JPH08238663A - 押出成形ラインのモータ遠隔制御装置 - Google Patents

押出成形ラインのモータ遠隔制御装置

Info

Publication number
JPH08238663A
JPH08238663A JP8020624A JP2062496A JPH08238663A JP H08238663 A JPH08238663 A JP H08238663A JP 8020624 A JP8020624 A JP 8020624A JP 2062496 A JP2062496 A JP 2062496A JP H08238663 A JPH08238663 A JP H08238663A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
extruder
line
signal
motors
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8020624A
Other languages
English (en)
Inventor
Ippei Morinaka
逸平 森中
Chikara Kikuchi
主税 菊地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
RKC Instrument Inc
Original Assignee
Rika Kogyo Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rika Kogyo Inc filed Critical Rika Kogyo Inc
Priority to JP8020624A priority Critical patent/JPH08238663A/ja
Publication of JPH08238663A publication Critical patent/JPH08238663A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C48/00Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
    • B29C48/25Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C48/92Measuring, controlling or regulating
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C2948/00Indexing scheme relating to extrusion moulding
    • B29C2948/92Measuring, controlling or regulating
    • B29C2948/92504Controlled parameter
    • B29C2948/92542Energy, power, electric current or voltage
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C2948/00Indexing scheme relating to extrusion moulding
    • B29C2948/92Measuring, controlling or regulating
    • B29C2948/92819Location or phase of control
    • B29C2948/92933Conveying, transporting or storage of articles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C2948/00Indexing scheme relating to extrusion moulding
    • B29C2948/92Measuring, controlling or regulating
    • B29C2948/92819Location or phase of control
    • B29C2948/92952Drive section, e.g. gearbox, motor or drive fluids

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 押出成形ラインを構成する押出機や引取機に
ある複数のモータを、それら押出機や引取機の近傍で手
動により集中制御できるようにする。 【解決手段】 集中制御装置35は、押出機1やこれに
連結される周辺機23、25とは独立して配置され、そ
れら押出機1および周辺機23、25にあるモータ5、
13、27、29に接続され、これらのモータ5〜29
を集中制御する。モータ遠隔操作器39a〜39dは押
出機1又は周辺機23、25に配置し、集中制御装置3
5に接続する。モータ遠隔操作器39a〜39dは、モ
ータ5〜29を手動操作するキー入力装置を有し、この
