JPH08240736A - 光ファイバ接続器 - Google Patents
光ファイバ接続器Info
- Publication number
- JPH08240736A JPH08240736A JP7042183A JP4218395A JPH08240736A JP H08240736 A JPH08240736 A JP H08240736A JP 7042183 A JP7042183 A JP 7042183A JP 4218395 A JP4218395 A JP 4218395A JP H08240736 A JPH08240736 A JP H08240736A
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- JP
- Japan
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- optical
- optical fiber
- butt
- connection
- optical fibers
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- Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 突き合わせ接続された光ファイバの接続損失
を安定に維持することができ、しかも、光ファイバの接
続の作業性が向上する光ファイバ接続器を提供する。 【構成】 本体容器2内部に、光ファイバ4同士を突き
合わせ接続する光接続部5と、この光接続部5において
接続される光ファイバの接続余長6を収納する余長収納
部7とを備えてなり、光接続部5には、一対の光ファイ
バ4の突き合わせ端部4a同士を突き合わせ接続可能に
位置決めする位置決め手段13と、該位置決め手段13
で位置決めされた突き合わせ端部4a同士を固定する固
定手段9a、9bとが設けられ、余長収納部7には、本
体容器2内面に突設されて光ファイバ4の湾曲半径を規
定以上に維持する半径維持部3aと、本体容器2に対し
て光ファイバ4を引き留める引留具18とが設けられて
いる。
を安定に維持することができ、しかも、光ファイバの接
続の作業性が向上する光ファイバ接続器を提供する。 【構成】 本体容器2内部に、光ファイバ4同士を突き
合わせ接続する光接続部5と、この光接続部5において
接続される光ファイバの接続余長6を収納する余長収納
部7とを備えてなり、光接続部5には、一対の光ファイ
バ4の突き合わせ端部4a同士を突き合わせ接続可能に
位置決めする位置決め手段13と、該位置決め手段13
で位置決めされた突き合わせ端部4a同士を固定する固
定手段9a、9bとが設けられ、余長収納部7には、本
体容器2内面に突設されて光ファイバ4の湾曲半径を規
定以上に維持する半径維持部3aと、本体容器2に対し
て光ファイバ4を引き留める引留具18とが設けられて
いる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メカニカルスプライス
などの光ファイバの突き合わせ接続に用いられる光ファ
イバ接続器に関する。
などの光ファイバの突き合わせ接続に用いられる光ファ
イバ接続器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光ファイバ接続器においては、突
き合わせた2本の光ファイバを同一のハウジング内に固
定する構造となっている。前記光ファイバ接続器の位置
決め調心構造としては、(1)精密細管(以下、「マイ
クロキャピラリー」)内にその両端から光ファイバを挿
入して突き合わせる構造、(2)V溝において光ファイ
バ同士を突き合わせる構造、(3)3本の精密ロッドあ
るいは3個の精密ボールの中心に光ファイバを担持して
位置決めする構造などがある。
き合わせた2本の光ファイバを同一のハウジング内に固
定する構造となっている。前記光ファイバ接続器の位置
決め調心構造としては、(1)精密細管(以下、「マイ
クロキャピラリー」)内にその両端から光ファイバを挿
入して突き合わせる構造、(2)V溝において光ファイ
バ同士を突き合わせる構造、(3)3本の精密ロッドあ
るいは3個の精密ボールの中心に光ファイバを担持して
位置決めする構造などがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記のよう
