JPH08233680A - 漏れ検知方法及び装置 - Google Patents
漏れ検知方法及び装置Info
- Publication number
- JPH08233680A JPH08233680A JP4034295A JP4034295A JPH08233680A JP H08233680 A JPH08233680 A JP H08233680A JP 4034295 A JP4034295 A JP 4034295A JP 4034295 A JP4034295 A JP 4034295A JP H08233680 A JPH08233680 A JP H08233680A
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- JP
- Japan
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- odor
- detected
- generating source
- piping
- sensor
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ボンベやコンプレッサなどの設備及び特殊技
術者を必要としない漏れ検知方法及び装置を得る。 【構成】 地下に埋めた配管(4)の内部にニオイ発生源
(5)を設けると共に地上にニオイセンサ(6)を設け、配管
から漏れたニオイ(7)をニオイセンサで検知する。
術者を必要としない漏れ検知方法及び装置を得る。 【構成】 地下に埋めた配管(4)の内部にニオイ発生源
(5)を設けると共に地上にニオイセンサ(6)を設け、配管
から漏れたニオイ(7)をニオイセンサで検知する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、漏れ検知方法及び装
置、特に漏れが検知されるべき物体例えばガス管の内部
にニオイ発生源を設け、ガス管の内部から漏れ出たニオ
イを検知することによりガス管のヒビ割れなどを検知す
る漏れ検知方法及び装置に関するものである。
置、特に漏れが検知されるべき物体例えばガス管の内部
にニオイ発生源を設け、ガス管の内部から漏れ出たニオ
イを検知することによりガス管のヒビ割れなどを検知す
る漏れ検知方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、漏れが検知されるべき物体、例え
ばガス管、水道管などの配管、或は気密性を要する電気
機器や自動車、船、航空機などの内部、それに収容棚の
気密度や漏洩個所を検知しようとする場合には、その物
体の内部を高圧にしておいて、圧力の減少を測定するこ
とで気密性を確認したり、物体内部に特殊なガスを注入
しておいて、その漏れを外部で検知したりしていた。
ばガス管、水道管などの配管、或は気密性を要する電気
機器や自動車、船、航空機などの内部、それに収容棚の
気密度や漏洩個所を検知しようとする場合には、その物
体の内部を高圧にしておいて、圧力の減少を測定するこ
とで気密性を確認したり、物体内部に特殊なガスを注入
しておいて、その漏れを外部で検知したりしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような方
法では、高圧や特殊なガス例えば水素ガスが必要である
ので、ボンベやコンプレッサなどの設備及び特殊技術者
が必要になると共に危険が伴うと云う課題があった。そ
こで、この発明は、このような課題を解決するためにな
されたもので、上述した設備や特殊技術者が不要で、誰
でも、何時でも、何処ででも使用できる漏れ検知方法及
び装置を得ることを目的としている。
法では、高圧や特殊なガス例えば水素ガスが必要である
ので、ボンベやコンプレッサなどの設備及び特殊技術者
が必要になると共に危険が伴うと云う課題があった。そ
こで、この発明は、このような課題を解決するためにな
されたもので、上述した設備や特殊技術者が不要で、誰
でも、何時でも、何処ででも使用できる漏れ検知方法及
び装置を得ることを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る漏れ検知方法は、漏れが検知されるべき物体の内部に
ニオイ発生源を設け、前記物体の外部に設けたニオイセ
ンサにより前記物体の内部から漏れたニオイを検知する
ものである。この発明の請求項3に係る漏れ検知装置
は、漏れが検知されるべき物体の内部に設けられたニオ
イ発生源と、前記物体の外部に設けられ、前記物体の内
部から漏れたニオイを検知するニオイセンサとを備えた
ものである。
る漏れ検知方法は、漏れが検知されるべき物体の内部に
ニオイ発生源を設け、前記物体の外部に設けたニオイセ
