JPH0823710A - 耕耘作業機におけるセンサロッド構造 - Google Patents

耕耘作業機におけるセンサロッド構造

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Publication number
JPH0823710A
JPH0823710A JP18184094A JP18184094A JPH0823710A JP H0823710 A JPH0823710 A JP H0823710A JP 18184094 A JP18184094 A JP 18184094A JP 18184094 A JP18184094 A JP 18184094A JP H0823710 A JPH0823710 A JP H0823710A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor
rod
sensor rod
rear cover
depth
Prior art date
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Pending
Application number
JP18184094A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirotaka Yato
博隆 矢藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd filed Critical Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Priority to JP18184094A priority Critical patent/JPH0823710A/ja
Publication of JPH0823710A publication Critical patent/JPH0823710A/ja
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  • Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 耕深検知センサやセンサロッドの破損を防止
すると共に、センサロッドのロッド長調整を容易にす
る。 【構成】 リヤカバー6と耕深検知センサ11とを連結
するセンサロッド14の中間部に、リヤカバー6が通常
の揺動範囲を越えて上方に揺動した場合に弾性変形する
連結部材14cを介設する。また、前記連結部材14c
を、上下のロッド14a、14bに対して抜き差し自在
な筒形状に形成すると共に、任意の差込み位置でクラン
プ15を用いて締付け固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トラクタに連結される
ロータリ等の耕耘作業機におけるセンサロッド構造に関
するものである。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】一般に、
トラクタにおいては、耕耘作業機に上下揺動自在に設け
られるカバー体に、センサロッドやリンクを介して耕深
検知センサを連結し、該耕深検知センサの検知に基づい
て耕耘作業機を自動的に昇降せしめる所謂耕深自動制御
を行うものがある。しかるに、このものでは、前記カバ
ー体が通常の揺動範囲を越えて上方に揺動した場合、揺
動に伴う大きな負荷がセンサロッドを介して耕深検知セ
ンサに作用するため、検知作動範囲を越える強引な作動
に基づいて耕深検知センサを破損する惧れがあった。そ
こで従来では、耕深検知センサの検知作動範囲を規制す
るストッパを設けて耕深検知センサの破損を防止してい
たが、この場合には、負荷の逃げ場がないため、センサ
ロッドやリンクを破損する惧れがある。また、前記セン
サロッドにおいては、耕深検知センサの検知範囲を調整
すべく、ロッド長を調整可能にすることが要求される
が、従来では、センサロッドに所謂ターンバックルを設
けることでロッド長調整を可能にしていたため、調整に
際して工具が必要になって作業性に劣るのが実状であっ
た。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑みこれらの欠点を一掃することができる耕耘作業
機におけるセンサロッド構造を提供することを目的とし
て創案されたものであって、耕深変化に伴って上下揺動
するカバー体を具備すると共に、該カバー体に、センサ
ロッドを介して耕深検知センサを連結してなる耕耘作業
機において、前記センサロッドの中間部に、弾性変形可
能な緩衝部材を介設したことを特徴とするものである。
また、前記緩衝部材は、異常な負荷が作用した場合にの
み弾性変形すべく形成されていることを特徴とするもの
である。また、前記緩衝部材は、センサロッドに対して
抜き差し自在な筒形状に形成されると共に、任意の差込
み位置でクランプ固定されていることを特徴とするもの
である。そして本発明は、この構成によって、耕深検知
センサやセンサロッドの破損を防止するうえに、センサ
ロッドのロッド長調整も容易に行うことができるように
