JPH08241349A - 回覧データの決裁処理方法 - Google Patents

回覧データの決裁処理方法

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JPH08241349A
JPH08241349A JP7051495A JP7051495A JPH08241349A JP H08241349 A JPH08241349 A JP H08241349A JP 7051495 A JP7051495 A JP 7051495A JP 7051495 A JP7051495 A JP 7051495A JP H08241349 A JPH08241349 A JP H08241349A
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JP7051495A
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English (en)
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Hisanobu Tamaoki
壽信 玉置
Kuniaki Nagashima
邦明 長島
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Fujita Corp
Original Assignee
Fujita Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 決裁済み回覧データのVANセンタへの送信
を不要にして、通信時間の短縮と通信コストの低減を可
能にした。 【構成】 下位の調書データ決裁用パソコン11からV
ANセンタ13をアクセスすることにより自分宛の調書
データを受信し、決裁処理を行った後、この決裁済み調
書データを構成するレコードのうちの所定識別番号のレ
コードに決裁署名データを書き込み、このレコードと識
別番号をVANセンタ13に送信する。VANセンタ1
3の情報処理装置132では、データ蓄積部134に登
録されている可決済み調書データと同一の調書データ内
の上記通知識別番号と同一のレコードを、送信されてく
る決裁署名データを書き込んだレコードと同一の内容に
書き換えて次の宛先へ回覧する。調書データ決裁用パソ
コン12では調書データ決裁用パソコン11で決裁され
た調書データを同様に処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回覧データの決裁処理
方法に関し、さらに詳しくは、各建設工事の作業所から
発生する発注依頼伝票(調書)や文書等の回覧データ作
成部署の端末と回覧データ決裁者の端末間をVAN(付
加価値通信網)経由で接続し、回覧データ作成部署の端
末で作成された回覧データをVAN経由で回覧データ決
裁者の端末で受信して、回覧データの決裁を電子的に行
う回覧データの決裁処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、建設工事の作業所において作成
した建設工事に関する見積依頼のための調書を直属の上
司などに回覧する場合の一手法としては、パソコン通信
等により書類をなくす方式が提案されている。この回覧
方式は、作業所及びその直属の上司である決裁者側にコ
ンピュータ端末をそれぞれ設置し、この各コンピュータ
端末を電話回線を介してVANに接続し、作業所のコン
ピュータ端末で作成した調書データをVAN経由で決裁
者側のコンピュータ端末で受信することにより、調書デ
ータの可/否を電子的に決裁し、「可」のときは、その
調書データを次の回覧先である決裁者または購買部署等
へVAN経由で回覧するようになっている。
【0003】ところで、調書を回覧先で決裁する場合
は、受信した調書に対する決裁の可/否にのみ限らず、
誰が決裁したかを明確にしておく必要がある。従来、こ
のような調書の決裁署名処理に際しては、決裁者のコン
ピュータ端末からVANセンタをアクセスすることによ
り、VANセンタのデータ蓄積部に登録されている自分
宛の調書データをコンピュータ端末で受信し、その調書
内容をチェックして可/否の決裁を行った後、「可」の
決裁を得た調書データ内の所定のレコード域に決裁者の
氏名、社員番号等の決裁署名データを書き込む。その
後、決裁署名データを含めた決裁済み調書データをVA
