JPH0823116A - 太陽電池モジュールとその製造方法 - Google Patents

太陽電池モジュールとその製造方法

Info

Publication number
JPH0823116A
JPH0823116A JP6155623A JP15562394A JPH0823116A JP H0823116 A JPH0823116 A JP H0823116A JP 6155623 A JP6155623 A JP 6155623A JP 15562394 A JP15562394 A JP 15562394A JP H0823116 A JPH0823116 A JP H0823116A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solar cell
cell panel
frame
adhesive
reactive hot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6155623A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiya Hatsutori
善哉 服部
Masao Shizuki
誠雄 志津木
Shinji Okuda
伸二 奥田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sunstar Engineering Inc
Original Assignee
Sunstar Engineering Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sunstar Engineering Inc filed Critical Sunstar Engineering Inc
Priority to JP6155623A priority Critical patent/JPH0823116A/ja
Priority to US08/499,397 priority patent/US5578142A/en
Priority to EP95110670A priority patent/EP0698928A3/en
Publication of JPH0823116A publication Critical patent/JPH0823116A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L24/00Arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies; Methods or apparatus related thereto
    • H01L24/74Apparatus for manufacturing arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies
    • H01L24/741Apparatus for manufacturing means for bonding, e.g. connectors
    • H01L24/743Apparatus for manufacturing layer connectors
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L31/00Semiconductor devices sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation; Processes or apparatus specially adapted for the manufacture or treatment thereof or of parts thereof; Details thereof
    • H01L31/04Semiconductor devices sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation; Processes or apparatus specially adapted for the manufacture or treatment thereof or of parts thereof; Details thereof adapted as photovoltaic [PV] conversion devices
    • H01L31/042PV modules or arrays of single PV cells
    • H01L31/048Encapsulation of modules
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02SGENERATION OF ELECTRIC POWER BY CONVERSION OF INFRARED RADIATION, VISIBLE LIGHT OR ULTRAVIOLET LIGHT, e.g. USING PHOTOVOLTAIC [PV] MODULES
    • H02S30/00Structural details of PV modules other than those related to light conversion
    • H02S30/10Frame structures
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/74Apparatus for manufacturing arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and for methods related thereto
    • H01L2224/741Apparatus for manufacturing means for bonding, e.g. connectors
    • H01L2224/743Apparatus for manufacturing layer connectors
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Abstract

(57)【要約】 【目的】製造方法が簡便で且つ品質や信頼性に優れる太
陽電池モジュールとその製造方法を提供することを目的
とする。 【構成】透光板の受光面と背設する面側に太陽電池素子
を配置した太陽電池パネルと、前記太陽電池パネルの端
面全周に亙って設けられ、太陽電池パネルの受光面と背
設する面側を支持するための突片を有するとともに、太
陽電池パネルの受光面側を開放状態とするフレームとよ
りなり、ポリヒドロキシ化合物と過剰量のポリイソシア
ネート化合物とを反応して得られるウレタンプレポリマ
ーを主成分とする反応性ホットメルト型接着剤によっ
て、太陽電池パネルを、前記突片上において前記フレー
ムに接着した太陽電池モジュールとその製造方法であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、製造方法が簡便でかつ
信頼性に優れる太陽電池モジュールとその製造方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、地球環境問題の高まりから太陽電
池への関心が高まってきている。この太陽電池は、太陽
電池モジュールとして屋外に設置される場合が多く、一
般に太陽電池パネルに、取り付け用のフレームを取り付
けた構造となっている。図4にはこのような従来の太陽
電池モジュールの構造を表している。図4は従来の太陽
電池モジュール構造の代表例を示し、(イ)として平面
図を、そして(ロ)として(イ)におけるB−B断面図
をそれぞれ表している。図示するように、従来の太陽電
池モジュールは透光板50の受光面と背設する面側に、
エチレンビニルアセテート(以下EVAと称す)等の充
填材52によって太陽電池素子53・・を封入するとと
もに、裏面をポリビニールフロライド(以下PVFとい
う)のバックシート54でカバーした太陽電池パネル5
6の端部に、4つのアルミニウム枠体58・・によって
構成されるフレーム59を嵌入させることによって太陽
電池モジュール60とする構造が一般的である。そして
太陽電池パネル56とフレーム59とを固定するため、
ブチルゴム等のシール材62によって太陽電池パネル5
6の端部をシーリング固定している。さらにフレーム5
9に設けた取り付け穴64によって、屋外に設けた骨組
み等にネジ止めし、太陽電池アレイが構成される。また
特開平4−130457号のように、上記ブチルゴムの
代わりにシリコーン系シール材とブチルゴムを併用する
ことも提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の太陽電池モジュール60では、以下に述べる主に
3つの問題点が有った。先ず第1に、太陽電池パネル5
6に対するフレーム59への嵌入態様に起因するものと
して、太陽電池モジュール60の製造方法が煩雑になっ
てしまい、これによって太陽電池モジュール60の外形
寸法誤差が大きくなるという点が挙げられる。図示した
ように、従来の太陽電池モジュール60では、フレーム
59を構成する4つの枠体58・・のコ字状部分に、太
陽電池パネル56の端部を嵌め込む構造であるため、太
陽電池モジュール60が方形状の場合には、図4(イ)