キー入力装置からの操作信号をその集中制御装置35に
有線伝送し、これを介してモータ5〜29を遠隔制御す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は押出成形ラインのモ
ータ遠隔制御装置に係り、特に、長尺物や積層物等のプ
ラスチック成形に用いる押出成形ラインを構成する押出
機や引取機等に配置されたモータの遠隔操作に好適する
モータ遠隔制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プラスチックパイプ等の長尺物やプラス
チックシート等の積層物を押出し成形する押出成形ライ
ンは、例えば押出機に引取機を連結させて構成されてお
り、押出機にて溶融プラスチック原材料を押出し成形す
るとともに、引取機でその押出し成形品を引取るような
構成となっている。このような押出成形ラインでは、成
形品の品質の維持を図るとともに押出機や引取機等の機
械系の故障を回避するため、それら押出機や引取機に配
置された各モータについて、それら各モータ間の動作関
係を考慮した状態で押出成形に適した起動や停止制御、
回転数や変化率制御をさせることが要求される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、押出機
や引取機に配置された複数のモータを押出し成形に適し
た条件で動作させるには、各モータを集中的に制御する
ことが好ましいが、従来からこのように複数のモータを
集中的に制御する装置があまり見当たらず、この種の装
置の提供が望まれていた。他方、押出成形ラインの押出
機や引取機は各々間隔を置いて配置されるのが一般的で
あり、押出成形ラインの運転中には押出機や引取機に配
置された各モータの動作状況を確認しながら押出機や引
取機の近傍で各モータを制御するのが便利である。
【0004】このように、押出成形ラインにおける複数
のモータ制御に当たっては、特別の工夫が必要である。
特に、近年では押出成形ラインに配置される押出機や引
取機の増加、更には制御する押出成形ライン自体の増加
に伴い、多数のモータを集中的に制御するとともに、押
出機や引取機の近傍でそれら各モータを制御できる装置
の提供が要望されていた。本発明はこのような状況の下
になされたもので、押出成形ライン中の複数のモータに
ついて押出機や引取機の近傍で制御可能であり、しかも
それら分散した各モータを集中制御可能なモータ遠隔制
御装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は、集中制御装置およびモータ遠隔操作
手段を具備して構成されている。集中制御装置は、押出
機およびこの押出機に連結され押出成形品を処理する周
辺機とは独立して配置されるものであり、それら押出機
および周辺機に配置された各モータに接続されるととも
に、これらのモータを動作する制御信号を種々の操作信
号に基づいて形成して集中的に制御するものである。
【0006】モータ遠隔操作手段は、少なくともそれら
押出機又は周辺機に配置され、かつそれら押出機又は周
辺機のモータを手動で操作する入力手段を有し、この入
力手段からの操作信号をその集中制御装置に有線伝送し
てモータを遠隔制御するものであり、少なくともそれら
押出機又は周辺機に配置されるものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。図2は本発明に係るモータ遠隔制御
装置の実施される押出成形ラインの一例を示す概略図で
ある。図2において、押出機1は、成形機台3内に押出
用モータ5や、この回転数を検出するタコジェネレータ
等の回転数検出用センサ7その他の構成を有する従来公
知の構成となっており、押出用モータ5によって主スク
リュー(図示せず。)が回転駆動される。
【0008】成形機台3にはプラスチック原材料を供給
するホッパー9その他を有する原料フィーダ装置11が
装備されており、原料フィーダ装置11には副スクリュ
ー(図示せず。)を回転駆動するフィーダ用モータ13
とこの回転数を検出するセンサ15が配置されている。
図2中の符号17および19は成形機台3に配置された
温度センサや圧力センサである。
【0009】この押出機1は、原料フィーダ装置11か
らフィーダ用モータ13によって主スクリュー部分に供
給されたプラスチック原材料を主スクリューの回転駆動
によってこの先端近傍に配置したダイス(図示せず。)
から成形品21として押出すものである。押出された成
形品21は、押出機1に連結された周辺機、例えば2組
の引取機23、25によって引取られるようになってお
り、各引取機23、25において成形品21を引取るロ
ーラ23a、25aが各々引取用モータ27、29によ
って回転駆動されており、その引取用モータ27、29
の回転数がセンサ7と同様なセンサ31、33によって
検出されるようになっている。なお、押出成形ラインに
よっては引取機23、25以外の周辺機が連結される。
【0010】それら押出用モータ5、フィーダ用モータ
13、引取用モータ27、29およびセンサ7、15、
31、33は集中制御装置35にケーブルで接続されて
