JPH08242583A - インバータの制御装置 - Google Patents

インバータの制御装置

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JPH08242583A
JPH08242583A JP7041143A JP4114395A JPH08242583A JP H08242583 A JPH08242583 A JP H08242583A JP 7041143 A JP7041143 A JP 7041143A JP 4114395 A JP4114395 A JP 4114395A JP H08242583 A JPH08242583 A JP H08242583A
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inverter
voltage
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side arm
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JP7041143A
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Inventor
Shigeharu Mori
重春 森
Haruhisa Inoguchi
晴久 井野口
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 直流リアクトル4を介して供給される直流電
流を交流電流に変換して進相性負荷を駆動するインバー
タにおいて、直流リアクトル4の小形化を図る。 【構成】 相異る相の高圧側アームと低圧側アームのサ
イリスタを所定の期間毎に交互に通電させて、直流定電
流源から供給される直流電流を交流電流に変換して進相
性負荷2を駆動するインバータ1において、相異る相の
高圧側アームと低圧側アームのサイリスタ(11と14
又は12と13)が通電開始後の或る時点から前記所定
の期間までの任意の期間前記相異る相のいずれか一方の
相のみの高圧側アームと低圧側アームのサイリスタ(1
1と12又は13と14)を同時に通電させる手段(負
荷電流通電期間設定器51と鋸歯状波発生回路52とレ
ベル判定回路53)を備えたインバータの制御装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オゾン発生器等の進相
性の負荷に電力を供給するインバータの制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図8に従来のインバータの制御装置の構
成図を示し、図9に従来のインバータの制御装置の動作
を説明するための図を示す。図8において、1は高圧側
アームのサイリスタ11、13、低圧側アームのサイリ
スタ12、14とで構成されるインバータ、2は進相性
の負荷で例えばコンデンサ21と抵抗22の等価回路で
現されるオゾン発生器、5は起動時に使用されるダミー
抵抗器である。3はサイリスタ整流器で、直流リアクト
ル4を介してインバータ1に直流定電流を供給するよう
に構成されている。31はインバータ1の出力電圧の基
準値を設定する電圧基準値設定器、6はインバータ1の
出力電圧を検出するための電圧変成器、32はインバー
タ1の出力電圧を制御するために制御回路にとって適切
な値に変換する電圧検出回路、33は電圧基準値設定器
で設定された電圧基準値と電圧検出回路32で検出され
た出力電圧検出値を図示の極性で加算する加算器、34
は電圧制御調整器である。
【0003】7は直流電流を検出すための直流電流変成
器、35はインバータ1に流る直流電流を制御するため
に制御回路にとって適切な値に変換する電流検出回路、
36は電圧制御調整器の出力である直流電流基準値と電
流検出回路35で検出された直流電流検出値を図示の極
性で加算する加算器、37は直流電流制御調整器であ
る。直流電流制御調整器37の出力は位相制御回路38
に入力され、サイリスタ整流器3にゲート信号を与える
ように構成される。
【0004】41はインバータ1の運転周波数の2倍の
パルス数を発振するパルス発振器、42ー1はインバー
タ1を構成するサイリスタ11と14にゲート信号を与
えるゲ―ト制御回路、42ー2はサイリスタ12と13
にゲート信号を与えるゲート制御回路である。サイリス
タ11、14はゲート信号G1,G2で駆動され、サイ
リスタ12,13はゲート信号G2.G4でそれぞれ駆
