JPH08234069A - Szスロットスペーサへの心線落とし込み方法および装置 - Google Patents

Szスロットスペーサへの心線落とし込み方法および装置

Info

Publication number
JPH08234069A
JPH08234069A JP7064784A JP6478495A JPH08234069A JP H08234069 A JPH08234069 A JP H08234069A JP 7064784 A JP7064784 A JP 7064784A JP 6478495 A JP6478495 A JP 6478495A JP H08234069 A JPH08234069 A JP H08234069A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slot
optical fiber
fiber core
spacer
dropping
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7064784A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2863897B2 (ja
Inventor
Masayoshi Enomoto
政義 榎本
Masaki Yoshida
勝紀 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YKK Corp
Original Assignee
YKK Corp
Yoshida Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by YKK Corp, Yoshida Kogyo KK filed Critical YKK Corp
Priority to JP7064784A priority Critical patent/JP2863897B2/ja
Publication of JPH08234069A publication Critical patent/JPH08234069A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2863897B2 publication Critical patent/JP2863897B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/44Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
    • G02B6/4479Manufacturing methods of optical cables
    • G02B6/449Twisting
    • G02B6/4491Twisting in a lobe structure

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 SZスロットスペーサの1本のスロットに複
数本の光ファイバ心線を整然と落とし込む。 【構成】 SZスロットスペーサ1をその長手方向に送
りながら、光ファイバ心線3をその周囲に送り出しつつ
そのSZ状のスロット2に単数または複数本づつ落とし
込む方法であって、光ファイバ心線3落とし込む直前に
おいては、その光ファイバ心線3を各スロット2につき
半径方向の内、外に複数の群(図示例では2群)に分線
することを特徴とするSZスロットスペーサへの心線落
とし込み方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はSZスロットスペーサ
への心線落とし込み方法、特に光ファイバ心線を1本の
スロットにつき単数または複数本を落とし込む方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】光ファイバ線を平行に複数本テープ状に
まとめたいわゆるテープ心線を一方向巻きのスロット内
に落とし込む方法や装置については、スペーサ上の長手
方向1個所で落とし込む技術に関してはたとえば特公平
5−29087「スロット型ケーブルの製造装置」、特
公平6−66006「テープ心線の集合装置」などに詳
しく開示されており、またスロット数やテープ心線数が
多いために混乱が生じやすい場合にスペーサに沿う前後
2個所で落とし込む技術に関しては、たとえば特願平6
−335653「複数段落とし込み型光ファイバケーブ
ルの製造装置」などに詳細に説明されている。
【0003】テープ状のテープ心線ではなく、2本ない
し数本の光ファイバ心線をジエリーとともに中空の被覆
管内にゆるく納めたいわゆるルース型光ファイバ心線
を、一方向巻きのスロットではなくS巻きおよびZ巻き
スロットが長手方向に交互に出現するいわゆるSZスロ
ットスペーサに落とし込む技術については、1本のスロ
ットにつき単一本の光ファイバ心線を落とし込む技術が
知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように各スロ
ットに単一本のルース型光ファイバ心線を落とし込む技
術については先行技術があるが、それぞれのスロットに
複数本のルース型光ファイバ心線を落とし込む技術は専
