JPH08226149A - 蛇 口 - Google Patents
蛇 口Info
- Publication number
- JPH08226149A JPH08226149A JP3521395A JP3521395A JPH08226149A JP H08226149 A JPH08226149 A JP H08226149A JP 3521395 A JP3521395 A JP 3521395A JP 3521395 A JP3521395 A JP 3521395A JP H08226149 A JPH08226149 A JP H08226149A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handle
- synthetic resin
- valve body
- faucet
- valve element
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Domestic Plumbing Installations (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 蛇口の軽量化を図ること。また、ネジ加工や
孔あけ加工を必要としない弁体を有する蛇口を提供する
こと。 【構成】 液体の吐出量を調整する弁体17を合成樹脂
から形成した。また、ボディ11も弁体17と同材質の
合成樹脂から形成した。これにより、蛇口の軽量化及び
製造コストの低減を図ることができる。
孔あけ加工を必要としない弁体を有する蛇口を提供する
こと。 【構成】 液体の吐出量を調整する弁体17を合成樹脂
から形成した。また、ボディ11も弁体17と同材質の
合成樹脂から形成した。これにより、蛇口の軽量化及び
製造コストの低減を図ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、蛇口に関するものであ
る。
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】一般に
蛇口のボディは青銅鋳物(主にBC6)から形成されて
いる。また、ボディから吐出される液体の吐出量を調整
するスピンドル等の弁体は真鍮(黄銅)から形成されて
いる。
蛇口のボディは青銅鋳物(主にBC6)から形成されて
いる。また、ボディから吐出される液体の吐出量を調整
するスピンドル等の弁体は真鍮(黄銅)から形成されて
いる。
【0003】しかしながら、従来のボディ及びスピンド
ルは共に金属製であることから、蛇口が大重量になって
搬送効率が悪かったり、組付しにくいという問題があっ
た。また、スピンドル及び同スピンドルをボディに固定
するナット等の加工が複数の工程(外形加工、ネジ加
工、孔加工等)を必要とすることから、生産効率が悪
い。
ルは共に金属製であることから、蛇口が大重量になって
搬送効率が悪かったり、組付しにくいという問題があっ
た。また、スピンドル及び同スピンドルをボディに固定
するナット等の加工が複数の工程(外形加工、ネジ加
工、孔加工等)を必要とすることから、生産効率が悪
い。
【0004】本発明は上記問題点を解消するためになさ
れたものであって、第1の目的は、軽量化を図ることが
可能な蛇口を提供することにある。第2の目的は、ネジ
加工や孔あけ加工を必要としない弁体を有する蛇口を提
供することにある。
れたものであって、第1の目的は、軽量化を図ることが
可能な蛇口を提供することにある。第2の目的は、ネジ
加工や孔あけ加工を必要としない弁体を有する蛇口を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明では、液体を吐出するボディ
と、同ボディから吐出される液体の吐出量を調整する弁
体と、同弁体を回転する際に把持するハンドルとを備え
た蛇口において、前記弁体は合成樹脂から形成されてい
ることをその要旨とする。
に、請求項1に記載の発明では、液体を吐出するボディ
と、同ボディから吐出される液体の吐出量を調整する弁
体と、同弁体を回転する際に把持するハンドルとを備え
た蛇口において、前記弁体は合成樹脂から形成されてい
ることをその要旨とする。
【0006】請求項2に記載の発明では、前記ボディと
弁体とは同材質の合成樹脂から形成されていることをそ
の要旨とする。請求項3に記載に発明では、前記弁体は
ボディに対して回転可能に挿通され、前記ハンドルと一
体回転する回転軸と、同回転軸に螺合し、前記ハンドル
の回転に伴って回転軸に対して相対移動することで、液
体の吐出量を調整するスピンドルとからなることをその
要旨とする。
弁体とは同材質の合成樹脂から形成されていることをそ
の要旨とする。請求項3に記載に発明では、前記弁体は
ボディに対して回転可能に挿通され、前記ハンドルと一
