JPH0823572A - 無線電話装置 - Google Patents

無線電話装置

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JPH0823572A
JPH0823572A JP15688294A JP15688294A JPH0823572A JP H0823572 A JPH0823572 A JP H0823572A JP 15688294 A JP15688294 A JP 15688294A JP 15688294 A JP15688294 A JP 15688294A JP H0823572 A JPH0823572 A JP H0823572A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 基地局の接続形態が変更されても基地局のダ
ウンロード形態を変更することなくダウンロードできる
無線電話装置を提供することを目的とする。 【構成】 運用管理部26がダウンロード元の切り換え
処理を行う。ダウンロード元がセンタ制御部22の場合
は、センタ間通信制御部28が回線を介してチャネル確
立などを行い、ダウンロードデータ送受信処理の実行に
よりダウンロードデータをメモリ管理部27に保存す
る。基地局24の場合は、基地局間通信制御部29を介
してダウンロードデータの送受信処理を行い、同様に、
ダウンロードデータをメモリ管理部27に保存する。ビ
ハインド基地局25の下にも基地局が接続された場合に
は、基地局間のダウンロード処理で構成情報を通知し、
上位基地局は、自己に接続されたビハインド基地局25
の以下につながる基地局や無線制御部などの構成要素を
1単位の構成情報として管理する。これらにより、基地
局間の接続形態およびセンタとの接続の有無によっても
ダウンロード処理を共通の手順で行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線電話装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年の無線電話装置の発展には目覚まし
いものがあり、基地局においての無線や回線などの資源
の有効活用とサービスエリアの広域化のため、基地局間
を接続した運用が必要となってきている。以下に、従来
の無線電話装置について図面を参照しながら説明する。
【0003】図3は従来の無線電話装置の構成について
示し、1はセンタ制御部7に回線を介して接続され、移
動局(図示せず)と回線の発着信動作の制御を行う基地
局、2は基地局1に無線チャネルなどのリソースを増加
させるためなどに接続されたビハインド基地局、3は、
ビハインド基地局2および基地局1内の運用状態および
基地局間の接続形態に応じて、基地局全体の様々な管理
や制御を行う運用管理部、4は、基地局1、ビハインド
基地局2の運用に関して、必要なプログラム、パラメタ
および各構成情報、基地局識別子などの様々なデータを
保存するメモリ管理部、5は、移動局と基地局1間にお
いて無線通信における送信処理および受信処理を行い、
音声符号化処理などの制御を行う無線制御部、6は回線
とのインタフェースを司る回線制御部、7は広範囲に点
在する基地局1を回線を介して遠隔制御するセンタ制御
部、8は、センタ制御部7と基地局1間の信号情報を転
送するための信号転送機能、およびそのフロー制御、順
序制御などを行うセンタ間通信制御部、9は、無線制御
部5、回線制御部6、ビハインド基地局2、およびセン
タ間通信制御部8と運用管理部3間のインタフェースを
司る通信制御部、10はビハインド基地局2内の構成や
運用状態の管理を行う運用管理部、11はビハインド基
地局2において移動局との無線通信における送受信処理
などを行う無線制御部、12はビハインド基地局2内の
運用管理部10と無線制御部11間および基地局1間の
インタフェースを司る通信制御部である。
【0004】まず、センタ制御部7から起動するデータ
のダウンロードについて、ダウンロードの起動から基地
局1で受信し保存するまでの処理について示す。基地局
1のセンタ間通信制御部8が、センタ制御部7から送信
された構成を問い合わせる要求により、基地局1の無線
制御部5と回線制御部6、およびビハインド接続された
ビハインド基地局2の無線制御部11などの基地局内の
全構成に応じた構成情報と、基地局1を限定するための
識別子とをメモリ管理部4に問い合わせ、センタ制御部
7に対して通知すると、センタ制御部7では基地局毎に
必要に応じてデータのダウンロードを開始するための要
求を送信する。基地局1のセンタ間通信制御部8は、セ
ンタ制御部7からのダウンロード開始の要求を受信する
と、基地局1とセンタ制御部7間にダウンロードデータ
送受信のため回線上にチャネルを確立した後、センタ制
御部7から通知した構成情報に合ったダウンロードデー
タを回線を介して受信する。センタ間通信制御部8では
