JPH08227288A - 押鍵速度変換器および電子楽器 - Google Patents

押鍵速度変換器および電子楽器

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JPH08227288A
JPH08227288A JP7033535A JP3353595A JPH08227288A JP H08227288 A JPH08227288 A JP H08227288A JP 7033535 A JP7033535 A JP 7033535A JP 3353595 A JP3353595 A JP 3353595A JP H08227288 A JPH08227288 A JP H08227288A
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JP7033535A
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Shigekazu Nakamura
繁一 中村
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Original Assignee
Roland Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】アコースティックなモノフォニック楽器と同様
な、リアルな演奏表現を行う電子楽器を提供する。 【構成】入力ベロシティViを、エクスプレッションペ
ダル5の踏み込み量に応じた変換関数に基づいて出力ベ
ロシティVoに変換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鍵の押鍵速度の値を変
換する押鍵速度変換器およびその押鍵速度変換器を内蔵
した電子楽器に関する。
【0002】
【従来の技術】アコースティックな楽音の中で、一時に
は1音のみしか演奏し得ないモノフォニックな管楽器等
の場合、全体として弱く演奏している時に単発的に強く
演奏すると、楽器からは大きい演奏音として聞こえてく
る。即ち全体として弱く演奏している時は、1音1音の
演奏の強弱がそのまま演奏音の強弱となる。一方、曲の
盛上りの場面等において全体として強く演奏している時
に単発的に1音だけ弱く演奏しようとしても、全体とし
て強く演奏している時には、吹奏の息をその1音につい
てのみ弱めることができないため、1音だけ弱く演奏す
ることが難しく、全体として大きな演奏音の連続とな
る。
【0003】一方、同時に複数の演奏音を得ることので
きる複音楽器、例えばピアノの演奏の場合は、押鍵した
各鍵それぞれの押鍵の強さ(ベロシティ)に応じてその
鍵に対応する演奏音が発音されるため、全体として弱く
演奏しているか全体として強く演奏しているかに拘ら
ず、1音1音の演奏の強弱がそのままその1音1音の演
奏音の強弱となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般的な電子楽器の場
合は、アコースティックなピアノの鍵盤を模擬した電子
鍵盤を用いて種々のアコースティック楽器の音色による
演奏を行うことが多いが、そのような電子鍵盤を用いた
演奏による演奏情報には、1音1音毎にその鍵の押鍵速
度を表すいわゆるベロシティの情報が含まれている。こ
のような電子楽器を用いてモノフォニックな管楽器等の
音色による演奏を行おうとした時、全体として強い演奏
を行っている時に1音だけ弱い演奏が混ざると、アコー
スティックなモノフォニック管楽器の場合は1音だけ弱
く演奏することが難しく、全体として大きな演奏音の連
続となるにも拘らず、これを電子楽器で行った場合は弱
く演奏された音は弱い演奏音として聞こえてしまい、ア
コースティックなモノフォニック管楽器の演奏と比べ演
奏表現がずれてしまうという問題がある。
【0005】電子楽器の場合に、アコースティックなモ
ノフォニック管楽器の演奏と比べ演奏表現がずれてしま
う典型的な例として、以下のような例がある。即ち、電
子楽器においては、押鍵によりトリガが発生し、エンベ
ロープジェネレータがエンベロープを生成する。このエ
ンベロープは、その楽音の、音量、音質等の時間的な変
化を表すものである。このエンベロープに従って楽音が
発生するが、電子楽器でモノフォニックなアコースティ
ック楽器の演奏音を模擬する場合においては、前の楽音
に対応する鍵が離鍵される前に次の楽音に対応する鍵が
押鍵された場合には新たなトリガが発生せず、従って新
