JPH0822596A - ナビゲーションシステム - Google Patents

ナビゲーションシステム

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JPH0822596A
JPH0822596A JP18055394A JP18055394A JPH0822596A JP H0822596 A JPH0822596 A JP H0822596A JP 18055394 A JP18055394 A JP 18055394A JP 18055394 A JP18055394 A JP 18055394A JP H0822596 A JPH0822596 A JP H0822596A
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則政 岸
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自車両の走行方向と道路とが大きくずれる場
合や,大きく曲がりくねった道路を走行する場合でも,
見たい方向の情報(自車両の走行方向の情報)を効率よ
く画面表示領域に表示する。 【構成】 予想経路点算出部104が,自車両位置検出
部101で検出した現在位置および進行方向と地図情報
記憶部102の地図情報とに基づいて,自車両の現在位
置に相当する経路点から自車両の進行方向側に存在する
経路点を予想経路点として算出し,次に視点方向決定部
105bが,現在位置,進行方向および予想経路点に基
づいて,地図表示の基準位置および視点方向を決定し,
続いて座標変換部106bが,該地図表示の基準位置お
よび視点方向に基づいて,地図情報の座標変換を行って
表示情報を生成し,最後に画像表示部107が表示情報
を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は,車載用あるいは携帯
可能なナビゲーションシステムに関し,特に,自車両の
進行方向および進行方向の道路の展開状況に応じて,最
適な画面表示を行うナビゲーションシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来,車載用あるいは携帯可能なものを
含む通常のナビゲーションシステムでは,表示される地
図の情報として,自車両または自分の現在位置の表示と
これから向かう行き先方向の道がより多く提示されるこ
と,すなわち,透視性が求められている。また,その地
図の表示方法としては,様々な工夫がなされているが,
上方(TOP−VIEW)から見た地図を表示するのが
一般的である。また,さらに視認性・透視性を良くする
ために,地図データに三次元の透視投影変換を行って透
視投影図を作成し,鳥瞰図として画面表示する装置も提
案されている。
【0003】図6は,従来のTOP−VIEWから見た
地図を表示する車両用ナビゲーションシステムの構成例
を示し,図において,601は自車両の位置を検出する
自車両位置検出部,602はあらかじめXY平面を基準
として表現された地図データおよび該地図データにおけ
る交差点・経路点情報からなる地図情報を記憶した地図
情報記憶部,603は視点位置および視点方向を決定す
るVIEW決定部,604はVIEW決定部603の情
報に基づいて,前記地図情報の座標変換を行って表示情
報を生成する表示演算部,605は表示演算部によって
生成された表示情報を表示する画像表示部,606は表
示情報の尺度切り換えのための指示を入力する表示縮尺
入力部を示す。
【0004】なお,VIEW決定部603は,視点位置
を決定する視点位置決定部603aと視点方向を決定す
る視点方向決定部603bとから構成される。表示演算
部604は各種のデータのアクセスを実行するデータア
クセス部604aと,地図情報の座標変換を行う座標変
換部604bと,表示情報(画像データ)を画像表示部
605へ出力する画像データ出力部604cとから構成
される。
【0005】次に,上記車両用ナビゲーションシステム
の動作について説明する。TOP−VIEWから見た地
図を表示する場合,一般的には,自車両位置を画面中心
とし,自車両から見た進行方向を画面の上(または地図
上の北を画面の上)になるように視点位置および視点方
向が設定されている。ここでは,自車両位置を画面中央
乃至は中央より下とし,自車両から見た進行方向を画面
の上になるように視点位置および視点方向を設定する場
合を例として説明する。
【0006】このシステムでは,自車両位置検出部60
1により自車両位置情報Pとその車両方向情報σが得ら
れる。自車両位置検出部601で自車両の現在位置を検
出する場合の具体的な例としては,車両内にGPSを搭
載し,現在位置P=(Px,Py,Pz)を求める。こ
