JPH0823101B2 - 断熱用布及びその製造方法 - Google Patents

断熱用布及びその製造方法

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JPH0823101B2 JP63087096A JP8709688A JPH0823101B2 JP H0823101 B2 JPH0823101 B2 JP H0823101B2 JP 63087096 A JP63087096 A JP 63087096A JP 8709688 A JP8709688 A JP 8709688A JP H0823101 B2 JPH0823101 B2 JP H0823101B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、本来は冬用の重い下着として使用するため
に工夫及び意図された布に関する。しかしながら、本発
明の布は断熱特性を持つので、その用途は、冬用の下着
衣料に制限されない。本発明の布は、その暖かさが希望
される布であるならば、どんな布でも、例えばセータ
ー、スポーツウエアー、毛布、その他類似物を製造する
さいに使用される。
従来の技術 遠い昔から、一般的に、布は重ければ重い程、それか
ら作られる衣料は暖かいという理由で、冬用の下着の布
が重量によつて売られる習慣があつた。このことの理由
は、織物の繊維が空気を実質のある程度に閉じ込め、閉
じ込められた空気が布に断熱特性を与えることである。
かくして、冬用のセーターのような寒い天候用の衣料を
作るさいに使用される布の断熱あるいは熱的性質の効果
は、布の中に閉じ込められる空気の量によつて決定され
る。従つて、昔は、冬用衣料の布は、布の重さが重いほ
どそれだけ布は暖かいという理論に基づいて計画され
た。
しかしながら、最近になつて、布の計画者は、布の片
面あるいは両面に、布の中に滞留空気の空間を提供する
空気を閉じ込めるセルあるいはポケツトを持つように構
成された新しい布を開発した。そのような布の構造は、
繊維だけによつて閉じ込められた空気の量よりも沢山な
量の空気を閉じ込め、かくして、布の断熱特性を高め
る。そのような空気ポケツトあるいは空気を閉じ込める
セルを沢山持つて構成された編布は、「熱的性質があ
る」布として公知である。
一般に、布を編成するさいに、2本又は3本以上の糸
を布の中に編み込み、その1本が布の一方の面に現われ
て、別の糸が布の他方の面に現われるようにすること
は、古い習慣である。よこ編みにおいて、「添え糸編
み」は、くつ下類製造における普通の習慣であり、この
場合、布は、色あるいは他の性質が違つてもよい2本の
糸で編まれる。添え糸編みされた布は、一方の糸が布の
一方の側に現われて他方の糸が反対の側に現われるよう
に、編まれる。
毛羽立ては、数十年続いた古い習慣であり、毛羽立て
によつて、編布または織布の一方の面または両方の面の
糸の一部分が、繊維状の表面を提供するために機械的に
起毛される。毛羽立ては、普通には、布を、その囲周に
針または釘を持つた回転シリンダの上を通過させること
で実施され、針または釘が、布を引き裂くことなく、あ
るいは布を別の方法で損傷することなしに、糸の表面の
繊維をわずかだけ立ち上がらせる。モルガンのアメリカ
特許2,839,909は編成された熱的性質がある布を開示す
る。
発明が解決しようとする問題点及び問題点を解決するた
めの手段 本発明の断熱用布は、空気を閉じ込めるセルを持つて
熱的性質がある形式の編成された基布を特徴とする。こ
の編成基布は、好ましくは、選定された糸供給装置にお
いて個別的に編機のニードルに供給されるアクリルの嵩
高糸とポリエステル及び綿の混紡糸とによつて編まれ
る。編成基布の内面はアクリルの嵩高糸によつて形成さ
れて、編成基布の外面はポリエステル及び綿の混紡糸に
よつて形成される。ポリエステル及び綿の混紡糸は、ア
クリルの嵩高糸を編成基布の中に係止して安定化させる
ための外側の編成された骨組を提供する。アクリルの嵩
高糸によつて形成された内側の布面は、柔らかい組織
と、熱的性質がある下着の場合には、編成基布をはだに
接触させて身体にまとつたときの暖かく気持ちがよい感
じあるいは手ざわりとを提供する。
本発明の第1の目的は、今までに作られて売られたど