受信したダウンロードデータをメモリ管理部4に保存す
る。なお、基地局1とセンタ制御部7間のチャネル確立
およびデータ通信は回線制御部6を介して行われる。し
かし、基地局1において回線の障害などによりセンタ制
御部7との通信が不可能となった場合には、センタ制御
部7からのダウンロード処理が不可能となっていた。
【0005】次に、運用管理部3において、メモリ管理
部4に保存されたダウンロードデータをビハインド基地
局2に対してダウンロード行う運用処理について示す。
運用管理部3では、センタ間通信制御部8からのダウン
ロード完了または各構成要素へのダウンロード開始を示
す通知を受けると、ビハインド基地局2内の構成情報を
もとにメモリ管理部4から構成にあったデータを検索
し、ビハインド基地局2内の無線制御部11に対して通
信制御部9を介してダウンロード開始の要求を送出す
る。ビハインド基地局2の運用管理部10では、無線制
御部11へのダウンロード開始を受けると、通信制御部
12を介して無線制御部11宛に要求を送出する。運用
管理部10は、無線制御部11からのダウンロード開始
の応答を受信すると、上位の基地局1に対して応答を送
出し、無線制御部11をダウンロード中とする。上位の
基地局1の運用管理部3では、ダウンロード開始の応答
を受信すると、構成に合ったデータを通信制御部9,1
2を介して運用管理部10へ送出する。ビハインド基地
局2の運用管理部10では、開始要求と同様に無線制御
部11に対してダウンロードデータを送出し、無線制御
部11からの応答を受信する。データのダウンロードが
終了すると上位の基地局1およびビハインド基地局2は
無線制御部11を運用中とする。同様にビハインド基地
局2の他の無線制御部に対してもダウンロード処理を行
う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来の無線電話装置では、特定基地局におけるダウ
ンロードは、負荷としてビハインドに接続されているビ
ハインド基地局2のすべての無線制御部11などに対し
てそれぞれダウンロードを行うため、各基地局における
ダウンロードデータの送受信処理の負荷が増大し、この
ダウンロード処理によって制御処理が上位の基地局1に
集中してしまうため、全体の制御処理の効率が悪くなる
という問題点を有していた。
【0007】また、基地局間およびセンタとの接続形態
を変更すると、上位の基地局1におけるダウンロードな
どの手順や運用状況の管理を変更する必要があるという
問題点を有していた。
【0008】本発明は、各基地局におけるダウンロード
データの送受信処理の負荷を軽減して、処理が特定の上
位基地局に集中することをなくすことができ、処理効率
を向上させることができ、また、ダウンロード元がセン
タであるか基地局であるかによって、あるいは、基地局
の接続形態が変更された場合でも、基地局の運用管理に
おけるダウンロードなどの手順や運用状況の管理を変更
することなくダウンロードを実行することができる無線
電話装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の無線電話装置は、回線を介して行われるセ
ンタ制御部からの遠隔制御によって、移動局と回線との
発着信動作を制御する無線電話装置において、前記セン
タ制御部に回線を介して接続された単数又は複数の基地
局を、ビハインド接続して設け、前記各基地局に、前記
基地局内に設けられた無線制御部および回線制御部と前
記各基地局の構成情報および運用状況に応じて、運用上
の管理および制御を行う運用管理部と、前記センタ制御
部と基地局間の信号情報を転送するため、信号転送機能
およびそのフロー制御および順序制御を前記回線制御部
を介して行い、ダウンロードの際のシーケンスの制御を
行うセンタ間通信制御部と、ビハインド接続された他の
基地局からのダウンロードデータの受信およびデータ通
信を各基地局内に設けられた通信制御部を介して行い、
ダウンロード処理のシーケンスの制御を行う基地局間通
信制御部と、前記無線制御部と回線制御部および各基地
局の前記構成情報と、前記センタ間通信制御部または基
地局間通信制御部が受信したプログラムおよびパラメタ
とからなる前記ダウンロードデータを保存し、必要に応
じて前記運用管理部による読み出しが可能なメモリ管理
部とを設け、前記運用管理部を、ダウンロード元がセン
タ制御部か基地局かに応じて、自動的に前記センタ間通
信制御部と基地局間通信制御部を切り換えるよう構成
し、前記センタ制御部を、回線を介して複数の前記基地
局を1つの無線電話基地局として制御し、移動局と回線
との前記発着信動作を制御するよう構成し、前記無線電
話基地局を、前記運用管理部の前記切り換えによって、
同一のダウンロード処理により前記ダウンロードデータ
の受信と保存を行うよう構成する。
【0010】
【作用】上記の構成によると、何れの基地局も共通して
センタ間通信制御部と基地局間通信制御部とメモリ管理
