JPH08227032A - 光ファイバケーブル - Google Patents
光ファイバケーブルInfo
- Publication number
- JPH08227032A JPH08227032A JP7087772A JP8777295A JPH08227032A JP H08227032 A JPH08227032 A JP H08227032A JP 7087772 A JP7087772 A JP 7087772A JP 8777295 A JP8777295 A JP 8777295A JP H08227032 A JPH08227032 A JP H08227032A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical fiber
- grooves
- yarn
- tapes
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/44—Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
- G02B6/4401—Optical cables
- G02B6/4407—Optical cables with internal fluted support member
- G02B6/4408—Groove structures in support members to decrease or harmonise transmission losses in ribbon cables
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 多心光ケーブルには一般的にスロット型を用
いる。近年、より高密度多心化を図るために、光ファイ
バテープ心線１０の被覆層を薄くすると共に、一つの溝
に積層するテープ心線１０の枚数も多くなってきた。そ
のため、溝１４が深くなって、後分岐作業に際して、溝
１４からテープ心線１０を容易に取り出せないという問
題や取り出す際テープ心線を傷付けるなどの問題が発生
している。これを解決する。 【構成】 糸またはテープ４０が、溝１４を横切り、か
つ溝１４の内壁と光ファイバ心線１０との間に入る形で
配置されるようにする。このようにしておくと、後分岐
に際して、糸またはテープ４０を手に持って引張ること
により、光ファイバテープ心線１０を溝１４から傷付け
ることなく容易に取り出すことができる。
いる。近年、より高密度多心化を図るために、光ファイ
バテープ心線１０の被覆層を薄くすると共に、一つの溝
に積層するテープ心線１０の枚数も多くなってきた。そ
のため、溝１４が深くなって、後分岐作業に際して、溝
１４からテープ心線１０を容易に取り出せないという問
題や取り出す際テープ心線を傷付けるなどの問題が発生
している。これを解決する。 【構成】 糸またはテープ４０が、溝１４を横切り、か
つ溝１４の内壁と光ファイバ心線１０との間に入る形で
配置されるようにする。このようにしておくと、後分岐
に際して、糸またはテープ４０を手に持って引張ること
により、光ファイバテープ心線１０を溝１４から傷付け
ることなく容易に取り出すことができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、スロット型やＵグル
ーブ型のように、ケーブル長さ方向に連続する溝を有
し、当該溝内に光ファイバ心線を収納する光ファイバケ
ーブルに関するもので、特に後分岐を考慮したものであ
る。
ーブ型のように、ケーブル長さ方向に連続する溝を有
し、当該溝内に光ファイバ心線を収納する光ファイバケ
ーブルに関するもので、特に後分岐を考慮したものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】図２にスロット型光ケーブルの一例を示
す。スロットロッド１２に設けてある複数本のらせん溝
１４内に、光ファイバテープ心線１０を複数枚重ねて収
納する。それから外被１６等を施して、光ケーブル１８
とする。
す。スロットロッド１２に設けてある複数本のらせん溝
１４内に、光ファイバテープ心線１０を複数枚重ねて収
納する。それから外被１６等を施して、光ケーブル１８
とする。
【０００３】図３にＵグルーブ型光ケーブルの一例を示
す。Ｕグルーブ２０の中に複数枚の光ファイバテープ心
線１０を重ねて収納してＵグルーブユニット２２を構成
する。これを複数本、中心テンションメンバ２４の周り
に撚り合わせ集合する。それから外被２６等を施して、
光ケーブル２８とする。
す。Ｕグルーブ２０の中に複数枚の光ファイバテープ心
線１０を重ねて収納してＵグルーブユニット２２を構成
する。これを複数本、中心テンションメンバ２４の周り
に撚り合わせ集合する。それから外被２６等を施して、
光ケーブル２８とする。
【０００４】上記の光ファイバケーブルにおいて、後分
岐を行う場合、図４（スロット型の例）に示す次の処理
を行う。 （ａ）光ケーブル１８を、２個の受け金物３０（80cm間
隔）の間に支持する。それから、外被１６を剥離して、
スロットロッド１２を露出させる。 （ｂ）左右から光ケーブル１８を押し込み、光ファイバ
テープ心線１０に余長を作る。そして、テープ心線１０
をロッド１２から取り出す。 （ｃ）その後必要な処理を行うが、本発明とは直接関係
がないので省略する。
岐を行う場合、図４（スロット型の例）に示す次の処理
を行う。 （ａ）光ケーブル１８を、２個の受け金物３０（80cm間
隔）の間に支持する。それから、外被１６を剥離して、