動される。
【0005】次に、インバータ1の動作を従来の実施例
の構成図を示す図8と、インバータ1の動作を説明する
図9を用いて説明する。図9に示すAの時点では電流が
高圧側アームのサイリスタ11→進相性負荷2→低圧側
アームのサリスタ14を介して流れている。Bの時点
で、パルス発振器41がパルスを出力し、ゲート制御回
路42ー2の作用により低圧側アームのサイリスタ12
と高圧側アームのサイリスタ13にゲート信号が与えら
れる。コンデンサ21は図示の極性で充電されているた
め、進相性負荷2のコンデンサ21の電圧、即ちインバ
ータ1の出力電圧がサイリスタ11とサイリスタ14に
逆電圧として印加され、サイリスタ11からサイリスタ
12、サイリスタ14からサイリスタ13への転流動作
が行われる。
【0006】従って、かかるサイリスタ変換器のサイリ
スタ11〜サイリスタ14には図9に示すように、サイ
リスタ11とサイリスタ14にゲート信号G1とG4、
サイリスタ12とサイリスタ13にゲート信号G2とG
3を180°毎に与えられるので、インバータ1の出力
電流は矩形波状の波形となる。
【0007】今負荷が軽い、即ち負荷を等価回路でコン
デンサ21と抵抗22で現したときに、抵抗22の抵抗
値が大きい状態では、負荷に流れる変換器の出力電流は
ほとんどコンデンサ21に流れるため、インバータ1の
出力電圧は直線状に上昇し、その大きさは直流電流の大
きさに依存する。コンデンサ電圧は電流の積分値である
ので、正確に言えば、コンデンサに流れる電流と時間の
積に依存する。
【0008】インバータ1の出力電圧を制御するため、
電圧制御回路32で検出された出力電圧検出値と電圧基
準値設定器31で設定された出力電圧基準値の偏差が加
算器33で作用により電圧制御調整器34に入力され
る。電流制御調整器37は、加算器36の作用により電
圧制御調整器の出力である直流電流基準値と電流検出回
路35で検出された直流電流検出値の偏差を受けて、位
相制御回路38に直流電流が直流電流基準値より小さい
場合にはサイリスタ整流器3の制御遅れ角を進めて、直
流電流を増加させるように、逆に大きい場合にはサイリ
スタ整流器3の制御遅れ角を遅らせて、直流電流をを減
少させるように作用する。インバータ1の出力電圧が電
圧基準値設定器31で設定された電圧基準値より小さい
場合には、電圧制御調整器34はその出力である直流電
流基準値を増加させ、大きい場合には直流電流基準値を
減少させる。その結果、直流電流が増加或いは減少する
ので、直流電流に依存しているインバータ1の出力電圧
は電圧基準値に追従するように制御される。
【0009】尚、このように主制御と従制御を従属制御
して構成するのは、サイリスタを用いた変換器の一般敵
な手法であり、電流制御、位相制御等においても、例え
ば電気書院発行の「電動力・電熱・電解設備の設計と運
転」(上山直彦著)のサイリストモータ、サイリスタレ
オナードの制御方式等にブロック図として示されてい
る。またこれらの制御の構成は本発明と直接的には関係
ないので、詳細な説明は省略する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
従来のインバータの制御装置では、インバータ1を構成
する同一相の高圧側アームと低圧側アームを所定の期間
毎に交互に通電させて、インバータ1に流れる直流電流
を制御して、インバータ1の出力電圧を制御している。
即ち、同一相の高圧側アームと低圧側アームに同時にゲ
ート信号が与えられることはない。
【0011】既に述べたように、出力電圧は直流電流の
大きさに依存しているので、負荷が極めて軽い状態の場
合に出力電圧が上昇し過ぎないように、或いはインバー
タ1の出力電圧を減少させる場合に直流電流を小さな値
にする必要がある。従来は、小さな直流電流を連続的に
流すために、直流リアクトルを大きくする必要があると
言う欠点があった。或いは、ある一定以上の直流電流を
常時流すようにするため、ダミー抵抗をインバータ1の
出力に設ける必要がある等の欠点があった。
【0012】従って、本発明の目的は、前述の欠点を解
消するためになされたものであって或る一定値以上の直
流電流を流しながら、インバータ1の出力電圧を制御で
きるインバータの制御装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、請求項1に係る発明は、相異る相の高圧側ア―ム
と低圧側アームのサイリスタを所定の期間毎に交互に通
電させて、直流定電流源から供給される直流電流を交流
