JPH08237013A - 引込み式頂部負荷アンテナ - Google Patents

引込み式頂部負荷アンテナ

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JPH08237013A
JPH08237013A JP33446095A JP33446095A JPH08237013A JP H08237013 A JPH08237013 A JP H08237013A JP 33446095 A JP33446095 A JP 33446095A JP 33446095 A JP33446095 A JP 33446095A JP H08237013 A JPH08237013 A JP H08237013A
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JP
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antenna element
antenna
spiral
retracted position
elongated
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JP33446095A
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Brian James Davidson
ジェームズ ディヴィッドソン ブライアン
Stephen Goodwin
グッドウィン スティーヴン
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Nokia Oyj
Original Assignee
Nokia Mobile Phones Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q9/00Electrically-short antennas having dimensions not more than twice the operating wavelength and consisting of conductive active radiating elements
    • H01Q9/04Resonant antennas
    • H01Q9/30Resonant antennas with feed to end of elongated active element, e.g. unipole
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/12Supports; Mounting means
    • H01Q1/22Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles
    • H01Q1/24Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set
    • H01Q1/241Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM
    • H01Q1/242Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM specially adapted for hand-held use
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    • H01Q1/244Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM specially adapted for hand-held use with built-in antennas extendable from a housing along a given path
    • HELECTRICITY
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    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/36Structural form of radiating elements, e.g. cone, spiral, umbrella; Particular materials used therewith
    • H01Q1/362Structural form of radiating elements, e.g. cone, spiral, umbrella; Particular materials used therewith for broadside radiating helical antennas