んな編布よりも暖かく、重さが軽く、着たときに気持が
よく、収縮に対して抵抗力を持つ、例えば下着のよう
な、冬に着用する衣類の製造のさいに使用されることが
できて、数回の機械による洗たくの結果として、厚さと
暖かさとを少なくとも25パーセント増大させる能力を特
徴とする新しい改良された断熱用編布を、提供すること
である。
本発明の別の目的は、アクリルの嵩高糸が布の選定さ
れたコースを編むようにし、この嵩高糸が、布の一方の
表面に配置されて、ポリエステル及び綿の混紡糸からな
る編成された骨組によつて、そこに係止されて安定化さ
れるようにした、新しい改良された断熱用編布を提供す
ることである。好ましい配合では、アクリルの嵩高糸
が、布の1つ置きのコースにおいて編まれて、ポリエス
テル及び綿の混紡糸が、この1つ置きのコースの間に介
在するコースにおいて編まれる。
また、本発明の別の目的は、選定されたコースに別々
に配置される中間の重量のアクリルの嵩高糸と中間の重
量のポリエステル及び綿の混紡糸とで編まれて、空気を
閉じ込めるセルを編み入れられた基布を持つ、新しい改
良された軽い重量の断熱用布を提供することである。断
熱用布は、安定性、その比較的に軽い重量にかかわらな
く増大された暖かさ、収縮に対する増大された抵抗性、
高度の快適さ、及び繰り返し洗たくしたときに、かさ、
厚さ及び暖かさを実質的に増大させるための固有の能力
を特徴とする。
本発明のさらに別の目的は、アクリルの嵩高糸が、首
尾よく布の中に編み込まれて、毛羽立てを含むつぎの編
布仕上げ作業の間、及び繰り返される着用と洗たくとの
間、そこに安定させられて保持されることができるよう
にした、新しい改良された断熱用布を編成する方法を提
供することである。
本発明の断熱用布は、空気を閉じ込めるセルを布の一
方の側あるいは両方の側に形成された公知の熱的性質が
ある編布のどんなものにも、合体させられることができ
る。しかしながら、さらに効果的な断熱に対しては、空
気を閉じ込めるセルが両方の側に形成されることが好ま
しい。
実 施 例 丸編の熱的性質がある布10の一部分が略図的に示され
ている第1図に、まず言及すると、そこには、複数の空
気を閉じ込めるセル17の連続してコース方向に延びた列
11,12,13,14,15が示される。セル17は、コース方向に間
隔をあけた側壁19,20と、ウエール方向に間隔をあけた
頂壁21及び底壁22とによつて、境界を限定される。各セ
ルは、間隔をあけた両側壁、頂壁及び底壁の中間に配置
される床28を設けられる。
第1図に描かれた基布10は、向い合つたニードルバン
クを持つたマルチフイードよこ編機によつて製造された
1×1ゴム編みの編布である。好ましくは、ニードル
は、ニードルバンクの各々に独立的に取り付けられて、
空気を閉じ込めるセル17を編布の中に形成する編目、タ
ツクループ及びフロートを合体したゴム編みの編布を造
るために、公知の伝統的な選針装置を使用して、クリヤ
ーレベル、タツクレベル、ウエルトレベル及びキヤスト
オフレベルまで選択的に上昇されまた下降されることが
できる。
第1図に描かれた熱的性質がある布10を生産するのに
適した編機は、アルビROFS16フイード・コールスゲージ
・ボデイサイズ・丸ゴム編機である。このアルビ機械
は、それぞれ1×1配列で交互に配置される多数の独立
ニードルを合体した回転可能なシリンダとダイヤルとを
備える。糸供給装置の各々において、選定された供給割
合で糸をニードルに供給するために、供給ホイールのよ
うな積極的な糸供給装置が使用される。ボデイサイズの
筒状の布を編むためには、12インチ(304.8mm)乃至17
インチ(431.8mm)の範囲にあるニードルシリンダ直径
を持つた10カツト機械が好ましい。この機械は、16フイ
ード・8リピートの編成サイクルを、空気を閉じ込める
セル17を布全体にわたつて千鳥格子に形成するのに必要
な出入り効果を与えるために、4リピートの後に編成模
様をずらしながら、編むように操作されるのが好まし
い。しまつた編布を保証するために、熱的性質がある布
を編成するときには普通のことであるが、糸は、比較的
に強い張力のもとでニードルに供給される。
第2図は、16フイード丸ゴム編機で熱的性質がある布
