JPH0824144A - トースター - Google Patents

トースター

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Publication number
JPH0824144A
JPH0824144A JP16201594A JP16201594A JPH0824144A JP H0824144 A JPH0824144 A JP H0824144A JP 16201594 A JP16201594 A JP 16201594A JP 16201594 A JP16201594 A JP 16201594A JP H0824144 A JPH0824144 A JP H0824144A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
humidity
bread
state
heating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16201594A
Other languages
English (en)
Inventor
Yumiko Hara
由美子 原
Shinji Kondo
信二 近藤
Tadashi Sadahira
匡史 貞平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP16201594A priority Critical patent/JPH0824144A/ja
Publication of JPH0824144A publication Critical patent/JPH0824144A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 湿度変化と初期温度からパンの状態を判定
し、パンの状態と庫内の温度と温度変化率に応じた加熱
時間を決定する機能を備えたトースターを提供すること
を目的とする。 【構成】 パン焼きを開始すると制御手段7が加熱手段
3を動作させると共に、計時手段6がパン焼き開始から
の経過時間を計時し、湿度測定手段10がパン焼き開始
時の測定値V1とパン焼き開始ta秒後の測定値V2を
測定し、湿度変化としてV2とV1の差dVを出力す
る。また、温度検出素子4はパン焼き開始時の庫内の温
度Tとパン焼き開始後t秒間の温度変化dTを検出す
る。状態判定手段9はこの湿度変化dVと温度Tからパ
ンの状態を判定する。加熱パターン決定手段8はこの状
態と温度Tと温度変化dTから、加熱パターンを決定し
制御手段7に出力する。制御手段7はこの加熱パターン
と計時手段6による時間に従って加熱手段3を制御す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動パン焼きを行うトー
スターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のトースターの自動パン焼き機能
は、使用者が、冷凍かどうかを入力するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、使用者が冷凍
かどうかを入力する場合は、入力忘れや、誤入力がある
とトーストの焼き上がりが不良になるものであった。
【0004】本発明はこのような従来の課題を解決しよ
うとするものであって、湿度測定手段の測定値の時間変
化と温度検出手段の検出値とからパンの状態、つまり冷
凍かどうかを判定する機能を備えたトースターを提供す
ることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の手段は、加熱手段と、この加熱手段への通電
を制御する制御手段と、庫内の温度を検出する温度検出
素子と、時間を計測する計時手段と、湿度を測定する湿
度測定手段と、湿度測定手段の測定値の変化量と温度検
出素子の検出値を入力としてパンの状態が冷凍されてい
るか常温かを判定する状態判定手段とを備えたトースタ
ーとするものである。
【0006】
【作用】本発明のトースターは上記手段により湿度測定
手段の測定値の変化量と温度検出素子の検出値を入力と
してパンの状態が冷凍されているか常温かを判定する機
能を備えたトースターとして作用するものである。
【0007】
【実施例】本発明の実施例を図1、図2、図3を基に説
明する。先ず図1に基づいて本実施例の全体構成につい
て説明する。図1において、1はトースターの本体で、
前面に扉5を、内部には網2を、また、網2の上部及び
下部にはヒータ等の加熱手段3を備えている。本体1は
内部にサーミスタ等の温度検出素子4と、絶対湿度セン
サ等の湿度を測定する湿度測定手段10を、底部に時間
を計測する計時手段6と、加熱手段3を制御する制御手
段7を備えている。さらに、本体1は加熱パターン決定
手段8、状態判定手段9を備えている。状態判定手段9
は湿度測定手段10の測定値の変化量と温度検出素子4
の検出値を入力としてパンの状態を判定する。加熱パタ
ーン決定手段8は状態判定手段9による状態と温度検出
素子4による温度と温度変化率から加熱時間を決定す
る。計時手段6・制御手段7・加熱パターン決定手段8
・状態判定手段9は、本実施例ではマイクロコンピュー
タで構成している。
【0008】以下、本実施例の動作を説明する。使用者
は、扉5を開け、網2上にパンを置き、扉5を閉める。
次に、使用者が図示されていないスイッチを入れ、パン
焼きを開始すると制御手段7が加熱手段3を動作させる
と共に、計時手段6がパン焼き開始からの経過時間を計
時し、湿度測定手段10がパン焼き開始時の測定値V1
とパン焼き開始ta秒後の測定値V2を測定し、湿度変
化としてV2とV1の差dVを出力する。また、温度検