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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
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  • Details Of Aerials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 アンテナ組立体は、支持体(5)に取り
付けられ且つ引込み位置と引出し位置との間で移動しう
る細長いアンテナ素子(11)を備えている。細長いア
ンテナ素子と電気的に接触して螺旋状アンテナ素子(1
2)がその細長いアンテナ素子の一方の端部に支持され
る。引込み位置および引出し位置におけるアンテナと給
電点との間の結合により、引込み位置においても引出し
位置においても同じ整合回路を使用することができる。 【効果】 携帯セルラー無線電話に使用するのに特に適
したコンパクトで便利な二重アンテナ構成体を提供でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、細長いアンテナ素
子によって支持された螺旋状アンテナ素子からなる引込
み式アンテナを有するアンテナ組立体であって、例え
ば、携帯用ラジオや、特に、携帯無線電話に適用しうる
ようなアンテナ組立体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】引込み式アンテナは、携帯無線電話にお
いて特にその利点を発揮するものである。何故ならば、
引込み位置および引出し位置の両者において十分な動作
特性を与えつつ、アンテナを引込み位置とすれば、使用
者がその電話を携行し易くなるからである。
【0003】米国特許第4868576号明細書には、
引込み式の細長い放射素子をベースとした螺旋状コイル
を備えた携帯用セルラー電話のためのアンテナが開示さ
れている。その引込み式の放射素子は、螺旋状コイルを
通して延長していて、その両端部には、非導電性部分が
設けられており、その細長い放射素子が螺旋状コイルに
対して容量的に結合されるようになっており、引込み位
置においては、その細長い放射素子が実質的に螺旋状コ
イルから結合を解かれるようになっている。螺旋状コイ
ルは、無線トランシーバのハウジングに取り付け固定さ
れている。
【0004】螺旋状端部を有する引込み式アンテナ(Re
tractable Antenna with Helical End)と題する特許出
願第9115134.0明細書には、別の型の引込み式ア
ンテナが開示されている。この特許出願明細書に開示さ
れたアンテナにおいては、螺旋状素子が、細長い素子に
よって支持されている。この型のアンテナは、スタンバ
イ動作としてアンテナを引込み位置とした状態で満足な
性能を発揮し、アンテナを引き出した通常の使用中にお
いてより良い感度およびレンジ性能を発揮しうる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】適切な整合をとるため
に、細長い素子および螺旋状素子は、電気的に絶縁され
ている。こうすることにより、アンテナを引込み位置と
した時にも、また、引出し位置としたときも、給電点に
対する特性インピーダンスが同じとなるようにする整合
回路網が与えられる。この整合回路網は、引出し位置の
アンテナおよび引込み位置のアンテナの両者に給電する
同軸フィードを含み、細長いアンテナは、引込み位置に
あるときに、その同軸フィードの中心導体を与えてい
る。このような方法では、アンテナが引込み位置にある
ときに、携帯電話のケース内に電流が流れて、漂遊場が
形成されて、これが正しい回路動作に妨害を与えてしま
うかもしれない。
【0006】ケース内にてこのような望ましくない電流
が流れてしまう他、螺旋状素子と細長い素子との間を電
気的絶縁しなければならないのでは、アンテナの螺旋状
部分が引出し位置において与えうるような付加的な利得
が利用されないままとなるので、資源の無駄である。こ
れら2つの素子の間の電気的絶縁は、通常は、空気間隙
によって行われる。これもまた、そのアンテナがそれら
構成素子間の接合部で弱体化することになり、アンテナ
の引出し状態での頑丈さが失われてしまうことになる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によるアンテナ組
立体は、支持体に取り付けられ且つ引込み位置と引出し
位置との間で移動しうる細長いアンテナ素子と、該細長
いアンテナ素子と電気的に接触し且つそれによって支持
された螺旋状アンテナ素子と、前記引出し位置にある前
記細長いアンテナ素子に前記螺旋状アンテナ素子から遠
い端部から給電するための手段と、前記引込み位置にあ
る前記螺旋状アンテナ素子を、前記細長いアンテナ素子
