JPH08241559A - ディスクローディング装置 - Google Patents

ディスクローディング装置

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Publication number
JPH08241559A
JPH08241559A JP4308595A JP4308595A JPH08241559A JP H08241559 A JPH08241559 A JP H08241559A JP 4308595 A JP4308595 A JP 4308595A JP 4308595 A JP4308595 A JP 4308595A JP H08241559 A JPH08241559 A JP H08241559A
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JP
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disk
disc
positioning
rack
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JP4308595A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Matsuda
仁志 松田
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、小形化を確保したうえで、高精度
な位置決めを実現し得るようにすることにある。 【構成】ディスク10が略垂直状に収容される複数のデ
ィスク収容溝14aを有するディスクラック14の一端
部にディスク収容溝14aの2P溝幅を有する位置決め
部15a,15bを配列方向と略平行に2列に分離して
設け、この2列の位置決め部15a,15bの一方の列
の位置決め部15a(あるいは15b)に選択的に係合
させることにより、ディスクラック14のディスク収容
溝14aとディスク駆動本体11との相互間の位置決め
を行ってディスクローディングを実行し得るように構成
して、所期の目的を達成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば音楽情報や映
像情報等の各種情報を扱うディスクを交換式にディスク
駆動部に装着可能なディスクオートチェンジャ装置や電
子ファイルシステムに好適するディスクローディング装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のディスクローディング装
置としては、図19に示すようにディスクラック1に複
数のディスク収容溝1aが所定のピッチpで形成され、
このディスク収容溝1aには、ディスク10が略垂直状
に収容される。一方、ディスクが着脱されるディスク駆
動本体2は、ディスクラック1に対して矢印A,B方向
に移送機構を介して移動自在に設けられ、ディスクラッ
ク1の所望のディスク収容溝1aに対向するように移動
制御される。そして、ディスク収容溝にディスク駆動本
体が対向されると、ディス収容溝1aに収容されたディ
スク10は、ディスクローディング機構のローディング
部材3により、ディスク駆動本体2のディスク駆動部2
aにローディングされてディスク駆動され、ディスク駆
動後、アンローディング機構によりアンローディングさ
れてディスクラック1のディスク収容溝1aの所定の位
置に収容される。
【0003】ところで、このようなディスクローディン
グ装置にあっては、そのディスクラック1にディスク1
0の厚さ寸法と略同寸法程度の溝幅を持つ多数のディス
ク収容溝1aを形成して、このディスク収容溝1aにデ
ィスク10を収容することにより、ディスク10の多数
収容を満足したうえで、小形化の促進が図られている。
このため、上記ディスクローディング装置では、ディス
クラック1のディスク収容溝1aからディスクを取出す
ディスクローディング機構の高精度な制御が要求され
る。
【0004】具体的には、ローディング部材3をディス
ク収容溝1aに案内する精度としては、図20に示すよ
うにローディング部材3をディスク配列方向(矢印方
向)に可動自在に構成したとしても、ディスクラック1
のディスク収容溝1aのピッチをpとし、ディスク収容
溝1aの側壁の厚さをtd、ローディング部材3の挿入
部3aの厚さ寸法をtとすると、位置決め余有がp−t
d未満の加工精度が要求される。このため、従来のもの
では、ディスク駆動本体2のガタによるずれ量及びロー
ディング部材3のガタによるずれ量を考慮すると、その
制作が非常に面倒であり、さらに、小形化の促進を図る
ことが困難であるという問題を有する。
【0005】なお、係る事情は、音楽情報や映像情報を