の時,現在位置での進行方向σを求めるときは,一定時
間前または一定距離前に相当する過去に計測したGPS
の現在位置の情報Ppと現在位置Poを用いて,σ=a
rg|Po−Pp|となるベクトル方向の角度σにより
求められる。なお,ここではGPSを用いた例で説明す
るが,ジャイロや地磁気により自車両方向を求めること
も良く知られており,特に限定するものではない。
【0007】次に,VIEW決定部603において,視
点位置決定部603aは現在位置Poを入力し,視点位
置中心をVoとした場合にVo=Poとなるように視点
位置を決定する。また,視点方向決定部603bは現在
位置での進行方向σを入力し,視点方向をαとした場合
に,α=σとなるように視点方向を決定する。
【0008】また,XY平面を基準として表現された地
図データは,一般に縦横のメッシュに分割されて地図情
報記憶部602に記憶されているので,表示演算部60
4のデータアクセス部604aでは,表示縮尺入力部6
06で指示された適当な縮尺を考慮し,視点位置Vo
(すなわち,自車両の現在位置Po)が存在する地図部
分とその周辺の地図部分を地図情報記憶部602から読
み出す。
【0009】次に,座標変換部604bの処理について
説明する。なお,ここでは画面上中央を原点とする。T
OP−VIEWの場合,XY平面を基準として表現され
る地図データM(Xm,Ym)は,一般的に北を上とし
て記憶されているので,視点位置Vo(=Po)の点が
原点にくるように平行移動変換処理を実行し(図6のS
601),表示縮尺入力部606で指示された縮尺を考
慮した表示スケールkで縮尺変換処理を実行し(図6の
S602),視点方向αなる角度で,時計回りに回転変
化処理を実行する(図6のS603)。
【0010】これらS601〜S603の処理を,同次
座標変換表現で記述すると数1のようになる。
【0011】
【数1】
【0012】このようにして作成された表示情報E(E
x,Ey,1)が画像データ出力部604cを介して,
TV,モニタ等からなる画像表示部605へ送られ,画
像表示部605で画面表示される。
【0013】図7は,従来の三次元の透視投影変換を行
って鳥瞰図を画面表示する車両用ナビゲーションシステ
ムの構成例を示し,なお,基本的な構成および動作は,
図6の車両用ナビゲーションシステムと同様であり,こ
となる部分は平行回転変換処理を行う座標変換部604
bに代えて,三次元の透視投影変換処理を行う座標変換
部701を配置した点である。
【0014】このナビゲーションシステムでは,図8に
示すように,(X,Y,Z)平面の(X,Y)平面基準
として表現される地図ABCD領域を,視点E(Xo,
Yo,Zo)から参照点B(Xb,Yb,Zb)に対し
て俯角θで見下ろした映像を,その視点方向に対して垂
直に配置された視平面Gに投影した映像を鳥瞰図として
表示画面に出力するものである。
【0015】このとき,視点Eの方向は,XY平面に対
する回転方向情報角度αを有するものとする。また,視
線Eと視平面Gとの間の距離をVdとする。そして,透
視投影された表示画像において,中央線上にある縦線を
基準線および該基準線上にある定められた点Qを透視投
影の基準点と呼ぶことにする。この基準点Qは,地図デ
ータ上においてXY平面で考えたときの視点Eと透視投
影の参照点Bとを結ぶ直線上にある点となり,表示画面
の下辺から参照点(画面中央)に向かってDcの距離に
表示される。
【0016】ここで,座標変換部701の透視投影変換
処理について説明する。この処理は一般的にコンピュー
タにより実現されるので,図7のS701〜S702に
フローチャートの形式で示す。ここで,現在位置Poを
視点位置Eとする場合と,現在位置Poを透視投影の基
準点Qとする場合があるが,両者共に効果および問題点
は同じであるため,ここでは説明の便宜上,現在位置P
oを基準点Q,そして,これが参照点B(表示画面の中
央,すなわち,(Px,Py,0)=(Xb,Yb,
0))である場合について説明する。
【0017】処理が開始されると,先ず,現在位置Po
を基準点Q,かつ,参照点Bとし(S701),視線俯
角θ,視点高さhおよび進行方向αをそれぞれセットす
る(S702)。次に,視点位置を下記の数式により算
出する(S703)。ここでは,視点E(Xo,Yo,
Zo)は参照点B(Xb,Yb,0)の情報に基づいて
次のように決定する。 Xo=Xb−h×cosα/tanθ Yo=Yb−h×sinα/tanθ Zo=h
【0018】次に,地図データMを上記算出された視点
に基づいて透視投影変換を行う(S704)。ここで
は,XY平面上の点M(Mx,My,Mz)の視平面S
(Sx,Sy)への座標変換の関係式は下記の数2によ