に示したように、4つの枠体58・・を太陽電池パネル
の4辺にそれぞれ嵌め込み、これら4つの枠体58・・
をネジ止め等の方法によって相互に固定してフレーム5
9を構成しなければならず、組み立てに手間が掛かると
いう問題点が有った。また、太陽電池パネル56とフレ
ーム59との間にはブチルゴムのシール材62が介在し
ているため、太陽電池モジュール60の外形寸法がこの
シール材層62の厚みが変わることでばらついてしまう
という問題点にもなっていた。そして太陽電池モジュー
ル60の外形寸法がばらつくと、取り付け穴64と屋外
に設けた骨組み等との位置関係がずれてしまい、太陽電
池アレイの組み立て時に不都合が生じてしまうことにな
る。
【0004】次に第2の問題点としては、ブチルゴムの
軟化の問題がある。ブチルゴムは太陽電池モジュール6
0のシール材62として優れた特性を持ってはいるが、
例えば太陽電池モジュール60を熱帯地方へ輸出する場
合、梱包状態で太陽電池モジュール60に荷重が掛かっ
た状態で高温になるため、ブチルゴムが変形したり軟化
するという問題点も有った。
【0005】第3の問題点としては、ブチルゴムと常温
で湿気硬化性のシリコーン系シール材等を併用したもの
では上記第2の問題点は解消するものの、常温ではペー
スト状であって湿気等との反応によって硬化するが、太
陽電池モジュール60を作製した直後はペースト状の未
硬化状態であり、移動・段積み時などの僅かの振動によ
って太陽電池パネル56とフレーム59との間でズレが
発生することがある。従って、硬化するまで組み立て後
の状態で数時間〜数日間硬化養生しなければならず、製
造工程上の問題となっていた。
【0006】このように、従来の太陽電池モジュール6
0にあっては、フレーム59の構造やブチルゴムの使
用、およびブチルゴムとシリコーン系シール材との併用
が、上記のような品質上や製造工程上の重大な問題点の
原因となっていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような従
来の課題を解決し、製造方法が簡便でかつ品質や信頼性
に優れる太陽電池モジュールとその製造方法を提供する
ものである。このような本発明のうち、先ず太陽電池モ
ジュールとしては、透光板の受光面と背設する面側に太
陽電池素子を配置した太陽電池パネルと、前記太陽電池
パネルの端部全周に亙って設けられ、太陽電池パネルの
受光面と背設する面側を支持するための突片を有すると
ともに、太陽電池パネルの受光面側を開放状態とするフ
レームとよりなり、ポリヒドロキシ化合物と過剰量のポ
リイソシアネート化合物とを反応させて得られるウレタ
ンプレポリマーを主成分とする反応性ホットメルト型接
着剤によって、太陽電池パネルを、前記突片上において
前記フレームに接着したことを特徴的構造としている。
また、前記反応性ホットメルト型接着剤として、ポリヒ
ドロキシ化合物と過剰量のポリイソシアネート化合物と
を反応させて得られるウレタンプレポリマーと、熱可塑
性重合体とを含有することが、第2の特徴である。
【0008】また、このような太陽電池モジュールの製
造方法としては、太陽電池素子を配置した太陽電池パネ
ルの受光面と背設する面側を支持するための突片を有す
るとともに、前記太陽電池パネルの端部全周に亙って設
け得る形状で、かつ太陽電池パネルの受光面側を開放状
態とするフレームの前記突片上に、ポリヒドロキシ化合
物と過剰量のポリイソシアネート化合物とを反応させて
得られるウレタンプレポリマーを主成分とする反応性ホ
ットメルト型接着剤を塗布する接着剤塗布工程と、フレ
ームの突片上に太陽電池パネルを載置し、前記接着剤塗
布工程において塗布された接着剤によって、太陽電池パ
ネルをフレームに接着する太陽電池パネル接着工程とを
用いることが特徴である。ここで接着剤塗布工程に先立
って、太陽電池素子を配置した太陽電池パネルの受光面
と背設する面側を支持するための突片を有するととも
に、前記太陽電池パネルの端部全周に亙って設け得る形
状で、かつ太陽電池パネルの受光面側を開放状態とする
フレームを作製するフレーム作製工程を設けることもで
きる。このフレームは、太陽電池パネルの各辺それぞれ
に対応する個別の枠体を組み立てたり、ダイキャストや
射出成形、切削等によって一体的に製造することができ
る。
【0009】本発明に用いる反応性ホットメルト型接着
剤は、ポリヒドロキシ化合物と過剰量のポリイソシアネ
ート化合物とを反応して得られるウレタンプレポリマー
を主成分とするものであって、常温で固形または半固形
であり、加熱することによって流動可能なペースト状あ
るいは液状となり、再度常温に冷却させると固化し、初
期接着強度を発現するものである。そして固化後にさら
に水分と反応して硬化が進むので、耐熱、耐水などの耐
久生に極めて優れるものとなる。従って本発明の反応性
ホットメルト型接着剤を用いた太陽電池モジュールは、
熱帯地方へのデリバリー上の問題が解消し、かつ太陽電
池モジュールの製造方法においても、簡便にしかも迅速
に作業を行うことができるので、製造工程上の問題点が
解消するという特徴がある。
【0010】上記の通り反応性ホットメルト型接着剤
は、ポリヒドロキシ化合物と過剰量のポリイソシアネー
ト化合物とを反応して得られるウレタンプレポリマーを
主成分とするもので、必要に応じて熱可塑性重合体、接
着付与剤、可塑剤、軟化剤、充填剤、染料、顔料、老化
防止剤等を配合してなるものである。このウレタンプレ
ポリマーは、ポリオキシアルキレンエーテルポリオー
ル、ポリエステルポリオール、アクリルポリオール、ポ
リブタジエンポリオールなどのゴム系ポリオールやヒマ
シ油誘導体などのうちから選ばれる1種または2種以上
のポリヒドロキシ化合物と、ジフェニルメタンジイソシ
アネート、ジメチルジフェニルメタンジイソシアネー
ト、ナフタレンジイソシアネート、イソフェロンジイソ
シアネート、シクロヘキシルメタンジイソシアネート、
トリレンジイソシアネート、テトラメチレンジイソシア
ネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、キシレンジ
イソシアネート、P−フェニレンジイソシアネート、ポ
リイソシアネートのトリメチロールプロパン付加物また
はポリイソシアネートの重合体などのうちから選ばれる
1種または2種以上の過剰量のポリイソシアネート化合
物とを、所望の物性値が得られるようにそれぞれ適宜選
択するとともに配合を決定し、これらを60℃〜130
℃の加温下で数時間反応させて得られる、活性NCO基
を有するウレタンプレポリマーであり、常温で液体ない
し固形状態になり、大気中の湿気により硬化反応するも
のである。
【0011】ここで上記本発明に用いられる反応性ホッ
トメルト型接着剤の望ましい例としては、すでに本出願
人によって提案されている、特開平5−5088号記載
のものが代表的な例として挙げられる。具体的には分子
量6000〜40000の末端に水酸基を有するポリオ
キシアルキレンエーテルポリオールに対し、過剰量のポ
リイソシアネート化合物を反応させて得られるウレタン
プレポリマー、および熱可塑性重合体を含有するものが
例示できる。この場合、ウレタンプレポリマーとして
は、ポリオキシアルキレンエーテルポリオールに対しポ
リイソシアネート化合物をNCO/OHの当量比が1.
5〜3.5となるように反応させたものとし、その含有
量を20〜60重量%とすることが効果的である。ま
た、熱可塑性重合体としては、その含有量を5〜50重
量%とすることが効果的である。
【0012】本発明におけるポリオキシアルキレンエー
テルポリオールとしては、式:
【化1】 〔式中、Rは炭素数2〜6個の炭化水素残基とくにアル
キレン基およびaは2〜8の、好ましくは2〜4の整数
である〕の多価ヒドロキシル化合物(たとえばa=2の
場合エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロ
ピレングリコール、ブチレングリコール、1,6−ヘキ
サンジオール;a=3の場合グリセリン、トリメチロー
ルプロパン、トリエチレントリオール、1,2,6−ヘ
キサントリオール;a=4の場合ペンタエリスリトー
ル;a=6の場合ソルビトール;a=8の場合シュクロ
ーズ)の1種または2種以上、ならびに適当な触媒(た
とえば金属触媒)の存在下に、プロピレンオキサイドま
たはプロピレンオキサイド/エチレンオキサイドを開環
重合させて得られる、式:
【化2】 または式:
【化3】 〔式中、nは13〜350の整数、mは0〜440の整
数、Rおよびaは前記と同意義である〕のポリオキシア
ルキレンエーテルポリオール(たとえばポリオキシプロ
ピレンジオール、ポリオキシプロピレンエチレンジオー
ル、ポリオキシプロピレントリオール、ポリオキシプロ
ピレンテトラオール、ポリオキシプロピレンエチレンテ
トラオールなど)を指し、その中で分子量6000〜4
0000、好ましくは反応性ホットメルト型接着剤の物
性およびウレタンプレポリマーの性状、作業性の点から
10000〜30000のものを使用する。尚、上記プ
ロピレンオキサイド(PO)やエチレンオキサイド(E
O)に代えてブチレンオキサイドを開環重合させたもの
を使用してもよい。上記分子量が6000未満である
と、寒冷時(−30〜−40℃)の伸びが不足し、かつ
硬度が高くなりすぎ、また40000を越えても物性上
問題ないが、現在のところ、副生成物が多くなりすぎ、
合成することが困難である。また、これらのポリオキシ
アルキレンエーテルポリオールにあって、官能基数(O