記録したディスクのオートチェンジャー装置に限ること
なく、いわゆる電子ファイルシステムのディスクローデ
ィング装置においても同様である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来のディスクローディング装置では、製作が面倒である
と共に、小形化の促進が困難であるという問題を有す
る。この発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、構
成簡易にして、小形化の促進を図り得、且つ、高精度な
動作制御を実現し得るようにしたディスクローディング
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、ディスクが
略垂直状に収容される複数のディスク収容溝が所定ピッ
チで設けられ、前記複数のディスク収容溝にそれぞれ対
応する複数の位置決め部が前記配列方向と略平行に複数
列に分離して形成されたディスクラックと、このディス
クラックに対向して前記配列方向に移動自在に設けられ
るものであって、前記ディスク収容溝のディスクが選択
的に着脱されるディスク駆動部が設けられたディスク駆
動本体と、このディスク駆動本体に対して前記配列方向
と略直交する方向に移動自在に支持されるものであっ
て、前記位置決め部の作用により所望のディスク収容溝
に対して位置決めされ、該ディスク収容溝のディスクを
前記ディスク駆動部にローディングするローディング部
材を有したディスクローディング手段と、前記ディスク
駆動本体のディスク駆動部に装着された前記ディスクを
前記ディスクラックのディスク収容溝にアンローディン
グするディスクアンローディング機構とを備えてディス
クローディング装置を構成したものである。
【0008】
【作用】上記構成によれば、ローディング部材は、ディ
スクラックのディスク収容溝に対応する位置決め部を、
その配列方向と略平行に複数列配置していることによ
り、該位置決め部の作用により、ディスク収容溝に対す
るずれ幅が溝ピッチ以上の範囲においてローディング動
作の実行が可能となる。従って、ディスクラックのディ
スク収容溝に対する位置決めの遊びひろの拡大が図れ、
製作の簡略化が図れると共に、ディスク収容溝の薄形化
の促進が図れて小形化の促進が可能となる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例について、図面を参
照して詳細に説明する。図1は、この発明の一実施例に
係るディスクローディング装置の要部を取出して示すも
ので、ディスク駆動本体11には、ターンテーブル駆動
機構部、光学式ヘッド部等を備えたディスク駆動部11
a(図2参照)が搭載される。このディスク駆動本体1
1は、図2に示すように移送機構12を介してシャーシ
に矢印A,B方向に移動自在に組付けられる。そして、
このディスク駆動本体11の移送路に対向するシャーシ
13には、ディスクラック14が矢印C,D方向に回動
自在に配設される。ディスクラック14には、ディスク
10が略垂直状に収容される複数のディスク収容溝14
aが形成される。このディスク収容溝14aは、図3及
び図4に示すようにディスク10の外周部近傍を支持す
るように厚さ寸法がtdの側壁で、溝ピッチp間隔に形
成される。
【0010】上記ディスクラック14には、その一端部
にディスク収容溝14aの側壁を利用した2p間隔の位
置決め部15a,15bがディスク配列方向(矢印A,
B方向)と略平行に二列(a列、b列)形成される。こ
の位置決め部15a,15bは、例えばa列目がディス
ク収容溝14aの奇数番目に対応され、b列目が偶数番
目に対応される。
【0011】また、ディスクラック14の他端部には、
位置決め用係合部、例えば係合溝14bがディスク収容
溝14aに対応して形成される。この係合溝14bは、
凹状に形成され、そのうちディスク収容溝14aのうち
奇数番目に対応する係合溝14b1が偶数番目に対応さ
れる係合溝14b2に比して浅く形成される。
【0012】上記ディスク駆動本体11には、図5に示
すようにローディングアーム16が回動自在に支持され
る。このローディングアーム16には、その先端部にデ
ィスク係合部16aが形成され、その基部には、柱状の
被駆動部16bがローディングスライダ17の駆動カム
17aに対応して設けられる。駆動カム17aは、その
カム面が先端に向かって曲線的に下降するように傾斜し
ている。また、ディスク係合部16aのさらに径方向の
先には、ディスク係合部16aより薄幅で、ディスクラ
ック14のディスク収容溝14a内に挿入されるように
配置された突出部16cが設けられている。そして、ロ
ーディングアーム16には、ばね部材18が図中反時計
方向にばね力が付与するように係着される。