な光ファイバ接続器の場合、光ファイバを単にハウジン
グ内に固定する構造であることに起因して以下のような
問題が生じていた。すなわち、突き合わせた光ファイバ
を固定しているハウジングと光ファイバとの熱膨張率の
差によって、温度変化を受けた際に光ファイバの突き合
わせ状態が変化してしまう。これにより、光ファイバの
接続損失が変動するという問題があった。また、前記ハ
ウジングにおいては弾性体によって光ファイバを保持し
ているが、この弾性体の経年劣化により光ファイバの保
持力が低下して、光ファイバの突き合わせ状態が変化し
て接続損失が変動するといった問題もあった。
な光ファイバ接続器の場合、光ファイバを単にハウジン
グ内に固定する構造であることに起因して以下のような
問題が生じていた。すなわち、突き合わせた光ファイバ
を固定しているハウジングと光ファイバとの熱膨張率の
差によって、温度変化を受けた際に光ファイバの突き合
わせ状態が変化してしまう。これにより、光ファイバの
接続損失が変動するという問題があった。また、前記ハ
ウジングにおいては弾性体によって光ファイバを保持し
ているが、この弾性体の経年劣化により光ファイバの保
持力が低下して、光ファイバの突き合わせ状態が変化し
て接続損失が変動するといった問題もあった。
【0004】さらに、光ファイバ同士を接続する場合、
接続作業に要する余長を確保するが、接続後にも余長を
光接続部の近傍に保持しておくことが好ましく、接続余
長を光接続部近傍に安定に保持することができる光ファ
イバの接続器の開発が求められていた。
接続作業に要する余長を確保するが、接続後にも余長を
光接続部の近傍に保持しておくことが好ましく、接続余
長を光接続部近傍に安定に保持することができる光ファ
イバの接続器の開発が求められていた。
【0005】本発明は、前述の課題に鑑みてなされたも
ので、突き合わせ接続された光ファイバの接続損失を安
定に維持することができ、しかも、光ファイバの接続の
作業性が向上する光ファイバ接続器を提供することを目
的とするものである。
ので、突き合わせ接続された光ファイバの接続損失を安
定に維持することができ、しかも、光ファイバの接続の
作業性が向上する光ファイバ接続器を提供することを目
的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、本体容器内部に、光ファイバ同士を互いに
突き合わせ接続する光接続部と、この光接続部において
接続される光ファイバの接続余長を収納する余長収納部
とを備えてなり、前記光接続部には、一対の光ファイバ
の突き合わせ端部同士を突き合わせ接続可能に位置決め
する位置決め手段と、該位置決め手段で位置決めされた
突き合わせ端部同士を固定する固定手段とが設けられ、
前記余長収納部には、本体容器内面に突設されて光ファ
イバの湾曲半径を規定以上に維持する半径維持部と、本
体容器に対して光ファイバを引き留める引留具とが設け
られていることを前記課題の解決手段とした。
決するため、本体容器内部に、光ファイバ同士を互いに
突き合わせ接続する光接続部と、この光接続部において
接続される光ファイバの接続余長を収納する余長収納部
とを備えてなり、前記光接続部には、一対の光ファイバ
の突き合わせ端部同士を突き合わせ接続可能に位置決め
する位置決め手段と、該位置決め手段で位置決めされた
突き合わせ端部同士を固定する固定手段とが設けられ、
前記余長収納部には、本体容器内面に突設されて光ファ
イバの湾曲半径を規定以上に維持する半径維持部と、本
体容器に対して光ファイバを引き留める引留具とが設け
られていることを前記課題の解決手段とした。
【0007】
【作用】本発明の光ファイバ接続器によれば、光接続し
た光ファイバの接続余長を、余長収納部において、半径
維持部に沿って湾曲させることによって、規定以上の湾
曲半径を維持して収納する。また、光ファイバに作用す
る外力を引留部が支持して余長収納部内部の光ファイバ
に外力の影響を与えない。
た光ファイバの接続余長を、余長収納部において、半径
維持部に沿って湾曲させることによって、規定以上の湾
曲半径を維持して収納する。また、光ファイバに作用す
る外力を引留部が支持して余長収納部内部の光ファイバ
に外力の影響を与えない。
【0008】
【実施例】以下本発明の光ファイバ接続器の一実施例
を、図1から図3を参照して説明する。図中符号1は、
本実施例の光ファイバ接続器である。この光ファイバ接
