JPH08235213A - 情報検索システム - Google Patents

情報検索システム

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Publication number
JPH08235213A
JPH08235213A JP7041756A JP4175695A JPH08235213A JP H08235213 A JPH08235213 A JP H08235213A JP 7041756 A JP7041756 A JP 7041756A JP 4175695 A JP4175695 A JP 4175695A JP H08235213 A JPH08235213 A JP H08235213A
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JP7041756A
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Inventor
Shinya Nakamoto
伸也 中本
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一般検索用データベースでの検索結果に基づ
いて全文検索用データベースでの処理を行なう情報検索
システムにおいて、一般検索用データベースへのアクセ
ス時間を低減し、他のユーザの利用可能性が阻害されな
いようにする。 【構成】 入力された検索条件に応じて典型的には外部
の商用データベースである一般検索用データベース2を
検索し、その検索結果に応じて全文検索用データベース
3を検索するホストサーバ1を設ける。ホストサーバ1
内に、ホストサーバ1に一般検索用データベース2及び
全文検索用データベース3を接続する接続部21,22
と、全文検索用データベース3の検索を行なう場合に接
続部21を制御して一般検索用データベース2との接続
を切断する制御部24とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文献データベースなど
を検索する情報検索システムに関し、特に、複数のデー
タベースを用いて情報検索を行なう情報検索システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】情報検索は、検索条件を指定することに
よって、特許文献や学術論文などの多量の文献情報(1
次情報)中から、所望のデータの有無やそのデータがど
こにあるかを検索する処理である。かっては、1次情報
の全てあるいはそのほとんどを電子化して蓄積すること
はその情報量が莫大であることから困難であって、2次
情報を蓄積する一般検索用データベースのみが電子化さ
れていた。一般検索用データベースには、1次情報のう
ちの一部分の情報(例えば、書誌的情報やキーワード)
のみが蓄積されている。そして一般検索用データベース
をキーワードなどによって検索して1次情報の所在を調
べ、検索結果に応じて紙形態の1次情報を取り寄せてい
た。
【0003】然るに近年、光ディスクや磁気ディスクな
どの大容量記憶媒体の発達により、1次情報をまるごと
電子化して蓄積することが可能になり、CD−ROMな
どの形態で1次情報が流通するようになってきた。現在
日本では、公開特許公報などの年間数十万件にものぼる
特許文献が、CD−ROMで供給されている。しかしな
がら、いくら1次情報が電子化されていても、電子化さ
れた1次情報全体を検索して所望の文献にアクセスする
ことは検索時間などの面で現実的ではない。やはり、一
般検索用データベースを用いてある程度まで文献数を絞
り込んだ上で、1次情報のデータベースや全文検索用デ
ータベースを検索することになる。
【0004】図9は、検索センタに一般検索用データベ
ースと全文検索用データベースを備え、高速通信回線を
介してユーザ(検索者)がこれらのデータベースにアク
セスできる情報検索システムの構成を示すブロック図で
ある。検索センタにおいて、一般検索用データベース
は、検索エンジンとなる一般検索システム85と、キー
ワードや書誌的情報を格納するための磁気テープ(M
T)81や磁気ディスク82によって構成されている。
また、全文検索用データベースは、検索エンジンとなる
全文検索システム86と、1次情報を格納するための磁
気ディスク83やCD−ROM装置84とから構成され
ている。CD−ROM装置84は、好ましくは、オート
チェンジャを備えて複数枚のCD−ROMを収納可能な
ものである。さらに、検索センタには、高速通信回線8
5の一端に接続され、一般検索用データベースや全文検
索用データベースへのアクセスを制御するためのコンピ
ュータ87が設けられている。一方、ユーザ側には、ユ
ーザ用の端末92がLAN93を介してコンピュータ9
1に接続しており、このコンピュータ91は高速通信回
線88の他端に接続されている。
【0005】この情報検索システムでは、ユーザが端末
92を介して検索条件(検索式)を入力することによ