体回転する回転軸と、同回転軸に螺合し、前記ハンドル
の回転に伴って回転軸に対して相対移動することで、液
体の吐出量を調整するスピンドルとからなることをその
要旨とする。
【0007】
【作用】請求項1に記載の発明では、弁体を合成樹脂か
ら形成したことにより、蛇口の軽量化が図られる。
ら形成したことにより、蛇口の軽量化が図られる。
【0008】請求項2に記載の発明では、ボディと弁体
とは同材質の合成樹脂から形成されていることから、両
者の熱膨張率及び熱収縮率が同じとなる。請求項3に記
載の発明では、ハンドルを回して、液体の吐出量を調整
しても、ボディに対するハンドル高さは変化しない。
とは同材質の合成樹脂から形成されていることから、両
者の熱膨張率及び熱収縮率が同じとなる。請求項3に記
載の発明では、ハンドルを回して、液体の吐出量を調整
しても、ボディに対するハンドル高さは変化しない。
【0009】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面に
基づいて説明する。図1及び図2に示すように、ボディ
11の流入通路12、吐出通路13及び弁体挿通通路1
4の各通路12,13,14は連通している。吐出通路
13の外周面には配管(図示せず)と連結するための雄
ネジ15が形成されている。また、弁体挿通通路14の
内周面には雌ネジ16が形成されている。このボディ1
1は熱可塑性樹脂(本実施例ではポリアセタール(PO
M)を使用)から形成されている。
基づいて説明する。図1及び図2に示すように、ボディ
11の流入通路12、吐出通路13及び弁体挿通通路1
4の各通路12,13,14は連通している。吐出通路
13の外周面には配管(図示せず)と連結するための雄
ネジ15が形成されている。また、弁体挿通通路14の
内周面には雌ネジ16が形成されている。このボディ1
1は熱可塑性樹脂(本実施例ではポリアセタール(PO
M)を使用)から形成されている。
【0010】前記ボディ11の弁体挿通通路14には弁
体17が挿通されている。弁体17はスピンドル18、
固定軸19、回転軸20、キャップ21により構成され
ている。スピンドル18のストッパ面22の下端には係
合突起23が一体形成されている。係合突起23にはN
BR等からなるゴムパッキン24が挿通されている。ゴ
ムパッキン24は係合突起23の規制面25とストッパ
面22との間で挟持され、上下方向への移動が規制され
ている。ストッパ面22の上端面にはガイド軸部26が
一体形成されている。ガイド軸部26は断面正方形状に
形成され、その上端面にはネジ軸部27が一体形成され
ている。
体17が挿通されている。弁体17はスピンドル18、
固定軸19、回転軸20、キャップ21により構成され
ている。スピンドル18のストッパ面22の下端には係
合突起23が一体形成されている。係合突起23にはN
BR等からなるゴムパッキン24が挿通されている。ゴ
ムパッキン24は係合突起23の規制面25とストッパ
面22との間で挟持され、上下方向への移動が規制され
ている。ストッパ面22の上端面にはガイド軸部26が
一体形成されている。ガイド軸部26は断面正方形状に
形成され、その上端面にはネジ軸部27が一体形成され
ている。
【0011】固定軸19は筒状に形成され、外周面の上
下にはネジ部28,29がそれぞれ形成されている。ま
た、両ネジ部28,29の間にはナット部30が形成さ
れ、同ナット部30の対角線上の2か所には凸部31が
形成されている。下側のネジ部29は前記ボディ11の
弁体挿通通路14の雌ネジ16にOリング32を介して
螺合されている。固定軸19の下部内周面には、前記ス
ピンドル18のガイド軸部26の断面形状とほぼ同形状
のスピンドル挿通孔33が形成されている。このスピン
ドル挿通孔33には前記スピンドル18のガイド軸部2
6が上下方向に相対移動可能に挿通されている。
下にはネジ部28,29がそれぞれ形成されている。ま
た、両ネジ部28,29の間にはナット部30が形成さ
れ、同ナット部30の対角線上の2か所には凸部31が
形成されている。下側のネジ部29は前記ボディ11の
弁体挿通通路14の雌ネジ16にOリング32を介して
螺合されている。固定軸19の下部内周面には、前記ス
ピンドル18のガイド軸部26の断面形状とほぼ同形状
のスピンドル挿通孔33が形成されている。このスピン
ドル挿通孔33には前記スピンドル18のガイド軸部2
6が上下方向に相対移動可能に挿通されている。
【0012】また、固定軸19の上部内周面には回転軸
挿通孔34が形成され、同回転軸挿通孔34には回転軸
20がOリング35を介して回転可能に挿通されてい
る。回転軸20の内周面には、前記ボディ11の弁体挿
通通路14に形成された雌ネジ16と逆方向に螺旋する
雌ネジ36が形成されている。この雌ネジ36には前記
スピンドル18のネジ軸部27が螺合している。また、