部とを備え、運用管理部にてダウンロード元の切り換え
処理を行う。
【0011】ダウンロード元がセンタ制御部の場合は、
センタ間通信制御部にて回線を介してチャネル確立など
を行い、ダウンロードデータ送受信処理の実行によりダ
ウンロードデータをメモリ管理部に保存する。
【0012】ダウンロード元が基地局の場合は、基地局
間通信制御部を介してダウンロードデータの送受信処理
を行い、上記の場合と同様に、ダウンロードデータをメ
モリ管理部に保存する。
【0013】また、基地局の接続形態として、ビハイン
ド基地局の下にも基地局が接続された場合には、基地局
間のダウンロード処理において構成情報を通知すること
により、上位基地局は、自己の基地局に接続されたビハ
インド基地局の以下につながる基地局や無線制御部など
の構成要素を全て含めて1単位の構成情報として管理す
る。
【0014】これらにより、基地局間の接続形態、およ
びセンタとの接続の有無によっても、ダウンロード処理
を共通の手順で行う。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例の無線電話装置につい
て、図面を参照して説明する。図1は本実施例における
無線電話装置のブロック図である。図1において、22
は従来例のセンタ制御部7と同様の制御を行うセンタ制
御部、23は、移動局と回線の接続処理を行い、単数又
は複数の基地局で構成され、センタ制御部22からは一
個の基地局として制御される無線電話基地局、24は、
無線電話基地局23に含まれ、センタ制御部22に回線
を介して接続され、移動局(図示せず)との接続処理を
行う基地局、25は、無線電話基地局23に含まれ、基
地局24にビハインドに接続されるビハインド基地局で
ある。
【0016】また、図1において以下は、基地局24と
ビハインド基地局25との共通機能部分のため、基地局
24を中心に説明する。26は、基地局24内の無線制
御部32や回線制御部31および基地局24などの構成
や運用状況に応じて、運用上の様々な管理および制御を
行う運用管理部、27は、基地局24内の無線制御部3
2や回線制御部31および接続されたビハインド基地局
25などの構成情報と、センタ間通信制御部28または
基地局間通信制御部29が受信したプログラムおよびパ
ラメタなどのダウンロードデータとを保存し、必要に応
じて運用管理部26などにより読み出しが可能なメモリ
管理部、28は、センタ制御部22と基地局24間の信
号情報を転送するため、信号転送機能およびそのフロー
制御や順序制御などを回線制御部31を介して行い、ダ
ウンロードの際のシーケンスの制御とダウンロードデー
タのメモリ管理部27への書き込みを行うセンタ間通信
制御部、29は、ビハインド基地局25と基地局24間
および基地局24にその他の基地局が接続された場合の
基地局間のデータ通信を通信制御部30を介して行い、
ダウンロード処理のシーケンスの制御とダウンロードデ
ータのメモリ管理部への書き込みなどを行う基地局間通
信制御部、30は、運用管理部26、センタ間通信制御
部28、基地局間通信制御部29、回線制御部31、無
線制御部32、ビハインド基地局25との通信インタフ
ェースを司る通信制御部、31は、通常の発着信動作お
よびセンタ制御部22との通信において、回線とのイン
タフェースを司る回線制御部、32は、移動局と基地局
24間において無線通信における送受信処理を行い、音
声符号化処理などの制御を行う無線制御部、33は、基
地局24内の無線制御部32、回線制御部31、ビハイ
ンド基地局25などの構成要素である。なお、基地局2
4およびビハインド基地局25内の構成要素である無線
制御部32、ビハインド基地局25などの構成は変更す
ることが可能である。
【0017】また、図2は、本実施例の無線電話装置に
おけるメモリ管理部の構成を示す図である。以上のよう
に構成された無線電話装置において、センタ制御部22
から無線電話基地局23へダウンロードを行い、メモリ
管理部27に保存するまでの処理について、図1および
図2を参照して説明する。
【0018】まず、ダウンロード処理を行うに先だっ
て、各基地局内において自基地局内の構成内容を検索す
る必要がある。そのため、基地局24の運用管理部26
では、基地局24を構成する無線制御部32および回線
制御部31およびビハインド基地局25間の通信が可能
で運用状態であれば、各構成要素に対して構成内容を問
い合わせるための構成情報要求を送信する。運用管理部
26は、各構成要素から構成内容を含む応答を受信する
と、図2に示すように、メモリ管理部27に基地局24
内の各構成内容を保存する。
【0019】回線制御部31および無線制御部32にて
構成情報要求を受信した場合は、自制御部内で構成され
る全ての構成要素を検索し、構成情報応答を送信する。
複数の構成要素で構成される場合には、以下に属する全
ての構成要素を通知する。
【0020】ビハインド基地局25にて構成情報要求を
