JP2996437B2 - 外壁埋込み型収納ユニット - Google Patents
外壁埋込み型収納ユニットInfo
- Publication number
- JP2996437B2 JP2996437B2 JP9159524A JP15952497A JP2996437B2 JP 2996437 B2 JP2996437 B2 JP 2996437B2 JP 9159524 A JP9159524 A JP 9159524A JP 15952497 A JP15952497 A JP 15952497A JP 2996437 B2 JP2996437 B2 JP 2996437B2
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- JP
- Japan
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- storage unit
- wall
- box
- opening
- indoor
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- Residential Or Office Buildings (AREA)
- Emergency Lowering Means (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は一戸建て住宅の外壁
に埋め込んで給湯器設備等の屋外装置品と消火器等の屋
内装置品を収納する外壁埋込み型収納ユニットに関す
る。
に埋め込んで給湯器設備等の屋外装置品と消火器等の屋
内装置品を収納する外壁埋込み型収納ユニットに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】一戸建て住宅の給湯器設備は給湯器のサ
イズに応じて屋外に別途架台を設けて設置したり、外壁
に架けて設置しパイプを配管している。給湯器を外壁に
埋込むタイプのものもあるが、災害に備えた対応等が施
されていない。
イズに応じて屋外に別途架台を設けて設置したり、外壁
に架けて設置しパイプを配管している。給湯器を外壁に
埋込むタイプのものもあるが、災害に備えた対応等が施
されていない。
【０００３】また、家庭用消火器は屋外又は屋内に剥き
出しのまま設置されるか、消火器専用の収納庫を設置し
て収納するが、殆どの場合が消火器のみに使用されるい
わば単機能のものであり、救急用品や災害常備品等を一
体的に収納する多機能のものはない。
出しのまま設置されるか、消火器専用の収納庫を設置し
て収納するが、殆どの場合が消火器のみに使用されるい
わば単機能のものであり、救急用品や災害常備品等を一
体的に収納する多機能のものはない。
【０００４】さらに、災害時の避難や、人命救出に必要
なハンマ−、バ−ル、ジャッキといったいわゆる災害七
つ道具は特別に決めた場所にまとめて保管されている場
合が少なく、災害に備えた十分な対応策が採られていな
い。
なハンマ−、バ−ル、ジャッキといったいわゆる災害七
つ道具は特別に決めた場所にまとめて保管されている場
合が少なく、災害に備えた十分な対応策が採られていな
い。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】給湯器設備を外壁に架
けて配設する場合は給湯器や配管が剥き出しになるた
め、体裁が悪いうえに風雨に晒され、衝撃で損壊するお
それがあり、また、別途架台を設けて設置すると、スペ
−スを要し土地の有効利用が図れない。
けて配設する場合は給湯器や配管が剥き出しになるた
め、体裁が悪いうえに風雨に晒され、衝撃で損壊するお
それがあり、また、別途架台を設けて設置すると、スペ
−スを要し土地の有効利用が図れない。
【０００６】災害時に必要な道具をまとめて保管してい
ないと、非常時に速やかに対処することが困難となる。
ないと、非常時に速やかに対処することが困難となる。
【０００７】そこで、本発明では一戸建て住宅の外壁に
収納ユニットを埋め込み、屋外側の開口部に給湯器設
備、災害七つ道具等の屋外装置品を体裁良く、効率よく
収納すると共に、当該収納ユニットを連設してその開口
面を屋内に設けることで開口部にガス漏れ警報機、消火
器、救急医療品等の屋内装置品を収納し、外壁を有効利
用した外壁埋込み型収納ユニットを提供することを目的
とする。
収納ユニットを埋め込み、屋外側の開口部に給湯器設
備、災害七つ道具等の屋外装置品を体裁良く、効率よく
収納すると共に、当該収納ユニットを連設してその開口
面を屋内に設けることで開口部にガス漏れ警報機、消火
器、救急医療品等の屋内装置品を収納し、外壁を有効利