スロットロッド１２を露出させる。 （ｂ）左右から光ケーブル１８を押し込み、光ファイバ
テープ心線１０に余長を作る。そして、テープ心線１０
をロッド１２から取り出す。 （ｃ）その後必要な処理を行うが、本発明とは直接関係
がないので省略する。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】近年、光ケーブルの高
密度多心化に伴い、光ファイバテープ心線の被覆層も薄
くなり、かつ一つの溝に積層するテープ心線の枚数も多
くなってきた。そのため、スロットロッドの溝１４等が
深くなってきている。その結果、後分岐作業に際して、
溝１４等から光ファイバテープ心線１０を容易に取り出
せないという問題があると共に光ファイバテープ心線１
０を取り出す際に光ファイバテープ心線を傷付けるなど
の問題が発生している。本発明は、この様な点を解決し
た光ファイバケーブルの提供を目的としてなされたもの
である。
密度多心化に伴い、光ファイバテープ心線の被覆層も薄
くなり、かつ一つの溝に積層するテープ心線の枚数も多
くなってきた。そのため、スロットロッドの溝１４等が
深くなってきている。その結果、後分岐作業に際して、
溝１４等から光ファイバテープ心線１０を容易に取り出
せないという問題があると共に光ファイバテープ心線１
０を取り出す際に光ファイバテープ心線を傷付けるなど
の問題が発生している。本発明は、この様な点を解決し
た光ファイバケーブルの提供を目的としてなされたもの
である。
【０００６】
【課題を解決するための手段】図１（スロット型の例）
に例示するように、糸またはテープ４０が、溝１４を横
切り、かつ溝１４の内壁と光ファイバテープ心線１０と
の間に入る形で配置されるようにする。
に例示するように、糸またはテープ４０が、溝１４を横
切り、かつ溝１４の内壁と光ファイバテープ心線１０と
の間に入る形で配置されるようにする。
【０００７】
【作 用】図１（ａ）のスロットロッド１２の溝１４に
は図１（ｂ）に示す様に高密度に積層された光ファイバ
テープ心線１０が糸又はテープ４０を介して収納されて
いるので、後分岐作業をする際に、図１（ｃ）のよう
に、糸またはテープ４０を使って光ファイバテープ心線
１０を容易に傷付けることなく取り出すことができる。
は図１（ｂ）に示す様に高密度に積層された光ファイバ
テープ心線１０が糸又はテープ４０を介して収納されて
いるので、後分岐作業をする際に、図１（ｃ）のよう
に、糸またはテープ４０を使って光ファイバテープ心線
１０を容易に傷付けることなく取り出すことができる。
【０００８】
【実施例】糸またはテープ４０が、溝１４を横切り、か
つ溝１４の内壁と光ファイバ心線１０との間に入る形で
配置されるようにするには、次のようにする。図１
（ａ）は、スロット型ケーブルの例である。ただし図面
を見やすくするために、溝１４は１本だけ示した。スロ
ットロッド１２を矢印５０の方向に、一定速度で走らせ
る。また送出し側（同図で左側）も巻取り側も、矢印５
２のように、同じ速度で回転させる。スロットロッド１
２の走行速度と回転速度並びに溝１４のピッチの関係を
適当にすると、溝１４が静止して見える。
つ溝１４の内壁と光ファイバ心線１０との間に入る形で
配置されるようにするには、次のようにする。図１
（ａ）は、スロット型ケーブルの例である。ただし図面
を見やすくするために、溝１４は１本だけ示した。スロ
ットロッド１２を矢印５０の方向に、一定速度で走らせ
る。また送出し側（同図で左側）も巻取り側も、矢印５
２のように、同じ速度で回転させる。スロットロッド１
２の走行速度と回転速度並びに溝１４のピッチの関係を
適当にすると、溝１４が静止して見える。
【０００９】走行するスロットロッド１２の周りに矢印
５４の方向（矢印５２と反対方向）に回転するボビン４
１から糸またはテープ４０を送り出し、溝１４とクロス
する形でロッド１２に、ゆるく巻き付ける。通常溝１４
のピッチは300〜700mmであるので、糸またはテープ４０
のピッチはこの値以下、すなわち、200〜500mm程度が良
い。糸またはテープ４０は、ゆるく巻き付けることが大
切である。糸またはテープ４０としては、光ファイバの
伝送損失を劣化させないために極力柔らかいものが適す
る。具体的には、ナイロン、テトロン、綿、ケブラー等
の糸や、ＰＥＴ、ナイロン、ＰＥ等のテープが使用可能
である。
５４の方向（矢印５２と反対方向）に回転するボビン４
１から糸またはテープ４０を送り出し、溝１４とクロス
する形でロッド１２に、ゆるく巻き付ける。通常溝１４
のピッチは300〜700mmであるので、糸またはテープ４０
のピッチはこの値以下、すなわち、200〜500mm程度が良
い。糸またはテープ４０は、ゆるく巻き付けることが大
切である。糸またはテープ４０としては、光ファイバの
伝送損失を劣化させないために極力柔らかいものが適す
る。具体的には、ナイロン、テトロン、綿、ケブラー等
の糸や、ＰＥＴ、ナイロン、ＰＥ等のテープが使用可能
である。
【００１０】糸またはテープ４０をスロットロッド１２
にゆるく巻き付けた後に（すぐ後がよい）、静止してい
る複数のボビン（図示せず）から光ファイバテープ心線
１０を送り出し、重ね合わせ、溝１４に収納する。その
際、光ファイバテープ心線１０は、溝１４の上を横切っ
ている糸またはテープ４０を溝１４の中に押し込み、図
１（ｂ）に示すようになる。なお、この図は図１（ａ）
のＢの拡大断面を示したものである。
にゆるく巻き付けた後に（すぐ後がよい）、静止してい
る複数のボビン（図示せず）から光ファイバテープ心線
１０を送り出し、重ね合わせ、溝１４に収納する。その