Nセンタへ送り返し、次の宛先へ回覧するようにしてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の調書データの決裁処理方式では、決裁者の
端末で受信した調書データに決裁処理を施し、かつ決裁
署名データを付加した後、この決裁署名データを含む調
書データ全体をVANセンタへ送り返すようにしている
ため、そのデータ転送に時間がかかり、通信コストが上
昇する問題がある。
【0005】本発明は、前記事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、可決済み回覧データ
のVANセンタへの送信を不要にして、通信時間の短縮
と通信コストの低減を可能にした回覧データの決裁処理
方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に請求項1の発明は、回覧データ作成用端末と回覧デー
タ決裁用端末間をVANセンタ経由で接続し、前記回覧
データ作成用端末で作成された回覧データをVANセン
タ経由で回覧データ決裁用端末により受信して、回覧デ
ータに対する決裁を電子的に行う回覧データの決裁処理
方法であって、前記VANセンタで受信した前記回覧デ
ータ作成用端末からの回覧データをVANセンタのデー
タ蓄積部に回覧宛先毎に登録する第1の工程と、前記回
覧データ決裁用端末から前記VANセンタをアクセスす
ることにより、前記データ蓄積部から前記回覧データ決
裁用端末宛の回覧データを受信し該回覧データ決裁用端
末に表示する第2の工程と、前記回覧データ決裁用端末
に表示された回覧データに対し決裁処理を行う第3の工
程と、前記第3の工程において回覧データが決裁「可」
とされた時に該回覧データを構成するレコードのうち回
覧データ毎に予め決められた識別番号のレコードに決裁
署名データを書き込む第4の工程と、前記決裁署名デー
タが書き込まれたレコードの識別番号と可決された回覧
データを次の宛先へ回覧する転送コマンドを前記VAN
センタに通知するとともに前記決裁署名データを書き込
んだレコードを前記VANセンタに送信する第5の工程
と、前記VANセンタにおいて、前記回覧データ決裁用
端末より通知される決済「可」の転送コマンドを受信し
た時に前記データ蓄積部に登録されている前記可決済み
回覧データと同一の回覧データのうち、前記通知されて
きたレコード識別番号と同一識別番号のレコードを前記
決裁署名データを書き込んだレコードと同一の内容に書
き換えながら前記可決済みの回覧データを前記転送コマ
ンドに従い次の宛先へ回覧する第6の工程とを備えてな
るものである。
【0007】請求項2の発明は、前記VANセンタにお
いて、前記回覧データ決裁用端末より通知される決裁
「否」の削除コマンドを受信した時は、その否決された
回覧データをデータ蓄積部から削除する工程を更に備え
てなるものである。
【0008】請求項3の発明は、前記回覧データ決裁用
端末を複数の回覧データ決裁用端末から構成したもので
ある。請求項4の発明は、前記各回覧データ決裁用端末
で可決されたそれぞれの回覧データの次の回覧宛先を回
覧データ毎に指示することにより、この指示された回覧
宛先へ可決済みの回覧データを回覧するようにしたもの
である。
【0009】
【作用】本発明においては、回覧データ決裁用端末から
VANセンタをアクセスすることにより受信した回覧デ
ータに対して可/否の決裁処理を行い、この決裁された
回覧データを構成するレコードのうち、回覧データ毎に
予め決められた識別番号のレコードに決裁署名データを
書き込み、この決裁署名データを書き込んだレコードの
みをVANセンタに送信するとともに、決裁用レコード
の識別番号と可決された回覧データを次の宛先へ回覧す
る転送コマンドをVANセンタに通知する。そして、V
ANセンタでは、データ蓄積部に登録されている可決済
み回覧データと同一の回覧データのうち、通知されたレ
コード識別番号と同一識別番号のレコードを、決裁署名
データを書き込んだレコードと同一の内容に書き換えな
がら可決済み回覧データを転送コマンドに従い次の宛先
へ回覧する。よって、決裁者で決裁した回覧データのう
ち決裁署名データを書き込んだレコードのみをVANセ
ンタへ送信するだけでよく、決裁済み回覧データを全て
VANセンタへ送信する必要がなくなるため、その通信
時間が短縮され、通信コストを低減することができる。
【0010】また、本発明においては、回覧データが否
決処理されたときは、その回覧データをデータ蓄積部か
ら削除することにより、データ蓄積部を小容量化でき
る。