用のものはこれまでに開発されていなくて、たかだか1
本用のものを流用して心線ガイド管103内によって一
緒に複数本のルース型光ファイバ心線を落とし込み案内
させるような技術が知られているだけである。この場合
は落とし込み本数の増加に十分対処できないで、たとえ
ば図9の右側で符号F(ファウル)で示したようにスロ
ット2の入口に一度に殺到した光ファイバ心線3が互い
にぶつかり合って左側で符号S(セーフ)に示したよう
に整然と納まらず、またこのような心線同志の衝突の際
にその伝達特性を損なう欠点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は上述の課題を
解決するためになされたものであって、その解決のため
にとる請求項1に示す手段は、SZスロットスペーサを
その長手方向に送りながら、光ファイバ心線をその周囲
に送り出しつつそのSZ状のスロットに複数本づつ落と
し込む方法において、前記光ファイバ心線を落とし込む
直前においては、その光ファイバ心線を各スロットにつ
き複数の群に分線することを特徴とするSZスロットス
ペーサへの心線落とし込み方法である。
【0006】また請求項2に示す発明は、光ファイバ心
線数の飛躍的な増加に伴って落とし込み案内板のスロッ
ト係合爪にかかる応力を軽減させるためになされたもの
であって、その解決手段はSZスロットスペーサをその
長手方向に送りながら、光ファイバ心線をその周囲に送
り出しつつそのSZ状のスロットに複数本づつ落とし込
む方法において、前記SZスロットの進行のままに落と
し込み案内板を左、右に従動回転させるとともに、後方
にある回転目板を前記落とし込み案内板の回転方向と同
じ方向に追随回転させ、これにより前記落とし込み案内
板と前記回転目板間にある光ファイバ心線がスペーサの
周りに左、右交互に絡み巻きする絡み巻き角度量を減少
させるようにしたことを特徴とするSZスロットスペー
サへの心線落とし込み方法である。
【0007】また請求項3に示す発明は、光ファイバ心
線数の飛躍的な増加に伴って起こりやすい落とし込み後
のスロットから光ファイバ心線が脱出しないためになさ
れたものであって、その解決手段は、SZスロットスペ
ーサをその長手方向に送りながら、光ファイバ心線をそ
の周囲に送り出しつつそのSZ状のスロットに複数本づ
つ落とし込む方法において、落とし込まれた光ファイバ
心線をそれぞれのスロットごとにおさえ板によって脱出
しないようにおさえるとともに、粗巻き糸を前記おさえ
板の上から巻き付けることを特徴とするSZスロットス
ペーサへの心線落とし込み方法である。
【0008】また請求項4に示す発明は、請求項1ない
し3に示した方法を実施するための装置を示し、解決手
段は、スペーサに回転を与えないように送り出すスペー
サ送出部、所要の本数の光ファイバ心線を送り出す光フ
ァイバ心線送出部および該光ファイバ心線を前記スペー
サのスロット内に落とし込むための落とし込み部を備
え、前記落とし込み部は、駆動モータによって回転駆動
されるようにされ、前記スロットに対応する角度的位置
に前記光ファイバ心線の分線孔の穿設された回転目板
と、前記回転目板の下流に設けられ、半径方向内方に突
出して前記スロットに係合するスロット係合爪を有する
とともに、前記スロットに対応する角度的位置にそれぞ
れ前記光ファイバ心線を案内する統一案内孔の穿設され
た後方落とし込み案内板と、前記後方落とし込み案内板
に同軸的にかつある角度範囲内では相対回転可能に連結
され、前記統一案内孔に対応する角度的位置に半径方向
に離隔して複数個の分割案内孔の穿設された前方落とし
込み案内板と、前記前方落とし込み案内板に可動に取り
付けられ各スロットに係合するおさえ板と、前記前方落
とし込み案内板のすぐ下流に設けられる粗巻装置と、前
記後方落とし込み案内板の回転開始および回転方向を検
知し、それと同じ方向に前記回転目板を所望の角度回転
駆動する装置とを有するSZスロットスペーサへの心線
落とし込み装置である。
【0009】
【作用】光ファイバ心線を落とし込む直前において、そ
の光ファイバ心線を各スロットにつき複数の群に分線す
るため、全光ファイバ心線が一つのスロットに同時に殺
到することなく光ファイバ心線間に衝突が起きずに整然
と落とし込みできる。
【0010】SZスロットの進行のままに落とし込み案
内板を左、右に従動回転させるとともに、後方にある回
転目板を落とし込み案内板の回転方向と同じ方向に追随
回転させるから、落とし込み案内板と回転目板間にある
光ファイバ心線がスペーサの周りに左、右交互に絡み巻
きする絡み巻き角度量をゼロとするか、ないしは減少さ
せることができる。
【0011】落とし込まれた光ファイバ心線をそれぞれ
のスロットごとにおさえ板によって脱出しないようにお
さえるとともに、粗巻き糸を前記おさえ板の上から巻き
付ける方法であるから、光ファイバ心線を確実にスロッ
ト内に押さえた締めつけ巻きが可能となる。
【0012】
【実施例】まずこの発明が目指すSZスロットスペーサ
への心線落とし込みとはいかなるものかを説明する。図
6はSZスロットスペーサ1を示すものであって、これ
は断面円形の合成樹脂成形のロッド状のスペーサ1の外
周部に複数本(図示の例では6本)のSZスロット2が
形成されたものである。SZスロットはつるまき線状の
