JPH08229902A - 木工機械用送材ベルトの垂れ防止装置 - Google Patents

木工機械用送材ベルトの垂れ防止装置

Info

Publication number
JPH08229902A
JPH08229902A JP6168795A JP6168795A JPH08229902A JP H08229902 A JPH08229902 A JP H08229902A JP 6168795 A JP6168795 A JP 6168795A JP 6168795 A JP6168795 A JP 6168795A JP H08229902 A JPH08229902 A JP H08229902A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
push
material feeding
roll
rolls
belt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6168795A
Other languages
English (en)
Inventor
Osayuki Sakano
阪野修之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amitec Corp
Original Assignee
Amitec Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Amitec Corp filed Critical Amitec Corp
Priority to JP6168795A priority Critical patent/JPH08229902A/ja
Publication of JPH08229902A publication Critical patent/JPH08229902A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Milling, Drilling, And Turning Of Wood (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 送材ベルトのたるみを有効に防止し得る木工
機械用送材ベルトの垂れ防止装置を提供すること。 【構成】 送材テーブル2,4の切削刃5の前後位置
に、送材通路を横断するようにして押上げロール20
a,20bを配設し、該押上げロール20a,20bを
押上げシリンダにより昇降制御し、押上げロールをその
上縁が送材面よりも上方へ突出する押上げ位置とするこ
とにより、無端送材ベルトの下部走行部を下方から押上
げるようにしたから、送材テーブル2,4の下部走行部
のたるみが防止され、無端送材ベルト13が送材テーブ
ル2,4に近接していても、該送材ベルト13が切削刃
5により削られて損傷することがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、切削刃を備えた送材テ
ーブルの上方に送材ベルトを配設した木工機械におい
て、送材ベルトの垂れを防止するための垂れ防止装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】切削刃を備えた送材テーブルの上方に、
送材通路を介して送材フレームを昇降可能に対設し、該
送材フレームに支持した複数のロールに無端送材ベルト
を掛け渡し、かつ該無端送材ベルトの送材通路と平行に
走行する下部走行部の内側に多数の踏圧ロールを並列に
配設して、該無端送材ベルトを循環走行させるようにし
た木工機械は種々提案されている。この種の木工機械に
おいて、送材ベルトが送材通路に沿って走行する場合
に、その下部走行部で自重によりたるみを生じる。この
ため、薄い加工材を切削する場合には、前記ベルト下面
と切削刃が近接し、切削初期においてベルト下面が切削
刃により削損することとなる。このため、適用する加工
材の厚には限界があった。そこで、特公平2−2792
1号に開示されているように、ベルト支持ロールをベル
トの両側方に配設し、ベルトに係合溝を形成して、該係
合溝にベルト支持ロールの周縁に形成した支持縁を嵌入
し、該支持ロールにより、送材ベルトをその両側縁で支
持するようにした構成のものが提案された。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
に支持ロールで、ベルトの両側縁を支持するようにした
構成にあっては、送材ベルトの両側に係合縁を形成する
必要があり、汎用の送材ベルトを用いることができな
い。また、送材ベルトの横断方向にあって、両端では送
材ベルトのたるみが防止されるが、その中央では湾曲状
にたるんでしまい、このため、充分にたるみを防止でき
ないという問題点があった。本発明は、かかる従来構成
の問題点を解決することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、送材テーブル
の切削刃の前後位置に、送材通路を横断するようにして
押上げロールを配設し、該押上げロールを押上げシリン
ダのシリンダロッドに連係して、該シリンダにより、押
上げロールの上縁が送材面よりも上方へ突出する押上げ
位置と、該上縁が送材面の下方へ退避する退避位置とに
昇降変換するようにし、さらに、少なくとも加工材が当
該押上げロールの位置を通過するときには、該押上げロ
ールが退避位置となるように、押上げシリンダを制御す
るタイミング制御装置を備えたことを特徴とする木工機
械用送材ベルトの垂れ防止装置である。
【0005】この垂れ防止装置にあって、送材通路に加
工材の検知スイッチを設け、該検知スイッチによる加工
材検知及び通過検知に基づき、各押上げロールが、加工
材の到来の直前に順次退避位置となり、加工材通過にと
もない順次押上げ位置となるように押上げシリンダを制
御するようにして前記タイミング制御装置を構成するよ
うにしても良い。
【0006】
【作用】加工材が走行していない状態にあって、押上げ
シリンダの駆動により押上げロールが上昇し、押上げ位
置となっている場合には、加工材の厚に対応して無端送
材ベルトが送材テーブルに近接していても、切削刃の前
後で、押上げロールが無端送材ベルトの下部走行部を下
方から押上げるため、たるみがなく、従って、該送材ベ
ルトが切削刃により削られて損傷することがない。
【0007】ところで、押上げロールが押上げ位置とな
っていると、加工材を走行させた場合に、該ロールによ
りその走行が妨げられるため、タイミング制御装置によ
り、少なくとも加工材が当該押上げロールの位置を通過
するときには、該押上げロールが退避位置となるよう
に、押上げシリンダが制御される。
【0008】
【実施例】本発明の一実施例を添付図面について説明す
る。図1,2は本発明が適用される縦突スライサーの一
例を示し、基台1の前部上には、後縁に刃口が脱着可能
に固定された刃口テーブル2が前後移動可能に載置され
ている。また前記基台1の左側後部には、前縁が刃口に
沿って傾斜している後テーブル4が設けられ、その前縁
に取付けられた切削刃5を前記刃口と対応させている。
而て、前記テーブル2,4により送材テーブルが構成さ
れている。
【0009】前記基台1の右側方に設けた縦フレーム6
には案内支柱7,7及び昇降螺子8,8が挿通し、その
上端で乗載台9を支持するとともに該乗載台9を前記昇
降螺子8,8の回動制御により任意高さに調整できるよ
うにしている。前記乗載台9の前部には、筐体状の送材
フレーム10内に、可逆送材モータMによって駆動する
駆動ロール11と従動ロール12とを前後で支持し、該
両ロールに無端送材ベルト13を掛渡してなる送材装置
14が、前記テーブル2,4と送材通路を介して支持さ
れ、乗載台9上の駆動モータ15によって前記駆動ロー
ル11が回転して送材ベルト13が走行する。
【0010】前記送材ベルト13の送材通路に沿った走
行部の内側には、発条又は押圧エアーシリンダー等の弾
機により送材ベルト13内面に圧接している踏圧ロール
18が複数個配設されている。
【0011】次に本発明に係る送材ベルト13の垂れ防
止装置の一例を図3,4について詳細に説明する。
【0012】前記テーブル2,4には切削刃5の前後位
置で、押上げロール20a,20bが送材通路を横断す
るようにして配設されている。この押上げロール20
a,20bは、図6で示す電磁弁V1 ,V2 により高圧
源Pとの連通を制御される押上げシリンダ21a,21
bのシリンダロッド22に連係している。すなわち、押
上げシリンダ21a,21bの下端を軸23によりテー
ブル2,4に枢支すると共に、一端を支柱24に支軸2
6を介して支持された軸受片25の他端を、シリンダロ
ッド22の先端に支軸27で枢支し、軸受片25の中間
位置に、押上げロール20a,20bの軸端を連結す
る。そして、前記押上げシリンダ21a,21bを駆動
させて、軸受片25を支軸26を中心に傾動し、押上げ
ロール20a,20bを昇降させ、該押上げロール20
a,20bの上縁が送材面よりも上方にある押上げ位置
(図3実線位置)と、下方にある退避位置(図3鎖線位
置及び図4位置)とに変換するようにしている。尚、図
4では押上げロール20a,20bの左右両側に同期駆
動する押上げシリンダ21a,21a及び21b,21
bを夫々配設するようにしているが、単一の押上げシリ
ンダ21a,21bで制御するようにしても良い。
【0013】そして、この押上げシリンダ21a,21
bの駆動により、押上げロール20a,20bが押上げ
位置となると、薄厚の加工材を適用するために、送材フ
レーム10が下降して、送材通路の高さが低くなった場
合にあっても、無端送材ベルト13の下部走行部を、前
記切削刃5の前後で、押上げロール20a,20bが支
持し、このため、該無端送材ベルト13の垂れが防止さ
れ、切削刃5により無端送材ベルト13下面が損傷する
ようなことがない。
【0014】ところで、前記押上げロール20a,20
bが押上げ位置のままであると、送材通路を加工材が走
行することができない。そこで、加工材の通過中は、押
上げロール20a,20bが退避位置にあるように、押
上げシリンダ21a,21bが駆動制御される。
【0015】この制御を行なうタイミング制御装置につ
き説明する。
【0016】前記踏圧ロール18の前部の一個は、検知
ローラ18aとし、図5に示すように軸支片30に下端
を固定した昇降軸31を、支持板32から上方突出し、
その上端の螺子にナット33と鍔付きナット34(接触
端)を順次螺着すると共に前記軸支片30と支持板32
間に発条35を付装し、該発条35の弾性により検知ロ
ーラ18aを送材通路側に付勢して無端送材ベルト13
に内接させ、さらに前記鍔付きナット34下に検出子L
1 を設ける。この検出子LS1 と鍔付きナット34と
は、通常状態で係合接触しており、検出子LS1 は図5
実線位置のオン状態(非検知状態)となっている。そし
て、後記するように送材装置送材装置14が供給位置に
ある被加工材wに切削圧を加えるため下降し、被加工材
w上面との接触に伴うその反力によって該検知ローラ1
8aが接離間隔s分上昇したときにはじめて係合解除さ
れて図5鎖線位置のオフ状態(検知状態)となる。すな
わち、本構成では、検出子LS1 のオフ変換により、加
工材の検知がなされる。而して、前記検知ローラ18a
と、検出子LS1 とで、検知スイッチSW1 を構成して
いる。
【0017】また踏圧ロール18aの後部の一個も前記
と同じ構成からなる検知ローラ18bとし、その上部に
鍔付きナット34との接離により作動する検出子LS2
を配設し、検知スイッチSW2 を構成している。
【0018】本発明の制御を図6について説明する。中
央制御装置CPUには、可逆送材モータMの駆動軸に設
けられたスリット板fのスリットを検知するセンサーk
と、該センサーkからのパルス数を計数するカウンター
1a,C2a,C1b,C2bとが接続されている。
【0019】このカウンターC1a,C2a,C1b,C
2bは、往行程用検知スイッチSW1 に対応するものであ
り、下降用カウンターC1aには検知ローラ18aから押
上げロール20aまでの無端送材ベルト13の走行距離
よりも若干短い距離に対応するセンサーkからのパルス
数を設定している。また、上昇用カウンターC2aには検
知ローラ18aから押上げロール20aまでの無端送材
ベルト13の走行距離よりも若干長い距離に対応するパ
ルス数を設定している。
【0020】同様に、下降用カウンターC1bには検知ロ
ーラ18aから押上げロール20bまでの無端送材ベル
ト13の走行距離よりも若干短い距離に対応するパルス
数を設定し、上昇用カウンターC2bには検知ローラ18
aから押上げロール20bまでの無端送材ベルト13の
走行距離よりも若干長い距離に対応するパルス数を夫々
設定している。
【0021】さらには復行程用検知スイッチSW2 に対
応させて、同様に4個のカウンターが設けられている。
この作用は上述の各カウンターと同じであり、その説明
を省略する。
【0022】前記数値設定は、適宜の入力キーを用い
て、所要距離値を入力することにより、各カウンター内
に、スリット数として演算入力される。
【0023】次に、中央制御装置CPUによるタイミン
グ制御により、下記のステップで、押上げシリンダ21
a,21bの作動制御が実行される。この作動制御は、
圧力空気源Pからの圧力を各押上げシリンダ21a,2
1bへ供給制御するための電磁弁V1 ,電磁弁V2 を駆
動指令することにより行なわれる。
【0024】1) 通常状態 加工材が走行しない状態にあっては、押上げシリンダ2
1a,21bの駆動により、押上げロール20a,20
bが、押上げ位置となっている。このため、加工材の厚
さに対応させて送材フレーム10を下降させた場合に、
無端送材ベルト13の下部走行部が送材面に近接して
も、押上げロール20a,20bの上縁が無端送材ベル
ト13を押上げ、このため、該無端送材ベルト13の垂
れが防止されて、切削刃5によって損傷を受けることが
ない。
【0025】2) 加工材wの正送 送材装置14の下降停止とともに、可逆送材モータMの
正送駆動が生じ、無端送材ベルト13の走行により加工
材wが正送される。かかる正送により、検知ローラ18
aが押上げられ、検出子LS1 が鍔付きナット34と係
合解除してオフ状態(検知状態)となり、このオフ変換
により下降用カウンターC1a,C1bが計数開始する。そ
して、カウンターC1aの計数満了に伴って、電磁弁V1
の変換駆動により、押上げシリンダ21aが駆動し、押
上げロール20aが下降して退避位置となる。この作動
は、加工材wの前端が押上げロール20a位置に到来す
る前に行なわれ、このため加工材wは支障なく走行す
る。そして一方、加工材の通過に伴って検出子LS1
オン状態(非検知状態)となり、このオン変換により上
昇用カウンターC2a,C2bが計数開始し、カウンターC
2aの満了に伴って、押上げシリンダ21aが駆動し、押
上げロール20aが上昇して押上げ位置に復帰する。こ
の作動は、加工材の後端が押上げロール20a位置を通
過してから行なわれる。
【0026】そして、加工材は走行し、切削刃5により
切削された後に、押上げロール20bに到来する前に、
カウンターC1bの計数満了に伴って、電磁弁V2 の変換
駆動により、押上げシリンダ21bが駆動し、押上げロ
ール20bが下降して退避位置となる。この作動は、加
工材wの前端が押上げロール20b位置に到来する前に
行なわれ、このため加工材wは支障なく走行する。そし
てさらに、カウンターC2bの満了に伴って、押上げシリ
ンダ21bが駆動し、押上げロール20bが上昇して押
上げ位置に復帰する。この作動は、加工材wの後端が押
上げロール20b位置を通過してから行なわれる。
【0027】このように、往行程において、押上げロー
ル20a,20bの下降及び昇降復帰が順次行なわれ、
かかる正送により加工材wの下面は切削刃5により縦突
切削を施され、突板を下方へ排出することとなる。
【0028】3) 加工材wの走行変換 加工材wが正送されて、その前端により検知ローラ18
bが上昇し、検出子LS2 が鍔付きナット34と係合解
除して、これをオフ状態(検知状態)とし、さらに加工
材wの後端通過により検出子LS2 がオン復帰すると、
送材モータMの駆動停止を生じて加工材wは走行停止す
る。そして前記送材モータMの駆動停止に伴い、昇降モ
ータが上昇駆動して送材装置14の上昇を生じ、加工材
wヘの切削圧が解除される。そして昇降モータが設定移
動量が消化すると、送材装置14の上昇が停止する。か
かる停止位置で加工材wは無端送材ベルト13により最
適の送材圧が付与される。
【0029】4) 加工材wの逆送 送材装置14の上昇停止により、送材モータMの逆駆動
を生ずる。このため無端送材ベルト13が逆方向に走行
して加工材wの逆送を生じる。
【0030】このように、検知スイッチSW2 は、逆転
変換制御用にも用いられる。同様に、検知スイッチSW
1 は、正転変換制御用にも用いられる。
【0031】そして、加工材の逆走時にあって、加工材
前端が到来する前に押上げロール20bが下降し、後端
通過後に上昇復帰し、同様に押上げロール20aの下降
と上昇復帰が生じる。
【0032】このように、押上げロール20a,20b
は加工材の走行にともない、順次昇降し、これにより、
加工材の走行に支障のない限りは、無端送材ベルト13
を押上げロール20a,20bで支持して、その往復行
程中で、可及的有効に無端送材ベルト13の垂れを防止
するようにしている。
【0033】上述のように押上げロール20a,20b
を順次、昇降する構成に換えて、例えば検知スイッチS
1 のみを寄与させて、同時的に昇降制御するようにし
ても良い。これは、加工材を高速で往復走行させる場合
にあって、その走行中に確実に押上げロール20a,2
0bが退避するようにしたい場合に有効である。
【0034】一方、押上げロール20a,20bは、比
較的薄い加工材を適用した場合における無端送材ベルト
13の垂れによる問題点を解決するものであるから、厚
い加工材を適用した場合にあっては、必ずしも有用では
ない。そこで、押上げシリンダ21a,21bを作動さ
せるかどうかの選択スイッチを設け、その選択により、
上記のように押上げシリンダ21a,21bを駆動制御
するようにし、その他の場合には、押上げロール20
a,20bを退避位置に維持させるようにしても良い。
【0035】また、加工材を往復切削する場合にあっ
て、その切削回数から、現在の加工材の厚を割り出し、
その厚が所定以下となった場合に、自動的に、押上げシ
リンダ21a,21bを駆動制御するようにして無端送
材ベルト13の垂れを防止するようにしても良い。
【0036】さらには、加工材の可変走行速度に対応
し、通常の速度では、押上げロール20a,20bを順
次加工材の走行に対応して昇降させると共に、所定以上
の走行速度とした場合には、押上げロール20a,20
bの昇降を同時的に行なうようにして、加工材の走行速
度に対する押上げロール20a,20bの昇降タイミン
グの遅れを防止するようにしても良い。
【0037】上述の構成では、切削刃5の前後にそれぞ
れ一個の押上げロール20a,20bを設けるようにし
たが、二以上多数個の押上げロールを配設するようにし
ても良い。
【0038】
【発明の効果】本発明は、送材テーブル2,4の切削刃
5の前後位置に、送材通路を横断するようにして押上げ
ロール20a,20bを配設し、該押上げロール20
a,20bを押上げシリンダ21a,21bにより昇降
制御し、押上げロールをその上縁が送材面よりも上方へ
突出する押上げ位置とすることにより、無端送材ベルト
の下部走行部を、幅方向にわたって、下方から押上げる
ようにしたから、送材テーブル2,4の下部走行部のた
るみが防止され、無端送材ベルト13が送材テーブル
2,4に近接していても、該送材ベルト13が切削刃5
により削られて損傷することがない。しかも、送材ベル
ト13自体を工夫するものではないから、汎用の送材ベ
ルト13を用いることができる等の優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る縦突スライサーの一部切欠正面図
である。
【図2】縦突スライサーの一部切欠側面図である。
【図3】要部の側面図である。
【図4】要部の正面図である。
【図5】検知スイッチSW1 ,SW2 の構成を示す側面
図である。
【図6】ブロック図である。
【符号の説明】
2,4 送材テーブル 5 切削刃 10 送材フレーム 13 無端送材ベルト 14 送材装置 20a,20b 押上げロール 21a,21b 押上げシリンダ 22 シリンダロッド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】切削刃を備えた送材テーブルの上方に、送
    材通路を介して送材フレームを昇降可能に対設し、該送