おり、集中制御装置35はこれらモータ5、13、2
7、29の起動、停止、回転速度、運転モード等を集中
的に遠隔制御するものである。集中制御装置35には例
えば3個の中継器37a、37b、37cが接続されて
おり、各中継器37a〜37cには例えば4個のモータ
遠隔操作器39a、39b、39c、39dが接続され
ており、モータ遠隔操作器39a、39bが引取機2
3、25に配置されている。これら中継器37a〜37
cおよびモータ遠隔操作器39a〜39dの機能は後述
する。
【0011】図1は本発明に係るモータ遠隔制御装置の
構成を示すブロック図である。図1において、集中制御
装置35は、制御回路41を中心にしてこれに接続され
たキー入力装置43、表示装置45、DO変換器47お
よびAI・AO変換器49を有して形成されている。制
御回路41は、後述する機能を達成する主たる要素であ
るCPU41aと、このCPU41aの動作プログラム
を格納したROM41bと、CPU41aの演算過程の
データや制御回路41に外部から入出力されるデータを
一時的に記憶するRAM41c、およびデータ入出力用
のインタフェース(I/O)41d等を有し、所謂マイ
クロコンピュータの主要部となっている。
【0012】キー入力装置43は、図2に示す装置本体
の操作面に配置されたキーボードからなり、例えばモー
タ5、13のみの起動、停止、回転速度、運転モード切
換え等を入力するためのものである。例えば運転モード
としては個々のモータを単独動作させる単独動作モード
および所定の回転数比率で複数のモータを動作させる比
率動作モードがあり、単独動作および比率動作モードに
ついて各々手動モードと自動モードが選択可能になって
いる。
【0013】単独動作モードにおける手動モードは、制
御回路41の管理下で、キー入力装置43やモータ遠隔
操作器39a〜39dから入力された回転数で各モータ
5、13、27、29を個別制御するものであり、単独
動作モードにおける自動モードは予め入力した回転数で
各モータ5、13、27、29を個別に自動制御するも
のである。比率動作モードは、制御回路41の管理下
で、特定のモータ(主モータ)については指示された回
転数で、他のモータ(従モータ)についてはこの従モー
タが従属する主モータの回転数から比率演算して回転数
を制御するものである。
【0014】表示装置45は、集中制御装置35への種
々のデータの設定画面や運転モニタ画面を表示する例え
ばプラズマ・ディスプレイ装置である。DO変換器47
は、制御回路41からのデジタル制御信号をモータ起動
信号およびモータ停止信号に分離して各モータ5、1
3、27、29に出力するデジタル変換機能を有してい
る。AI・AO変換器49は、制御回路41からのアナ
ログ制御信号を処理してモータ速度指令信号を各モータ
5、13、27、29に出力するとともに、動作中の各
モータ5、13、27、29からのアナログ回転数信号
および電流信号を制御回路41へ入力するアナログ変換
機能を有している。
【0015】制御回路41は、キー入力装置43やモー
タ遠隔操作器39a〜39dから入力された起動、停止
信号に基づいてモータ起動信号やモータ停止信号をDO
変換器47へ出力する一方、キー入力装置43やモータ
遠隔操作器39a〜39dから入力された回転速度、運
転モード切換え等の指示信号やAI・AO変換器49か
らの回転数信号および電流信号に基づいて各モータの回
転速度を演算し、モータ速度指令信号をAI・AO変換
器49に出力する機能を有し、併せて種々の入力データ
や運転状態を表示装置45に表示するものである。
【0016】また、制御回路41は、AI・AO変換器
49からの回転数信号および電流信号を中継器37a〜
37cを介してモータ遠隔操作器39a〜39d・・・
に出力する機能を有している。それら回転数および電流
値は表示装置45で表示されることは言うまでもない。
制御回路41には3個の中継器37a〜37cが接続さ
れており、個々の中継器37a〜37cには例えば4個
のモータ遠隔操作器39a〜39d・・・が接続されて
いる。なお、中継器37b、37cは中継器37aと同
様であるので、それらの図示を省略した。
【0017】モータ遠隔操作器39aはモータ27を、
モータ遠隔操作器39bはモータ29を、モータ遠隔操
作器39c、39dはその他のモータを操作するもので
ある。中継器37aは5種類のラインA、B、C、D、
Eで制御回路41に接続されており、ラインAはモータ
の起動(ON)、停止(OFF)、運転モード(自動、
手動、比率)、モータの回転数や電流の単位等を示す表
示信号を制御回路41から中継器37a側へ伝送する伝
送ラインである。
【0018】ラインBは、後述する図3のスイッチ57
a〜57iから入力された操作信号を中継器37aから
制御回路41側へ伝送するラインであり、ラインCは回
転数又は電流値を示す表示信号を制御回路41から中継
器37a側へ伝送するライン、ラインDはモータ速度指
令値を示す表示信号を制御回路41から中継器37a側
へ伝送するライン、そしてラインEはクロック信号を制
御回路41から中継器37a側へ伝送するラインであ