溝であってS方向巻きのスロット2Aと、Z方向巻きの
スロット2Bとが交互に繰り返し出現するものである。
S巻きからZ巻き、あるいはZ巻きからS巻きに変換す
る中立点Pはスペーサ1の長手方向に一定の間隔(これ
をピッチという)をもって現れ、通常数100mm程度
のものが多い。角度的には300度未満である。なお符
号1Aはスペーサ1の引張強度を向上させるための張力
部材を示している。
【0013】このSZスロット2の中に既に説明した光
ファイバ心線3をその長手方向に沿って落とし込んでゆ
く方法技術がこの明細書においてこれから説明しようと
するものである。
【0014】この方法を実施するために使用する装置の
全体は図2に示すものであって、図中A1 はスペーサ1
の送出部、A2 は光ファイバ心線3の送出部、またA3
はこれから解説しようとする落とし込み部であり、この
一点鎖線で囲んだ部分は図1に拡大して示される。
【0015】図1においてスペーサ1は上流側(この図
の右方)から左方に向けて送られ、複数本の光ファイバ
心線3もこのスペーサ1の周りを、各スロットにつき所
要の本数のものが角度的にそれぞれのスロットに近接す
る走行位置を左方に向けて送られる。光ファイバ心線3
のそれぞれの角度位置は回転目板4(これは長手方向に
前後に調節できるよう可動に設けられる)に穿設される
光ファイバ心線通過孔(図示していない)によって決め
られる。
【0016】回転目板4はたとえばACサーボモータの
ような適宜の駆動モータ8によってタイミングベルト8
1を介して回転駆動できる。この回転目板4の回転駆動
に関しては後述するけれども、その回転角度量には制限
があって、所定の角度的位置で元の位置に戻すようにリ
セットされる。符号41はこのリセット位置を検出する
リセットセンサを示す。
【0017】光ファイバ心線3は回転目板4から後方落
とし込み案内板5、ついでそれより下流の前方落とし込
み案内板6に送られ、最終的に前方の落とし込み案内板
6を通過後にSZスロットスペーサ1のスロット2内に
落としこまれる。符号7は粗巻装置を示し、粗巻糸71
はスペーサ1の周りに交差して巻き付けられ、いま落と
し込まれたばかりの光ファイバ心線3をスロット内に押
さえこみ固定する。
【0018】図3は図1の後方落とし込み案内板5およ
び前方落とし込み案内板6の部分を拡大して示してい
る。後方落とし込み案内板5は中心にスペーサ1の通過
孔の形成された円板状をなし、自身の軸線の周りに回転
可能に支持される。その円周等分位置には、スペーサ1
の各スロット2に対応して半径方向にスロット係合爪5
1が突出してスロット2に係合する。このためSZスロ
ットスペーサ1が進行するにつれて後方落とし込み案内
板5は回転駆動され、左、右の回転を繰り返すことにな
る。
【0019】後方落とし込み案内板5には同軸的に平歯
車52が固着され、これに噛み合う平歯車53の軸はた
とえばロータリーエンコーダ、あるいはポテンショメー
タのような適宜の回転検知センサ14に連結される。
【0020】符号6で示した前方落とし込み案内板は後
方落とし込み案内板5とほぼ同様の形状のものであり、
等角位置に設けられる複数本(この例では3本)の連結
ロッド9によって後方落とし込み案内板5に同軸的に連
結される。また後方落とし込み案内板5と同様に各スロ
ットに対応してスロット係合爪61が半径方向外方に突
出形成される。
【0021】連結ロッド9はたとえば図3の一部に拡大
して示したように、球部91およびカバ板92によって
一種の自在継手を形成し、このため前方落とし込み案内
板6と後方落とし込み案内板6はある角度範囲内では相
対回転可能である。
【0022】前方落とし込み案内板6の下流側の面に
は、スペーサ1の各スロット2に対応しておさえ板10
が可動に設けられる。おさえ板10はたとえばステンレ
ス鋼板や燐青銅板、あるいは適宜の非金属弾性材料など
の弾性板材によってスロットの幅よりわずかに狭く形成
され、スロット2に落としこまれた光ファイバ心線3を
スロット内から脱出しないように弾性的に押さえこむ役
目をするものである。
【0023】おさえ板10の根元に設けた軸棒は、前方
落とし込み案内板6の下流側面に固着されたおさえ板支
持筒11内に回転可能に取り付けられる構成とすれば、
スペーサ1の進行につれてのスロット2の変化によく追
随でき、またピッチの異なる他のスペーサの使用の場合
にも対応できるものである。なお図示していないが、お
さえ板10の軸棒を支持筒11に対して滑動自在とし、
これを調節ねじで固定するような構成にしておけば、直
径の異なるスペーサに対しても容易に対応できることに
なる。
【0024】後方落とし込み案内板5の平面図は図4に
示されているが、この図に明示されるようにスペーサ1
が通過する中心孔の周囲にはスロット2の数に対応する
数の統一案内孔12が等角的に穿設されている。これは
各スロット毎に落とし込むべき光ファイバ心線3を通す
ように案内するための孔であって、その個数はもちろん
回転目板4に穿設される光ファイバ心線通過孔と同一数
である。
【0025】この後方落とし込み案内板5に対して前方
落とし込み案内板6の平面図は図5に示される。この図
から明白なように各スロット2に対応してその数と同数
の等角的位置(図示の例では6個所)には分割案内孔1