電流に変換して進相性負荷を駆動するインバータにおい
て、相異る相の高圧側アームと低圧側アームのサイリス
タが通電開始後の或る時点から前記所定の期間までの任
意の期間前記相異る相のいずれか一方の相のみの高圧側
アームと低圧側アームのサイリスタを同時に通電させる
手段を具備したことを特徴とする。
【0014】又、前記目的を達成するために請求項2に
係る発明は、請求項1に記載のインバータの制御装置に
おいて、インバータの出力電圧の基準値を設定する電圧
基準値設定手段と、インバータの出力電圧を検出値する
電圧検出手段と、インバータの出力電圧の基準値と検出
値との偏差信号が印加される電圧制御調整手段を設け、
該手段の出力信号に応じて高圧側アームと低圧側アーム
のサイリスタを同時に通電する期間を制御することを特
徴とする。
【0015】更に、前記目的を達成するために、請求項
3に係る発明は、請求項1に記載のインバータの制御装
置において、インバータが出力する有効電力の基準値を
設定する有効電力基準値設定手段と、インバータが出力
する有効電力を検出値する有効電力検出手段と、インバ
ータの有効電力の基準値と有効電力検出値との偏差信号
が印加される有効電力制御調整手段を設け、該手段の出
力信号に応じて高圧側アームと低圧側アームのサイリス
タを同時に通電する期間を制御することを特徴とする。
【0016】又、前記目的を達成するために、請求項4
に係る発明は、請求項1に記載のインバータの制御装置
において、インバータが出力する有効電力の基準値を設
定する有効電力基準値設定手段と、インバータが出力す
る有効電力を検出値する有効電力検出手段と、インバー
タの有効電力の基準値と有効電力検出値との偏差信号が
印加される有効電力制御調整手段と、該手段の出力信号
をインバータの出力電圧の基準値として印加され、イン
バータの出力電圧を検出値する電圧検出手段の出力信号
を帰還信号として印加される電圧制御調整手段を設け、
該手段の出力信号に応じて高圧側アームと低圧側アーム
のサイリスタを同時に通電する期間を制御することを特
徴とする。
【0017】更に又、前記目的を達成するために、請求
項5に係る発明は、請求項1に記載のインバ―タの制御
装置において、インバータの出力電圧の基準値を設定す
る電圧基準値設定手段と、インバータの出力電圧を検出
値する電圧検出手段と、インバ―タの出力電圧の基準値
と検出値との偏差信号が印加される電圧制御調整手段を
設け、該手段の出力信号に応じて高圧側アームと低圧側
アームのサイリスタを同時に通電する期間を制御し、負
荷が重くなって高圧側アームと低圧側アームのサイイリ
スタを同時に通電する期間が無くなった以降は電圧制御
調整手段の出力信号に応じて直流定電流源から供給され
る直流電流を増加させる手段を具備したことを特徴とす
るものである。
【0018】
【作用】請求項1に係る発明によれば、進相性の負荷に
接続されたインバータを構成する同一相の高圧アームと
低圧アームのサイリスタを同時に任意の期間だけ導通さ
せることができる。従って、負荷に流る電流の期間、即
ち負荷のコンデンサに流れる電流の時間を任意に変化さ
せ得るので、コンデンサに流れる電流の時間積に依存し
たインバータの出力電圧を任意に制御しながら、インバ
ータを運転することができる。
【0019】又、請求項2に係る発明によれば、インバ
ータを構成する同一相の高圧アームと低圧アームのサイ
リスタを電圧制御調整手段の出力信号に応じて同時に導
通させることができる。従って、負荷に流る電流の期
間、即ち負荷のコンデンサに流れる電流の時間を電圧制
御調整手段の出力信号に応じて変化させ得るので、コン
デンサに流れる電流の時間積に依存したインバータの出
力電圧をインバータの出力電圧の基準値に追従するよう
に制御出来る。
【0020】更に、請求項3に係る発明によれば、イン
バータを構成する同一相の高圧アームと低圧アームのサ
イリスタを有効電力制御調整手段の出力信号に応じて同
時に導通させることができる。従って、負荷に流る電流
の期間、即ち負荷のコンデンサに流れる電流の時間を有
効電力制御調整手段の出力信号に応じて変化させ得るの
で、インバータが負荷に供給する有効電力を有効電力基
準値に追従するように制御することができる。
【0021】又、請求項4に係る発明によれば、有効電
力制御調整手段と、電圧制御調整手段を設け、主制御が
有効電力制御、従制御が電圧制御となるように従属接続
しているので、インバータの出力電圧を制御しながら、
進相性負荷に供給する有効電力を制御できる。
【0022】更に又、請求項5に係る発明によれば、イ