り表される。なお,平地図のときは,Mz=0となる。
【0019】
【数2】
【0020】これにより,XY平面を基準として表現さ
れる地図データは,視平面Gへ透視投影されることにな
る。そしてこの表示情報(画像データ)を画像表示部6
05で画面表示する。
【0021】図9は,TOP−VIEWから見た地図を
表示する車両用ナビゲーションシステムにおける画面表
示領域901を走行道路情報上で示したものであり,図
示の如く,画面表示領域901は,自車両位置が中央に
配置された矩形領域となる。また,図10は,鳥瞰図を
画面表示する車両用ナビゲーションシステムにおける画
面表示領域1001を走行道路情報上で示したものであ
り,図示の如く,画面表示領域1001は,自車両の進
行方向(前方)に広がった台形領域となる。
【0022】なお,図9および図10において,N1〜
N9は交差点を示すノードデータ,L1〜L8は経路を
示すリンクデータであり,ノードデータN1〜N9およ
びリンクデータL1〜L8によって走行道路が形成され
ている。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記従
来のナビゲーションシステムによれば,図9および図1
0に示すように,自車両の走行方向と道路とが大きくず
れる場合や,大きく曲がりくねった道路を走行する場合
に,画面表示領域901または1001において見たい
方向の情報が得られない場合があるという問題点があっ
た。
【0024】特に,鳥瞰図を表示するナビゲーションシ
ステムでは,画面表示領域1001に表示される地図の
見え方が視点方向によって大きく左右されるため透視性
を確保することが大変重要となるが,画像表示領域10
01の視点方向を自車両の進行方向(すなわち,装置利
用者が見ている視点方向)と同一としているため,ます
ます利用者の見たい方向の情報が得にくくなるという問
題点があった。
【0025】すなわち,上記従来のナビゲーションシス
テムによれば,自車両の現在位置および現在位置での進
行方向に相当する情報のみに基づいて,画像表示領域を
決定しているため,自車両の走行方向の情報を効率よく
得たいという利用者の希望を満足させることができなか
った。
【0026】この発明は,上記に鑑みてなされたもので
あって,自車両の走行方向と道路とが大きくずれる場合
や,大きく曲がりくねった道路を走行する場合でも,見
たい方向の情報(自車両の走行方向の情報)を効率よく
画面表示領域に表示することを目的とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに,請求項1に係るナビゲーションシステムは,現在
位置および現在位置での進行方向に相当する情報を検出
する現在位置検出手段と,あらかじめXY平面を基準と
して表現された地図データおよび前記地図データにおけ
る交差点・経路点情報からなる地図情報を記憶した地図
情報記憶手段と,前記現在位置検出手段により検出した
現在位置,現在位置での進行方向に相当する情報および
前記地図情報に基づいて,自車両または自分の現在位置
に相当する経路点から自車両または自分の進行方向側に
存在する経路点を予想経路点として算出する予想経路点
算出手段と,前記現在位置検出手段により検出した現在
位置,現在位置での進行方向に相当する情報および前記
予想経路点に基づいて,地図表示の基準位置および視点
方向を決定する視点方向決定手段と,前記視点方向決定
手段の情報に基づいて,前記地図情報の座標変換を行っ
て表示情報を生成する表示情報生成手段と,前記表示情
報生成手段によって生成された表示情報を表示する表示
手段とを備えたものである。
【0028】また,請求項2に係るナビゲーションシス
テムは,現在位置および現在位置での進行方向に相当す
る情報を検出する現在位置検出手段と,あらかじめXY
平面を基準として表現された地図データおよび前記地図
データにおける交差点・経路点情報からなる地図情報を
記憶した地図情報記憶手段と,自車両のターンシグナル
の情報を検出するターンシグナル検出手段と,前記現在
位置検出手段により検出した現在位置,現在位置での進
行方向に相当する情報,前記地図情報記憶手段の地図情
報および前記ターンシグナル検出手段で検出したターン
シグナル情報に基づいて,自車両の現在位置に相当する
経路点から自車両の進行方向側に存在し,かつ,ターン
シグナル情報の示す回転方向側に存在する経路点を予想
経路点として算出する予想経路点算出手段と,前記現在
位置検出手段により検出した現在位置,現在位置での進
行方向に相当する情報および前記予想経路点に基づい
て,地図表示の基準位置および視点方向を決定する視点
方向決定手段と,前記視点方向決定手段の情報に基づい
て,前記地図情報の座標変換を行って表示情報を生成す