たなエンベロープが発生しない構成になっている場合が
ある。即ち、このような構成の電子楽器の場合には、押
鍵した鍵を離鍵する前に別の鍵を押鍵すると、新たに発
生する楽音は前に押鍵した鍵に対応する楽音のエンベロ
ープを引き継ぐことになる。従ってこれまでの通常の電
子楽器においては、ミスタッチによりある鍵を押え損な
った場合に、それは一般に押鍵力が弱く、即ちベロシテ
ィが小さいので小さい音量で発音されるが、ミスタッチ
に気付き、間違えて押鍵した鍵を離鍵するより前に正し
い鍵を即座に押鍵し直した時には、前のエンベロープを
引き継いでしまうので正しい楽音が適切な音量で発音さ
れないことになる。この場合は、押鍵している鍵を全て
一旦離鍵して、正しい鍵をもう一度押し直すなどの対処
が必要となる。
【0006】本発明は、上記事情に鑑み、例えばアコー
スティックなモノフォニック楽器と同様な、リアルな演
奏表現を行うことのできるように、押鍵速度の値を変換
する押鍵速度変換器およびリアルな演奏を行うことので
きる電子楽器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の押鍵速度変換器は、鍵の押鍵速度を表す押鍵速度情
報を入力する第1の入力部と、演奏表現操作子の操作量
を表す操作量情報を入力する第2の入力部と、前記第1
の入力部から入力された押鍵速度情報が表す押鍵速度
を、前記第2の入力部から入力された操作量情報が表す
操作量に応じた変換関数に基づいて変更する押鍵速度変
換部と、前記押鍵速度変換部により変換された後の押鍵
速度を表す押鍵速度情報を出力する出力部とを備えたこ
とを特徴とする。
【0008】ここで、上記押鍵速度変換部が、第2の入
力部から演奏表現操作子のより大きな操作量を表す操作
量情報が入力された場合に、少なくとも押鍵速度の遅い
領域について押鍵速度をより速い押鍵速度に変換する変
換関数を選択し、その選択された変換関数に基づいて、
前記第1の入力部から入力された押鍵速度情報が表す押
鍵速度を変換するものであることが好ましい。
【0009】また、上記目的を達成する本発明の電子楽
器は、鍵の押鍵速度を表す押鍵速度情報を含む、楽音を
規定する演奏情報のうちの押鍵速度情報と、演奏表現操
作子の操作量を表す操作量情報を入力し入力された押鍵
速度情報が表す押鍵情報を、入力された操作量情報が表
す操作量に応じた変換関数に基づいて変換して変換され
た押鍵速度を表す押鍵速度情報を出力する押鍵速度変換
部と、前記押鍵速度情報が前記押鍵速度変換部で変換さ
れた後の押鍵速度を表す押鍵速度情報に置換されてなる
演奏情報と上記操作量情報とを入力し、上記演奏情報に
基づく楽音であると共に、直接入力した上記操作量情報
に基づいて修正された楽音を生成する楽音生成部とを備
えたことを特徴とする。
【0010】ここで、上記本発明の電子楽器において、
上記押鍵速度変換部が、演奏表現操作子のより大きな操
作量を表す操作量情報が入力された場合に、少なくとも
押鍵速度の遅い領域について押鍵速度をより速い押鍵速
度に変換する変換関数を選択し、その選択された変換関
数に基づいて、入力された押鍵速度情報が表す押鍵速度
を変換するものであることが好ましい。
【0011】また、上記本発明の電子楽器において、上
記楽音生成部は、押鍵速度変換部で変換された後の押鍵
速度に基づいて、その押鍵速度が速いほどより大きな音
量の楽音を生成するものであってもよく、あるいは、上
記楽音生成部は、上記押鍵速度変換部で変換された後の
押鍵速度の基づいて、その押鍵速度が速いほどより高い
周波数域まで含む楽音を生成するものであってもよい。
【0012】また、上記本発明の電子楽器において、上
記楽音生成部は、直接入力した前記操作量情報に基づい
て、その操作量情報が表す操作量が大きいほどより大き
な音量の楽音を生成するものであってもよく、あるい
は、上記楽音生成部は、直接入力した前記操作量情報に
基づいて、その操作量情報が表す操作量が大きいほどよ
り高い周波数域まで含む楽音を生成するものであっても
よい。
【0013】
【作用】本発明の押鍵速度変換器および電子楽器は、例
えば、エクスプレッションペダル等の演奏表現操作子の
操作量に応じた変換関数に基づいて押鍵速度を変換する
ものであるため、そのエクスプレッションペダル等の演
奏表現操作子の操作量を調節することによって、1音1
音の演奏の強弱をそのまま演奏音の強弱に反映させた
り、全体として強く演奏している時に1音のみ弱く演奏
されてもその演奏音も強い演奏音としたりすることがで