H数、すなわちa)は2〜4、特に2〜3のものが好ま
しい。
【0013】このようなポリオキシアルキレンエーテル
ポリオールは、一般に−70〜−60℃の極めて低いT
gを有することから、そのイソシアネート硬化物とし
て、寒冷時のエラストマー物性の発現に貢献する。
【0014】本発明におけるポリイソシアネート化合物
としては、前述の通り、例えば2,4−または2,6−
トリレンジイソシアネート、4,4′−ジフェニルメタ
ンジイソシアネート(MDI)、1,3−または1,4
−キシリレンジイソシアネート、1,5−ナフタレンジ
イソシアネート、イソフェロンジイソシアネート、ヘキ
サメチレンジイソシアネート、テトラメチレンジイソシ
アネート、およびこれらのポリイソシアネートのトリメ
チロールプロパン付加物、またはポリイソシアネート重
合体などの通常のウレタン樹脂に用いられるものが使用
可能であるが、湿気硬化速度、安全性、工業的価格から
特にMDIが好ましい。
【0015】本発明で用いるウレタンプレポリマーは、
上記ポリオキシアルキレンエーテルポリオールと過剰量
のポリイソシアネート化合物を、通常60〜130℃の
温度、0.5〜5時間の条件で反応させることにより得
られる。これら反応成分の割合は通常、NCO/OHの
当量比が1.5〜3.5、好ましくは2〜3の範囲内と
なるように設定すればよい。この比が1.5未満である
と、得られるウレタンプレポリマーにおいて急激な粘度
上昇が発生し、かつ70〜80℃保温時の熱安定性が極
端に悪くなり、また3.5を越えると、過剰のNCO基
が残存して、上記70〜80℃における保温安定性は良
好となるが、湿気硬化時のCO2 による発泡の問題が著
しくなる傾向にある。
【0016】本発明で用いる熱可塑性重合体としては、
基本的には多官能の環含有活性水素含有化合物(分子量
が通常400〜2000)および、ジオールまたはトリ
オール成分(たとえばエチレングリコール、1,4−ブ
タンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,8−オ
クタンジオール、ポリカーボネートジオール、ポリテト
ラメチレングリコール、水添ポリブタジエンジオール、
ポリアクリルジオール、ポリオキシアルキレンエーテル
ジオール、ポリオキシアルキレン付加ビスフェノール、
その他活性水素含有化合物などのジオール類、トリメチ
ロールプロパン、グリセリン、トリエチレントリオー
ル、ポリオキシアルキレンエーテルトリオールなどのト
リオール類)と過剰量のポリイソシアネート化合物(前
記例示のものが使用できるが、ウレタンの凝集エネルギ
ーを上げるため、特に安全性、工業的価格からMDIが
好ましい。)との反応で得られるものが挙げられる。多
官能の環含有活性水素含有化合物としては、ビスフェノ
ール樹脂、テルペン樹脂、クマロン樹脂、キシレン樹
脂、ロジンエステル樹脂、スチレン樹脂、フェノール樹
脂、テルペンフェノール樹脂、ロジン樹脂、ポリエステ
ル樹脂が含まれる。このようにして製造される熱可塑性
重合体(融点は通常70〜100℃)は、たとえば
(株)東洋化学研究所から「熱可塑性樹脂トーヨーエー
スU−B」との商品名で市販されている。
【0017】この熱可塑性重合体は、反応性ホットメル
ト型接着剤の初期接着強度の発現向上に寄与するもので
あるが、上記反応により分子中にウレタン結合および環
化合物が導入されており、これによってモル凝集エネル
ギーを出し、熱可塑性となることができ、しかも環化合
物およびウレタン結合による極性によって、前記ウレタ
ンプレポリマーとの相溶性が良好となる。さらにその他
に熱可塑性重合体としては、ポリウレタン樹脂、ポリエ
ステル樹脂、ポリオレフィン樹脂、スチレン系樹脂、ポ
リ塩化ビニル樹脂、ポリアミド樹脂、またはゴム等を用
いることができる。熱可塑性重合体は、反応性ホットメ
ルト型接着剤のガラス転移温度を低下させて低温時の弾
性を付与し、しかも低温から高温の物性変化を少なくす
ることができる。またこれら熱可塑性重合体は、接着剤
の凝集力を向上させ、初期接着強度を増大させる。さら
に、反応性ホットメルト型接着剤のコスト低減などにも
寄与することができる。特にエチレン−酢酸ビニル共重
合体が望ましく使用することができる。
【0018】本発明に用いる反応性ホットメルト型接着
剤は、上述のウレタンプレポリマーと、望ましくは熱可
塑性重合体を含有することを特徴とし、それ以外の含有
成分および含有量は適宜に選定すればよい。好ましい基
本的な接着剤組成としては、例えばウレタンプレポリマ
ー20〜60%(重量%、以下同様)(好ましくは30
〜50%)、熱可塑性重合体50%以下、充填剤50%
以下、さらに可塑剤20%以下および前記記載の添加剤
10%以下で構成することができる。
【0019】上記ウレタンプレポリマーの含有量が20
%未満であると、寒冷時での基本物性の伸びが出ず、か
つ硬度が高すぎ、また60%を越えると、作業性に問題
が生じ易くなる傾向にある。
【0020】上記熱可塑性重合体の含有量が50%を越
えると、寒冷時の物性が満足されない傾向にある。
【0021】上記充填剤としては、ケイ酸誘導体、タル
ク、金属粉、炭酸カルシウム、クレー、カーボンブラッ
ク等が挙げられる。この充填剤の含有量が50%を越え
ると、反応性ホットメルト型接着剤としての加熱溶融時
の粘度が高すぎ、接着性や物性面に支障を来す傾向にあ
る。
【0022】上記可塑剤としては、ジブチルフタレー
ト、ジオクチルフタレート、ジシクロヘキシルフタレー
ト、ジイソオクチルフタレート、ジイソデシルフタレー
ト、ジベンジルフタレート、ブチルベンジルフタレー
ト、トリオクチルホスフエート、エポキシ系可塑剤、ト
ルエン−スルホアミド、クロロパラフィン、アジピン酸
エステル、ヒマシ油等が挙げられる。含有量が20%を
越えると、接着性や初期強度面で劣る傾向にある。
【0023】上記添加剤のより詳しい具体例としては、
粘度調整用溶剤、硬化触媒、揺変剤(ベントン、無水ケ
イ酸、ケイ酸誘導体、尿素誘導体など)、染顔料、紫外
線吸収剤、粘着付与剤、難燃剤、シラン化合物、脱水剤
等が挙げられる。これらの含有量が10%を越えると、
接着剤の性状や物性が劣る傾向にある。
【0024】本発明に用いる反応性ホットメルト型接着
剤は、例えば以下の手順によって調製することができ
る。先ず、熱可塑性重合体を溶融し、これを溶融温度付
近に保温した窒素置換可能な釜に投入する。次いで、窒
素雰囲気下でウレタンプレポリマーを添加し、攪拌後、
充填剤および、必要に応じて可塑剤を加え、真空下で脱
泡攪拌する。その後、添加剤としてたとえば粘度調製用
溶剤および硬化触媒を加え、さらに真空脱泡攪拌して本
発明組成物を調製する。ただし投入順序は本例に限定さ
れるものではなく、例えば、予め反応釜の中に可塑剤を
投入しておき、その中でウレタンプレポリマーの合成を
行ってもよいし、ウレタンプレポリマー合成後に、熱可
塑性重合体や添加剤を加えてもよい。そして使用に際し
ては、必要に応じて、接着面となる太陽電池パネルおよ
びフレームの接着面に予めプライマーを塗布した後、本
接着剤が流動性を示す温度まで加熱して塗布すればよ
い。また、ロボットを用いて自動塗布する場合には、ホ
ットメルトアプリケーターを用いることもできる。
【0025】なお本発明の太陽電池モジュールの製造に
用いられるプライマーとしては、主にポリイソシアネー
ト化合物、シランカップリング剤、チタネートカップリ
ング剤のいずれかまたは2種以上の混合物を有機溶剤に
溶解混合し、必要に応じてアクリル樹脂、ポリエステル
樹脂、塩素化重合体等の皮膜形成物質を添加して構成さ
れる。通常プライマーのビヒクル成分は、3〜20重量
%の溶剤溶液であり、本発明の製造方法にあっては、プ
ライマーをハケ、スプレー等で塗布して数分以上乾燥
し、プライマー塗布面に反応性ホットメルト型接着剤を
塗布した後、太陽電池パネルを接着させればよい。
【0026】
【作用】上述のような本発明の構成は、以下の作用を奏
する。先ず、太陽電池パネルの端部全周に亙って設けら
れ、太陽電池パネルの受光面と背設する面側を支持する
ための突片を有するとともに、太陽電池パネルの受光面
側を開放状態とするフレームは、突片があたかもフレー
ム内側に張り出した棚部の如き構造となるので、フレー
ムを太陽電池パネルの外周形状に構成した後でも、突片
上に太陽電池パネルを載置して接着することが可能とな
る ここで太陽電池パネルは、透光板の受光面と背設する面
側に太陽電池素子を配置した、従来と同等のものが使用
できる。そして、太陽電池パネルとフレームとの接着に
用いる、ポリヒドロキシ化合物と過剰量のポリイソシア
ネート化合物とを反応させて得られるウレタンプレポリ
マーを主成分とする反応性ホットメルト型接着剤は、大
気中の湿気との反応性を有しているので、加温して塗布
すると、塗布後の冷却によって急激に増粘して流動性を
失い、塗布量によっては数秒から数分以内に固化して初
期接着強度を発現する。また湿気硬化であるため、その
後の反応の進行により、より高硬度のゴム弾性を有する
ようになる。
【0027】また、太陽電池モジュールの製造方法とし
ては、先ず接着剤塗布工程として、太陽電池素子を配置
した太陽電池パネルの受光面と背設する面側を支持する
ための突片を有するとともに、前記太陽電池パネルの端
部全周に亙って設け得る形状で、かつ太陽電池パネルの
受光面側を開放状態とするフレームの前記突片上に、ポ
リヒドロキシ化合物と過剰量のポリイソシアネート化合
