JPH08237068A - 圧電フィルタ - Google Patents

圧電フィルタ

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JPH08237068A
JPH08237068A JP4065495A JP4065495A JPH08237068A JP H08237068 A JPH08237068 A JP H08237068A JP 4065495 A JP4065495 A JP 4065495A JP 4065495 A JP4065495 A JP 4065495A JP H08237068 A JPH08237068 A JP H08237068A
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JP
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piezoelectric
piezoelectric substrate
piezoelectric filter
substrate
filter
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JP4065495A
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Yoshiharu Kuroda
義晴 黒田
Taketoshi Hino
武俊 日野
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Murata Manufacturing Co Ltd
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  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 不要スプリアスモードの影響を受け難く良好
な帯域特性を有する1〜20MHz帯の小型の厚み縦振
動モードを利用した圧電フィルタを得る。 【構成】 幅Wが2.2〜3.8mmの範囲にある矩形
板状の圧電基板24の上面に第1の共振電極25,27
と、第2の共振電極26,28とを形成し、圧電基板2
4の下面に第1,第2の共振電極25,26と対向する
ように共通共振電極を、第1,第2の共振電極27,2
8と対向するように共通共振電極を形成してなる厚み縦
振動モードを利用したエネルギー閉じ込め型の二重モー
ド圧電フィルタ21。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、厚み縦振動モードを利
用した二重モード圧電フィルタに関し、特に、圧電基板
の形状を工夫することにより特性を低下させることなく
小型化を果たし得る圧電フィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、8〜12MHz帯の圧電フィルタ
として、図6(a)及び(b)に示す圧電フィルタが知
られている。圧電フィルタ1は、矩形の圧電基板2を用
いて構成されている。圧電基板2は、例えばチタン酸ジ
ルコン酸鉛系圧電セラミックスのような圧電セラミック
ス、あるいは水晶などの圧電単結晶により構成されてい
る。圧電基板2の上面には、所定距離を隔てて第1,第
2の共振電極3,4と、第1,第2の共振電極3,4と
は別の領域に形成された第1,第2の共振電極5,6と
が形成されている。第1,第2の共振電極3,4は矩形
の形状を有し互いの一方端縁が所定距離を隔てて配置さ
れている。第1,第2の共振電極5,6も、第1,第2
の共振電極3,4と同様に構成されている。
【0003】第1の共振電極3,5は、中央に設けられ
た容量取り出し電極7に電気的に接続されている。ま
た、第2の共振電極4,6は、それぞれ、圧電基板2の
短辺側の端縁に沿うように形成された引き出し電極8,
9に電気的に接続されている。
【0004】他方、図6(b)に示すように、圧電基板
2の下面には、容量取り出し電極7と表裏対向するよう
に容量取り出し電極10が形成されている。容量取り出
し電極7と、容量取り出し電極10とによりコンデンサ
が構成されている。
【0005】また、第1,第2の共振電極3,4と圧電
基板2を介して表裏対向するように共通共振電極11
が、第1,第2の共振電極5,6と圧電基板2を介して
表裏対向するように共通共振電極12が形成されてい
る。
【0006】圧電フィルタ1では、引き出し電極8,9
の一方を入力電極、他方を出力電極とし、容量取り出し
電極10をアース電位に接続することにより、3端子型
の二重モード圧電フィルタとして動作させることができ
る。このような圧電フィルタ1としては、例えば中心周
波数が10.7MHzのフィルタを構成した場合、圧電
基板2としては、3mm×7mm×厚み205μm程度
のものが用いられていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】圧電フィルタにおいて
も、他の電子部品と同様により一層の小型化が求められ
ている。ところが、8〜13MHz帯で用いる圧電フィ
ルタ1において、小型化を促進した場合、すなわち圧電