【0011】また、本発明においては、複数の回覧デー
タ決裁用端末を備え、この各回覧データ決裁用端末で可
決されたそれぞれの回覧データの次の回覧宛先を回覧デ
ータ毎に指示し、この指示された回覧宛先へ可決済みの
回覧データを回覧することにより、各決裁部署での回覧
データの決裁処理に書類をなくすることができ、決裁処
理の高効率化が可能になる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、本発明方法を建設工事の調書データ決裁
処理に適用した処理システムの全体の概略構成図であ
る。図1において、10は建設工事の作業所(回覧デー
タ作成部署に相当)に設置される調書データ作成用パー
ソナルコンピュータ(以下、調書データ作成用パソコン
と略称する)、11は同一地区の各建設工事に点在する
作業所を統括する本社または支店に設置された作業所直
属の工事課長クラスに相当する下位の調書データ決裁用
パーソナルコンピュータ(以下、下位の調書データ決裁
用パソコンと略称する)、12は下位の調書データ決裁
用パソコン11と同様に本社または支店に設置される工
事課長の上位クラスの工事部長クラスに相当する上位の
調書データ決裁用パーソナルコンピュータ(以下、上位
の調書データ決裁用パソコンと略称する)であり、13
はVANセンタである。
【0013】上記下位の調書データ決裁用パソコン11
及び上位の調書データ決裁用パソコン12は、回覧され
てきた調書データに対し決裁処理を行い、その決裁結果
をVANセンタ13へ通知する機能、調書データを決裁
した時に該調書データを構成する多数のレコードのうち
の任意のレコードに決裁署名データを書き込む機能、こ
の決裁署名データが書き込まれた決裁用のレコードをV
ANセンタ13に送信する機能、決裁署名データが書き
込まれたレコードの識別番号と可決された調書データを
次の宛先へ回覧する転送コマンドをVANセンタ13に
通知する機能をそれぞれ備える。
【0014】VANセンタ13は、端末あるいはシステ
ムをVANに接続するために各地に設置された基本通信
機能やプロトコル変換、速度変換機能などの付加通信機
能を提供する複数のアクセスポイント131、各アクセ
スポイント131間及び後述の情報処理装置132を接
続する幹線網133を備え、同一のアクセスポイント
(または異なるアクセスポイント)131には一般専用
回線や加入電話網などの通信回線14を介して調書デー
タ作成用パソコン10、下位の調書データ決裁用パソコ
ン11及び上位の調書データ決裁用パソコン12がそれ
ぞれ接続されている。
【0015】情報処理装置132は、アプリケーション
プログラムを稼働させることにより、調書データの送受
信、その調書データの管理、可決された調書データを予
め決められた宛先の端末側へ回覧させる機能、及びネッ
トワーク全体を管理する機能を備えるとともに、データ
蓄積部に登録されている可決済み回覧データと同一の回
覧データのうち、通知されたレコード識別番号と同一識
別番号のレコードを、決裁署名データを書き込んだレコ
ードと同一の内容に書き換えるレコード書き換え手段1
32aと、該調書データを上記転送コマンドに従って次
の宛先へ回覧する調書データ回覧処理手段132bと、
否決された調書データを自動的に削除する調書データ削
除手段132cを備えている。
【0016】さらに、この情報処理装置132には、調
書データ作成用パソコン10で各種工事に対応して作成
された各種の調書データ及び下位の調書データ決裁用パ
ソコン11で決裁処理された調書データを登録する工事
課長クラスの下位のデータ蓄積部134と、下位の調書
データ決裁用パソコン11で決裁処理された調書データ
及び上位の調書データ決裁用パソコン12で決裁処理さ
れた調書データを登録する部長クラスの上位のデータ蓄
積部135がそれぞれ接続されている。なお、データ蓄
積部は各宛先毎に複数備えることにより、宛先毎の調書
データの蓄積が可能になる。
【0017】次に、上記のように構成された本実施例に
おける送信動作について、図2に示すフローチャートを
参照して説明する。まず、調書データ作成用パソコン1
0では、そのキーボード101等を操作することによ
り、建設工事の各種工事に関する見積依頼のための情報
を各種工事毎に入力し、所定の書式に従って各種工事の
調書を作成する(ステップS1)。このとき、作成され
る調書はCRT表示部102に表示され、この表示内容
から作成される調書の内容を確認できる。また、作成さ