【0013】上記ローディングスライダ17は、ディス
ク駆動本体11に対して図示しないローディング機構を
介して矢印E,F方向に移動自在に配設される。また、
ディスク駆動本体11には、位置決めアーム19がロー
ディングアーム15に沿うように配設される。この位置
決めアーム19の先端には、その厚み方向に略V字状で
ディスクラック14の位置決め部15a,15bと略同
一の幅を係合部19aが該位置決め部15a,15bに
対応して設けられる。さらに、ローディングアーム16
を下降方向に抱える鉤形状のアーム係合部16bが設け
られており、位置決めアームはこのアーム係合部16b
によってローディングアーム16に対して摺動自在に配
設される。位置決めアーム19が、そのアーム係合部1
9bでローディングアームと係合している状態では、係
合部19aはその先端がローディングアーム16のディ
スク係合部16aの先端より突出している(図11参
照)。位置決めアーム19には、ばね部材18aが図5
中反時計方向にばね力を付与するように係着される。そ
して、この位置決めアーム19の他端には、第1の駆動
レバー20の一端が回動自在に連結される。
【0014】第1の駆動レバー20は、その中間部が軸
21を介して回動自在に支持され、その他端には長穴2
0aが形成される。そして、この長穴20aには、第2
の駆動レバー22の一端に設けられたピンが移動自在に
挿入される。この第2の駆動レバー22は中間部が軸2
3を介して回動自在に支持され、その他端には、駆動部
22aが上記ディスクラック14の係合溝14bに対応
して形成される。これにより、第2の駆動レバー22
は、その駆動部22aが侵入した係合溝14bの深さに
応じて、その回動位置が変化される。この結果、第1の
駆動レバー20を介して位置決めアーム19の回動位置
を可変設定され、該位置決めアーム19の係合部19a
がディスクラック14のa列目の位置決め部15aに収
容されるか、b列目の位置決め部15bに収容されるか
否か選択される。
【0015】そして、位置決めアーム19は、その係合
部19aがa列目の位置決め部15aに収容された状態
(図6(a),(b),(c)及び図7参照)で、ロー
ディングアーム16が奇数の所定のディスク収容溝14
aに位置決めされ、b列目の位置決め部15bに収容さ
れた状態(図8(a),(b),(c)及び図9参照)
では、ローディングアーム16が偶数の所定のディスク
収容溝14aに位置決めされる。
【0016】上記第2の駆動レバー22には、係合部2
2bが設けられる。この係合部22bには、解除レバー
24の一端部が係合される。そして、この解除レバー2
4は、中間部が軸25を介して回動自在に支持され、そ
の他端には、ローディングアンダースライダ26の一端
部が接離自在に係合される。ローディングアンダースラ
イダ26は、上記ディスク駆動本体11に矢印E,F方
向に移動自在に配設され、上記ローディングスライダ1
7に連動して移動制御される。
【0017】また、ディスク駆動本体11には、アンロ
ーディングアーム27(図10(c)参照)が回動自在
に配設される。このアンローディングアーム27は、例
えば上記ローディングスライダ17に連動して動作制御
され、ローディングスライダ17の矢印E方向の移動に
連動して図中時計方向に回動されてディスク駆動部11
aのディスク10をディスクラック14のディスク収容
溝14aにアンローディングする。
【0018】上記構成において、ディスク駆動本体11
が移送機構12により矢印A,B方向に移送されて、デ
ィスクラック14の所望のディスク収容溝14aに対向
するように移動制御される。ここで、ディスク駆動本体
11は、そのローディングスライダ17がローディング
前の矢印E方向に移動された状態を採り、ローディング
アンダースライダ26が解除レバー24を押圧して第2
の駆動レバー22を図中反時計方向に回動付勢する。こ
れにより、位置決めアーム19は、第1の駆動レバー2
0を介してばね部材18aのばね力に抗してディスクラ
ック14から離れる方向に移動され、その係合部19a
がディスクラック14の位置決め部15a,15bから
離脱されている(図6(a)及び図8(a)参照)。こ
の際、位置決めアーム19は、そのアーム係合部19b
にローディングアーム16の先端部近傍が係合され、該
ローディングアーム16をその厚み方向(ディスクラッ
ク14のディスク配列方向)に位置決め保持する。ま
た、この状態では、ローディングアーム16は、その被
駆動部16bがローディングスライダ17の駆動カム1
7aに係合しており、それによって当該位置に保持され
ている。
【0019】そして、ローディングスライダ17が矢印
F方向に移動されてローディングが開始されると、ロー
ディングアンダースライダ26が解除レバー24の他端
