JP2802461B2 - 情報伝送方式 - Google Patents

情報伝送方式

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JP2802461B2
JP2802461B2 JP20018992A JP20018992A JP2802461B2 JP 2802461 B2 JP2802461 B2 JP 2802461B2 JP 20018992 A JP20018992 A JP 20018992A JP 20018992 A JP20018992 A JP 20018992A JP 2802461 B2 JP2802461 B2 JP 2802461B2
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information transmission
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哲生 久永
徹矢 梶田
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Azbil Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばプロセス制御装
置等に使用される情報伝送方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プロセス制御装置においてはそこで発生
する情報を4〜20mAの電流値に変換して伝送路を介
して監視装置に伝送している。近年はデジタル処理が容
易になったことから、センサによって検出した信号をデ
ジタル処理する事によって加工し、そのデジタル処理さ
れた信号をD/A変換器を介してアナログ信号に変換し
て、そのアナログ信号レベルに対応した4〜20mAの
電流として送出するようにしている。
【0003】一方、何らかの異常事態が生じたときその
その情報も伝送する必要がある。このため異常事態が生
じたときはD/A変換器から高レベルの信号を出力し、
電流変換回路から20mA以上の電流を送出するように
して、異常事態であるという情報を伝送していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来の方法はD/A変換器が20mAに対応する信号
レベルよりも大きいレベルの信号を出力する能力を要求
されるので、このようにD/A変換器のレンジを広くと
ると本来の情報のための分解能が低下してしまうという
課題を有していた。本発明はこのような状況に鑑みてな
されたもので、D/A変換器の分解能を低下させること
なく状態変化情報を伝送するようにしたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために第1の発明は、電流変換回路入力に20mA以
上の電流を発生する信号を注入するソース回路を設けた
ものである。第2の発明は第1の発明において、電流変
換回路から送出する最低電流が4mA以下となるように
電流変換回路の入力信号を吸収するシンク回路を設ける
ことにより状態変化を伝送するようにしたものである。
第3の発明は、電流変換回路入力に20mA以上の電流
を発生する信号を注入するソース回路と、電流変換回路
から送出する最低電流が4mA以下となるように電流変
換回路の入力信号を吸収するシンク回路を設けることに
より状態変化を伝送するようにしたものである。
【0006】
【作用】第1の発明は異常事態になると異常診断回路7
から出力信号が送出され、それによってソース回路8の
スイッチ81がオンになる。これによって増幅器63の
非反転入力端子に電圧82が供給される。この電圧によ
って送出される線路電流を20mA以上となるように設
定しておけば異常状態を伝送できる。第2の発明は異常
診断回路7から供給される信号によってトランジスタ6
3aがオンとなり、トランジスタ63bに供給されるベ
ース電流が側路され、線路に供給される電流が4mA以
下の値となる。第3の発明は異常の状態によって前記何
れかの回路が駆動される。
【0007】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示すブロック図で
ある。発信器10は伝送線によって遠隔地におかれた受
信機20と接続されており、受信機20側から供給され
る電源によって動作するようになっている。
【0008】発信器10は伝送線を介して受信機20か
ら供給される電源を使用し、回路電源電圧発生回路1に
よって発信器10の内部で必要な電源を作り出してい
る。そして、センサ2によって検出した情報をA/D変
換器3によりデジタル信号に変換して、コントローラ4
によって必要なデジタル処理、例えば温度補正、気圧補
正、多重化処理等のそのシステムで要求される必要な処
理を行う。
【0009】デジタル処理の終了した信号はD/A変換
器5によってアナログ信号に変換され、その信号がV/
I変換器6に供給される。V/I変換器6はD/A変換
器5から供給される信号の最小レベルと最大レベルが4
〜20mAとなるような変換を行い、伝送線に流れる電
流がセンサの入力レベルに対応したものであり、かつそ
の値が4〜20mAであるように制御する。
【0010】発信器10の設定状態を変更したり、ある
いは発信器10に必要な制御信号を与える必要がある場
合は、受信機20側あるいは伝送路に接続した設定器か
ら所定の信号を発信器10に対して伝送する。この信号
