JPH08234189A - 単色カラー液晶表示ユニット - Google Patents
単色カラー液晶表示ユニットInfo
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- JPH08234189A JPH08234189A JP4109895A JP4109895A JPH08234189A JP H08234189 A JPH08234189 A JP H08234189A JP 4109895 A JP4109895 A JP 4109895A JP 4109895 A JP4109895 A JP 4109895A JP H08234189 A JPH08234189 A JP H08234189A
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- liquid crystal
- crystal display
- color filter
- color
- filter band
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、単色カラー液晶表示ユニットに関
し、色々の背景色を選択することが可能であり、十分な
光量が得られ、且つ、斑が生じにくく、経済的に有利に
構成できる単色カラー液晶表示ユニットを提供すること
を目的とする。 【構成】 本発明の単色カラー液晶表示ユニットは液晶
表示板２を有し、この液晶表示板２の背後にカラーフィ
ルター帯４を配設し、このカラーフィルター帯４は数種
の色のフイルターとなる膜体が一連に連続するよう形成
されており、前記カラーフィルター帯４を動かして前記
数種の色のフイルターとなる膜体の一つを前記液晶表示
板２に対面させるカラーフィルター帯変位機構を備える
よう構成されている。
し、色々の背景色を選択することが可能であり、十分な
光量が得られ、且つ、斑が生じにくく、経済的に有利に
構成できる単色カラー液晶表示ユニットを提供すること
を目的とする。 【構成】 本発明の単色カラー液晶表示ユニットは液晶
表示板２を有し、この液晶表示板２の背後にカラーフィ
ルター帯４を配設し、このカラーフィルター帯４は数種
の色のフイルターとなる膜体が一連に連続するよう形成
されており、前記カラーフィルター帯４を動かして前記
数種の色のフイルターとなる膜体の一つを前記液晶表示
板２に対面させるカラーフィルター帯変位機構を備える
よう構成されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は駅の行先表示装置や空港
の出発案内装置などに利用できる単色カラー液晶表示ユ
ニットに関する。
の出発案内装置などに利用できる単色カラー液晶表示ユ
ニットに関する。
【０００２】
【従来の技術】液晶表示装置や透光表示装置には、表示
文字や表示図形を見易くするためにバックライトを備え
るものがある。バックライトの光源としては、一般に、
冷陰極管や蛍光放電管が用いられている。しかしなが
ら、これらの光源を用いた場合、その背景色は白色或い
は他の一色に限られてしまう。そこで、色々な背景色を
選択できるマルチカラーバックライト方式の表示装置が
工夫され実用に供されている。
文字や表示図形を見易くするためにバックライトを備え
るものがある。バックライトの光源としては、一般に、
冷陰極管や蛍光放電管が用いられている。しかしなが
ら、これらの光源を用いた場合、その背景色は白色或い
は他の一色に限られてしまう。そこで、色々な背景色を
選択できるマルチカラーバックライト方式の表示装置が
工夫され実用に供されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来、マルチカラーバ
ックライト方式の表示装置を実現するために、表示装置
の内部に赤、緑、青の各色を発光する管球を設け、選択
する背景色に合わせて点灯させる管球が選択され、例え
ば、背景色を緑色にしたいときには緑色に発光する管球
だけを点灯させ、背景色が白色ならば、赤色、緑色、青
色に発光する管球全部を点灯させると言った手法が採ら
れて来た。しかし、原色の背景色を選択する場合には一
時に実働する管球の数が減ってしまい、十分な光量を得