回転軸20の上部外周面にはセレーション37が形成さ
れている。さらに、回転軸20の上端面にはネジ孔38
が形成されている。
挿通孔34が形成され、同回転軸挿通孔34には回転軸
20がOリング35を介して回転可能に挿通されてい
る。回転軸20の内周面には、前記ボディ11の弁体挿
通通路14に形成された雌ネジ16と逆方向に螺旋する
雌ネジ36が形成されている。この雌ネジ36には前記
スピンドル18のネジ軸部27が螺合している。また、
回転軸20の上部外周面にはセレーション37が形成さ
れている。さらに、回転軸20の上端面にはネジ孔38
が形成されている。
【0013】前記固定軸19の上側のネジ部28には、
固定軸19の回転軸挿通孔34から回転軸20が外れる
のを防止するキャップ21が螺合されている。キャップ
21の下端面には開口方向が下方を向く複数の凹部39
が形成されている。固定軸19にキャップ21が完全螺
合している状態においては、キャップ21の凹部39と
前記固定軸19のナット部30に形成された凸部31と
が係合する。これにより、キャップ21の回転が規制さ
れ、固定軸19に対するキャップ21の緩みが防止され
る。本実施例では、弁体17を構成する各部材も、前記
ボディ11と同様にPOMより形成されている。
固定軸19の回転軸挿通孔34から回転軸20が外れる
のを防止するキャップ21が螺合されている。キャップ
21の下端面には開口方向が下方を向く複数の凹部39
が形成されている。固定軸19にキャップ21が完全螺
合している状態においては、キャップ21の凹部39と
前記固定軸19のナット部30に形成された凸部31と
が係合する。これにより、キャップ21の回転が規制さ
れ、固定軸19に対するキャップ21の緩みが防止され
る。本実施例では、弁体17を構成する各部材も、前記
ボディ11と同様にPOMより形成されている。
【0014】前記回転軸20のセレーション37にはハ
ンドル40が係合している。ハンドル40の中心部には
ビス41が挿通され、同ビス41は前記回転軸20のネ
ジ孔38に螺合して回転軸20からハンドル40が外れ
るのを防止している。また、ハンドル40にはビス41
を被覆する蓋42が係合している。
ンドル40が係合している。ハンドル40の中心部には
ビス41が挿通され、同ビス41は前記回転軸20のネ
ジ孔38に螺合して回転軸20からハンドル40が外れ
るのを防止している。また、ハンドル40にはビス41
を被覆する蓋42が係合している。
【0015】次に、本実施例の蛇口の作用について説明
する。図3に示すように、ゴムパッキン24によりボデ
ィ11内で流入通路12と吐出通路13との連通が遮断
されている状態においては、吐出通路13から水は吐出
されない。水を出す場合は、ハンドル40を図2の矢印
方向に回す。すると、ハンドル40に連動して回転軸2
0が固定軸19内を回転する。従って、スピンドル18
は回転軸20の雌ネジ36とスピンドル18のネジ軸部
27との螺合関係により上方に移動する。その結果、ゴ
ムパッキン24により遮断されていた流入通路12と吐
出通路13との間が連通し、水が吐出通路13を経て外
部に吐出される。水を止める際はハンドル40を矢印方
向と反対方向に回して、ゴムパッキン24により流入通
路12と吐出通路13との間を遮断する。
する。図3に示すように、ゴムパッキン24によりボデ
ィ11内で流入通路12と吐出通路13との連通が遮断
されている状態においては、吐出通路13から水は吐出
されない。水を出す場合は、ハンドル40を図2の矢印
方向に回す。すると、ハンドル40に連動して回転軸2
0が固定軸19内を回転する。従って、スピンドル18
は回転軸20の雌ネジ36とスピンドル18のネジ軸部
27との螺合関係により上方に移動する。その結果、ゴ
ムパッキン24により遮断されていた流入通路12と吐
出通路13との間が連通し、水が吐出通路13を経て外
部に吐出される。水を止める際はハンドル40を矢印方
向と反対方向に回して、ゴムパッキン24により流入通
路12と吐出通路13との間を遮断する。
【0016】本実施例ではハンドル40を回しても、ボ
ディ11に対するハンドル40の相対位置(ハンドル4
0の高さ)は変化しない。すなわち、ハンドル40を回
してもスピンドル18だけが上下動することから、ハン
ドル40の高さは変化しない。
ディ11に対するハンドル40の相対位置(ハンドル4
0の高さ)は変化しない。すなわち、ハンドル40を回
してもスピンドル18だけが上下動することから、ハン
ドル40の高さは変化しない。
【0017】上記のように、本実施例では蛇口を形成し
たことにより次のような効果を得ることができる。 (1)金属(青銅等)よりも安価な原料である合成樹脂
からボディ11、弁体17、ハンドル40を形成したこ
とにより、大幅なコストダウンが可能となる。
たことにより次のような効果を得ることができる。 (1)金属(青銅等)よりも安価な原料である合成樹脂