に隣接した接地点に接地接続して、該細長いアンテナ素
子に実質的に電流が流れないようにするための手段と、
前記引込み位置にある前記螺旋状アンテナ素子に給電す
るための手段とを備えることを特徴とする。
【0008】前記細長いアンテナ素子に隣接した端部で
前記螺旋状アンテナ素子を接地接続することにより、引
込み位置にある前記細長いアンテナ素子に漂遊電流が流
れるようなことは実質的に避けられる。こうすることに
より、ケース内の場が減少させられ、したがって、電話
回路の適切な動作が妨害されるようなことは少なくな
る。
【0009】螺旋状アンテナ素子を接地接続するための
手段は、この螺旋状アンテナ素子に隣接した細長いアン
テナ素子の端部に接近した位置で螺旋状アンテナ素子を
接地接続することができる。その接地点が細長いアンテ
ナ素子の頂部に近ければ近い程、ケース内で細長いアン
テナ素子にて電流が流れうる距離がそれだけ短くなる。
その結果、漂遊場がそれだけ減少させられることにな
る。
【0010】細長いアンテナ素子は、引込み位置にて図
示した螺旋状アンテナ素子から遠い端部でも接地接続さ
れるのが好ましい。こうすることにより、この細長いア
ンテナ素子における漂遊電流を禁止し、漂遊場の生ずる
のを禁止するための付加的な接地接続が与えられる。
【0011】螺旋状アンテナ素子は、引込み位置にてリ
アクタンス結合を介して給電されるのが好ましい。こう
することにより、引込み位置での給電点のインピーダン
スと引出し位置での給電点のインピーダンスとを実質的
に等しくすることができる。そのリアクタンス結合の厳
密な特性は、特定のアンテナに適合するように調整され
うる。引出し位置および引込み位置での給電点からアン
テナへの結合を種々異なるものとすることにより、引込
み位置および引出し位置の両者において整合インピーダ
ンスを同じに維持することができ、螺旋状アンテナ素子
を細長いアンテナ素子に電気的に結合させることができ
る。これにより、引出し位置でのアンテナの利得を、螺
旋状アンテナ素子と細長いアンテナ素子とが電気的に絶
縁されている同程度の寸法を有するアンテナより増大さ
せることができる。さらにまた、同じ整合回路網を使用
することにより、アンテナ組立体の構成部分の数を減少
させることができ、コストを低減でき、サイズの制約が
少なくなり、よりコンパクトな構造とすることができ
る。
【0012】リアクタンス結合は、螺旋状アンテナ素子
の分岐点に結合されるタップでありうる。整合をとるた
めに、引込み位置にあるアンテナに対して給電点にリア
クタンス分路素子が必要とされるかもしれない。そのよ
うな実際の素子は、引込み位置と引出し位置との間のイ
ンピーダンスの差を整合させるために、特定のアンテナ
について選定されうる。
【0013】リアクタンス結合は、引込み位置にあるア
ンテナに給電するのにのみ使用されるのが好ましい。し
かしながら、引込み位置と引出し位置との両方において
アンテナに給電するのに、同じ給電点を使用するのが好
ましい。
【0014】引込み位置と引出し位置との各々において
アンテナのインピーダンスを整合させる一つの方法は、
容量性分路を使用することによるものである。この方法
は、同軸システムを構成するように支持体に対して絶縁
性部材を固定することによって行われうる。細長いアン
テナ素子である内側導体を接地接続し、したがって、キ
ャパシタンスがアースに対して形成される。螺旋状アン
テナ素子に結合され且つそれによって支持された導電性
部材を、引込み位置にて同軸システムの外側導体に結合
させる。引出し位置においては、同軸システムの外側導
体と導電性部材との間の結合はなく、したがって、螺旋
状アンテナ素子は、分岐点を通して給電されない。この
ような構成をとると、引出し位置と引込み位置との間で
アンテナを移動させる結果として給電配置が変えられる
という効果がある。
【0015】導電性部材は、螺旋状アンテナ素子から懸
架したコレットを構成するような形状とされうる。別の
一つの実施例としては、その導電性部材は、引込み位置
にあるときに、同軸システムの外側導体と接触するよう
に偏倚されたばね荷重ピンであってよい。
【0016】リアクタンス結合は、第1の螺旋状アンテ
ナ素子から絶縁され且つそれとは反対向きに巻回された
第2の螺旋状アンテナ素子を含みうる。こうすることに
より、その螺旋状アンテナ素子に給電する電流と分岐点
より下の螺旋状アンテナ素子に流れる電流との向きが反
対となることから生じてしまうような引込み位置での放
射量の減少を、ある程度抑えることができるという付加
的な効果が得られる。
【0017】分岐点より下での場の相殺に関連した問題
を減少させる別の方法としては、タップより下では螺旋
状アンテナ素子をより密に巻回して、引込み位置での螺
旋状アンテナ素子の給電点から生ずる螺旋状アンテナ素
子の非放射部分の長さを減少させるようにすることがあ
る。