物とを反応させて得られるウレタンプレポリマーを主成
分とする反応性ホットメルト型接着剤を塗布する。この
接着剤は、スポット的に設けてもよいし、全面に亙って
設けてもよい。なお、反応性ホットメルト型接着剤を塗
布するに当たり、予めプライマーを塗布するのが望まし
い。そして次に太陽電池パネル接着工程として、フレー
ムの突片上に太陽電池パネルを載置し、前記接着剤塗布
工程において塗布された接着剤によって、太陽電池パネ
ルをフレームに接着することで太陽電池モジュールが完
成する。この太陽電池パネルとフレームとの接着に、ポ
リヒドロキシ化合物と過剰量のポリイソシアネート化合
物とを反応させて得られるプレポリマーを主成分とする
反応性ホットメルト型接着剤を用いると、空気中の湿気
によって速やかに硬化させることができる。なおこの段
階では、接着剤は完全硬化には至っていないものの、得
られた太陽電池モジュールを移動、堆積、梱包してもフ
レームがずれない程度の充分な強度を有している。接着
剤の硬化は空気中の水分によって進行し、数日程度で充
分な接着強度およびゴム弾性を有するようになる。
【0028】
【実施例】以下、本発明を具体的実施例に基づき詳細に
説明する。図1には、本発明の太陽電池モジュールの構
造説明図を示し、(イ)が平面図、(ロ)が(イ)にお
けるA−A断面図である。図例のものは、透光板1の受
光面と背設する面側に太陽電池素子3を配置した太陽電
池パネル5と、この太陽電池パネル5の端部全周に亙っ
て設けられ、太陽電池パネル5の受光面と背設する面側
を支持するための突片7を有するとともに、太陽電池パ
ネル5の受光面側を開放状態としたフレーム9とよりな
る太陽電池モジュール11の構造例である。本例におけ
るフレーム9は一体的に形成された構造体であり、アル
ミダイキャストやエンジニアリングプラスチック等の射
出成形等によって作製される。そして、本発明における
太陽電池パネル5は、受光面側を開放状態としたフレー
ム9の突片7上に載置した構造であり、太陽電池パネル
5とフレーム9間は、従来のブチルゴムやブチルゴムと
シリコーン系シール材を併用したものに代わって、充分
な接着強度が得られる反応性ホットメルト型接着剤13
で接着固定されることになる。この反応性ホットメルト
型接着剤13としては、上述のようにポリヒドロキシ化
合物と過剰量のポリイソシアネート化合物とを反応させ
て得られるウレタンプレポリマーを主成分とする反応性
ホットメルト型接着剤が好適であるが、その詳細につい
ては後述する。さらに防水機能向上の為には、必要に応
じて受光面側における反応性ホットメルト型接着剤13
の露出部を、図例のように乾式のモール15でカバーす
ることも効果的である。そして接着部分にモール15を
用いない構造としては、本図例以外にも図2に示すもの
が例示できる。このモール15は、反応性ホットメルト
型接着剤13が固化する前に添設し、接着剤13の固化
および硬化とともに太陽電池パネル5、フレーム9、モ
ール15の3者間が接着固定されることになる。そして
図1、図2いずれも、取り付け穴16を介して、アレイ
設置用架台に対して固定される。本図例における太陽電
池パネル5は、透光板1として白板ガラスを用い、この
受光面と背設する面側に複数枚の結晶系太陽電池素子3
を、EVAの充填剤17で封入するとともに、PVFに
よってアルミニウム箔をサンドイッチしたバックシート
19によって裏面をカバーした構造となっている。そし
てそれぞれ図示しないが、各太陽電池素子3間は充填剤
17中で結線接続し、バックシート19上に設けた端子
ボックス内の出力端子と接続することで、外部に発電出
力が取り出せるようになっている。尚ここでは太陽電池
素子3として、結晶系太陽電池を用いた例であるが、こ
の他にも、透光板1の受光面と背設する面上に非晶質シ
リコン等の薄膜半導体による太陽電池素子3を直接設
け、素子上にエポキシ樹脂等の保護層を塗布コートした
タイプのものも使用可能である。このように、本発明に
おいては太陽電池パネル5構造は特に限定されるもので
はない。
【0029】次に上記太陽電池モジュール11に用いる
反応性ホットメルト型接着剤13の実施例として、以下
の条件で調整した。 〔反応性ホットメルト型接着剤例1〕 (1)ウレタンプレポリマーの合成 分子量12500のポリオキシプロピレンエチレントリ
オール〔旭硝子(株)製、X−8805、3官能、EO
分12%、OH価13.8〕2000gを窒素置換され
た反応槽に投入し、真空下(10mmHg以下)で減圧
乾燥する。水分が0.05%以下になったことを確認
後、これに4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネー
ト(MDI)158gを加え(NCO/OH=2.6
1)、温度を80±5℃に調整して1時間反応させる。
その後、ジブチルチンジラウリレート(DBTDL)の
1%キシレン溶液1gを加え、同温度で2時間反応させ
て、遊離NCO量1.48%、粘度24000cps/
80℃、380000cps/20℃のウレタンプレポ
リマーを得る。 (2)反応性ホットメルト型接着剤の調製 上記(1)のウレタンプレポリマー400gを窒素置換
された攪拌釜に投入し、温度を80±10℃に設定す
る。次いで、90℃、3時間で溶融した熱可塑性重合体
〔(株)東洋化学研究所製、熱可塑性樹脂トーヨーエー
スU−B〕100gを加え、同温度で20〜30分間攪
拌溶解させた後、ジシクロヘキシルフタレート50gを
投入し、次いでそれぞれ予備乾燥したカーボンブラック
350gおよび炭酸カルシウム100gを添加し、10
mmHgで30分間真空攪拌した後、粘度調整用のキシ
レン50gと硬化触媒(DBTDLの1%キシレン溶液
0.3g)を加え、30分間真空脱泡攪拌した後、密封
したアルミカートリッジに取出す。なお、この(2)で
調製した反応性ホットメルト型接着剤を「実施例1」と
した。
【0030】〔反応性ホットメルト型接着剤例2〕 (1)ウレタンプレポリマーの合成 分子量20000の熱可塑性飽和ポリエステルポリオー
ル(テレフタル酸系、ガラス転移点3℃)100部(重
量部、以下同様)を加熱ニーダーにて160℃に加熱
し、これに分子量2000の液状ポリエステルポリオー
ル(旭電化工業(株)製、ニューエースF7−67)3
0部、次いでアジピン酸エステル系可塑剤50部を配合
し、140℃にて1時間の加熱脱泡攪拌を行う。そして
20℃に冷却し、これに4,4′−ジフェニルメタンジ
イソシアネート(MDI)10部を添加し、脱泡攪拌下
120℃で反応させる。イソシアネート基含有率が一定
値(約1.1%)になるまで反応を行い、ウレタンプレ
ポリマー溶液を得る。 (2)反応性ホットメルト型接着剤の調製 上記ウレタンプレポリマー溶液599部に、充填剤とし
て200℃で予熱乾燥したカーボンブラック400部を
混合し、30分の加熱攪拌、次いで30分の加熱脱泡攪
拌を行う。そして添加剤として、5%ジオクチルフタレ
ート溶液1部を加え、加熱脱泡攪拌を行って反応性ホッ
トメルト型接着剤を得る。なお、この(2)で調製した
反応性ホットメルト型接着剤を「実施例2」とした。
【0031】〔反応性ホットメルト型接着剤例3〕 (1)ウレタンプレポリマーの合成 1,4−ブタジオール100部を80±10℃で2時間
脱泡攪拌し、これに4,4′−ジフェニルメタンジイソ
シアネート(MDI)389部を加え(NCO/OH=
1.4)、80±5℃で4時間反応させて、活性NCO
基含有率7.6%のジイソシアネートオリゴマーを得
る。次に分子量5000のポリエーテルトリオール(三
井等圧化学(株)製、PPG MN−5000)100
部を80±10℃で2時間脱泡攪拌し、これに上記活性
NCO基含有率7.6%のジイソシアネートオリゴマー
72.9部を加え(NCO/OH=2.2)、80±5
℃で3時間反応させて活性NCO基の含有率が1.7%
のウレタンプレポリマー溶液を得る。 (2)反応性ホットメルト型接着剤の調製 上記ウレタンプレポリマー溶液43部に、充填剤として
200℃で予熱乾燥したカーボンブラック42部、およ
び可塑剤としてブチルベンジルフタレート10部を混合
し、80℃で1時間脱泡攪拌した後、これに硬化促進触
媒としてジブチルチンジラウレート(DBTDL)の1
0%ジオクチルフタレート溶液0.5部を加えて反応性
ホットメルト型接着剤を得る。なお、この(2)で調製
した反応性ホットメルト型接着剤を「実施例3」とし
た。
【0032】〔比較例1〕上記本発明に用いる反応性ホ
ットメルト型接着剤の比較例として、次の組成のブチル
ゴム系ホットメルト型接着剤を調製して比較例1とし
た。エクソン製ブチルゴム065を20重量%、三菱油
化製APP・B−3000を20重量%、日本石油製ポ
リブテンHV−300を24重量%、荒川化学製タッキ
ファイヤーアルコンP−115を32重量%、三菱石油
化学製PPワックスHWNP055を4重量%の組成と
した。 〔比較例2〕市販の1成分形シリコーン系シール材(サ
ンスター技研(株)製ペンギンシール#2505)を比
較例2とした。
【0033】〔接着試験〕実施例1〜3、および2つの
比較例の各接着剤の接着試験を行った。その結果を表1
に示す。なお各試験項目、条件および方法は表2に示
し、比較例1以外で用いたプライマーの種類については
表1の欄外に注記した。
【0034】
【表1】
【表2】
【0035】表に示すように、本発明に用いた反応性ホ
ットメルト型接着剤はホットメルト型である為、通常の
接着剤(シール材)に比べて初期接着強度が高く、完全