からボディ11、弁体17、ハンドル40を形成したこ
とにより、大幅なコストダウンが可能となる。
【0018】(2)弁体17はユニット化されているこ
とから、部品の管理性及び組付性を向上できる。 (3)ボディ11、弁体17、ハンドル40を合成樹脂
から形成したことにより、大幅に蛇口を軽量化でき、延
いては蛇口の組立を容易に行うことができるとともに、
搬送効率を向上できる。
とから、部品の管理性及び組付性を向上できる。 (3)ボディ11、弁体17、ハンドル40を合成樹脂
から形成したことにより、大幅に蛇口を軽量化でき、延
いては蛇口の組立を容易に行うことができるとともに、
搬送効率を向上できる。
【0019】(4)合成樹脂は金属よりも熱伝導率が大
幅に低いことから、熱湯の吐出時においても熱湯でボデ
ィ11が高温となるのを防止でき、ボディ11、ハンド
ル40に接触しても人体に与える刺激が少ない。
幅に低いことから、熱湯の吐出時においても熱湯でボデ
ィ11が高温となるのを防止でき、ボディ11、ハンド
ル40に接触しても人体に与える刺激が少ない。
【0020】(5)合成樹脂の中でも熱可塑性樹脂から
ボディ11、弁体17、ハンドル40を形成したことに
より、その生産性を大幅に向上できる。すなわち、本実
施例では、金型に溶融した樹脂を射出し、その射出した
樹脂を硬化させて、金型から製品を取り出す成形、所謂
射出成形により各部材を製造することができる。これに
より、本実施例では、従来の製造方法よりも生産効率を
向上でき、大幅に製造コストの低減を図ることができ
る。
ボディ11、弁体17、ハンドル40を形成したことに
より、その生産性を大幅に向上できる。すなわち、本実
施例では、金型に溶融した樹脂を射出し、その射出した
樹脂を硬化させて、金型から製品を取り出す成形、所謂
射出成形により各部材を製造することができる。これに
より、本実施例では、従来の製造方法よりも生産効率を
向上でき、大幅に製造コストの低減を図ることができ
る。
【0021】また、本実施例では成形する際、同時にネ
ジや孔を形成することができることからさらなる製造コ
ストの低減を図ることができる。 (6)成形後は、製品の研削加工及びメッキ処理が不必
要なことから、さらなるコストの低減を図ることができ
る。
ジや孔を形成することができることからさらなる製造コ
ストの低減を図ることができる。 (6)成形後は、製品の研削加工及びメッキ処理が不必
要なことから、さらなるコストの低減を図ることができ
る。
【0022】(7)射出成形では巣ができにくく、殆ど
不良が発生しないことから、歩留りを向上できる。 (8)火災時等にはボディ11が溶解して周囲に水を散
布することができ、消化作用も発揮する。
不良が発生しないことから、歩留りを向上できる。 (8)火災時等にはボディ11が溶解して周囲に水を散
布することができ、消化作用も発揮する。
【0023】(9)各部材を構成するPOMは熱可塑性
の中でも、特に強度及び剛性が大きいとともに疲労寿命
が長く、レジリエンスが高い。また、POMは感湿性が
小さく、耐溶剤性及び耐薬品性が大きいことから、蛇口
の材料として非常に適している。
の中でも、特に強度及び剛性が大きいとともに疲労寿命
が長く、レジリエンスが高い。また、POMは感湿性が
小さく、耐溶剤性及び耐薬品性が大きいことから、蛇口
の材料として非常に適している。
【0024】(10)ボディ11と弁体17とは同じ材
質の合成樹脂であることから、熱膨張率及び熱収縮率が
同じである。これにより、ボディ11と弁体17とのシ
ール性が向上され、熱湯や冷水の吐出時においても、水
漏れを防止することができる。
質の合成樹脂であることから、熱膨張率及び熱収縮率が
同じである。これにより、ボディ11と弁体17とのシ
ール性が向上され、熱湯や冷水の吐出時においても、水
漏れを防止することができる。
【0025】(11)熱可塑性樹脂は温度の上昇・下降
により容易に軟化・硬化を繰り返すことができるので、
リサイクルも容易に行うことができる。なお、本発明は
次のように構成することもできる。
により容易に軟化・硬化を繰り返すことができるので、
リサイクルも容易に行うことができる。なお、本発明は
次のように構成することもできる。
【0026】(1)POM以外のメタクリル樹脂(PM
MA)やポリカーボネート(PC)等やその他の熱可塑
性樹脂で具体化してもよい。 (2)上記実施例では熱可塑性樹脂により各部材を形成
したが、熱硬化性樹脂で具体化してもよい。
MA)やポリカーボネート(PC)等やその他の熱可塑
性樹脂で具体化してもよい。 (2)上記実施例では熱可塑性樹脂により各部材を形成
したが、熱硬化性樹脂で具体化してもよい。
【0027】以上の各実施例から把握される請求項以外
の技術的思想について、その効果とともに以下に記載す