3が穿設される。これはその名の通り、半径方向に複数
個(この例では2個)に分割され、半径方向内方に位置
するものは案内孔13Aであり、半径方向外方に位置す
る案内孔は正確に言えば孔ではなく、スロット係合爪6
1に形成され、スロットの底に対向する部分が開口して
いる案内用切欠き部13Bである。
【0026】つぎに回転検知センサ14とその検知信号
による駆動モータ8の駆動(これにより回転目板4が回
転する)の意味を図7について説明する。図7では描き
線が錯綜することを避けるために光ファイバ心線3を各
スロットにつき2本しか描いていない。後方落とし込み
案内板5のスロット係合爪51がいま図7図示のように
スペーサ1のS巻きスロット2Aにかかっているとする
と、スペーサ1の左方に向かう進行につれて後方落とし
込み案内板5は上流側から見て右回りに回転する。
【0027】いま例えば角度的に180度回転して、後
方落とし込み案内板5の下方の5Aの部分が上方の5B
の位置まで回転したとする。こうすると図示のように光
ファイバ心線3は回転目板4との間で破線に示すように
180度捩じられることになる。実際は各スロット2に
ついて多数の光ファイバ心線3が含まれているわけであ
るし、またS巻きならS巻きの同じ方向巻きのスロット
が300度近く続くわけであるから、この捩じりの際に
光ファイバ心線3から後方落とし込み案内板5を左方向
に回転させて元に戻そうとする弾性的な回転力が大きく
作用することになる。
【0028】この力は実際には後方落とし込み案内板5
のスロット係合爪51とスロット2との間の剪断力とし
て作用する。したがってこの剪断力をゼロにするか、あ
るいは減殺するかする方が好ましい。このためには回転
目板4を後方落とし込み案内板5と同方向に回転させれ
ばよいことが分かる。また同じ角度だけ回転させれば上
述の力はゼロとなる理であり、同じ角度量まで至らなく
ても、この剪断力をそれなりに減殺する効果があること
が分かる。
【0029】
【発明の効果】この請求項1の発明によれば、光ファイ
バ心線を落とし込む直前において、その光ファイバ心線
を各スロットにつき複数の群に分線するため、全光ファ
イバ心線が一つのスロットに同時に殺到することなく光
ファイバ心線間に衝突が起きずに整然と落とし込みでき
る効果がある。
【0030】また請求項2の発明によれば、SZスロッ
トの進行のままに落とし込み案内板を左、右に従動回転
させるとともに、後方にある回転目板を落とし込み案内
板の回転方向と同じ方向に追随回転させるから、落とし
込み案内板と回転目板間にある光ファイバ心線がスペー
サの周りに左、右交互に絡み巻きする絡み巻き角度量を
ゼロとするか、ないしは減少させることができ、落とし
込み案内板のスロット係合爪にかかる剪断応力を低減さ
せる効果がある。
【0031】また請求項3の発明によれば、落とし込ま
れた光ファイバ心線をそれぞれのスロットごとにおさえ
板によって脱出しないようにおさえるとともに、粗巻き
糸を前記おさえ板の上から巻き付ける方法であるから、
光ファイバ心線を確実にスロット内に押さえた締めつけ
巻きが可能となる利点がある。
【0032】また請求項4の発明によれば、請求項1な
いし3のすべての発明方法を実施できる装置が得られる
ことがわかる。この装置は既に説明したことから自明な
ように、光ファイバ心線を電気的にも機械的にも強制駆
動をかけることなく自然に落とし込む装置であるため
に、誤動作もなく、かつ生産性も高いが、製造コストは
比較的低く製造できる等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の方法を実施するための装置例を示す
側断面図である。
【図2】この発明装置が使用される光ケーブル製造装置
の全体を示す側面図である。
【図3】落とし込み案内板を説明する拡大側断面図であ
る。
【図4】図3のIV方向から見た平面図である。
【図5】図3のV方向から見た平面図である。
【図6】SZスロットスペーサとそのスロットへの光フ
ァイバ心線落とし込みをしめす側面図である。
【図7】落とし込み案内板の回転に従う光ファイバ心線
の絡み巻きを説明する側面図である。
【図8】1本のスロットに複数本の光ファイバ心線を落
とし込む際の不都合を説明するスロットの横断面図であ
る。
【符号の説明】
1 スペーサ 1A 張力部材 2 SZスロット 2A S巻きスロット 2B Z巻きスロット 3 光ファイバ心線 4 回転目板 5 後方落とし込み案内板 51 スロット係合爪 52,53 平歯車 6 前方落とし込み案内板 61 スロット係合爪 7 粗巻装置 71 粗巻き糸 8 駆動モータ 9 連結ロッド 10 おさえ板 11 おさえ板支持筒 12 統一案内孔 13,13A,13B 分割案内孔 14 回転検知センサ
【手続補正書】
【提出日】平成7年12月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように各スロ
ットに単一本のルース型光ファイバ心線を落とし込む技
術については先行技術があるが、それぞれのスロットに
複数本のルース型光ファイバ心線を落とし込む技術は専
用のものはこれまでに開発されていなくて、たかだか1
本用のものを流用して心線ガイド管によって一緒に複数
本のルース型光ファイバ心線を落とし込み案内させるよ