したものである。
【0004】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図面において、1はトラクタの後部に上下昇降
自在に連結されるロータリ式の耕耘作業機であって、該
耕耘作業機1は、トラクタのPTO軸から動力を入力す
る入力ギヤケース(図示せず)、入力した動力をロータ
リ軸2に伝動するサイドケース3、ロータリ軸2に複数
設けられる耕耘爪4、該耕耘爪4の上方を覆う円弧状の
メインカバー5等を備えるが、これらの基本構成は何れ
も従来通りである。
【0005】6は前記耕耘作業機1の後部に設けられる
リヤカバーであって、該リヤカバー6は、支軸7を支点
として上下揺動自在であるが、この支軸7は、前記メイ
ンカバー5の円弧に沿って前後移動可能なガイドレール
8に設けられているため、ガイドレール8の前後移動に
基づいてリヤカバー6の支点位置を上下調整することが
可能であり、しかも、前記ガイドレール8を前後移動さ
せる電動シリンダ(図示せず)が設けられるため、後述
する耕深自動制御の耕深設定値に対応して電動シリンダ
を伸縮制御することにより、リヤカバー6の接地姿勢を
耕深に対応した適正な姿勢に維持することができるよう
になっている。
【0006】9は前記ガイドレール8の後端部に立設さ
れるブラケットであって、該ブラケット9と前記リヤカ
バー6との間には、リヤカバー6を下方に向けて加圧す
る加圧ロッド10が介設されている。このためリヤカバ
ー6は、耕耘土に弾圧的に接地する均平板として機能す
るが、耕深変化に伴って上下揺動するため、耕深検知体
としても機能するようになっている。
【0007】11は前記ブラケット9に取付けられる耕
深検知センサ(ポテンショメータ)であって、該耕深検
知センサ11のセンサ軸11aに一体回動自在に設けら
れるセンサアーム12と、リヤカバー6に一体的に設け
られるリヤカバーブラケット13とは、後述するセンサ
ロッド14を介して連動連結されており、このため耕深
検知センサ11は、耕深変化に伴うリヤカバー6の上下
揺動を検知し、その検知信号をトラクタ側の制御装置に
向けて出力するようになっている。そして前記制御装置
においては、耕深検知センサ11の耕深検知値と、耕深
設定器(図示せず)の耕深設定値との比較に基づいて耕
耘作業機1を昇降制御する所謂耕深自動制御を実行して
耕耘作業機1の耕深を一定に維持するようになってい
る。
【0008】前記センサロッド14は、センサアーム1
2側に回動自在に連結される上側ロッド14aと、リヤ
カバーブラケット13に回動自在に連結される下側ロッ
ド14bと、両ロッド14a、14bを連結する連結部
材(緩衝部材)14cとで構成されるが、前記連結部材
14cは、異常な負荷が作用した場合にのみ弾性変形す
るように弾性設定が成された弾性部材であり、このた
め、リヤカバー6が通常の揺動範囲を越えて上方に揺動
した場合には、該揺動に伴う異常負荷を、耕深検知セン
サ11にそのまま作用させることなく、連結部材14c
の弾性変形に基づいて吸収することができるようになっ
ている。
【0009】また、前記連結部材14cは、両ロッド1
4a、14bに対して抜き差し自在な筒形状に形成され
ると共に、任意の差込み位置でクランプ15を用いて締
付け固定されている。即ち、ロッド長調整に基づいて耕
深検知センサ11の検知範囲を調整することが可能であ
るが、前記クランプ15は、一対の突片15aを指先で
摘むだけで締付けを解除できるクリップタイプであるた
め、殊更工具を用意することなくロッド長調整を行うこ
とができるようになっている。
【0010】叙述の如く構成された本発明の実施例にお
いて、耕耘作業機1に設けられる耕深検知センサ11
は、センサロッド14を介して連結されるリヤカバー6
の上下揺動に基づいて耕深を検知することになるが、リ
ヤカバー6が通常の揺動範囲を越えて上方に揺動した場
合には、センサロッド14に介設される連結部材14c
が弾性変形することで異常な負荷を吸収することにな
る。従って、リヤカバー6が通常の揺動範囲以上に揺動
したとしても、該揺動に伴う異常負荷が耕深検知センサ
11、センサロッド14、リヤカバー6等にそのまま作
用することを回避できることになり、その結果、耕深検
知センサ11等の破損を防止することができる。
【0011】しかも、前記連結部材14cは、異常な負
荷が作用した場合にのみ弾性変形するように弾性設定が
成されるため、常時は直線姿勢を維持できる許りか、異
常負荷に伴う弾性変形後も速やかに直線姿勢に復帰する
ことになり、このため、耕深検知に悪影響を及ぼすよう
な惧れもない。
【0012】さらに、前記連結部材14cは、両ロッド
14a、14bに対して抜き差し自在な筒形状に形成さ
れると共に、任意の差込み位置でクランプ15を用いて
固定されているため、本実施例の如く、一対の突片15
aを指先で摘むだけで締付けを解除することが可能なク
ランプ15を採用した場合には、殊更工具を用意するこ
となくロッド長調整を行うことができるという利点があ
る。
【0013】
【作用効果】以上要するに、本発明は叙述の如く構成さ
れたものであるから、耕深変化に伴って上下揺動するカ