続器1は、図1に示すように、平面視楕円形を成す本体
容器2の基板3上に、光ファイバ4同士を互いに突き合
わせ接続する光接続部5と、この光接続部5において光
接続される光ファイバ4の接続余長6を収納する余長収
納部7とを備えている。
を、図1から図3を参照して説明する。図中符号1は、
本実施例の光ファイバ接続器である。この光ファイバ接
続器1は、図1に示すように、平面視楕円形を成す本体
容器2の基板3上に、光ファイバ4同士を互いに突き合
わせ接続する光接続部5と、この光接続部5において光
接続される光ファイバ4の接続余長6を収納する余長収
納部7とを備えている。
【0009】前記本体容器2の縁部には、フランジ2a
が全周にわたって突設されている。前記基板3の中央部
には、光ファイバ4の湾曲半径を規定以上に維持する半
径維持部としてのマンドレル3aが突設されている。こ
のマンドレル3aは、平面視、本体容器2と略相似形の
楕円形に形成されている。フランジ2aとマンドレル3
aの間の領域は、全体が前記余長収納部7とされてい
る。
が全周にわたって突設されている。前記基板3の中央部
には、光ファイバ4の湾曲半径を規定以上に維持する半
径維持部としてのマンドレル3aが突設されている。こ
のマンドレル3aは、平面視、本体容器2と略相似形の
楕円形に形成されている。フランジ2aとマンドレル3
aの間の領域は、全体が前記余長収納部7とされてい
る。
【0010】前記光接続部5は、突き合わせ接続される
光ファイバ4の先端に形成された突き合わせ端部4aの
先端同士を突き合わせ接続可能に位置決めする位置決め
部材8と、該位置決め部材8で位置決めされた突き合わ
せ端部4a同士を固定する固定手段としての弾性体9a
および楔9bとを有してなり、本体容器2の平面視短軸
方向の一側部に設けられている。
光ファイバ4の先端に形成された突き合わせ端部4aの
先端同士を突き合わせ接続可能に位置決めする位置決め
部材8と、該位置決め部材8で位置決めされた突き合わ
せ端部4a同士を固定する固定手段としての弾性体9a
および楔9bとを有してなり、本体容器2の平面視短軸
方向の一側部に設けられている。
【0011】前記位置決め部材8は、図1および図2に
示すように、プラスチック等の熱膨張率の低い樹脂から
なる断面コ字状の部材であって、フランジ2aの平面視
短軸方向の内壁とマンドレル3aの同短軸方向の側壁と
の間に挟まれた溝部10と、前記マンドレル3aの短軸
方向の一側部に設けられて前記溝部10内に開口する凹
部3bの内部に固定されている。この位置決め部材8の
底部11の内壁面12には、前記突き合わせ端部2aを
位置決めする位置決め手段としてのV溝13が形成され
ている。
示すように、プラスチック等の熱膨張率の低い樹脂から
なる断面コ字状の部材であって、フランジ2aの平面視
短軸方向の内壁とマンドレル3aの同短軸方向の側壁と
の間に挟まれた溝部10と、前記マンドレル3aの短軸
方向の一側部に設けられて前記溝部10内に開口する凹
部3bの内部に固定されている。この位置決め部材8の
底部11の内壁面12には、前記突き合わせ端部2aを
位置決めする位置決め手段としてのV溝13が形成され
ている。
【0012】前記底部11の内壁面12上には、前記弾
性体9aが載置されている。この弾性体9aは、シリコ
ンゴム製であって、概略平板状に形成され、位置決め部
材8の開口部内に挿入されている。この弾性体9aの上
面上には、開口部内に挿入されることにより該弾性体9
aを位置決め部材8の底部11に押圧する楔9bが、位
置決め部材8の開口部の内外に挿抜可能に配置されてい
る。この楔9bは、マンドレル3a上面上に形成された
ガイド溝3c内に移動自在に挿入されている。このガイ
ド溝3cは、マンドレル3aの短軸に沿って2本並列に
形成され、それぞれ先端が位置決め部材8の開口部と連
通されている。
性体9aが載置されている。この弾性体9aは、シリコ
ンゴム製であって、概略平板状に形成され、位置決め部
材8の開口部内に挿入されている。この弾性体9aの上
面上には、開口部内に挿入されることにより該弾性体9
aを位置決め部材8の底部11に押圧する楔9bが、位
置決め部材8の開口部の内外に挿抜可能に配置されてい
る。この楔9bは、マンドレル3a上面上に形成された
ガイド溝3c内に移動自在に挿入されている。このガイ
ド溝3cは、マンドレル3aの短軸に沿って2本並列に