10を編む好ましい方法を説明する。C及びDで表示され
た縦欄は、それぞれシリンダ及びダイヤルに取り付けら
れた独立ニードルに関連する。1乃至16の数字で表示さ
れた横列は、機械のニードルシリンダの周りに均一な間
隔をあけて配置された糸供給装置をそれぞれ確認する。
T、K及びWの文字は、それぞれ、シリンダ及びダイヤ
ルのニードルが、編成工程でタツクであるか、ニツトで
あるか、ウエルトであるかを指摘する。
編成ダイヤグラムを構成する第2図は、布10を編む方
法は勿論のこと、布10の編目構造を示す。布を説明する
ときに、文字C,D,C等の横列は、交互に、布のシリンダ
ニードルによるウエール及びダイヤルニードルによるウ
エールを示す。数字1,2,3等の左端の縦欄は、布のコー
スを指摘する。文字Kは編まれた編目を指摘し、文字T
はタツクループを指摘する。文字Wは、ニードルがウエ
ルトレベルに維持されているときに、布の中でどこにフ
ロートが形成されるかを指摘する。
第2図は、16の糸供給装置(コース)によつて構成さ
れる基布10の完全な1つの編成サイクルを示す。16の糸
供給装置(コース)は、基布10の中に、2本の連続して
コース方向に延びた空気を閉じ込めるセル17の列11−15
を作り、隣接した列のセルはお互いに関して千鳥格子の
配置にされる。
第2図の編成ダイヤグラムが説明するように、1つの
布サイクルの第1の8コースを編成する間に、全部のダ
イヤルニードルが、1つ置きの糸供給装置1,3,5及び7
において編まれた編目を作る。それらの糸供給装置にお
いては、1つ置きのシリンダニードルが、布の中にフロ
ートを作るためにウエルトレベルに降下され、他方、間
に介在するシリンダニードルは、タツクループを作るた
めにタツクされる。その間に、間に介在する糸供給装置
2,4,6及び8において、シリンダニードルが編まれた編
目を作り、1つ置きのダイヤルニードルがタツクループ
を作つて、間に介在するダイヤニードルが、ヤーンフロ
ートを作るためにタツクされる。
1つの布サイクルの第2の8コースを編成する間に、
糸供給装置9乃至16において、編成の順序は、布10の連
続した列11乃至15の中に千鳥格子になつた空気を閉じ込
めるセル17を創成する出入り効果を作るためにずらされ
る。1つ置きの糸供給装置9,11,13及び15において、全
部のダイヤルニードルは編まれた編目を作り続けるが、
シリンダニードルは、逆の順序で運転される。1つ置き
のシリンダニードルが、タツクループを作るためにタツ
クされ、他方、間に介在するシリンダニードルは、ヤー
ンフロートを作るためにウエルトされる。間に介在する
糸供給装置10,12,14及び16において、シリンダニードル
は編まれた編目を形成し続けるが、ダイヤルニーダは、
ヤーンフロートを作るためにウエルトする1つ置きのダ
イヤルニードと、間に介在してタツクループを作る1つ
置きのダイヤルニードルと一緒に、逆の順序で運転され
る。
第2図に描かれた編成のサイクルは、基布10の編成の
間、連続して繰り返されて、列11乃至15によつて例示さ
れたように、各々その隣接する列のセルに対して千鳥格
子になつて固有のセルを持つた多数のコース方向に延び
る空気を閉じ込めるセル17の列を、両側に合体した布を
提供する。
第1図乃至第4図に描かれた断熱用布の編成のさいに
は、100%アクリルの嵩高糸が、1つ置きの糸供給装置
1,3,5,7,9,11,13及び15において、ニードルに供給さ
れ、他方、ポリエステル及び綿の混紡糸が、間に介在す
る糸供給装置2,4,6,8,10,12,14及び16において、ニード
ルに供給される。その結果として、アクリルの糸が布の
内面に現われて、ポリエステル及び綿の混紡糸が布の外
面に現われる。
作用 その低い吸湿性、速い乾燥能力、暖かい特性、重量比
における高い嵩高性、及び柔らかくて気持がよい弾力性
がある手触りのために、冬用の重い下着の編成に対して
アクリルの嵩高糸を使用することが望ましいことは、古
くから認識されていた。しかしながら、アクリルの嵩高
糸は、満足な布の編成に容易には役に立たない。そのよ
うな糸の嵩高性のために、できた布は安定性がなく、繰
り返し洗たくした結果として、特に幅方向にふくれ易く
なる。まだ機械の上にある編成工程においてさえ、新し
