JPH08228302A - 水平リニアリティ補正方式 - Google Patents

水平リニアリティ補正方式

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JPH08228302A
JPH08228302A JP3331095A JP3331095A JPH08228302A JP H08228302 A JPH08228302 A JP H08228302A JP 3331095 A JP3331095 A JP 3331095A JP 3331095 A JP3331095 A JP 3331095A JP H08228302 A JPH08228302 A JP H08228302A
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JP
Japan
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data
horizontal
frame memory
horizontal linearity
memory
Prior art date
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Pending
Application number
JP3331095A
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English (en)
Inventor
Shinji Onodera
信二 小野寺
Koji Nishimori
幸次 西森
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】表示画面を記憶するフレームメモリと、水平リ
ニアリティの補正デジタル制御データを記憶保持する手
段と、前記フレームメモリから表示データを読出す速度
を可変制御する手段を有し、前記制御データと入力同期
信号により前記フレームメモリから表示データを読出す
速度を可変制御することにより管面全体にわたって画素
間隔を等しくするよう制御する。 【効果】対応する水平周波数範囲において良好な水平リ
ニアリティ補正を行うことが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CRTディスプレイモ
ニタの水平リニアリティ補正に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、CRTディスプレイモニタは画面
の平面化が進むとともに、多種の水平,垂直周波数に追
従しながら表示を行うマルチスキャンタイプの需要が伸
びてきており、それに対応した水平リニアリティ補正が
必要となってきた。
【0003】以下、従来の技術について説明する。
【0004】図2は、従来のCRTディスプレイモニタ
の全体を示すブロック図である。図において、1は映像
信号、5は水平同期信号、6は垂直同期信号、14はビ
デオ出力回路、15は垂直偏向回路、16は水平偏向回
路、17は高圧回路、18は垂直偏向コイル、19は水
平偏向コイル、20はCRTである。
【0005】従来の水平偏向回路として、NHK カラ
ーテレビ教科書[上](昭和59年5月10日発行)の
第168頁から第182頁に記載されているものが挙げ
られる。図3は、この従来の水平偏向回路16を示すも
のである。図3において、22は水平出力トランジス
タ、23はダンパダイオード、24は共振コンデンサ、
25は水平リニアリティコイル、26は水平補正コンデ
ンサ、27はフライバックトランス、28は電源を示
す。
【0006】次に、動作について説明する。水平出力ト
ランジスタ22が、水平周波数でオン/オフさせること
により、この水平出力トランジスタ22は電源28から
フライバックトランス27を介して加えられる電源電圧
をスイッチングする。これにより水平出力トランジスタ
22の電流とダンパダイオード23、及び、共振コンデ
ンサ24の電流とが交互に水平偏向コイル19を流れ、
これにより発生する磁界によって電子ビームをCRTの
水平方向に走査させることができる。
【0007】このような水平偏向回路では、主に、2種
類の水平直線性(リニアリティ)悪化要因がある。一つ
は、CRTの蛍光面の曲率の中心と偏向中心が異なるた
めに発生する、画面中央で縮み、左右両端で伸びるとい
うものであり、他の一つは、出力回路内の直列抵抗によ
る時定数によって偏向電流の直線性が失われるために生
じる、画面左側が伸び、画面右側が縮むというものであ
る。
【0008】この為、従来は、前者についてはS字補正
コンデンサ26によって左右で画面が縮むような偏向電
流を発生し、後者については、水平偏向コイルに直列に
インダクタンス特性の可飽和リアクタ25(水平リニア
リティコイル)を接続することにより、画面の左側で縮
み、画面の右側で伸びるような偏向電流を発生し水平方
向の二つの歪を補正している。
【0009】また、他の従来の技術として、特開平2−
13176号公報を挙げることが出来る。この従来技術
について以下に説明する。管面の形状に対応したデジタ
ル制御データを保持しこのデジタル制御データに対応し
た制御信号を送出する制御手段と、この制御手段からの
制御信号を基に管面に対する水平偏向ビームの単位時間
当りの走査距離が管面全体で等しくなる補正水平偏向電
流を水平偏向コイルに供給する偏向電流供給手段を有
し、デジタル制御データに対応した制御信号を偏向電流
供給手段へ送出して補正水平偏向電流を水平偏向コイル
に供給させ、管面に対し単位時間当りの走査距離が等し
くなる水平偏向ビームを発生させ水平リニアリティを補
正する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述した前者の従来の
水平偏向回路では、S字コンデンサによる補正量はS字
コンデンサの容量に依存し、また、水平リニアリティコ
イルの特性は、変えることが出来ない為、対応する水平
周波数範囲の広いマルチスキャンタイプのディスプレイ
モニタでは全周波数帯について良好な補正を行うことが
出来ないという課題があった。一方、後者の従来の水平
偏向回路は偏向電流供給手段が複雑となる、また、制御
する電力が大きい為回路的損失が大きくなり発熱等の問
題がある。本発明の目的は、対応周波数範囲の全域で良
好な水平リニアリティの補正が行える水平リニアリティ
補正方式を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】表示画面を記憶するフレ
ームメモリと、水平リニアリティ歪によって発生する画
素間隔の差を補正する為のフレームメモリからの表示デ