り、コンピュータ91及び高速通信回線88を介してこ
の検索条件が検索センタに入力し、検索センタでは入力
した検索条件にしたがって一般検索用データベースの検
索が行なわれ、検索結果(例えば該当件数、文献番号な
ど)は、高速通信回線88を介してユーザ側に伝達され
る。そしてユーザは、検索結果として得られた文献番号
を指定して全文検索用データベースにアクセスし、その
文献に所望のキーワードが含まれるかなどの全文検索を
行ないあるいはその文献をユーザ端末側に取り出して出
力する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】情報検索では、一回の
検索式の入力で所望の文献情報がぴったり得られるとい
うことは少なく、検索式の入力と文献の全文検索や出力
とを何度も繰り返し実行して初めて所望の文献情報が得
られることが多い。上述したような従来の情報検索シス
テムでは、全文検索用データベースでの処理を行なって
いる期間中は一般検索用データベースではそのユーザは
処理を行なっていないにも関わらず、一般検索用データ
ベースとも接続した状態を保ったままとなっている。
【0007】ところで、全文検索用データベースは、特
許文献であるか学術雑誌に掲載された論文であるかのな
どの別に応じて、異なる場所・機関に配置することが可
能であり、また、CD−ROMなどに1次情報を格納す
る場合であればユーザ側に設けることも可能である。し
かし、一般検索用データベースは、キーワードの付与な
どに専門知識を要し、1次情報が発生する都度に頻繁に
更新する必要があるほか、事後的な情報(公開特許公報
であればその出願について出願審査請求がなされたとい
う情報や対応外国出願に関する情報)も付加することが
望まれるので、一元的な管理が必要である。したがっ
て、一般検索用データベースは、1箇所のみに設けられ
ることが多く、同時に多数のユーザがアクセスすること
が想定される。
【0008】従来の情報検索システムでは、全文検索用
データベースへアクセスしているときも一般検索用デー
タベースと接続したままであるから、このことによって
他のユーザが一般検索用データベースを利用できなくな
る場合がある。また、情報検索システムがユーザに対し
利用時間に応じた課金を行なっている場合には、実質的
に一般検索用データベースを使用しない時間にも課金さ
れることになり、通信回線を介して接続している場合に
はその分の通信料がかかるとともに回線を無駄に専有し
ていることになる。
【0009】本発明の目的は、1つのデータベースでの
検索結果に基づいて他のデータベースにアクセスする場
合に、他のユーザの利用可能性を低下させることなく、
かつ、利用料金や回線使用量を低減することができる情
報検索システムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の情報検索
システムは、第1のデータベースと前記第1のデータベ
ースに格納されたデータに関連するデータを格納する第
2のデータベースとが接続される情報検索システムであ
って、入力された検索条件に応じて前記第1のデータベ
ースを検索し、その検索結果に応じて前記第2のデータ
ベースを検索する検索部と、前記検索部に前記第1のデ
ータベース及び前記第2のデータベースを接続する接続
部と、前記検索部内に設けられ、前記第2のデータベー
スの検索を行なう場合に前記接続部を制御して前記第1
のデータベースとの接続を切断する制御部とを有する。
【0011】この情報検索システムにおいて、第1のデ
ータベース及び/または第2のデータベースに対する検
索結果を表示する表示部をさらに設け、対話的に情報検
索が行なわれるようにすることが好ましい。この場合、
第1のデータベースを検索した検索結果と第2のデータ
ベースを検索して得られたデータ内容とを関連付けて表
示するようにしてもよい。また、第2のデータベース
は、例えば全文検索用のデータベースであり、第1のデ
ータベースはこのような第2のデータベースでの検索対
象を絞り込むための情報を格納する一般検索用データベ
ースとすることができる。
【0012】本発明の第2の情報検索システムは、1次
情報を格納する1次情報格納部を有するとともに、外部
に設けられた検索用データベースが接続される情報検索
システムにおいて、前記検索用データベースとの接続を
行なう接続部と、前記検索用データベースを検索して得
た検索結果を保持する記憶部と、前記記憶部に保持され
た検索結果に応じて前記1次情報格納部を検索し、対応
する1次情報を前記1次情報格納部から取り出す1次情
報検索部とを有し、前記1次情報を取り出すときに前記
検索用データベースとの接続が切断される。
【0013】
【作用】第2のデータベース(典型的には全文検索用デ
ータベース)あるいは1次情報格納部を検索している時
には、第1のデータベース(典型的には一般検索用デー
タベース)あるいは検索用データベースとの接続を切断
するので、第1のデータベースや検索用データベースに
対する他の利用者の利用可能性を低下させることがな