形成され、それぞれ先端が位置決め部材8の開口部と連
通されている。
【0013】楔9bの先端9cは、位置決め部材8の開
口部内に挿入された際に弾性体9aを位置決め部材8の
底部11に押しつける方向に押圧可能な鋭角に形成さ
れ、かつ位置決め部材8の上壁部14の内壁面15に沿
って摺動可能に位置されている。また、この楔9bは、
図示しない係合部によってガイド溝3c内からの離脱が
規制されているが、本体容器2と別体としてもよい。な
お、位置決め部材8の奥部16とフランジ2aとの間の
溝部10は、光ファイバ4を配線可能な配線溝17とさ
れている。
口部内に挿入された際に弾性体9aを位置決め部材8の
底部11に押しつける方向に押圧可能な鋭角に形成さ
れ、かつ位置決め部材8の上壁部14の内壁面15に沿
って摺動可能に位置されている。また、この楔9bは、
図示しない係合部によってガイド溝3c内からの離脱が
規制されているが、本体容器2と別体としてもよい。な
お、位置決め部材8の奥部16とフランジ2aとの間の
溝部10は、光ファイバ4を配線可能な配線溝17とさ
れている。
【0014】余長収納部7は、前記マンドレル3aと、
本体容器2のフランジ2aの2箇所においてフランジ2
aの内外に貫設され、内部に収納する光ファイバ4の接
続余長6の基端部を引き留める引留具18とを備えてい
る。この引留具18としては、シリコンゴムによるクラ
ンプ等の着脱可能なもの、または接着剤等の着脱不可能
なものが適用される。また、引留具18は、光接続部5
から離間しているので、設計の自由度が大きく、光ファ
イバ4の支持力を大幅に増大することが容易である。
本体容器2のフランジ2aの2箇所においてフランジ2
aの内外に貫設され、内部に収納する光ファイバ4の接
続余長6の基端部を引き留める引留具18とを備えてい
る。この引留具18としては、シリコンゴムによるクラ
ンプ等の着脱可能なもの、または接着剤等の着脱不可能
なものが適用される。また、引留具18は、光接続部5
から離間しているので、設計の自由度が大きく、光ファ
イバ4の支持力を大幅に増大することが容易である。
【0015】前記光ファイバ接続器1によって光ファイ
バ4同士を光接続するには、まず、光接続する各光ファ
イバ4の接続余長6となる部分を設定して該接続余長6
の基端部を引留具18で固定した後、接続余長6をマン
ドレル3aの周囲に卷装するようにして収納する。この
際、接続余長6は、先端が少なくとも光接続部5の中央
部に到達可能な状態にしておく。次に、接続余長6先端
の被覆を除去して突き合わせ端部4aを形成し、この突
き合わせ端部4aをV溝13の両端から挿入して突き合
わせる。この際、双方の突き合わせ端部4aの突き合わ
せ位置は、2本のガイド溝3cのそれぞれに沿って挿入
される楔9bの挿入位置の隙間に位置することが望まし
い。
バ4同士を光接続するには、まず、光接続する各光ファ
イバ4の接続余長6となる部分を設定して該接続余長6
の基端部を引留具18で固定した後、接続余長6をマン
ドレル3aの周囲に卷装するようにして収納する。この
際、接続余長6は、先端が少なくとも光接続部5の中央
部に到達可能な状態にしておく。次に、接続余長6先端
の被覆を除去して突き合わせ端部4aを形成し、この突
き合わせ端部4aをV溝13の両端から挿入して突き合
わせる。この際、双方の突き合わせ端部4aの突き合わ
せ位置は、2本のガイド溝3cのそれぞれに沿って挿入
される楔9bの挿入位置の隙間に位置することが望まし
い。
【0016】次に、楔9bを位置決め部材8の開口部奥
方に挿入する。こうすることにより、弾性体9aがV溝
13底部に向けて押しつけられ、突き合わせ端部4aが
突き合わせ状態のままV溝13の底部に押圧され、弾性
体9aとV溝13との間に挟持される。また、楔9b
は、位置決め部材8の開口部に挿入した際に後端が位置
決め部材8外に露出状態になっているので、位置決め部
材8から引き抜くことにより、接続の切り替え等に光フ
ァイバ4の挟持を簡単に解除することができる。
方に挿入する。こうすることにより、弾性体9aがV溝
13底部に向けて押しつけられ、突き合わせ端部4aが
突き合わせ状態のままV溝13の底部に押圧され、弾性
体9aとV溝13との間に挟持される。また、楔9b
は、位置決め部材8の開口部に挿入した際に後端が位置
決め部材8外に露出状態になっているので、位置決め部
材8から引き抜くことにより、接続の切り替え等に光フ