【0018】本明細書において使用する用語「細長いア
ンテナ素子」は、例えば、ロッド型アンテナ、または、
全体として細長い形状を有するコイル型アンテナを包含
するものである。また、用語「螺旋状」は、一様な直径
を有した螺旋に限定されず、直径が段々と大きくなるよ
うなコイル、すなわち、スパイラル状のコイルをも包含
しようとするものである。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、添付図面に基づいて、本発
明の実施例について、本発明をより詳細に説明する。
【0020】これら図に示された無線電話は、ハウジン
グ1を備えており、このハウジング1内には、通常の送
信機2および受信機3が収納されており、これら送信機
2および受信機3は、送受切換器4を介してそれぞれア
ンテナ組立体に結合されている。
【0021】ハウジング1は、また、携帯セルラー電話
に通常設けられているようなその他の構成部分のすべて
を収納している。それらの構成部分については、本発明
には直接には関係ないので、ここでは、これ以上詳述し
ない。
【0022】アンテナ組立体は、無線ハウジング1の頂
面に隣接して設けられ、管状の支持体5を備えている。
この支持体5は、アンテナの引込みおよび引出しの際の
ガイドとなる。
【0023】アンテナ組立体は、2つの別々のアンテナ
素子、すなわち、細長いアンテナ素子11と螺旋状アン
テナ素子12とを備える。細長いアンテナ素子11は、
中心導体7を備える。この中心導体7は、内実なロッド
アンテナであってもよく、また、緊密に巻回されたコイ
ルの形をとるものであってもよい。緊密に巻回されたコ
イルとすると、その細長いアンテナ素子の可撓性を高め
て破損の危険を少なくすることができるだけでなく、ア
ンテナの物理的な長さを減少させることもできる。この
コイルは、銀メッキしたベリリウム銅のワイヤで形成さ
れうる。細長いアンテナ素子11は、等価電気長、例え
ば、4分の1波長の長さを有するように選定される。こ
の細長いアンテナ素子11の導電性部分7は、例えば、
可撓性プラスチック材料で形成された絶縁スリーブ8内
に納められる。導電性スリーブ7aが設けられていて、
この導電性スリーブ7aにより、導電性部分7は、引込
み位置において接地接続されうるようにされている。
【0024】支持体5から遠い方の細長いアンテナ素子
11の端部は、螺旋状アンテナ素子12を支持してい
る。この螺旋状アンテナ素子12は、非常にコンパクト
で物理的長さが短いが、その直径は、細長いアンテナ素
子11よりも大きい。この螺旋状アンテナ素子12の実
効電気長は、例えば、4分の1波長である。螺旋状コイ
ル12は、ドーム状の誘電体カプセル14内に埋設され
ている。
【0025】螺旋状アンテナ素子12は、細長いアンテ
ナ素子11の導電性部分7に恒久的に電気的に接続され
ていて、アンテナが引出し位置にあるときに、付加的な
利得を与える。細長いアンテナ素子11は、例えば、4
分の1波長の長さであって、3/8−5/8アンテナを
与えるようになっている。螺旋状コイル12の下方端部
は、カプセル14の下側から突出したコレット15の形
の接触部材に電気的に接続される。支持体5には、相補
的形状を有する導電性コレット16が設けられている。
引込み位置においては、細長いアンテナ素子は、電話の
ケース内に実質的に完全に収納される。この細長いアン
テナ素子は、支持体5内で滑動して、電話内の適当な位
置に維持される。これは、接地プレートまたはその他の
適当な接続体の形をとりうる。
【0026】引込み位置においては、螺旋状アンテナ素
子12から懸架しているコレット15は、相補的形状の
コレット16に係合する。コレット16と導電性部分7
との間に設けられた絶縁スリーブ8は、導電性コレット
16と一緒になって、引込み位置でその螺旋状素子に給
電するための伝送ラインを与える。絶縁スリーブの材料
および厚さは、アースに対するキャパシタンスが所望値
となるように選定される。相補的形状のコレットと螺旋
状素子とを、その螺旋状素子のベースから遠い方の位置
で結合させるためにタップ17が設けられている。細長
いアンテナ素子の導電性スリーブ7aに対する接地接点
18が設けられ、この接地接点18により、引込み位置
において細長いアンテナ素子が放射素子としては作動し
ないものとされうる。
【0027】アンテナが引き出されたとき、接地接点1
8は、浮いた状態にあり、細長いアンテナ素子の導電性
部分7は、コレット16を通して給電される。螺旋状ア
ンテナ素子12は、細長いアンテナ素子の導電性部分7
と電気的に接触しているので、この螺旋状アンテナ素子
もまた、この引出し位置にてコレット16および導電性
部分7を通して給電される。
【0028】引込み位置におけるアンテナの螺旋状アン
テナ素子に給電する伝送ラインに対して大地に対するキ
ャパシタンスおよびタップの位置を選択することによ