れた調書データの予め定めた所定のレコードには、調書
名、作成年月日、作業所の所長名、宛先名等のデータが
書き込まれている。その後、調書データ作成用パソコン
10において、送信の立ち上げにより調書データ作成用
パソコン10とアクセスポイント131との通信回線が
確立されると、作成された調書データはアクセスポイン
ト131を通してVANセンタ13に送信される(ステ
ップS2)。
【0018】VANセンタ13の情報処理装置132で
は、アプリケーションプログラムを稼働することによっ
て所定の受信処理を行い(ステップS3)、これらの受
信した調書データを宛先毎にデータ蓄積部134に登録
する(ステップS4)。
【0019】次に、調書データ作成用パソコン10で作
成された調書データを下位の調書データ決裁用パソコン
11で決裁処理する場合について、図3に示すフローチ
ャートを参照して述べる。この場合は、下位の調書デー
タ決裁用パソコン11を立ち上げることにより、VAN
センタ13との通信回線をアクセスポイント131によ
り確立する(ステップS11)。次いで、自身の端末I
D及びパスワードを下位の調書データ決裁用パソコン1
1からVANセンタ13へ自動的に送信することによ
り、VANセンタ13に登録されている端末かを情報処
理装置132で判定する(ステップS12)。ここで、
VANセンタ13に登録されていない端末または異なる
パスワードであると判定されたときは、VANセンタ1
3へのアクセスを不能にする。また、VANセンタ13
に登録されている端末であり、かつパスワードが一致し
た端末であると判定されたときはアクセス可能にしてデ
ータ蓄積部134から下位の調書データ決裁用パソコン
11宛に送られてきている調書データの一覧データを読
み出し、この一覧データを下位の調書データ決裁用パソ
コン11に取り込んで、そのCRT表示部112に調書
データの一覧表を表示する(ステップS13)。
【0020】次に、下位の調書データ決裁用パソコン1
1では、CRT表示部112に表示されている調書デー
タの一覧表から決裁したい調書番号をキーボード111
等の操作により選択し(ステップS14)、この選択指
令をVANセンタ13に送信することにより、選択され
た調書番号の調書データをデータ蓄積部134から読み
出し、受信する(ステップS15)。次に、下位の調書
データ決裁用パソコン11では、受信した調書データを
CRT表示部112に表示し(ステップS16)、その
表示内容から調書の内容を検討して、その可/否を下位
の調書データ決裁用パソコン11を使用している決裁者
により決定する。ここで、各調書データの決裁の可/否
は、それぞれに対応して予め決められたキーボード11
1上の所定のキーを操作することにより、可/否の決裁
を行う(ステップS17)。
【0021】次のステップS18では、下位の調書デー
タ決裁用パソコン11において、決裁の可/否を判定す
る。ここで、可の場合は、ステップS19に進み、可決
された調書データに対して、この調書データを構成する
レコードのうちの予め決められた識別番号の決裁用レコ
ードに決裁者の名前、社員番号等(この場合は、作業所
の直属の上司である工事課長の名前となる)をキーボー
ド111を操作することにより書き込む。その後、決裁
者の名前等を書き込んだレコードの識別番号と可決され
た調書データを次に回覧する宛先の転送コマンドをVA
Nセンタ13へ通知するとともに(ステップS20)、
決裁署名データが書き込まれたレコードをVANセンタ
13へ送信する(ステップS21)。なお、下位の決裁
署名レコードをVANセンタへ通知する場合は、調書デ
ータ受信後通信回線を一旦切り、下位の調書データ決裁
用パソコン11での決裁処理が全て終了した後に再び通
信回線を確立し、決裁署名レコードをまとめてVANセ
ンタに送る構成にしてもよい。
【0022】下位の調書データ決裁用パソコン11から
のレコード識別番号を受けた情報処理装置132のレコ
ード書き換え手段132a及び調書データ回覧処理手段
132bでは、このレコード識別番号に基づいて、デー
タ蓄積部134に登録されている、上記可決済み調書デ
ータと同一の調書データ内のレコード識別番号を指定
し、この識別番号のレコードを課長決裁署名後のレコー
ドと同一の内容に書き換えながら可決済みの調書データ
を上位の決裁者である上位の調書データ決裁用パソコン
12宛へ回覧できるように上位のデータ蓄積部135に
転送し登録する(ステップS22)。
【0023】一方、ステップS18において、受信した