ることができなくなってしまい、色斑が生じ易い。ま
た、白色の背景色の場合の光量と原色の背景色の光量と
はバランスがとれず、バランスをとるようにするには相
応の制御回路が必要になり、廉価に実現できない。ま
た、全カラー表示用の液晶表示板を転用する手法により
マルチカラーバックライト方式の表示装置を実現するこ
とも可能ではあるが、液晶表示板自体は単色しか表示す
ることができないため、全カラー表示をするために、液
晶表示板を構成する透明基板（ガラス板）にカラーフィ
ルターを形成し、このカラーフィルターに画素として
赤、緑、青（Ｒ、Ｇ、Ｂ）の着色層を形成する必要があ
る。そのため、単色カラー表示用の液晶表示装置に前記
全カラー表示用の液晶表示板を転用すると、開口率が低
下するため十分なコントラストが得られないという欠点
がある。また、全カラー表示用の液晶表示板は価格が高
い欠点もある。
ックライト方式の表示装置を実現するために、表示装置
の内部に赤、緑、青の各色を発光する管球を設け、選択
する背景色に合わせて点灯させる管球が選択され、例え
ば、背景色を緑色にしたいときには緑色に発光する管球
だけを点灯させ、背景色が白色ならば、赤色、緑色、青
色に発光する管球全部を点灯させると言った手法が採ら
れて来た。しかし、原色の背景色を選択する場合には一
時に実働する管球の数が減ってしまい、十分な光量を得
ることができなくなってしまい、色斑が生じ易い。ま
た、白色の背景色の場合の光量と原色の背景色の光量と
はバランスがとれず、バランスをとるようにするには相
応の制御回路が必要になり、廉価に実現できない。ま
た、全カラー表示用の液晶表示板を転用する手法により
マルチカラーバックライト方式の表示装置を実現するこ
とも可能ではあるが、液晶表示板自体は単色しか表示す
ることができないため、全カラー表示をするために、液
晶表示板を構成する透明基板（ガラス板）にカラーフィ
ルターを形成し、このカラーフィルターに画素として
赤、緑、青（Ｒ、Ｇ、Ｂ）の着色層を形成する必要があ
る。そのため、単色カラー表示用の液晶表示装置に前記
全カラー表示用の液晶表示板を転用すると、開口率が低
下するため十分なコントラストが得られないという欠点
がある。また、全カラー表示用の液晶表示板は価格が高
い欠点もある。
【０００４】そこで、本発明は色々の背景色を選択する
ことが可能であり、十分な光量が得られ、且つ、斑が生
じにくく、経済的に有利に構成できる単色カラー液晶表
示ユニットを提供することを目的とする。
ことが可能であり、十分な光量が得られ、且つ、斑が生
じにくく、経済的に有利に構成できる単色カラー液晶表
示ユニットを提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、液晶表示板を
有し、この液晶表示板の背後にカラーフィルター帯を配
設し、このカラーフィルター帯は数種の色のフイルター
となる膜体が一連に連続するよう形成されており、前記
カラーフィルター帯を動かして前記数種の色のフイルタ
ーとなる膜体の一つを前記液晶表示板に対面させるカラ
ーフィルター帯変位機構を備える単色カラー液晶表示ユ
ニットとして構成する。
有し、この液晶表示板の背後にカラーフィルター帯を配
設し、このカラーフィルター帯は数種の色のフイルター
となる膜体が一連に連続するよう形成されており、前記
カラーフィルター帯を動かして前記数種の色のフイルタ
ーとなる膜体の一つを前記液晶表示板に対面させるカラ
ーフィルター帯変位機構を備える単色カラー液晶表示ユ
ニットとして構成する。
【０００６】
【作用】前記カラーフィルター帯の色のフイルターはカ
ラーフィルター帯変位機構により前記液晶表示板に選択
的に対面させることができるようになるため、同一光源
の点灯状態の下で種々の背景色を選択することができる
ようになる。
ラーフィルター帯変位機構により前記液晶表示板に選択
的に対面させることができるようになるため、同一光源
の点灯状態の下で種々の背景色を選択することができる
ようになる。
【０００７】
【実施例】以下、図面を参照しながら、本発明の実施例
について詳細に説明する。図１は本発明の単色カラー液
晶表示ユニットの要部を示す概略一部断面図である。同
図において、単色カラー液晶表示ユニット１は液晶表示
