JPH08242938A - 化粧料容器 - Google Patents

化粧料容器

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JPH08242938A
JPH08242938A JP5468195A JP5468195A JPH08242938A JP H08242938 A JPH08242938 A JP H08242938A JP 5468195 A JP5468195 A JP 5468195A JP 5468195 A JP5468195 A JP 5468195A JP H08242938 A JPH08242938 A JP H08242938A
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cosmetic
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partition plate
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Hisao Iwamoto
久雄 岩本
Akira Hiraoka
章 平岡
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Kanebo Ltd
Key Trading Co Ltd
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Kanebo Ltd
Key Trading Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】パフや蓋等が化粧料で汚染されることがなく、
しかも、開蓋がしやすい化粧料容器を提供する。 【構成】容器本体6と、この容器本体6の上部に着脱自
在に取付けられた中蓋4と、パフ2と、外蓋1を備えて
いる。そして、上記中蓋4を筒状に形成して内部を上下
に仕切る仕切板部10を内設し、上記仕切板部10で仕
切られた下側部分の内周面にねじ部11を刻設するとと
もに、上記容器本体6の上部の外周面にねじ部13を刻
設し、上記中蓋4を、上記仕切板部10で仕切られた下
側部分を下向きにして上記容器本体6にら着できるよう
にするとともに、上記仕切板部10で仕切られた上側部
分を下向きにして容器本体6に冠着できるよう、選択装
着できるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、フェイスパウダー等
の粉末化粧料等を収容する化粧料容器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、フェイスパウダー等の粉末化粧料
を収容するものとして、実公昭54−21168号公報
に示す粉末化粧料収納容器が提案されている。このもの
は、図13および図14に示すように、容器本体31
と、蓋32と、内部に粉末化粧料34が封入され上面に
環状の切離部が形成された紙製の化粧料封入袋33と、
環状の押環35と、この押環35に内嵌されるフィルタ
ー材36と、パフ37とを備えている。このものは、販
売時には、容器本体31の底壁上に化粧料封入袋33を
載置し、フィルター材36を内嵌した押環35を上記化
粧料封入袋33の上縁を圧接する状態で容器本体31の
内周面に嵌合し、上記フィルター材36の網板36a上
にパフ37を載置し、蓋32で容器本体31の口部31
aを蓋した状態で、組付けるようにしている。そして、
最初の使用時には、蓋32およびフィルター材36付き
押環35を容器本体31から取外し、ついで、化粧料封
入袋33の切離部を切離して円形の開口33aを形成
し、つぎに、フィルター材36付き押環35を元の位置
に嵌合し、そののち、フィルター材36の網板36a上
をパフ37で軽く叩いて化粧料封入袋33内の粉末化粧
料をパフ37に付着させることが行われる。このように
して最初の使用が行われたのち、化粧料封入袋33は、
その上面に開口33aが形成されたままの状態で、蓋3
2で蓋される。そして、これ以降の使用は、この状態か
ら行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このも
のでは、最初の使用が終わると、化粧料封入袋33の上
面に開口33aが形成されたままであるため、この開口
33aから粉末化粧料34がフィルター材36の網板3
6aの網目を通って漏出し、パフ35の表面に付着,固
化したり、容器本体31や蓋32の内部に飛散しこれら
の内周面に付着,固化したりするという問題がある。ま
た、このようにして容器本体31や蓋32の内周面に付
着した粉末化粧料34が開蓋時に外部に飛散して周囲を
汚染するうえ、上記飛散した分量だけ粉末化粧料34の
消費量が増加して化粧料封入袋33の交換時期が早まる
という問題もある。そこで、閉蓋時における容器本体3