る。これらラインA、B、C、D、Eは各々4個のモー
タ遠隔操作器39a〜39dに対応した本数を有してお
り、しかもラインA、Bについては各モータ毎に複数本
のラインからなっている。
【0019】中継器37aは、主としてモータ遠隔操作
器39aまでの伝送路中での波形劣化を抑える信号処理
(例えばRS422平衡型インターフェイス変換処理
等)をするためにラインA、C、D、Eからの伝送信号
を波形整形処理したり増幅処理するとともに、ライン
A、C、D、Eからの信号を各モータ遠隔操作器39a
〜39d毎にまとめる機能を有している。もっとも、本
発明においては中継器37a〜37cは必須のものでは
なく、個数も3個に限定されない。中継器37aには4
個のモータ遠隔操作器39a〜39dが接続されてお
り、このモータ遠隔操作器39a〜39dは集中制御装
置35や中継器37aから離れて図2中の引取機23、
25、すなわちモータ27、29の近傍に配置されるも
のである。モータ遠隔操作器の個数は任意である。
【0020】このモータ遠隔操作器39aは、キー入力
装置51、表示装置53、検出装置55を有し、5種類
のラインa、b、c、d、eで接続されている。ライン
aはモータの起動(ON)、停止(OFF)、運転モー
ド(自動、手動、比率)、モータ回転数や電流の単位等
を示す表示信号の伝送ライン、ラインbはスイッチ57
a〜57iから入力された操作信号を中継器37aへ伝
送する伝送ライン、ラインcは回転数や電流値を示す表
示信号の伝送ライン、ラインdはモータ速度指令値を示
す表示信号の伝送ライン、そしてラインeはクロック信
号の伝送ラインである。
【0021】モータ遠隔操作器39b〜39dとの伝送
ラインもモータ遠隔操作器39a間と同様であり、モー
タ遠隔操作器39b〜39dとともに簡略化して示して
いる。なお、ラインa、bは複数ラインからなってお
り、ラインa、b、c、d、eは一般的には数十mの長
さとなる。
【0022】図3および図4はモータ遠隔操作器39a
を示すブロック図および操作面を示す正面図である。図
3において、起動(ON)、停止(OFF)およびオプ
ション(OPT/FAST)操作指令を入力する公知の
タッチ式のスイッチ57a〜57cはチャタリング防止
用のフィルタ59a〜59cを介して出力回路63a〜
63cに接続されている。図3中では停止(OFF)用
のスイッチ57b、フィルタ59bおよび出力回路は図
示されていない。出力回路63a〜63cは、例えば発
光ダイオードと受光トランジスタを組み合わせたフォト
・カップラ等からなり、スイッチ57a〜57cにて入
力されたON/OFF信号やオプション信号を、モータ
遠隔操作器39aとは絶縁した状態で出力するものであ
る。
【0023】タッチ式のスイッチ57d〜57iは、モ
ータ遠隔操作器39aにおける他の操作指令、すなわち
図4に示す測定値表示切換(DISP)57d、モータ
同期起動(同期)57e、モータ手動/自動モード(手
動/自動)57f、モータ比率モード(比率)57g、
モータ速度DOWN(▼)57h、モータ速度UP
(▲)57iを入力するものであり、各々チャタリング
防止用のフィルタ59d〜59iを介してエンコーダ6
1に接続されている。エンコーダ61は、スイッチ57
d〜57iからの信号の組合せによって所定の制御信号
を形成するもので、出力回路63aと同様な出力回路6
3dに接続されている。このような構成がキー入力装置
51である。
【0024】これら出力回路63a、63dからの出力
信号が図1に示すラインbで中継器37aに伝送され
る。ラインcに接続された入力回路65aは、図3に示
すように、ラインcで伝送された回転数又は電流値を示
す信号をカウンタ67aに出力するもので、入力回路6
5bはラインdで伝送されたモータ速度指令値を示す信
号をカウンタ67bに出力するものであり、更に、入力
回路65cはラインeで伝送されたクロック信号をカウ
ンタ67a、67bに出力するものである。
【0025】これら入力回路65a〜65cは、出力回
路63aと同様にフォト・カップラ等からなり、ライン
c〜eと絶縁した状態で信号を取り込む機能を有してい
る。回転数、電流値およびモータ速度指令値を示す信号
は、図5Aに示すように、その値をパルス幅に変換した
PWM信号であり、クロック信号は同図Bのように示さ
れる。
【0026】カウンタ67aは、回転数又は電流値を示
す信号のON期間においてクロック信号のパルス数をカ
ウントし、そのカウント値から回転数又は電流値を得る
もので、7セグメントLEDからなる表示器69aに接
続されている。カウンタ67bは、モータ速度指令値を
示す信号のON期間におけるクロック信号のパルス数を
カウントしてモータ速度指令値を得るもので、7セグメ
ントLEDからなる表示器69bに接続されている。
【0027】これら入力回路65a〜65c、カウンタ
67a、67b、表示器69a、69b等によって表示
装置53が形成されている。入力回路65cは、この入
力回路65cからのクロック信号が無信号状態になった
とき、例えば0.5μ秒間カウントしてON信号を出力
するタイマ71に接続されており、このタイマ71は2