決裁データが否であると判定された場合はステップS2
3に進み、否決された調書データに対して、その削除コ
マンドに調書の否決理由なども書き込み、VANセンタ
13へ通知する。次に、否決された調書データを調書デ
ータ削除手段132cにより下位のデータ蓄積部134
から削除する(ステップS24)。なお、否決された理
由はVANセンタ13の内蔵記憶部に活動記録(ログ)
として残る。また、この否決処理も上記決裁処理と同様
に、まとめてVANセンタに送る構成にしてもよい。
【0024】次に、下位の調書データ決裁用パソコン1
1で決裁された調書データを上位の調書データ決裁用パ
ソコン12で決裁処理する場合について、図4に示すフ
ローチャートを参照して述べる。この場合は、上位の調
書データ決裁用パソコン12を立ち上げることにより、
VANセンタ13との通信回線をアクセスポイント13
1により確立する(ステップS31)。次いで、自身の
端末ID及びパスワードを上位の調書データ決裁用パソ
コン12からVANセンタ13へ自動的に送信すること
により、VANセンタ13に登録されている端末かを情
報処理装置132で判定する(ステップS32)。ここ
で、VANセンタ13に登録されていない端末又は異な
るパスワードであると判定されたときは、VANセンタ
13へのアクセスを不能にする。また、VANセンタ1
3に登録されている端末であり、かつパスワードが一致
する端末であると判定されたときはアクセス可能にして
データ蓄積部135から上位の調書データ決裁用パソコ
ン12宛に送られてきている調書データの一覧データを
読み出し、この一覧データを上位の調書データ決裁用パ
ソコン12に取り込んで、そのCRT表示部122に調
書データの一覧表を表示する(ステップS33)。
【0025】上位の調書データ決裁用パソコン12で
は、CRT表示部122に表示されている調書データの
一覧表から下位の決裁者で決裁済みの調書番号をキーボ
ード121等の操作により選択し(ステップS34)、
この選択指令をVANセンタ13に送信することによ
り、選択された調書番号の調書データをデータ蓄積部1
35から読み出し、受信する(ステップS35)。次
に、上位の調書データ決裁用パソコン12では、受信し
た調書データをCRT表示部122に表示し(ステップ
S36)、その表示内容から調書の内容を検討して、そ
の可/否を上位の調書データ決裁用パソコン12を使用
している決裁者により決定する。ここで、決裁の可/否
は、それぞれに対応して予め決められたキーボード12
1上の所定のキーを操作することにより、可/否の決裁
を行う(ステップS37)。
【0026】次のステップS38では、上位の調書デー
タ決裁用パソコン12において、決裁の可/否を判定す
る。ここで、可の場合は、ステップS39に進み、可決
された調書データに対して、この調書データを構成する
レコードのうちの予め決められた識別番号の決裁用レコ
ードに決裁者の名前、社員番号等(この場合は、課長部
署の直属の上司である工事部長の名前となる)をキーボ
ード121を操作することにより書き込む。その後、決
裁者の名前等を書き込んだレコードの識別番号と可決さ
れた調書データを次に回覧する宛先の転送コマンドをV
ANセンタ13へ通知するとともに(ステップS4
0)、決裁署名データが書き込まれたレコードをVAN
センタ13へ送信する(ステップS41)。なお、上位
の決裁署名レコードをVANセンタへ通知する場合は、
調書データ受信後通信回線を一旦切り、上位の調書デー
タ決裁用パソコン12での決裁処理が全て終了した後に
再び通信回線を確立し、決裁署名レコードをまとめてV
ANセンタに送る構成にしてもよい。
【0027】上位の調書データ決裁用パソコン12から
のレコード識別番号を受けた情報処理装置132のレコ
ード書き換え手段132a及び調書データ回覧処理手段
132bでは、このレコード識別番号に基づいて、デー
タ蓄積部135に登録されている、上記可決済み調書デ
ータと同一の調書データ内のレコード識別番号を指定
し、この識別番号のレコードを部長決裁署名後のレコー
ドと同一の内容に書き換えながら可決済みの調書データ
を更に上位の決裁者または購買部署へ回覧できるように
処理する(ステップS42)。
【0028】一方、ステップS38において、受信した
決裁データが否であると判定された場合はステップS4
3に進み、否決された調書データに対して、その削除コ
マンドに調書の否決理由なども書き込み、VANセンタ
13へ通知する。次に、否決された調書データを調書デ