部から離間され、解除レバー24の一端部が第2の駆動
レバー22の係合部22bから離間可能となる。する
と、第2の駆動レバー22は、ばね部材18aのばね力
により、第1の駆動レバー20を介して図中時計方向に
回動付勢され、その係合部22bから解除レバー24が
離間されることにより、その駆動部22aがディスクラ
ック14の係合溝14bに係合される(図6(b),
(c)及び図8(b),(c)参照)。
【0020】ここで、第2の駆動レバー22は、その駆
動部22aがディスクラック14の係合溝14aの深さ
寸法に応じてその回動位置が制御される。この結果、第
1の駆動レバー20が第2の駆動レバー22の回動位置
に応じて反時計方向に回動し、位置決めアーム19がば
ね部材18aのばね力によりディスクラック14に近付
く方向に移動され、その係合部19aがディスクラック
14のa列目あるいはb列目のいずれかの位置決め部1
5a,15bに選択的に係合される。
【0021】これにより、ローディングアーム16は、
位置決めアーム19のアーム係合部19bに位置決めさ
れて所望のディスク収容溝14aに対向する(図10
(a)及び図11(a)参照)。すなわち、ローディン
グアーム16の係合部16aが、位置決めアーム19の
係合部19aが係合したディスクラック14の位置決め
部15a,15bの隣りのディスク収容溝14aに対向
する。そして、上記ローディングスライダ17の矢印F
方向の移動に連動して駆動カム17aも移動するため、
そのカム面に応じて被駆動部16bが駆動され、その突
出部16cがディスク収容溝14a内に案内支持されな
がら図中反時計方向に回動されてディスク10を転がす
ように取出してディスク駆動本体11のディスク駆動部
11aまでローディングする(図10(b),(c)及
び図11(b),(c)参照)。
【0022】また、ディスク駆動本体11のディスク駆
動部11aに装着されたディスク10をディスクラック
14のディスク収容溝14aにアンローディングする場
合には、ディスク10がディスク駆動部11aから離脱
された後、アンローディングアーム27が駆動制御さ
れ、ディスクラック14のディスク収容溝14aまでア
ンローディングされる。
【0023】このように、上記ディスクローディング装
置は、ディスク10が略垂直状に収容される複数のディ
スク収容溝14aを有するディスクラック14の一端部
にディスク収容溝14aの2P溝幅を有する位置決め部
15a,15bを配列方向と略平行に2列に分離して設
け、この2列の位置決め部15a,15bの一方の列の
位置決め部15a(あるいは15b)に選択的に係合さ
せることにより、ディスクラック14のディスク収容溝
14aとディスク駆動本体11との相互間の位置決めを
行ってディスクローディングを実行するように構成し
た。
【0024】これによれば、ディスクラック14の位置
決め部15a,15bが2p溝幅とディスク収容溝幅p
より広く採ることができることにより、位置決めアーム
19の係合部19aと、ディスクラック14の位置決め
部15a,15bとの位置決め余裕として、2p−td
(ディスク収容溝の側壁の厚さ寸法)まで採ることが可
能となるために、その製作の簡略化と共に、ディスク収
容溝幅寸法をさらに薄型化することが可能となり。ディ
スクラックの小形化の促進が可能となる。
【0025】なお、上記実施例では、ディスクラック1
4の位置決め部15a,15bを2p溝で形成して二列
(a列,b列)配置に構成した場合で説明したが、これ
に限ることなく、例えば図12に示すようにディスク収
容溝14aの3p溝幅を持つ位置決め部15c,15
d,15eを三列(a列,b列,c列)配置することも
可能である。この配列数としては、二列以上の配列が可
能である。
【0026】そして、この位置決め部15a,15bの
間隔としては、上記実施例では、ディスク収容溝14a
のp溝幅を基準として構成したが、これに限ることな
く、構成しても良い。
【0027】また、この発明は上記実施例に限ることな
く、例えば図13乃至図18に示すように構成される。
なお、図中において、前記図1乃至図11において説明
した構成と同一部分については、ここでは、同一符号を
付して、その詳細な説明については省略する。
【0028】すなわち、ディスクラック14には、その
一端部にディスク収容溝14aの側壁に配列方向と略直
交する方向に2個、配列方向に対して略逆向きに傾斜さ
れた案内面を有した第1及び第2の位置決め部30a,
30bが形成される(図14及び図15参照)。これら
第1及び第2の位置決め部30a,30bは、隣り合う
ディスク収容溝14aの側壁に間隔hを有して千鳥状に
配置される第1及び第2の位置決め部30a,30bと
それぞれ対を構成する。これにより、これら第1及び第