ンバータの負荷が重くなれば、インバータの出力電圧を
上げようとして電圧制御調整手段の出力信号に応じて高
圧側アームと低圧側アームのサイリスタを同時に通電す
る期間が短くなり、終いには同時に通電する期間が無く
なる。その後更に負荷が増えると電圧制御調整手段の出
力信号に応じて直流定電流源の直流出力が増加しインバ
ータは負荷電流最大通電期間で運転される。
【0023】
【実施例】以下、請求項1に係る発明の一実施例を図1
の構成図を参照して説明する。図1において、既に説明
した従来例を示す図8と同一の回路、機能の要素には同
一の符号を付してその説明を省略する。
【0024】図1において、39はサイリスタ整流器3
の直流電流の基準値を設定する直流電流基準値設定器、
51はインバータ1を運転する半サイクルの期間からイ
ンバハータ1の同一相の高圧側アームと低圧側アームの
サイリスタを同時に通電している期間を差引いた期間、
即ち負荷に電流を流している期間を設定する負荷電流通
電期間設定器、52は鋸歯状の波形を出力する鋸歯状波
発生回路、53は負荷電流通電期間設定器51で設定さ
れた負荷電流通電期間基準値と鋸歯状波発生回路52か
ら出力される鋸歯状波形信号との大きさを判定し、鋸歯
状波形信号が負荷電流通電期間基準値より大きくなった
ときにパルス信号を発生するレベル判定回路、42ー
3、42ー4、はゲート制御回路で従来の実施例で示し
たゲート制御回路42ー1、42ー2と同様な回路であ
る。
【0025】次に、前述の構成から成る請求項1に係る
発明の動作を図2の波形図を用いて説明する。サイリス
タ整流器3は直流電流基準値設定器39で設定された直
流電流基準値に直流電流を追従させるように制御され、
一定の直流電流をインバータ1に流しているが、かかる
作用は公知の技術であるので、詳細な説明は省略する。
【0026】今、図2に示したCの時点ではインバータ
1は高圧側アームのサイリスタ11と低圧側アームのサ
イリスタ14にゲート信号が与えられ、サイリスタ11
→進相性負荷2→サイリスタ14を介して電流が流れて
いる。鋸歯状波発生回路52はパルス発振器41からの
パルス信号を受け、パルスに同期して図2に示すような
鋸歯状波形信号を出力している。Dの時点でレベル判定
回路53は負荷電流通電期間基準値より鋸歯状波形信号
が大きくなった時点でパルスを出力するのでゲート制御
回路42ー4が動作しサイリスタ12にゲート信号が与
えられる。
【0027】一方、ゲート制御回路42ー3からのサイ
リスタ14へのゲート信号がなくなる。その結果、サイ
リスタ14からサイリスタ12への転流が行われ、イン
バータ1の同一相の高圧側アームのサイリスタ11と低
圧側アームのサイリスタ12が同時に通電している状態
となる。従って、直流電流はサイリスタ11とサイリス
タ12の短絡回路を流れ、進相性負荷2に流れないの
で、インバータ1の出力電流は零となり、出力電圧は進
相性負荷2で決る定数で減衰する。
【0028】次に、Eの時点で、ゲート制御回路42ー
2が動作し、サイリスタ13にゲート信号が与えられ、
ゲート制御回路42ー1からのサイリスタ11へのゲー
ト信号はなくなる。サイリスタ11からサイリスタ13
への転流動作がなされ、サイリスタ13→進相性負荷2
→サイリスタ12を介して電流が流れるので、出力電圧
は反転する。その後、Fの時点でサイリスタ12からサ
イリスタ14への転流が行われ、インバータ1の同一相
の高圧側アームのサイリスタ13と低圧側アームのサイ
リスタ14が同時に導通する状態になる。
【0029】以上の説明から、出力電流はインバータ1
の同一相の高圧側アームと低圧側アームのサイリスタが
同時に導通しているめこの期間は出力電流が零となる矩
形波の波形となる。この出力電流の電流時間積が変換器
の出力電圧に依存するので、インバータ1の同一相の高
圧側アームと低圧側アームの同時に通電している期間を
制御すれば、出力電圧を制御できるようになることが分
る。
【0030】又、従来は180°幅の矩形波電流を流し
ているので、出力電圧を小さくするためには、直流電流
の大きさを小さくする必要があるが、請求項1に係る発
明によれば、直流電流の一部を負荷に流しているため、
従来のように直流電流を小さくする必要がなく、直流リ
アクトル4を大きくする必要もない。また、ダミー抵抗
22等を設ける必要がなくなる等の効果が得られる。
【0031】次に、図8及び図1と同一部に同一符号を
付して示す図3を参照して請求項2に係る発明の一実施
例を説明する。31はインバータ1の出力電圧の基準値
