JPH08241915A - キャリアテープ用収納容器 - Google Patents
キャリアテープ用収納容器Info
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- JPH08241915A JPH08241915A JP7044597A JP4459795A JPH08241915A JP H08241915 A JPH08241915 A JP H08241915A JP 7044597 A JP7044597 A JP 7044597A JP 4459795 A JP4459795 A JP 4459795A JP H08241915 A JPH08241915 A JP H08241915A
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- Japan
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- carrier tape
- lid
- main body
- partition plate
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- Pending
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- Wire Bonding (AREA)
Abstract
に分離しての収納を可能にし、サンプル収納容器として
搬送に際しても収納された電子部品に損傷が発生しない
構造を持った安価なキャリアテープ用収納容器を提供す
る。 【構成】キャリアテープ9を固定する収納部本体1と蓋
体6よりなる収納容器であって、該収納部本体1の相対
する内側壁に、4の整数倍からなる該キャリアテープの
幅(mm)にあわせた間隔で複数の縦溝2が上下方向に
設けられ、相対する両縦溝間の任意の位置に仕切り板4
が挿着されていることを特徴とするキャリアテープ用収
納容器。
Description
収納するための容器で、さらに該キャリアテープを利用
して、少数の異種サイズの電子部品を同時にかつ個別に
収納することができるキャリアテープ用収納容器に関す
る。
A、EIAJ、JIS規格等に規定されている紙粘着テ
ープ、マガジン、トレーおよびキャリアテープ等が一般
的に知られている。このうち、特に紙粘着テープ、キャ
リアテープは電子部品を多数個収納する用途であり、少
量の電子部品を収納する用途では、マガジンを短く切っ
て使ったり、トレーの中に必要数量分だけ入れて使用し
たり、あるいはプラスチックや厚紙で作られた容器の内
面に緩衝用のウレタンフォームを敷いて電子部品を収納
する形態で使用されている。
ーおよびキャリアテープ等は多数個の収納に適したもの
で、少数個の収納には不向きである。いずれも1個から
10数個程度の収納には、少量収納用の形状にするた
め、切断等の追加加工が必要である。また、予め少量収
納する形状には金型が必要であり、かつこれを電子部品
の種類毎に用意する必要があるため、多大の費用を要す
る。また、内部に緩衝用のウレタンフォームを敷いて、
これに電子部品を突き刺して収納する形式のプラスチッ
ク製または紙製の容器は、搬送用形態としては好ましい
が、電子部品を個別に収納するのに多くの手数を必要と
する。他方、各種の表面実装型の電子部品を個別に収納
する場合には、両面テープで電子部品をウレタンフォー
ムに固定して使用されているが、このような形態である
と、輸送中に両面テープが外れて、電子部品がずれてし
まう欠点があり、特にファインピッチタイプの半導体装
置の場合にはリードフレームが曲ってしまう危険性があ
る。更に、上記のいずれの形態も異種サイズの電子部品
を数個、同一容器に収納できるものではない。
166号公報には、押出成形で成形されたプラスチック
製薄板からなるマガジンチューブ様の筒状の蓋体とキャ
リアテープとの組合せからからなる収納容器が開示され
ているが、このような形態の場合、異種サイズの部品の
収納は、同一の幅のキャリアテープに収納できるものに
限定されるので、幅の異なるキャリアテープに収納され
る部品の同時梱包は不可能であり、それ故、この方法は
汎用性に乏しい。
であり、少量の異種サイズの電子部品を同一容器に個別
に分離しての収納を可能にし、サンプル収納容器として
の搬送に際しても収納された電子部品に損傷が発生しな
い構造を持った安価なキャリアテープ用収納容器を提供
することにある。
