JPH082421B2 - 籾摺精米装置 - Google Patents

籾摺精米装置

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JPH082421B2
JPH082421B2 JP30128188A JP30128188A JPH082421B2 JP H082421 B2 JPH082421 B2 JP H082421B2 JP 30128188 A JP30128188 A JP 30128188A JP 30128188 A JP30128188 A JP 30128188A JP H082421 B2 JPH082421 B2 JP H082421B2
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JP
Japan
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rice
whitening
machine
milling machine
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JP30128188A
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英昭 川野
良浩 加藤
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Iseki and Co Ltd
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Iseki and Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は籾摺工程と精米工程とを備える籾摺精米装
置に関する。
〔従来技術及び発明が解決しようとする課題〕
籾摺機能と精米機能とを併せ有する無人の籾摺精米施
設が近年普及しつつある。ところで、精米機は精白室内
出口の抵抗板によって所定圧力が確保されることによっ
て、所定の精白度に仕上がる。このため、作業終了時に
は僅かに精白室内に精白玄米乃至未精白の玄米等が残る
こととなる。籾摺精米を行なう形態であるから、はなは
だしいときは籾乃至籾殻が残ることがある。
上記の残粒状態のまま次の作業を開始するため、精米
機を駆動すると、該残粒が精白圧力を受けないで取出口
から排出されて、精白米中に混在してしまう欠点があ
る。
〔課題を解決するための手段〕 このため第1の発明は、籾の供給を受けて脱処理す
る籾摺機と、この籾摺機からの摺落米を受けて精白処理
する精米機とを設けるものにおいて、精白すべき穀粒が
精白室に充填されるのに略必要な所定時間経過した後に
精米機駆動用のモータを起動すべくタイマ手段を設けて
なる籾摺精米装置の構成とする。
又、第2の発明は、籾の供給を受けて脱処理する籾
摺機と、この籾摺機からの摺落米を受けて精白処理する
精米機とを設けるものにおいて、精米機を駆動する駆動
モータを、精白すべき穀物が精白室内に所定量以上充填
されたことを検出する検出手段の検出結果に基づいて起
動すべく構成してなる籾摺精米装置の構成とする。
〔発明の作用及び効果〕
第1の発明は、精米機モータ40は籾摺開始してタイマ
手段がタイムアップして後起動するもので、前回処理し
て昇降機等の搬送部に残る残粒米や、新たに籾摺処理さ
れて供給される穀粒がしばらく精白室34に充填されるこ
ととなる。このため、精米機12が起動するときは内部の
穀粒圧が十分に蓄積され精白ロール35による精白作用が
十分に行なわれ得るものとなる。
又、第2の発明では、精米機の供給タンク等に精白室
34内への穀粒体積状態が所定量以上であることを検出器
をもって直接確認できる構成であるから、同様に精白ロ
ール35による精白作用が十分に行なわれ得る。
〔実施例〕
この発明の一実施例を図面に基づき説明する。
1は無人籾摺精米施設を設置する建家で、内部は仕切
壁2により操作室3と機械室4とに仕切られる。このう
ち操作室3側には、原料籾投入部5、操作盤6、白米取
出部7、投入ホッパ8等を有し、機械室4側には籾摺昇
降機9、籾摺機10、精米昇降機11、精米機12、糖処理部
13等を有する。
上記原料籾投入部5は仕切壁の開口部14の前後におい
て上記操作室3側には原料置き台15を上記機械室4側に
