JPH08241720A - 固体電解質型燃料電池の電極基板およびその製造方法 - Google Patents

固体電解質型燃料電池の電極基板およびその製造方法

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JPH08241720A
JPH08241720A JP7072319A JP7231995A JPH08241720A JP H08241720 A JPH08241720 A JP H08241720A JP 7072319 A JP7072319 A JP 7072319A JP 7231995 A JP7231995 A JP 7231995A JP H08241720 A JPH08241720 A JP H08241720A
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JP
Japan
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lsm
substrate
strength
fuel cell
conductivity
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JP7072319A
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Himeko Kanekawa
姫子 金川
Toshio Matsushima
敏雄 松島
Masaya Takahashi
雅也 高橋
Daisuke Ikeda
大助 池田
Katsumi Manabe
勝己 真鍋
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
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    • Y02E60/50Fuel cells
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

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  • Inert Electrodes (AREA)
  • Fuel Cell (AREA)
  • Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 Srをドープしたランタンマンガナイトのう
ち、導電率と機械的強度の双方の特性が優れた材料、ま
たはどちらか一方の特性が優れた材料を複数使用するこ
とにより、導電率および強度の高い中空状電極基板およ
びその製造方法を提供することを目的とする。 【構成】 空気極基板は、La(1-x)SrxMnO3(x
=0.3±0.05)3’あるいはLa(1-x)SrxMn
3(x=0.3±0.05)3’とLa(1-x)Srx
nO3(x=0.4〜0.5)3”組成範囲内での複数
の材料で構成され、基板の厚み方向で組成が異なるもの
である基板およびその製造方法である。 【効果】 電極基板を作製する際にその構成材料である
LSM複合酸化物で強度および導電率の大きな材料を用
いるか、またはSrドープ量が異なるLSMでどちらか
一方の特性が優れている複数種の材料からなるシート成
形体の積層、燒結により、強度および導電率の高い電極
基板を作製するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は固体電解質型燃料電池の
電極基板およびその製造方法、さらに詳細には固体電解
質型燃料電池の空気極材料であるLa(1-x)SrxMnO
3により構成された電極基板およびその製造方法に関す
るものである。
【0002】
【従来技術および問題点】固体電解質型燃料電池(so
lid oxide fuel cell:以後SOF
Cと略す)は高発電効率でクリーンな次世代の発電方式
として注目されており、実用化に向けて種々の検討が行
われている。SOFCの単セルはイオン導電性の固体電
解質の両面に空気極、燃料極を配置したもので、両極に
それぞれ酸化剤ガス(空気)、燃料ガスを供給し電気化
学的な反応により発電を行うもので、以下に示すような
セラミックスが主な構成材料である。
【0003】電解質:イットリア安定化ジルコニア(以
後、YSZ) 空気極:ランタンストロンチウムマンガナイト(以後、
LSM) 燃料極:ニッケルジルコニアサーメット(以後、Ni−
YSZ)
【0004】SOFCではこのようにセルの構成材料が
全て固体であることから、形状の自由度が大きく、図
4、図5に示すような円筒型ないし平板型などの構造が
提案されている。図中、1は固体電解質、2は燃料極、
3は空気極、4はインターコネクタ、5は燃料ガス流
路、6は酸化剤ガス(空気)流路、7は基体管である。
【0005】円筒型はガスシールがしやすく強度的にも
有利な構造であるが、電流経路が長くなるため内部抵抗
が大きくなり、体積あたりの出力密度が小さい。一方、
平板型ではセルの厚みの減少により内部抵抗の低減、高
