送出
し、PVFを示す計測値ワードWPVの送信を行なっている
が、コマンド信号REQの内容によっては、TSS58の検出々
力を同様に送信し、あるいは、PSS57とTSS58との各検出
々力を交互にまたは組み合せて送信するものとなってい
る。
なお、コマンド信号REQの受信開始は、計測値ワードWPV
の送信を終了した後のわずかな受信待機期間t2において
のみ許容され、この間にコマンド信号REQの受信が行な
われゝば、ゲートパルスPtg1の送出を受信の終了まで継
続するのに対し、受信待機期間t2において受信が行なわ
れなければ、この期間の経過に応じてゲートパルスPtg1
の送出が停止され、受信状態を解除するため、雑音等の
受信による誤応動が阻止される。
また、休止期間t1および一定時間t3の介挿により、RX
4側では、受信待機期間t2より長い休止期間t1および一
定時間t3を検出すれば、これにつぐ各ワードの開始時点
が明らかとなり、この時点から第2図のバイト数NBによ
り示される数のバイトを有効として取込むことにより、
計測値ワードWPVのみを確実に受信することができる。
第7図は、RX4のブロック図であり、第3図のCPU11と
同様なCPU71、ROM72、RAM73およびI/F74,75を母線76に
より接続し、CPU11と同様の動作をCPU71が行ない、受信
との制御を実行するものとなっており、I/F74には、複
数の伝送路からの入力IN1〜INnが与えられ、これからの
電流値変化に基づくディジタル信号を順次にかつ反復し
て受入れ、これを一旦RAM73へ格納し、CPU71がPVWへの
変換を行なってからI/F75を介してMC6およびOP7へ送出
すると共に、I/F75を介するMC6またはOP7からの指令に
応じてCPU71が指令内容および変換演算上の各種データ
をRAM73へ格納し、これらにしたがって受信したディジ
タル信号の変換を行なうものとなっている。
第8図は、CPU71が行なうPVFからPVWへの変換状況を
示す図であり、(A)は発信器出力PVと計測量PVFとの
関係、(B)はPV,PVFおよびPVWとの関係を各々示し、
(A)においては、PVの増加に対し正比例的にPVFが最
小値FLから最大値FUまで増加し、FUにおいて飽和するも
のとなっており、全計測範囲がFL〜FUとなっている場合
であり、PVのX0〜X100と対応するPVFのF0〜F100を所定
の範囲として抽出し、これを(B)に示す0〜100%のP
VWへ変換するには、次式の演算を行なばよいものとな
る。
PVW=m・PV+B …(1) たゞし たゞし、PVとPVFがリニアの関係とならないときは、
センサの特性に応じてPVFからPVへの変換を行なった
後、(1)式により更にPVWへの変換を行ない。I/F75を
介してMC6およびOP7へ送出すればよい。
なお、(1)式のF100,F0およびX100,X0は、OP7のキ
ーボードからの指令により与え、または、あらかじめRO
M72またはRAM73へ格納しておくものとし、必要に応じて
これらのデータを更新すればよい。
したがって、RX4側において、PVW,PVFのいずれをもOP
7により監視できるものとなり、PVWがオーバスケールを
生じた場合、PVFのチェックによりPVのオーバが実用上
支障がないか否かの判断を合理的に行なえると共に、PV
Wの抽出範囲変更が容易となり、制御状況の変更に対応
することが自在となる、 また、TX3では、特に変換演算を行なう必要性が排除
され、CPU51の実行すべき稼働負荷が軽減され、かつ、R
OM52,RAM53の所要容量が減少し、これらの構成を簡単か
つ安価とすることが容易になると共に、制御状況の変更
に応ずるTX3の調整が不要となり、工数の節減が実現す
る。
よって、CT8との信号送受信中もPVFの伝送が保証さ
れ、RX4側では、常に最新のPVFが得られ、これに基づく
PVWを用いる制御演算により、PVFの変化に即応した制御
を安定に行なうことができる。
第9図は、他の実施例を示す第2図と同様な図であ
り、(A)においては、計測値ワードWPVおよび応答ワ
ードWREを時間長14t1の14バイトにわたり一体として送
信し、(B)においては、コマンド信号REQの受信後、
最新のPVFに基づく計測値ワードWPVを2回送信してから
計測値および応答信号の各ワードWPV+WREを14バイトに
わたり同様に送信している。
なお、計測値ワードWPVは、常時最新のPVFに基づくも
のを送信すれば、RX4側の制御上好適であるが、許容範
囲のPVF変化に対しては直前の値を反復送信し、許容範
囲を越える変化を生じたときに最新の値を送信するもの
としてもよい。
たゞし、TX3において、センサの特性に応ずる直線化
変換演算を行ない、これの結果をPVとして送信してもよ
く、センサの種別は状況に応じて定めればよい。
また、RX4の演算手段としては、CPU71を用いるほか、
各種演算回路の組み合せ、または、ROM72、RAM73等へ格
納した変換テーブルを用いてもよく、RX4において制御
演算を行なうものとしても同様である等、種々の変形が
自在である。
〔発明の効果〕
以上の説明により明らかなとおり本発明によれば、運
用値PVWへの変換を受信器において行なうため、PVFとPV
Wとの監視が任意となり、オーバスケール時の判断を合
理的に行なえると共に、発信器のPVWに関する調整が不
要であり、制御状況変更への対処が容易となり、各種の
計測において顕著な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示し、第1図は全構成のブロック
図、第2図は電流値の変化状況を示す波形図、第3図は
通信器のブロック図、第4図は電流制御部の回路図、第
5図は通信器の外形斜視図、第6図は発信器のブロック
図、第7図は受信器のブロック図、第8図は変換演算の
状況を示す図、第9図は他の実施例を示す第2図と同様
な図である。 11,12……線路 2……PS(電源部) 3……TX(発信器) 4……RX(受信器) 7……OP(操作部) 51,71……CPU(プロセッサ) 52,72……ROM(固定メモリ) 53,73……RAM(可変メモリ) 57……PSS(圧力センサ) 58……TSS(温度センサ) WPV……計測値ワード PV……発信器出力 PVF……計測量 PVW……運用値
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フランク・ジェイ・プリツィビルスキー アメリカ合衆国 18954 ペンシルバニア 州 ローワーグウィネッド クレストビュ ー ドライブ 1408 (72)発明者 ジェームス・ダブリュー・スカーレット アメリカ合衆国 18932 ペンシルバニア 州 ライン レキシントン トゥリウィッ グタウン ロード 64