は投入ホッパ8を夫々のぞませる構成とし、このホッパ
8下部には供給螺旋16を内装する供給樋17を設け、該螺
旋16軸は一端側の供給螺旋モータ18により回転連動可能
に設けられる。19は篩い網である。
上記供給樋17の移送終端側は籾摺昇降機9のホッパ部
にのぞませ、該籾摺昇降機9上部は籾摺機10の籾タンク
20に連通させる。この籾タンク20下部には切換シャッタ
21を中央の横軸22回りに左側傾斜姿勢イと右側傾斜姿勢
口とに切り替わる構成であり、傾斜姿勢イにて連通口23
を介して精米昇降機11に直接原料を供給しうる。又、傾
斜姿勢口に切り替わるときは籾摺機10の脱ロール24,2
5部に原料を供給しうる構成である。これら脱ロール2
4,25は異なる周速差で回転する。26は摺出米を風選処理
する風選部、27は摺り出される混合米から分離した軽い
粃等を集めて一側に移送する移送螺旋、28は混合米中の
小米を漏下除去しながら流下させる流下樋、29は吸引フ
ァン、30は籾殻や塵埃類を排出する排塵胴である。脱
ロール24,25や移送螺旋27等の回転部は駆動モータ31に
よって回転連動される。尚、上記移送螺旋27の排出側端
部は籾摺昇降機9に連通しうる。又、流下樋28からの混
合米は適宜搬送通路32を介して精米昇降機11のホッパ部
に連通しうる。
精米昇降機11の上部のタンク近傍には精米機12の玄米
タンク33をのぞませる。
この精米機12は、精白室34内に精白ロール35を内装す
る公知の形態であり、この精白室34の出口側は白米取出
部7としての白米タンク36に通じ、一方除糠スクリーン
37からの分離糠は、吸引機構としての搬送ファン38の吸
引作用を受け、通路39を経て糠処理部13に搬送される構
成である。40は精米機モータで、上記精白ロール35や糠
搬送ファン38等を回転連動する構成である。
精白度の調節は白度調節モータ41の正逆回転に伴い出
口側の圧迫板42に加わる白度調節ばね43の弾性圧変更に
より行なう構成である。即ち、該モータ41に連結する軸
44に遊嵌する白度調節ばね43は、上部の受体45と該軸44
下部に螺合するナット部材46とにより受けられ、軸44回
転にて有効長が長短に設定されてワイヤ47で連接される
圧迫板42の圧力を高低に変更できる。尚、上記受体45
は、誘導すべく設ける除糠スクリーン37に連結され、始
動時等の過負荷状態には精白ロール35と連れまわりさせ
て負荷を減少できる形態としている。
上記糠処理部13は、通路39に接続されるサイクロン49
と、このサイクロン49下部にのぞみ落下した糠を水平移
送する糠移送螺旋50樋51、及び該樋51の途中部と終端側
とに開口せる排出部からの落下糠を受ける糠袋52,52か
らなる。
前記操作室3側操作盤6は、その盤面に、原料投入可
ランプ56、コイン枚数表示灯57、コインメック58、もみ
・こめ選択ボタン59,60、白度選択(図例では、上白・
標準・8分の3段階に選択できる)ボタン61,62,63等を
配設している。そして、この操作盤6の内部には、各部
駆動モータの駆動制御を投入コイン枚数に応じた運転時
間について行なわせるマイクロコンピュータを備える。
このマイクロコンピュータの演算制御部(CPU)64
は、主に次の機能を有する。即ち、コイン投入による
コインセンサ65の働きによって、供給螺旋モータ18、籾
摺機モータ31、籾摺昇降機9及び精米昇降機11用モータ
66,糠螺旋モータ67への起動信号を出力する。CPU64内
蔵のクロック発振回路のクロック出力を上記コインセン
サ65検出出力を受けることによりカウント開始し、メモ
リ68に記憶したプログラムに従って所定数カウントの後
(例えば15秒相当)、精米機モータ40への起動信号を出
力する(タイマ手段)。同様にクロック出力をカウン
トしつつ投入コイン枚数に応じた時間の経過後全モータ
への停止信号を出力する。等である。
上例の作用について説明する。
原料が籾の場合について、その量に見合う運転時間を
確保できるだけのコインをコインメック58の投入口に投
入し、次に「もみ」選択ボタン59を押し、最後に白度選
択ボタンをいずれかに設定する。これらの設定準備を完
了して籾を投入ホッパ8に投入するものであるが、コイ
ン投入と同時に供給螺旋モータ18、籾摺機モータ31、籾
摺昇降機9及び精米昇降機11用モータ66等は運転開始
し、投入ホッパ8からの籾は供給螺旋16によって移送さ