を設定する電圧基準値設定器、32はインバータ1の出
力電圧を検出する電圧検出回路、33ー1は電圧基準値
設定器31の出力と、電圧検出回路の出力とを図示の極
性で加算する加算器で、この加算器からの偏差信号が電
圧制御調整回路34ー1に印加される。
【0032】請求項2に係る発明は、この電圧制御調整
回路34ー1の出力信号をレベル判定回路53に加えて
いる。前述のように構成された、請求項2に係る発明に
おいては、サイリスタ整流器3は直流電流基準値設定器
39で設定された直流電流基準値に追従するように、直
流電流を制御している。今、インバータ1の出力電圧が
電圧基準値設定器31で設定された電圧基準値より小さ
ければ、加算器33ー1の作用により、正の信号が電圧
制御調整器34ー1に入力され、レベル判定回路53に
入力される負荷電流通電期間信号が増加する。その結
果、インバータ1の同一相の高圧側アームと低圧側アー
ムのサイリスタが同時に通電する期間が減少し、負荷2
に電流を通電する期間が増加するので、出力電圧が大き
くなる。逆に、インバータ1の出力電圧が電圧基準値よ
り大きい場合には、負荷に電流を通電する期間が減少す
るので、出力電圧は減少する。従って、インバータ1の
出力電圧は電圧基準値設定器31で設定された電圧基準
値に追従するように制御される。
【0033】図4は、請求項2に係る発明の他の実施例
を示す構成図である。この実施例は図示のように、出力
電圧の瞬時値の絶対値を検出する絶対値検出回路54、
出力電圧のピーク値を設定するピーク値設定器55を設
け、出力電圧の絶対値がある任意の値以上になれば、パ
ルスを出力するレベル判定回路53ー1を設け、レベル
判定回路53ー1のパルスをゲート制御回路42ー3、
42ー4に入力するように構成したものである。
【0034】今、例えば、サイリスタ11とサイリスタ
14にゲート信号が与えられ、導通していれば、出力電
圧はほぼ直線状に上昇する。出力電圧の瞬時値がピーク
値設定器55で設定されたピ―ク値以上になった時点
で、レベル判定回路53ー1よりパルスが出力されるの
で、サイリスタ14からサイリスタ12への転流がなさ
れ、高圧側アームのサイリスタ11と低圧側アームのサ
イリスタ12が同時に導通している状態になる。その結
果、電流は進相性負荷2に流れなくなるので、出力電圧
は上昇しなくなる。即ち、出力電圧のピーク値はピーク
値設定器55で設定されたピーク値に制御される。
【0035】一般に、電圧、電流を制御する閉ループ制
御回路には応答速度があるので、安定に電圧、或いは電
流を制御できるまで、電圧、或いは電流が基準値以上に
なる場合がある。しかしながら、図4の実施例に示すよ
うに構成すれば、起動時にサイリスタ整流器3の電流制
御が直流電流を一定に制御できる以前においても、イン
バータ1の出力電圧のピーク値を瞬時に制御するように
できるので起動時の過電圧を防止するようにもできる等
の効果も得られる。
【0036】又、請求項2に係る発明によれば、インバ
ータ1の同一相の高圧側アームと低圧側アームのサイリ
スタを同時に通電させながら、進相性負荷2に流れてい
る電流の電流時間積を制御し、出力電圧を制御している
ので、請求項1の発明の効果と同様な効果を得ることが
できる。
【0037】尚、請求項2に係る発明を図3、図4を用
いて説明したが、図3の電圧制御、図4のピーク値電圧
制御を併設して、インバータ1を運転するように構成す
れば、出力電圧のピーク値を抑えながら、出力電圧を制
御するようにすることも出来る。そのためには、例え
ば、図3のレベル判定回路が出力するパルスとして図4
のレベル判定回路が出力するパルスのいずれか速い方の
パルスを選択してゲート制御回路を駆動するように構成
すれば良い。図4のレベル判定回路のパルスが図3のレ
ベル判定回路のパルスより速く出力されれば、出力電圧
のピーク値がピーク値設定器55で設定されたピーク値
に制御され、図3のレベル判定回路のパルスが速く出力
されれば、電圧基準値設定器31で設定された電圧基準
値に追従するように、インバータ1の出力電圧は制御さ
れる。
【0038】次に、図8及び図3、図4と同一部に同一
符号を付して示す図5を参照して請求項3に係る発明の
一実施例を説明する。8はインバータ1の出力電流を検
出する変流器、56は進相性負荷2に供給される有効電
力を検出する有効電力検出回路である。
【0039】57は進相性負荷2に供給される有効電力
の基準値を設定する有効電力基準値設定器、58は図示
の極性で有効電力基準値と、有効電力検出回路56の有
効電力検出値を加算する加算器、59は電力制御調整器