き、例えばアコースティックなモノフォニック楽器と同
様な、リアルな演奏を模擬することができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1は、本発明の一実施例の電子楽器の概要を示す構成図
である。この電子楽器には、複数の鍵を有する鍵盤1が
備えられており、この鍵盤1の鍵の押鍵、離鍵の情報は
鍵操作検出手段2で検出される。押鍵を検出した場合、
その押鍵の速度を表すベロシティViがベロシティ変換
手段3へ送出される。ここではベロシティViは1〜1
27の数値で表される。数値が大きいほど鍵が速く押鍵
されたことを表している。このベロシティViはベロシ
ティ変換手段3において変換され、変換後の新たなベロ
シティVoが楽音生成手段4に送出される。
【0015】また、押鍵された鍵の音高情報を含む押鍵
情報は、ベロシティViを除き、楽音生成手段4に直接
に入力される。楽音生成手段4は、入力された押鍵され
た鍵に対応する音高の楽音を生成するものであり、生成
する楽音の周波数成分を調整するフィルタとレベルを調
整するレベル調整手段とを内蔵している。この楽音生成
手段4で生成された楽音はスピーカ6によって空間に放
音される。
【0016】また、この電子楽器にはエクスプレッショ
ンペダル5が備えられている。エクスプレッションペダ
ル5は演奏者が足で踏んで操作する演奏表現操作子であ
り、踏み込み量に応じて、0〜127の数値で表される
エクスプレッション情報eが出力される。このエクスプ
レッション情報eは、エクスプレッションペダル5が全
く踏み込まれていない時にe=0,最も踏み込まれた状
態でe=127である。エクスプレッションペダル5か
ら出力されたエクスプレッション情報eは、ベロシティ
変換手段3及び楽音生成手段4に入力される。
【0017】図2は、ベロシティ変換手段3における、
入力ベロシティViを出力ベロシティVoに変換するた
めの変換関数の一例を表したグラフである。この図2
は、エクスプレッション情報e=0(エクスプレッショ
ンペダルが踏まれていない状態)の変換関数であり、V
o=Viの直線を表している。即ち、エクスプレッショ
ンペダル5が踏み込まれていない時は入力ベロシティV
iがそのまま出力ベロシティVoとして出力される。
【0018】図3は、ベロシティ変換手段3における、
入力ベロシティViを出力ベロシティVoに変換するた
めの変換関数の各例を表したグラフである。この図3
(A),(B),(C)は、エクスプレッション情報e
が、それぞれe=32,64,96の時の変換関数であ
る。これらの変換関数を数式で表現すれば、 Vi≦eのとき:Vo=e Vi>eのとき:Vo=Vi となり、これらの数式で表される特性を持つ変換関数に
基づいてViをVoに変換する。
【0019】この図に示すように、本実施例では、入力
ベロシティViが小さい値をとる領域について、エクス
プレッション情報eの値が大きいほど(即ち、エクスプ
レッションペダルを大きく踏み込むほど)、入力ベロシ
ティViがより大きな値の出力ベロシティVoに変換さ
れる。即ち、本実施例においては、エクスプレッション
ペダル5の踏み込み量が小さい場合は、1音1音の押鍵
の速度がそのまま出力ベロシティVoに反映され、エク
スプレッションペダル5を大きく踏み込むと、弱い押鍵
の場合も強く押鍵したことに対応する大きな値の出力ベ
ロシティVoに変換される。従って、図1に示す鍵盤1
を演奏操作してモノフォニックなアコースティック楽器
の音色による演奏を行う場合、曲の盛上りの部分等にお
いてエクスプレッションペダル5を強く踏み込んで演奏
を行うことにより全体として強く演奏している時に1音
だけ弱く演奏されても強く演奏した時と同等の演奏音が
得られ、そのアコースティック楽器の演奏をよりリアル
に模擬することができる。
【0020】図4は、ベロシティ変換手段3における、
入力ベロシティViを出力ベロシティVoに変換するた
めの変換関数の他の例を示す図である。エクスプレッシ
ョン情報eがe=0(エクスプレッションペダルが踏ま
れていない状態)では、前述した例と同様、図2に示す
Vo=Viの変換関数が用いられ、エクスプレッション
情報eがe=32,64,96の場合、それぞれ図4
(A),(B),(C)に示すように変換される。
【0021】この場合の変換関数を数式で表現すれば、 Vo={(127−e)/127}×Vi+e となり、この数式で表される特性を持つ変換関数に基づ
いてViをVoに変換する。即ち、この例では、変換関