ァイバ4の挟持を簡単に解除することができる。
【0017】したがって、本発明の光ファイバ接続器に
よれば、接続余長6を光接続部5の近傍の余長収納部7
において収納するので、接続余長6の収納作業に便利で
あるとともに、接続余長6を長期にわたって保護するこ
とができ、光信号の伝送精度や接続損失を安定に維持す
ることができる。特に、引留具18によって接続余長6
の基端部が固定されるので、光ファイバ4に作用する引
っ張り等の外力が接続余長6に作用することを防止する
ことができ、光接続部5を安定に保護することができ
る。
よれば、接続余長6を光接続部5の近傍の余長収納部7
において収納するので、接続余長6の収納作業に便利で
あるとともに、接続余長6を長期にわたって保護するこ
とができ、光信号の伝送精度や接続損失を安定に維持す
ることができる。特に、引留具18によって接続余長6
の基端部が固定されるので、光ファイバ4に作用する引
っ張り等の外力が接続余長6に作用することを防止する
ことができ、光接続部5を安定に保護することができ
る。
【0018】また、光ファイバ接続器1は、V溝13に
配置した光ファイバ4を同士を、位置決め部材8の奥部
に楔9bを押し込むだけで接続することができるので、
光ファイバ同士の突き合わせ接続する場合の作業能率が
向上する。特に、光接続部5が光ファイバ4をV溝13
の両端から挿入して突き合わせ接続する構成であるた
め、接続余長6を余長収納部7に収納した後に光ファイ
バ4同士の接続作業を行なうことが可能になっているの
で、接続余長6の収納の作業能率も向上する。
配置した光ファイバ4を同士を、位置決め部材8の奥部
に楔9bを押し込むだけで接続することができるので、
光ファイバ同士の突き合わせ接続する場合の作業能率が
向上する。特に、光接続部5が光ファイバ4をV溝13
の両端から挿入して突き合わせ接続する構成であるた
め、接続余長6を余長収納部7に収納した後に光ファイ
バ4同士の接続作業を行なうことが可能になっているの
で、接続余長6の収納の作業能率も向上する。
【0019】なお、本体容器2には、光ファイバ4同士
の接続完了後に、蓋を取り付けるようにしてもよい。多
心の光ファイバに対しては、複数のV溝13を並列に形
成する。光接続部5における位置決め手段としては、V
溝13内にマイクロキャピラリーを設置した構成や、位
置決め部材8の底部11の内壁面12上にマイクロキャ
ピラリーを直接固定した構成であっても構わない。ま
た、V溝以外の位置決め溝、V溝以外の位置決め溝に設
置したマイクロキャピラリー、光ファイバ4の突き合わ
せ位置の両側部に設置した3本の精密ロッド、あるい
は、3個の精密ボールを用いた位置決め手段によって光
ファイバ4の位置決めを行なう構成とすることも可能で
ある。
の接続完了後に、蓋を取り付けるようにしてもよい。多
心の光ファイバに対しては、複数のV溝13を並列に形
成する。光接続部5における位置決め手段としては、V
溝13内にマイクロキャピラリーを設置した構成や、位
置決め部材8の底部11の内壁面12上にマイクロキャ
ピラリーを直接固定した構成であっても構わない。ま
た、V溝以外の位置決め溝、V溝以外の位置決め溝に設
置したマイクロキャピラリー、光ファイバ4の突き合わ
せ位置の両側部に設置した3本の精密ロッド、あるい
は、3個の精密ボールを用いた位置決め手段によって光
ファイバ4の位置決めを行なう構成とすることも可能で
ある。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光ファイ
バ接続器によれば、本体容器内部に、光ファイバ同士を
互いに突き合わせ接続する光接続部と、この光接続部に
おいて接続される光ファイバの接続余長を収納する余長
収納部とを備えてなり、前記光接続部には、一対の光フ
ァイバの突き合わせ端部同士を突き合わせ接続可能に位
置決めする位置決め手段と、該位置決め手段で位置決め
された突き合わせ端部同士を固定する固定手段とが設け
られ、前記余長収納部には、本体容器内面に突設されて
光ファイバの湾曲半径を規定以上に維持する半径維持部
と、本体容器に対して光ファイバを引き留める引留具と
が設けられ、接続余長を光接続部の近傍の余長収納部に
おいて収納するので、接続余長の収納作業に便利である
とともに、接続余長を長期にわたって保護することがで
き、光信号の伝送精度や接続損失を安定に維持すること