入力ANDゲート75の一方の入力端に接続され、AN
Dゲート75の他方の入力端には自励発振器73が接続
されて検出装置55が形成されている。
【0028】この検出装置55は、タイマ71が例えば
0.5μ秒をカウントしたとき自励発振器73からの低
周波発振信号を表示器69a、69bにブロッキングパ
ルスとして印加し、表示器69a、69bの表示を点滅
(フラッシング)動作させるものである。この場合の表
示器69a、69bは、クロック信号がない場合に例え
ば「0000」が表示され、検出装置55の動作によっ
てそれが点滅する。ラインaに接続された表示器77は
モータの起動(ON)、停止(OFF)、運転モード
(自動、手動、比率)を各々個別に表示するものである
(図4参照)。
【0029】ラインaに接続された単位選択回路79
は、2個の発光ダイオードからなる単位表示器81に接
続され、回転数と電流の単位を示す信号によって単位
「rpm」と「A」に割当られた発光ダイオードが切換
え点燈可能になっている。なお、回転数の「rpm」の
代わりに引取スピード「m/分」を用いる場合もあり、
制御回路41内で回転数から変換されて伝送される。
【0030】ラインaに接続された小数点位置選択回路
83は表示器69aに接続されており、この小数点位置
選択回路83は回転数および電流の単位について集中制
御装置35と同様にモータ遠隔操作器39aの表示器6
9aの小数点位置を合わせるものであり、モータ遠隔操
作器39a内に配置された回転数信号用設定スイッチ8
3aおよび電流信号用設定スイッチ83bによって設定
された小数点位置を切換えて表示器69aに出力するも
のである。なお、回転数信号用設定スイッチ83aは表
示器69bにも接続され、モータ速度指令値における小
数点位置が回転数信号用設定スイッチ83aによって切
換えられる。
【0031】次に、本発明のモータ遠隔制御装置の動作
を説明する。まず、伝送信号が正常に伝送されている場
合を説明する。図1および図3において、モータ遠隔操
作器39aの起動スイッチ57aや停止スイッチ57b
が押されると、その操作信号が出力回路63a・・・か
らラインbを経て中継器37aに伝送され、中継器37
aからラインBを介して集中制御装置35の制御回路4
1に伝送され、制御回路41がDO変換器47に制御信
号を出力してDO変換器47からモータ起動信号やモー
タ停止信号がモータ27へ出力される。モータ29はモ
ータ遠隔操作器39bからの入力によって制御される。
【0032】一方、制御回路41からは起動/停止を示
す表示信号がラインA、中継器37aおよびラインaを
介してモータ遠隔操作器39aに加えられ、表示器77
で各々表示される。速度指令信号がスイッチ57hや5
7iから入力されると、その信号が出力回路63dから
ラインb、中継器37aおよびラインBを介して制御回
路41に伝送され、制御回路41が回転速度を演算して
適当に記憶した後にモータ速度指令信号をAI・AO変
換器49に出力し、モータ27の速度が制御される。
【0033】一方、そのモータ速度指令値を示す信号
は、ラインD、中継器37aおよびラインdを介してモ
ータ遠隔操作器39aの入力回路65bに加えられ、カ
ウンタ67bにて入力回路65cからのクロック信号に
基づいてカウントされ、モータ速度指令値が表示器69
bに表示される。また、モータ27からAI・AO変換
器49に入力された回転数や電流を示す信号は制御回路
41で一時的に記憶された後、ラインC、中継器37a
およびラインcを介してモータ遠隔操作器39aの入力
回路65aに加えられ、カウンタ67aにて入力回路6
5cからのクロック信号に基づいてカウントされ、回転
数や電流値が表示器69aに表示される。
【0034】回転数と電流の表示は、キー入力装置43
からの指示やモータ遠隔操作器39aのスイッチ57d
の指示に基づき、制御回路41側で切換え制御されてモ
ータ遠隔操作器39aへ伝送される一方、制御回路41
からラインA、中継器37aおよびラインaを介して単
位選択回路79に加えられ単位表示器81を切換え点燈
する。回転数や電流値の表示器69aでの表示動作に当
たっては、制御回路41からラインA、中継器37aお
よびラインaを介して小数点位置選択回路83に加えら
れた単位記号により、回転数と電流に応じて内部スイッ
チ83a、83bで設定された制御信号が表示器69a
へ加えられて小数点が切換え表示される。
【0035】モータ運転モードスイッチ57e、57
f、57gが押されると、その信号が出力回路63dか
らラインb、中継器37aおよびラインBを介して制御
回路41に伝送され、制御回路41がそのモード指示に
従って回転速度を演算してモータ速度指令信号をAI・
AO変換器49に出力し、モータ27がモード切換え制
御される。なお、運転モードを示す表示信号もライン
A、中継器37aおよびラインaを介してモータ遠隔操
作器39aの表示器77で表示される。
【0036】次に、中継器37a側からモータ遠隔操作
器39aへ信号が伝送されない場合を説明する。この場
合、クロック信号が入力回路65cからタイマ71へ加