際、光ファイバテープ心線１０は、溝１４の上を横切っ
ている糸またはテープ４０を溝１４の中に押し込み、図
１（ｂ）に示すようになる。なお、この図は図１（ａ）
のＢの拡大断面を示したものである。
【００１１】後分岐に際して、光ファイバテープ心線１
０を溝１４から取り出すときは、図１（ｃ）のように、
糸またはテープ４０を手に持って引張ることにより、容
易に取り出すことができる。
０を溝１４から取り出すときは、図１（ｃ）のように、
糸またはテープ４０を手に持って引張ることにより、容
易に取り出すことができる。
【００１２】［実験例］巾2.8mm、深さ4.0mmの溝１４の
中に、厚さ0.3mm、巾2.1mmの光ファイバテープ心線１０
を10枚重ねて収納した。各光ファイバテープ心線１０は
必ずしも図１（ｂ）のように整然と積層されるわけでな
いため、光ファイバテープ心線１０と溝１４との間に
は、一見ほとんど隙間が無い状態であったが、糸または
テープ４０を使用することにより、溝１４から光ファイ
バテープ心線１０を傷付けることなく容易に取り出すこ
とができた。
中に、厚さ0.3mm、巾2.1mmの光ファイバテープ心線１０
を10枚重ねて収納した。各光ファイバテープ心線１０は
必ずしも図１（ｂ）のように整然と積層されるわけでな
いため、光ファイバテープ心線１０と溝１４との間に
は、一見ほとんど隙間が無い状態であったが、糸または
テープ４０を使用することにより、溝１４から光ファイ
バテープ心線１０を傷付けることなく容易に取り出すこ
とができた。
【００１３】
【発明の効果】糸またはテープが、溝を横切り、かつ溝
の内壁と光ファイバ心線との間に入る形で配置してある
ので、糸またはテープ４０を使用して、溝１４から光フ
ァイバテープ心線１０を傷付けることなく容易に取り出
すことができる。したがって、後分岐作業が容易にな
る。
の内壁と光ファイバ心線との間に入る形で配置してある
ので、糸またはテープ４０を使用して、溝１４から光フ
ァイバテープ心線１０を傷付けることなく容易に取り出
すことができる。したがって、後分岐作業が容易にな
る。
【図１】本発明の実施例に関するもので、（ａ）は製造
の途中を模型的に示した説明図、（ｂ）は（ａ）におけ
るＢの拡大断面図、（ｃ）は糸またはテープ４０を使っ
て光ファイバテープ心線１０を取り出す状態の説明図。
の途中を模型的に示した説明図、（ｂ）は（ａ）におけ
るＢの拡大断面図、（ｃ）は糸またはテープ４０を使っ
て光ファイバテープ心線１０を取り出す状態の説明図。
【図２】従来技術の一例（スロット型ケーブル）の説明
図。
図。
【図３】従来技術の他の例（Ｕグルーブ型ケーブル）の
説明図。
説明図。
【図４】後分岐作業の流れの一部の説明図。
１０ 光ファイバテープ心線 １２ スロットロッド １４ 溝 １６ 外被 １８ 光ケーブル ２０ Ｕグルーブ ２２ Ｕグルーブユニット ２４ 中心テンションメンバ ２６ 外被 ２８ 光ケーブル ３０ 受け金物 ４０ 糸またはテープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮本 末広 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉工場内 (72)発明者 岩田 秀行 東京都千代田区内幸町一丁目１番６号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 野澤 優 東京都千代田区内幸町一丁目１番６号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 速水 茂和 東京都千代田区内幸町一丁目１番６号 日 本電信電話株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】 ケーブル長さ方向に連続する溝を有し、
当該溝内に光ファイバ心線を収納する光ファイバケーブ
ルにおいて、糸またはテープが、前記溝を横切り、かつ
前記溝の内壁と前記光ファイバ心線との間に入る形で配
置してある、光ファイバケーブル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7087772A JPH08227032A (ja) | 1995-02-21 | 1995-02-21 | 光ファイバケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7087772A JPH08227032A (ja) | 1995-02-21 | 1995-02-21 | 光ファイバケーブル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08227032A true JPH08227032A (ja) | 1996-09-03 |
Family
ID=13924275
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7087772A Withdrawn JPH08227032A (ja) | 1995-02-21 | 1995-02-21 | 光ファイバケーブル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08227032A (ja) |
-
1995
- 1995-02-21 JP JP7087772A patent/JPH08227032A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020507 |