ば、キャリアテープを固定する収納部本体と蓋体よりな
る収納容器であって、該収納部本体の相対する内側壁
に、4の整数倍からなる該キャリアテープの幅(mm)
にあわせた間隔で複数の縦溝が設けられ、相対する縦溝
間の任意の位置に仕切り板が挿着されていることを特徴
とするキャリアテープ用収納容器を提供する。さらに、
該仕切り板はその上面に、キャリアテープのスプロケッ
トホールに嵌合する突起部が設けられていることが好ま
しい。
説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
図1から図6は本発明の第1の実施態様を示している。
図1〜図5は、それぞれ本発明のキャリアテープ用収納
容器の収納部本体の斜視図、平面図および図1のA−A
矢視線にそう縦断面図、キャリアテープ用収納容器の蓋
体の平面図および部分断面正面図である。図6(a)お
よび(b)は、それぞれ本発明に適用される異なる態様
のキャリアテープの平面図である。ここで、符号1、
2、3、4、5、6、7、8、9、10および13は、
それぞれ収納部本体、縦溝、へこみ、仕切り板、突起
部、蓋体、凸部、凹部、キャリアテープ、スプロケット
ホールおよびフランジ部を表わす。
や射出成形して用いてもよく、またチップホール等に用
いられる比較的高強度の紙で形成してもよい。その製造
方法は、寸法精度、強度等を考えた場合、射出成形法を
用いて成形するのが好ましいが、電子部品実装用の搬送
体等とは異なり、寸法精度はそれほど重要ではない。
め縦溝2が設けられていて、この縦溝2はJIS規格に
定められた8、12、16、24、32、44、56m
mのキャリアテープの幅(mm)に対応できるよう、4
mm間隔で設けられている。仕切り板4は、使用するキ
ャリアテープの幅に応じた位置に、任意に固定できるよ
うになっている。
プロケットホール10に差込むための複数個の突起部5
が設けられているものと、設けられてないものとの2種
類がある。この2種類の仕切り板4が、使用されるキャ
リアテープ9の種類に応じて使い分けられる。キャリア
テープ9aの場合、図6(a)に示すように、スプロケ
ットホール10は片側にしかなく、もう一方の仕切り板
4は、単にガイドとされる。キャリアテープ9bの場
合、図6(b)に示すように、スプロケットホール10
が両側にあり、両側の仕切り板4の突起部5に嵌合され
る。突起部5はスプロケットホール10のピッチである
4の整数倍の間隔(mm)になるように設けられてお
り、少なくとも2本あればキャリアテープ9の固定が行
え、多数個あればより効果的に固定できる。
0の口径に対して85〜95%程度の太さにしておくこ
とが好ましい。このようにしておけば、キャリアテープ
9のスプロケットホール10と突起部5が嵌合し、キャ
リアテープ9が巻き癖等で反り返っていても、矯正して
仕切り板4に固定できる。突起部5がこの範囲を越えて
太過ぎると、キャリアテープ9をセットするとき手間が
かかり、無理に差込むとスプロケットホール10の周囲
に歪が発生して波打つ等、部品の収納に支障をきたす。
一方、突起部5がこの範囲を越えて細過ぎると、キャリ
アテープ9を完全に固定することができず、特に反り返
りが発生した場合は固定が困難となり、好ましくない。
突起部5の長さは、通常のキャリアテープ9の厚さが
0.25〜0.4mmであるので、それよりやや長めの
0.5mm以上であればよく、このようにすればキャリ
アテープ9の固定に支障はない。
層を仕切り板4の上面に設けたものでもよい。その粘着
剤は一般的なアクリル系の低粘着タイプの粘着剤あるい
はシリコーン系の粘着剤等が挙げられる。粘着剤層の設
け方は、粘着剤を仕切り板4の上面に直接塗布する方法
および片面が低粘着性である両面粘着テープを仕切り板
4の上面に貼りつける方法等が挙げられる。ここで、仕
切り板4の上面の粘着剤層とキャリアテープ9のフラン
ジ部13を貼りつければキャリアテープ9が仕切り板4
に固定できる。また、粘着剤層は再剥離可能であるの
で、粘着性が汚染や老化によって劣化するまで再使用が
可能である。また、固定方法は粘着剤と突起部5が併用
されてもよい。
キャリアテープから飛出さないよう、蓋体6が収納部本
体1の上面に設けられる。さらに、突起部5がぶつかっ
て蓋体6が浮き上がらないよう、逃すための凹部8が蓋
体6に備えられていることが好ましい。また、キャリア
テープ9には、電子部品が飛出さないように、カバーテ
ープでシールしてもよい。これにより、キャリアテープ
9の上面は完全にカバーされ、電子部品が封止される。