ができる。特に、引留具によって接続余長の基端部が固
定されるので、光ファイバに作用する引っ張り等の外力
が接続余長に作用することを阻止して、接続余長や光接
続部への外力を影響を防止することができる。
バ接続器によれば、本体容器内部に、光ファイバ同士を
互いに突き合わせ接続する光接続部と、この光接続部に
おいて接続される光ファイバの接続余長を収納する余長
収納部とを備えてなり、前記光接続部には、一対の光フ
ァイバの突き合わせ端部同士を突き合わせ接続可能に位
置決めする位置決め手段と、該位置決め手段で位置決め
された突き合わせ端部同士を固定する固定手段とが設け
られ、前記余長収納部には、本体容器内面に突設されて
光ファイバの湾曲半径を規定以上に維持する半径維持部
と、本体容器に対して光ファイバを引き留める引留具と
が設けられ、接続余長を光接続部の近傍の余長収納部に
おいて収納するので、接続余長の収納作業に便利である
とともに、接続余長を長期にわたって保護することがで
き、光信号の伝送精度や接続損失を安定に維持すること
ができる。特に、引留具によって接続余長の基端部が固
定されるので、光ファイバに作用する引っ張り等の外力
が接続余長に作用することを阻止して、接続余長や光接
続部への外力を影響を防止することができる。
【図1】 本発明の光ファイバ接続器の一実施例を示す
平面図である。
平面図である。
【図2】 本実施例の光ファイバ接続器の光接続部近傍
を示す拡大断面図である。
を示す拡大断面図である。
【図3】 本実施例の光ファイバ接続器の作用を示す拡
大断面図である。
大断面図である。
1…光ファイバ接続器、2…本体容器、3…マンドレ
ル、4a…突き合わせ端部、5…光接続部、6…接続余
長、7…余長収納部、9a…固定手段(弾性体)、9b
…固定手段(楔)、13…位置決め手段(V溝)、18
…引留部。
ル、4a…突き合わせ端部、5…光接続部、6…接続余
長、7…余長収納部、9a…固定手段(弾性体)、9b
…固定手段(楔)、13…位置決め手段(V溝)、18
…引留部。
Claims (1)
- 【請求項1】 光ファイバ(4)同士を突き合わせ接続
するための光ファイバ接続器(1)であって、 本体容器(2)内部に、光ファイバ同士を互いに突き合
わせ接続する光接続部(5)と、この光接続部において
接続される光ファイバの接続余長(6)を収納する余長
収納部(7)とを備えてなり、 前記光接続部には、一対の光ファイバの突き合わせ端部
(4a)同士を突き合わせ接続可能に位置決めする位置
決め手段(13)と、該位置決め手段で位置決めされた
突き合わせ端部同士を固定する固定手段(9a、9b)
とが設けられ、 前記余長収納部には、本体容器内面に突設されて光ファ
イバの湾曲半径を規定以上に維持する半径維持部(3
a)と、本体容器に対して光ファイバを引き留める引留
具(18)とが設けられていることを特徴とする光ファ
イバ接続器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7042183A JPH08240736A (ja) | 1995-03-01 | 1995-03-01 | 光ファイバ接続器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7042183A JPH08240736A (ja) | 1995-03-01 | 1995-03-01 | 光ファイバ接続器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08240736A true JPH08240736A (ja) | 1996-09-17 |
Family
ID=12628894
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7042183A Pending JPH08240736A (ja) | 1995-03-01 | 1995-03-01 | 光ファイバ接続器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08240736A (ja) |
-
1995
- 1995-03-01 JP JP7042183A patent/JPH08240736A/ja active Pending
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