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2線式伝送路を介しセンサの検出出力を出
    力として送信する発信器と、この発信器の出力を受信す
    る受信器とを備える2線式伝送装置において、 前記発信器は、前記センサの所定の計測範囲(FL〜FU
    に基づく検出出力(PVF)をディジタル信号へ変換して
    送信し、 前記受信器は、前記ディジタル信号を受信して、その受
    信した前記ディジタル信号を、前記所定の計測範囲(FL
    〜FU)の内の所定の範囲(F0〜F100)を0%〜100%で
    表わされる運用範囲に対応させた場合における、その運
    用範囲内の値(PVW)に変換する演算手段を有している ことを特徴とする伝送装置。
  2. 【請求項2】複数のセンサを備える発信器を用いたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の伝送装置。
  3. 【請求項3】2線式伝送路へ通ずる電流値の変化による
    ディジタル信号を送信する発信器を用いたことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の伝送装置。
  4. 【請求項4】受信器における前記所定の範囲が、外部か
    らの指令により定められるよう、受信器の演算手段が構
    成されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の伝送装置。
  5. 【請求項5】演算手段としてコンピュータを備えた受信
    器を用いることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の伝送装置。
JP24776187A 1986-10-01 1987-09-30 伝送装置 Expired - Lifetime JPH0824394B2 (ja)

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US91392686A 1986-10-01 1986-10-01
US913,926 1986-10-01

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JPH01117498A JPH01117498A (ja) 1989-05-10
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EP (1) EP0266553B2 (ja)
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