バー体を具備すると共に、該カバー体に、センサロッド
を介して耕深検知センサを連結したものであるが、前記
センサロッドの中間部には、弾性変形可能な緩衝部材が
介設されるため、仮令カバー体が通常の揺動範囲を越え
て上方に揺動したとしても、該揺動に伴う異常負荷は、
前記緩衝部材の弾性変形に基づいて吸収されることにな
り、この結果、耕深検知センサ、センサロッド、カバー
体等が前記異常負荷に基づいて変形したり、破損するよ
うな不都合を解消することができる。
【0014】また、前記緩衝部材は、異常な負荷が作用
した場合にのみ弾性変形すべく形成されるため、常時は
直線姿勢を維持できる許りか、異常負荷に伴う弾性変形
後も速やかに直線姿勢に復帰することになり、このた
め、耕深検知に悪影響を及ぼすような惧れもない。
【0015】また、前記緩衝部材は、センサロッドに対
して抜き差し自在な筒形状に形成されると共に、任意の
差込み位置でクランプ固定されるため、手で着脱可能な
クランプを採用すれば、わざわざ工具を用意することな
くロッド長調整ができることになり、この結果、ロッド
長調整の作業性も向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】耕耘作業機の側面図である。
【図2】同上要部側面図である。
【図3】異常負荷状態を示す同上要部側面図である。
【図4】センサロッドの斜視図である。
【図5】従来例を示す要部側面図である。
【図6】従来のセンサロッドを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 耕耘作業機 6 リヤカバー 10 加圧ロッド 11 耕深検知センサ 12 センサアーム 14 センサロッド 14a 上側ロッド 14b 下側ロッド 14c 連結部材 15 クランプ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 耕深変化に伴って上下揺動するカバー体
    を具備すると共に、該カバー体に、センサロッドを介し
    て耕深検知センサを連結してなる耕耘作業機において、
    前記センサロッドの中間部に、弾性変形可能な緩衝部材
    を介設したことを特徴とする耕耘作業機におけるセンサ
    ロッド構造。
  2. 【請求項2】 請求項1の緩衝部材は、異常な負荷が作
    用した場合にのみ弾性変形すべく形成されていることを
    特徴とする耕耘作業機におけるセンサロッド構造。
  3. 【請求項3】 請求項1の緩衝部材は、センサロッドに
    対して抜き差し自在な筒形状に形成されると共に、任意
    の差込み位置でクランプ固定されていることを特徴とす
    る耕耘作業機におけるセンサロッド構造。
JP18184094A 1994-07-11 1994-07-11 耕耘作業機におけるセンサロッド構造 Pending JPH0823710A (ja)

Priority Applications (1)

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JP18184094A JPH0823710A (ja) 1994-07-11 1994-07-11 耕耘作業機におけるセンサロッド構造

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JP18184094A JPH0823710A (ja) 1994-07-11 1994-07-11 耕耘作業機におけるセンサロッド構造

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Publication Number Publication Date
JPH0823710A true JPH0823710A (ja) 1996-01-30

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ID=16107738

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18184094A Pending JPH0823710A (ja) 1994-07-11 1994-07-11 耕耘作業機におけるセンサロッド構造

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JP (1) JPH0823710A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0776598A1 (en) * 1995-11-20 1997-06-04 Maasland N.V. A rotary harrow

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0776598A1 (en) * 1995-11-20 1997-06-04 Maasland N.V. A rotary harrow

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