この蓋体6の収納部本体1への固定は、粘着テープ等を
用いるかまたは輪ゴムや紐等を用いて行うことができ
る。へこみ3が収納部本体1の外側面に設けられ、さら
に蓋体6の収納部本体1に対応する部分にへこみ3が嵌
合する凸部7が設けられている。この蓋体6を固定する
方法は外観が美しく見えるので好ましい。蓋体6の形状
はキャリアテープの両端をカバーするものを用いてもよ
い。
知の製造方法、例えば樹脂の射出成形や樹脂シートの真
空成形によって得られる。適用される樹脂の種類は、塩
化ビニル系、ポリスチレン(PS)系、ポリエチレンテ
レフタレート(PET)系、ポリエチレン(PE)系、
ポリプロピレン(PP)系、ポリカーボネート(PC)
系等が挙げられるが、特に全面をカバーする蓋体として
使用される場合はPETやPCのような透明性に優れた
樹脂を使えば、成形後収納された電子部品が外部から見
ることができ、収納物の識別や美観の観点から好まし
い。
で、図7は収納部本体の斜視図、図8は蓋体の斜視図で
ある。図中、11はヒンジ、12は突起物、14は蓋体
で、そのほかは、第1の実施態様(図1〜図6)と共通
の意味である。第2の実施態様のキャリアテープ用収納
容器は、収納部本体1の両サイドにキャリアテープ9の
両端を固定するための蓋体14を用いたほかは、第1の
実施態様の構造と同様である。
に例示したが、ここで、(a)、(b)、(c)、
(d)はそれぞれ、収納部本体1の内幅に合せた幅の突
起物12を設けて収納部本体1にはめ込む態様、バネつ
きヒンジ11を用いて収納部本体1に固定しバネの反発
力で押さえ込むようにする態様、収納部本体1を包み込
むようにコの字状の断面をもつ態様および筒状にして収
納部本体に被せる態様である。このうちから、蓋体14
の態様を任意に選択できる。
テープ9の全長の5〜10%あれば固定できるので、蓋
体14の幅は適用されるキャリアテープ9の5〜10%
にしておくことが好ましい。このようなキャリアテープ
の両端をカバーする蓋体14を用いた場合は、キャリア
テープの固定機能を併せもつことになるので、仕切り板
4は、第1の実施態様のような突起部5が付いたものを
用意する必要が必ずしもなく、単にキャリアテープ9の
フランジ部13を載せるためのガイドとして収納部本体
1内に設けられた縦溝2にはめ込まれ、キャリアテープ
9の幅に応じて、任意の位置に移動可能なように固定さ
れてもよい。
ケット部底面に接するように、クッション材を入れる
と、底の浅いキャリアテープを使用した場合にキャリア
テープの固定が安定し、衝撃から電子部品の損傷を防げ
るので好ましい。
半導体電子部品を収納する場合は、収納部品の静電気破
壊を防止するため、キャリアテープ9に導電性カーボン
を分散させたインクをコーティングしたり、または導電
性カーボンを練り込んだり、または収納容器に導電性
(105 〜109 Ω)を賦与するのが好ましい。
接収納される部分には、従来から使用されているキャリ
アテープを利用し、キャリアテープのフランジ面を載せ
て、該キャリアテープを保持するガイドとしての機能を
持つ仕切り板を有する収納部本体を用意し、ここにキャ
リアテープを固定して、キャリアテープに電子部品を収
納した後、収納したキャリアテープや電子部品が飛び出
さないように蓋体を被せるものである。
リアテープが固定できるので、多品種の電子部品を収納
することが可能である。また、電子部品に対応したキャ
リアテープを使用しているため、輸送時における収納部
品の損傷を効果的に防止できる。キャリアテープの固定
手段として突起部のある仕切り板を用いた場合には電子
部品実装用のトレーとしての利用も可能である。
に示すような収納部本体がPPの射出成形によって作製
された。内部の寸法は長さ200mm、幅100mm、
深さ10mmで、長さ方向の両端部に4mm間隔で縦溝
が設けられている。仕切り板4は突起部5を有するタイ
プのものにし、突起部5の太さはスプロケットホールの
口径の90%に、突起部5の長さは0.6mmとした。
仕切り板4とキャリアテープ9の固定方法は、スプロケ
ットホール11に突起部5を嵌合させる方法を用いた。
蓋体6はPC樹脂の真空成形によって作製され、その収
納部本体1への固定は収納部本体1の側面にへこみ3を
設けて、これに嵌合する凸部7を設けて行った。この収
納部本体に幅8mmのキャリアテープと幅32mmのキ
ャリアテープをそれぞれ2本収納して、蓋体をはめ込ん
でキャリアテープ用収納容器とした。このときのキャリ
アテープ用収納容器の導電率は約107 Ωであった。か
