JPH08236978A - 扉構造体 - Google Patents

扉構造体

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JPH08236978A
JPH08236978A JP7341551A JP34155195A JPH08236978A JP H08236978 A JPH08236978 A JP H08236978A JP 7341551 A JP7341551 A JP 7341551A JP 34155195 A JP34155195 A JP 34155195A JP H08236978 A JPH08236978 A JP H08236978A
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ソールストローム ラッセ
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    • H05K9/0001Rooms or chambers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
  • Refrigerator Housings (AREA)
  • Support Devices For Sliding Doors (AREA)
  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
  • Hard Magnetic Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気しゃへい室の壁の開口部に対する扉構造
体としての使用に特に適し、干渉磁界、特に極めて低い
周波数の磁界を吸収するための扉構造体である。 【解決手段】 扉構造体(10)は扉(12)平面の方
向と、扉(12)の平面に対して垂直との方向に概ね直
線的に運動する。扉(12)は扉の構造体(11)にヒ
ンジ機構(16)により取り付けられ、扉(12)はそ
の平面に対して垂直方向に運動するために構造体(1
1)に対して垂直方向に運動しうる。扉構造体は、扉
(12)の縁部(12a)にある押圧部材(22)がヒ
ンジ部材(26)の周りで回転して、扉(12)の縁部
(12a)のμ金属シート(24)が磁気しゃへい室の
壁の開口部においてしゃへい壁構造体(30)の対応す
るμ金属シートに対してぴったりと押圧されるように押
圧部材(22)に作用する動伝達部材(17,17a,
18a,18b,19a,19b,20a,20b,2
1)を設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、干渉磁界、特に低
周波数磁界を吸収するための磁気しゃへい室の扉構造体
であって、扉の平面方向に概ね直線的に、扉の平面に対
して垂直方向に概ね直線状に運動するように配置されて
いる扉構造体に関する。
【0002】干渉しゃへい空間を提供するためには、使
用される扉構造体の機能は前記のしゃへい空間に外部の
電磁エネルギが進入するのを阻止し、あるいは干渉磁界
が周囲に漏洩するのを阻止することにより前記構造によ
って囲まれた空間内での電磁エネルギを制限できること
である。この形式の構造体は当該技術分野において公知
であり、敏感な構造を電磁放射線に対してしゃへいし、
データ伝送と高周波技術を用いた産業、研究所および、
例えば病院において高周波干渉の無い測定を可能とする
ために一般に用いられている。しゃへい空間の使用とは
無関係に、しゃへい体における吸収性の最も劣る部分は
通常、しゃへい空間への出入りのために開放することが
不可避の扉、窓、ハッチ等と固定構造体との間の接点に
形成される。扉のしゃへい特性を劣化させる作用を排除
するために、扉の運動部分と扉枠との、そして低周波磁
界に対してしゃへいする場合、冗長軌道との電気接触は
出来る限り連続的にし、構造体の残りの部分の特性に対
応させる必要がある。特に高周波数における、扉と扉枠
との間の接合部の吸収性は、接触を確実にするために、
開口の周りを延在しているランナに配置されている接触
ばねの間にナイフ状接触舌片が押圧されている接触点に
位置したラビリンス構造体を用いることにより向上させ
ることができる。
【0003】
【従来の技術】しかしながら、従来技術による扉構造体
においては、実際に達成された性能値は、締りばめが必
要なため、扉の使用の通常の利便さ、および通常の要領
でヒンジ接続された扉の作動特性を維持するにはラビリ