出力密度化が期待されるが、平板状の構造からセルの大
面積化が難しく、セル端部のガスシールがしにくいとい
う欠点がある。一方、円筒型ではこれまで支持管に電気
絶縁体であるカルシア安定化ジルコニアが用いられてき
ているが、近年、これに代わり、空気極材料であるLS
Mを用いる傾向がある。その結果、LSMには電極とし
ての高導電性のほかに支持管としての強度が要求される
ようになってきた。
【0006】また、これまでのセル構造における問題点
を解決するため、図6に示すような空気極材料で内部に
ガス流路を有する中空状の基板を作製し、その上にセル
を形成する中空平板状(tublar flat pl
ate:以後TFPと略す)型セルが考えられている
(特開平5−36417号)。図6において図4、5と
同じ番号は同じものを示し、8は緻密膜を示している。
【0007】この方式では酸化剤ガスが中空基板中のガ
ス流路を流れるため、基板両端部のガスシールのみで気
密性を保つことができる。また、セル部は基板上に形成
されることから、電解質の薄膜化が可能となり、内部抵
抗の低減が期待される。
【0008】SOFCの空気極は高温酸化という苛酷な
雰囲気にさらされるために複合酸化物が使用され、具体
的には上に示したLSM(La(1-x)SrxMnO3)が
よく用いられている。LSMの導電機構はドープにより
生じた過剰な電子を補償するためMn3+が一部Mn4+
還元されることで、隣り合うMn3+、Mn4+イオン間で
起こる電子の交換反応によるホッピング伝導であると言
われており、このような機構ではMn3+とMn4+の濃度
が等しくなる条件であるSrドープ量x=0.5のとき
に導電率は極大になる。しかし、LSMではSrドープ
量が多いと熱膨張率が大きくなり電解質材料であるYS
Zとの差が増すため、x=0.1〜0.3のLSMが比
較的多く用いられている。
【0009】TFP型セルは図6に示すように中空基板
上にセルを形成する、いわゆる支持膜式の構造である。
したがって、セルの強度は中空基板材料であるLSMの
強度に依存する。そのため、LSMには電極としての高
い導電性とともに基板としての強度が要求される。しか
し、これまでLSMについては電極材料としての導電率
の評価は行われてきたものの、基板材料としての強度の
評価は行われていなかった。すなわち、強度面から見る
と、中空平板型電極基板の材料として必ずしも適切な材
料が選定されていたとはいえず、この結果、中空平板型
セルのスタック化においては、基板の強度不足によるセ
ルの破損が問題として挙げられている。一方、同じ基板
材料を用いた場合、強度を確保するために厚みを増すこ
とも対策として考えられる。しかし、この場合、厚みが
増加した分セルの内部抵抗が大きくなり出力が低下する
という欠点があった。
【0010】そこで本発明ではこのようなTFP型セル
の課題を解決するため、Srをドープしたランタンマン
ガナイトのうち、導電率と機械的強度の双方の特性が優
れた材料、またはどちらか一方の特性が優れた材料を複
数使用することにより、導電率および強度の高い中空状
電極基板およびその製造方法を提供することを目的とす
る。
【0011】
【問題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ため、本発明による固体電解質型燃料電池の電極基板
は、固体電解質型燃料電池に用いる空気極基板であっ
て、前記基板はLa(1-x)SrxMnO3(x=0.3±
0.05)であることを特徴とするものである。
【0012】また本発明による固体電解質型燃料電池の
電極基板は、固体電解質型燃料電池に用いる空気極基板
であって、前記基板はLa(1-x)SrxMnO3(x=
0.3±0.05)とLa(1-x)SrxMnO3(x=
0.4〜0.5)組成範囲内での複数の材料で構成さ
れ、基板の厚み方向で組成が異なることを特徴とするも
のである。
【0013】さらに本発明による固体電解質型燃料電池
の製造方法は、La(1-x)SrxMnO3(x=0.3±
0.05)の複数のセラミックシートを用意し、前記セ
ラミックシートを積層し、圧着し、焼結することを特徴
とする。
【0014】また本発明による固体電解質型燃料電池の
製造方法は、La(1-x)SrxMnO3(x=0.3±
0.05)とLa(1-x)SrxMnO3(x=0.4〜
0.5)の間の組成範囲内の複数のセラミックスシート
を用意し、厚さ方向に組成が異なるように、積層し、圧
着し、燒結することを特徴とする。
【0015】固体電解質型燃料電池に使用される電極基
板を作製する際に、その構成材料であるLSM複合酸化
物のうち、強度および導電率ともに大きな材料を用いる
か、またはSrドープ量が異なるLSMで強度、導電率
のどちらか一方の特性が優れている複数種の材料のシー
ト成形体を積層、燒結することにより、強度および導電
率の高い電極基板を作製することを特徴としている。
【0016】
【実施例】以下に本発明について、実施例により詳細に
説明する。図1から図3は本発明の実施例を示すもの
で、図1、図2は第1の実施例、図3は第2の実施例の
外略図を示す。図2において、3’はLSM(x=0.