ンサにより前記物体の内部から漏れたニオイを検知する
ものである。この発明の請求項3に係る漏れ検知装置
は、漏れが検知されるべき物体の内部に設けられたニオ
イ発生源と、前記物体の外部に設けられ、前記物体の内
部から漏れたニオイを検知するニオイセンサとを備えた
ものである。
【0005】
【実施例】以下、この発明の一実施例を添付図面につい
て説明する。図1はこの発明に係る漏れ検知方法及び装
置の一実施例を説明するための概略図であり、図におい
て1は道路、2はこの道路1に掘られたマンホールでふ
た3が置かれている。このふた3は、詳細に示さない
が、シール部材で密封されている。4はマンホール2と
連通する地下に埋設された、漏れが検知されるべき物体
例えばガス管、水道管などの配管である。
て説明する。図1はこの発明に係る漏れ検知方法及び装
置の一実施例を説明するための概略図であり、図におい
て1は道路、2はこの道路1に掘られたマンホールでふ
た3が置かれている。このふた3は、詳細に示さない
が、シール部材で密封されている。4はマンホール2と
連通する地下に埋設された、漏れが検知されるべき物体
例えばガス管、水道管などの配管である。
【0006】この発明では、配管4の内部にニオイ発生
源5を設ける。このニオイ発生源5は、ニコチンやアル
コールなどのニオイ物質(図示しない)及びこのニオイ
物質を加熱する加熱具(図示しない)を有する。配管4
の外部例えば地上にはニオイセンサ6が設置されてい
る。このニオイセンサ6には、上述したニオイ物質のニ
オイに特に感度を有するように酸化第二スズを主材とす
る薄膜が、蒸着等により感応膜として形成されている。
源5を設ける。このニオイ発生源5は、ニコチンやアル
コールなどのニオイ物質(図示しない)及びこのニオイ
物質を加熱する加熱具(図示しない)を有する。配管4
の外部例えば地上にはニオイセンサ6が設置されてい
る。このニオイセンサ6には、上述したニオイ物質のニ
オイに特に感度を有するように酸化第二スズを主材とす
る薄膜が、蒸着等により感応膜として形成されている。
【0007】加熱具でニオイ物質を加熱することにより
発生したニオイ7は、時間が経過するにつれて配管4の
内部を拡散して行き、その一部が配管4及び道路1のヒ
ビ割れ4a及び1aを通って地上に漏れる。この漏れ出
たニオイ7をニオイセンサ6で検知することにより配管
4のヒビ割れを検知できる。
発生したニオイ7は、時間が経過するにつれて配管4の
内部を拡散して行き、その一部が配管4及び道路1のヒ
ビ割れ4a及び1aを通って地上に漏れる。この漏れ出
たニオイ7をニオイセンサ6で検知することにより配管
4のヒビ割れを検知できる。
【0008】なお、漏れが検知されるべき物体として
は、配管4の外に、気密性を要するタンクなどの電気機
器や自動車、船、航空機などの内部、それに収容棚が考
えられる。
は、配管4の外に、気密性を要するタンクなどの電気機
器や自動車、船、航空機などの内部、それに収容棚が考
えられる。
【0009】なお、上述したように、ニオイ感応膜とし
て酸化第二スズの蒸着膜を用いると、ニコチンでは1p
pmのオーダーに応答するので、外部において簡単に検
知でき、また配管4内に沢山設ける必要がないので安全
である。また、ニオイ発生源5として、コピーペーパ等
のセルロース系材料を加熱することにより発生された焦
げ臭を用いても良い。
て酸化第二スズの蒸着膜を用いると、ニコチンでは1p
pmのオーダーに応答するので、外部において簡単に検
知でき、また配管4内に沢山設ける必要がないので安全
である。また、ニオイ発生源5として、コピーペーパ等
のセルロース系材料を加熱することにより発生された焦
げ臭を用いても良い。
【0010】
【発明の効果】この発明の請求項1に係る漏れ検知方法
は漏れが検知されるべき物体の内部にニオイ発生源を設
け、前記物体の外部に設けたニオイセンサにより前記物
体の内部から漏れたニオイを検知するので、また請求項
3に係る漏れ検知装置は漏れが検知されるべき物体の内
部に設けられたニオイ発生源と、前記物体の外部に設け
られ、前記物体の内部から漏れたニオイを検知するニオ
イセンサとを備えているので、前記物体から漏れたニオ
イの場所と強度を特定でき、ニオイを使用することによ
り安全性が高く、上述した設備や特殊技術者が要らず、
危険もないので誰でも、何時でも、何処ででも使用で
き、しかも高圧を使用しないので既設の配管等の漏れ個
所の検知にも使用できるという効果を奏する。
は漏れが検知されるべき物体の内部にニオイ発生源を設
け、前記物体の外部に設けたニオイセンサにより前記物
体の内部から漏れたニオイを検知するので、また請求項
3に係る漏れ検知装置は漏れが検知されるべき物体の内
部に設けられたニオイ発生源と、前記物体の外部に設け
られ、前記物体の内部から漏れたニオイを検知するニオ
イセンサとを備えているので、前記物体から漏れたニオ
イの場所と強度を特定でき、ニオイを使用することによ
り安全性が高く、上述した設備や特殊技術者が要らず、
危険もないので誰でも、何時でも、何処ででも使用で
き、しかも高圧を使用しないので既設の配管等の漏れ個
所の検知にも使用できるという効果を奏する。
【図1】この発明の一実施例を説明するための概略図で
ある。
ある。
4 配管 5 ニオイ発生源 6 ニオイセンサ 7 ニオイ
Claims (4)
- 【請求項1】 漏れが検知されるべき物体の内部にニオ
イ発生源を設け、前記物体の外部に設けたニオイセンサ
により前記物体の内部から漏れたニオイを検知すること
を特徴とする漏れ検知方法。 - 【請求項2】 前記物体は、ガス管、水道管などの配
管、或は気密性を要するタンクなどの電気機器や自動
車、船、航空機などの内部、それに収容棚である請求項
1の漏れ検知方法。 - 【請求項3】 漏れが検知されるべき物体の内部に設け
られたニオイ発生源と、前記物体の外部に設けられ、前
記物体の内部から漏れたニオイを検知するニオイセンサ
とを備えたことを特徴とする漏れ検知装置。 - 【請求項4】 前記ニオイ発生源は、ニコチンやアルコ
ールなどのニオイ物質、及びこのニオイ物質を加熱する
加熱具を有することを特徴とする漏れ検知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4034295A JPH08233680A (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | 漏れ検知方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4034295A JPH08233680A (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | 漏れ検知方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08233680A true JPH08233680A (ja) | 1996-09-13 |
Family
ID=12577965
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4034295A Pending JPH08233680A (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | 漏れ検知方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08233680A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009511884A (ja) * | 2005-10-12 | 2009-03-19 | エアバス・ドイチュラント・ゲーエムベーハー | 漏れ検知器 |
JP2018044862A (ja) * | 2016-09-14 | 2018-03-22 | 水研テック株式会社 | 水道配管における漏水位置検知装置 |
JP2019066355A (ja) * | 2017-10-02 | 2019-04-25 | 株式会社カルモア | 臭気侵入経路特定方法 |
CN113340532A (zh) * | 2021-06-08 | 2021-09-03 | 浙江德稻工程咨询有限公司 | 一种建筑监理用窗边墙面渗水检测装置 |
-
1995
- 1995-02-28 JP JP4034295A patent/JPH08233680A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009511884A (ja) * | 2005-10-12 | 2009-03-19 | エアバス・ドイチュラント・ゲーエムベーハー | 漏れ検知器 |
JP2018044862A (ja) * | 2016-09-14 | 2018-03-22 | 水研テック株式会社 | 水道配管における漏水位置検知装置 |
JP2019066355A (ja) * | 2017-10-02 | 2019-04-25 | 株式会社カルモア | 臭気侵入経路特定方法 |
CN113340532A (zh) * | 2021-06-08 | 2021-09-03 | 浙江德稻工程咨询有限公司 | 一种建筑监理用窗边墙面渗水检测装置 |
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