ンスを繰返した構造体を特に用いることが可能でなかっ
たため制限があった。効率的で複雑なラビリンス構造が
用いられる場合、ばねの間に進入している接触舌片は、
締りばめのためシールばねを通常の扉を開閉するときの
旋回運動によりそれらの位置から弾圧して外すことによ
りシール構造を損傷させる傾向があり、他方扉の閉鎖に
は例えば100〜150kpという巨大な押圧力を必要
とする。
【0004】フィンランド特許第63992号は干渉磁
界の透過を阻止する目的の構造の扉であって、扉の運動
はヒンジ手段と、干渉磁界の透過を阻止する接触を提供
する概ね直線状の運動とによって規定される軸心の周り
の回転運動によって提供される扉構造体を開示してい
る。しかしながら、特に大型の扉構造体においては、軸
心の周りの回転運動が最善の方法でないことが判明し
た。そのような場合、扉の重量が重いためヒンジ手段に
対して高度の要件を課す。そのため、重い扉構造体の回
転ヒンジ部に指向される大きい力とトルクとが軽量の扉
構造体以上にヒンジ部により大きい応力を発生させる。
【0005】フィンランド特許第73043号は干渉磁
界、特に高周波電磁界の透過を阻止する構造の扉であっ
て、扉が磁界に対してヒンジ手段により運動するように
配設され、そのため扉および(または)固定構造物とに
扉と固定構造物との間で接触し干渉磁界の透過を阻止す
る部材が設けられた扉構造体を開示している。前記扉は
扉の平面に対して直角の方向に概ね直線的に第1のヒン
ジ手段により動き、扉の平面の方向に概ね直線的に第2
のヒンジ手段により動くように配置されている。第1の
ヒンジ手段は第1の結合手段と第2の結合手段とからな
り、前記結合手段のいずれかは協働する他の結合手段と
接触している間は運動するようにされている。第1の結
合手段は歯付きのホイールから構成され、第2結合手段
はピニオンラックから構成され、それによって歯車がラ
ックの歯に沿って動くよう配置されている。第2のヒン
ジ手段はそれにより扉が支持され案内バーを動くように
されるローラからなる。
【0006】正確な磁気測定を阻害する干渉は2つのグ
ループに分離できる。すなわち人間によって起因するも
のと、例えば地球の磁界のように自然によって起因する
ものである。人間の影響を受ける地球から遠く離れる
と、人間による干渉が顕著でない環境が創成される。一
般に、実験室環境において測定を行うのが望ましい。現
在では強力な干渉は特に、エレベータ、構造鋼の振動、
通行中の車両および電気装置によってもたらされてい
る。磁気しゃへい室による試みは実験室環境による干渉
を、最も敏感な測定装置を適用する研究が「内側室」で
行いうる程度まで吸収するようにされている。
【0007】磁気しゃへいは三種類の方法を用いて実行
される。それらは以下の通りである。すなわち受働的な
強磁性しゃへい、旋回しゃへいおよび干渉電界の能動的
な補償である。強磁性しゃへいは1個以上の載置された
μ金属外皮から構成される。各壁は2個のμ金属層から
作られ、その金属帯片は例えば十字形に位置される。μ
金属層は2枚のアルミニウムの板(厚さが2ミリと5ミ
リ)との間に取り付けられている。支持構造体として作
用する5ミリのアルミニウム板は相互に接合されて均一
構造の導電ウエルを形成する。前記構造においては誘電
うずが入ってこようとする交番電流磁界を吸収する。能
動的しゃへいは、電流が導かれる磁気しゃへい室の周り
に設置したコイルにより実行され、発生した磁界は磁気
しゃへい室内におけるものと同じに大きいがしゃへい室
へ入ってこようとする外部の干渉磁界とは方向が反転し
ている。能動しゃへいは低周波数において効率的であ
り、そのしゃへい能力は単に、使用された磁力計と電子
装置とのノイズによって制限される。
【0008】受働的強磁性しゃへいの特性は、比較的大
きい交番電流磁界(Hs=5A/m,rms)を干渉中
へ重ねることにより著しく向上させることができ、μ金
属の有効透過性が著しく増加し、しゃへい係数を増大さ
せる。この処理の英語名は「シェーキング(振り混
ぜ)」である。
【0009】しゃへいすべき空間の壁をμ金属で単に構
築するか、あるいは磁界の能動補償を用いることにより
大規模の静的で、ゆっくりと変動している磁界に対する
しゃへいが可能である。高透過性材料が磁界に関する良
好な導体として作用し、磁界をそれ自体に導くことによ
り密閉された空間をしゃへいするものと考えられる。強
磁性外皮のしゃへい係数は材料の透過性と外皮層の厚さ
とに比例する。増倍したしゃへいを構築することによ