3)、3”はLSM(x=0.5)である。ここでは、
2層構成の基板について示すが、本発明は2層の構成に
限定されるものではない。
【0017】
【実施例1】本実施例は、LSM(x=0.3)単独
(図11)あるいは、これとLSM(x=0.5)を組
み合わせて2層構成とした(図2)ものである。これら
の基板を作製するにあたって、まず、x=0〜0.5の
各組成のLSMの特性について調査した。各粉末にバイ
ンダーとしてポリビニルブチラール、分散媒としてイソ
プロピルアルコール:トルエン=77:23の混合溶媒
を加えてボールミルで混合した後、脱泡して粘土を調整
した。次に、このスラリーをドクターブレード法により
厚さ100μm程度のシート状に成形した。このシート
を積層、熱圧着し棒状に切り出したものを、360℃で
脱脂した後、各温度で2時間燒結し、測定サンプルとし
た。
【0018】各組成のLSMの燒結温度と相対密度の関
係を図7に示す。x=0.1〜0.3では1400℃以
上の高温で緻密化しているが、x=0、0.5では、1
300℃で80〜90%に達しており、他の組成のもの
より燒結しやすいことがわかる。また1500℃では全
ての組成のLSMが90%に達する傾向が見られた。
【0019】次にSrドープ量を変えた燒結体の強度を
三点曲げ試験法で求めた。ここでの測定サンプルとして
は1500℃と1300℃で燒結させたものを用いた。
1500℃で燒結させたものを用いた理由は燒結体の相
対密度による強度への影響を極力除くためであり、ま
た、1300℃で燒結したものについても測定した理由
は、実際の電極へは相対密度が70〜80%のものが使
用されており、このような燒結状態での特性も把握する
ためである。この測定結果を、図8に示す。図より、x
=0.1〜0.3のLSMでは強度が高く、x=0と
0.5のものは小さな値となった。このことから、強度
の観点からはx=0.1〜0.3が基板材料として望ま
しいと考えられる。
【0020】一方、4端子法により1300℃燒結体の
導電率を求め、これとLSMのSrドープ量との関係を
プロットした結果、図9に示すようにSrドープ量が増
すにつれて導電率が増加している。これらの結果より、
x=0.3では1000℃において200S/cm以上
の導電率が得られた。
【0021】そこで図1の実施例ではLSM(x=0.
3)で基板を作製した。具体的には、前述のドクターブ
レード法によりLSM(x=0.3)のシート成形体を
作製し、これを厚さ4mmとなるよう複数枚積層して熱
圧着し、これを10×10cmに切り出し板状の成形体
とした。この成形体を1300℃で2時間燒結すること
で電極基板とした。
【0022】次に、実施例1の図2では、LSM(x=
0.3)と、LSM(x=0.5)を使用し、2層構造
の板状電極基板を作製した。具体的には、先程と同様に
ドクターブレード法によって、これら各々のシートを作
製し、各々の層の厚みの比率が1:1となるよう各シー
トを積層・熱圧着し、4mm厚の積層体を得た。このシ
ート積層体を10×10cmに切り出した後、図1の実
施例と同様の条件で燒結して電極基板とした。
【0023】実施例(図1、図2)およびLSM(x=
0.2)の単一層からなる実施例1図1と同一の構造の
従来型電極基板の、抵抗および強度の測定結果を表1に
まとめる。このように、実施例1では従来の電極基板に
比べて優れた特性を示した。実施例1の図1の構造では
1000℃における抵抗は41%減少し、強度は46%
増加した。実施例1の図2の構造においても強度は実施
例1の図1の構造に劣るものの抵抗は従来値に比べ57
%も減少した。このことから、このような複合基板がセ
ルの内部抵抗の減少に有効であることがわかった。
【0024】 *従来基板の値を1とした相対値
【0025】
【実施例2】次に、図3に示すような中空平板状電極基
板を作製した。この基板は、シート積層の際にLSM
(x=0.3)、LSM(x=0.5)の単層からなる
2枚の板状シート積層体で、厚み方向で各々の層の比率
が1:1である短冊状積層体を挟み込むことで作製した
【0026】具体的には、実施例1に示したドクターブ
レード法によりLSM(x=0.3)、LSM(x=
0.5)のシート成形体を作製し、各シートをそれぞれ
厚さ2mmとなるよう積層・熱圧着し、これを10×5
cmに切り出して板状積層体を得た。次に、LSM(x
=0.3)とLSM(x=0.5)のシートを厚み方向
で両者の比率が1:1で、厚さ2mmとなるよう積層・
ホットプレスし、10×0.2cmに切り出した短冊状
積層体を10枚作製した。この短冊状積層体を、LSM
(x=0.5)の板状積層体上に接着面の組成が同じに
なるように等間隔で配置した後、その上にLSM(x=
0.3)の板状積層体を重ね合わせ、これらをホットプ
レスにより接着して中空平板状成形体とした。
【0027】このようにして形成した中空平板状成形体
を実施例1と同様の条件で脱脂・燒結し、LSM(x=
0.3)、LSM(x=0.5)の2層からなる中空平
板型電極基板を作製した。ここでは、厚み方向でそれぞ
れの層の比率が1:1の電極基板を作製したが、シート
積層の際に中間部に挟み込む短冊状積層体をどちらか一
方の単一層にするか、厚み方向での両者の比率を変える
ことで、中空基板の2層の厚みの比率を任意に変えるこ
とができる。これまでLSM(x=0.5)は高導電率
であるがYSZとの熱膨張率差が大きいため空気極に用
いることができなかったが、実施例2の中空平板状電極
基板でLSM(x=0.3)側に電解質を形成すること
により、LSM(x=0.5)を含む基板でもセルを構
成することができる。このように、LSM(x=0.