る表示情報生成手段と,前記表示情報生成手段によって
生成された表示情報を表示する表示手段とを備えたもの
である。
【0029】また,請求項3に係るナビゲーションシス
テムは,前記表示情報生成手段が,表示情報として鳥瞰
図を生成するものである。
【0030】
【作用】この発明に係るナビゲーションシステム(請求
項1)は,自車両または自分の現在位置,現在位置での
進行方向に相当する情報および地図情報に基づいて,自
車両または自分の現在位置に相当する経路点から自車両
または自分の進行方向側に存在する経路点を予想経路点
として算出することにより,該予想経路点によって利用
者の見たい方向が予想される。続いて,現在位置,現在
位置での進行方向に相当する情報および予想経路点に基
づいて地図表示の基準位置および視点方向を決定し,決
定した基準位置および視点方向に基づいて地図情報の座
標変換を行って表示情報を生成し,該表示情報を表示す
る。これによってシステムが予想した利用者の見たい方
向が画面表示領域に表示される。
【0031】また,請求項2に係るナビゲーションシス
テムは,自車両または自分の現在位置,現在位置での進
行方向に相当する情報,地図情報およびターンシグナル
検出手段で検出したターンシグナル情報に基づいて,自
車両の現在位置に相当する経路点から自車両の進行方向
側に存在し,かつ,ターンシグナル情報の示す回転方向
側に存在する経路点を予想経路点として算出することに
より,該予想経路点によって利用者の見たい方向が予想
される。続いて,現在位置,現在位置での進行方向に相
当する情報および予想経路点に基づいて地図表示の基準
位置および視点方向を決定し,決定した基準位置および
視点方向に基づいて地図情報の座標変換を行って表示情
報を生成し,該表示情報を表示する。これによってシス
テムが予想した利用者の見たい方向が画面表示領域に表
示される。
【0032】また,請求項3に係るナビゲーションシス
テムは,前記表示情報生成手段が,表示情報として鳥瞰
図を生成することにより,画面表示領域に予想した利用
者の見たい方向が鳥瞰図として表示される。
【0033】
【実施例】以下,本発明のナビゲーションシステムの一
実施例について,図面を参照して詳細に説明する。
【0034】図1は,本実施例のナビゲーションシステ
ムのブロック構成図を示し,101は現在位置および現
在位置での進行方向に相当する情報を検出する自車両位
置検出部,102はあらかじめXY平面を基準として表
現された地図データおよび前記地図データにおける交差
点・経路点情報からなる地図情報を記憶した地図情報記
憶部,103は自車両のターンシグナルの情報を検出す
るターンシグナル検出部,104は自車両位置検出部1
01で検出した現在位置,現在位置での進行方向に相当
する情報,地図情報記憶部102の地図情報およびター
ンシグナル検出部103で検出したターンシグナル情報
に基づいて,自車両の現在位置に相当する経路点から自
車両の進行方向側に存在し,かつ,ターンシグナル情報
の示す回転方向側に存在する経路点を予想経路点として
算出する予想経路点算出部,105は自車両位置検出部
101で検出した現在位置,現在位置での進行方向に相
当する情報および予想経路点算出部104で算出した予
想経路点に基づいて,地図表示の基準位置および視点方
向を決定するVIEW決定部,106はVIEW決定部
105の情報に基づいて,前記地図情報の座標変換を行
って表示情報を生成する表示情報生成手段としての表示
演算部,107は表示演算部106によって生成された
表示情報を表示する画像表示部である。
【0035】なお,VIEW決定部105は,基準位置
・視点位置を決定する基準位置・視点位置決定部105
aと視点方向を決定する視点方向決定部105bとから
構成される。表示演算部106は各種のデータのアクセ
スを実行するデータアクセス部106aと,地図情報の
座標変換を行う座標変換部106bと,表示情報(画像
データ)を画像表示部107へ出力する画像データ出力
部106cとから構成される。また,上記の構成におい
て,予想経路点算出部104,VIEW決定部105お
よび表示演算部106はコンピュータによって実現する
ものとする。
【0036】以上の構成において,上記各部の動作を説
明することにより,本実施例の動作を詳細に説明する。
【0037】自車両位置検出部101は,GPS,ジャ
イロ,地磁気センサ,車速センサ等により現在位置P
(Px,Py,Pz)および進行方向σを求めるもので
ある。例えば,車両内にGPSを搭載することにより,
現在位置P(Px,Py,Pz)を求める。この時,現
在位置での自車両の進行方向σを求めるには,一定時間
前または一定距離前に相当する過去に計測したGPSの
現在位置の情報Ppと現在位置Poを用いて,σ=ar