り、同じ重量の単一のスクリーンを用いるよりも同じ量
の材料でより高度のしゃへい係数を得ることができる。
【0010】シェーキングすなわちしゃへい室の壁に交
番電流の磁界を重ねることによりしゃへい係数を向上さ
せることは明らかに判明している。μ金属の有効透過度
はシェーキング処理により0〜100Hzの周波数範囲
において2〜7倍向上することが判明している。シェー
キング周波数は実際には3〜200Hzの範囲において
変動しうる。シェーキングはしゃへいされた空間におい
て比較的強力な干渉磁界を発生させるため、最も有用な
周波数は一般に50Hzの主周波数である。主周波数に
おいて、干渉レベルは既に高く、例えば測定装置におい
て濾過を行うことによりいずれにしても干渉を吸収する
配備を行う必要がある。しゃへい係数はシェーキング周
波数の上下双方の干渉周波数において向上することが判
明している。
【0011】しゃへい空間の壁を導電性材料で構築した
場合、しゃへい外皮で発生したうずがしゃへい室内の変
動する干渉磁界を吸収する。静的磁界はうず状のしゃへ
いによって全く影響を受けないことは云うまでもない。
うずは、干渉磁界の透過深さがしゃへい外皮の厚さ程度
である周波数においてその作用を発揮し始める。周波数
が増大するにつれて、うずによるしゃへい係数は指数関
数的に増大する。しゃへい係数の上限は開口や接合部を
介してしゃへい室へ入る磁界によって決まる。
【0012】磁界のための能動的補償装置は複数の用途
において用いられているが、一般的には受働的しゃへい
方法と組み合わせては用いられない。干渉磁界の大きさ
は、補償コイルによって発生した磁界が測定に何ら影響
しないように、しゃへいすべき対象物からある距離をお
いて測定される。補償コイルの電流は精密電流発生器に
より導かれるので測定された干渉磁界と直接比例する。
干渉磁界はまた、多数の個所において測定でき、補償コ
イルの電流は測定された値の適正にウエイトを付した平
均値によって制御しうる。
【0013】能動補償を単に用いた磁界しゃへいにおい
て、干渉磁界がしゃへいされた空間の近傍あるいはその
内部で測定された場合、測定中の磁界は干渉磁界の他に
補償され、そのため補償コイルの電流の閉鎖制御は機能
しない。
【0014】受働磁気しゃへいと関連して能動補償が用
いられた場合、補償コイルの電流の閉鎖制御が考えられ
る。
【0015】補償コイルの電流は、測定された磁界定数
を保つ傾向の閉鎖制御回路によって制御される。測定さ
れた磁界が安定した後は、磁界しゃへい空間に存在する
残留磁界は一定である。
【0016】実際に残留磁界は、補償コイルによって提
供される磁界がしゃへい空間において均一でないため完
全に一定磁界に展開できない。
【0017】磁界しゃへい室のしゃへい係数を推定する
場合、相互に相違する三つの状況としゃへいメカニズム
とを識別することができる。 (a) 地球の静的磁界まで強磁性材料によってなされ
るしゃへい、すなわち静的しゃへい、(b) ゆっくり
と変動する磁界(f<1Hz)に対して強磁性材料によ
ってなされるしゃへい、すなわち所謂準静的しゃへい、
(c) 周波数を増大(f>1Hz)させ、うずしゃへ
いと強磁性材料によるしゃへいとの組合わせ効果、すな
わち動的しゃへいである。
【0018】前述の周波数の限度は例示であって、しゃ
へい壁の厚さと使用材料とによって変わる。
【0019】磁界しゃへい室の壁にある開口が当然なが
ら、前記室内に存在する磁界に作用する。前記壁の開口
は、磁界しゃへい室のしゃへい係数が基本的に低下する
ことが許されない場合、磁界しゃへい室の扉構造体は極
めて高度の品質的要件を満足する必要のあるためしゃへ
い係数を損なう。
【0020】フィンランド特許第63992号と、同第
73043号とに開示されている扉構成は高周波数、例
えば1kHzやそれ以上の周波数に対して適している。
しかしながら、磁界しゃへい扉の構造体は極めて低い周
波数の電界を吸収できることが要求され、そのため周波
数は0Hzから一般に数百Hzまで上方に変動する範囲
である。従って、フィンランド特許第63992号と同
第73043号とに開示の扉構成は磁界しゃへい室の扉
構造体に使用するのは適当でない。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、磁気
しゃへい室の壁の開口に対する扉構造体として使用する
のに特に適した扉構造体を提供することである。本発明
のさらに詳しい目的は磁気しゃへい空間のしゃへい係数
が著しく損なわれることのない扉構造体を提供すること