出素子4はパン焼き開始時の庫内の温度Tとパン焼き開
始後t秒間の温度変化dTを検出する。状態判定手段9
はこの湿度変化dVと温度Tからパンの状態を判定す
る。加熱パターン決定手段8はこの状態と温度Tと温度
変化dTから、加熱パターンを決定し制御手段7に出力
する。制御手段7はこの加熱パターンと計時手段6によ
る時間に従って加熱手段3を制御する。つまり、湿度変
化と初期温度からパンの状態を判定し、パンの状態と庫
内の温度と温度変化率に応じた加熱時間を決定する機能
を備えたトースターとして動作する。
【0009】次に、本実施例の状態判定手段9の動作に
付いて図2、図3に基づいて説明する。本実施例では状
態判定手段9は、湿度変化dVと初期温度Tを入力と
し、状態を出力するファジィ推論で構成する。トースタ
ーはトースト中に庫内温度が上昇する。何回か続けてト
ーストを行う際にはトースト初期に庫内温度が高い。と
ころが、湿度測定手段10の出力値は湿度依存性と共に
温度依存性を持つため、湿度測定手段10の出力値のみ
から湿度を判定することができない。そこでトースト開
始後の湿度測定手段10の出力値の変化量と初期温度か
らパンの状態を判定する。推論ルールは「初期温度が低
く、湿度変化が大きければ、状態=j1」というような
図2に示す6個のルールからなる。図2のj1からj4
はパンの状態を示す0から1までの数値で、これは常温
パンを0冷凍パンを1として冷凍の度合いを表した数値
である。初期温度が「低い」とか湿度変化が「大きい」
といった定性的な概念は図3に示すメンバーシップ関数
により定量的に表現される。
【0010】このように本実施例によると、湿度の時間
変化と初期温度からパンの状態、つまり冷凍かどうかを
判定する機能を備えたトースターを提供することができ
る。
【0011】なお、状態判定手段9としてファジィ推論
を用いる例を示したが、ニューラルネットワークや、関
数で表す方法も考えられる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、湿
度測定手段の測定値の時間変化と温度検出手段の検出値
とからパンの状態、つまり冷凍かどうかを判定する機能
を備えた装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のトースターの模式的断面図
【図2】本発明の状態判定手段の実施例であるファジィ
推論のルールを示す図
【図3】(a)同ファジイ推論の初期温度のメンバーシ
ップ関数を示す図 (b)同ファジイ推論の湿度変化のメンバーシップ関数
を示す図
【符号の説明】
1 本体 2 網 3 加熱手段 4 温度検出素子 5 扉 6 計時手段 7 制御手段 8 状態判定手段 9 加熱パターン決定手段 10 湿度測定手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱手段と、この加熱手段への通電を制
    御する制御手段と、庫内の温度を検出する温度検出素子
    と、時間を計測する計時手段と、湿度を測定する湿度測
    定手段と、湿度測定手段の測定値の変化量と温度検出素
    子の検出値を入力としてパンの状態が冷凍されているか
    常温かを判定する状態判定手段とを備えたトースター。
JP16201594A 1994-07-14 1994-07-14 トースター Pending JPH0824144A (ja)

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JP16201594A JPH0824144A (ja) 1994-07-14 1994-07-14 トースター

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JP16201594A JPH0824144A (ja) 1994-07-14 1994-07-14 トースター

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JPH0824144A true JPH0824144A (ja) 1996-01-30

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ID=15746435

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JP16201594A Pending JPH0824144A (ja) 1994-07-14 1994-07-14 トースター

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100461642B1 (ko) * 2001-12-28 2004-12-14 주식회사 엘지이아이 토스터기의 조리시간보상제어방법
US7164106B2 (en) * 2003-06-30 2007-01-16 Daewoo Electronics Corporation Toaster-cum-microwave oven having a humidity measuring device
CN101869439A (zh) * 2010-05-19 2010-10-27 广东新宝电器股份有限公司 面包机的烘烤控温方法
US10682014B2 (en) 2013-07-09 2020-06-16 Strix Limited Apparatus for heating food
US11234559B2 (en) 2015-01-09 2022-02-01 Strix Limited Apparatus for heating food

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