く編成された布はふくれる傾向にある。この理由のため
に、アクリルの嵩高糸は、下着の布の編成に対して満足
なものであることが見出されていなかつた。
本発明は、アクリルの嵩高糸の編成における固有の不
安定性の問題に対する解決法を提供する。そのような糸
をポリエステル及び綿の混紡糸と組み合わせて編成する
ことにより、アクリルの嵩高糸から商業的に受け入れら
れることができる下着の布の編成を可能にする安定性
を、布の中に導入する。編成工程中および続く洗たくの
結果としての布がふくれる問題は解消される。また、仕
上げられた布は、精錬、乾燥、艶出し、裁断及び縫製の
ような編成後の工程の全部において、また続く衣料とし
て着用及び洗たくにおいて、布の安定性を維持するのに
充分な剛性を合体させる。仕上げられた布においては、
布の外側に現われるポリエステル及び綿の混紡糸が、布
の内面を形成するアクリルの嵩高糸を係止して安定化さ
せるための比較的に堅い編成された骨組を提供する。
10ゲージ編機に対して、非常に満足な断熱用布が、つ
ぎの範囲内にある糸を使用して得られる。
アクリル嵩高糸 22/1−28/1(梳毛糸番手) 50/50ポリエステル/綿混紡糸 10/1−18/1 アクリルの嵩高糸とポリエステル及び綿の混紡糸との
組み合わせは、新製の布に対して改良された収縮抵抗性
を与えるのに、特に有利である。アクリルの嵩高糸によ
つて編まれた布が、繰り返し洗たくした結果として、特
に幅方向にふくれだす傾向があるのに反して、ポリエス
テル及び綿の糸によつて編まれた布は、繰り返し洗たく
した結果として、長さ方向には勿論のこと幅方向にも収
縮する傾向がある。本発明の断熱用布においては、アク
リルの嵩高糸の、繰り返し洗たくした結果としてふくれ
るという固有の傾向が、ポリエステル及び綿の混紡糸の
収縮する傾向を中立化してその結果、本発明の断熱用布
は、実質的に幅方向の収縮がなく、長さ方向の収縮に対
しては増大した抵抗力を持つ。かくして、2つの全く異
種の糸から釣り合いがとれた布を編むことが、非常に重
要である。本発明の断熱用布の編成においては、両立す
るサイズのアクリルの嵩高糸とポリエステル及び綿の混
紡糸とを選択することに、注意深い考慮が払われなけれ
ばならない。
布の外側あるいは編まれた骨組を形成する糸が、ポリ
エステル50%と綿50%との混合材料によつて構成される
ことは好ましいことであるが、その比率の幾らかの変更
は受け入れられる。しかしながら、綿100%の糸は満足
なものではないように考えられる。それは、アクリルの
嵩高糸を布の中に係止して安定化させるために必要な編
まれた骨組を提供するだけの安定性を持たない。また、
ポリエステル100%の糸は、その固有の安定性にもかか
わらず満足のものではない。それは充分な吸湿性を持た
ず、またその手触りがざらざらしている。
布は、編成されて編機から取り去られた後に、筒状の
形状のまま、第3図に略図的に描かれている一連の編成
後の仕上げ処理を受ける。第3図によつて説明されるよ
うに、布は、つぎの伝統的な仕上げ処理を受ける。
(1) 精練 (2) パジング (3) 乾燥 (4) 毛羽立て 乾燥に続いて、筒状の布は、そのアクリルの面を布筒
の外側に置くために裏返しにされる。裏返しに続いて、
布のアクリルの表面は、伝統的な毛羽立て機械の中で軽
く2回毛羽立てされる。毛羽立てに続いて、布は、その
毛羽立てされたアクリルの面を布筒の内側に戻すために
再び裏返しにされる。
(5) 艶出し 艶出しに続いて、布は、衣服への裁断及び縫製に対し
て準備される。
本発明の断熱用布の各種の試験は、第1図乃至第4図
に描かれたように、本発明の断熱用布がつぎの新規で驚
くべきまた予想されない結果を得たことを明らかにし
た。
1. 布は、機械洗たくで、大体6回まで洗たくされる
と、暖かさを著しく、すなわち25%あるいはそれ以上ま
で増す。
2. 機械洗たくを繰り返した結果として、布は厚さを実
質的に、すなわち33.33%あるいはそれ以上増し、それ
によつて、その空気を閉じ込める能力を増す。約10回の
洗たくの後に、布の増大した厚さは安定する傾向を見せ
る。
3. 布の毛羽立てされた内面は、洗たくを繰り返した結
果として通常のように圧縮されたりもつれさせられたり
しない。その代わりに、アクリルの内面は、ロフトを増