く、また、利用料金や回線使用量を低減することが可能
になる。
【0014】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の一実施例の情報検索システ
ムの構成を示すブロック図である。
【0015】この情報検索システムは、ユーザ側に設け
られたホストサーバ1を有し、一般検索用データベース
2と全文検索用データベース3を検索するためのもので
ある。ユーザが使用する端末17は、CRTディスプレ
イなどの表示部とキーボードやマウスなどからなる入力
部とが一体になったものであって、LAN18を介して
ホストサーバ1に接続している。また本実施例では、一
般検索用データベース2は、ホストサーバ1に対して離
れた場所に設けられており、両者は通信回線4で結ばれ
ている。全文検索用データベース3は、ホストサーバ1
と同一の場所に設けられている。全文検索用データベー
スとは、1次情報が全て蓄積されており、検索・出力表
示を行なうものである。さらに、1次情報のテキスト自
体についての検索処理を行なえるものとする。
【0016】一般検索用データベース2は、全文検索用
データベース3に蓄積されている1次情報に対する2次
情報を蓄積し、検索条件(検索式)による検索を可能に
するものであって、磁気テープ12や磁気ディスク13
と、検索エンジンとなる一般検索システム11とから構
成されている。キーワードや書誌的情報は、磁気テープ
12や磁気ディスク13に蓄積されている。一方、全文
検索用データベース3は、特許文献の全文などの1次情
報を保持して全文検索を行なうためのものであり、磁気
ディスク15やオートチェンジャ付のCD−ROM装置
16と、検索エンジンとなる全文検索システム14とか
ら構成されている。1次情報は、磁気ディスク15やC
D−ROM装置16内に収納されるCD−ROMに蓄積
されている。
【0017】ホストサーバ1は、端末17から入力され
た検索条件(検索式)に応じて一般検索用データベース
2での検索を実行させ、検索結果として候補となる文献
の番号を獲得し、獲得した文献番号に相当する文献につ
いて全文検索用データベース3で全文検索を行なわせあ
るいは該当する文献の全文データ(全文,全図)を全文
検索用データベース3から読み出し、端末17側に全文
検索の結果や取り出した1次情報である全文データを転
送するものである。具体的には、通信回線4を介して一
般検索用データベース2と接続するための接続部21
と、全文検索用データベース3とのインタフェースとな
る接続部22と、一般検索用データベース2での検索結
果、例えば文献番号などを記憶する記憶部23と、接続
部21を制御して全文検索用データベース3にアクセス
するときに一般検索用データベース2との接続を切断す
る制御部24とから、ホストサーバ1は構成されてい
る。記憶部23に記憶された検索結果は、全文検索の対
象となる文献リストとして、接続部22を介して全文検
索用データベース3側に送り出される。
【0018】次に、この情報検索システムの動作につい
て説明する。図2はこの情報検索システムの全体的な処
理の流れを示すフローチャートである。
【0019】まず端末17から入力するユーザの指示に
したがって処理の選択が行なわれ(ステップ101)、
一般検索用データベース2での検索(ステップ102)
や全文検索用データベース3での検索(ステップ10
3)、あるいはその他の処理が行なわれる。これらの処
理が終ったら、全体の処理を終了するかどうかを判断し
(ステップ104)、終了すべき場合には全体の処理を
終らせ、そうでない場合にはステップ101に戻る。本
実施例では、図2において破線の矢印で示されるよう
に、ステップ102での一般検索用データベース2での
検索が終ったら、ステップ104の終了判断をすること
なくその検索結果を用いて全文検索用データベース3で
の検索を行なったり(ステップ103)、同様に、全文
検索用データベース3での検索が終ったらそのまま一般
検索用データベース2での検索を行なうことが可能であ
る。
【0020】以下、本実施例での情報検索の具体的手順
について、キーワードや出願日、国際特許分類などから
該当する公開特許公報を検索する場合を例に挙げて説明
する。公開特許公報の全文は全文検索用データベース3
内に格納されており、また、検索用のキーとなる項目は
公開特許番号と関連付けられて一般検索用データベース
2に登録されているものとする。
【0021】まず、一般検索用データベース2に接続し
て一般検索用データベース2での検索を実行する。端末
17から検索条件(検索式)が入力すると、図3のフロ
ーチャートに示すように、通常の検索手順によって検索
処理が実行され(ステップ111)、検索条件に該当す
る公報の公報番号が一般検索用データベース2かホスト
サーバ1に送られ、記憶部23内に蓄積される。そし
て、一般検索用データベース2との接続を切断するかど
うかの判断を行なう(ステップ112)。この判断はユ
ーザにその都度行なわせてもよいが、一般検索用データ