うな技術が知られているだけである。この場合は落とし
込み本数の増加に十分対処できないで、たとえば図
右側で符号F(ファウル)で示したようにスロット2の
入口に一度に殺到した光ファイバ心線3が互いにぶつか
り合って左側で符号S(セーフ)に示したように整然と
納まらず、またこのような心線同志の衝突の際にその伝
達特性を損なう欠点があった。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】この後方落とし込み案内板5に対して前方
落とし込み案内板6の平面図は図5に示される。この図
から明白なように各スロット2に対応してその数と同数
の等角的位置(図示の例では6個所)には分割案内孔1
3が穿設される。これはその名の通り、半径方向に複数
個(この例では2個)に分割され、半径方向方に位置
するものは案内孔13Aであり、半径方向方に位置す
る案内孔は正確に言えば孔ではなく、スロット係合爪6
1に形成され、スロットの底に対向する部分が開口して
いる案内用切欠き部13Bである。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 SZスロットスペーサ(1)をその長手
    方向に送りながら、光ファイバ心線(3)をその周囲に
    送り出しつつそのSZ状のスロット(2)に複数本づつ
    落とし込む方法において、前記光ファイバ心線(3)を
    落とし込む直前においては、その光ファイバ心線(3)
    を各スロット(2)につき複数の群に分線することを特
    徴とするSZスロットスペーサへの心線落とし込み方
    法。
  2. 【請求項2】 SZスロットスペーサ(1)をその長手
    方向に送りながら、光ファイバ心線(3)をその周囲に
    送り出しつつそのSZ状のスロット(2)に複数本づつ
    落とし込む方法において、前記SZスロット(2)の進
    行のままに落とし込み案内板(5,6)を左、右に従動
    回転させるとともに、後方にある回転目板(4)を前記
    落とし込み案内板(5)の回転方向と同じ方向に追随回
    転させ、これにより前記落とし込み案内板(5)と前記
    回転目板(4)間にある光ファイバ心線(3)がスペー
    サ(1)の周りに左、右交互に絡み巻きする絡み巻き角
    度量を減少させるようにしたことを特徴とするSZスロ
    ットスペーサへの心線落とし込み方法。
  3. 【請求項3】 SZスロットスペーサ(1)をその長手
    方向に送りながら、光ファイバ心線(3)をその周囲に
    送り出しつつそのSZ状のスロット(2)に複数本づつ
    落とし込む方法において、落とし込まれた光ファイバ心
    線(3)をそれぞれのスロット(2)ごとにおさえ板
    (10)によって脱出しないようにおさえるとともに、
    粗巻き糸(71)を前記おさえ板(10)の上から巻き
    付けることを特徴とするSZスロットスペーサへの心線
    落とし込み方法。
  4. 【請求項4】 スペーサ(1)を回転を与えないように
    送り出すスペーサ送出部、所要の本数の光ファイバ心線
    (3)を送り出す光ファイバ心線送出部および該光ファ
    イバ心線を前記スペーサ(1)のスロット(2)内に落
    とし込むための落とし込み部を備え、前記落とし込み部
    は、駆動モータ(8)によって回転駆動されるようにさ
    れ、前記スロット(2)に対応する角度的位置に前記光
    ファイバ心線(3)の分線孔の穿設された回転目板
    (4)と、前記回転目板(4)の下流に設けられ、半径
    方向内方に突出して前記スロット(2)に係合するスロ
    ット係合爪(51)を有するとともに、前記スロット
    (2)に対応する角度的位置にそれぞれ前記光ファイバ
    心線(3)を案内する統一案内孔(12)の穿設された
    後方落とし込み案内板(5)と、前記後方落とし込み案
    内板(5)に同軸的にかつある角度範囲内では相対回転
    可能に連結され、前記統一案内孔(12)に対応する角
    度的位置に半径方向に離隔して複数個の分割案内孔(1
    3)の穿設された前方落とし込み案内板(6)と、前記
    前方落とし込み案内板(6)に可動に取り付けられ各ス
    ロット(2)に係合するおさえ板(10)と、前記前方
    落とし込み案内板(6)のすぐ下流に設けられる粗巻装
    置(7)と、前記後方落とし込み案内板(5)の回転開
    始および回転方向を検知し、それと同じ方向に前記回転
    目板(4)を所望の角度回転駆動する装置(14,8)
    とを有するSZスロットスペーサへの心線落とし込み装
    置。
JP7064784A 1995-02-28 1995-02-28 Sz溝付きコアへの心線落とし込み方法および装置 Expired - Fee Related JP2863897B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7064784A JP2863897B2 (ja) 1995-02-28 1995-02-28 Sz溝付きコアへの心線落とし込み方法および装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7064784A JP2863897B2 (ja) 1995-02-28 1995-02-28 Sz溝付きコアへの心線落とし込み方法および装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08234069A true JPH08234069A (ja) 1996-09-13