基板2の寸法を小さくした場合には、長さモードなどの
他のモードによる振動が励振され、圧電フィルタ部での
エネルギー閉じ込め効率が低下し、他のモードの振動に
よる所望でないスプリアス振動が発生しがちとなる。従
って、フィルタを構成する場合、所望の通過帯域に、上
記のようなスプリアス振動が重なり、十分な濾波特性を
有するフィルタを得ることが困難であるという問題があ
った。
【0008】本発明の目的は、1〜20MHz程度の周
波数帯域において用いられる厚み縦振動モードを利用し
た二重モード圧電フィルタであって、所望でないスプリ
アス振動を発生させることなく小型化を促進し得る圧電
フィルタを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、厚み縦振動モ
ードを利用した二重モード圧電フィルタであって、長辺
と短辺とを有する矩形板状の形状を有し、前記短辺の長
さが2.2〜3.8mmであり、厚み方向に分極処理さ
れた圧電基板と、前記圧電基板の一方主面において所定
距離を隔てて形成された第1,第2の共振電極と、前記
第1,第2の共振電極と表裏対向するように圧電基板の
他方主面に形成された共通共振電極とを備え、前記第
1,第2の共振電極と共通共振電極とが形成されている
部分において二重モード圧電フィルタ部が構成されてい
る、圧電フィルタである。
【0010】また、本発明においては、上記圧電フィル
タ部は、圧電基板に複数組形成されていてもよい。さら
に、本発明では、上記圧電基板の両主面から該圧電基板
を挟持するように第1,第2のケース基板を圧電基板に
貼り合わせてもよく、その場合には、ケース基板の外表
面に第1〜第3の外部電極を形成し、それによってチッ
プ型の圧電フィルタを構成することができる。この場
合、圧電基板の圧電フィルタ部の振動を妨げないため
に、圧電フィルタ部に臨む空間が内部に空間形成手段に
より形成される。
【0011】上記空間形成手段としては、例えば、ケー
ス基板の圧電基板側の面に凹部を形成することにより構
成することができる。あるいは、圧電基板に第1,第2
のケース基板を貼り合わせるに際し、接着剤を圧電フィ
ルタ部を除く領域に塗布し、圧電基板と第1,第2のケ
ース基板を貼り合わせることにより、該接着剤層の厚み
により上記空間を形成してもよい。
【0012】
【作用】本願発明者は、上述した8〜13MHz帯の圧
電フィルタの小型化を促進するために、圧電基板の材
料、形状等について種々検討した結果、矩形の圧電基板
の短辺方向の長さを特定の範囲とすれば、上述したスプ
リアスモードを励振させることなく、小型化の圧電フィ
ルタを構成し得ることを見いだした。すなわち、本発明
は、上記のような本願発明者の着想及び実験に基づき成
されたものであり、本発明では、短辺の長さが2.2〜
3.8mmの圧電基板が用いられる。
【0013】本発明では、短辺の長さが2.2〜3.8
mmの範囲の圧電基板を用いて上記圧電フィルタが構成
されているため、後述の実験例から明らかなように、ス
プリアスモードの影響をほとんど受けない、良好なフィ
ルタ特性を有する圧電フィルタを構成することができ
る。
【0014】なお、上記短辺方向の長さが2.2mm未
満の場合には、不要スプリアスモードの影響により、所
望のフィルタ特性を得ることができず、また3.8mm
を超えた場合には、例えば外装材によるダンピング効果
を大きく受けることになり、圧電基板の寸法による影響
が生じなくなる。また、短辺方向の長さを3.8mm以
上とした場合には、当然のことながら圧電基板が大型化
し、圧電フィルタの小型化に逆行することになる。
【0015】
【実施例の説明】以下、具体的な実験例に基づき本発明
を説明する。図1は、本発明の一実施例に係るチップ型
圧電部品として構成された圧電フィルタを示す分解斜視
図である。チップ型圧電フィルタ装置20は、圧電フィ
ルタ21と、第1,第2のケース基板22,23とを積
層した構造を有する。
【0016】圧電フィルタ21は、矩形板状の圧電基板
24を有する。圧電基板24は、例えばチタン酸ジルコ
ン酸鉛系圧電セラミックスなどのような圧電セラミック
ス、あるいは水晶などの圧電単結晶により構成されてい
る。
【0017】圧電基板24は、厚み方向に分極軸が揃う
ように分極処理されており、かつその主面が、長さLの
長辺と、長さWの短辺とを有する。圧電基板24の上面
には、所定距離を隔てて第1,第2の共振電極25,2
6が形成されている。また、第1,第2の共振電極2
5,26が形成されている領域とは別の領域に第1,第
2の共振電極27,28が同様に形成されている。第
1,第2の共振電極25,26は矩形の形状を有し、互
いの一方端縁が所定距離を隔てて配置されている。第
1,第2の共振電極27,28も、第1,第2の共振電
極25,26と同様に構成されている。
【0018】第1の共振電極25,27は、圧電基板2
4の上面の中央に設けられた容量取り出し電極29に電
気的に接続されている。容量取り出し電極29は矩形の
形状を有し、圧電基板24の長辺側の両端縁間に至るよ
うに形成されている。
【0019】他方、圧電基板24の下面には、図2に略
図的に下面の電極形状を示すように、容量取り出し電極
30が形成されている。容量取り出し電極30は、上面
に容量取り出し電極29と圧電基板24を介して重なり
合うように形成されており、容量取り出し電極29と容
量取り出し電極30とによりコンデンサが構成されてい
る。
【0020】第1,第2の共振電極25,26と表裏対
向するように、圧電基板24の下面には、共通共振電極
31が形成されている。同様に第1,第2の共振電極2
7,28と圧電基板24を介して表裏対向するように共
通共振電極32が圧電基板24の下面に形成されてい
る。
【0021】圧電フィルタ21では、第1,第2の共振
電極25,26と共通共振電極31により第1の圧電フ
ィルタ部が、第1,第2の共振電極27,28と共通共
振電極32とにより第2の圧電フィルタ部が構成されて
いる。もっとも、本発明では、圧電フィルタ部は1組の
み設けられていてもよく、あるいは3組以上設けられて
いてもよい。
【0022】第1の共振電極25,27は、容量取り出
し電極29に電気的に接続されている。また、第2の共
振電極26,28は、それぞれ、圧電基板24の上面に
おいて短辺側の端縁に沿うように形成された引き出し電
極33,34に電気的に接続されている。
【0023】また、図2から明らかなように、共通共振
電極31,32は、容量取り出し電極30に電気的に接
続されている。本実施例の圧電フィルタ21では、引き
出し電極33,34の一方を入力電極、他方を出力電極
とすることにより、図3に等価回路で示す3端子型の容
量内蔵型の圧電フィルタが構成される。
【0024】また、本実施例の特徴は、この圧電フィル
タ21の圧電基板24の幅、すなわち短辺の長さWが、
2.2〜3.8mmの範囲になり、それによって不要な
スプリアスモードを発生させることなく所望のフィルタ
特性を得ることができる。この点については、後述の実
験例により、詳細に説明する。
【0025】また、本実施例の圧電フィルタ21は、上
述した第1,第2のケース基板22,23と貼り合わせ
ることにより、チップ型圧電部品として構成される。す
なわち、第1のケース基板22は、アルミナなどの絶縁
性セラミックスまたは合成樹脂などの適宜の絶縁性材料
により構成されている。同様に第2のケース基板23
も、上記絶縁性材料で構成されている。図1から明らか
なように、第2のケース基板23の上面には、凹部23
a,23bが形成されている。図1では図示されていな
いが、ケース基板22の下面にも同様の凹部が形成され
ている。
【0026】凹部23a,23bは、第1,第2の圧電
フィルタ部の振動を妨げないための空間を、圧電フィル
タ部の下方に形成するために設けられている。同様に、
ケース基板22の下面に形成されている凹部も、圧電フ
ィルタ部の振動を妨げないための空間を圧電フィルタ部
の上方に形成するために設けられている。
【0027】第1,第2のケース基板22,23には、
それぞれ、電極35a〜35c、36a〜36cが外表
面に形成されている。電極35a,35cは、第1のケ
ース基板22の両端面近傍に形成されており、電極35
bは、ケース基板22の長さ方向中央部においてケース
基板22の下面を除いて両側面及び上面に形成されてい
る。同様に、電極36a,36cは、ケース基板23の
長さ方向両端面近傍において上面を除いて形成されてい
る。また、電極36bは、ケース基板23の長さ方向中
央部において、両側面及び下面に至るように形成されて
いる。
【0028】第1,第2のケース基板22,23は、絶
縁性接着剤を用いて、圧電フィルタ21に貼り合わされ
る。この場合、接着剤は、凹部23a,23bが形成さ
れている領域を除いて塗布される。
【0029】さらに、上記のようにして貼り合わされた
積層体の外表面に導電ペーストを塗布・硬化させたり、
メッキもしくはスパッタリング等により、外部電極を形
成する。このようにして、図4に示すチップ型圧電フィ
ルタ装置20が得られる。図4において、上記のように
して圧電フィルタ21の上下に第1,第2のケース基板
22,23を積層してなる積層体40では、第1〜第3
の外部電極37〜39が形成されている。第1の外部電
極37は、電極35a,36aを接続するように上記導
電材を付与することにより形成されている。同様に、第
2の外部電極38は、電極35b,36bを電気的に接
続するように導電材を付与することにより形成されてお
り、外部電極39は、電極35c,36cを電気的に接
続するように導電材を付与することにより構成されてい
る。
【0030】もっとも、第1,第2のケース基板22,
23に、予め電極35a〜35c,36a〜36cを形
成しないでおき、積層体40を得た後に、外部電極37
〜39を形成してもよい。
【0031】第1の外部電極37は、引き出し電極33
に電気的に接続され、従って第2の共振電極26に電気
的に接続されている。また、第2の外部電極38は、圧
電基板24の下面に形成された容量取り出し電極30に
電気的に接続されている。第3の外部電極39は、引き
出し電極34に電気的に接続されており、従って第2の
共振電極28に電気的に接続されている。
【0032】従って、第1,第3の外部電極の一方を入
力電極、他方を出力電極、第2の外部電極38をアース
電位に接続することにより、図3に示す圧電フィルタと
して動作させることができ、厚み縦振動モードを利用し
た8〜13MHz帯で用いるのに適した圧電フィルタを
得ることができる。
【0033】しかも、本発明では、上記圧電フィルタ2
1の幅Wが、上記特定の範囲とされているため、所望で
ないスプリアス振動を発生させることなく小型化を促進
し得る。これを実験例に基づき説明する。
【0034】複数種の圧電基板24を用意し、上記方法
に従って圧電フィルタ21を形成した。使用した圧電基
板24としては、長さL=7mm、厚み=205mmで
あり、幅Wが、2.1mm、2.2mm及び2.8mm
の寸法を有するPZTからなる3種類の圧電基板を用意
し、中心周波数10.7MHzの圧電フィルタ21を製
作した。
【0035】上記3種類の圧電フィルタにつき、減衰量
−周波数特性を測定したところ、図5に示す結果が得ら
れた。図5において、一点鎖線Aは、幅W=2.8mm
の圧電基板を用いた場合、破線Bは幅W=2.2mmの
圧電基板を用いた場合、実線Cは幅W=2.1mmの圧
電基板を用いた場合の結果を示す。
【0036】図5から明らかなように、W=2.1mm
の場合(実線Cの特性)では、不要スプリアスの影響に
より、通過帯域の一部において矢印Xで示すように減衰
量が大きくなっている。これに対して、幅W=2.2m
m及び2.8mmの圧電基板を用いた場合には、一点鎖
線A及び破線Bで示すように、スプリアス振動がより低
周波数領域側に移動し、十分な通過帯域特性の得られる
ことがわかる。従って、図5の結果から明らかなよう
に、圧電基板24の幅Wは2.2mm以上とすべきこと
がわかる。
【0037】また、上記幅Wが3.8mmを超えた場合
には、上記スプリアスの影響は殆どないが、フィルタ2
1が大型化する。従って、特に幅Wの上限についてはス
プリアス振動を抑制するという観点からは制限されるも
のではないが、圧電フィルタの小型化の観点から3.8
mm以下と定められる。なお、3.8mmより大きい場
合には、第1,第2のケース基板22,23などのよう
な外装材によるダンピング効果により、圧電基板24の
寸法による影響は受け難くなるものと考えられる。
【0038】
【発明の効果】以上のように、本発明の圧電フィルタで
は、厚み縦振動モードを利用した矩形板状の圧電基板を
用いた1〜20MHz帯の二重モード圧電フィルタであ
って、圧電基板の幅が上記特定の範囲とされているた
め、不要スプリアス振動による特性の劣化を生じさせる
ことなく、圧電フィルタの寸法を小さくすることができ
る。よって、上記周波数帯で用いるのに適しており、安
定な帯域特性を有し、かつ小型の圧電フィルタを提供す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のチップ型圧電フィルタ装置
を説明するための分解斜視図。
【図2】図1の圧電フィルタの下面の電極形状を示す略
図的斜視図。
【図3】図1の圧電フィルタの等価回路を示す図。
【図4】実施例のチップ型圧電フィルタ装置を示す斜視
図。
【図5】圧電基板の寸法を変化させた場合の圧電フィル
タの減衰量−周波数特性を示す図。
【図6】(a)及び(b)は、従来の圧電フィルタを説
明するための各斜視図。
【符号の説明】
20…チップ型圧電フィルタ装置 21…圧電フィルタ 22,23…第1,第2のケース基板 24…圧電基板 25,27…第1の共振電極 26,28…第2の共振電極 29,30…容量取り出し電極 31,32…共通共振電極 23a,23b…凹部 37〜39…外部電極

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 厚み縦振動モードを利用した二重モード
    圧電フィルタであって、 長辺と短辺とを有する矩形板状の形状を有し、前記短辺
    の長さが2.2〜3.8mmであり、厚み方向に分極処
    理された圧電基板と、 前記圧電基板の一方主面において所定距離を隔てて形成
    された第1,第2の共振電極と、 前記第1,第2の共振電極と表裏対向するように圧電基
    板の他方主面に形成された共通共振電極とを備え、 前記第1,第2の共振電極と共通共振電極とが形成され
    ている部分において二重モード圧電フィルタ部が構成さ
    れている、圧電フィルタ。
  2. 【請求項2】 前記圧電フィルタ部が、前記圧電基板に
    複数組形成されている、請求項1に記載の圧電フィル
    タ。
  3. 【請求項3】 前記圧電基板の両主面から該圧電基板を
    挟持するように圧電基板に貼り合わされた第1,第2の
    ケース基板と、 前記ケース基板の外表面に形成された第1〜第3の外部
    電極と、 前記圧電基板の圧電フィルタ部が構成されている部分の
    振動を妨げないための空間を圧電フィルタ部の上方もし
    くは下方に形成するための空間形成手段とをさらに備え
    る、請求項1または2に記載の圧電フィルタ。
  4. 【請求項4】 前記空間形成手段が、前記第1,第2の
    ケース基板の圧電基板側の面に形成された凹部である、
    請求項3に記載の圧電フィルタ。
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