ベース2への再接続がレスポンスよく行なわれる場合な
どには、自動的に全ての場合に切断するとしてもよい。
あるいは、ユーザの事前の設定により、自動的に切断す
る/しないが選択されるようにしてもよい。SDIサー
ビス(選択的情報提供サービス)による場合でも、検索
結果を入手した時点で接続を切断することは有効であ
る。
【0022】切断するかどうかをユーザにその都度判断
させる場合には、記憶部23に格納されている検索結果
をユーザに表示することが好ましい。ユーザとしては、
検索結果としてヒットした文献数が多い場合に切断を選
択すればよい。また、一般検索用データベース2自体に
も検索結果が一時的に記憶される場合には、切断したあ
とに検索結果をユーザがチェックし、チェックが済んで
から一般検索用データベース2に再接続し、一般検索用
データベース2に残っている検索結果をもとに再度検索
を行なうようにすることも可能である。
【0023】いずれにせよステップ112で切断すべき
と判断された場合には、接続部21を制御して一般検索
用データベース2との接続を切断する(ステップ11
3)。そして切断をしたかしないかに関わらず、全文検
索用データベース3で検索の対象とする公報をユーザが
指定する処理を行なう(ステップ114)。この公報指
定処理は、記憶部23に記憶されている検索結果すなわ
ちヒットした公報の公報番号を端末17の画面に表示
し、表示された公報番号に対してユーザが処理対象の公
報を指示することによって行なわれる。図4は、このと
きの表示画面を示す図である。画面41内の公報番号表
示領域42には、ヒットした公報の公報番号が表示され
ている。なお、画面41の上下にはそれぞれスクロール
ボタン43,44が配置されており、現在見えていない
部分を表示させることが可能になっている。全文検索の
対象を指示する場合には、マウスなどで該当する公報番
号をクリックする。指定されたものは、例えば、表示色
を変えるか枠で囲むして識別できるようにする。また、
図示されるように窓45が表示されており、指定した公
報を出力する場合にはこの窓45内の「はい」をクリッ
クすればよいようになっている。
【0024】そして、公報指定処理で指定された結果に
応じて全文検索用データベース3での検索処理の対象と
なる公報を指定するための指定リストを作成し、全文検
索システム14を起動し、指定リストを全文検索システ
ム14に送って全文検索用データベース3での処理を開
始する(ステップ115)。ここで指定リストは、指定
された公報(文献)の番号(公報番号)など、各文献を
特定できる値をリスト形式で与えたものである。このと
き、指定ごとあるいは指定後に、指定された文献(公
報)の出力(画面あるいは印刷)が自動的に行なわれる
ような命令を含むフォーマットとして、指定リストは作
成される。
【0025】以上のようにして、一般検索用データベー
ス2での検索が行なわれ、その検索結果が指定リストと
して全文検索用データベース3に渡される。次に、指定
リストを受け取った全文検索用データベース3での処理
について、図5を用いて説明する。
【0026】全文検索用データベース3に接続し、指定
リストが全文検索システム14に渡されたものとする。
ここで該当する公報を出力せよとの指示がユーザによっ
てなされているかが判断され(ステップ121)、なさ
れている場合にはステップ126に移行する。そのよう
な指示がなされていない場合には、フリーキーワードを
用いて、テキストの全文についての検索などの一般的な
検索処理を行なう(ステップ122)。なお、この検索
処理は、場合によっては一般検索用データベース2で行
なってもよい。テキストについての全文検索の結果とし
て例えば特定のキーワードを含む公報が見つかったら、
それらの公報のうちどれを次の出力処理の対象にするか
を定める公報指定処理を行ない(ステップ123)、指
定リストを作成する(ステップ124)。これら公報指
定処理や指定リストの作成は、一般検索用データベース
について図3のステップ114やステップ115で示し
た場合と同様に行なわれる。そして、一般検索へ進むか
どうかをユーザに問い合わせる(ステップ125)。例
えば、テキストについての全文検索の結果、特定のキー
ワードを含む公報が見つかったら、その公報に対応する
出願について出願審査請求がなされているか、特許とし
て登録されているかを調べたい場合があるが、そのよう
な場合には、一般検索用データベース2で調べることに
なる。一般検索に進む場合にはステップ130に移行
し、そうでない場合にはステップ126に移行する。
【0027】ステップ126では、指定リストに記載さ
れた番号から、該当する公報の検索が行なわれる。この
ときの指定リストは、ステップ121で公報出力指示が
あった場合には一般検索用データベース2での検索結果
に基づいて図3のステップ115で作成された指定リス
トであり、公報出力指示がなかった場合にはテキストに
ついての全文検索を行なった結果に基づきステップ12
4で作成された指定リストである。該当する公報の検索