数は直線的であるが、エクスプレッションペダル5を踏
むほど、小さい値の入力ベロシティViがより大きな値
の出力ベロシティVoに変換される。このような変換関
数によっても、モノフォニックなアコースティック楽器
の演奏をよりリアルに模擬した演奏が行われる。
【0022】尚、図3ないし図4に示すような変換関数
は、エクスプレッション情報eの値に応じて連続的に変
化する関数であってもよく、エクスプレッション情報e
の値を各範囲毎に区切り、各区切り毎に変換関数を当て
嵌めたものであってもよい。即ち、この場合、エクスプ
レッションペダル5を踏み込んでいくと、段階的に、そ
の変換関数が変化することになる。
【0023】図1に示す楽音生成手段4では、前述した
ように、ベロシティ変換手段3で変換されたベロシティ
Vo、および、鍵操作検出手段2で検出された押鍵情報
のうちベロシティを除く押鍵情報に基づいて楽音が生成
されるが、ベロシティVoに基づいては、ベロシティV
oが大きな値をとるほど、生成される楽音の音量レベル
が増加するように、内蔵するレベル調整手段(図示せ
ず)のレベルが調整され、かつ、ベロシティVoが大き
な値をとるほど、生成する楽音に、より高周波の成分ま
で含まれるように内蔵フィルタ(図示せず)の特性が変
更される。
【0024】また、楽音生成手段4には、エクスプレッ
ションペダル5からのエクスプレッション情報eも入力
され、エクスプレッション情報eによっても、フィルタ
のカットオフ周波数やレベル調整手段のレベルが制御さ
れる。この場合、エクスプレッション情報eの値が大き
いほど、生成される楽音により高周波の成分まで含まれ
るようにカットオフ周波数が高い方に遷移され、またエ
クスプレッション情報eの値が大きいほど、生成される
楽音の音量レベルがより大きい方へ移行する。
【0025】尚、上記実施例においては、エクスプレッ
ションペダル5を用いてベロシティ変換手段3における
ベロシティの変換制御と楽音生成手段4における楽音の
音量やカットオフ周波数等のエクスプレッションペダル
としての本来の制御とを兼用しているが、例えばエクス
プレッションペダル5から出力されたエクスプレッショ
ン情報eを入力する、ベロシティ変換手段3の入力部分
と楽音生成手段4の入力部分とにそれぞれオン/オフの
切換えスイッチを設け、電子楽器により模擬されるアコ
ースティックな楽器等に応じて、エクスプレッション情
報eをベロシティ変換手段3に入力して変換関数を変化
させるか否か、及び楽音生成手段4に入力して音量レベ
ルやカットオフ周波数を制御するか否かを自由に選択で
きる構成としてもよい。あるいは、エクスプレッション
情報eをベロシティ変換手段3に入力するか楽音生成手
段4に入力するかを単純に切り換えるシンプルな構成と
してもよい。また、ベロシティ変換手段3を制御する演
奏表現操作子を楽音生成手段4を制御するエクスプレッ
ションペダル5とは別に備えてもよい。更に、必要に応
じてベロシティ変換手段3を制御する演奏表現操作子を
楽音生成手段4を制御するエクスプレッションペダル5
と兼用するか否かとは別にベロシティ変換手段3を制御
する演奏表現操作子としてペダル以外の操作子、例えば
ブレス等による操作子を備えてもよい。
【0026】また、ベロシティ変換手段3と楽音生成手
段4とにそれぞれデプス調整手段を設け、エクスプレッ
ションペダル5から出力されたエクスプレッション情報
eによって変化する、ベロシティ変換関数や音量レベル
やカットオフ周波数の変化範囲をそれぞれ調整できる構
成にしてもよい。また、上記実施例においては、鍵盤1
及び鍵操作検出手段2、エクスプレッションペダル5を
備える構成としたが、MIDIなどの手段を介して、例
えば鍵盤の操作状態を表す押鍵速度情報、押鍵情報と同
等の情報や、エクスプレッションペダル5の操作状態を
表す情報eと同等の情報を外部の機器から受け取る構成
にしてもよい。
【0027】また、これと同様に、上記実施例は、楽音
生成手段4を備える構成としたが、MIDI等の手段を
介して外部の楽音生成装置を制御する構成にしてもよ
い。この場合は、エクスプレッション情報eと、エクス
プレッション情報eに応じて可変した変換関数に基づい
て入力ベロシティViから変換された出力ベロシティV
oが外部の楽音生成装置に向けて出力されることにな
る。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
演奏者が演奏中に演奏表現操作子を操作することによっ
て全体として強く演奏している時に、単発的に1音だけ