用した外壁埋込み型収納ユニットを提供することを目的
とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】一戸建て住宅の外壁を利
用して、一又は二以上の縦長直方体の箱体から成る収納
ユニットを外壁に埋め込んで収納スペースを設けるので
ある。
用して、一又は二以上の縦長直方体の箱体から成る収納
ユニットを外壁に埋め込んで収納スペースを設けるので
ある。
【０００９】図１は本発明に係る災害救助用具等の収納
ユニットの斜視図である。
ユニットの斜視図である。
【００１０】１は縦長の直方体の箱体から成る、給湯
器、各種配管及び災害七つ道具を収納する収納ユニット
であって開口面１ａを屋外へ向けて一戸建て建屋の外壁
に埋め込んで設置する。開口面１ａのほぼ中央には内部
を左右二室に区画する仕切り板４が取り付けられてお
り、左上半部に給湯器３を取付け、外枠５にねじ６で固
着する。
器、各種配管及び災害七つ道具を収納する収納ユニット
であって開口面１ａを屋外へ向けて一戸建て建屋の外壁
に埋め込んで設置する。開口面１ａのほぼ中央には内部
を左右二室に区画する仕切り板４が取り付けられてお
り、左上半部に給湯器３を取付け、外枠５にねじ６で固
着する。
【００１１】左下半部は給湯管７、水道管８、電気のコ
ンセント９、ガス管１０の配管等の収納スペ−スとし、
同、下半部全面を被う嵌め殺し蓋１１を嵌合して通孔１
２とねじ孔１３にねじ１４を挿通して外枠５に止着する
のである。
ンセント９、ガス管１０の配管等の収納スペ−スとし、
同、下半部全面を被う嵌め殺し蓋１１を嵌合して通孔１
２とねじ孔１３にねじ１４を挿通して外枠５に止着する
のである。
【００１２】一方、右半部には上下二室に区画する仕切
り板１６を取付けると共に箱体１の右側面１ｂに換気扇
取付け孔１ｃ及びねじ孔１ｄを穿設し、正面上部には換
気孔を設けた蓋１５を取り付ける。屋外品収納ユニット
の右下半部には災害七つ道具である、ロープ１７、呼び
笛を付属したリュックサック１８、バール１９、シャベ
ル２０、ジャッキ２１、等を係架して収納し（図２）、
残りのスペースにはビニールシートやテント等（図示せ
ず）の非常時に必要な諸道具を収納する。
り板１６を取付けると共に箱体１の右側面１ｂに換気扇
取付け孔１ｃ及びねじ孔１ｄを穿設し、正面上部には換
気孔を設けた蓋１５を取り付ける。屋外品収納ユニット
の右下半部には災害七つ道具である、ロープ１７、呼び
笛を付属したリュックサック１８、バール１９、シャベ
ル２０、ジャッキ２１、等を係架して収納し（図２）、
残りのスペースにはビニールシートやテント等（図示せ
ず）の非常時に必要な諸道具を収納する。
【００１３】当該災害品収納スペースには非常時に取り
出し易い用に開閉式ドア２２を取付けると共に、盗難防
止のため部外者が収納品の盗難を図って当該開閉式ドア
２２を開けたりすると、住居者に知らせるよう、警報機
（図示せず）を設置することもできる。
出し易い用に開閉式ドア２２を取付けると共に、盗難防
止のため部外者が収納品の盗難を図って当該開閉式ドア
２２を開けたりすると、住居者に知らせるよう、警報機
（図示せず）を設置することもできる。
【００１４】図３は、請求項２記載の本発明に係る二以
上の収納ユニットを組合せて使用する状態を示す正面
図、図４は同背面図、図５は同左側面図、図６は同右側
面図、図７は同平面図、図８は同底面図である。
上の収納ユニットを組合せて使用する状態を示す正面
図、図４は同背面図、図５は同左側面図、図６は同右側
面図、図７は同平面図、図８は同底面図である。
【００１５】一戸建て住宅の一部の外壁２４を通常より
厚めに形成し二以上の収納ユニットを図７、８に示すよ
うに連続させて壁面に埋め込むのであり、その際、屋外
装置品収納ユニット１の開口面１ａを屋外へ、屋内装置
品収納ユニット２３の開口面２３ａを屋内へ向けて埋め
込むことにより、外壁２４の厚みを有効に利用して複数
の屋内及び屋外装置品収納ユニットを連設することがで
きるのである。
厚めに形成し二以上の収納ユニットを図７、８に示すよ
うに連続させて壁面に埋め込むのであり、その際、屋外
装置品収納ユニット１の開口面１ａを屋外へ、屋内装置
品収納ユニット２３の開口面２３ａを屋内へ向けて埋め
込むことにより、外壁２４の厚みを有効に利用して複数
の屋内及び屋外装置品収納ユニットを連設することがで
きるのである。
【００１６】図３において１は屋外装置品収納ユニッ
ト、３は給湯器、１１は配管スペース用嵌め殺しの蓋、
１５は換気孔蓋であり、２２は、災害七つ道具用スペー
スの開閉式ドアである。屋外装置品収納ユニット１は屋
外壁面２４ａに連設しており、当該壁面２４ａの背面に