ータ読出し速度を補正するデジタル制御データを記憶保
持する手段と、前記フレームメモリから表示データを読
出す速度を可変制御する手段を有し、前記制御データと
入力同期信号により前記フレームメモリから表示データ
を読出す速度を可変制御することにより管面全体にわた
って画素間隔を等しくするように制御する。
【0012】
【作用】フレームメモリからの表示データの読出し速度
を表示データ読出し速度補正デジタル制御データと入力
同期信号から決定し可変制御することにより、水平リニ
アリティ歪によって発生する表示画素間隔の不均一を補
正し管面全体にわたって画素の間隔を等しくすることが
でき、対応する水平周波数範囲において良好な水平リニ
アリティ補正を行うことが出来る。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例について説明する。
図1は本発明の一実施例の全体を示すブロック図であ
る。
【0014】図中、2は、入力された映像信号1をA/
D変換するA/D変換回路、3はA/D変換回路2から
出力されるデジタル信号、4は映像信号をA/D変換し
たデータを記憶するフレームメモリ、7はフレームメモ
リからの表示データの読出し速度を補正するデータを記
憶保持する読出し速度補正メモリ、8は入力同期信号に
対応した基準クロック21を発生する基準クロック発生
回路であり、基準クロックは、それぞれ、フレームメモ
リ4と読出し速度補正メモリ7に入力される。
【0015】9は読出し速度補正メモリ7から読出させ
たデータをD/A変換するD/A変換回路、10はフィ
ルタ、11は入力電圧に比例してクロック周波数を可変
するオシレータであるVCO、12はVCOから出力さ
れるクロック信号、13はフレームメモリ4から読出さ
れたデジタルデータをD/A変換するD/A変換回路、
21は、基準クロックである。
【0016】以下、図1の回路動作について説明する。
【0017】基準クロック発生回路は、入力同期信号に
対応した基準クロック21を発生し、基準クロック21
をそれぞれフレームメモリ4と読出し速度補正メモリ7
に出力する。フレームメモリ4は基準クロック21に同
期して、入力された映像信号1がA/D変換回路2でA
/D変換されたデータを、逐次、記憶する。一方、読出
し速度補正メモリ7からは基準クロック21に同期して
読出し速度補正データが読出され、D/A変換回路9に
入力される。読出し速度補正メモリ7には、水平方向の
リニアリティ歪によって発生する画素間隔の差を補正す
る為の、フレームメモリ4からの表示データ読出し速度
補正データが、予め、記憶保持されている。D/A変換
回路9では、受け取ったデータをD/A変換し、フィル
タ10でフィルタリングし、VCO11に入力される。
VCO11では、入力電圧に対応した周波数のクロック
12を生成し、フレームメモリ4に入力する。このクロ
ック12に同期してフレームメモリ4から表示データが
読出される。読み出されたデータはD/A変換回路13
でD/A変換されビデオ出力回路14に送出される。
【0018】この結果、CRTの蛍光面の曲率の中心と
偏向中心が異なるために発生する、画面中央で縮み、左
右両端で伸びる歪と、出力回路内の直列抵抗によって偏
向電流の直線性が失われるために生じる、画面左側が伸
び、画面右側が縮む歪等による表示画素間隔の不均一
を、フレームメモリ4からの表示データの読出し速度を
表示データの読出し毎に変え、ビデオ出力回路に入力
し、出力表示画素間隔を調節することにより補正する。
【0019】
【発明の効果】本発明では、フレームメモリからの表示
データの読出し速度を水平リニアリティの補正デジタル
制御データと入力同期信号から決定、可変制御し管面全
体にわたって画素間隔を等しくすることにより、対応す
る水平周波数範囲について良好な水平リニアリティ補正
を行うことが出来る。
【0020】加えて、従来の水平偏向回路でのリニアリ
ティ補正の為に使用されていたS字コンデンサ、及び、
水平リニアリティコイルを削減出来、偏向回路の簡略化
が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の全体を示すブロック図。
【図2】従来のCRTディスプレイモニタの全体を示す
ブロック図。
【図3】従来の水平偏向の回路図。
【符号の説明】
1…映像信号、2…A/D変換回路、3…デジタル信
号、4…フレームメモリ、5…水平同期信号、6…垂直
同期信号、7…読出し速度補正メモリ、8…メモリ読出
し制御回路、9…D/A変換回路、10…フィルタ、1
1…VCO、12…クロック信号、13…D/A変換回
路、14…ビデオ出力回路、15…垂直偏向回路、16
…水平偏向回路、17…高圧回路、18…垂直偏向コイ
ル、19…水平偏向コイル、20…CRT。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示画面を記憶するフレームメモリと、水
    平リニアリティの補正デジタル制御データを記憶保持す
    る手段と、前記フレームメモリから表示データを読出す
    速度を可変制御する手段を有し、前記制御データと入力
    同期信号により前記フレームメモリからの表示データの
    読出し速度を可変制御することにより管面全体にわたっ
    て画素間隔を等しくすることを特徴とする水平リニアリ
    ティ補正方式。
JP3331095A 1995-02-22 1995-02-22 水平リニアリティ補正方式 Pending JPH08228302A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3331095A JPH08228302A (ja) 1995-02-22 1995-02-22 水平リニアリティ補正方式

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JP3331095A JPH08228302A (ja) 1995-02-22 1995-02-22 水平リニアリティ補正方式

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JPH08228302A true JPH08228302A (ja) 1996-09-03

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JP3331095A Pending JPH08228302A (ja) 1995-02-22 1995-02-22 水平リニアリティ補正方式

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