して布をさらに嵩高にする。
4. 洗たくを繰り返したにもかかわらず、布はそのアク
リルの嵩高糸の含有量が大きいことに関係なく、その安
定性を保持する。
5. 布は、収縮に対して増大した抵抗性を持つ。このこ
とは、数回の機械洗たくの後に布の厚さが大きく増加す
ることを考慮に入れると、特に驚くべきことである。
6. 約7オンス毎平方ヤード(238g/m2)の重量を持つ
た布は、綿100%の糸によつて編成されて、約9オンス
毎平方ヤード(305g/m2)の重量を持つた熱的性質があ
る伝統的な布よりも暖かい。
機械洗たくを繰り返す間に、布の毛羽立てされたアク
リルの表面は、洗たく機械の撹拌によつて連続的に梳か
れ、その結果、その最初のロフトが、もつれて来るとい
うよりはむしろ維持されるだけではなく、布のアクリル
繊維の表面が実際に嵩を増大する。これが、布に、機械
洗たく繰り返した結果として、空気を閉じ込める能力を
増大し、かくしてその保持性を増すことを得させる現象
である。
第4図は、2つの別々の試験の結果を描がいたもの
で、10回の洗たくの結果としての布の厚さの増加を説明
する。テスト番号1の主題であつた布は、10回の洗たく
の後に、厚さを約49%増大した。テスト番号2の主題で
あつた布は、厚さを約40%増大した。主題の布はすべて
毛羽立てされたものであつた。
先に指摘されたように、本発明の断熱用布は、その基
布として、空気を閉じ込めるセルを合体したどんな熱的
性質がある編布でも含むことができる。本発明を具体化
した非常に満足な断熱用布は、その基布として、前述の
アメリカ特許2,839,909に開示されたトリプルタツク2
×2ゴム編みサーマル布を使用して作られることができ
る。第5図は、その布の編成ダイヤグラムを示し、布の
編目構造は勿論のこと、布の編成に使用される方法を説
明する。
第5図において、横に並んだ文字D,D,C,C,D等は、第
5図が編成の方法として見られるとき、編機のダイヤル
及びシリンダの上にそれぞれ2×2で取り付けられた個
々のニードルを表示する。また、それらの文字は、編ま
れた布において2×2で交互するダイヤルニードルウエ
ール及びシリンダニードルウエールを示す。数字1,2,3
等の左側の縦欄は、使用された丸編機の連続した糸供給
装置を確認し、また、それらの糸供給装置において編ま
れる布のコースを示す。文字T及びKは、それぞれ、編
成工程においてシリンダニードル及びダイヤルニードル
がタツクであるかニツトであるかを指摘する。また、そ
れらの文字は、それぞれ、布の中のタツクループ及び編
まれた編目を確認する。
第5図の編成ダイヤグラムは、空気を閉じ込めるセル
を両側に持つた熱的性質がある布を作るために編機の上
で連続的に繰り返される1つの完全な8コースの編成サ
イクルを説明する。
その熱的性質がある布を本発明のための基布として使
用するときには、100%アクリルの嵩高糸が、糸供給装
置4,5,6及び7において編機のニードルに供給され、他
方、ポリエステル及び綿の混紡糸が、糸供給装置1,2,3
及び8において編機のニードルに供給される。そのよう
な設備では、糸供給装置1,2及び3において、ポリエス
テル及び綿の混紡糸が、ダイヤルニードルの上でタツク
されて、シリンダニードルの上で編まれる。アクリルの
嵩高糸が供給される糸供給装置4においては、全部のニ
ードルが編み、かくして、ポリエステル及び綿の混紡糸
のトリプルタツクをダイヤルニードルから放出する。
糸供給装置5,6及び7において、アクリルの嵩高糸
が、シリンダニードルによつてタツクされ、ダイヤルニ
ードルによつて編まれる。ポリエステル及び綿の混紡糸
が供給される糸供給装置8においては、全部のニードル
が編み、そのために、シリンダニードルの上のアクリル
の嵩高糸のトリプルタツクが放出される。結果として、
ポリエステル及び綿の混紡糸が、布の外面に現われて、
アクリルの嵩高糸を係止して安定化させるために必要な
編成された骨組を提供する。
第5図に従つた断熱用布は、8フイード・12カツト丸
ゴム編機の上で編まれた。使用された糸は、22/1(梳毛
糸番手)アクリルの嵩高糸と、18/1、50/50ポリエステ
ル及び綿の混紡糸とであつた。上述の仕様書に従つて編
まれた断熱用布が、一連の10回の機械洗たくを受けた。