硬化後における強度並びに耐熱クリープ性においても、
表に示すようにブチルゴム系ホットメルト型に比べて優
れた物性が得られた。
【0036】続いて、本発明の太陽電池モジュール11
の製造方法について、図面を参照しつつ詳細に説明す
る。図3は、本発明の太陽電池モジュール11の組み立
て工程例を模式的に表している。図例のものは、太陽電
池モジュール組み立てラインとして、フレーム用ライン
21と太陽電池パネル用ライン23に2分したものであ
り、以下結晶系の太陽電池モジュールの製造例を用いて
説明する。まずパネル用パレット25より太陽電池パネ
ル5を取り出し、太陽電池パネル用ライン23上のパ
ネル投入ステーションに供給する。この太陽電池パネル
5は前述したように、透光板1として白板ガラスを用
い、この受光面と背設する面側に複数枚の結晶系太陽電
池素子3をEVAの充填剤17で封入するとともに、P
VFによってアルミニウム箔をサンドイッチしたバック
シート19によって裏面をカバーしたものである。次い
でプライマー塗布ステーションにおいて、フレーム9
との接着面にプライマー31を塗布する。このプライマ
ー31は、上記反応性ホットメルト型接着剤13の接着
促進剤として用いるものであり、サンスター技研製プラ
イマー#435−40等が例示できる。続いてオープ
ンステーションにてプライマー31の乾燥時間として約
1分間放置した後、搬出ステーションからフレーム用
ライン側に搬出される。
【0037】一方フレーム用ライン21側では、(1)
フレーム投入ステーションに、組み立て済のフレーム9
を投入する。このフレーム9は、図1、図2で示した構
造、すなわち太陽電池素子3を配置した太陽電池パネル
5の受光面と背設する面側を支持するための突片7を有
するとともに、前記太陽電池パネル5の端部全周に亙っ
て設け得る形状で、かつ太陽電池パネル5の受光面側を
開放状態とした構造を有し、フレーム投入ステーション
に先立ってフレーム作製工程において作製しておくこと
もできる。そしてフレーム9は、鋳造や射出成形によっ
て一体構造としたものでもよいし、4本の枠体を組み立
てたものでもよい。次に(2)反応性ホットメルト型接
着剤塗布ステーション(表中には(2)接着剤塗布ステ
ーションと表記)にて上記ポリヒドロキシ化合物と過剰
量のポリイソシアネート化合物とを反応させて得られる
ウレタンプレポリマーを主成分とする反応性ホットメル
ト型接着剤13を、70℃に加熱溶融してフレーム9の
接着面上、すなわち主に突片7上に塗布する(接着剤塗
布工程)。この際、上記同様必要に応じて接着剤塗布前
のフレーム9の主として突片7上に、プライマーを塗布
する工程を入れることもできる。続いて、前記太陽電池
パネル用ライン23の搬出ステーションから、プライ
マー塗布済の太陽電池パネル5を搬送し、(3)パネル
貼り合わせステーションにて反応性ホットメルト型接着
剤13を塗布したフレーム9の突片7上に太陽電池パネ
ル5を載置する(太陽電池パネル接着工程)。最後に必
要に応じて(4)モール取り付けステーションにおい
て、図1で示したように、受光面側における反応性ホッ
トメルト型接着剤13部分にモール15を取り付け、太
陽電池モジュール11が完成する。このモール15の取
り付けは、反応性ホットメルト型接着剤13が冷却固化
する前に行えばよい。そしてこの状態では、反応性ホッ
トメルト型接着剤13は完全に硬化しておらず、表1で
示したように完全な接着強度は得られないが、ホットメ
ルト型接着剤であるので、フレーム9の突片7上に太陽
電池パネル5を載置した(必要に応じてモール15を取
り付けた)段階で、冷却固化により充分な初期接着強度
が発現しており、後の検査工程等におけるハンドリング
上、特に支障は無い。
【0038】そして、フレーム用ライン21と太陽電池
用ライン23間における太陽電池パネル5、フレーム9
の搬送やプライマー31、反応性ホットメルト型接着剤
13の塗布作業は、適当な搬送・組み立てロボット2
7、29によって行うとよい。これらロボットは、一般
的な6軸多関節型ロボット等が使用できる。
【0039】
【発明の効果】以上にような本発明においては、上記作
用の項で説明したところにより、以下の優れた効果が得
られる。先ず、太陽電池パネルの端部全周に亙って設け
られ、太陽電池パネルの受光面と背設する面側を支持す
るための突片を有するとともに、太陽電池パネルの受光
面側を開放状態とするフレームは、突片があたかもフレ
ーム内側に張り出した棚部の如き構造となるので、フレ
ームを太陽電池パネルの外周形状に構成した後でも、突
片上に太陽電池パネルを載置して接着することが可能と
なり、予めフレームを一体的に成形しておくことができ
ることから、従来のようにフレーム組み立て時の寸法誤
差や、太陽電池モジュール組み立て後におけるフレーム
のズレが発生することが無い。従って、寸法精度の高い
太陽電池モジュールが実現できる。
【0040】ここで太陽電池パネルは、透光板の受光面
と背設する面側に太陽電池素子を配置した従来と同等の
ものが使用できるので、汎用性も極めて高い。
【0041】そして、太陽電池パネルとフレームとの接
着に用いる、ポリヒドロキシ化合物と過剰量のポリイソ
シアネート化合物とを反応させて得られるウレタンプレ
ポリマーを主成分とする反応性ホットメルト型接着剤
は、加温下で塗布した後に冷却によって急激に増粘・固
化し、充分な初期接着強度を発現する。従って、太陽電
池モジュールの作製直後に移動、堆積、梱包等の軽度の
振動を与えてもフレームやフレームと太陽電池パネル間
のズレがなく、また他の物が接触しても接着剤が付着す
ることもない。また、大気中の湿気との反応硬化によっ
て完全硬化状態になると、ゴム弾性を有する高強度体に
なるので、保管、輸送時において高温下に晒されたとし
ても軟化することがないので、フレームがずれてしまう
ことがなく、耐熱性ないし耐久性が優れる太陽電池モジ
ュールを得ることができる。
【0042】太陽電池モジュールの製造方法としては、
先ず接着剤塗布工程として、太陽電池素子を配置した太
陽電池パネルの受光面と背設する面側を支持するための
突片を有するとともに、前記太陽電池パネルの端面全周
に亙って設け得る形状で、かつ太陽電池パネルの受光面
側を開放状態とするフレームの前記突片上に、ポリヒド
ロキシ化合物と過剰量のポリイソシアネート化合物とを
反応させて得られるウレタンプレポリマーを主成分とす
る反応性ホットメルト型接着剤を塗布し、さらに太陽電
池パネル接着工程として、フレームの突片上に太陽電池
パネルを載置し、前記接着剤塗布工程において塗布され
た接着剤によって、太陽電池パネルをフレームに接着す
る方法であるので、フレームを予め作製しておくことが
できるので、太陽電池モジュールの製造工程が簡単にな
る。またこのフレームは、太陽電池パネルの各辺それぞ
れに対応する個別の枠体を組み立てたり、ダイキャスト
や射出成形、切削等によって一体的に製造したりするこ
とができるので、フレームの組み立てコストを大きく低
減することができる。さらに、接着剤塗布工程に先立っ
てフレーム作製工程を設け、太陽電池素子を配置した太
陽電池パネルの受光面と背設する面側を支持するための
突片を有するとともに、前記太陽電池パネルの端部全周
に亙って設け得る形状で、かつ太陽電池パネルの受光面
側を開放状態とするフレームを、太陽電池モジュール製
造ラインの一部として作製することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の太陽電池モジュールの構造を表す説明
図で、(イ)は平面図、(ロ)は(イ)におけるA−A
断面図
【図2】本発明の太陽電池モジュールにおける太陽電池
パネルとフレームとの接着部分の構造例を表す説明図
【図3】本発明の太陽電池モジュールの組み立て工程例
を表す説明図
【図4】従来の太陽電池モジュールの構造を表す説明図
で、(イ)は平面図、(ロ)は(イ)におけるA−A断
面図
【符号の説明】
1 透光板 3 太陽電池素子 5 太陽電池パネル 7 突片 9 フレーム 11 太陽電池モジュール 13 反応性ホットメルト型接着剤 15 モール 17 充填剤 19 バックシート 21 フレーム用ライン 23 太陽電池パネル用ライン 25 パネル用パレット 27、29 搬送・組み立てロボット 31 プライマー 50 透光板 52 充填剤 53 太陽電池素 54 バックシート 56 太陽電池パネル 58 枠体 59 フレーム 60 太陽電池モジュール 62 シール材 64 取り付け穴

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透光板の受光面と背設する面側に太陽電池
    素子を配置した太陽電池パネルと、 前記太陽電池パネルの端部全周に亙って設けられ、太陽
    電池パネルの受光面と背設する面側を支持するための突
    片を有するとともに、太陽電池パネルの受光面側を開放
    状態とするフレームと、よりなり、 ポリヒドロキシ化合物と過剰量のポリイソシアネート化
    合物とを反応させて得られるウレタンプレポリマーを主
    成分とする反応性ホットメルト型接着剤によって、太陽
    電池パネルを、前記突片上において前記フレームに接着
    したことを特徴とする太陽電池モジュール。
  2. 【請求項2】前記反応性ホットメルト型接着剤が、ポリ
    ヒドロキシ化合物と過剰量のポリイソシアネート化合物
    とを反応させて得られるウレタンプレポリマーと、熱可