である。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明による磁気しゃへ
い室の扉構造体は主として、扉が扉構造体にヒンジ機構
により取り付けられることにより、扉が該扉の平面に対
して直角に運動を行うように扉構造体に対し垂直に運動
することができ、扉構造体は、扉の縁部領域にある押圧
部材に該押圧部材をヒンジ部材の周りで回転させるよう
な作用を加えるようにされた動力伝達部材を設けられ、
扉の縁部領域のμ金属シート構造体が、磁気しゃへい室
の壁の開口のしゃへい壁構造体に対応するμ金属シート
構造体に緊密に圧縮されるように配置されていることを
特徴とする。
【0023】本発明を専らそれに限定する意図のない添
付図面に示されている本発明の有利な実施例を参照して
本発明を詳細に説明する。
【0024】
【発明の実施の形態】図1の(a)および(b)並びに
図2において示す扉構造体が全体的に参照番号10によ
って指示されている。扉構造体10は扉の構造体11と
実際の扉12とからなる。扉12の構造体11は、ロー
ラ14により下部ガイド、すなわち案内レール13上に
下部分で配置されている。扉の構造体11は、上部にお
いては上部ガイド15を滑るように配置されている。扉
12はヒンジ機構16によって扉の構造体11に取り付
けられており、扉12は扉の構造体に対して垂直方向に
運動できる。図示実施例においては、扉12は前記ヒン
ジ機構16により4個所で扉の構造体11に取り付けら
れている。
【0025】扉12の基本的に中央の部分においてはセ
ンタ17が配置され、それにハンドル17a,17bが
取り付けられている。ハンドル17aは扉12の側に、
ハンドル17aは扉の構造体11の側に固定されてい
る。センタ17の表面に、アーム18a,18bが扉1
2に取り付けられ、そのうちの第1のアーム18aはセ
ンタ19aまで上方に延び、他方のアーム18bはセン
タ19bまで下方に延びている。センタ19a,19b
にはアーム20a,20bが取り付けられ、センタ19
a,19bから図4に示すジョイント21に向かって側
方へ延び、前記ジョイント21は扉12の縁部を延在す
る押圧部材22に取り付けられている。
【0026】図3において、磁気しゃへい室の三層のし
ゃへい壁構造が参照番号30,31,32によって示さ
れている。磁気しゃへい室の内室の壁は参照番号33で
示されている。
【0027】図4から最良に判るように、扉12は厚さ
が一般に5ミリである第1のアルミ板23と、全体の厚
さが一般に2ミリである二層のアルミニウムμ金属シー
ト24と、厚さが一般に5ミリの第2のアルミ板25と
からなる積層構造から構成されている。しかしながら、
扉12の縁領域12aは最内方のアルミ板25が無く、
縁領域12aの内面は単に二層のμ金属シート24から
形成されている。アーム20a,20bはジョイント2
1の支援を受け、押圧部材22がヒンジ26の周りを回
転し、それにより扉12の縁領域12aのμ金属シート
24が図3から最良に判るように磁気しゃへい室の壁の
開口部においてしゃへい壁構造30の対応するμ金属シ
ートに対してぴったりと押圧されるような作用を押圧部
材22に加える。
【0028】本発明による扉構造体の機能は以下の通り
である。扉構造体10は従来の滑り扉の要領で横方向に
動き、それによって扉の構造体11は下側ガイド13お
よび上側ガイド15に沿って動き磁気しゃへい室の開口
部を被覆する。その後扉12はヒンジ機構16によって
動き、扉12は扉12の面に対して垂直方向に運動し、
同時に扉12は扉の構造体11に対して、そこから離れ
る方向に動く。その後センタ17のハンドル17aが廻
され、そのためアーム18a,18bの運動がセンタ1
9a,19bに、さらにセンタ19a,19bによって
アーム20a,20bに伝えられ、ジョイント21によ
り扉12の押圧部材22をヒンジ機構26の周りで回転
させ、扉12の縁領域12aの二層のμ金属シート24
が磁気しゃへい室の扉の開口部の縁部にあるしゃへい構
造体30の二層のμ金属シート24に対してぴったりと
押圧される。磁気しゃへい室のしゃへい壁構造体30,
31,32は、厚さが一般に5ミリである外側アルミニ
ウム板23と、厚さが一般に2ミリの二層のμ金属シー
ト24と、厚さが一般に2ミリである内側アルミニウム
板25からなる積層構造により通常の構成にされている
が、扉の開口部の縁部においては、最内方のアルミニウ
ムシート25が扉12の縁領域12aの幅と等しい距離