その結果として、布は、かさを増加し、厚さを0.046イ
ンチ(1.17mm)だけあるいは約33.33%増大した。第1
回の洗たくの前の最初の布の厚さは、0.138インチ(3.5
0mm)であつた。10回の洗たく後の厚さは0.184インチ
(4.67mm)であつた。
第6図は、本発明に従つて作られた改良よこ編みの断
熱用布のための編成ダイヤグラムを示す。断熱用布は、
2×1丸ゴム編機の上で編成され、この丸ゴム編機にお
いては、独立タイプのシリンダニードルの対が、シング
ルの独立タイプのダイヤルニードルを持つたニードルシ
リンダの回りに交互に配置される。好ましくは、丸ゴム
編機は、8あるいは多数の糸供給装置を持つ。第6図
は、改良された断熱用布の編成に使用される方法及び断
熱用布の編目構造を示す。
第6図において、横列の文字C,Cは、編機の上で2×
1ゴム編みを実施するためにシングルのダイヤルニード
ルと交互に配置されたシリンダニードルを示す。文字C,
Cは、また、編成された布の中で2×1配列で交互に続
くシリンダニードルによるウエールとダイヤルニードル
によるウエールとを示す。左側の縦欄の数字1,2,3等
は、編機の連続した糸供給装置を確認し、また、それら
の糸供給装置において編まれた布のコースを指摘する。
文字K及びTは、それぞれ、編成工程においてニードル
がニツトであるか、タツクであるかを指摘する。第6図
から、シリンダニードルCの交互の対が常に糸を編み、
これに対して、間に介在するシングルのダイヤルニード
ルDは、交互の糸供給装置において糸をタツクし、間に
介在する糸供給装置において糸を編むことが認められ
る。文字K,Tは、また、それぞれ、布の中の編成された
編目及びタツクループを確認する。
第6図の編成ダイヤグラムは、使用されたマルチフイ
ード2×1丸ゴム編機の上で連続的に繰り返される完全
な8コースの編成サイクルを説明する。
好ましくは、ポリエステル及び綿の混紡糸が、糸供給
装置1,3,5及び7において編機のニードルに供給され、
一方、100%アクリルの糸が、糸供給装置2,4,6及び8に
おいてニードルに供給される。ダイヤルニードルが、糸
供給装置1,3,5及び7においてタツクされ、それによつ
て、布の間隔をあけたコース及びウエールにおいてポリ
エステル及び綿の混紡糸のタツクループを形成する。ダ
イヤルニードルとシリンダニードルとは、糸供給装置2,
4,6及び8においてはタツクされない。
第6図の断熱用布においては、アクリルの嵩高糸が筒
状の布の内面に現われて、一方、ポリエステル及び綿の
混紡糸が外面に現われる。ポリエステル及び綿の混紡糸
は、アクリルの嵩高糸を布の中に係止して安定化させる
ために必要な編成された骨組を提供する。
断熱用布のポリエステル及び綿の混紡糸の外面は、普
通の2×1ゴム編みの構造を現わし、そこでは、ダイヤ
ルニードルDによつて編まれた1ウエール巾のウエール
方向に延びた谷が、シリンダニードルCによつて編まれ
た2ウエール巾のウエール方向に延びたうねと交互す
る。ダイヤルニードルDによつて形成されたポリエステ
ル及び綿の混紡糸のタツクループが、布の外面の谷の中
に間隔をあけた関係で配置され、それによつて、それら
の谷の中に、布の外面の上でウエール方向に延びた小さ
い空気を閉じ込めるセルの列を創成する。タツクループ
がセルの頂壁及び底壁を構成して、隣接したうねがセル
の側壁を形成する。各セルの間隔をあけた側壁、頂壁及
び底壁の中間に配置される床は、谷の布によつて構成さ
れる。布の外面の上に形成される空気を閉じ込めるセル
が3次元の特性を持つことを確実にするために、糸は、
かたく編まれた布を作るように強い張力のもとで編機の
ニードルに供給される。
断熱用布の内面は、シリンダニードルCによつて形成
された2ウエール巾の谷を持つ。これらの谷は、ダイヤ
ルニードルDによつて編まれた1ウエール巾のウエール
方向に延びるうねによつて分けられる。布がかたく編ま
れているので、内面の谷は比較的に深くて、アクリルの
嵩高糸の繊維によつて覆われるか、あるいは重ねられ
る。その結果として、内部の谷は、長く延びて連続した
空気を閉じ込めるセルとしての、高度の空気を閉じ込め
る能力及び作用を持ち、それによつて、布の断熱特性を
増大させる。
第6図の改良例による比較的に重い重量の断熱用布を