ータ削除手段132cにより上位のデータ蓄積部135
から削除する(ステップS44)。なお、否決された理
由はVANセンタ13の内蔵記憶部に活動記録(ログ)
として残る。また、この否決処理も上記決裁処理と同様
に、まとめてVANセンタに送る構成にしてもよい。
【0029】上記のように本実施例においては、下位の
調書データ決裁用パソコン11からVANセンタ13を
アクセスすることにより、データ蓄積部134に登録さ
れている自分宛の調書データの一覧表をCRT表示部1
11に表示し、この一覧表から決裁したい調書データを
選択し受信してCRT表示部111に表示し、この調書
データに対して可/否の決裁処理を行い、この決裁され
た調書データを構成するレコードのうち、各調書データ
毎に予め決められた識別番号のレコードに決裁署名デー
タを書き込み、この決裁署名データを書き込んだレコー
ドのみをVANセンタに送信するとともに、決裁用レコ
ードの識別番号と可決された調書データを次の宛先へ回
覧する転送コマンドをVANセンタ13に通知する。そ
して、VANセンタ13の情報処理装置132では、調
書データ決裁用パソコン11より通知される決裁「可」
の転送コマンドを受信した時にデータ蓄積部134に登
録されている可決済み調書データと同一の調書データの
うち、通知されたレコード識別番号と同一識別番号のレ
コードを、決裁署名データを書き込んだレコードと同一
の内容に書き換えながら、この可決済み調書データを前
記転送コマンドに従い予め決めた宛先へ回覧する。さら
に、下位の調書データ決裁用パソコン11で決裁された
調書データは上位の調書データ決裁用パソコン12によ
り、同様にして決裁処理された後、更に上位の決裁者ま
たは購買部署へ回覧される構成にした。
【0030】従って、決裁部署で決裁した調書データの
うちの決裁署名データを書き込んだレコードのみをVA
Nセンタへ送信するだけでよく、決裁済み調書データを
全てVANセンタへ送信する必要がなくなるため、その
通信時間が短縮され、通信コストを低減することができ
る。
【0031】また、本実施例においては、調書データが
否決処理されたときは、その調書データをデータ蓄積部
から削除することにより、データ蓄積部の小容量化が可
能になる。
【0032】また、本実施例においては、下位の調書デ
ータ決裁用パソコン11の決裁調書データを上位の調書
データ決裁用パソコン12へ回覧し、ここで決裁した
後、更に上位の決裁者または購買部署へ回覧するように
なっているので、各決裁者での調書データの決裁処理に
書類をなくすることができ、決裁処理の高効率化が可能
になる。
【0033】なお、本発明は、上記実施例に記載された
構成のものに限らず、請求項に記載した範囲を逸脱しな
い限り、種々の変形が可能である。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、回覧デー
タ決裁用端末からVANセンタをアクセスすることによ
り受信した回覧データに対して可/否の決裁処理を行
い、この決裁された回覧データを構成するレコードのう
ち、各回覧データ毎に予め決められた識別番号のレコー
ドに決裁署名データを書き込み、この決裁署名データを
書き込んだレコードのみをVANセンタに送信するとと
もに、決裁用レコードの識別番号と可決された回覧デー
タを次の宛先へ回覧する転送コマンドをVANセンタに
通知する。そして、VANセンタでは、回覧データ決裁
用端末より通知される決裁「可」の転送コマンドを受信
した時にデータ蓄積部に登録されている可決済み回覧デ
ータと同一の回覧データのうち、通知されたレコード識
別番号と同一識別番号のレコードを、決裁署名データを
書き込んだレコードと同一の内容に書き換えた後、この
決裁用レコードを書き換えた可決済み回覧データを転送
コマンドに従い次の宛先へ回覧する。従って、本発明に
よれば、決裁者が決裁した回覧データのうち決裁署名デ
ータを書き込んだレコードのみをVANセンタへ送信す
るだけでよく、決裁済み回覧データを全てVANセンタ
へ送信する必要がなくなるため、その通信時間が短縮さ
れ、通信コストを低減することができる。
【0035】また、本発明によれば、回覧データが否決
処理されたときは、その回覧データをデータ蓄積部から
削除することにより、データ蓄積部を小容量化できる。
【0036】また、本発明によれば、複数の回覧データ
決裁用端末を備え、この各回覧データ決裁用端末で決裁
されたそれぞれの回覧データの次の回覧宛先を回覧デー