は屋内装置品収納ユニット２３が埋設されている。
ト、３は給湯器、１１は配管スペース用嵌め殺しの蓋、
１５は換気孔蓋であり、２２は、災害七つ道具用スペー
スの開閉式ドアである。屋外装置品収納ユニット１は屋
外壁面２４ａに連設しており、当該壁面２４ａの背面に
は屋内装置品収納ユニット２３が埋設されている。
【００１７】一方、屋外装置品収納ユニット１に連続し
て埋め込んだ屋内装置品収納ユニット２３は図４に示す
ように開口面２３ａを屋内に有し、壁紙等で被われた連
設する屋内壁面２４ｂの背面に、屋外装置品収納ユニッ
ト１が埋設されているのである。
て埋め込んだ屋内装置品収納ユニット２３は図４に示す
ように開口面２３ａを屋内に有し、壁紙等で被われた連
設する屋内壁面２４ｂの背面に、屋外装置品収納ユニッ
ト１が埋設されているのである。
【００１８】屋内装置品収納ユニット２３の構成を図９
の当該ユニットの斜視図を参照して説明すると、屋内装
置品収納ユニット２３は屋外装置品収納ユニット１と同
じ縦長直方体の箱体であってほぼ中央部に棚板２５を取
り付けて上下２室に区画し、下方のスペ−スをさらに、
適宜所望の広さ及び形状に区画してそれぞれ開閉式ドア
２６、２７又は引きだし２８を取り付けて収納スペ−ス
を設けるのである。屋内装置品収納ユニット２３上部の
側壁２３ｂには換気扇２９の取付け用開口２３ｃを穿設
する。また、当該ユニット内壁上部に分電盤３４（図１
０）を取付け、これを被うように上部幕板３０をユニッ
トの外枠にネジで止着するのである。当該幕板３０には
都市ガス用ガス漏れ検知器３１を取付け、同様に、下方
に取り付けた下部幕板３２にはプロパンガス用ガス漏れ
検知器３３を取り付ける。
の当該ユニットの斜視図を参照して説明すると、屋内装
置品収納ユニット２３は屋外装置品収納ユニット１と同
じ縦長直方体の箱体であってほぼ中央部に棚板２５を取
り付けて上下２室に区画し、下方のスペ−スをさらに、
適宜所望の広さ及び形状に区画してそれぞれ開閉式ドア
２６、２７又は引きだし２８を取り付けて収納スペ−ス
を設けるのである。屋内装置品収納ユニット２３上部の
側壁２３ｂには換気扇２９の取付け用開口２３ｃを穿設
する。また、当該ユニット内壁上部に分電盤３４（図１
０）を取付け、これを被うように上部幕板３０をユニッ
トの外枠にネジで止着するのである。当該幕板３０には
都市ガス用ガス漏れ検知器３１を取付け、同様に、下方
に取り付けた下部幕板３２にはプロパンガス用ガス漏れ
検知器３３を取り付ける。
【００１９】台所の壁面に屋内装置品収納ユニット２３
を埋め込んだ場合の使用具体例を図１０で説明すると、
棚板２５上に、ト−スタ−３５や、湯沸かしポット３６
等の家電製品を戴置して棚板２５の上に取り付けたコン
セント差し込み口３８を利用してこれらの電気製品を使
用し、ト−スタ−３５や、湯沸かしポット３６等から発
生する煙や蒸気は、当該ユニット２３に穿設した換気扇
取り付け用開口２３ｃに取り付けた換気扇２９により、
屋外へと排出されるのである。
を埋め込んだ場合の使用具体例を図１０で説明すると、
棚板２５上に、ト−スタ−３５や、湯沸かしポット３６
等の家電製品を戴置して棚板２５の上に取り付けたコン
セント差し込み口３８を利用してこれらの電気製品を使
用し、ト−スタ−３５や、湯沸かしポット３６等から発
生する煙や蒸気は、当該ユニット２３に穿設した換気扇
取り付け用開口２３ｃに取り付けた換気扇２９により、
屋外へと排出されるのである。
【００２０】引きだし２８には非常時持ち出し用具であ
る、救急医療品や非常用ライト、ラジオ等を収納し、開
閉式ドア２７内には消火器３７を配置し、２６内には、
所望形状のプラスチックケ−スを利用してごぼうやにん
じん、じゃがいもといった常温保存の可能な野菜類を収
納してこれらの保管場所とし、又は、飲料水を入れたペ
ットボトル、缶詰といった非常用食品類の保管場所とし
ても利用できるのである。
る、救急医療品や非常用ライト、ラジオ等を収納し、開
閉式ドア２７内には消火器３７を配置し、２６内には、
所望形状のプラスチックケ−スを利用してごぼうやにん
じん、じゃがいもといった常温保存の可能な野菜類を収
納してこれらの保管場所とし、又は、飲料水を入れたペ
ットボトル、缶詰といった非常用食品類の保管場所とし
ても利用できるのである。
【００２１】
【発明の効果】１、屋外に剥き出しの状態で設置されて
いた給湯器及び配管等を外壁内に収納することで設置場
所を取らず、体裁が良いだけでなく、給湯器や配管の故
障及び損壊を防止することができる。又、保管場所を取
っていた災害七つ道具を常時設置しておくことができ非
常事態に慌てず対処できる。 ２、二以上の収納ユニットを連続して住宅の外壁に埋め
込むことで、壁の厚みを利用した収納ユニットを形成で