編成する際には、好ましくは、10カツト丸ゴム編機が使
用される。糸は、例えば、デユポン社の22/1(梳毛糸番
手)オーロン44嵩高アクリル糸、及びイーストマン社の
12/1コデル50/50ポリエステル及び綿の混紡糸のよう
な、先の言及した性質のものであることができる。しか
しながら、第6図に示した改良例は、また、本発明を実
施する際に、比較的に軽い重量の断熱用布を編むために
使用されることができる。例えば、布は、14カツト丸ゴ
ム編機の上で、中間の重量の糸、例えば、デユポン社の
32/1(梳毛糸番手)オーロン75嵩高アクリル糸、及びイ
ーストマン社の28/1コーデル50/50ポリエステル及び綿
の混紡糸のような糸を使用して、編まれることができ
る。
編成に続いて、断熱用布は、好ましくは、布の内側の
アクリルの面の軽い毛羽立てを含んでいて第3図に略図
的に描かれた若干の仕上げ工程にさらされる。しかしな
がら、仕上げられた軽い重量の布の適当な巾及び収縮量
の調節を確実にするために、筒状の布は、布が無緊張艶
出し機の上で艶出しされるときの巾より、1インチ(2
5.4mm)だけ小さい直径のものに編まれることが好まし
い。例えば、もし、第6図の布が直径13インチ(330.2m
m)のニードルシリンダを持つたボデイサイズ編機の上
で編まれるならば、筒状の布は、無緊張艶出し機の上で
14インチ(355.6mm)の巾に仕上げられることが好まし
い。同じ理由で、直径16インチ(406.4mm)のニードル
シリンダを持つた編機の上で編まれる布は、艶出しによ
つて17インチ(431.8mm)の筒巾に仕上げらるべきであ
る。仕上げられた布は、その無緊張艶出し機からの取り
出しに続いて、1インチ(25.4mm)当り32乃至34コース
程度の比較的にしまつた構造のものになるべきである。
仕上げられた布の重量は、1平方ヤード当り4.25乃至4.
40オンス(144乃至150g/m2)程度のになるべきである。
前述の編機、糸及び仕上げの仕様書に従つて編まれた
第6図に示された軽い重量の断熱用布は、布の安定性、
その比較的に軽い重量にもかかわらず増大された暖か
さ、高度の吸収性、収縮に対する増大された抵抗性、高
度の快適さ、及び繰り返し洗たくしたときに、かさ、厚
さ及び暖かさを実質的に増大させるための固有の能力を
含んだ本発明の新しい、重要な、驚くべき、望ましい特
性のすべてを具体化する。
上記の仕様書に従つて編まれた第6図に示す軽い重量
の断熱用布の片が、一連の10回の機械洗たくにさらされ
た。10回の機械洗たくに続いて、布は、厚さを40%だけ
増大させたことが見出され、一方、布の毎平方ヤード当
りの重量は、8%だけ増加した。
また、断熱用布の収縮特性は印象的であつた。10回の
洗たくの後に、布は、2%だけの長さ方向の収縮を示し
た。第1回の機械洗たくの後に、布は巾方向に約13%収
縮した。しかし、その後、巾方向の収縮が安定した。
勿論、本発明の実際においては、使用される編成仕様
の合理的な範囲が、仕上げられた布の希望の重量に従つ
て許される。例えば、第6図に描かれた2×1ゴム編み
形式の軽い重量の断熱用布を編むときには、24/1乃至28
/1の範囲内にあるポリエステル及び綿の混紡糸の使用
が、本発明の見地においては良好である。同様に、再
び、仕上げられた布の重量に従つて、布の1インチ(2
5.4mm)当りのコースの数は、艶出しの後に、本発明を
特徴づける若干の利点を損なうことなく30乃至36の範囲
に入ることができる。
断熱用布の内側のアクリルの面の毛羽立ては、勿論、
布の断熱効果を増大させる。しかしながら、毛羽立て
は、本発明の利点を得るために決定的なものではなく
て、もし希望されるならば、省かれることができる。ま
た、毛羽立てされない本発明を組み入れた布は、布の安
定性、比較的に軽い重量で増大された暖かさ、高度の吸
収性、収縮に対する増大された抵抗性、高度の快適さ、
及び繰り返し洗たくしたときに、かさ、厚さ及び暖かさ
を増大させるための固有の能力の利点を見せる。毛羽立
てされない本発明の布は、繰り返し洗たくするとき、一
様にかさを増大させる。しかし、毛羽立てされた布より
も遅い速度でかさを増大させる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施に使用される好ましいよこ編の
