JPH0823952B2 - テープガイド装置 - Google Patents

テープガイド装置

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JPH0823952B2
JPH0823952B2 JP63104549A JP10454988A JPH0823952B2 JP H0823952 B2 JPH0823952 B2 JP H0823952B2 JP 63104549 A JP63104549 A JP 63104549A JP 10454988 A JP10454988 A JP 10454988A JP H0823952 B2 JPH0823952 B2 JP H0823952B2
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JP
Japan
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tape
guide
guide roller
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guide rollers
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JP63104549A
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和則 梅江
誠 奥田
公正 柴田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はビデオテープレコーダー(VTR)やデジタル
オーディオテープレコーダー(DAT)のようにテープを
ドラムに螺旋状に巻き付けて走行させる装置のテープガ
イド装置に関するものである。
従来の技術 従来のテープガイド装置としては特開昭61-233455号
公報に示されている。第3図(a)、(b)にこの従来
のテープガイド装置の構成を示してあり、磁気テープ1
は2本のガイドローラ2、3(フランジは省略)に案内
されて走行するが2本のガイドローラは第3図(b)に
示す如くテープ中心4を回転中心に傾斜してある。これ
は回転するビデオヘッドを具備したドラム(図示せず)
に磁気テープ1が螺旋状に巻き付いて走行するため、ド
ラムに入射あるいは出射する磁気テープとカセット(図
示せず)内のリールに巻取られている磁気テープとが同
一平面上にはなく、一方のテープ走行面が傾斜するため
に前記両平面の交差する位置で磁気テープ1をねじり、
2つの平面に連続的に走行させている。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記の様な構成では次の様な問題点が
ある。この構成に於いては磁気テープ1をねじるため第
4図(a)に示す如くテープ上端と下端が中心より引き
伸ばされる。よって第4図(b)に示す如くテープ両端
の引っ張り応力が中心より増加しテープ幅方向に不均一
な分布となる。これはテープ幅方向に走査するビデオヘ
ッドとテープの接触状態を変化させ、特にテープ応力の
低い中央部のヘッドタッチを悪化させる。
また幅方向に不均一な引っ張り応力はドラム部のテー
プ走行を不安定にしビデオトラック曲がりを発生させ
る。またビデオトラック曲がりの許容量はテープにテン
ションが均一に与えられた状態か、あるいは全く与えら
れない状態で規定するのが一般的であり、上記の様に不
均一な応力分布はビデオトラックの曲がり量を増加させ
互換性を悪化させる。
本発明はかかる点に鑑み、テープを所定量ねじった後
に於てテープ幅方向の引っ張り応力が均一になる様なテ
ープガイド装置を提供するものである。
課題を解決するための手段 本発明のテープガイド装置は上記問題点を解決するた
めに、テープを巻き付けて案内する第1のガイドローラ
と第1のガイドローラと隣接する第2のガイドローラを
設け、両ガイドローラ間に架張されるテープがテープ中
心をねじり中心としたテープのねじれを形成する如く何
れか一方のガイドローラを傾斜させると共に、両ガイド
間に架張された前記テープに発生する長手方向の引っ張
り応力が幅方向に均一に分布する様前記ガイドローラの
少なくとも一方のローラ径をテープ幅方向に変化させる
ように構成したものである。
作用 本発明は前記した構成により、テープ中心を基準にね
じる事によって発生するテープ幅方向の不均一な引っ張
り応力と、テープの巻き付くガイドローラ径を変化させ
る事によって発生する上記とは傾向の反転する応力とを
合成する事により幅方向に均一な応力分布を得る。
実施例 第1図は本発明の第1の実施例に於けるテープガイド
装置の斜視図である。第1図に於て、4は矢印方向へ走
行する磁気テープであり、カセット(図示せず)から引
き出されたものが回転するビデオヘッドを具備したドラ
ム部(図示せず)へ走行する。また5、6、23は円筒状
のガイドローラであり、7は回転軸方向にローラ径を変
化させた太鼓状のガイドローラであって、その変化傾向
はテープ中心に対して上下対象である。またガイドロー
ラ5、7はテープカセット(図示せず)と同一面上に配
置してあり、ガイドローラ6、23はガイドローラ6、7
間に架張された磁気テープ1のテープ中心8を回転中心
に所定量ねじった傾斜面に設けられている。また各ガイ
ドローラには上下にテープを規制するフランジを設ける
が本図では省略している。
以上の様に構成された本実施例のガイドローラ装置に
ついて以下その動作を説明する。まずテープカセット
(図示せず)から送り出された磁気テープ4には所定の
テープテンションが与えられており、ガイドローラ5、
7で同一平面上を案内された後ガイドローラ7、6間で
所定量ねじられた後、ガイドローラ23を通過してドラム
(図示せず)へと走行する。しかしこの時のねじりによ
って従来例と同様不均一なテープ幅方向引っ張り応力σ
a(第2図(a))が発生するが、この不均一応力はガ
イドローラ7によって発生する前記分布とは逆傾向の引
っ張り応力分布σb(第2図(b))を合成させる事に
よって、第2図(c)に示す様な全幅に渡り均一な引っ
張り応力分布σcを得る事が出来る。