えられないから、カウンタ67a、67bからの回転
数、電流又はモータ速度指令値の出力がなくなって表示
器69a、69bが「0000」となる一方、タイマ7
1のカウントアップによって自励発振器73からの発振
出力が表示器69a、69bにブランキングパルスとし
て加えられ、「0000」が点滅する。
【0037】このように、モータ遠隔操作器39a〜3
9dは集中制御装置35のキー入力装置43や表示装置
45と同様な機能を有するものであり、モータ遠隔操作
器39aが集中制御装置35のキー入力装置43および
表示装置45と全く同一の機能を有するようにそれを構
成することも可能である。このように本発明のモータ遠
隔制御装置によれば、集中制御装置35において多数の
モータ5、13、27、29を集中的に制御するととも
に、それら多数のモータ5、13、27、29を集中制
御装置35から離れた位置から遠隔制御可能である。
【0038】そのため、押出成形ラインにおける引取機
23、25の動作状況を監視しながら、その場所で内蔵
されるモータ27、29を遠隔的に集中制御可能とな
る。そして、押出機1や周辺機23、25に配置される
モータ遠隔操作器39a〜39dのキー入力装置51か
ら操作信号を手動で入力すると、その集中制御装置35
に有線伝送されて集中制御装置35でモータ5、13、
27、29が集中的に制御される。
【0039】さらに、本発明では、モータ遠隔操作器3
9a〜39dと集中制御装置35との間で個々の操作信
号や表示信号を独立した状態で伝送する構成となってい
るから、モータ遠隔操作器39a〜39d内にCPU、
ROM、RAMを備えてプログラムによる複雑な信号伝
送をする構成に比べて、構成が簡単で安価となる。な
お、モータ遠隔操作器39a〜39dは、少なくとも押
出機1又は周辺機23、25に配置すれば良い。
【0040】上述した構成では、モータ遠隔操作器39
a〜39dがモータの動作を指示する入力装置51とモ
ータの動作状況を表示する表示装置53を備えている
が、少なくとも入力装置51を備えていれば、本発明の
目的達成が可能である。また、上述した構成では、クロ
ック信号の有無を検出して表示器69a、69bを制御
する検出装置55を備えているので、中継器37a〜3
7cの故障、ラインA〜E、ラインa〜eの断線や接続
外れ、更に中継器37a〜37cの電源OFF状態が生
じた場合、操作者に分り易いから押出成形ラインの運転
を停止すると言った対応を速やかにとることができる。
【0041】ところで、上述した検出装置55はクロッ
ク信号の有無を検出する構成であったが、本発明ではこ
れに限定されない。中継器37a〜37cの故障、ライ
ンA〜E、ラインa〜eの断線や接続外れ等が生じた場
合、その発生を検出するには短い期間に常に伝送される
繰返し信号の有無を検出すればよい訳であり、例えば上
述した回転数、電流信よびモータ速度指令値を示す信号
の有無を検出する構成であってもよい。
【0042】さらに、検出装置55は表示器69a、6
9bを点滅制御する構成に限らず、別途設けた表示手段
や警報ブザー等の警報装置を駆動する構成であってもよ
く、表示器69a、69bを制御する場合にも点滅制御
に限らない。しかし、表示器69a、69bを点滅制御
する構成では、回路構成の複雑化を抑えるとともに、操
作者への注意を喚起し易い利点がある。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、押出成形
ラインを構成する押出機および周辺機とは独立して配置
された集中制御装置により、種々の操作信号に基づいて
それら押出機および周辺機に配置された各モータを集中
的に制御し、モータ遠隔操作手段の入力手段から手動で
入力された操作信号をその集中制御装置に有線伝送して
モータを遠隔制御する構成としたから、押出成形ライン
中の複数のモータについて押出機や引取機等の近傍で手
動制御可能であるうえそれら各モータを集中制御でき
る。従って、押出機および周辺機を多数有する押出成形
ラインの運転が容易になるとともに、高い品質で押出し
成形することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る押出成形ラインのモータ遠隔制御
装置の一形態例を示すブロック図である。
【図2】本発明を含む押出成形ラインの概略を示す図で
ある。
【図3】モータ遠隔操作手段の一例を示すブロック図で
ある。
【図4】図3のモータ遠隔操作手段の操作面を示す正面
図である。
【図5】本発明において伝送される一部の信号波形図で
ある。
【符号の説明】
1 押出機 3 成形機台 5、13、27、29 モータ 7、15、31、33 センサ 11 原料フィーダ装置 21 成形品 23、25 周辺機(引取機) 35 集中制御装置 37a〜37c 中継器 39a〜39d モータ遠隔操作手段(モータ遠隔操作