が行なわれたら、該当する公報の全文データがホストサ
ーバ1側に送られ、端末17において画面出力あるいは
印刷される(ステップ127)。印刷を行なう場合に
は、全文検索用データベース3側でオフラインで印刷
し、郵便などによってユーザに印刷出力を送るようにし
てもよい。
【0028】図6は、公報の画面表示例を示す図であ
る。画面41において、図示左半分が公報番号表示領域
42であり、図示右半分が公報表示窓46である。公報
番号表示領域42には検索結果として公報番号が表示さ
れ、公報表示窓46には、指定された公報の全文データ
が表示される。このとき、公報表示窓46に現在表示さ
れている公報の公報番号は、公報番号表示領域42にお
いて例えば色を変えるか枠で囲むかして表示され、検索
結果と全文データの関連付けが明示される。また、公報
表示窓46に表示される全文データでは、例えばテキス
トについての全文検索の結果により見つかったキーワー
ドが色違い(図では斜線部)で表示される。
【0029】指定された公報の出力が終ったら、一般検
索用データベース2の場合(図3のステップ112)と
同様に、その都度、自動あるいは設定等により全文検索
用データベース3との接続を切断するかどうかを判断し
(ステップ128)、切断すべき場合には接続の切断を
行ない(ステップ129)、全文検索用データベース3
での処理を終了する。
【0030】一方、ステップ125で一般検索に進むと
された場合には、ステップ130において、上述と同様
に、その都度、自動あるいは設定等により全文検索用デ
ータベース3との接続を切断するかどうかを判断し、切
断すべき場合には接続の切断を行なう(ステップ13
1)。そして、一般検索用データベース2との接続が切
断されていれば再接続し、一般検索システム11を起動
し、指定リストを一般検索システム11に与える(ステ
ップ132)。その後、一般検索用データベース2での
検索処理を実行し(ステップ133)、処理を終了す
る。
【0031】上述した一連の処理でのデータのやりとり
を説明するのが図7である。すなわち、ホストサーバ1
から一般検索システム11には、検索条件(検索式)が
与えられ、一般検索用データベースでの検索により、一
般検索システム11からホストサーバ1に該当する文献
や公報の番号が与えられる。これらの番号は記憶部23
に蓄積される。そして、ユーザによる指定処理が行なわ
れた後、処理対象を示すリストとして全文検索システム
14に与えられる。その後、全文検索用データベース3
で全文検索が行なわれ、検索結果や全文データが、ホス
トサーバ1に送られる。
【0032】また図8は、特許文献の検索の場合の全体
の処理の流れをまとめたものである。まず、検索式を入
力するかどうかを判断し(ステップ141)、入力しな
い場合にはステップ144に移行し、検索式を入力する
ときにはその検索式により一般検索用データベース2で
検索し(ステップ142)、検索結果を表示し(ステッ
プ143)、ステップ144に移行する。ステップ14
4では、公報の表示を行なうかどうかを判断し、表示を
行なわない場合にはステップ146に移行し、表示を行
なう場合には、全文検索システム14に指定リストとし
て公報番号を送信し(ステップ145)、ステップ14
6に移行する。ステップ146では、公報データの受信
を行なうかどうかを判断し、行なわない場合にはそのま
ま処理を終了し、行なう場合には、キーワードなどによ
る全文検索を行なって(ステップ147)、検索結果を
表示し(ステップ148)、処理を終了する。
【0033】以上、本発明について、第1のデータベー
スである一般検索用データベース2が離れて存在して典
型的には外部の商用データベースであり、第2のデータ
ベースである全文検索用データベース3がユーザ側にあ
る場合を例に挙げて、説明した。本実施例では、全文検
索用データベース3が請求項5に示す1次情報格納部を
構成し、ホストサーバ1が1次情報検索部を構成し、一
般検索用データベース2が検索用データベースを構成す
る。
【0034】なお本発明において、各データベースの配
置は上述した実施例に示されるものに限られない。第1
のデータベースと第2のデータベースは、それぞれ独立
に、離れて存在したり外部の商用データベースであって
もよく、あるいは社内のデータベースであってもよい。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように第1の発明の情報検
索システムでは、典型的には全文検索用データベースで
ある第2のデータベースを検索しているときには、典型
的には一般検索用データベースである第1のデータベー
スとの接続を切断するので、第1のデータベースに対す
る他の利用者の利用可能性を低下させることがなく、ま
た、第1のデータベースに対する利用料金や回線使用量
を低減することが可能になるという効果がある。また、
第1のデータベース及び/または第2のデータベースに
対する検索結果を表示する表示部をさらに設け、対話的
に情報検索が行なわれるようにすることによって、情報
