JPH08232388A - 転倒防止用伸縮天井 - Google Patents
転倒防止用伸縮天井Info
- Publication number
- JPH08232388A JPH08232388A JP7077033A JP7703395A JPH08232388A JP H08232388 A JPH08232388 A JP H08232388A JP 7077033 A JP7077033 A JP 7077033A JP 7703395 A JP7703395 A JP 7703395A JP H08232388 A JPH08232388 A JP H08232388A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ceiling
- electromagnet
- expansion
- expansion pipe
- hook
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Catching Or Destruction (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 棚等の転倒により、家財等の破損、負傷事
故、圧死事故を防ぎ被害が最小限に留まる伸縮天井の提
供。 【構成】 パネル下地3を、伸縮パイプ1で天井下地に
取り付け、伸縮パイプ1に、フックと電磁石を設ける。
電磁ボールと電極リングで構成されたスイッチボックス
6と、電磁石とをリード線で配線し、電源ボックス11
を組み込む。伸縮パイプ1に付随するリブに、つめを引
っ掛け、伸縮天井部をリフトアップさせる。
故、圧死事故を防ぎ被害が最小限に留まる伸縮天井の提
供。 【構成】 パネル下地3を、伸縮パイプ1で天井下地に
取り付け、伸縮パイプ1に、フックと電磁石を設ける。
電磁ボールと電極リングで構成されたスイッチボックス
6と、電磁石とをリード線で配線し、電源ボックス11
を組み込む。伸縮パイプ1に付随するリブに、つめを引
っ掛け、伸縮天井部をリフトアップさせる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、振動によってスイッ
チが入り、電磁石の働きによってフックが外れ、天井が
垂れ下がり、その垂れ下がった天井と伸縮パイプによっ
て壁周囲にある棚等の転倒を防止しようとするものであ
る。
チが入り、電磁石の働きによってフックが外れ、天井が
垂れ下がり、その垂れ下がった天井と伸縮パイプによっ
て壁周囲にある棚等の転倒を防止しようとするものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、家具、棚等を壁に直接固定する金
具があった。震災時には、不幸にも棚等の転倒が原因に
よって、少なからずの物品破損事故、負傷事故、圧死事
故があり、その転倒防止効果は、十分でなかった。
具があった。震災時には、不幸にも棚等の転倒が原因に
よって、少なからずの物品破損事故、負傷事故、圧死事
故があり、その転倒防止効果は、十分でなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これは次のような欠点
があった。 (イ)金具を取付ることで壁および棚等が、直接傷付い
てしまった。 (ロ)一度金具を取りつけたら、以後その棚等のレイア
ウト変更は大変であった。 (ハ)金具を取りつけたにもかかわらず、震災時には、
固定されていたはずの棚が転倒してきた場合があった。 本発明は、これらの欠点を根本的に解消させ、不幸にも
棚等の転倒が原因による、少なからずの物品破損事故、
負傷事故、圧死事故を最小限に留めようとするものであ
る。
があった。 (イ)金具を取付ることで壁および棚等が、直接傷付い
てしまった。 (ロ)一度金具を取りつけたら、以後その棚等のレイア
ウト変更は大変であった。 (ハ)金具を取りつけたにもかかわらず、震災時には、
固定されていたはずの棚が転倒してきた場合があった。 本発明は、これらの欠点を根本的に解消させ、不幸にも
棚等の転倒が原因による、少なからずの物品破損事故、
負傷事故、圧死事故を最小限に留めようとするものであ
る。
【0004】
【問題を解決するための手段】その結果、空間構成上も
っともさしつかえない天井に注目し、その天井を直接課
題を解決するための手段として、震災時に垂れ下がる天
井の研究を重ね以下のよう、本発明を完成した。 (イ)パネル下地3を、伸縮パイプ1で天井下地2に取
り付ける。 (ロ)伸締パイプ1に、フック4と電磁石5を設ける。 (ハ)電極ボール7と電極リング8で構成されたスイッ
チボックス6と、電磁石5とをリード線16で配線し、
電源ボックス11を組み込む。
っともさしつかえない天井に注目し、その天井を直接課
題を解決するための手段として、震災時に垂れ下がる天
井の研究を重ね以下のよう、本発明を完成した。 (イ)パネル下地3を、伸縮パイプ1で天井下地2に取
り付ける。 (ロ)伸締パイプ1に、フック4と電磁石5を設ける。 (ハ)電極ボール7と電極リング8で構成されたスイッ
チボックス6と、電磁石5とをリード線16で配線し、
電源ボックス11を組み込む。
【0005】
【作用】この発明の、スイッチボックス6を勾配のない
平坦な棚等の天板に、設置する。パネル下地3や天井仕
上材14等から成る伸縮天井部を所定位置までリフトア
ップし、フック4のつめ9を、伸縮パイプ1のリブ10
に掛けておく。こうして、不幸にも地震が発生すれば、