器) 41 制御回路 43 キー入力装置 45 表示装置 47 DO変換器 49 AI・AO変換器 51 入力手段(キー入力装置) 53 表示手段(表示装置) 55 検出手段(検出装置) 57a〜57i スイッチ 59a〜59i フィルタ 61 エンコーダ 63a、63d 出力回路 65a〜65c 入力回路 67a、67b カウンタ 69a、69b、77 表示器 71 タイマ 73 自励発振器 75 ANDゲート 79 単位選択回路 83 小数点位置選択回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂を押出し成形する押出機および
    この押出機に連結され押出成形品を処理する周辺機であ
    って各々にモータを備えた前記押出機および周辺機を有
    する押出成形ラインを制御するモータ遠隔制御装置であ
    り、 前記押出機および周辺機とは独立して配置されるととも
    に前記各モータに接続され、種々の操作信号に基づいて
    前記各モータを動作させる制御信号を形成して前記各モ
    ータを集中的に制御する集中制御装置と、 少なくとも前記押出機又は周辺機に配置され、これら押
    出機又は周辺機の前記モータを手動で操作する入力手段
    を有し、この入力手段からの操作信号を前記集中制御装
    置に有線伝送して前記モータを遠隔制御するモータ遠隔
    操作手段と、 を具備することを特徴とする押出成形ラインのモータ遠
    隔制御装置。
JP8020624A 1996-01-12 1996-01-12 押出成形ラインのモータ遠隔制御装置 Pending JPH08238663A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8020624A JPH08238663A (ja) 1996-01-12 1996-01-12 押出成形ラインのモータ遠隔制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8020624A JPH08238663A (ja) 1996-01-12 1996-01-12 押出成形ラインのモータ遠隔制御装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1192576A Division JPH072370B2 (ja) 1989-07-27 1989-07-27 押出成形ラインのモータ遠隔制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08238663A true JPH08238663A (ja) 1996-09-17

Family

ID=12032404

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8020624A Pending JPH08238663A (ja) 1996-01-12 1996-01-12 押出成形ラインのモータ遠隔制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08238663A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2275838C (en) Blown film extrusion apparatus with improved collapsing frame
CN110609516B (zh) 带纱长计算的大圆机伺服送纱方法、系统及大圆机
JPH072370B2 (ja) 押出成形ラインのモータ遠隔制御装置
JP2002105770A (ja) 単錘駆動式紡機の運転管理システム
JPH08238663A (ja) 押出成形ラインのモータ遠隔制御装置
JPH0746675A (ja) 成形機の遠隔制御方式
CN215661787U (zh) 螺杆挤出机
CN105629912B (zh) 一种砖瓦行业用全自动挤出切割成型智能控制系统
CN211218067U (zh) 一种拉丝机控制装置
US5566604A (en) Apparatus for extracting a flexible product from a machine for fabricating same
CN211079420U (zh) 纺前染色用计量控制系统
JPH032022A (ja) 押出成形ラインの画面表示制御装置
JPH05137882A (ja) 自動洗濯装置
KR100927432B1 (ko) 롤 테이프 자동 절단기의 제어장치 및 그 방법
JP2000084998A (ja) 押出成形品引取速度制御装置およびその制御方法
JPH06304814A (ja) リジッドタップ制御方式
KR101848369B1 (ko) 호퍼 관리 시스템
JP2548447B2 (ja) ミシンのベルト緩み検知装置
JPH072368B2 (ja) 押出成形ラインのモータ制御装置
JPH02270527A (ja) 押出成形ラインのモータ制御装置
JP2696238B2 (ja) 射出成形機のモニタ装置
JPH02270529A (ja) 押出成形ラインのモータ制御装置
JP2000153432A (ja) 稼働状況監視装置
CN201300533Y (zh) 一种挤出机牵引装置的控制系统
JPH02270528A (ja) 押出成形ラインのモータ制御装置