タ毎に指示し、この指示された回覧宛先へ決裁済みの回
覧データを回覧することにより、各決裁部署での回覧デ
ータの決裁処理を全てにおいて書類をなくすことがで
き、決裁処理の高効率化ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を建設工事の調書データ決裁処理に
適用した処理システムの全体の概略構成図である。
【図2】本実施例における調書データの作成及び送信処
理の手順を示すフローチャートである。
【図3】本実施例における下位の調書データ決裁用パソ
コンによる決裁処理の動作手順を示すフローチャートで
ある。
【図4】本実施例における上位の調書データ決裁用パソ
コンによる決裁処理の動作手順を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
10 調書データ作成用パソコン(回覧データ作成用端
末) 11 下位の調書データ決裁用パソコン(回覧データ決
裁用端末) 12 上位の調書データ決裁用パソコン(回覧データ決
裁用端末) 13 VANセンタ 131 アクセスポイント 132 情報処理装置 133 幹線網 134 データ蓄積部 135 データ蓄積部 132a レコード書き換え手段 132b 調書データ回覧処理手段 132c 調書データ削除手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回覧データ作成用端末と回覧データ決裁
    用端末間をVANセンタ経由で接続し、前記回覧データ
    作成用端末で作成された回覧データをVANセンタ経由
    で回覧データ決裁用端末により受信して、回覧データに
    対する決裁を電子的に行う回覧データの決裁処理方法で
    あって、 前記VANセンタで受信した前記回覧データ作成用端末
    からの回覧データをVANセンタのデータ蓄積部に回覧
    宛先毎に登録する第1の工程と、 前記回覧データ決裁用端末から前記VANセンタをアク
    セスすることにより、前記データ蓄積部から前記回覧デ
    ータ決裁用端末宛の回覧データを受信し該回覧データ決
    裁用端末に表示する第2の工程と、 前記回覧データ決裁用端末に表示された回覧データに対
    し決裁処理を行う第3の工程と、 前記第3の工程において回覧データが決裁「可」とされ
    た時に該回覧データを構成するレコードのうち回覧デー
    タ毎に予め決められた識別番号のレコードに決裁署名デ
    ータを書き込む第4の工程と、 前記決裁署名データが書き込まれたレコードの識別番号
    と可決された回覧データを予め決めた宛先へ回覧する決
    裁「可」の転送コマンドを前記VANセンタに通知する
    とともに前記決裁署名データを書き込んだレコードを前
    記VANセンタに送信する第5の工程と、 前記VANセンタにおいて、前記回覧データ決裁用端末
    より通知される転送コマンドを受信した時に前記データ
    蓄積部に登録されている前記可決された回覧データと同
    一の回覧データのうち、前記通知されてきたレコード識
    別番号と同一識別番号のレコードを前記決裁署名データ
    を書き込んだレコードと同一の内容に書き換えながら前
    記可決済みの回覧データを前記転送コマンドに従い次の
    宛先へ回覧する第6の工程と、 を備えてなる回覧データの決裁処理方法。
  2. 【請求項2】 前記VANセンタにおいて、前記回覧デ
    ータ決裁用端末より通知される決裁「否」の削除コマン
    ドを受信した時は、これに対応する回覧データをデータ
    蓄積部から削除する工程を更に備えてなる請求項1記載
    の回覧データの決裁処理方法。
  3. 【請求項3】 前記回覧データ決裁用端末が複数の回覧
    データ決裁用端末から構成される請求項1または2記載
    の回覧データの決裁処理方法。
  4. 【請求項4】 前記各回覧データ決裁用端末で可決され
    たそれぞれの回覧データの次の回覧宛先を回覧データ毎
    に指示することにより、この指示された回覧宛先へ可決
    済みの回覧データを回覧する請求項3記載の回覧データ
    の決裁処理方法。
JP7051495A 1995-03-03 1995-03-03 回覧データの決裁処理方法 Pending JPH08241349A (ja)

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