JPH08226619A - バ−ナの冷却装置 - Google Patents
バ−ナの冷却装置Info
- Publication number
- JPH08226619A JPH08226619A JP7032112A JP3211295A JPH08226619A JP H08226619 A JPH08226619 A JP H08226619A JP 7032112 A JP7032112 A JP 7032112A JP 3211295 A JP3211295 A JP 3211295A JP H08226619 A JPH08226619 A JP H08226619A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flame
- air
- pipe
- flame stabilizing
- air passage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E20/00—Combustion technologies with mitigation potential
- Y02E20/34—Indirect CO2mitigation, i.e. by acting on non CO2directly related matters of the process, e.g. pre-heating or heat recovery
Landscapes
- Gas Burners (AREA)
- Pre-Mixing And Non-Premixing Gas Burner (AREA)
- Air Supply (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明はバーナの冷却装置に関するものであ
る。 【構成】 ガス管の外周に保炎用空気管を設け、その保
炎用空気管の前方部内壁にそって保炎用空気の一部が流
通する高流速空気通路を構成したことを特徴とするバー
ナの冷却装置を提供するものである。保炎用空気管を流
れる保炎用空気の一部は高流速空気通路に入り、流速を
増して、高温にさらされている保炎用空気管の前方部と
内側管体を冷却すると同時に、ガス管の先端部に設けた
保炎器をも冷却する。次の諸効果がある。高流速空気
通路に冷却空気を高速で流通させることにより、高温と
なる領域及び保炎器を効果的に冷却することができて、
保炎用空気を最少限に抑制することができると共に、炉
内酸素濃度の上昇を防止することができる。その結
果、被熱物への悪影響がなくなる上に、加熱効率が上昇
する。高温領域及び保炎器を効果的に冷却できる結
果、保炎用空気管及び保炎器の材質を下げることができ
コストダウンの効果をもたらすことができる。
る。 【構成】 ガス管の外周に保炎用空気管を設け、その保
炎用空気管の前方部内壁にそって保炎用空気の一部が流
通する高流速空気通路を構成したことを特徴とするバー
ナの冷却装置を提供するものである。保炎用空気管を流
れる保炎用空気の一部は高流速空気通路に入り、流速を
増して、高温にさらされている保炎用空気管の前方部と
内側管体を冷却すると同時に、ガス管の先端部に設けた
保炎器をも冷却する。次の諸効果がある。高流速空気
通路に冷却空気を高速で流通させることにより、高温と
なる領域及び保炎器を効果的に冷却することができて、
保炎用空気を最少限に抑制することができると共に、炉
内酸素濃度の上昇を防止することができる。その結
果、被熱物への悪影響がなくなる上に、加熱効率が上昇
する。高温領域及び保炎器を効果的に冷却できる結
果、保炎用空気管及び保炎器の材質を下げることができ
コストダウンの効果をもたらすことができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はバーナの冷却装置に関す
るものである。
るものである。
【０００２】
【従来の技術】図１に示す従来バーナは、蓄熱室と燃焼
部を一体化し、保炎器を備えた、いわゆるワンボックス
型のリジェネレイティブバーナである。このバーナの保
炎用空気管を通る保炎用空気は保炎用空気管の冷却も兼
ねているため、予熱しない常温空気を使用している。
部を一体化し、保炎器を備えた、いわゆるワンボックス
型のリジェネレイティブバーナである。このバーナの保
炎用空気管を通る保炎用空気は保炎用空気管の冷却も兼
ねているため、予熱しない常温空気を使用している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記従来バーナに於い
て、保炎用空気量は、小流量であり、且つ最も冷却を必
要とする燃焼部近傍での流速が遅いため冷却効果が弱
い。このため、耐熱鋼の使用が不可欠となり、コストア
ップにつながっている。そして保炎用空気量は、燃焼部
とその近傍の冷却のため、極端に少量とすることができ
ず、このことは炉内酸素濃度の上昇につながり、被加熱
物に悪影響を及ぼし、熱効率の低下も招く。
て、保炎用空気量は、小流量であり、且つ最も冷却を必
要とする燃焼部近傍での流速が遅いため冷却効果が弱
い。このため、耐熱鋼の使用が不可欠となり、コストア
ップにつながっている。そして保炎用空気量は、燃焼部
とその近傍の冷却のため、極端に少量とすることができ
ず、このことは炉内酸素濃度の上昇につながり、被加熱
物に悪影響を及ぼし、熱効率の低下も招く。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は、ガス管の外周に保炎用空気管を設け、そ
の保炎用空気管の前方部内壁にそって保炎用空気の一部
が流通する高流速空気通路を構成したことを特徴とする