は受信回路9によって受信され、コントローラ4によっ
て解読され必要な設定が行われるようになっている。
【0011】発信器10で何らかの異常が発生すると異
常診断回路7はそのことを検出し、ソース回路8を駆動
してV/I変換器6に電圧を注入するように制御する。
この結果、V/I変換器6は20mAより多い電流を伝
送線に供給するようになる。これにより受信機20側で
は正常時の最大電流より大きい電流が供給されるように
なることから、発信器が異常であることを知ることがで
きる。
【0012】図2はV/I変換器9の内部回路およびそ
れにソース回路8が接続されている状態を示している。
V/I変換器6はD/A変換5から抵抗61を介して増
幅器63に供給される信号に応じて、通常はトランジス
タ4から伝送路に出力される電流が4〜20mAとなる
ように、抵抗62および65の値が設定されている。
【0013】しかし異常状態になり異常診断回路7から
ソース回路8に制御信号が供給されると、スイッチ81
がオンとなって抵抗83を介して電源82が増幅器63
に供給される。これにより、増幅器63には大きな電圧
が供給され、トランジスタ64から伝送線に出力される
電流は20mAより多い値となり、受信機20側におい
て異常状態が検出できる。
【0014】以上の説明は異常時に20mA以上の電流
を流す回路について説明したが、ソース回路8の代わり
に例えば異常診断回路から制御信号が供給されたとき、
図3の回路を用いても異常時に異常診断回路7から信号
が供給されることによってトランジスタ63aがオンに
なり、それによってトランジスタ63bのベース電流が
側路されるので、トランジスタ63cを流れる電流すな
わち線路電流は4mA以下とする事ができる。
【0015】一方、電源投入時は突入電流が流れ、異常
状態でないにもかかわらず異常状態と判断されてしまう
ことがある。このような状態になるとシステムダウンと
なる場合がある。これを防止するには本来の使用方法と
は異なるが、異常時に線路に流れる電流を4mA以下と
なる回路を用い、電源投入時には線路に供給する電流を
4mA以下にして当初から異常状態としておき、電源投
入後の安定状態になってから線路に供給する電流を4〜
20mAに設定することも考えられる。このようにすれ
ば当初は人為的に作り出した異常状態であることが分か
るので、相応の対策を取ることが可能であり、電源投入
時の突入電流が流れ、それによって異常と判断し、シス
テムダウンにいたる事故が防止できる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明は正常時に伝
送線に供給する電流範囲以外の電流を異常時に供給する
ようにしたので、受信機側で異常状態を検出することが
でき、その異常状態の情報伝送のためにD/A変換を介
した信号を使用する必要がないので、D/A変換器は測
定結果だけに使用することができ、測定精度が向上する
という効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図
【図2】V/I変換器およびソース回路の接続状態を示
す回路図
【図3】V/I変換回路の他の例を示す回路図
【符号の説明】
1 回路電源電圧発生回路 2 センサ 3 A/D変換器 4 コントローラ 5 D/A変換器 6 V/I変換器 7 異常診断回路 8 ソース回路 9 受信回路 10 発信器 20 受信機
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04Q 9/00 311 G06F 19/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号信号をデジタル処理した結果を
    アナログ変換してそのアナログ変換された信号レベルを
    電流変換回路を介して4〜20mAの電流に変換して伝
    送路に送出することによって情報伝送する情報伝送方式
    において、 電流変換回路入力に20mA以上の電流を発生する信号
    を注入するソース回路を設けることにより状態変化を伝
    送することを特徴とする情報伝送方式。
  2. 【請求項2】 請求項1において、電流変換回路から送
    出する最低電流が4mA以下となるように電流変換回路
    の入力信号を吸収するシンク回路を設けることにより状
    態変化を伝送することを特徴とする情報伝送方式。
  3. 【請求項3】 入力信号信号をデジタル処理した結果を
    アナログ変換してそのアナログ変換された信号レベルを
    電流変換回路を介して4〜20mAの電流に変換して伝
    送路に送出することによって情報伝送する情報伝送方式
    において、 電流変換回路入力に20mA以上の電流を発生する信号
    を注入するソース回路と、電流変換回路から送出する最
    低電流が4mA以下となるように電流変換回路の入力信
    号を吸収するシンク回路を設けることにより状態変化を
    伝送することを特徴とする情報伝送方式。
JP20018992A 1992-07-06 1992-07-06 情報伝送方式 Expired - Lifetime JP2802461B2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0630476A JPH0630476A (ja) 1994-02-04
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