受信した場合には、あらかじめ運用開始時に、基地局2
4と同様に、ビハインド基地局25内の各構成要素に対
して問い合わせた以下に属する構成要素全てが設定され
たメモリ管理部の構成内容を読み出し、基地局24に対
して構成情報応答を送信する。
【0021】次に、センタ制御部22が起動するダウン
ロード処理について説明する。センタ制御部22は、基
地局24を制御するに当たり、無線電話基地局23固有
の識別子や全体の構成について問い合わせる構成情報問
い合わせ要求を、センタ制御部22に接続した基地局2
4に対して送信する。基地局24のセンタ間通信制御部
28では、メモリ管理部27に保存された基地局24以
下に属するすべての構成要素に関する構成情報(無線電
話基地局23の構成情報を指す)や識別子などを、回線
制御部31を介しセンタ制御部22に対して送信する。
【0022】センタ制御部22に対して送出された構成
情報や基地局識別子などのデータは、センタ制御部22
内で処理判定を行い、必要に応じてダウンロード開始の
要求を基地局24に対して送出する。以降は従来例と同
様のため省略する。
【0023】次に、運用管理部26において、メモリ管
理部27に保存されたダウンロードデータを、回線制御
部31および無線制御部32およびビハインド基地局2
5に対してダウンロード処理を行う場合について示す。
【0024】運用管理部26では、センタ間通信制御部
28からのダウンロード完了またはダウンロード開始を
示す通知を受けると、自基地局を構成する要素に関する
構成情報を検索する。ここでは、基地局24内の構成要
素としては回線制御部31、無線制御部32、およびビ
ハインド基地局25となり、各要素に対して順にダウン
ロード処理を行う。
【0025】無線制御部32に対して行う場合、運用管
理部26は、メモリ管理部27から読み出した構成情報
に基づき、通信制御部30を介してダウンロード開始の
要求を送出し、無線制御部32からの応答を受信しダウ
ンロードを開始する。このとき、無線制御部32内にお
いて構成要素が複数ある場合でも、あらかじめ通知され
た構成情報に指定した場合には一度のダウンロード処理
でデータを送信することができる。また、同様に、回線
制御部31に対してもダウンロード処理を行う。
【0026】次に、ビハインド基地局25に対しても、
メモリ管理部27から構成情報を読み出し、通信制御部
30からビハインド基地局25の通信制御部を介して、
ビハインド基地局25の基地局間通信制御部に対してダ
ウンロード開始要求を送出する。ビハインド基地局25
の基地局間通信制御部では、ダウンロード開始の応答を
送信し、基地局24からのダウンロード開始を待つ。ダ
ウンロードが開始されると基地局間通信制御部は、メモ
リ管理部にダウンロードデータを保存する。
【0027】ダウンロードデータの内容は、あらかじめ
設定された構成情報をもとに送信され、構成内容が複数
の場合でも一回のダウンロードで処理を行う。このと
き、基地局24におけるセンタ制御部22からのダウン
ロードデータ受信と、ビハインド基地局25における基
地局24からのダウンロード処理は同様の処理手順で行
われる。
【0028】次に、基地局24が使用不可となった場
合、無線電話基地局23とセンタ制御部22間の通信を
ビハインド基地局25に切り換える場合について説明す
る。基地局24において、回線の障害などによりセンタ
制御部22との通信が不可能となると、基地局24から
通信制御部30を介してビハインド基地局25に対し
て、センタ制御部22との通信を開始する要求を送出す
る。
【0029】ビハインド基地局25でセンタ通信開始の
要求を受信すると、ビハインド基地局25のメモリ管理
部よりセンタ制御部22との通信に必要なデータを取り
出し、センタ制御部22に対して通信開始の要求を通知
すると同時に、自動的に、メモリ管理部の基地局の接続
状態を、ビハインド接続からセンタとの接続中とする。
【0030】センタとの通信が確立した後は、接続する
基地局などに対して構成情報の問い合わせを行い、基地
局24にて行った制御を同様に行う。また、センタ制御
部22との通信が切断された基地局24では、ビハイン
ド基地局25と同様に、基地局間通信制御部29を介し
てダウンロード処理を行う。
【0031】以上の動作により、各基地局におけるダウ
ンロードデータの送受信処理の負荷を軽減して、処理が
特定の上位基地局に集中することをなくすことができ、
処理効率を向上させることができる。また、ダウンロー
ド元がセンタであるか基地局であるかに応じて、基地局
の運用管理におけるダウンロード受信処理を変更する必
要がなく、あるいは、基地局の接続形態が変更された場
合でも、ダウンロード手順や運用状況の管理を変更する
ことなく、ダウンロードの処理を実行することができ
る。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、何れの基
地局も共通してセンタ間通信制御部と基地局間通信制御