    塑性重合体とを含有する請求項1記載の太陽電池モジュ
    ール。
  3. 【請求項3】太陽電池素子を配置した太陽電池パネルの
    受光面と背設する面側を支持するための突片を有すると
    ともに、前記太陽電池パネルの端部全周に亙って設け得
    る形状で、かつ太陽電池パネルの受光面側を開放状態と
    するフレームの前記突片上に、ポリヒドロキシ化合物と
    過剰量のポリイソシアネート化合物とを反応させて得ら
    れるウレタンプレポリマーを主成分とする反応性ホット
    メルト型接着剤を塗布する接着剤塗布工程と、 フレームの突片上に太陽電池パネルを載置し、前記接着
    剤塗布工程において塗布された接着剤によって、太陽電
    池パネルをフレームに接着する太陽電池パネル接着工程
    と、を用いる太陽電池モジュールの製造方法。
JP6155623A 1994-07-07 1994-07-07 太陽電池モジュールとその製造方法 Pending JPH0823116A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6155623A JPH0823116A (ja) 1994-07-07 1994-07-07 太陽電池モジュールとその製造方法
US08/499,397 US5578142A (en) 1994-07-07 1995-07-07 Solar-cell module and process for producing the same
EP95110670A EP0698928A3 (en) 1994-07-07 1995-07-07 Solar-cell module and process for producing the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6155623A JPH0823116A (ja) 1994-07-07 1994-07-07 太陽電池モジュールとその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0823116A true JPH0823116A (ja) 1996-01-23

Family

ID=15610055

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6155623A Pending JPH0823116A (ja) 1994-07-07 1994-07-07 太陽電池モジュールとその製造方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5578142A (ja)
EP (1) EP0698928A3 (ja)
JP (1) JPH0823116A (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001223381A (ja) * 2000-02-10 2001-08-17 Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd 太陽電池モジュールの自動組立て装置
JP2005294455A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Msk Corp 太陽電池モジュール
WO2009087902A1 (ja) * 2008-01-08 2009-07-16 Sharp Kabushiki Kaisha 太陽電池モジュール
WO2009093355A1 (ja) * 2008-01-21 2009-07-30 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. 太陽電池パネル及び太陽電池パネルの製造方法
JP2010515272A (ja) * 2006-12-27 2010-05-06 ダウ・コーニング・コーポレイション ガラス取り付けによる太陽電池モジュールのフレームへの構造的取り付け
JP2010138310A (ja) * 2008-12-12 2010-06-24 Dic Corp 2液型紫外線吸収着色塗料組成物
JP2010171419A (ja) * 2008-12-27 2010-08-05 Arakawa Chem Ind Co Ltd 太陽電池用封止材シート
JP2010177307A (ja) * 2009-01-28 2010-08-12 Sharp Corp 太陽電池モジュール、太陽電池パネル用枠、及びそれらの製造方法
JP2011068839A (ja) * 2009-09-28 2011-04-07 Dainippon Printing Co Ltd 太陽電池モジュール用裏面保護シート、及び太陽電池モジュール
JP2011071447A (ja) * 2009-09-28 2011-04-07 Dainippon Printing Co Ltd 太陽電池モジュール用裏面保護シート、及び太陽電池モジュール
KR101066850B1 (ko) * 2009-09-25 2011-09-26 한국철강 주식회사 광기전력 모듈 및 그 제조방법
JP2013522416A (ja) * 2010-03-16 2013-06-13 ヘンケル コーポレイション シラン湿気硬化性ホットメルト
US10541645B2 (en) 2015-01-29 2020-01-21 Kyocera Corporation Solar cell module

Families Citing this family (53)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1995008194A1 (de) * 1993-09-16 1995-03-23 Blue Planet Ag Solar-dachziegel/dachstein
DE19514908C1 (de) * 1995-04-22 1996-04-18 Ver Glaswerke Gmbh Verfahren zur Herstellung eines Solarmoduls
JPH0955530A (ja) * 1995-08-14 1997-02-25 Sunstar Eng Inc 太陽電池モジュールおよびその製造法
US6107690A (en) 1995-09-26 2000-08-22 Micron Technology, Inc. Coated semiconductor die/leadframe assembly and method for coating the assembly
US5733382A (en) * 1995-12-18 1998-03-31 Hanoka; Jack I. Solar cell modules and method of making same
US5762720A (en) * 1996-06-27 1998-06-09 Evergreen Solar, Inc. Solar cell modules with integral mounting structure and methods for forming same
DE19632493C2 (de) * 1996-08-12 2000-05-18 Siemens Solar Gmbh Rahmenloses Solarmodul
US6278053B1 (en) 1997-03-25 2001-08-21 Evergreen Solar, Inc. Decals and methods for providing an antireflective coating and metallization on a solar cell
DE19733913B4 (de) * 1997-08-05 2004-07-15 Siemens Solar Gmbh Klimastabiles Dünnschicht-Bauelement
US6320116B1 (en) * 1997-09-26 2001-11-20 Evergreen Solar, Inc. Methods for improving polymeric materials for use in solar cell applications
US6111189A (en) * 1998-07-28 2000-08-29 Bp Solarex Photovoltaic module framing system with integral electrical raceways
AU2233900A (en) * 1999-03-23 2000-09-28 Kaneka Corporation Photovoltaic module
US6166322A (en) * 1999-04-16 2000-12-26 Industrial Technology Research Institute Encapulation process for mono-and polycrystalline silicon solar cell modules
AU6337700A (en) * 1999-06-24 2001-01-09 University Of Chicago, The Method for the decontamination of metallic surfaces
ES2544317T3 (es) 2003-09-09 2015-08-28 Insight Equity A.P.X., Lp Laminado de poliuretano fotocrómico
