JPH08227016A - 光ファイバケーブルの押え巻切断治具 - Google Patents

光ファイバケーブルの押え巻切断治具

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Publication number
JPH08227016A
JPH08227016A JP7032641A JP3264195A JPH08227016A JP H08227016 A JPH08227016 A JP H08227016A JP 7032641 A JP7032641 A JP 7032641A JP 3264195 A JP3264195 A JP 3264195A JP H08227016 A JPH08227016 A JP H08227016A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
cutting
fiber cable
winding
groove
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7032641A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoya Inoue
直哉 井上
Akira Onuki
章 大貫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SWCC Corp
Original Assignee
Showa Electric Wire and Cable Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Showa Electric Wire and Cable Co filed Critical Showa Electric Wire and Cable Co
Priority to JP7032641A priority Critical patent/JPH08227016A/ja
Publication of JPH08227016A publication Critical patent/JPH08227016A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/46Processes or apparatus adapted for installing or repairing optical fibres or optical cables
    • G02B6/56Processes for repairing optical cables
    • G02B6/566Devices for opening or removing the mantle

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 光ファイバ心線の取出しの際に、溝内の心線
に傷を付けることなく押え巻を効率的に切断するための
押え巻切断治具を提供する。 【構成】 円周縁部に尖鋭な刃部7aを有し平行に配置
された円盤状の切断刃7の一対が、中心を貫通し垂直に
配置された連結支持部材8の周りに回転可能に支持され
ており、かつこれらの切断刃7の間隔を、光ファイバケ
ーブルの芯体の溝13の幅より若干広く調整固定するこ
とができるようになっている。また、連結支持部材8の
中央部に、棒状の把持部9が連結されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバケーブルの
押え巻切断治具に係わり、特にスペーサ型光ファイバケ
ーブルにおいて、芯体の溝内から光ファイバ心線を取出
す際に押え巻を切断するための治具に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、配線用の光ファイバケーブルとし
て、側圧に弱い光ファイバを芯体(スペーサ)により保
護するようにしたスペーサ型光ファイバケーブルが注目
されている。
【0003】図5は、このようなスペーサ型光ファイバ
ケーブルの一例を示し、中心にFRP等の抗張力部材1
を有し、外周に複数の溝2がSZ交互反転するらせん状
に設けられた長尺の芯体3の溝2内に、光ファイバ心
線、例えば光ファイバテープ心線4を積層して収納する
とともに、芯体3の外周に、押えテープ等により押え巻
5を施し、さらにその上にプラスチック等の外被6を設
けた構造を有している。なお、芯体3の溝2が、S撚り
やZ撚りのような一方向のみのらせん溝ではなくSZら
せん溝となっているのは、溝2をSZ交互反転するらせ
ん状に形成することで、光ファイバテープ心線4に十分
な余長を付与し、分岐接続等の際の光ファイバテープ心
線4の取出しを容易にするためである。また、このよう
な余長の形成により、光ファイバへの異常な張力の付加
が防止される。
【0004】そして、このような光ファイバケーブルに
おいて分岐接続を行なう場合には、まずケーブル外被6
を所定の長さに亘って剥離除去した後、露出した押え巻
5をカッターで切断し取外してから、所望の光ファイバ
心線4を溝2から取出す作業を行なう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな光ファイバケーブルの後分岐においては、押え巻5
の切断を通常のカッターを用いて行なっているため、切
断に手間がかかるばかりでなく、SZらせん溝2内にカ
ッターの刃先が入り込み、溝2内に収納された光ファイ
バテープ心線4を傷付けるおそれがあった。
【0006】本発明は、このような問題を解決するため
になされたもので、スペーサ型光ファイバケーブルにお
ける光ファイバ心線の取出しの際に、溝内の心線に傷を
付けることなく押え巻を効率的に切断するための押え巻
切断治具を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の光ファイバケー
ブルの押え巻切断治具は、芯体の外周に設けられた複数
の溝内にそれぞれ光ファイバ心線を収納し、その上に押
え巻を設けた光ファイバケーブルの、前記押え巻を切断
する治具において、平行に配置された一対の刃部と、こ
れらの刃部を連結する連結支持部材とを備え、前記刃部
の間隔を、前記光ファイバケーブルの溝幅より若干広く
調整できるように構成したことを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明の切断治具においては、平行に配置され
た一対の刃部が、連結支持部材により連結され、刃部の
間隔が、光ファイバ心線を取出すべき溝幅より若干広く
なっている。したがって、芯体外周の溝に光ファイバ心
線を収納し、その上に押え巻を設けたスペーサ型光ファ
イバケーブルにおいて、後分岐作業の際に外被を剥離除
去して露出させた押え巻を切断する場合、この切断治具
の刃部を溝の上を避けて押え巻に当てることができる。
すなわち、切断刃の刃部を、溝を跨いでその外側の芯体
上に位置する押え巻に当てることができ、こうして刃部