バーナの冷却装置を提供するものである。
に、本発明は、ガス管の外周に保炎用空気管を設け、そ
の保炎用空気管の前方部内壁にそって保炎用空気の一部
が流通する高流速空気通路を構成したことを特徴とする
バーナの冷却装置を提供するものである。
【０００５】また、本発明は、前記課題を解決するため
に、前記高速空気通路は、ガス管の先端に設けた保炎器
の近傍まで設けたことを特徴とするバーナの冷却装置を
提供するものである。
に、前記高速空気通路は、ガス管の先端に設けた保炎器
の近傍まで設けたことを特徴とするバーナの冷却装置を
提供するものである。
【０００６】また、本発明は、前記課題を解決するため
に、前記保炎用空気管の内壁と共に前記高流速空気通路
を構成する内側管体はガス管の先端部に設けた保炎器と
一体に構成したことを特徴とするバーナの冷却装置を提
供するものである。
に、前記保炎用空気管の内壁と共に前記高流速空気通路
を構成する内側管体はガス管の先端部に設けた保炎器と
一体に構成したことを特徴とするバーナの冷却装置を提
供するものである。
【０００７】
【作用】保炎用空気管を流れる保炎用空気の一部は高流
速空気通路に入り、流速を増して、高温にさらされてい
る保炎用空気管の前方部と内側管体を冷却すると同時
に、ガス管の先端部に設けた保炎器をも冷却する。
速空気通路に入り、流速を増して、高温にさらされてい
る保炎用空気管の前方部と内側管体を冷却すると同時
に、ガス管の先端部に設けた保炎器をも冷却する。
【０００８】
【実施例】符号１はガス管であって、このガス管１の外
周には保炎用空気管２を設ける。この保炎用空気管２の
前方部内壁３にそって保炎用空気が流通する高流速空気
通路４を構成する。この高流速空気通路４は、前記ガス
管１の先端に設けた保炎器５の近傍まで設ける構成とす
る。更に、前記保炎用空気管２の前方部内壁３と共に、
高流速空気通路４を構成する内側管体６は前記ガス管１
の先端部に設けた保炎器５と一体的に構成する。
周には保炎用空気管２を設ける。この保炎用空気管２の
前方部内壁３にそって保炎用空気が流通する高流速空気
通路４を構成する。この高流速空気通路４は、前記ガス
管１の先端に設けた保炎器５の近傍まで設ける構成とす
る。更に、前記保炎用空気管２の前方部内壁３と共に、
高流速空気通路４を構成する内側管体６は前記ガス管１
の先端部に設けた保炎器５と一体的に構成する。
【０００９】保炎用空気管２を流れる保炎用空気の一部
は、空気噴出孔８の影響によって、また、空気量が絞ら
れることによって、高流速空気通路４内に入ると同時に
流速を増して高温にさらされている保炎用空気管２の前
方部と内側管体６を冷却しつつ保炎器５にそって流通し
ながら炉内７に高速で噴出する。従って、特に高温とな
る領域は、高流速空気通路４が、保炎器５の近傍まで設
けられているため、その高速空気流によって、効果的に
冷却されるのみならず、内側管体６が保炎器５と一体に
構成されているので、保炎器５も効果的に冷却される。
は、空気噴出孔８の影響によって、また、空気量が絞ら
れることによって、高流速空気通路４内に入ると同時に
流速を増して高温にさらされている保炎用空気管２の前
方部と内側管体６を冷却しつつ保炎器５にそって流通し
ながら炉内７に高速で噴出する。従って、特に高温とな
る領域は、高流速空気通路４が、保炎器５の近傍まで設
けられているため、その高速空気流によって、効果的に
冷却されるのみならず、内側管体６が保炎器５と一体に
構成されているので、保炎器５も効果的に冷却される。
【００１０】
【発明の効果】本発明は以上の通りであるので、次の諸
効果がある。高流速空気通路に冷却空気を高速で流通
させることにより、高温となる領域及び保炎器を効果的
に冷却することができて、保炎用空気を最少限に抑制す
ることができると共に、炉内酸素濃度の上昇を防止する
ことができる。その結果、被熱物への悪影響がなくな
る上に、加熱効率が上昇する。高温領域及び保炎器を
効果的に冷却できる結果、保炎用空気管及び保炎器の材
質を下げることができコストダウンの効果をもたらすこ
とができる。
効果がある。高流速空気通路に冷却空気を高速で流通
させることにより、高温となる領域及び保炎器を効果的
に冷却することができて、保炎用空気を最少限に抑制す
ることができると共に、炉内酸素濃度の上昇を防止する
ことができる。その結果、被熱物への悪影響がなくな
る上に、加熱効率が上昇する。高温領域及び保炎器を
効果的に冷却できる結果、保炎用空気管及び保炎器の材
質を下げることができコストダウンの効果をもたらすこ
とができる。
【図１】従来バーナの断面的説明図である。
【図２】本発明バーナの断面的説明図である。
１ ガス管 ２ 保炎用空気管 ３ 前方部内壁 ４ 高流速空気通路 ５ 保炎器 ６ 内側管体 ７ 炉内 ８ 空気噴出孔
Claims (3)
- 【請求項１】 ガス管の外周に保炎用空気管を設け、そ
の保炎用空気管の前方部内壁にそって保炎用空気の一部
が流通する高流速空気通路を構成したことを特徴とする
請求項１記載のバーナの冷却装置。 - 【請求項２】 高流速空気通路は、ガス管の先端に設け
た保炎器近傍まで設けることを特徴とする請求項１記載
のバーナの冷却装置。 - 【請求項３】 保炎用空気管の内壁と共に高流速空気通
路を構成する管体はガス管の先端部に設けた保炎器と一