きる。 ３、今まで収納場所に困って床等に放置されていた消火
器、また、剥き出しのまま壁に設置されていた配電盤や
ガス漏れ検知器等を体裁よく一体的に収納できるのであ
る。
いた給湯器及び配管等を外壁内に収納することで設置場
所を取らず、体裁が良いだけでなく、給湯器や配管の故
障及び損壊を防止することができる。又、保管場所を取
っていた災害七つ道具を常時設置しておくことができ非
常事態に慌てず対処できる。 ２、二以上の収納ユニットを連続して住宅の外壁に埋め
込むことで、壁の厚みを利用した収納ユニットを形成で
きる。 ３、今まで収納場所に困って床等に放置されていた消火
器、また、剥き出しのまま壁に設置されていた配電盤や
ガス漏れ検知器等を体裁よく一体的に収納できるのであ
る。
【図１】 本発明に係る屋外装置品収納ユニットを示す
一部分解斜視図。
一部分解斜視図。
【図２】 屋外装置品収納ユニットの使用状態を示す斜
視図。
視図。
【図３】 本発明に係る屋外装置品収納ユニットと屋内
装置品収納ユニットを連設した状態を示す正面図。
装置品収納ユニットを連設した状態を示す正面図。
【図４】 同、背面図。
【図５】 同、左側面図。
【図６】 同、右側面図。
【図７】 同、平面図。
【図８】 同、底面図。
【図９】 屋内装置品収納ユニットの斜視図。
【図１０】 同、使用状態を示す斜視図。
１、屋外装置品収納ユニット １ａ、２３ａ、開口面
３、給湯器 ２３、屋内装置品収納ユニット
２９、換気扇
３、給湯器 ２３、屋内装置品収納ユニット
２９、換気扇
Claims (2)
- 【請求項１】開口部を屋外に設けた縦長直方体で建屋の
外壁に埋込む箱体において、該箱体内に防災用具を収納
すると共に、開口面を屋内に設けた縦長直方体の箱体を
前記箱体と横並びに連設し、該箱体内に災害救急用品や
消火器等の屋内装置品を収納してなる外壁埋込型収納ユ
ニット。 - 【請求項２】開口面を屋内に有する縦長直方体の箱体を
前記箱体に連設し、開口部に災害救急用品や消火器等の
屋内装置品を収納する請求項１記載の外壁埋込み型収納
ユニット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9159524A JP2996437B2 (ja) | 1997-06-17 | 1997-06-17 | 外壁埋込み型収納ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9159524A JP2996437B2 (ja) | 1997-06-17 | 1997-06-17 | 外壁埋込み型収納ユニット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH116280A JPH116280A (ja) | 1999-01-12 |
| JP2996437B2 true JP2996437B2 (ja) | 1999-12-27 |
Family
ID=15695658
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9159524A Expired - Fee Related JP2996437B2 (ja) | 1997-06-17 | 1997-06-17 | 外壁埋込み型収納ユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2996437B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010012017A (ja) * | 2008-07-03 | 2010-01-21 | Nippon Filing Co Ltd | 消火器収納装置 |
-
1997
- 1997-06-17 JP JP9159524A patent/JP2996437B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH116280A (ja) | 1999-01-12 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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| R250 | Receipt of annual fees |
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| R250 | Receipt of annual fees |
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