板２を有し、この液晶表示板２の裏面には拡散板３を対
面させてあり、更に、この拡散板３の裏面にはカラーフ
ィルター帯４を対面させてある。そして、前記カラーフ
ィルター帯４の後方には光源５、５、５を配設してあ
り、前記液晶表示板２の表面（表示面）の両端部は金具
やプラスチックの支持片６、６で前記液晶表示板２が保
持されている。図示を省略しているが前記各部材は筐体
内に収納されている。また、前記筐体内には前記液晶表
示板２を駆動するための電子回路が形成されたプリント
回路基板７、７が設けられている。なお、当然である
が、電源回路も必要であるが、図示は省略されている。
また、光源５、５、５としては冷陰極放電管或いは蛍光
放電管を使用することができる。
について詳細に説明する。図１は本発明の単色カラー液
晶表示ユニットの要部を示す概略一部断面図である。同
図において、単色カラー液晶表示ユニット１は液晶表示
板２を有し、この液晶表示板２の裏面には拡散板３を対
面させてあり、更に、この拡散板３の裏面にはカラーフ
ィルター帯４を対面させてある。そして、前記カラーフ
ィルター帯４の後方には光源５、５、５を配設してあ
り、前記液晶表示板２の表面（表示面）の両端部は金具
やプラスチックの支持片６、６で前記液晶表示板２が保
持されている。図示を省略しているが前記各部材は筐体
内に収納されている。また、前記筐体内には前記液晶表
示板２を駆動するための電子回路が形成されたプリント
回路基板７、７が設けられている。なお、当然である
が、電源回路も必要であるが、図示は省略されている。
また、光源５、５、５としては冷陰極放電管或いは蛍光
放電管を使用することができる。
【０００８】前記カラーフィルター帯４は数種の色のフ
イルターとなる膜体が一連に連続するよう形成されてお
り、同図には、その断面が示されている。そして、図示
されていない部分は前記液晶表示板２の両端部の外側で
折り返されて前記光源５、５、５を隠蔽若しくは包囲す
る方向に延び、後記するようにエンドレスに軸体を介し
て循環するように形成されるか、その両端を巻物の如く
軸体に巻回して支持されている。また、軸体はモータで
回動され、前記カラーフィルター帯４の所望の色のフイ
ルターを前記液晶表示板２の裏面に対面させることがで
きるようにしてある。
イルターとなる膜体が一連に連続するよう形成されてお
り、同図には、その断面が示されている。そして、図示
されていない部分は前記液晶表示板２の両端部の外側で
折り返されて前記光源５、５、５を隠蔽若しくは包囲す
る方向に延び、後記するようにエンドレスに軸体を介し
て循環するように形成されるか、その両端を巻物の如く
軸体に巻回して支持されている。また、軸体はモータで
回動され、前記カラーフィルター帯４の所望の色のフイ
ルターを前記液晶表示板２の裏面に対面させることがで
きるようにしてある。
【０００９】図２(a) は両端が軸体に止着された状態の
カラーフィルター帯４を示す概略平面図であり、図２
(b) はカラーフィルター帯４が数種の色フイルターとな
る膜体によって一連に連続するよう形成された様子を示
す概略平面図である。
カラーフィルター帯４を示す概略平面図であり、図２
(b) はカラーフィルター帯４が数種の色フイルターとな
る膜体によって一連に連続するよう形成された様子を示
す概略平面図である。
【００１０】カラーフィルター帯４は異なる色を対象と
する複数のほぼ方形の色フィルター（特定の色の光のみ
を透過する膜体）を一連に接続してあり、例えば、同図
(b)に示されるように赤、青、黄、緑、白の各色フィル
ターを連設してある。各色フィルターの大きさは前記液
晶表示板２の裏面に過不足なく対面させることができる
程度に設定してあり、また、各色フィルターの辺の端に
は不図示のセンサー（例えば、フォトトランジスターや
反射型フォトインタラプター）に感知させるための色識
別マーク８を表示してある。そして、前記カラーフィル
ター帯４の両端には軸体９ａ、９ｂが設けられており、
後記するように、これらの軸体９ａ、９ｂやセンサー、
制御回路、モータその他の部材を有するカラーフィルタ
ー帯変位機構により前記カラーフィルター帯４が動かさ
れる。なお、カラーフィルター帯変位機構は後記するよ
うな機構に限らず、例えば、プランジャーとラチェット