さらに別の観点から詳しく説明すると、第1図のガイ
ドローラ5の磁気テープ離脱ライン9からガイドローラ
6の磁気テープ接触開始ライン10に至る各部のテープ
長、例えばテープ中心であれば、ガイドローラ5の点11
からガイドローラ7の接触開始点12、離脱点13を通過し
てガイドローラ6の点14に至る距離、またテープ上端だ
と点15から16、17を経て点18に至る距離、さらにテープ
下端では点19から20、21を経て点22に至る距離が等しく
なる様ガイドローラ7の外周面の回転軸方向曲率Rと巻
き付け角θを設定することにより、ガイドローラ5から
6に至るテープ走行路間で磁気テープ4を所定量ねじる
とともに、テープ幅方向に均一な引っ張り応力を得る事
ができる。ここで前記曲率Rは正確には円弧ではないの
で次にガイドローラ7の軸方向曲率について説明する。
まずねじりによる引っ張り応力分布カーブ(第2図
(a))の変化傾向を見ると、応力σaはテープ中心か
らの距離Haの2乗にほぼ比例する。よってガイドローラ
7によって発生させる応力分布σb(第2図(b))は
これと逆傾向のカーブでなければならず、前記曲率Rは
正確にはこのカーブを得る事ができる曲線でなければな
らない。
以上の様に本実施例によればテープを巻き付けて案内
するガイドローラ6と、ガイドローラ6と隣接してガイ
ドローラ7を設け、前記両ガイドローラ間に架張される
テープのテープ中心をねじり中心にテープをねじる如く
前記ガイドローラ6を傾斜させると共に、前記両ガイド
ローラ間に架張された前記テープに発生する長手方向の
引っ張り応力が幅方向に均一に分布するよう前記ガイド
ローラ7のローラ径をテープ幅方向に変化させる事によ
り、テープの全幅に渡って均一な引っ張り応力を得る事
ができる。また第1図ではガイドローラ7のローラ径を
変化させたが、他方のガイドローラ6のローラ径を変化
させても、両方を変化させても良く、ガイドローラ6を
変化させる場合はガイドローラ7、23間での各位置のテ
ープ長を、両方変化させる場合はガイドローラ5、23間
のテープ長が等しくなるように各ローラの巻き付け角と
回転軸方向のローラ径変化量を設定すれば良い。またガ
イドローラの外周を自由曲線に加工する事は容易ではな
いため近似的に中央部をフラットな円筒面に、それより
上、下側を対象なテーパ面に加工する方法、あるいはテ
ープ中心を基準に上、下対象なテーパ面を構成する方法
もある。
発明の効果 以上説明したように、本発明によれば2本のガイドロ
ーラ間に架張されるテープがテープ中心をねじり中心と
したテープのねじれを形成する如く何れか一方のガイド
ローラを傾斜させると共に、前記ガイドローラの少なく
とも一方のローラ径をテープ幅方向に変化させる事によ
り、両ガイド間に架張された前記テープに発生する長手
方向の引っ張り応力を幅方向に均一に分布させることが
でき、テープ幅方向に走査するビデオヘッドとテープの
接触状態を均一化することができるため、ヘッドタッチ
の安定化が図れる。また幅方向に均一な引っ張り応力は
ドラム部のテープ走行を安定にしビデオトラック曲がり
の発生を防止し、互換性を向上させることができその実
用的効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明における実施例のテープガイド装置の斜
視図、第2図は同実施例の磁気テープに発生するテープ
幅方向引っ張り応力の分布状態の説明図、第3図(a)
および(b)は従来のねじり方式ガイドの平面図と側面
図、第4図(a)はねじりによる不均一引っ張り応力発
生原因の説明図であり、(b)はそれによって発生した
不均一テープ応力を示す説明図である。 4……テープ、5、6、23……円筒状のガイドローラ、
7……太鼓状のガイドローラ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−221857(JP,A) 特開 昭62−214544(JP,A) 特開 昭62−208452(JP,A) 実開 昭50−55010(JP,U) 実開 昭53−56805(JP,U) 実開 昭60−51640(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テープを巻き付けて案内する第1のガイド
    ローラと、第1のガイドローラに隣接する第2のガイド
    ローラを設け、前記ガイドローラ間に架張されるテープ
    のテープ中心をねじり中心にテープをねじる如く前記ガ
    イドローラのどちらか一方を傾斜させると共に、前記ガ
    イドローラ間に架張された前記テープに発生する長手方
    向の引っ張り応力が幅方向に均一に分布するよう前記ガ
    イドローラのすくなくとも一方のローラ径をテープ幅方
    向に変化させたことを特徴とするテープガイド装置。
JP63104549A 1988-04-27 1988-04-27 テープガイド装置 Expired - Fee Related JPH0823952B2 (ja)

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JPH01276458A JPH01276458A (ja) 1989-11-07
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101697604B1 (ko) * 2015-11-19 2017-02-02 주식회사 석원 코팅면 비접촉 유연기판 증착 코팅 장치 및 코팅면 비접촉 유연기판 증착 코팅 방법

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KR101697604B1 (ko) * 2015-11-19 2017-02-02 주식회사 석원 코팅면 비접촉 유연기판 증착 코팅 장치 및 코팅면 비접촉 유연기판 증착 코팅 방법

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JPH01276458A (ja) 1989-11-07

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