り、引出し状態と引込み状態とで同じインピーダンスパ
ラメータとすることが可能である。
【0029】コレット15が内部導体7から比較的に広
く離れている場合には、引き出し状態においてコレット
15と内部導体7との間のキャパシタンスに関連した問
題が軽減される。
【0030】このようなキャパシタンスの問題をさらに
軽減するためには、相補的形状のコレット16との接続
を行うコレット15を、図3に示すようなばね荷重ピン
20に代えるとよい。ばね荷重ピン20は、アンテナが
引込み位置にあるときに、相補的形状のコレット16に
接触して、螺旋状アンテナ素子のタップ17に給電す
る。
【0031】アンテナの入力インピーダンスZi は、細
長いアンテナ素子がそれぞれ引き出されときと、細長い
アンテナ素子が引き込まされたときとで、アンテナの特
性が異なるにもかかわらず、実質的に同じである。この
アンテナは、引き出されているか、引き込まされている
かに関係なく、同じ給電点21を通して給電される。螺
旋状アンテナ素子12は細長いアンテナ素子11の導電
性素子7に接続されているので、これら両素子は、引出
し位置にて利得を与える複合アンテナとして機能的に作
動する。
【0032】図4および図5は、引出し位置および引込
み位置での整合回路網に対してなされる電気的接続を例
示している。引出し位置(図4参照)においては、アン
テナは、螺旋状アンテナ素子から遠い端部でRF回路2
2の給電点21に接続されている。引込み位置(図5参
照)においては、給電点21は、タップ17を介して螺
旋状アンテナ素子へRF信号を給電したり、螺旋状アン
テナ素子からRF信号を受信したりする。細長いアンテ
ナ素子は、接地プレート23によってその頂部近くにて
接地されている。この細長いアンテナ素子は、また、螺
旋状アンテナ素子から遠い端部においても、参照番号2
4で示すように、接地されている。
【0033】引込み位置にある場合には、螺旋状アンテ
ナ素子は、タップがある状態においては、タップがない
状態の場合程は、放射を行わない。何故ならば、タップ
17より下の細長いアンテナ素子の方向に流れる螺旋状
アンテナ素子の電流成分とそのタップ自身に流れる電流
とは極性において反対であり、互いにある程度打ち消し
合うからである。非放射長、すなわち、破壊的干渉を生
ずる部分を減ずるために、タップ17より下の螺旋状ア
ンテナ素子の巻回部分26は、タップ17より上の巻回
部分25よりも密に巻かれている。これは、図6に示さ
れている。
【0034】図7は、本発明の別の実施例を示してい
る。引込み位置における給電点21と螺旋状アンテナ素
子12との間に、第2の螺旋状アンテナ素子27が設け
られている。この第2の螺旋状アンテナ素子27は、細
長いアンテナ素子11の導電性素子7に接続された螺旋
状アンテナ素子12から絶縁されており、且つそれとは
反対向きに巻回されている。細長いアンテナ素子の方向
(A) において第2の螺旋状アンテナ素子27に流れる電
流は、螺旋状アンテナ素子12にそれと同じ方向(B) に
おける電流を誘起せしめる。したがって、細長いアンテ
ナ素子の方向における電流の成分は同相で加え合わされ
る。通常のモードにおいて主たる放射抵抗を与えるの
は、この成分であるので、これにより、引込み位置での
螺旋状アンテナ素子12からの放射が改善される。
【0035】本発明は、特許請求の範囲の記載された発
明と関係しているか否か、または、解決すべき課題のあ
るもの、またはそれらのすべてを解消するものであるか
否かに関係なしに、ここに明示的または暗示的に記載さ
れた諸特徴のうちの任意の新規な特徴またはそれらの組
み合わせを含むものである。
【0036】前述したことから明らかなように、当業者
には、本発明の範囲内にて種々な変形がなされうるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】携帯電話に用いた本発明による一実施例のアン
テナ構成体を、アンテナが引出し位置にある状態で示す
概略図である。
【図2】図1の実施例を、アンテナが引込み位置にある
状態で示す概略図である。
【図3】本発明の別の実施例を、アンテナが引出し位置
にある状態で示す概略図である。
【図4】アンテナが引出し位置にある状態の図1の実施
例を、図式的に示す図である。
【図5】アンテナが引込み位置にある状態の図1の実施
例を、図式的に示す図である。
【図6】本発明の実施例の螺旋状アンテナ素子を示す図
である。
【図7】本発明の実施例を、アンテナが引込み位置にあ
る状態で、図式的に示す図である。
【符号の説明】
1 ハウジング1 2 送信機 3 受信機 4 送受切換器 5 支持体 7 中心導体 7a 導電性スリーブ 8 絶縁スリーブ 11 細長いアンテナ素子 12 螺旋状アンテナ素子 14 誘電体カプセル 15 コレット 16 相補的形状のコレット 17 タップ 18 接地接点 20 ばね荷重ピン 21 給電点 22 RF回路 23 接地プレート 24 接地 25 巻回部分 26 巻回部分 27 第2の螺旋状アンテナ素子