スイッチボックス6内の電極ボール7が、振動でもって
電極リング8に接触し、電気が流れ、電磁石5の作用に
よりフック4端部が引きつけられて、リブ10からつめ
9が離れる。これにより、伸縮天井部は瞬時に自重でも
って垂れ下がる。これで、転倒しようとしても棚等はこ
の垂れ下がった伸縮天井部によって、転倒を妨げられる
ことになる。
平坦な棚等の天板に、設置する。パネル下地3や天井仕
上材14等から成る伸縮天井部を所定位置までリフトア
ップし、フック4のつめ9を、伸縮パイプ1のリブ10
に掛けておく。こうして、不幸にも地震が発生すれば、
スイッチボックス6内の電極ボール7が、振動でもって
電極リング8に接触し、電気が流れ、電磁石5の作用に
よりフック4端部が引きつけられて、リブ10からつめ
9が離れる。これにより、伸縮天井部は瞬時に自重でも
って垂れ下がる。これで、転倒しようとしても棚等はこ
の垂れ下がった伸縮天井部によって、転倒を妨げられる
ことになる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。 (イ)部屋の家具および棚等の、レイアウトを考慮した
形状の、パネル下地3を、伸縮パイプ1で天井下地2に
取り付ける。 (ロ)伸縮パイプ1に、フック4と電磁石5を設ける。 (ハ)電極ボール7と電極リング8で構成されたスイッ
チボックス6と、電磁石5とをリード線16で配線し、
電源ボックス11を組み込む。スイッチボックス6のス
イッチオンオフは、電極ボール7が、電極リング8に接
触することによる。又、この電極ボール7と電極リング
8との間隔を変えることで、スイッチオンオフを制御で
きる。震度2でこの間隔は10mm、震度3で15m
m、震度4で20mm、物が転倒するにいたるには、震
度4以上であるが、安全を考慮して、震度3の15mm
を設定する。 (ニ)図5に示すように、伸縮パイプ1に付随するリブ
10に、つめ9を引っ掛け、伸縮天井部を図1に示すよ
うにリフトアップさせる。
形状の、パネル下地3を、伸縮パイプ1で天井下地2に
取り付ける。 (ロ)伸縮パイプ1に、フック4と電磁石5を設ける。 (ハ)電極ボール7と電極リング8で構成されたスイッ
チボックス6と、電磁石5とをリード線16で配線し、
電源ボックス11を組み込む。スイッチボックス6のス
イッチオンオフは、電極ボール7が、電極リング8に接
触することによる。又、この電極ボール7と電極リング
8との間隔を変えることで、スイッチオンオフを制御で
きる。震度2でこの間隔は10mm、震度3で15m
m、震度4で20mm、物が転倒するにいたるには、震
度4以上であるが、安全を考慮して、震度3の15mm
を設定する。 (ニ)図5に示すように、伸縮パイプ1に付随するリブ
10に、つめ9を引っ掛け、伸縮天井部を図1に示すよ
うにリフトアップさせる。
【0007】
【発明の効果】本発明は、以上のような機構で、震災時
の棚等の転倒を防ぐ。これによって、転倒に伴って発生
した家財等の破損、負傷や圧死事故等の災害を最小限に
留めることが可能になる。しかも平常時には、図1に示
すとうりの状況であるから、空間の容積減少は少なく空
間そのものの機能も損なわない。
の棚等の転倒を防ぐ。これによって、転倒に伴って発生
した家財等の破損、負傷や圧死事故等の災害を最小限に
留めることが可能になる。しかも平常時には、図1に示
すとうりの状況であるから、空間の容積減少は少なく空
間そのものの機能も損なわない。
【図1】 平常時における本発明の状態を示す図面であ
る。
る。
【図2】 震災時における本発明の状態を示す図面であ
る。
る。
【図3】 平常時の伸縮パイプ1及び本発明の各部を示
した断面図である。
した断面図である。
【図4】 震災時の伸縮パイフ1及び本発明の各部を示
した断面図である。
した断面図である。
【図5】 伸縮パイプ1及び各部の正面図である。
【図6】 スイッチボックス6の斜視図である。
【図7】 図1に示した本発明を、寝っころがって、天
井に見える形状を示した図(天井伏図)である。
井に見える形状を示した図(天井伏図)である。
1 伸縮パイプ 2 天井下地 3 パネル
下地 4 フック 5 電磁石 6 スイッ
チボックス 7 電極ボール 8 電極リング 9 つめ 10 リブ 11 電源ボックス 12 天井 13 棚等 14 天井仕上材 15 ヒン
ジ 16 リード線 17 クッション材
下地 4 フック 5 電磁石 6 スイッ
チボックス 7 電極ボール 8 電極リング 9 つめ 10 リブ 11 電源ボックス 12 天井 13 棚等 14 天井仕上材 15 ヒン
ジ 16 リード線 17 クッション材
Claims (1)
- 【請求項1】(イ)天井下地2とパネル下地3を、数本
の伸縮パイプ1でもって取付ける。 (ロ)伸縮パイプ1には、フック4と電磁石5を設け
る。 (ハ)電極ボール7と電極リング8で構成されたスイッ
チボックス6と、電磁石5とをリード線16で配線し、
電源ボックス11を組み込む。 以上のごとく構成された転倒防止用伸縮天井。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7077033A JPH08232388A (ja) | 1995-02-23 | 1995-02-23 | 転倒防止用伸縮天井 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7077033A JPH08232388A (ja) | 1995-02-23 | 1995-02-23 | 転倒防止用伸縮天井 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08232388A true JPH08232388A (ja) | 1996-09-10 |