EP1548846A3 (en) * 2003-11-28 2007-09-19 Sharp Kabushiki Kaisha Solar cell module edge face sealing member and solar cell module employing same
US7759158B2 (en) * 2005-03-22 2010-07-20 Applied Materials, Inc. Scalable photovoltaic cell and solar panel manufacturing with improved wiring
CN101203718B (zh) * 2005-06-24 2011-05-11 Vkr控股公司 太阳能集热器
JP2007067001A (ja) * 2005-08-29 2007-03-15 Sharp Corp 薄膜太陽電池モジュール及びその製造方法
DE202006021016U1 (de) 2005-10-21 2011-12-28 Ubbink B.V. Solarstromsystem mit einer Mehrzahl von Photovoltaikmodulen
DE102006002465A1 (de) * 2006-01-18 2007-07-26 Solartec Ag Konzentrator-Photovoltaik-Vorrichtung mit Positionierungshilfe
EP2030248A2 (en) * 2006-06-21 2009-03-04 Evergreen Solar, Inc. Frameless photovoltaic module
US7814899B1 (en) * 2006-07-04 2010-10-19 Jonathan Port Solar panel mounting systems
US20080289681A1 (en) * 2007-02-27 2008-11-27 Adriani Paul M Structures for low cost, reliable solar modules
KR20100024989A (ko) * 2007-06-19 2010-03-08 비피 코포레이션 노쓰 아메리카 인코포레이티드 태양열 패널을 장착시키기 위한 프레임을 구비하는 태양열 모듈
KR20100138990A (ko) * 2008-03-26 2010-12-31 아이카고교 가부시키가이샤 핫멜트 조성물, 시일재, 및 태양전지
DE102008027026A1 (de) * 2008-06-06 2009-12-10 Paritec Gmbh Verfahren zur Verbindung zweier Komponenten
US20090320908A1 (en) * 2008-06-27 2009-12-31 Sunpower Corp. Photovoltaic module with drainage frame
US8234824B2 (en) 2008-06-27 2012-08-07 Sunpower Corporation Photovoltaic module with removable wind deflector
US8061091B2 (en) 2008-06-27 2011-11-22 Sunpower Corporation Photovoltaic module kit including connector assembly for non-penetrating array installation
US8220210B2 (en) 2008-06-27 2012-07-17 Sunpower Corporation Photovoltaic module and module arrays
EP2464516B1 (en) 2009-08-13 2014-07-02 Dow Global Technologies LLC A multi-layer laminate structure and manufacturing method
DE102009047906A1 (de) * 2009-10-01 2011-04-07 Bayer Materialscience Ag Herstellung von Solarmodulen
US20110108093A1 (en) * 2009-11-12 2011-05-12 General Electric Company Frame assembly for a photovoltaic panel
JP2011171709A (ja) * 2010-01-12 2011-09-01 Rohm & Haas Co 光起電モジュールの製造方法
DE202010003295U1 (de) * 2010-03-05 2010-06-24 H.B. Fuller Co., Saint Paul Solarpaneel
US9123847B2 (en) 2010-12-17 2015-09-01 Dow Global Technologies Llc Photovoltaic device
WO2012105331A1 (ja) * 2011-01-31 2012-08-09 三洋電機株式会社 太陽電池モジュール及びその製造方法
US20130000689A1 (en) * 2011-07-01 2013-01-03 Miasolé Photovoltaic module support assembly with standoff clamps
WO2013016130A2 (en) * 2011-07-22 2013-01-31 H.B. Fuller Company A reactive hot-melt adhesive for use on electronics
TWM430703U (en) * 2011-11-18 2012-06-01 Hulk Energy Technology Co Ltd Solar cell module
US9081130B1 (en) 2013-01-09 2015-07-14 Insight Equity A.P.X., Lp Photochromic polyurethane laminate
KR102131811B1 (ko) * 2013-03-13 2020-07-08 엘지전자 주식회사 태양 전지 모듈 및 이를 포함하는 태양광 발전 장치
US9440419B2 (en) 2013-03-15 2016-09-13 Vision Ease, Lp Photochromic polyurethane laminate
CN103208543B (zh) * 2013-03-22 2015-08-05 友达光电股份有限公司 太阳能模块
KR20140132885A (ko) * 2013-05-08 2014-11-19 엘지전자 주식회사 태양 전지 모듈 및 이에 사용되는 에지 테이프
TWI609786B (zh) * 2013-08-12 2018-01-01 緯創資通股份有限公司 機殼製造方法、複合板材及機殼
JP5787112B2 (ja) * 2013-11-08 2015-09-30 トヨタ自動車株式会社 車両の太陽電池搭載構造
WO2016043137A1 (ja) * 2014-09-19 2016-03-24 ソーラーフロンティア株式会社 太陽電池モジュール
JP6480174B2 (ja) * 2014-12-17 2019-03-06 ヘンケルジャパン株式会社 積層シート用接着剤
CN109935529B (zh) * 2017-12-18 2021-03-12 阿特斯阳光电力集团股份有限公司 一种太阳能电池poe封装胶膜稳定性的测试方法
WO2019222949A1 (en) * 2018-05-24 2019-11-28 Covestro Deutschland Ag Solar module with reduced PID effect
WO2023275629A1 (en) * 2021-06-29 2023-01-05 Arka Energy Inc. System for mounting tiles over a surface

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BE876681A (fr) * 1978-06-14 1979-11-30 Bfg Glassgroup Procede de fabrication d'un panneau comprenant au moins une cellule photovoltaique et panneau comprenant au moins une telle cellule
US4231807A (en) * 1979-05-11 1980-11-04 Motorola, Inc. Enclosure for a solar cell array
JPS5854679A (ja) * 1981-09-28 1983-03-31 Hitachi Ltd 太陽電池装置
JPS58180070A (ja) * 1982-04-16 1983-10-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 太陽電池モジユ−ル