2の位置決め部30a,30bは、ディスクラック14
の一端部に配列方向と直交する方向に間隔h,2hの二
列に配列された状態となる。
【0029】一方、ディスク駆動本体11には、第1の
駆動レバー31が軸32を介して回動自在に支持され
る。そして、この第1の駆動レバー31の一端部には、
ローディングアーム33の基端部が回動自在に結合され
る。ローディングアーム33には、その先端部に第1及
び第2の係合部33a,33b(図18参照)が上記第
1及び第2の位置決め部30a,30bに対応して間隔
hで形成される。この第1及び第2の係合部33a,3
3bは、向い合う方向に傾斜した案内面を有し、この案
内面がディスク収容溝14aの両側壁の第1及び第2の
位置決め部30a,30bの案内面に案内されて係合さ
れ、ローディングアーム33をディスク収容溝14aに
位置決めする。また、ローディングアーム33の基部に
は、被駆動部34(図13参照)が前記ローディングス
ライダ17の駆動カム17aに対応して形成される。
【0030】上記ローディングアーム33と第1の駆動
レバー31には、ばね部材35(図13参照)が図中反
時計方向にばね力が付与されるように係着される。第1
の駆動レバー31には、その他端に長穴31aが形成さ
れ、この長穴31aには、第2の駆動レバー36の一端
が移動自在に挿入される。この第2の駆動レバー36は
中間部が軸37を介して回動自在に支持され、その他端
には、駆動部36aが前記ディスクラック14の係合溝
14aに対応して形成される。これにより、第2の駆動
レバー36は、その駆動部36aが侵入した係合溝14
aの深さに応じて、その回動位置が変化される。この結
果、第1の駆動レバー31を介してローディングアーム
33の回動位置を可変設定され、該ローディングアーム
33の第1及び第2の係合部33a,33bがディスク
ラック14のh間隔の第1の位置決め部30aに係合さ
れるか、2h間隔の第2の位置決め部30bに収容され
るか否か選択される。
【0031】ここで、ローディングアーム33は、その
第1及び第2の係合部33a,33bが間隔hの第1の
位置決め部30aに収容された状態(図17(a),
(b)参照)で、奇数の所定のディスク収容溝14aに
位置決めされ、間隔2hの第2の位置決め部30bに収
容された状態(図17(a),(c)参照)では、偶数
の所定のディスク収容溝14に位置決めされる。
【0032】第2の駆動レバー36には、係合部36b
が設けられる。この係合部36bには、解除レバー38
の一端部が係合される。そして、この解除レバー38
は、中間部が回動自在に支持され、その他端には、ロー
ディングアンダースライダ26の一端部が接離自在に係
合される。ローディングアンダースライダ26は、上記
ディスク駆動本体11に矢印E,F方向に移動自在に配
設され、上記ローディングスライダ17に連動して移動
制御される。
【0033】上記構成において、ディスク駆動本体11
は、そのローディングスライダ17がローディング前の
矢印E方向に移動された状態を採り、ローディングアン
ダースライダ26が解除レバー38を押圧して第2の駆
動レバー36を図中反時計方向に回動付勢する。これに
より、ローディングアーム33は、第1の駆動レバー3
1を介してばね部材35のばね力に抗して図中時計方向
に回動され、その第1及び第2の係合部33a,33b
がディスクラック14の第1の位置決め部30aあるい
は第2の位置決め部30bから離脱される(図17
(a)及び図18(a)参照)。
【0034】そして、ローディングスライダ17が矢印
F方向に移動されてローディングが開始されると、ロー
ディングアンダースライダ26が解除レバー38の他端
部から離間され、解除レバー38の一端部が第2の駆動
レバー36の係合部36bから離間可能となる。する
と、第2の駆動レバー36は、ばね部材35のばね力に
より、第1の駆動レバー31を介して図中時計方向に回
動付勢されて、その駆動部36aがディスクラック14
の係合溝14aに係合される(図17(b)あるいは
(c)参照)。
【0035】ここで、第2の駆動レバー36は、その駆
動部36aがディスクラック14の係合溝14bの深さ
寸法に応じてその回動位置が制御される。この結果、第
1の駆動レバー31とともにローディングアーム33
は、ばね部材35のばね力により図中反時計方向に回動
され、その第1及び第2の係合部33a,33bがディ
スクラック14の間隔hの第1の位置決め部30aかあ
るいは間隔2hの第2の位置決め部30bに選択的に案
内されてディスク収容溝14aに侵入される(図18
(b),(c)参照)。
【0036】これにより、ローディングアーム33は、
ローディングスライダ17の矢印F方向の移動に連動し