Family
ID=13622455
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7077033A Pending JPH08232388A (ja) | 1995-02-23 | 1995-02-23 | 転倒防止用伸縮天井 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08232388A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7162417B2 (en) | 1998-08-31 | 2007-01-09 | Canon Kabushiki Kaisha | Speech synthesizing method and apparatus for altering amplitudes of voiced and invoiced portions |
CN105133774A (zh) * | 2015-09-24 | 2015-12-09 | 青岛建安建设集团有限公司 | 组合装配式吊顶反向支撑体系结构及设计安装一体化方法 |
JP2016047196A (ja) * | 2014-08-28 | 2016-04-07 | Kyb株式会社 | 転倒防止装置 |
-
1995
- 1995-02-23 JP JP7077033A patent/JPH08232388A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7162417B2 (en) | 1998-08-31 | 2007-01-09 | Canon Kabushiki Kaisha | Speech synthesizing method and apparatus for altering amplitudes of voiced and invoiced portions |
JP2016047196A (ja) * | 2014-08-28 | 2016-04-07 | Kyb株式会社 | 転倒防止装置 |
CN105133774A (zh) * | 2015-09-24 | 2015-12-09 | 青岛建安建设集团有限公司 | 组合装配式吊顶反向支撑体系结构及设计安装一体化方法 |
CN105133774B (zh) * | 2015-09-24 | 2017-05-17 | 青岛建安建设集团有限公司 | 组合装配式吊顶反向支撑体系结构及设计安装一体化方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6547086B1 (en) | Display wall panel | |
US5174543A (en) | Tipover prevention apparatus for an appliance | |
US3211408A (en) | Pilfer-proof mounting | |
US3847336A (en) | Relievable hanger for clothing and the like | |
JPH08232388A (ja) | 転倒防止用伸縮天井 | |
US20060109612A1 (en) | Mounting assembly with intumescent layer for downlighters | |
US3225937A (en) | Shelf construction | |
US2974389A (en) | Metal casket and vault protection device | |
US4398639A (en) | Safety towel bar for wall panels | |
JP2007325895A (ja) | 地震等から複雑な形状をした展示品を保護する載置台 | |
JP3028485U (ja) | 消防用具収納箱 | |
US20050229920A1 (en) | Campfire safety apparatus | |
US20040227860A1 (en) | Television restraint system | |
JP2824632B2 (ja) | 家具類支持具 | |
CN211611383U (zh) | 一种工厂用自动灭火装置 | |
US3791665A (en) | Cover assembly | |
JPH0540536U (ja) | 免震アイソレータ | |
US11944854B2 (en) | Stove top fire extinguishing device | |
JP7249704B1 (ja) | 転倒防止装置 | |
JP2992865B2 (ja) | ユニットバスルーム | |
JP3342466B2 (ja) | 消火栓用消防ホースの受支装置 | |
JP2019025278A (ja) | 家具転倒防止金物 | |
JP2009199568A (ja) | 非常用防災品備蓄庫 | |
KR200278854Y1 (ko) | 가스호스 보호구 | |
JP2996437B2 (ja) | 外壁埋込み型収納ユニット |