である。
【0040】今、進相性負荷2に供給されている有効電
力が有効電力基準値設定器57で設定された有効電力基
準値より小さければ、有効電力検出回路56と加算器5
8の作用により、正の信号が電力制御調整器59に入力
される。その結果、電力制御調整器59の出力である負
荷電流通電期間信号が増加するので、電流が進相性負荷
2に流れる期間が増加し、即ち、インバータ1の同一相
の高圧側アームと低圧側アームのサイリスタが同時に通
電する期間が減少して、負荷に供給される有効電力が増
加する。逆に、有効電力検出値が有効電力基準値より大
きい場合には負荷電流通電期間信号が減少するので、イ
ンバータ1の同一相の高圧側アームと低圧側アームのサ
イリスタが同時に通電する期間が増加し、電流が進相性
負荷2に流れる期間が減少して進相性負荷2に供給され
る有効電力が減少する。従って、有効電力は有効電力基
準値設定器57で設定された有効電力基準値に追従する
ように制御される。
【0041】尚、有効電力の検出は、以上の説明では、
インバータ1の出力電圧と出力電流から検出する方式と
してが、直流電圧を検出し、直流電流との積を用いて制
御するように構成しても良い。
【0042】次に、図8及び図1、図3乃至図5と同一
部に同一符号を付して示す図6の構成図を用いて請求項
4に係る発明の一実施例を説明する。この実施例は、有
効電力制御回路の後段に電圧制御回路設けたものであ
る。電力制御調整器59の出力が電圧制御調整器34ー
1の加算器33ー1に入力し、電力制御調整器59の出
力が電圧基準値信号となるように構成する。
【0043】このように、主制御が有効電力制御、従制
御が電圧制御となるように従属接続して構成すれば、イ
ンバータ1の出力電圧を制御しながら、進相性負荷2に
供給される有効電力を制御できるのは今までの説明から
明らかである。
【0044】請求項4の発明によれば、請求項1の発明
で述べたように、インバータ1の同一相の高圧側アーム
と低圧側アームのサイリスタが同時に通電している期間
を制御し、負荷に流れる電流を制御しているので、直流
電流を小さくする必要がなく、直流リアクトルを大きく
する必要もない。又、ダミー抵抗等を設ける必要もなく
なる等の効果が得られる。更に、有効電力を制御する場
合において、出力電圧を制御しているので、インバータ
1の出力電圧が異常に高くなるのを防止することもでき
る等の効果も得られる。
【0045】更に、図8及び図1、図3乃至図6と同一
部に同一符号を付して示す図7の構成図を用いて請求項
5に係る発明の一実施例を説明する。60は電流が負荷
に流れる期間の最大(サイリスタ11と14が通電する
ときは、図2のt1 〜t2 の期間、サイリスタ13と1
2が通電するときは、図2のt2 〜t3 の期間[=t1
〜t2 の期間]に相当する)を設定する負荷電流最大通
電期間設定器、61,63は図示の極性で加算する加算
器、62はその入力信号が正の時のみに入力信号を出力
する正半波整流回路、64はその入力信号の小さい方を
選択して出力する最小値選択回路である。
【0046】今、進相性負荷2が軽い状態では、電圧基
準値設定器31で設定された電圧基準値に追従するよう
に、インバータ1の同一相の高圧側アームと低圧側アー
ムのサイリスタが同時に通電する期間を制御し、インバ
ータ1の出力電圧を制御している。この時、サイリスタ
整流器3は直流電流基準値設定器39で設定された直流
電流基準値に追従するように直流電流を制御してる。
【0047】ここで、進相性負荷2が重くなるにつれ
て、電圧制御調整器34ー1の負荷電流通電期間信号は
増加し(逆に、同一相の高圧側アームと低圧側アームの
サイリスタが同時に通電する期間は減少し)、インバー
タ1の出力電圧を電圧基準値に追従させるように作用し
ているが、負荷電流最大通電期間設定器60で設定され
た負荷電流最大通電期間値以上に電圧制御調整器34ー
1の信号がなった時点で、最小値選択回路64の作用に
より、レベル判定回路53に入力される信号は電圧制御
調整器34ー1から負荷電流最大通電期間設定器60で
設定された負荷電流最大通電期間値が選択される(この
状態では、同一相の高圧側アームと低圧側アームのサイ
リスタが同時に通電する期間は無くなる)。
【0048】従って、インバータ1は負荷電流最大通電
期間設定器60で決まる負荷電流最大通電期間値で運転
される。一方、サイリスタ整流器3で制御される直流電
流は、電圧制御調整器43ー1の負荷電流通電期間信号
が負荷電流最大通電期間値より小さい場合には、負荷電