て駆動カム17aを介して被駆動部34が駆動され、図
中反時計方向に回動されてディスク10を転がすように
取出してディスク駆動本体11のディスク駆動部11a
までローディングする。
【0037】このようにディスクラック14のディスク
収容溝14aの一端部に第1及び第2の位置決め部30
a,30bをディスク収容溝14aの側壁に配列方向と
略直交する方向に間隔h、間隔2hで設けることで、同
様にディスク収容溝14aの溝幅をpとし、側壁の厚さ
寸法をtd、ローディングアーム33の幅寸法をtとす
ると、その位置決め余裕としては、p+td+tの範囲
まで有効となる。この結果、上記実施例と略同様に製作
の簡略化と共に、ディスク収容溝幅寸法をさらに薄型化
することが可能となり、ディスクラック14の小形化の
促進が可能となる。
【0038】また、上記各実施例では、ディスクラック
14に係合溝14bを形成して、この係合溝14bを利
用して位置決めアーム19及びローディングアーム33
を配列方向と略直交する方向に移動制御するように構成
した場合で説明したが、これに限ることなく、その他、
各種構造のものが可能である。よって、この発明は、上
記実施例に限ることなく、その他、この発明の要旨を逸
脱しない範囲で種々の変形を実施し得ることは勿論のこ
とである。
【0039】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、構成簡易にして、小形化の促進を図り得、且つ、高
精度な動作制御を実現し得るようにしたディスクローデ
ィング装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係るディスクローディン
グ装置の要部を取出して示した図。
【図2】図1の外観を示した図。
【図3】図1のディスクラックを取出して示した図。
【図4】図3の一部詳細を示した図。
【図5】図1を分解して示した図、
【図6】図1の動作状態を示した図。
【図7】図1の一部を拡大して示した図。
【図8】図1の動作状態を示した図。
【図9】図1の一部を拡大して示した図。
【図10】図1の動作状態を示した図。
【図11】図1の動作状態を示した図。
【図12】この発明の他の実施例を示した図。
【図13】この発明の他の実施例を示した図。
【図14】図13のディスクラックを取出して示した
図。
【図15】図14の一部詳細を示した図。
【図16】図13を分解して示した図。
【図17】図13の動作状態を示した図。
【図18】図13の動作状態を示した図。
【図19】従来のディスクローディング装置を示した
図。
【図20】従来の問題点を説明するために示した図。
【符号の説明】
10…ディスク。 11…ディスク駆動本体。 11a…ディスク駆動部。 12…移送機構。 13…シャーシ。 14…ディスクラック。 14a…ディスク収容溝。 14b…係合溝。 15a,15b…位置決め部。 16,33…ローディングアーム。 16a…ディスク係合部。 16b,34…被駆動部。 17…ローディングスライダ。 17a…駆動カム。 18a,18b,35…ばね部材。 19…位置決めアーム。 19a…係合部。 19b…アーム係合部。 20,31…第1の駆動レバー。 20a,31a…長穴。 21,23,25,32,37,39…軸。 36,22…第2の駆動レバー。 22a,36a…駆動部。 22b,36b…係合部。 24,38…解除レバー。 26…ローディングアンダースライダ。 27…アンローディングアーム。 15c〜15e…位置決め部。 30a,30b…第1及び第2の位置決め部。 33a、33b…第1及び第2の係合部。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクが略垂直状に収容される複数の
    ディスク収容溝が所定ピッチで設けられ、前記複数のデ
    ィスク収容溝にそれぞれ対応する複数の位置決め部が前
    記配列方向と略平行に複数列に分離して形成されたディ
    スクラックと、 このディスクラックに対向して前記配列方向に移動自在
    に設けられるものであって、前記ディスク収容溝のディ
    スクが選択的に着脱されるディスク駆動部が設けられた
    ディスク駆動本体と、 このディスク駆動本体に対して前記配列方向と略直交す
    る方向に移動自在に支持されるものであって、前記位置
    決め部の作用により所望のディスク収容溝に対して位置
    決めされ、該ディスク収容溝のディスクを前記ディスク
    駆動部にローディングするローディング部材を有したデ
    ィスクローディング手段と、 前記ディスク駆動本体のディスク駆動部に装着された前
    記ディスクを前記ディスクラックのディスク収容溝にア
    ンローディングするディスクアンローディング機構とを