フロントページの続き (72)発明者 スティーヴン グッドウィン イギリス サリー ジーユー16 6エイチ エイチ フリムリー グリーン ベッドフ ォード クレッセント ホワイト ロージ ズ (番地なし)

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体に取り付けられ且つ引込み位置と
    引出し位置との間に移動しうる細長いアンテナ素子と、
    該細長いアンテナ素子と電気的に接触し且つ該細長いア
    ンテナ素子によって支持された螺旋状アンテナ素子と、
    前記引出し位置において前記螺旋状アンテナ素子から遠
    い端部から前記細長いアンテナ素子に給電するための手
    段と、前記引込み位置にある前記螺旋状アンテナ素子
    を、前記細長いアンテナ素子に隣接した接地点に接地接
    続し、前記引込み位置において前記細長いアンテナ素子
    における電流が実質的に禁止されるようにするための手
    段と、前記引込み位置における前記螺旋状アンテナ素子
    に給電するための手段とを備えることを特徴とするアン
    テナ組立体。
  2. 【請求項2】 前記螺旋状アンテナ素子に給電するため
    の手段は、前記引込み位置および引出し位置における給
    電点でのインピーダンスが実質的に等しくなるようにす
    るリアクタンス結合を備える請求項1記載のアンテナ組
    立体。
  3. 【請求項3】 前記引込み位置および引出し位置の両者
    において、前記給電点で信号の給電および受信がなされ
    る請求項2記載のアンテナ組立体。
  4. 【請求項4】 前記リアンクタンス結合は、誘導結合で
    ある請求項2または3記載のアンテナ組立体。
  5. 【請求項5】 前記リアクタンス結合は、前記螺旋状ア
    ンテナ素子の分岐点に結合されたタップを備える請求項
    2または3または4記載のアンテナ組立体。
  6. 【請求項6】 前記螺旋状アンテナ素子は、前記分岐点
    より下の部分でより密に巻回されている請求項5記載の
    アンテナ組立体。
  7. 【請求項7】 前記リアクタンス結合は、前記第1の螺
    旋状アンテナ素子とは反対向きに巻回された第2の螺旋
    状アンテナ素子を備える請求項2または3または4記載
    のアンテナ組立体。
  8. 【請求項8】 前記リアクタンス結合は、前記螺旋状ア
    ンテナ素子によって支持された導電性部材を備えてお
    り、前記支持体に支持された協動導電性部材が、前記引
    込み位置において前記螺旋状アンテナ素子によって支持
    された前記導電性部材に結合するようにして配置されて
    いる請求項2から7のうちのいずれかに記載のアンテナ
    組立体。
  9. 【請求項9】 前記導電性部材は、前記螺旋状アンテナ
    素子から懸架したコレットを形成する形状とされている
    請求項8記載のアンテナ組立体。
  10. 【請求項10】 前記導電性部材は、ばね荷重ピンであ
    る請求項8記載のアンテナ組立体。
  11. 【請求項11】 前記リアクタンス結合と並列にアース
    に対するキャパシタンスが与えられている請求項2から
    10のうちのいずれかに記載のアンテナ組立体。
  12. 【請求項12】 前記大地に対するキャパシタンスは、
    中心導体が接地接続され外側導体が前記リアクタンス結
    合に結合された状態の同軸伝送ラインによって与えられ
    ている請求項11記載のアンテナ組立体。
  13. 【請求項13】 送信および受信回路を収納したハウジ
    ングと、請求項1から12のうちのいずれかに記載した
    アンテナ組立体とを備え、該アンテナ組立体は、前記送
    信および受信回路に結合されていることを特徴とする携
    帯用無線トランシーバ。
  14. 【請求項14】 前記螺旋状アンテナ素子を接地するた
    めの手段は、前記螺旋状アンテナ素子に隣接した前記細
    長いアンテナ素子の端部に近い位置でアースに対して前
    記細長いアンテナ素子を結合させるための手段を備える
    請求項1から12のうちのいずれかに記載のアンテナ組
    立体。
  15. 【請求項15】 前記細長いアンテナ素子は、引込み位
    置において前記螺旋状アンテナ素子から遠い端部にても
    接地接続されている請求項2記載のアンテナ組立体。
JP33446095A 1994-12-23 1995-12-22 引込み式頂部負荷アンテナ Pending JPH08237013A (ja)

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