る。 (1)前記請求項3に記載の蛇口において、前記スピン
ドル及び回転軸はボディに対して回動不能かつ、着脱可
能な固定軸に挿通されている蛇口。
の技術的思想について、その効果とともに以下に記載す
る。 (1)前記請求項3に記載の蛇口において、前記スピン
ドル及び回転軸はボディに対して回動不能かつ、着脱可
能な固定軸に挿通されている蛇口。
【0028】この構成によれば、スピンドル、回転軸、
ハンドル及び固定軸をユニット化でき、弁体及びハンド
ルの管理性及びボディに対する弁体の組付性を向上でき
る。
ハンドル及び固定軸をユニット化でき、弁体及びハンド
ルの管理性及びボディに対する弁体の組付性を向上でき
る。
【0029】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、蛇口の
軽量化を図ることができ、蛇口の組付作業がしやすくな
るとともに、蛇口の搬送効率を向上できる。また、合成
樹脂は真鍮よりも安価であることからコストの低減を図
ることができる。
軽量化を図ることができ、蛇口の組付作業がしやすくな
るとともに、蛇口の搬送効率を向上できる。また、合成
樹脂は真鍮よりも安価であることからコストの低減を図
ることができる。
【0030】請求項2に記載の発明によれば、ボディと
弁体との熱膨張率及び熱収縮率が同じことから、熱湯の
吐出時等においても両者は均等に膨張する。その結果、
ボディと弁体とのシール性を向上できる。
弁体との熱膨張率及び熱収縮率が同じことから、熱湯の
吐出時等においても両者は均等に膨張する。その結果、
ボディと弁体とのシール性を向上できる。
【0031】請求項3に記載の発明によれば、ハンドル
を回して液体の流量を調整しても、ボディに対するハン
ドルの高さは変化しないことから、狭い設置スペースで
も蛇口の取付けが可能となる。
を回して液体の流量を調整しても、ボディに対するハン
ドルの高さは変化しないことから、狭い設置スペースで
も蛇口の取付けが可能となる。
【図1】 実施例における蛇口の分解断面図。
【図2】 蛇口の斜視図。
【図3】 蛇口の断面図。
【図4】 蛇口の断面図。
11…ボディ、17…弁体、18…弁体を構成するスピ
ンドル、19…弁体を構成する固定軸、20…弁体を構
成する回転軸、21…弁体を構成するキャップ、40…
ハンドル。
ンドル、19…弁体を構成する固定軸、20…弁体を構
成する回転軸、21…弁体を構成するキャップ、40…
ハンドル。
Claims (3)
- 【請求項1】 液体を吐出するボディと、同ボディから
吐出される液体の吐出量を調整する弁体と、同弁体を回
転する際に把持するハンドルとを備えた蛇口において、 前記弁体は合成樹脂から形成されていることを特徴とす
る蛇口。 - 【請求項2】 前記ボディと弁体とは同材質の合成樹脂
から形成されていることを特徴とする請求項1に記載の
蛇口。 - 【請求項3】 前記弁体はボディに対して回転可能に挿
通され、前記ハンドルと一体回転する回転軸と、同回転
軸に螺合し、前記ハンドルの回転に伴って回転軸に対し
て相対移動することで、液体の吐出量を調整するスピン
ドルとからなることを特徴とする請求項1に記載の蛇
口。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3521395A JPH08226149A (ja) | 1995-02-23 | 1995-02-23 | 蛇 口 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3521395A JPH08226149A (ja) | 1995-02-23 | 1995-02-23 | 蛇 口 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08226149A true JPH08226149A (ja) | 1996-09-03 |
Family
ID=12435568
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3521395A Pending JPH08226149A (ja) | 1995-02-23 | 1995-02-23 | 蛇 口 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08226149A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002220859A (ja) * | 2001-01-25 | 2002-08-09 | Inax Corp | 水 栓 |
KR100785649B1 (ko) * | 2006-07-13 | 2007-12-14 | 임종규 | 수도꼭지용 스핀들 |
JP2008002157A (ja) * | 2006-06-22 | 2008-01-10 | Toto Ltd | 便器給水装置および便器装置 |