を組み合わせたり、公知の機械要素や電子回路を定法に
より組み合わせて実現することができる。
する複数のほぼ方形の色フィルター（特定の色の光のみ
を透過する膜体）を一連に接続してあり、例えば、同図
(b)に示されるように赤、青、黄、緑、白の各色フィル
ターを連設してある。各色フィルターの大きさは前記液
晶表示板２の裏面に過不足なく対面させることができる
程度に設定してあり、また、各色フィルターの辺の端に
は不図示のセンサー（例えば、フォトトランジスターや
反射型フォトインタラプター）に感知させるための色識
別マーク８を表示してある。そして、前記カラーフィル
ター帯４の両端には軸体９ａ、９ｂが設けられており、
後記するように、これらの軸体９ａ、９ｂやセンサー、
制御回路、モータその他の部材を有するカラーフィルタ
ー帯変位機構により前記カラーフィルター帯４が動かさ
れる。なお、カラーフィルター帯変位機構は後記するよ
うな機構に限らず、例えば、プランジャーとラチェット
を組み合わせたり、公知の機械要素や電子回路を定法に
より組み合わせて実現することができる。
【００１１】図３は単色カラー液晶表示ユニット１内に
前記カラーフィルター帯４が設定される状態を示した概
略斜視図である。軸体９ａ、９ｂには不図示のモータの
回動軸が連結しており、これらの軸体の回転に伴って前
記カラーフィルター帯４を動かして前記液晶表示板２に
対面させる前記色フイルターを選択できるようにしてあ
る。その際、どの色の色フイルターが前記液晶表示板２
に対面するかは前記センサー及び前記色識別マーク８に
基づいて識別可能になっており、その識別に呼応して前
記モータが制御される。なお、図示を省略しているが、
前記カラーフィルター帯４の曲折部には従動コロや金属
パイプ、ガラス棒、プラスチック棒その他の移動円滑部
材が設けられる。
前記カラーフィルター帯４が設定される状態を示した概
略斜視図である。軸体９ａ、９ｂには不図示のモータの
回動軸が連結しており、これらの軸体の回転に伴って前
記カラーフィルター帯４を動かして前記液晶表示板２に
対面させる前記色フイルターを選択できるようにしてあ
る。その際、どの色の色フイルターが前記液晶表示板２
に対面するかは前記センサー及び前記色識別マーク８に
基づいて識別可能になっており、その識別に呼応して前
記モータが制御される。なお、図示を省略しているが、
前記カラーフィルター帯４の曲折部には従動コロや金属
パイプ、ガラス棒、プラスチック棒その他の移動円滑部
材が設けられる。
【００１２】図４(a) 、(b) はカラーフィルター帯４を
エンドレスに構成する例を示す概略斜視図である。同図
(a) に示すようにカラーフィルター帯４をエンドレスに
循環させ、同図(b) に示すようにカラーフィルター帯４
に圧接する軸体９を回転させて前記カラーフィルター帯
４を動かし、前記液晶表示板２に所望の色フイルターを
対面させることができる。
エンドレスに構成する例を示す概略斜視図である。同図
(a) に示すようにカラーフィルター帯４をエンドレスに
循環させ、同図(b) に示すようにカラーフィルター帯４
に圧接する軸体９を回転させて前記カラーフィルター帯
４を動かし、前記液晶表示板２に所望の色フイルターを
対面させることができる。
【００１３】図５は本発明の単色カラー液晶表示ユニッ
トの大要を示す概略構成図であり、(a) は平面図、(b)
は正面図及び(c) は側面図である。各図を参照して、前
記液晶表示板２の表示面は正面に臨ませてあり、前述し
た如く、前記液晶表示板２の裏面には拡散板３を対面さ
せてある。また、この拡散板３の裏面にはカラーフィル
ター帯４を対面させてあり、このカラーフィルター帯４
の後方には光源５、５、５が設けられるが、同図(c) に
は、この光源５、５、５が前記カラーフィルター帯４で
隠蔽されて図示できなくなるのを避けるため、実際の位
置よりも外側に逸出させて示してある。前記光源５、
５、５の背後には反射板１０を設け前記液晶表示板２側
への光量を増大させるようにしている。前記カラーフィ
ルター帯４の両端には前述したように軸体９ａ、９ｂを
設けてあり、この軸体９ａ、９ｂのそれぞれはステッピ
ングモータの如きモータ１１ａ、１１ｂの回動軸に連結
している。さらに、前記カラーフィルター帯４の色識別