れ籾摺昇降機9内に供給される。この昇降機9からの排
出籾は、上記の「もみ」設定に伴い予め傾斜姿勢口に設
定される切換シャッタ21によって籾タンク20から籾摺機
10の脱ロール24,25上に供給される。原料籾は該脱
ロール24,25の回転によって脱処理され、下方の風選
部29を通過するうち軽い籾殻や粃が除去され、混合米は
流下樋31から精米昇降機11を経て精米機12内に供給され
る。
上記の各モータが起動する時点から限時動作を開始し
て内蔵タイマ手段がクロック信号を所定にカウントアッ
プすると精米機モータ40が起動する。精米機12内では、
精白ロール35が回転して順次供給される一部未脱粒を
含む玄米粒を除糠スクリーン37との間で表面糠層乃至籾
殻を剥離させ、白米とさせる。この白米取出部7を経て
適宜操作室3内にて回収されるものである。
上記のように、精米機モータ40は籾摺開始してタイマ
手段による所定時間が経過して後起動するもので、前回
処理して昇降機等の搬送部に残る残粒米や、新たに籾摺
処理されて供給される穀粒がしばらく精白室34に充填さ
れることとなる。このため、精米機12が起動するときは
内部の穀粒圧が十分に蓄積され精白ロール35による精白
作用が十分に行なわれ得るものとなる。
尚、運転各部は投入金額にて設定された時間が経過す
るとまず供給螺旋16の駆動モータ18が停止し、所定時間
遅れて籾摺機10,精米機12等は停止するものとすれば、
昇降機9,11や精白室34内の穀粒残留を少なくできる。
次いで、原料が玄米粒である場合には、「こめ」選択
ボタン60を押して作業開始するものであるが、籾タンク
20内の切換シャッタ21は傾斜姿勢イのように切り替わ
り、原料玄米は直接精米昇降機11を経て精米機12に供給
される。このため、精白室34において表面糠層の剥離が
行なわれる。
上記の原料籾乃至玄米の精白処理中、除糠スクリーン
37を抜けて排出される糠乃至粉砕籾殻等は、搬送ファン
38の吸引搬送作用によって、通路39を経て糠処理部13に
至り、ここではサイクロン49を経て移送螺旋樋51にて移
送されつつ糠袋52,52に回収される。
上記の実施例では、タイマ機構を構成して精米機用駆
動モータ40の起動時期の制御を行なわせる形態とした
が、精米機12のホッパ33から精白室34入口に至る適宜の
位置に穀物検出手段を配設し、これの穀物検出結果に基
づいて精米機12を駆動できる形態としてもよい。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の一実施例を示すもので、第1図は全体平
面図、第2図は装置概略のフロー図、第3図は精米機一
部の正断面図、第4図はその一部拡大図、第5図は操作
盤の正面図、第6図は制御ブロック図を示す。 図中、3は操作室、4は機械室、5は原料投入部、6は
操作盤、7は白米取出部、10は籾摺機、12は精米機、21
は切換シャッタ、24,25は脱ロール、31は籾摺機モー
タ、34は精白室、35は精白ロール、37は除糠スクリー
ン、40は精米機モータ、64はCPUを示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】籾の供給を受けて脱処理する籾摺機と、
    この籾摺機からの摺落米を受けて精白処理する精米機と
    を設けるものにおいて、精白すべき穀粒が精白室に充填
    されるのに略必要な所定時間経過した後に精米機駆動用
    のモータを起動すべくタイマ手段を設けてなる籾摺精米
    装置。
  2. 【請求項2】籾の供給を受けて脱処理する籾摺機と、
    この籾摺機からの摺落米を受けて精白処理する精米機と
    を設けるものにおいて、精米機を駆動する駆動モータ
    を、精白すべき穀物が精白室内に所定量以上充填された
    ことを検出する検出手段の検出結果に基いて起動すべく
    構成してなる籾摺精米装置。
JP30128188A 1988-11-28 1988-11-28 籾摺精米装置 Expired - Lifetime JPH082421B2 (ja)

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JPH02149378A JPH02149378A (ja) 1990-06-07
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