体に構成したことを特徴とするバーナの冷却装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7032112A JPH08226619A (ja) | 1995-02-21 | 1995-02-21 | バ−ナの冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7032112A JPH08226619A (ja) | 1995-02-21 | 1995-02-21 | バ−ナの冷却装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08226619A true JPH08226619A (ja) | 1996-09-03 |
Family
ID=12349826
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7032112A Pending JPH08226619A (ja) | 1995-02-21 | 1995-02-21 | バ−ナの冷却装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08226619A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7175423B1 (en) * | 2000-10-26 | 2007-02-13 | Bloom Engineering Company, Inc. | Air staged low-NOx burner |
| JP2011007448A (ja) * | 2009-06-26 | 2011-01-13 | Osaka Gas Co Ltd | 燃焼設備構造 |
| JP2011027271A (ja) * | 2009-07-21 | 2011-02-10 | Osaka Gas Co Ltd | 炉加熱用燃焼装置 |
| CN104006394A (zh) * | 2014-06-06 | 2014-08-27 | 南通海鹰机电集团有限公司 | 一种高炉煤气伴烧装置 |
| US9677760B2 (en) | 2011-01-28 | 2017-06-13 | Osaka Gas Co., Ltd. | Furnace heating combustion apparatus |
-
1995
- 1995-02-21 JP JP7032112A patent/JPH08226619A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7175423B1 (en) * | 2000-10-26 | 2007-02-13 | Bloom Engineering Company, Inc. | Air staged low-NOx burner |
| JP2011007448A (ja) * | 2009-06-26 | 2011-01-13 | Osaka Gas Co Ltd | 燃焼設備構造 |
| JP2011027271A (ja) * | 2009-07-21 | 2011-02-10 | Osaka Gas Co Ltd | 炉加熱用燃焼装置 |
| US9677760B2 (en) | 2011-01-28 | 2017-06-13 | Osaka Gas Co., Ltd. | Furnace heating combustion apparatus |
| CN104006394A (zh) * | 2014-06-06 | 2014-08-27 | 南通海鹰机电集团有限公司 | 一种高炉煤气伴烧装置 |
| CN104006394B (zh) * | 2014-06-06 | 2016-05-25 | 南通海鹰机电集团有限公司 | 一种高炉煤气伴烧装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH01300109A (ja) | ガス噴射方法および装置 | |
| JPH08226619A (ja) | バ−ナの冷却装置 | |
| CN108656898A (zh) | 燃油加热器 | |
| TWI701339B (zh) | 冷鐵源的熔解、精鍊爐及熔解、精鍊爐的操作方法 | |
| JP2580510B2 (ja) | 高速航空エンジン用燃焼器 | |
| KR970062480A (ko) | 열유체 발생로 | |
| JPH11257613A (ja) | バーナ | |
| JPH0616271Y2 (ja) | 高温加熱用バーナー | |
| JP2007085567A (ja) | 燃焼装置 | |
| JP2001182915A (ja) | 蓄熱式バーナ燃料ノズル管の冷却装置 | |
| JP3988064B2 (ja) | 給湯装置 | |
| JP2002349807A (ja) | シングルエンド型ラジアントチューブ装置 | |
| JP2003336815A (ja) | 暖房装置用バーナー | |
| JPS61228225A (ja) | ガスタ−ビン用燃焼器のライナ− | |
| JPS61259014A (ja) | 保炎筒の過熱防止装置を有するバ−ナ | |
| JP3719619B2 (ja) | 試料急冷機構付カートリッジ | |
| JPH06249429A (ja) | ガス焚きバーナ | |
| JPH05279070A (ja) | 光ファイバ線引き炉 | |
| JPH0391691A (ja) | ルツボ炉装置 | |
| JP3936067B2 (ja) | 半導体製造用燃焼装置 | |
| SU767211A1 (ru) | Фурма доменной печи | |
| JPH0133935Y2 (ja) | ||
| JPS6314181Y2 (ja) | ||
| JPS6119305Y2 (ja) | ||
| JP2776432B2 (ja) | ＮＯｘとＣＯの発生を抑制しながら行う熱交換方法及び装置 |