    具備したディスクローディング装置。
  2. 【請求項2】 ディスクが略垂直状に収容される複数の
    ディスク収容溝が所定ピッチで設けられ、前記複数のデ
    ィスク収容溝にそれぞれ対応して該ディスク収容溝幅の
    複数溝幅を有する複数の位置決め部を前記配列方向と略
    平行に複数列に分離して設けたディスクラックと、 このディスクラックに対向して前記配列方向に移動自在
    に設けられるものであって、前記ディスク収容溝のディ
    スクが選択的に着脱されるディスク駆動部が設けられた
    ディスク駆動本体と、 このディスク駆動本体に対して前記配列方向と略直交す
    る方向に移動自在に支持される位置決め部材を駆動自在
    に設け、該位置決め部材を前記ディスクラックの位置決
    め部に係合させて前記ディスク収容溝と前記ディスク駆
    動本体との相対的な位置を規制する位置決め機構と、 この位置決め機構に位置規制され、前記位置決め部材が
    前記ディスクラックの位置決め部に係合した状態で、該
    ディスク収容溝のディスクの周縁部に係合して該ディス
    クを前記ディスク駆動部にローディングするローディン
    グ部材を有したディスクローディング機構と、 前記ディスク駆動本体のディスク駆動部に装着された前
    記ディスクを前記ディスクラックのディスク収容溝にア
    ンローディングするディスクアンローディング機構とを
    具備したディスクローディング装置。
  3. 【請求項3】 前記ディスクラックには、前記位置決め
    機構の位置決め部材を配列方向と直交する方向に移動す
    る複数の係合部が前記位置決め部に対応して設けられる
    ことを特徴とする請求項2記載のディスクローディング
    装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の係合部は、凹状に形成され、
    位置決め部の配列位置に応じて深さ寸法が異なることを
    特徴とする請求項2乃至3記載のディスクローディング
    装置。
  5. 【請求項5】 前記位置決め機構及びディスクローディ
    ング機構は、同一駆動源で駆動制御されることを特徴と
    する請求項2乃至5のいずれか記載の記載のディスクロ
    ーディング装置。
  6. 【請求項6】 ディスクが略垂直状に収容される複数の
    ディスク収容溝が所定ピッチで設けられ、前記複数のデ
    ィスク収容溝の側壁に前記配列方向と略直交する方向に
    2個、配列方向に対して略逆向きに傾斜された案内面を
    有する位置決め部が隣り合うディスク収容溝に対応して
    形成されたディスクラックと、 このディスクラックに対向して前記配列方向に移動自在
    に設けられるものであって、前記ディスク収容溝のディ
    スクが選択的に着脱されるディスク駆動部が設けられた
    ディスク駆動本体と、 このディスク駆動本体に対して前記配列方向と略直交す
    る方向に移動自在に支持されるものであって、前記位置
    決め部の案内面に係合される一対の傾斜案内部が設けら
    れ、前記傾斜案内部が前記位置決め部の案内面に案内さ
    れて前記ディスク収容溝に導入され、前記ディスクを前
    記ディスク駆動部にローディングするローディング部材
    を有したディスクローディング機構と、 前記ディスク駆動本体のディスク駆動部に装着された前
    記ディスクを前記ディスクラックのディスク収容溝にア
    ンローディングするディスクアンローディング機構とを
    具備したディスクローディング装置。
  7. 【請求項7】 前記ディスクラックには、前記ディスク
    ローディング機構のローディング部材を配列方向と直交
    する方向に移動する複数の係合部が前記位置決め部に対
    応して設けられることを特徴とする請求項7記載のディ
    スクローディング装置。
  8. 【請求項8】 前記複数の係合部は、凹状に形成され、
    位置決め部の配列位置に応じて深さ寸法が異なることを
    特徴とする請求項8記載のディスクローディング装置。
JP4308595A 1995-03-02 1995-03-02 ディスクローディング装置 Pending JPH08241559A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009272027A (ja) * 2008-05-02 2009-11-19 Ncr Corp 在庫管理システムを有する媒体ディスクの遠隔貸出システムおよび方法

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