弱く演奏しても強い演奏音として出力される等、例えば
アコースティックなモノフォニック楽器と同様な、リア
ルな演奏表現を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の電子楽器の概要を示す構成
図である。
【図2】ベロシティ変換手段3における、入力ベロシテ
ィViを出力ベロシティVoに変換するための変換関数
の一例を表したグラフである。
【図3】ベロシティ変換手段3における、入力ベロシテ
ィViを出力ベロシティVoに変換するための変換関数
の各例を表したグラフである。
【図4】ベロシティ変換手段3における、入力ベロシテ
ィViを出力ベロシティVoに変換するための変換関数
の他の例を示す図である。
【符号の説明】
1 鍵盤 2 鍵操作検出手段 3 ベロシティ変換手段 4 楽音生成手段 5 エクスプレッションペダル 6 スピーカ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鍵の押鍵速度を表す押鍵速度情報を入力
    する第1の入力部と、 演奏表現操作子の操作量を表す操作量情報を入力する第
    2の入力部と、 前記第1の入力部から入力された押鍵速度情報が表す押
    鍵速度を、前記第2の入力部から入力された操作量情報
    が表す操作量に応じた変換関数に基づいて変換する押鍵
    速度変換部と、 前記押鍵速度変換部により変換された後の押鍵速度を表
    す押鍵速度情報を出力する出力部とを備えたことを特徴
    とする押鍵速度変換器。
  2. 【請求項2】 前記押鍵速度変換部が、前記第2の入力
    部から演奏表現操作子のより大きな操作量を表す操作量
    情報が入力された場合に、少なくとも押鍵速度の遅い領
    域について押鍵速度をより速い押鍵速度に変換する変換
    関数を選択し、該選択された変換関数に基づいて、前記
    第1の入力部から入力された押鍵速度情報が表す押鍵速
    度を変換するものであることを特徴とする請求項1記載
    の押鍵速度変換器。
  3. 【請求項3】 鍵の押鍵速度を表す押鍵速度情報を含
    む、楽音を規定する演奏情報のうちの前記押鍵速度情報
    と、演奏表現操作子の操作量を表す操作量情報とを入力
    し入力された押鍵速度情報が表す押鍵情報を、入力され
    た操作量情報が表す操作量に応じた変換関数に基づいて
    変換して変換された押鍵速度を表す押鍵速度情報を出力
    する押鍵速度変換部と、 前記押鍵速度情報が前記押鍵速度変換部で変換された後
    の押鍵速度を表す押鍵速度情報に置換されてなる前記演
    奏情報と前記操作量情報とを入力し、前記演奏情報に基
    づく楽音であると共に直接入力した前記操作量情報に基
    づいて修正された楽音を生成する楽音生成部とを備えた
    ことを特徴とする電子楽器。
  4. 【請求項4】 前記押鍵速度変換部が、演奏表現操作子
    のより大きな操作量を表す操作量情報が入力された場合
    に、少なくとも押鍵速度の遅い領域について押鍵速度を
    より速い押鍵速度に変換する変換関数を選択し、該選択
    された変換関数に基づいて、入力された押鍵速度情報が
    表す押鍵速度を変換するものであることを特徴とする請
    求項3記載の電子楽器。
  5. 【請求項5】 前記楽音生成部が、前記押鍵速度変換部
    で変換された後の押鍵速度に基づいて、該押鍵速度が速
    いほどより大きな音量の楽音を生成するものであること
    を特徴とする請求項3記載の電子楽器。
  6. 【請求項6】 前記楽音生成部が、前記押鍵速度変換部
    で変換された後の押鍵速度に基づいて、該押鍵速度が速
    いほどより高い周波数域まで含む楽音を生成するもので
    あることを特徴とする請求項3記載の電子楽器。
  7. 【請求項7】 前記楽音生成部が、直接入力した前記操
    作量情報に基づいて、該操作量情報が表す操作量が大き
    いほどより大きな音量の楽音を生成するものであること
    を特徴とする請求項3記載の電子楽器。
  8. 【請求項8】 前記楽音生成部が、直接入力した前記操
    作量情報に基づいて、該操作量情報が表す操作量が大き
    いほどより高い周波数域まで含む楽音を生成するもので
    あることを特徴とする請求項3記載の電子楽器。
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