JP2863897B2 JP2863897B2 (ja) 1999-03-03

Family

ID=13268207

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7064784A Expired - Fee Related JP2863897B2 (ja) 1995-02-28 1995-02-28 Sz溝付きコアへの心線落とし込み方法および装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2863897B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103885148A (zh) * 2014-04-16 2014-06-25 江苏藤仓亨通光电有限公司 一种用于对光纤束进行在线捆扎的装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01101208U (ja) * 1987-12-25 1989-07-07

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01101208U (ja) * 1987-12-25 1989-07-07

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103885148A (zh) * 2014-04-16 2014-06-25 江苏藤仓亨通光电有限公司 一种用于对光纤束进行在线捆扎的装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2863897B2 (ja) 1999-03-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4195469A (en) Method and device for producing metallic cords
EP0171841B1 (en) Method of manufacturing an optical cable element and device for carrying out the method
EP3281051B1 (en) A method of sz stranding flexible micromodules
JPH08234069A (ja) Szスロットスペーサへの心線落とし込み方法および装置
US6286294B1 (en) Wire stranding machine
JP2791874B2 (ja) Sz溝付きコアへの心線落とし込み装置
US3726074A (en) Method and apparatus for manufacture of strands and cables
EP0063054B1 (en) Method and apparatus for making balanced metallic strand
US5355669A (en) Apparatus and method for simultaneous reverse stranding and longitudinal strip winding of cables
GB1510199A (en) Stranding machine for and method of making electric cable
JPH07218788A (ja) Szスロットケーブルの製造装置
EP0104725B1 (en) Forming cable core units
JP2748293B2 (ja) 高剛性線条体の送り出し方法および送出装置
JP2546675B2 (ja) テ−プ型光ファイバ−ケ−ブルの製造装置
JP3907824B2 (ja) 異形断面線条体の撚合装置
KR840002747Y1 (ko) 전기 케이블의 제조장치
KR20000027196A (ko) 개선된 테이핑 시스템을 갖는 선재집합기
JPH1123922A (ja) Sz溝付き線条体へのテープ心線挿入方法および装置
JP2998823B2 (ja) スペーサ型光ケーブルの製造方法および装置
JP3505298B2 (ja) 光ファイバ素線のsz撚り合わせ方法および装置
JPH06235850A (ja) スペーサ型光ケーブルの製造方法
JPH09503881A (ja) 伸張された線条部材を逆撚りの撚り線にする撚り合わせ方法および装置
JPH1184192A (ja) Sz溝ロッドへのテープ心線落し込み装置
JP3277960B2 (ja) たるみ付集合機
EP0564921B1 (en) Rotor for cable-making machine

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees