JPH08232786A - エンジンのエアクリーナー装置 - Google Patents
エンジンのエアクリーナー装置Info
- Publication number
- JPH08232786A JPH08232786A JP4082095A JP4082095A JPH08232786A JP H08232786 A JPH08232786 A JP H08232786A JP 4082095 A JP4082095 A JP 4082095A JP 4082095 A JP4082095 A JP 4082095A JP H08232786 A JPH08232786 A JP H08232786A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air cleaner
- engine
- pipe
- air
- exhaust
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/02—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving cycles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 エアクリーナーを備えたエンジンにおいて、
吹き返しなどによりエアクリーナー内に流入した燃料を
確実に気化・燃焼させ、しかも低温時にエアクリーナー
内に発生する水を除去する。 【構成】 吸気通路の上流側に設けられたエアクリーナ
ー2と、排気通路に接続された排気管4とを備えたエン
ジン6において、エアクリーナー2から主になるエアク
リーナー装置8は、排気管2に溶接されたステンレスパ
イプ10と、ステンレスパイプ10の一端とエアクリー
ナー2内とを連通してエアクリーナー2内の液体燃料を
ステンレスパイプ10内に導く導出ホース12と、ステ
ンレスパイプ10の他端とエアクリーナー2内とを連通
してステンレスパイプ10内で気化した燃料をエアクリ
ーナー2内に戻す導入ホース14とを備える。
吹き返しなどによりエアクリーナー内に流入した燃料を
確実に気化・燃焼させ、しかも低温時にエアクリーナー
内に発生する水を除去する。 【構成】 吸気通路の上流側に設けられたエアクリーナ
ー2と、排気通路に接続された排気管4とを備えたエン
ジン6において、エアクリーナー2から主になるエアク
リーナー装置8は、排気管2に溶接されたステンレスパ
イプ10と、ステンレスパイプ10の一端とエアクリー
ナー2内とを連通してエアクリーナー2内の液体燃料を
ステンレスパイプ10内に導く導出ホース12と、ステ
ンレスパイプ10の他端とエアクリーナー2内とを連通
してステンレスパイプ10内で気化した燃料をエアクリ
ーナー2内に戻す導入ホース14とを備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンのエアクリー
ナー装置に関する。
ナー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動二輪車などのエンジンでは、燃焼室
に混合気を送る吸気通路の上流側にエアクリーナーが設
けられており、このエアクリーナーで浄化した空気を吸
気通路に送ると共に燃料と混合させ、その混合気を燃焼
室に供給し燃焼させるようにしている。
に混合気を送る吸気通路の上流側にエアクリーナーが設
けられており、このエアクリーナーで浄化した空気を吸
気通路に送ると共に燃料と混合させ、その混合気を燃焼
室に供給し燃焼させるようにしている。
【0003】一般に、吸排気行程におけるオーバーラッ
プ時には、燃料が吸気通路を逆流するいわゆる吹き返し
が生じ、その吹き返された燃料はエアクリーナー内に流
入する。また、エンジン内においては、ピストン等の周
りから燃料ガスが流出してブローバイガスが発生するた
め、このブローバイガスをエアクリーナー等の吸気系に
還流して燃焼させ、エンジンの燃焼改善を図っている。
プ時には、燃料が吸気通路を逆流するいわゆる吹き返し
が生じ、その吹き返された燃料はエアクリーナー内に流
入する。また、エンジン内においては、ピストン等の周
りから燃料ガスが流出してブローバイガスが発生するた
め、このブローバイガスをエアクリーナー等の吸気系に
還流して燃焼させ、エンジンの燃焼改善を図っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実際に
は前記吹き返しなどによりエアクリーナー内に流入した
燃料は、液体燃料の状態でエアクリーナー内に溜まって
おり、エンジンの出力向上に十分利用されない場合が多
く、燃費に影響を及ぼす恐れがあった。
は前記吹き返しなどによりエアクリーナー内に流入した
燃料は、液体燃料の状態でエアクリーナー内に溜まって
おり、エンジンの出力向上に十分利用されない場合が多
く、燃費に影響を及ぼす恐れがあった。
【0005】本発明は、前記従来のエンジンの問題点に
鑑みてなされたものであって、吹き返しなどによりエア
クリーナー内に送られて溜まった液体燃料を確実に燃焼
させ、しかも低温時にエアクリーナー内に発生する水を
除去できるエンジンのエアクリーナー装置を提供するこ
とを目的とする。
鑑みてなされたものであって、吹き返しなどによりエア
クリーナー内に送られて溜まった液体燃料を確実に燃焼
させ、しかも低温時にエアクリーナー内に発生する水を
除去できるエンジンのエアクリーナー装置を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、次のような構成を有する。すなわち、本発
明は、燃焼室に混合気を送る吸気通路の上流側に設けら
れたエアクリーナーと、前記燃焼室に連通した排気通路
に接続されて排気を外部に排出する排気管とを備えたエ
ンジンにおいて、前記排気管に固定された金属製のパイ
プと、該金属製のパイプの一端と前記エアクリーナー内
とを連通する導出通路と、前記金属製のパイプの他端と
前記エアクリーナー内とを連通する導入通路とを備えた
ことを特徴とするエンジンのエアクリーナー装置であ
る。
成するため、次のような構成を有する。すなわち、本発
明は、燃焼室に混合気を送る吸気通路の上流側に設けら
れたエアクリーナーと、前記燃焼室に連通した排気通路
に接続されて排気を外部に排出する排気管とを備えたエ
ンジンにおいて、前記排気管に固定された金属製のパイ
プと、該金属製のパイプの一端と前記エアクリーナー内
とを連通する導出通路と、前記金属製のパイプの他端と
前記エアクリーナー内とを連通する導入通路とを備えた
ことを特徴とするエンジンのエアクリーナー装置であ
る。
【0007】
【作用】本発明によれば、吹き返しなどによりエアクリ
ーナー内に溜まった液体燃料は、前記排気管に固定され
た金属製のパイプ内に前記導出通路を介して取り出され
る。排気管は排気熱で高温となっているため、金属製の
パイプの中を通る液体燃料は、排気熱を受けて気化し、
前記導入通路を通ってエアクリーナー内に気体状態で戻
る。そして、この燃料ガスはエアクリーナーからスムー
ズに吸気通路内に流れて燃焼室で効率よく燃焼する。よ
って、エアクリーナー内の液体燃料はエアクリーナー内
に溜まることがなく、確実に気化して燃焼するようにな
る。
ーナー内に溜まった液体燃料は、前記排気管に固定され
た金属製のパイプ内に前記導出通路を介して取り出され
る。排気管は排気熱で高温となっているため、金属製の
パイプの中を通る液体燃料は、排気熱を受けて気化し、
前記導入通路を通ってエアクリーナー内に気体状態で戻
る。そして、この燃料ガスはエアクリーナーからスムー
ズに吸気通路内に流れて燃焼室で効率よく燃焼する。よ
って、エアクリーナー内の液体燃料はエアクリーナー内
に溜まることがなく、確実に気化して燃焼するようにな
る。
【0008】また、低温時にエアクリーナー内に水が発
生しても、この水も金属製のパイプに送られ、加熱され
て蒸気となる。したがって、エアクリーナー内の水は溜
まることなく効果的に除去されるようになる。
生しても、この水も金属製のパイプに送られ、加熱され
て蒸気となる。したがって、エアクリーナー内の水は溜
まることなく効果的に除去されるようになる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。図1は実施例に係るエンジンの側面図、図2は
図1における要部を図1とは反対側の側方から見た斜視
図である。図3は他の実施例のエアクリーナー装置を側
方から見た部分断面図、図4は同エアクリーナー装置を
上方から見た部分断面図である。
明する。図1は実施例に係るエンジンの側面図、図2は
図1における要部を図1とは反対側の側方から見た斜視
図である。図3は他の実施例のエアクリーナー装置を側
方から見た部分断面図、図4は同エアクリーナー装置を
上方から見た部分断面図である。
【0010】本実施例に係るエンジン6は、図1に示す
ように、自動二輪車用のDOHC4サイクルエンジンで
ある。このエンジン6は、燃焼室に混合気を送る吸気通
路の上流側に設けられたエアクリーナー2と、前記燃焼
室に連通した排気通路に接続されて排気を外部に排出す
る排気管4とを備える。
ように、自動二輪車用のDOHC4サイクルエンジンで
ある。このエンジン6は、燃焼室に混合気を送る吸気通
路の上流側に設けられたエアクリーナー2と、前記燃焼
室に連通した排気通路に接続されて排気を外部に排出す
る排気管4とを備える。
【0011】エアクリーナー2から主に構成されるエア
クリーナー装置8は、排気管2に溶接されたステンレス
パイプ(金属製のパイプの一例)10と、ステンレスパ
イプ10の一端とエアクリーナー2内とを連通してエア
クリーナー2内の液体燃料をステンレスパイプ10内に
導く導出ホース(導出通路に相当)12と、ステンレス
パイプ10の他端とエアクリーナー2内とを連通してス
テンレスパイプ10内で加熱・気化された燃料をエアク
リーナー2内に戻す導入ホース(導入通路に相当)14
とを備えている。
クリーナー装置8は、排気管2に溶接されたステンレス
パイプ(金属製のパイプの一例)10と、ステンレスパ
イプ10の一端とエアクリーナー2内とを連通してエア
クリーナー2内の液体燃料をステンレスパイプ10内に
導く導出ホース(導出通路に相当)12と、ステンレス
パイプ10の他端とエアクリーナー2内とを連通してス
テンレスパイプ10内で加熱・気化された燃料をエアク
リーナー2内に戻す導入ホース(導入通路に相当)14
とを備えている。
【0012】エンジン6は、並列四気筒エンジンであっ
て、クランクシャフトを回転自在に支持するクランクケ
ース部6aと、このクランクケース部6aの前部上面に
やや前傾状態で固定されたシリンダー部6bと、シリン
ダー部6bの上面に締着され、かつ、下面とピストンと
の間に燃焼室が形成されるシリンダーヘッド部6cと、
シリンダーヘッド部6cを上方から覆うように配設され
たヘッドカバー部6dとを備える。
て、クランクシャフトを回転自在に支持するクランクケ
ース部6aと、このクランクケース部6aの前部上面に
やや前傾状態で固定されたシリンダー部6bと、シリン
ダー部6bの上面に締着され、かつ、下面とピストンと
の間に燃焼室が形成されるシリンダーヘッド部6cと、
シリンダーヘッド部6cを上方から覆うように配設され
たヘッドカバー部6dとを備える。
【0013】また、シリンダーヘッド部6cの前部およ
び後部それぞれには、四本の排気管4およびキャブレタ
ー16が接続されている。四本の排気管4は、それぞれ
シリンダーヘッド部6cの前面から下方に延びると共
に、エンジン6下部で屈曲して車両後方に向けて延びて
いる。
び後部それぞれには、四本の排気管4およびキャブレタ
ー16が接続されている。四本の排気管4は、それぞれ
シリンダーヘッド部6cの前面から下方に延びると共
に、エンジン6下部で屈曲して車両後方に向けて延びて
いる。
【0014】エアクリーナー2は、キャブレター16の
後部に接続されており、後端の空気導入口2aから空気
を導入し、内部でその空気を浄化してキャブレター16
に新気を送る。また、エアクリーナー2の上前端部に
は、ヘッドカバー部6dに接続されたブリーザーパイプ
18の後端が接続されている。
後部に接続されており、後端の空気導入口2aから空気
を導入し、内部でその空気を浄化してキャブレター16
に新気を送る。また、エアクリーナー2の上前端部に
は、ヘッドカバー部6dに接続されたブリーザーパイプ
18の後端が接続されている。
【0015】ステンレスパイプ10は、略U字形状に曲
成されていて、車両側面視でエンジン6よりも後方で一
本の排気管4に固定される。ステンレスパイプ10は、
図2に示すように、その下端部が排気管4の外周形状に
合わせて略円形形状に曲成されており、マフラー20の
上流近傍で排気管4外周にその円形部分10aの内周部
が溶接される。なお、本実施例では、耐食性を考慮して
ステンレスパイプ10を採用したが本発明に係る金属製
のパイプは、ステンレス以外のパイプであってもよい。
成されていて、車両側面視でエンジン6よりも後方で一
本の排気管4に固定される。ステンレスパイプ10は、
図2に示すように、その下端部が排気管4の外周形状に
合わせて略円形形状に曲成されており、マフラー20の
上流近傍で排気管4外周にその円形部分10aの内周部
が溶接される。なお、本実施例では、耐食性を考慮して
ステンレスパイプ10を採用したが本発明に係る金属製
のパイプは、ステンレス以外のパイプであってもよい。
【0016】導出ホース12は、図1に示すように、エ
アクリーナー2の最下端であるエアクリーナー2の後部
下端に上端部が接続され、かつ、下端部がステンレスパ
イプ10の一端部に連結している。一方、導入ホース1
4は、エアクリーナー2の後部上面とステンレスパイプ
10の他端部とを連通するように配管されている。な
お、これらのホースには耐油性の高いホース部材が好適
であると思量する。
アクリーナー2の最下端であるエアクリーナー2の後部
下端に上端部が接続され、かつ、下端部がステンレスパ
イプ10の一端部に連結している。一方、導入ホース1
4は、エアクリーナー2の後部上面とステンレスパイプ
10の他端部とを連通するように配管されている。な
お、これらのホースには耐油性の高いホース部材が好適
であると思量する。
【0017】この実施例によれば、吹き返しによってキ
ャブレター16を介してエアクリーナー2内に逆流した
り、あるいは、ブリーザーパイプ18でエアクリーナー
2内に還流されたりして溜まった液体燃料は、導出ホー
ス12を自然流下しステンレスパイプ10内に導かれ
る。排気管4は排気熱で高温となっているため、ステン
レスパイプ10の中を通る液体燃料は、排気熱を受けて
気化する。この際、ステンレスパイプ10が排気管4に
溶接され密着状態で固定されているので、分子間接触に
より高い熱伝導性が得られ、液体燃料は効率よく気化す
る。そして、その気化した燃料は、導入ホース14を通
って上昇しエアクリーナー2内に戻り、エアクリーナー
2からスムーズにキャブレター16を介して燃焼室に流
れて燃焼する。よって、エアクリーナー2内の液体燃料
はエアクリーナー2内に溜まることがなく、確実に気化
して燃焼するようになる。
ャブレター16を介してエアクリーナー2内に逆流した
り、あるいは、ブリーザーパイプ18でエアクリーナー
2内に還流されたりして溜まった液体燃料は、導出ホー
ス12を自然流下しステンレスパイプ10内に導かれ
る。排気管4は排気熱で高温となっているため、ステン
レスパイプ10の中を通る液体燃料は、排気熱を受けて
気化する。この際、ステンレスパイプ10が排気管4に
溶接され密着状態で固定されているので、分子間接触に
より高い熱伝導性が得られ、液体燃料は効率よく気化す
る。そして、その気化した燃料は、導入ホース14を通
って上昇しエアクリーナー2内に戻り、エアクリーナー
2からスムーズにキャブレター16を介して燃焼室に流
れて燃焼する。よって、エアクリーナー2内の液体燃料
はエアクリーナー2内に溜まることがなく、確実に気化
して燃焼するようになる。
【0018】また、低温時にエアクリーナー2内に水が
発生しても、この水もステンレスパイプ10に流下し、
排気熱で加熱され蒸気となる。したがって、エアクリー
ナー2内の水は、溜まることなく効率的に除去されるよ
うになる。
発生しても、この水もステンレスパイプ10に流下し、
排気熱で加熱され蒸気となる。したがって、エアクリー
ナー2内の水は、溜まることなく効率的に除去されるよ
うになる。
【0019】なお、本実施例は、本発明の好適な実施の
態様であり、本発明の技術的範囲は、本実施例に限定さ
れない。例えば、本発明は、前記実施例の基本構成にお
いて、エンジン6のクランクケース部6aとエアクリー
ナー24の前下端部との間にブリーザーパイプ26が接
続された図3および図4に示すエアクリーナー装置22
にも適用可能である。
態様であり、本発明の技術的範囲は、本実施例に限定さ
れない。例えば、本発明は、前記実施例の基本構成にお
いて、エンジン6のクランクケース部6aとエアクリー
ナー24の前下端部との間にブリーザーパイプ26が接
続された図3および図4に示すエアクリーナー装置22
にも適用可能である。
【0020】エアクリーナー24は、エアクリーナーケ
ース24aと、エアクリーナーケース24a内に配設さ
れたフィルター24bとを備える。エアクリーナーケー
ス24aは、ケース下面の略中央部に設けられクランプ
28を介してキャブレター16に接続するキャブレター
接続部30と、ケース上部後端に後方に向けて開放した
空気導入口24a1と、ケース前部下端に前下方に突設
されたブリーザーパイプ取り付け部24a2とを有す
る。
ース24aと、エアクリーナーケース24a内に配設さ
れたフィルター24bとを備える。エアクリーナーケー
ス24aは、ケース下面の略中央部に設けられクランプ
28を介してキャブレター16に接続するキャブレター
接続部30と、ケース上部後端に後方に向けて開放した
空気導入口24a1と、ケース前部下端に前下方に突設
されたブリーザーパイプ取り付け部24a2とを有す
る。
【0021】ブリーザーパイプ26は、その上端部がブ
リーザーパイプ取り付け部24a2にクリップ32で接
続される一方、その下端部がクランクケース部6aの所
定の部位にクリップ34により接続されており、エンジ
ン6内に連通している。
リーザーパイプ取り付け部24a2にクリップ32で接
続される一方、その下端部がクランクケース部6aの所
定の部位にクリップ34により接続されており、エンジ
ン6内に連通している。
【0022】このエアクリーナー装置22においても、
前記エアクリーナー装置8と同様、排気管4に溶接され
たステンレスパイプ10と、ステンレスパイプ10の一
端とエアクリーナー24内との間に介在された導出ホー
ス12と、ステンレスパイプ10の他端とエアクリーナ
ー24内とを連通する導入ホース14とを備える。
前記エアクリーナー装置8と同様、排気管4に溶接され
たステンレスパイプ10と、ステンレスパイプ10の一
端とエアクリーナー24内との間に介在された導出ホー
ス12と、ステンレスパイプ10の他端とエアクリーナ
ー24内とを連通する導入ホース14とを備える。
【0023】導出ホース12は、エアクリーナーケース
24aの後下端部の左側面に突設された燃料導出口24
a3にその上端が固定されており、その固定にはクリッ
プ36が用いられる。なお、図3において導出ホース1
2の経路上に二点鎖線で示すものは、前記燃料導出口2
4a3に従来接続されていたドレンホースを塞ぐドレン
プラグ38である。導入ホース14は、エアクリーナー
ケース24aの空気導入口24a1の上壁に連結されて
いて、エアクリーナーケース24a内に連通している。
24aの後下端部の左側面に突設された燃料導出口24
a3にその上端が固定されており、その固定にはクリッ
プ36が用いられる。なお、図3において導出ホース1
2の経路上に二点鎖線で示すものは、前記燃料導出口2
4a3に従来接続されていたドレンホースを塞ぐドレン
プラグ38である。導入ホース14は、エアクリーナー
ケース24aの空気導入口24a1の上壁に連結されて
いて、エアクリーナーケース24a内に連通している。
【0024】当該他の実施例によれば、キャブレター接
続部30を介して吹き返した燃料と共に、クランクケー
ス部6aからブリーザーパイプ26を介してエアクリー
ナー24内に流入したオイルのミストなども、導出ホー
ス12、ステンレスパイプ10および導入ホース14を
通ることによって、気体状態でエアクリーナー2内に戻
るようになるため、液体燃料やオイルはエアクリーナー
2内に溜まることなく気化して燃焼するようになる。
続部30を介して吹き返した燃料と共に、クランクケー
ス部6aからブリーザーパイプ26を介してエアクリー
ナー24内に流入したオイルのミストなども、導出ホー
ス12、ステンレスパイプ10および導入ホース14を
通ることによって、気体状態でエアクリーナー2内に戻
るようになるため、液体燃料やオイルはエアクリーナー
2内に溜まることなく気化して燃焼するようになる。
【0025】
【発明の効果】以上の説明の通り、本発明によれば、エ
アクリーナーを備えたエンジンにおいて、吹き返しなど
によりエアクリーナー内に流入した燃料を確実に気化・
燃焼させ、しかも低温時にエアクリーナー内に発生する
水を除去することもできる。また、燃料の気化によるH
C(炭化水素)の排出が減少する。
アクリーナーを備えたエンジンにおいて、吹き返しなど
によりエアクリーナー内に流入した燃料を確実に気化・
燃焼させ、しかも低温時にエアクリーナー内に発生する
水を除去することもできる。また、燃料の気化によるH
C(炭化水素)の排出が減少する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るエンジンの側面図である。
【図2】図1における要部を図1とは反対側の側方から
見た斜視図である。
見た斜視図である。
【図3】他の実施例のエアクリーナー装置を側方から見
た部分断面図である。
た部分断面図である。
【図4】他の実施例のエアクリーナー装置を上方から見
た部分断面図である。
た部分断面図である。
2 エアクリーナー 4 排気管 6 エンジン 8 エアクリーナー装置 10 ステンレスパイプ 12 導出ホース(導出通路に相当) 14 導入ホース(導入通路に相当) 22 エアクリーナー装置 24 エアクリーナー
Claims (1)
- 【請求項1】 燃焼室に混合気を送る吸気通路の上流側
に設けられたエアクリーナーと、前記燃焼室に連通した
排気通路に接続されて排気を外部に排出する排気管とを
備えたエンジンにおいて、 前記排気管に固定された金属製のパイプと、該金属製の
パイプの一端と前記エアクリーナー内とを連通する導出
通路と、前記金属製のパイプの他端と前記エアクリーナ
ー内とを連通する導入通路とを備えたことを特徴とする
エンジンのエアクリーナー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4082095A JPH08232786A (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | エンジンのエアクリーナー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4082095A JPH08232786A (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | エンジンのエアクリーナー装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08232786A true JPH08232786A (ja) | 1996-09-10 |
Family
ID=12591305
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4082095A Pending JPH08232786A (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | エンジンのエアクリーナー装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08232786A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007270724A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Honda Motor Co Ltd | 内燃機関のブローバイガス還元装置 |
US8052780B2 (en) | 2005-10-12 | 2011-11-08 | Kohler Co. | Air cleaner assembly |
US9206721B2 (en) | 2008-06-13 | 2015-12-08 | Kohler Co. | Cyclonic air cleaner |
-
1995
- 1995-02-28 JP JP4082095A patent/JPH08232786A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8052780B2 (en) | 2005-10-12 | 2011-11-08 | Kohler Co. | Air cleaner assembly |
JP2007270724A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Honda Motor Co Ltd | 内燃機関のブローバイガス還元装置 |
JP4762770B2 (ja) * | 2006-03-31 | 2011-08-31 | 本田技研工業株式会社 | 内燃機関のブローバイガス還元装置 |
US9206721B2 (en) | 2008-06-13 | 2015-12-08 | Kohler Co. | Cyclonic air cleaner |
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