マーク８に対峙する位置にはセンサー１２を設け、この
センサー１２の出力はプリント回路基板７に構成された
電子回路へ接続されている。
トの大要を示す概略構成図であり、(a) は平面図、(b)
は正面図及び(c) は側面図である。各図を参照して、前
記液晶表示板２の表示面は正面に臨ませてあり、前述し
た如く、前記液晶表示板２の裏面には拡散板３を対面さ
せてある。また、この拡散板３の裏面にはカラーフィル
ター帯４を対面させてあり、このカラーフィルター帯４
の後方には光源５、５、５が設けられるが、同図(c) に
は、この光源５、５、５が前記カラーフィルター帯４で
隠蔽されて図示できなくなるのを避けるため、実際の位
置よりも外側に逸出させて示してある。前記光源５、
５、５の背後には反射板１０を設け前記液晶表示板２側
への光量を増大させるようにしている。前記カラーフィ
ルター帯４の両端には前述したように軸体９ａ、９ｂを
設けてあり、この軸体９ａ、９ｂのそれぞれはステッピ
ングモータの如きモータ１１ａ、１１ｂの回動軸に連結
している。さらに、前記カラーフィルター帯４の色識別
マーク８に対峙する位置にはセンサー１２を設け、この
センサー１２の出力はプリント回路基板７に構成された
電子回路へ接続されている。
【００１４】図６は本発明の単色カラー液晶表示ユニッ
トの他の例を示す概略構成図であり、(a) は平面図、
(b) は正面図である。この単色カラー液晶表示ユニット
ではカラーフィルター帯１３が図５に示したカラーフィ
ルター帯４とは違ってエンドレスに筐体内で循環するよ
う構成し、一つのモータ１１で前記カラーフィルター帯
４を動かしている。他の構成は図５に示したものと同様
である。なお、モータ１１の回動軸はカラーフィルター
帯１２に圧接する軸棒若しくは駆動コロに連結される。
また、前記軸棒若しくは駆動コロは前記カラーフィルタ
ー帯１２を他の駆動コロで挟むように構成することもで
きる。そして、カラーフィルター帯１２の曲折部にはコ
ロ１４のような移動円滑部材が設けられる。
トの他の例を示す概略構成図であり、(a) は平面図、
(b) は正面図である。この単色カラー液晶表示ユニット
ではカラーフィルター帯１３が図５に示したカラーフィ
ルター帯４とは違ってエンドレスに筐体内で循環するよ
う構成し、一つのモータ１１で前記カラーフィルター帯
４を動かしている。他の構成は図５に示したものと同様
である。なお、モータ１１の回動軸はカラーフィルター
帯１２に圧接する軸棒若しくは駆動コロに連結される。
また、前記軸棒若しくは駆動コロは前記カラーフィルタ
ー帯１２を他の駆動コロで挟むように構成することもで
きる。そして、カラーフィルター帯１２の曲折部にはコ
ロ１４のような移動円滑部材が設けられる。
【００１５】而して、本発明の単色カラー液晶表示ユニ
ットでは、不図示の操作スイッチを操作することによ
り、所望の背景色に対応する色フイルターが液晶表示板
２の裏面に対面するよう前記カラーフィルター帯４又は
前記カラーフィルター帯１３をモータ１１若しくは１１
ａ、１１ｂで動かして所望の背景色を選択することがで
きる。
ットでは、不図示の操作スイッチを操作することによ
り、所望の背景色に対応する色フイルターが液晶表示板
２の裏面に対面するよう前記カラーフィルター帯４又は
前記カラーフィルター帯１３をモータ１１若しくは１１
ａ、１１ｂで動かして所望の背景色を選択することがで
きる。
【００１６】以上のように表示ユニットを構成すること
により、容易にいわゆるモノカラー表示を行うことがで
きる。すなわち、プリント回路基板７から液晶表示板２
ヘ表示データを出力し、液晶表示板２に画像、例えば文
字情報を表示する。この表示と同時に、不図示の制御信
号によってモータ１１ａ又は１１ｂを駆動し、軸体９
ａ，９ｂを回動してカラーフィルタ帯４を移動し、表示
する色のフィルタを液晶表示板２の後ろに移動する。こ
の時、表示するフィルタの位置（色）は前記センサ１２
で正確に判断できる。
により、容易にいわゆるモノカラー表示を行うことがで
きる。すなわち、プリント回路基板７から液晶表示板２
ヘ表示データを出力し、液晶表示板２に画像、例えば文
字情報を表示する。この表示と同時に、不図示の制御信
号によってモータ１１ａ又は１１ｂを駆動し、軸体９