1と蓋32との係合を強固にしこの係合部の密着度合を
密にすることで、粉末化粧料34の外部への漏出を防止
することが考えられるが、この場合には、使用のたび
に、開蓋時において上記係合を解除する作業が必要にな
り、この作業が面倒であるという問題がある。
【0004】この発明は、このような事情に鑑みなされ
たもので、パフ等の化粧料用具や蓋等の内周面が化粧料
で汚染されることがなく、しかも、開蓋がしやすい化粧
料容器の提供をその目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の化粧料容器は、上面に化粧料収容凹部が
形成された容器本体と、上記容器本体の上部に着脱自在
に取付けられる中蓋と、上記中蓋に収容される化粧料用
具と、上記化粧料用具が収容された中蓋を蓋する外蓋を
備え、上記中蓋を筒状に形成して内部を上下に仕切る仕
切板部を内設し、上記仕切板部で仕切られた上側および
下側のいずれか一方の内周面にねじ部を刻設するととも
に、他方を化粧料用具収容部に形成し、上記容器本体の
上部の外周面に上記ねじ部に対応するねじ部を刻設し、
上記中蓋を、上記仕切板部で仕切られた一方を下向きに
して上記両ねじ部のら合により上記容器本体にら着でき
るようにするとともに、上記仕切板部で仕切られた他方
を下向きにして容器本体に冠着できるように選択装着し
うるように構成したという構成をとる。
【0006】
【作用】すなわち、この発明の化粧料容器は、容器本体
と中蓋と外蓋を備え、上記中蓋を筒状に形成して内部を
上下に仕切る仕切板部を内設し、上記仕切板部で仕切ら
れた上側および下側のいずれか一方の内周面にねじ部を
刻設するとともに、他方を化粧料用具収容部に形成し、
上記容器本体の上部の外周面に上記ねじ部に対応するね
じ部を刻設している。そして、上記中蓋を、上記仕切板
部で仕切られた一方を下向きにして上記両ねじ部のら合
により上記容器本体にら着できるようにするとともに、
上記仕切板部で仕切られた他方を下向きにして容器本体
に冠着できるように選択装着しうるように構成してい
る。したがって、この発明の化粧料容器では、仕切板部
で仕切られた一方を下向きにして中蓋を容器本体にら着
する場合にも、仕切板部で仕切られた他方を下向きにし
て中蓋を容器本体に冠着する場合にも、容器本体の化粧
料収容凹部が中蓋の仕切板部で蓋されることになる。こ
のため、上記化粧料収容凹部に収容された化粧料が中蓋
から漏れ出ることが殆どなく、化粧料が中蓋と外蓋との
間に飛散して化粧料用具や中蓋,外蓋の内周面に付着,
固化することがない。したがって、開蓋時に化粧料が外
部に飛散して周囲を汚染することもなく、しかも、化粧
料の損失量も殆どなくて所定の交換時期に化粧料を交換
することができるようにもなる。また、最初の使用が終
わると、中蓋を上下逆にして容器本体に取付けること
で、これ以降の使用時には中蓋を上方に引き上げる等す
るだけで、容易に容器本体から取外すことができ、開蓋
がしやすくなる。
【0007】つぎに、この発明を実施例にもとづいて詳
しく説明する。
【0008】
【実施例】図1はこの発明の一実施例の化粧料容器を示
している。この化粧料容器は、図2に示すように、有天
円筒状に形成された外蓋1(図3参照)と、パフ2と、
円環状の枠体3aとこの枠体3aに取付けられた弾性メ
ッシュ部3bからなるメッシュ枠3(図4参照)と、中
蓋4と、スポンジ等からなる弾性パッキン5と、容器本
体6とを備えている。
【0009】上記中蓋4は、図5に示すように、円筒状
に形成されており、その内部の上下中間部に仕切板部1
0が内設されている。そして、この仕切板部10で仕切
られた下側部分には、その内周面にねじ部11が刻設さ
れている。また、上記仕切板部10で仕切られた上側部
分と下側部分は、パフ2を収容しうる大きさに形成され
ており、両部分がパフ収容部になりうるようにしてい
る。図において、10aは仕切板部10の下面に突出形
成された円環状の突条である。
【0010】上記容器本体6は、図6に示すように、粉
末化粧料9が収容された皿部7と底板部8とからなる。
上記皿部7は、図7に示すように、上面に化粧料収容凹
部12が形成された円形状の皿状体であり、その上部外
周面に、上記中蓋4の内周面に刻設されたねじ部11に
ら合するねじ部13が形成されているとともに、その下
部外周面に、それ自身の上端部が上記下部外周面から延
びる円環状の嵌合用側壁14が延設されている。一方、
上記底板部8は、その上面の外周部が、上記外蓋1を載
置しうる大きさに形成されているとともに、図8に示す
ように、その上面に、上記皿部7の下部外周面と嵌合用
側壁14間に形成される隙間に着脱自在に嵌合する円環
状の嵌合用周壁15が立設されている。
【0011】上記構成において、販売時には、図1に示
すように、粉末化粧料9が収容された容器本体6の皿部
7の上端面にパッキン5が載置された状態で、このパッ
キン5を押さえ付けるようにして中蓋4が容器本体6の