部とメモリ管理部とを備え、運用管理部にてダウンロー
ド元の切り換え処理を行う。ダウンロード元がセンタ制
御部の場合は、センタ間通信制御部にて回線を介してチ
ャネル確立などを行い、ダウンロードデータ送受信処理
の実行によりダウンロードデータをメモリ管理部に保存
し、ダウンロード元が基地局の場合は、基地局間通信制
御部を介してダウンロードデータの送受信処理を行い、
上記の場合と同様に、ダウンロードデータをメモリ管理
部に保存する。
【0033】また、基地局の接続形態として、ビハイン
ド基地局の下にも基地局が接続された場合には、基地局
間のダウンロード処理において構成情報を通知すること
により、上位基地局は、自己の基地局に接続されたビハ
インド基地局の以下につながる基地局や無線制御部など
の構成要素を全て含めて1単位の構成情報として管理す
る。
【0034】これらにより、基地局間の接続形態、およ
びセンタとの接続の有無によっても、ダウンロード処理
を共通の手順で行うことができる。そのため、各基地局
におけるダウンロードデータの送受信処理の負荷を軽減
して、処理が特定の上位基地局に集中することをなくす
ことができ、処理効率を向上させることができる。ま
た、ダウンロード元がセンタであるか基地局であるかに
応じて基地局の運用管理におけるダウンロード受信処理
を変更する必要がなく、あるいは、基地局の接続形態が
変更された場合でも、ダウンロード手順や運用状況の管
理を変更することなくダウンロードを実行することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の無線電話装置の構成図
【図2】同実施例のメモリ管理部の構成説明図
【図3】従来の無線電話装置の構成図
【符号の説明】
23 無線電話基地局 24 基地局 25 ビハインド基地局 26 運用管理部 27 メモリ管理部 28 センタ間通信制御部 29 基地局間通信制御部 30 通信制御部 31 回線制御部 32 無線制御部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回線を介して行われるセンタ制御部から
    の遠隔制御によって、移動局と回線との発着信動作を制
    御する無線電話装置において、前記センタ制御部に回線
    を介して接続された単数又は複数の基地局を、ビハイン
    ド接続して設け、前記各基地局に、前記基地局内に設け
    られた無線制御部および回線制御部と前記各基地局の構
    成情報および運用状況に応じて、運用上の管理および制
    御を行う運用管理部と、前記センタ制御部と基地局間の
    信号情報を転送するため、信号転送機能およびそのフロ
    ー制御および順序制御を前記回線制御部を介して行い、
    ダウンロードの際のシーケンスの制御を行うセンタ間通
    信制御部と、ビハインド接続された他の基地局からのダ
    ウンロードデータの受信およびデータ通信を各基地局内
    に設けられた通信制御部を介して行い、ダウンロード処
    理のシーケンスの制御を行う基地局間通信制御部と、前
    記無線制御部と回線制御部および各基地局の前記構成情
    報と、前記センタ間通信制御部または基地局間通信制御
    部が受信したプログラムおよびパラメタとからなる前記
    ダウンロードデータを保存し、必要に応じて前記運用管
    理部による読み出しが可能なメモリ管理部とを設け、前
    記運用管理部を、ダウンロード元がセンタ制御部か基地
    局かに応じて、自動的に前記センタ間通信制御部と基地
    局間通信制御部を切り換えるよう構成し、前記センタ制
    御部を、回線を介して複数の前記基地局を1つの無線電
    話基地局として制御し、移動局と回線との前記発着信動
    作を制御するよう構成し、前記無線電話基地局を、前記
    運用管理部の前記切り換えによって、同一のダウンロー
    ド処理により前記ダウンロードデータの受信と保存を行
    うよう構成した無線電話装置。
  2. 【請求項2】 メモリ管理部を、ビハインド接続した基
    地局の接続形態の変更にともなって、構成情報を自動的
    に変更するよう構成した請求項1に記載の無線電話装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006005395A (ja) * 2004-06-15 2006-01-05 Hitachi Kokusai Electric Inc 通信システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006005395A (ja) * 2004-06-15 2006-01-05 Hitachi Kokusai Electric Inc 通信システム

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