検索がより効率的に行なわれる。また、表示部におい
て、第1のデータベースを検索した検索結果と第2のデ
ータベースを検索して得られたデータ内容とを関連付け
て表示することにより、検索結果がより分かりやすくな
る。
【0036】第2の発明の情報検索システムでは、1次
情報格納部を検索している時には、外部に設けられてい
る検索用データベースとの接続を切断するので、検索用
データベースに対する他の利用者の利用可能性を低下さ
せることがなく、また、検索用データベースに対する利
用料金や回線使用量を低減することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の情報検索システムの構成を
示すブロック図である。
【図2】図1の情報検索システムの全体的な処理の流れ
を示すフローチャートである。
【図3】一般検索用データベースに対する検索処理を示
すフローチャートである。
【図4】公報指定処理を説明する図である。
【図5】全文検索用データベースに対する検索処理を示
すフローチャートである。
【図6】公報の全文データの画面表示例を示す図であ
る。
【図7】データのやりとりを示すブロック図である。
【図8】特許文献に対する処理例の手順をまとめて示し
たフローチャートである。
【図9】従来の情報検索システムの構成例を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 ホストサーバ 2 一般検索用データベース 3 全文検索用データベース 4 通信回線 11 一般検索システム 12 磁気テープ 13,15 磁気ディスク 14 全文検索システム 16 CD−ROM装置 17 端末 18 LAN 21,22 接続部 23 記憶部 24 制御部 41 画面 42 公報番号表示領域 43,44 スクロールボタン 45 窓 46 公報表示窓 101〜104,111〜115 ステップ 121〜133,141〜148 ステップ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のデータベースと前記第1のデータ
    ベースに格納されたデータに関連するデータを格納する
    第2のデータベースとが接続される情報検索システムで
    あって、 入力された検索条件に応じて前記第1のデータベースを
    検索し、その検索結果に応じて前記第2のデータベース
    を検索する検索部と、 前記検索部に前記第1のデータベース及び前記第2のデ
    ータベースを接続する接続部と、 前記検索部内に設けられ、前記第2のデータベースの検
    索を行なう場合に前記接続部を制御して前記第1のデー
    タベースとの接続を切断する制御部とを有することを特
    徴とする情報検索システム。
  2. 【請求項2】 前記第1のデータベース及び/または前
    記第2のデータベースに対する検索結果を表示する表示
    部をさらに有し、対話的に情報検索が行なわれる請求項
    1に記載の情報検索システム。
  3. 【請求項3】 前記表示部は、前記第1のデータベース
    を検索した検索結果と前記第2のデータベースを検索し
    て得られたデータ内容とを関連付けて表示する請求項2
    に記載の情報検索システム。
  4. 【請求項4】 前記第2のデータベースが全文検索用デ
    ータベースであり、前記第1のデータベースが前記第2
    のデータベースでの検索対象を絞り込むための情報を格
    納する一般検索用データベースである請求項1乃至3い
    ずれか1項に記載の情報検索システム。
  5. 【請求項5】 1次情報を格納する1次情報格納部を有
    するとともに、外部に設けられた検索用データベースが
    接続される情報検索システムにおいて、 前記検索用データベースとの接続を行なう接続部と、 前記検索用データベースを検索して得た検索結果を保持
    する記憶部と、 前記記憶部に保持された検索結果に応じて前記1次情報
    格納部を検索し、対応する1次情報を前記1次情報格納
    部から取り出す1次情報検索部とを有し、 前記1次情報を取り出すときに前記検索用データベース
    との接続が切断されることを特徴とする情報検索システ
    ム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10320420A (ja) * 1997-03-14 1998-12-04 Dainippon Screen Mfg Co Ltd データ検索方法
JP2000099530A (ja) * 1998-09-22 2000-04-07 Nri & Ncc Co Ltd 情報検索出力装置、情報検索出力方法および記録媒体
JP2003223445A (ja) * 2002-01-31 2003-08-08 Hitachi Ltd 検索システム引継方式

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