流最大通電期間値から電圧制御調整器34ー1の負荷電
流通電期間信号を差し引いた値を演算している加算器6
1は負の信号を出力しているので、正半波整流器62の
作用により加算器63への信号は零になっているため、
直流電流基準値設定器39で設定された直流電流基準値
に追従するように制御されている。しかし、電圧制御調
整器34ー1の負荷電流通電期間信号が負荷電流最大通
電期間値より大きくなれば、加算器61、正半波整流器
の作用により、その大きい分が直流電流基準値と加算器
63の作用により加算されるので、直流定電流源から供
給される直流電流が増加し、インバータ1の出力電圧を
制御するようになる。
【0049】即ち、負荷が軽い状態では、インバータ1
の出力電圧はインバータ1の同一相の高圧側アームと低
圧側アームのサイリスタを同時に通電させね期間を制御
して出力電圧を制御し、負荷が重い状態では、直流電流
を制御して出力電圧を制御している。
【0050】このように、請求項5に係る発明によれ
ば、進相性負荷2が重くなったときに、自動的に直流電
流を大きくしてインバー1の出力電圧を制御しているの
で、常に直流電流を定格直流電流を流す必要がない。一
般に、インバータ1、サイリスタ整流器3の損失は直流
電流が増加するつれて大きくなる。
【0051】従って、請求項5に係る発明によれば、進
相性負荷が重くなるにつれて、直流電流は自動的に増加
するので、軽負荷時のインバータ1、サイリスタ整流器
3の効率低下を抑制できる等の効果も得られる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に係る発明
よれば、インバータ1の同一相の高圧側アームと低圧側
アームのサイリスタを同時に通電させるように制御する
期間を設けているので、インバータ1の出力電圧を負荷
に電流が流れている期間とその電流の時間積に依存して
制御できるようにすることできる。又、直流電流の一部
を負荷に流しているため、従来のように直流電流を小さ
くする必要がなく、直流リアクトルを大きくする必要も
ない。また、ダミー抵抗等を設ける必要のなくなる等の
効果が得られる。
【0053】又、請求項2に係る発明においては、請求
項1の効果に加えて、出力電圧或いは出力電圧のピ―ク
値を制御するようにすることもできるので、起動時の過
電圧等の抑制効果も期待できる。
【0054】更に、請求項3に係る発明においては、請
求項1の効果に加えて、進相性負荷に供給する有効電力
を制御することもできる。又、請求項4に係る発明によ
れば、請求項1の効果に加えて、進相性負荷に供給する
有効電力を制御しつつインバータの出力電圧を基準値に
追従するように制御することもできる。
【0055】更に又、請求項5に係る発明によれば、請
求項1の発明の効果に加えて、進相性負荷が重くなるに
つれて、直流電流を制御してインバータの出力電圧、或
いは有効電力を制御できるので、サイリスタ整流器やイ
ンバータの損失の増加を防止でき、軽負荷時の効率の低
下を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に係る発明の一実施例を示す構成図。
【図2】請求項1に係る発明の動作を説明するための波
形図。
【図3】請求項2に係る発明の一実施例を示す構成図。
【図4】請求項2に係る発明の他の実施例を示す構成
図。
【図5】請求項3に係る発明の一実施例を示す構成図。
【図6】請求項4に係る発明の一実施例を示す構成図。
【図7】請求項5に係る発明の一実施例を示す構成図。
【図8】従来のインバ―タの制御装置の構成図。
【図9】従来のインバ―タの制御装置の動作を説明する
ための波形図。
【符号の説明】
1 …インバータ 2 …
進相性負荷 3 …サイリスタ整流器 4 …
直流リアクトル 5 …ダミー抵抗 6 …
電圧変成器 7 …直流電流変流器 8 …
交流電流変流器 11〜14 …サイリスタ 21 …
コンデンサ 22 …抵抗 31 …
電圧基準設定器 32 …電圧検出回路 33ー1 …
加算器 34ー1 …電圧制御調整器 39 …
直流電流基準値設定器 42ー1 …ゲート制御回路 42ー2 …
ゲート制御回路 42ー3 …ゲート制御回路 42ー4 …
ゲート制御回路 51 …負荷電流通電期間設定器52 …
鋸歯状波発生器 53ー1 …レベル判定回路 54 …
絶対値検出回路 55 …ピ―ク値設定器 56 …
有効電力検出回路 57 …有効電力基準値設定器 58 …
加算器 59 …電力制御調整器 60 …
負荷電流最大通電期間 設定器 61,63 …加算器 62 …