JPS5972778A (ja) * 1982-10-19 1984-04-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 太陽電池モジユ−ル
JPS59125671A (ja) * 1983-01-07 1984-07-20 Fuji Electric Corp Res & Dev Ltd 太陽電池モジユ−ル
JPS607761A (ja) * 1983-06-27 1985-01-16 Japan Solar Energ Kk 高耐圧太陽電池モジユ−ル
US4636577A (en) * 1983-08-29 1987-01-13 Thomas & Betts Corporation Solar panel module and support therefor
JPS6444071A (en) * 1987-08-12 1989-02-16 Fuji Electric Co Ltd Solar battery module
US4830038A (en) * 1988-01-20 1989-05-16 Atlantic Richfield Company Photovoltaic module
JPH0221670A (ja) * 1988-07-08 1990-01-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 太陽電池モジュール
JPH01152675A (ja) * 1988-10-19 1989-06-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 太陽電池モジュール架台
DE3916124A1 (de) * 1989-05-18 1990-11-22 Telefunken Systemtechnik Solarzellen-modul
JPH03265177A (ja) * 1990-03-15 1991-11-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 太陽電池モジュール
JPH0471276A (ja) * 1990-07-12 1992-03-05 Canon Inc 少劣化太陽電池モジュール
CA2047160C (en) * 1990-07-25 2002-06-25 Masahiro Ito Reactive hot-melt elastic sealant composition
JP2997102B2 (ja) * 1990-07-25 2000-01-11 サンスター技研株式会社 反応性ホットメルト弾性シーリング材組成物
JPH04130457U (ja) 1991-05-22 1992-11-30 セントラル硝子株式会社 太陽電池モジユール
JP3163807B2 (ja) * 1992-11-12 2001-05-08 鐘淵化学工業株式会社 太陽電池モジュールの製造方法
JPH07202242A (ja) * 1993-11-26 1995-08-04 Sanyo Electric Co Ltd 太陽電池モジュール及び太陽電池装置
US5476553A (en) * 1994-02-18 1995-12-19 Ase Americas, Inc. Solar cell modules and method of making same

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4567834B2 (ja) * 2000-02-10 2010-10-20 株式会社カネカ 太陽電池モジュールの自動組立て装置
JP2001223381A (ja) * 2000-02-10 2001-08-17 Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd 太陽電池モジュールの自動組立て装置
JP2005294455A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Msk Corp 太陽電池モジュール
JP2010515272A (ja) * 2006-12-27 2010-05-06 ダウ・コーニング・コーポレイション ガラス取り付けによる太陽電池モジュールのフレームへの構造的取り付け
WO2009087902A1 (ja) * 2008-01-08 2009-07-16 Sharp Kabushiki Kaisha 太陽電池モジュール
WO2009093355A1 (ja) * 2008-01-21 2009-07-30 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. 太陽電池パネル及び太陽電池パネルの製造方法
JP2010138310A (ja) * 2008-12-12 2010-06-24 Dic Corp 2液型紫外線吸収着色塗料組成物
JP2010171419A (ja) * 2008-12-27 2010-08-05 Arakawa Chem Ind Co Ltd 太陽電池用封止材シート
JP2010177307A (ja) * 2009-01-28 2010-08-12 Sharp Corp 太陽電池モジュール、太陽電池パネル用枠、及びそれらの製造方法
KR101066850B1 (ko) * 2009-09-25 2011-09-26 한국철강 주식회사 광기전력 모듈 및 그 제조방법
JP2011068839A (ja) * 2009-09-28 2011-04-07 Dainippon Printing Co Ltd 太陽電池モジュール用裏面保護シート、及び太陽電池モジュール
JP2011071447A (ja) * 2009-09-28 2011-04-07 Dainippon Printing Co Ltd 太陽電池モジュール用裏面保護シート、及び太陽電池モジュール
JP2013522416A (ja) * 2010-03-16 2013-06-13 ヘンケル コーポレイション シラン湿気硬化性ホットメルト
US10541645B2 (en) 2015-01-29 2020-01-21 Kyocera Corporation Solar cell module

Also Published As

Publication number Publication date
EP0698928A3 (en) 1998-05-27
US5578142A (en) 1996-11-26
EP0698928A2 (en) 1996-02-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0823116A (ja) 太陽電池モジュールとその製造方法
US6172295B1 (en) Solar battery module and method for assembling the same
US5631318A (en) Reactive hot-melt elastic sealant composition
JPS5978228A (ja) 接着剤、被覆材、またはシーラーとして有用な組成物及び物品の基体への接着方法
EP0601793B1 (en) One-component polyurethane type adhesive, and use thereof
EP0827995B1 (en) Hot melt adhesives comprising low free monomer, low oligomer content isocyanate prepolymers
EP0665250B1 (en) One-part moisture-curing urethane adhesive
US5367036A (en) Moisture-curable urethane-based sealing composition
SK9462002A3 (en) Adhesion promoters for monomer-free reactive polyurethanes
KR100918458B1 (ko) 라미네이트용 접착제
JPH10500729A (ja) 迅速硬化ポリウレタン溶融接着剤
JPH02182774A (ja) ホットメルトポリウレタン組成物
JP2004518791A (ja) 高強度、長い開放時間を有する構造用ポリウレタン接着剤及びその使用方法
JPS6045673B2 (ja) ポリウレタンシ−ラント
CN1950415A (zh) 具有高初期强度的聚氨酯组合物
US5206331A (en) Sealant composition comprising moisture curable isocyanurate containing compound
EP0532765A1 (en) Moisture-curable hot-melt adhesive composition
JP3388619B2 (ja) 二成分型ポリウレタン系接着剤の使用方法
JPH07278320A (ja) ガス非透過性素材の貼合方法およびそれに使用される反応型ホットメルト接着剤
JPH0598245A (ja) 反応性ホツトメルト弾性シーリング材組成物
JPH11106732A (ja) 接着剤組成物
JP2997102B2 (ja) 反応性ホットメルト弾性シーリング材組成物
JP2625532B2 (ja) 揺変性ポリウレタン樹脂組成物
JPH07196913A (ja) 湿気硬化性ウレタンシーラント組成物
JPH0726070B2 (ja) プライマ−組成物