3)とLSM(x=0.5)の2層で中空平板状基板を
構成することにより、強度を確保しつつ電極基板の導電
率を向上することが可能となった。また、先に図7で示
したように、この条件で中空基板を作製したとき、LS
M(x=0.3)は多孔質、LSM(x=0.5)は緻
密質といったように厚み方向で微細構造の異なる燒結体
が得られる。そのため、このような電極基板においては
LSM(x=0.3)上に電解質、反対側にインターコ
ネクタを形成することにより、電極・電解質界面へはガ
スがスムーズに拡散し、なおかつ、中空基板内部でのガ
スの気密性を保つことができる。
【0028】
【発明の効果】以上の説明のように、本発明は固体電解
質型燃料電池に使用される電極基板を作製する際にその
構成材料であるLSM複合酸化物で強度および導電率の
大きな材料を用いるか、またはSrドープ量が異なるL
SMでどちらか一方の特性が優れている複数種の材料か
らなるシート成形体の積層、燒結により、強度および導
電率の高い電極基板を作製するものである。従来、電極
基板の導電率、強度は材料によるところが大きいにもか
かわらず、LSMの強度に関してはほとんど検討が行わ
れておらず、そのため基板の強度不足によりセルが破損
するという問題があった。本発明では、導電率と併せて
強度の優れる材料としてLSM(x=0.3±0.0
5)を選定し電極基板を作製することにより、基板強度
を向上させ、スタック化の際のセルの割れを防ぐもので
ある。また、このLSM(x=0.3±0.05)とこ
れより導電率の高いLSM(x=0.4〜0.5)を組
み合わせて複合基板を作製することで、導電率の低下を
もたらすことなく強度を確保することで基板部分での内
部抵抗の減少が可能となり、その結果セルの出力が向上
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のLSM(x=0.3)のみからなる電
極基板の概略図。
【図2】本発明の厚み方向でLSM(x=0.3):L
SM(x=0.5)=1:1の割合で構成される電極基
板の概略図。
【図3】本発明の中空電極基板を用いた単セルの斜視
図。
【図4】円筒型燃料電池の斜視図。
【図5】平板型燃料電池の組立状態の分解斜視図。
【図6】従来の内部にガス流路を有する基体を用いた燃
料電池の斜視図。
【図7】La(1-x)SrxMnO3(x=0〜0.5)の
燒結温度と相対密度の関係。
【図8】La(1-x)SrxMnO3Srドープ量xと燒結
体強度との関係。
【図9】La(1-x)SrxMnO3Srドープ量xと10
00℃での導電率との関係。
【符号の説明】
1 電解質 2 燃料極 3 空気極 3’ LSM(x=0.3)からなる電極基板 3” LSM(x=0.5)からなる電極基板 4 インターコネクタ 5 燃料ガス流路 6 酸化剤ガス(空気)流路 7 基体管 8 緻密膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 大助 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 真鍋 勝己 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固体電解質型燃料電池に用いる空気極基板
    であって、前記基板はLa(1-x)SrxMnO3(x=
    0.3±0.05)であることを特徴とする固体電解質
    型燃料電池の電極基板。
  2. 【請求項2】固体電解質型燃料電池に用いる空気極基板
    であって、前記基板はLa(1-x)SrxMnO3(x=
    0.3±0.05)とLa(1-x)SrxMnO3(x=
    0.4〜0.5)組成範囲内での複数の材料で構成さ
    れ、基板の厚み方向で組成が異なることを特徴とする固
    体電解質型燃料電池の電極基板。
  3. 【請求項3】La(1-x)SrxMnO3(x=0.3±
    0.05)の複数のセラミックシートを用意し、前記セ
    ラミックシートを積層し、圧着し、焼結することを特徴
    とする固体電解質型燃料電池の電極基板の製造方法。
  4. 【請求項4】La(1-x)SrxMnO3(x=0.3±
    0.05)とLa(1- x)SrxMnO3(x=0.4〜
    0.5)の間の組成範囲内の複数のセラミックスシート
    を用意し、厚さ方向に組成が異なるように、積層し、圧
    着し、燒結することを特徴とする固体電解質型燃料電池
    の電極基板の製造方法。
JP7072319A 1995-03-06 1995-03-06 固体電解質型燃料電池の電極基板およびその製造方法 Pending JPH08241720A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004186119A (ja) * 2002-12-06 2004-07-02 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 電極の形成方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004186119A (ja) * 2002-12-06 2004-07-02 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 電極の形成方法

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