正半波整流回路 64 …最小値選択回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相異る相の高圧側アームと低圧側アー
    ムのサイリスタを所定の期間毎に交互に通電させて、直
    流定電流源から供給される直流電流を交流電流に変換し
    て進相性負荷を駆動するインバータにおいて、 相異る相の高圧側アームと低圧側アームのサイリスタが
    通電開始後の或る時点から前記所定の期間までの任意の
    期間前記相異る相のいずれか一方の相のみの高圧側アー
    ムと低圧側アームのサイリスタを同時に通電させる手段
    を具備したインバータの制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のインバータの制御
    装置において、 前記インバータの出力電圧の基準値を設定する電圧基準
    値設定手段と、 前記インバータの出力電圧を検出値する電圧検出手段
    と、 前記インバータの出力電圧の基準値と前記検出値との偏
    差信号が印加される電圧制御調整手段を設け、該手段の
    出力信号に応じて高圧側アームと低圧側アームのサイリ
    スタを同時に通電する期間を制御することを特徴とする
    インバータの制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のインバータの制御
    装置において、 前記インバータが出力する有効電力の基準値を設定する
    有効電力基準値設定手段と、 前記インバータが出力する有効電力を検出値する有効電
    力検出手段と、 前記インバータの有効電力の基準値と前記有効電力検出
    値との偏差信号が印加される有効電力制御調整手段を設
    け、該手段の出力信号に応じて高圧側アームと低圧側ア
    ームのサイリスタを同時に通電する期間を制御すること
    を特徴とするインバータの制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のインバータの制御
    装置において、 前記インバータが出力する有効電力の基準値を設定する
    有効電力基準値設定手段と、 前記インバータが出力する有効電力を検出値する有効電
    力検出手段と、 前記インバータの有効電力の基準値と前記有効電力検出
    値との偏差信号が印加される有効電力制御調整手段と、
    該手段の出力信号を前記インバータの出力電圧の基準値
    として印加され、前記インバータの出力電圧を検出値す
    る電圧検出手段の出力信号を帰還信号として印加される
    電圧制御調整手段を設け、該手段の出力信号に応じて高
    圧側ア―ムと低圧側アームのサイリスタを同時に通電す
    る期間を制御することを特徴とするインバータの制御装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のインバータの制御
    装置において、 前記インバータの出力電圧の基準値を設定する電圧基準
    値設定手段と、 前記インバータの出力電圧を検出値する電圧検出手段
    と、 前記インバータの出力電圧の基準値と前記検出値との偏
    差信号が印加される電圧制御調整手段を設け、該手段の
    出力信号に応じて高圧側アームと低圧側アームのサイリ
    スタを同時に通電する期間を制御し、負荷が重くなって
    前記同時に通電する期間が無くなった以降は前記電圧制
    御調整手段の出力信号に応じて前記直流定電流源から供
    給される直流電流を増加させる手段を具備したことを特
    徴とするインバ―タの制御装置。
JP7041143A 1995-03-01 1995-03-01 インバータの制御装置 Pending JPH08242583A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2017094179A1 (ja) * 2015-12-04 2018-08-16 東芝三菱電機産業システム株式会社 電力変換システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPWO2017094179A1 (ja) * 2015-12-04 2018-08-16 東芝三菱電機産業システム株式会社 電力変換システム

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