ａ，９ｂを回動してカラーフィルタ帯４を移動し、表示
する色のフィルタを液晶表示板２の後ろに移動する。こ
の時、表示するフィルタの位置（色）は前記センサ１２
で正確に判断できる。
【００１７】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、比較的簡単な構成でありながら、色々の背景色を
選択することが可能であり、十分な光量が得られ、且
つ、斑が生じにくく、経済的に有利に構成できる単色カ
ラー液晶表示ユニットを得ることができ、駅の行先表示
装置や空港の出発案内装置などに適用すれば、そのよう
な多様な背景色を選択し、豊かな情報を提供することが
できる表示装置が得られる。
れば、比較的簡単な構成でありながら、色々の背景色を
選択することが可能であり、十分な光量が得られ、且
つ、斑が生じにくく、経済的に有利に構成できる単色カ
ラー液晶表示ユニットを得ることができ、駅の行先表示
装置や空港の出発案内装置などに適用すれば、そのよう
な多様な背景色を選択し、豊かな情報を提供することが
できる表示装置が得られる。
【図１】本発明の単色カラー液晶表示ユニットの要部を
示す概略一部断面図である。
示す概略一部断面図である。
【図２】(a) は両端が軸体に止着された状態のカラーフ
ィルター帯４を示す概略平面図であり、(b) はカラーフ
ィルター帯４が数種の色フイルターとなる膜体によって
一連に連続するよう形成された様子を示す概略平面図で
ある。
ィルター帯４を示す概略平面図であり、(b) はカラーフ
ィルター帯４が数種の色フイルターとなる膜体によって
一連に連続するよう形成された様子を示す概略平面図で
ある。
【図３】単色カラー液晶表示ユニット１内にカラーフィ
ルター帯４が設定される状態を示した概略斜視図であ
る。
ルター帯４が設定される状態を示した概略斜視図であ
る。
【図４】(a) 及び(b) はカラーフィルター帯４をエンド
レスに構成する例を示す概略斜視図である。
レスに構成する例を示す概略斜視図である。
【図５】本発明の単色カラー液晶表示ユニットの大要を
示す概略構成図であり、(a) は平面図、(b) は正面図及
び(c) は側面図である。
示す概略構成図であり、(a) は平面図、(b) は正面図及
び(c) は側面図である。
【図６】本発明の単色カラー液晶表示ユニットの他の例
を示す概略構成図であり、(a)は平面図、(b) は正面図
である。
を示す概略構成図であり、(a)は平面図、(b) は正面図
である。
１ 単色カラー液晶表示ユニット ２ 液晶表示板 ３ 拡散板 ４ カラーフィルター帯 ５ 光源 ６ 支持片 ７ プリント回路基板 ８ 色識別マーク ９ 軸体 ９ａ 軸体 ９ｂ 軸体 １０ 反射板 １１ モータ １１ａ モータ １１ｂ モータ １２ センサー １３ カラーフィルター帯 １４ コロ
Claims (5)
- 【請求項１】 液晶表示板と、数種の色のフイルターと
なる膜体が一連に連続するよう形成され、前記液晶表示
板の背後に配設されるカラーフィルター帯と、該カラー
フィルター帯を動かして前記数種の色のフイルターとな
る膜体の一つを前記液晶表示板に対面させるカラーフィ
ルター帯変位機構と、を備える単色カラー液晶表示ユニ
ット。 - 【請求項２】 液晶表示板と、数種の色のフイルターと
なる膜体が一連に連続するよう形成され前記液晶表示板
の背後に配設されるカラーフィルター帯と、該カラーフ
ィルター帯の両端には軸体を付設し、これらの軸体のそ
れぞれをモータで回動させて前記カラーフィルター帯を
動かして前記数種の色のフイルターとなる膜体の一つを
前記液晶表示板に対面させるカラーフィルター帯変位機
構と、を備える単色カラー液晶表示ユニット。 - 【請求項３】 液晶表示板と、数種の色のフイルターと
なる膜体が一連に連続するよう形成され前記液晶表示板
の背後に配設されるカラーフィルター帯と、無端に形成
された前記カラーフィルター帯をモータの回動力に伴わ
せて動かし、前記数種の色のフイルターとなる膜体の一
つを前記液晶表示板に対面させるカラーフィルター帯変
位機構と、を備える単色カラー液晶表示ユニット。 - 【請求項４】 液晶表示板と、数種の色のフイルターと
なる膜体が一連に連続するよう形成され、且つ、前記色