くして製造されたキャリアテープ用収納容器は、異なる
大きさの部品を少量ずつ同時に梱包することができ、非
常に汎用性の富んだものになった。
容器本体1の両サイドにキャリアテープ9の両端をカバ
ーするための蓋体14がある以外は、実施例1と同様の
条件にて作製した。この蓋体14の形態は、図8(a)
の収納部本体1の内幅に合せた幅の突起物12を設けて
収納部本体1にはめ込む形態とした。かくして製造され
たキャリアテープ用収納容器は、異なる大きさの部品を
収納したキャリアテープを少量ずつ同時に梱包すること
ができ、非常に汎用性の富んだものになった。
キャリアテープを使用しているため、異なるサイズの部
品を少量ずつ同時に梱包することが可能である。また、
電子部品に対応する複数のキャリアテープのみを用意す
ればよく、使用済や使い残しのキャリアテープを利用す
れば費用がさらに安価になる。顧客に部品サンプルを配
布するための容器として使用する場合には、異なるサイ
ズの電子部品を同時に収納でき、また輸送時における電
子部品の損傷の発生もなく見栄えが良いため、非常に良
い印象を与えることができる。
体の斜視図である。
体の平面図である。
体の図1のA−A矢視線にそう縦断面図である。
面図である。
分断面正面図である。
る異なる態様のキャリアテープの平面図である。
器の斜視図である。
明の異なる態様のキャリアテープ用収納容器の蓋体の斜
視図である。
ホール 11 ヒンジ 12 突起物 13 フランジ部
Claims (2)
- 【請求項1】キャリアテープを固定する収納部本体と蓋
体よりなる収納容器であって、該収納部本体の相対する
内側壁に、4の整数倍からなる該キャリアテープの幅
(mm)にあわせた間隔で、複数の縦溝が上下方向に設
けられ、相対する縦溝間の任意の位置に仕切り板が挿着
されていることを特徴とするキャリアテープ用収納容
器。 - 【請求項2】該仕切り板は、その上面にキャリアテープ
のスプロケットホールに嵌合する突起部が設けられてい
ることを特徴とする請求項1に記載されたキャリアテー
プ用収納容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7044597A JPH08241915A (ja) | 1995-03-03 | 1995-03-03 | キャリアテープ用収納容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7044597A JPH08241915A (ja) | 1995-03-03 | 1995-03-03 | キャリアテープ用収納容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08241915A true JPH08241915A (ja) | 1996-09-17 |
Family
ID=12695873
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7044597A Pending JPH08241915A (ja) | 1995-03-03 | 1995-03-03 | キャリアテープ用収納容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08241915A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105436121A (zh) * | 2015-12-02 | 2016-03-30 | 浙江三田汽车空调压缩机有限公司 | 压缩机活塞清洗装置及其清洗工艺 |
CN110902142A (zh) * | 2018-09-18 | 2020-03-24 | 台湾积体电路制造股份有限公司 | 半导体晶片载具及包装方法 |
-
1995
- 1995-03-03 JP JP7044597A patent/JPH08241915A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105436121A (zh) * | 2015-12-02 | 2016-03-30 | 浙江三田汽车空调压缩机有限公司 | 压缩机活塞清洗装置及其清洗工艺 |
CN110902142A (zh) * | 2018-09-18 | 2020-03-24 | 台湾积体电路制造股份有限公司 | 半导体晶片载具及包装方法 |
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