を溝の外周に沿ってスライドさせることで、溝内に収納
された光ファイバ心線を刃部で傷付けることなく、押え
巻のみを効率的に切断することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0010】図1は、本発明の光ファイバケーブルの押
え巻切断治具の一実施例を示す斜視図である。
【0011】図において、符号7は、円周縁部に尖鋭な
刃部7aを有する円盤状の切断刃を示し、このような切
断刃7の一対が平行に配置されている。そして、これら
の切断刃7は、中心を貫通しこれらに垂直に配置された
連結支持部材8の周りに、ベアリング(図示を省略。)
を介して回転可能に支持されており、かつ連結支持部材
8に取着されたカラー等をしゅう動させることで、 2つ
の切断刃7の間隔を調整することができるように構成さ
れている。また、連結支持部材8には、その中央位置に
一端を固着され垂直に突設された棒状の把持部9が連結
されている。
【0012】このような切断治具を用い、以下に示すよ
うにして押え巻の切断が行なわれる。すなわち、図2に
示すように、芯体のSZ状の溝内に光ファイバ心線を収
納したスペーサ型光ファイバケーブル10において、外
被10aを剥離除去して露出させた押え巻11の上に、
芯体の溝と同一のピッチで若干幅の広いSZ状の開口部
12を有する円筒状の押えカバー13を、開口部12が
所定の溝の上に重なるように被せる。
【0013】次いで、図3に示すように、切断治具の刃
部7aの間隔、つまり切断刃7の間隔を、芯体14の溝
13の幅より若干広くなるように調整した後、押えカバ
ー13の開口部12の幅方向の両縁端部に、切断治具の
切断刃7の外側面をそれぞれ当接させる。そして、把持
部9を手に持って押すことで、押えカバー13の開口部
14の縁端部をガイドとして、切断刃7を回転させつつ
移動させる。こうして、切断治具の刃部7aを、溝15
を跨いでその外側の芯体14上に位置する押え巻11に
確実に食込ませることができ、刃部7aが滑って溝15
内に入り込むことがなくなる。したがって、溝15内に
収納された光ファイバテープ心線16を傷付けることな
く、押え巻11のみを効率的に切断することができる。
また、このように押えカバー13を使用することで、押
え巻11を切除した際の不要な光ファイバ心線の飛出し
を防止し、所望の光ファイバ心線のみを作業性良く取り
出すことができる。
【0014】次に、本発明の切断治具の別の実施例につ
いて説明する。
【0015】図4に示す切断治具においては、上下対向
する直線状の刃部17a、17bを有するはさみ状の切
断刃17の一対が平行に配置され、中心を貫通しこれら
に垂直に配置された連結支持部材8により、切断刃7の
間隔が調整可能に連結支持されている。また、連結支持
部材8には棒状の把持部9が連結されており、把持部9
を握り、連結支持部材8を介して切断刃17を水平に押
すことで、上下刃部17a、17bの間に挟持された物
体が、噛み合いの剪断作用により連続的に切断されるよ
うになっている。
【0016】このような実施例の切断治具を用いて切断
を行なう場合にも、押えカバー13の開口部12の縁端
部をガイドとし切断刃17を水平方向にスライドさせる
ことで、溝15の外側の芯体12上に位置し上下刃部1
7a、17bの間に挟持された押え巻11のみが、連続
的に切断され、溝15内に収納された光ファイバテープ
心線16に傷が付くことがない。
【0017】なお、以上の実施例では、切断治具ととも
に開口部を有する円筒状の押えカバーを使用した例につ
いて説明したが、本発明の切断治具によれば、このよう
な押えカバーを使用しなくても、刃部で光ファイバ心線
を傷付けることなく押え巻を効率的に切断することがで
きる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明の切断治具に
よれば、スペーサ型光ファイバケーブルにおける光ファ
イバ心線の取出しの際に、溝内に収納された光ファイバ
心線を傷付けることなく、押え巻を効率的に切断するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ファイバケーブルの押え巻切断治具
の一実施例を示す斜視図。
【図2】同実施例の治具を使用し、光ファイバケーブル
の押え巻切断を行なう前段階として、ケーブルの所定の
部位に押えカバーを被せた状態を示す正面図。
【図3】同実施例の治具を使用し、光ファイバケーブル
の押え巻切断を行なう実施態様を示す一部断面図。
【図4】本発明の押え巻切断治具の別の実施例を示す斜
視図。
【図5】スペーサ型光ファイバケーブルの一例を示す横
断面図。
【符号の説明】
7………円盤状切断刃 7a………刃部 8………連結支持部材 9………把持部 11………押え巻 12………開口部 13………押えカバー 14………芯体 15………溝 16………光ファイバテープ心線 17………はさみ状切断刃

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芯体の外周に設けられた複数の溝内にそ
    れぞれ光ファイバ心線を収納し、その上に押え巻を設け
    た光ファイバケーブルの、前記押え巻を切断する治具に
    おいて、 平行に配置された一対の刃部と、これらの刃部を連結す
    る連結支持部材とを備え、前記刃部の間隔を、前記光フ
    ァイバケーブルの溝幅より若干広く調整できるように構
    成したことを特徴とする光ファイバケーブルの押え巻切
    断治具。
JP7032641A 1995-02-21 1995-02-21 光ファイバケーブルの押え巻切断治具 Withdrawn JPH08227016A (ja)

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JP7032641A JPH08227016A (ja) 1995-02-21 1995-02-21 光ファイバケーブルの押え巻切断治具

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JP7032641A Withdrawn JPH08227016A (ja) 1995-02-21 1995-02-21 光ファイバケーブルの押え巻切断治具

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017078821A (ja) * 2015-10-22 2017-04-27 株式会社フジクラ 分割工具

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017078821A (ja) * 2015-10-22 2017-04-27 株式会社フジクラ 分割工具
WO2017069056A1 (ja) * 2015-10-22 2017-04-27 株式会社フジクラ 分割工具

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