    材フレームに支持した複数のロールに無端送材ベルトを
    掛け渡し、かつ該無端送材ベルトの送材通路と平行に走
    行する下部走行部の内側に多数の踏圧ロールを並列に配
    設して、該無端送材ベルトを循環走行させるようにした
    木工機械において、 前記送材テーブルの切削刃の前後位置に、送材通路を横
    断するようにして押上げロールを配設し、該押上げロー
    ルを押上げシリンダのシリンダロッドに連係して、該シ
    リンダにより、押上げロールの上縁が送材面よりも上方
    へ突出する押上げ位置と、該上縁が送材面の下方へ退避
    する退避位置とに昇降変換するようにし、さらに、少な
    くとも加工材が当該押上げロールの位置を通過するとき
    には、該押上げロールが退避位置となるように、押上げ
    シリンダを制御するタイミング制御装置を備えたことを
    特徴とする木工機械用送材ベルトの垂れ防止装置。
  2. 【請求項2】送材通路に加工材の検知スイッチを設け、
    該検知スイッチによる加工材検知及び通過検知に基づ
    き、各押上げロールが、加工材の到来の直前に順次退避
    位置となり、加工材通過にともない順次押上げ位置とな
    るように押上げシリンダを制御するようにして前記タイ
    ミング制御装置を構成したことを特徴とする請求項1記
    載の木工機械用送材ベルトの垂れ防止装置。
JP6168795A 1995-02-23 1995-02-23 木工機械用送材ベルトの垂れ防止装置 Pending JPH08229902A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6168795A JPH08229902A (ja) 1995-02-23 1995-02-23 木工機械用送材ベルトの垂れ防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6168795A JPH08229902A (ja) 1995-02-23 1995-02-23 木工機械用送材ベルトの垂れ防止装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08229902A true JPH08229902A (ja) 1996-09-10

Family

ID=13178432

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6168795A Pending JPH08229902A (ja) 1995-02-23 1995-02-23 木工機械用送材ベルトの垂れ防止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08229902A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4836074A (en) Machine for cutting stacks of paper sheets and the like
US3939611A (en) Workpiece feeding apparatus, especially for machining equipment
CN109663866B (zh) 一种自动上料下料的小型剪板机
US5689986A (en) Apparatus and method for prenotching and dimensionally measuring a roll formed part
KR101844793B1 (ko) 인조 대리석 커팅장치
CN217832324U (zh) 一种步进上料式激光切割机
CN110026598B (zh) 一种递增式纵向切割板材的方法及多刀递增式纵向切割机
JPH08229902A (ja) 木工機械用送材ベルトの垂れ防止装置
JPH11170201A (ja) 走行丸鋸盤
CN113119199B (zh) 一种裁切机的收本装置及裁切机
KR100530859B1 (ko) 헤어라인 가공 장치
KR200195248Y1 (ko) 코일적재용 패드 공급장치
CN110774355A (zh) 一种随动裁切机构
CN213857559U (zh) 一种金属条板用等离子切割机
CN218402504U (zh) 适用于门框钣金加工的板材输送定位装置
JP2582952Y2 (ja) 造作材切断装置
JP2654888B2 (ja) シヤリング機における切断刃の送り装置
JP2611908B2 (ja) 往復切削式木工用超仕上鉋盤
KR200344022Y1 (ko) 헤어라인 가공 장치
JP2969433B2 (ja) スライサーの切削単板厚補正方法
CN220532802U (zh) 冲床自动上料设备
RU2297903C1 (ru) Установка для резки полос проката на мерные заготовки различной длины
JP2558560B2 (ja) 木工用縦突スライサー
CN113333847A (zh) 一种短物料双圆刀横切机
JP2649451B2 (ja) ワイドベルトサンダー機