皿部7の上部にねじ止めされている。また、中蓋4に
は、その仕切板部10上にパフ2とメッシュ体3が載置
されており、その状態で外蓋1で蓋されている。この状
態では、パッキン5の上面が中蓋4の下面に密着してい
るとともに、パッキン5の下面が皿部7の上端面に密着
しており、これにより、容器本体6が中蓋4で密封され
ている。そして、販売後、顧客が最初に使用する場合に
は、外蓋1を取り外し、ついで、図9に示すように、中
蓋4のねじを緩めて容器本体6から取外し、つぎに、パ
ッキン5を皿部7の上端面に取外し、そののち、図10
に示すように、メッシュ体3を容器本体6の化粧料9上
に載置し、このメッシュ体3の弾性メッシュ部3bの上
からパフ2に化粧料9を付着させることが行われる。ま
た、この最初の使用後には、図11に示すように、中蓋
4を上下逆向きにしてその仕切板部10上にパフ2を載
置し、その状態で容器本体6に取付けたのち、外蓋1を
取付けることが行われる。この状態を、図12に示す。
これ以降の使用に際しては、外蓋1を上方に引き上げて
容器本体6から取外したのち、中蓋4を上方に引き上げ
て容器本体6の皿部7から取外すことで、開蓋作業が行
えるようになる。
【0012】このように、この実施例では、最初の使用
以降は、使用ごとに中蓋4を緩めてねじを外す必要がな
く、外蓋1および中蓋4を引き上げるだけでよく、簡単
である。また、外蓋1および中蓋4で蓋しているため、
容器本体6に収容された粉末化粧料が外部に漏出しな
い。
【0013】なお、上記実施例では、容器本体6を、皿
部7と、これと別体の底板部8とで構成しているが、こ
れに限定するものではなく、容器本体6を一体に成形し
てもよい。
【0014】
【発明の効果】以上のように、この発明の化粧料容器に
よれば、中蓋に内設された仕切板部で仕切られた上記中
蓋の一方を下向きにしてこの中蓋を容器本体にら着する
場合にも、上記仕切板部で仕切られた中蓋の他方を下向
きにしてこの中蓋を容器本体に冠着する場合にも、容器
本体の化粧料収容凹部が中蓋の仕切板部で蓋されること
になる。このため、外蓋でも蓋されているため、上記化
粧料収容凹部に収容された化粧料が中蓋から漏れ出るこ
とが殆どなく、化粧料が中蓋と外蓋との間に飛散して化
粧料用具や中蓋,外蓋の内周面に付着,固化することが
ない。しかも、外蓋でも蓋しているため、上記化粧料収
容凹部に収容された化粧料が外部に漏出することが全く
なく,開蓋時に化粧料が外部に飛散して周囲を汚染した
り、化粧料の損失量がなくて所定の交換時期に化粧料を
交換することができるようになる。また、最初の使用が
終わると、中蓋を上下逆にして容器本体に取付けること
で、これ以降の使用時には中蓋を上方に引き上げる等す
るだけで、容易に容器本体から取外すことができ、開蓋
がしやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す化粧料容器の断面図
である。
【図2】上記化粧料容器の説明図である。
【図3】外蓋の断面図である。
【図4】メッシュ体の断面図である。
【図5】中蓋の断面図である。
【図6】容器本体の断面図である。
【図7】皿部の断面図である。
【図8】底板部の断面図である。
【図9】この発明の作用を示す断面図である。
【図10】上記容器本体の化粧料上にメッシュ体を載置
した状態を示す断面図である。
【図11】上記中蓋にパフを載置した状態を示す断面図
である。
【図12】上記中蓋を上下逆にして組付けた状態を示す
断面図である。
【図13】従来例の説明図である。
【図14】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 外蓋 2 パフ 3 メッシュ体 4 中蓋 5 パッキン 6 容器本体 7 皿部 8 底板部 10 仕切板部 11,13 ねじ部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に化粧料収容凹部が形成された容器
    本体と、上記容器本体の上部に着脱自在に取付けられる
    中蓋と、上記中蓋に収容される化粧料用具と、上記化粧
    料用具が収容された中蓋を蓋する外蓋を備え、上記中蓋
    を筒状に形成して内部を上下に仕切る仕切板部を内設
    し、上記仕切板部で仕切られた上側および下側のいずれ
    か一方の内周面にねじ部を刻設するとともに、他方を化
    粧料用具収容部に形成し、上記容器本体の上部の外周面
    に上記ねじ部に対応するねじ部を刻設し、上記中蓋を、
    上記仕切板部で仕切られた一方を下向きにして上記両ね
    じ部のら合により上記容器本体にら着できるようにする
    とともに、上記仕切板部で仕切られた他方を下向きにし
    て容器本体に冠着できるように選択装着しうるように構
    成したことを特徴とする化粧料容器。
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