KR101506903B1 (ko) * | 2013-12-17 | 2015-03-30 | 신미애 | 합성수지재 수도꼭지 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5491954A (en) * | 1977-12-29 | 1979-07-20 | Kitamura Valve Kk | Assembling handle for faucets |
JPH0726601A (ja) * | 1993-07-13 | 1995-01-27 | Toyoda Gosei Co Ltd | 吐水装置及びその製造方法 |
-
1995
- 1995-02-23 JP JP3521395A patent/JPH08226149A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5491954A (en) * | 1977-12-29 | 1979-07-20 | Kitamura Valve Kk | Assembling handle for faucets |
JPH0726601A (ja) * | 1993-07-13 | 1995-01-27 | Toyoda Gosei Co Ltd | 吐水装置及びその製造方法 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002220859A (ja) * | 2001-01-25 | 2002-08-09 | Inax Corp | 水 栓 |
JP2008002157A (ja) * | 2006-06-22 | 2008-01-10 | Toto Ltd | 便器給水装置および便器装置 |
KR100785649B1 (ko) * | 2006-07-13 | 2007-12-14 | 임종규 | 수도꼭지용 스핀들 |
KR101506903B1 (ko) * | 2013-12-17 | 2015-03-30 | 신미애 | 합성수지재 수도꼭지 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA1137453A (en) | Replaceable cartridge valve assembly | |
US5490540A (en) | Unit for a single-lever mixing valve | |
US5304336A (en) | Method of producing a volumetric flow control valve | |
US4628962A (en) | Tub-shower diverter valve | |
JPH03209072A (ja) | スクリュー型バルブ | |
WO2009053936A1 (en) | Valve, comprising snap-fitting handle for regulating fluid | |
JP3400473B2 (ja) | 混合水栓の壁取り付け用ロゼット | |
JPH08226149A (ja) | 蛇 口 | |
US20090038686A1 (en) | Water tap | |
JPH049539B2 (ja) | ||
US5004416A (en) | Injection nozzle for use in an injection moulding device | |
US6173940B1 (en) | Valve ball configuration | |
JPH08226150A (ja) | 蛇口及びその製造方法 | |
CN210034483U (zh) | 一种过水无铅防爆的角阀 | |
WO2000011381A1 (en) | Ball valve | |
CN112391810B (zh) | 顶盖框、衣物处理设备及顶盖框模具 | |
KR101506903B1 (ko) | 합성수지재 수도꼭지 | |
JPH0536509Y2 (ja) | ||
JP2731840B2 (ja) | 水 栓 | |
CA2749874C (en) | Connecting structure for a faucet | |
JP3064866B2 (ja) | 水栓吐水管の組付構造 | |
JP3722615B2 (ja) | プラスチック製バタフライ弁 | |
KR101249814B1 (ko) | 샤워 헤드 | |
KR970006250B1 (ko) | 시일 링 및 그 제조방법 | |
DE69431915T2 (de) | Mischventil mit einer kugelventilkartusche und einem unteren einsatzteil |