は欠除していることに注目すべきである。
【0029】前述の説明においては、単に本発明の基本
構成とその有利な実施例とを提供したが、当該技術分野
の専門家には特許請求の範囲に記載の本発明の概念の範
囲内で多数の修正が可能なことが明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明による扉構造体の有利な実施例
の後面図。(b)は図1の(a)に示す扉構造体の上面
図。
【図2】図1の(a)に示す扉構造体の正面図。
【図3】磁気しゃへい室に適用された本発明の扉構造体
の概略側面図。
【図4】押圧部材が開放位置と閉鎖位置の双方にある、
図2のAの細部を増尺して示す図。
【符号の説明】
10 扉構造体 11 扉の構造体 12 扉 12a 扉の縁部 16 ヒンジ機構 17a,17b ハンドル 18a,18b アーム 19a,19b センタ 20a,20b アーム 21 ジョイント 22 押圧部材 23 第1のアルミ板 24 アルミμ金属シート 25 第2のアルミ板 26 ヒンジ機構 30,31,32 壁

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 干渉磁界、特に極めて低周波の磁界を吸
    収するための磁気しゃへい室の扉構造体であって、扉
    (12)の平面の方向に概ね直線方向に、扉の平面に対
    して垂直方向に概ね直線状に運動するように配置された
    扉構造体(10)において、扉(12)がヒンジ機構
    (16)により扉の構造体(11)に取り付けられ、か
    くして扉(12)は該扉(12)の平面に対して垂直方
    向に運動するように扉の構造体(11)に対して垂直方
    向に運動でき、扉構造体(10)は扉(12)の縁領域
    (12a)にある押圧部材(22)に対して、ヒンジ部
    分(26)の周りを回転する効果をもたらすように配設
    された動力伝達部材(17,17a,17b,18a,
    18b,19a,19b,20a,20b,21)を備
    え、それにより扉(12)の縁領域(12a)のμ金属
    シート構造体(24)が磁気しゃへい室の壁の開口部に
    おいてしゃへい壁構造体(30)の対応するμ金属シー
    ト構造体(24)に対してぴったりと押圧されるように
    配設されていることを特徴とする磁気しゃへい室の扉構
    造体。
  2. 【請求項2】 扉(12)の概ね中央領域において、ハ
    ンドル(17a,17b)とアーム(18a,18b)
    とが取り付けられているセンタ(17)が配置され、第
    1のアーム(18a)がセンタ(19a)まで上方に延
    在し、他方のアーム(18b)がセンタ(19b)まで
    下方に延在しており、アーム(20a,20b)がセン
    タ(19a,19b)に取り付けられ、センタ(19
    a,19b)からジョイント(21)に向かって側方に
    延在し、前記ジョイント(21)が扉(12)の押圧部
    材(22)に取り付けられていることを特徴とする請求
    項1に記載の扉構造体。
  3. 【請求項3】 前記押圧部材(22)が扉(12)の縁
    領域(12a)の直近に位置していることを特徴とする
    請求項1または2に記載の扉構造体。
  4. 【請求項4】 前記第1のハンドル部材(17a)が扉
    (12)の側に取り付けられ、第2のハンドル部材(1
    7b)が扉の構造体(11)の側に取り付けられている
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の扉構造体。
  5. 【請求項5】 前記扉(12)が、第1のアルミニウム
    板(23)と、二層のμ金属シート(24)と、第2の
    アルミ板(25)とからなる積層構造体から構成され、
    前記扉(12)の縁領域(12a)は前記第2のアルミ
    ニウム板(25)を設けられていないことを特徴とする
    請求項1から3までのいずれか1項に記載の扉構造体。
  6. 【請求項6】 前記扉(12)の構造体(11)が下端
    において下側ガイド(13)で、上端において上側ガイ
    ドを運動可能で前記扉(12)の方向の運動を提供する
    ように配置されていることを特徴とする請求項1から5
    までのいずれか1項に記載の扉構造体。
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