のフイルターとなる膜体のそれぞれには色識別マークを
表示してあり、前記液晶表示板の背後に配設されるカラ
ーフィルター帯と、該カラーフィルター帯の両端には軸
体を付設し、これらの軸体のそれぞれをモータで回動さ
せて前記カラーフィルター帯を動かし、前記色識別マー
クを感知するセンサーの出力に基づいて前記モータの回
動を制御して前記数種の色のフイルターとなる膜体の一
つを前記液晶表示板に対面させるカラーフィルター帯変
位機構と、を備える単色カラー液晶表示ユニット。 - 【請求項５】 液晶表示板と、数種の色のフイルターと
なる膜体が一連に連続するよう形成され、且つ、前記色
のフイルターとなる膜体のそれぞれには色識別マークを
表示してあり、前記液晶表示板の背後に配設されるカラ
ーフィルター帯と、該カラーフィルター帯は無端に形成
され、該カラーフィルター帯をモータの回動力に伴わせ
て動かし、前記色識別マークを感知するセンサーの出力
に基づいて前記モータの回動を制御して前記数種の色の
フイルターとなる膜体の一つを前記液晶表示板に対面さ
せるカラーフィルター帯変位機構と、を備える単色カラ
ー液晶表示ユニット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4109895A JPH08234189A (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | 単色カラー液晶表示ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4109895A JPH08234189A (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | 単色カラー液晶表示ユニット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08234189A true JPH08234189A (ja) | 1996-09-13 |
Family
ID=12599013
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4109895A Pending JPH08234189A (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | 単色カラー液晶表示ユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08234189A (ja) |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62104990U (ja) * | 1985-12-24 | 1987-07-04 | ||
| JPS6370308A (ja) * | 1986-09-11 | 1988-03-30 | Daifuku Co Ltd | 移動車の誘導設備 |
| JPS63165682U (ja) * | 1987-04-17 | 1988-10-28 | ||
| JPH01107232A (ja) * | 1987-10-20 | 1989-04-25 | Mitsubishi Electric Corp | カラーディスプレイ装置 |
-
1995
- 1995-02-28 JP JP4109895A patent/JPH08234189A/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62104990U (ja) * | 1985-12-24 | 1987-07-04 | ||
| JPS6370308A (ja) * | 1986-09-11 | 1988-03-30 | Daifuku Co Ltd | 移動車の誘導設備 |
| JPS63165682U (ja) * | 1987-04-17 | 1988-10-28 | ||
| JPH01107232A (ja) * | 1987-10-20 | 1989-04-25 | Mitsubishi Electric Corp | カラーディスプレイ装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030617 |