熱的性質がある布を拡大し部分的に示す略図である。 第2図は、1×1丸ゴム編機の上で、第1図に示した熱
的性質がある布の連続したコースを編むときの、シリン
ダニードル及びダイヤルニードルの作動を略図的に示す
第1の編成ダイヤグラムである。 第3図は、本発明を具体化した断熱用布を作るのに使用
される製造工程の好ましい順序を説明するフローシート
の略図である。 第4図は、繰り返し洗たくした結果として、先ず厚さを
増大して続いて安定化し、それによつて、布のかさ及び
暖かさを加えるという本発明の断熱用布の特性を示すグ
ラフである。 第5図は、本発明の実施に使用された別のよこ編みの熱
的性質がある布を編むときのシリンダニードル及びダイ
ヤルニードルの作動を略図的に示す第2の編成ダイヤグ
ラムである。 第6図は、本発明に従つて改良された断熱用布を編むと
きの、シリンダニードル及びダイヤルニードルの作動を
略図的に示す第3の編成ダイヤグラムである。 10……熱的性質がある布(基布) 11,12,13,14,15……空気を閉じ込めるセルのコース方向
の列 17……空気を閉じ込めるセル

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】嵩高糸で形成された柔らかい組織の内側の
    布面と、合繊及び綿の混紡糸で形成された外側の布綿と
    を持ち、数回の洗たくの結果として厚みを増大してその
    断熱特性を高めることを特徴とした断熱用布であって、
    (a)空気を閉じ込めるセルを持つて編成される熱的性
    質がある布で構成された基布からなり、(b)前記基布
    が、選定されたコースをアクリルの嵩高糸によつて編成
    されて、該選定されたコースの間に介在するコースをポ
    リエステル及び綿の混紡糸によつて編成され、(c)ア
    クリルの嵩高糸が前記基布の内側に配置されて、ポリエ
    ステル及び綿の混紡糸が前記基布の外側に配置され、
    (d)ポリエステル及び綿の混紡糸が、アクリルの嵩高
    糸を前記基布に係止して安定化させるための編成された
    骨組を形成する断熱用布。
  2. 【請求項2】前記基布が、2×1ゴム編みの編布であ
    り、ポリエステル及び綿の混紡糸が、編布の間隔をあけ
    たコース及び間隔をあけたウエールにおいて、タツクル
    ープに形成される請求項1記載の断熱用布。
  3. 【請求項3】アクリルの嵩高糸が毛羽立てされる請求項
    1記載の断熱用布。
  4. 【請求項4】嵩高糸で形成された柔らかい組織の内側の
    布面と、合繊及び綿の混紡糸で形成された外側の布面と
    を持つた断熱用布の製造方法であつて、空気を閉じ込め
    るセルを持つた熱的性質がある基布を編成する工程を含
    み、前記基布を編成する工程中に、(a)前記基布の1
    つ置きのコースをアクリルの嵩高糸で形成し、該1つ置
    きのコースの間に介在するコースをポリエステル及び綿
    の混紡糸で形成し、(b)アクリルの嵩高糸を前記内側
    の布面に配置し、ポリエステル及び綿の混紡糸で編成さ
    れた骨組を前記外側の布面に設けて、アクリルの嵩高糸
    を前記基布に係止して安定化するために、アクリルの嵩
    高糸とポリエステル及び綿の混紡糸とを選択的に供給す
    る断熱用布の製造方法。
  5. 【請求項5】前記熱的性質がある基布の編成工程に続い
    て、嵩高糸を毛羽立てする工程を含む請求項4記載の断
    熱用布の製造方法。
  6. 【請求項6】前記熱的性質がある基布を多数回洗たくす
    ることによつて、その熱保持力を高めるために基布の増
    大させる工程を含む請求項4記載の断熱用布の製造方
    法。
  7. 【請求項7】前記基布の編成工程中に、(a)2×1ゴ
    ム編みの基布を編成して、(b)前記ポリエステル及び
    綿の混紡糸を、前記外側の布面の間隔をあけたコース及
    び間隔をあけたウエールにおいて、タツクループに形成
    する請求項4記載の断熱用布の製造方法。
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