g|Po−Pp|となるベクトル方向の角度σにより求
める。なお,ここではGPSを用いた例で説明するが,
ジャイロや地磁気により自車両方向を求めることも良く
知られており,特に限定するものではない。
【0038】地図情報記憶部102には,あらかじめX
Y平面を基準として表現された地図データおよび前記地
図データにおける交差点・経路点情報からなる地図情報
が記憶されており,具体的には,CD/ROMや,フロ
ッピーディスク等の記憶媒体を用いることができる。地
図データは,交差点または端点を示すノードデータN
1,N2,N3‥‥‥‥Nnと,ノードデータNiとノ
ードデータNjとの繋がりを示すリンクデータ(経路)
L1,L2,L3‥‥‥‥Lmとによって構成されるも
のであり,例えば,図2に示すようにXY平面を基準と
して表現され,縦横のメッシュに分割されて地図情報記
憶部102に記憶されている。
【0039】また,各々のデータには属性を示す種々の
情報が付帯されている。ここでは,表1,表2に示すよ
うに,ノードデータには,その交差点名称,位置座標,
接続リンク数と,各接続リンクにより該ノードと接続さ
れる隣接ノードの情報が付帯されている。また,リンク
データには,リンク内に持つ経路点の数と,その位置座
標Q(qij),国道県道一般道等の道路レベルを示す
属性,路線名,接続するノードの情報が付帯されてい
る。図2に示した地図データに対して,表1および表2
で示す情報が交差点・経路点情報である。これら地図デ
ータおよび交差点・経路情報の両方で地図情報が形成さ
れている。
【0040】
【表1】
【0041】
【表2】
【0042】ここでは説明を容易にするために,図2に
おいて,現在自車両が経路L7の経路点q75の地点を
交差点N3に向かって走っているものとする。また,リ
ンクデータの各経路点間は一般に一定ではないが,ここ
では一定の距離間隔にあるものとし,100m間隔のデ
ータになっているものとする。さらに,リンクデータは
より経路点Qの番号の若い側がノードデータの若い順番
になっているものとする。したがって,自車両の現在位
置が経路L7で経路点q75から経路点q74になった
とすると交差点N3に向かっていることになり,自車両
の現在位置が経路点q75から経路点q76になったと
すると交差点N7に向かっていることになる。
【0043】ターンシグナル検出部103は,ターンシ
グナルの情報を検出する手段であり,自動車のコンビネ
ーションスイッチの信号のON/OFFにより,運転者
が入力した右折・左折の情報を取り込むことができる。
【0044】次に,図3のフローチャートを参照して,
予想経路点算出部104の処理について説明する。S3
01は自車両の現在位置Ppから路線名を求める路線名
の選択処理を示す。具体的には,現在位置Ppとその一
定距離毎に蓄えた自車両の位置情報から走行軌跡データ
H(H1,H2,H3‥‥,H8)を作成する(S30
2)。なお,走行軌跡データHは,現在地点から過去の
データへの順に添字(Hiのiが添字)を割り付ける。
【0045】次に,走行軌跡データHから現在走行して
いる走行経路点列Qを求める(S303)。この方法は
種々考えられるが,先ず,リンクデータの経路点座標を
用いて,走行軌跡データHの各データHiに最も近い走
行経路点列Q(Q1,Q2,Q3‥‥,Q8)を求め
る。これを式で表すと次式のようになる。min|Qj
−Hi|なるQjをHiのiが1から8について求め
る。
【0046】続いて,選ばれた走行経路点列Qから走行
リンクデータLを求める(S304)。ここでは,走行
経路点列Qを,走行経路点列QのQjを持つ走行リンク
データで置き換えて表現し,走行リンクデータ列L(L
1,L2,L3‥‥,L8)を得る。
【0047】最後に,走行リンクデータ列L(L1,L
2,L3‥‥,L8)に対して,地図情報のリンクデー
タ内に記憶してある路線名を調べることにより,路線名
データ列R(R1,R2,R3‥‥,R8)を求める
(S305)。
【0048】上記のS302〜S305を具体的な例で
示すと,過去走ってきた走行軌跡データH(H1,H
2,H3‥‥,H8)に対し,走行経路点列Q(q7
5,q76,q76,q77,q77,q77,q7
7,q78)が得られたとする。そしてこれから走行リ
ンクデータ列L(L7,L7,L7,L7,L7,L
7,L7,L7)が得られ,地図情報(表2参照)から
走行路線は国道ルート123であることがわかる。そし
て,その時の路線名データ列R(ルート123,ルート
123,‥‥ルート123)となり,この多数決論理を
取り込んで走行路線R1を決定する。ここでは,現在,
走行路線R1=ルート123を走行していることがわか
る。また,ここでは走行軌跡データを複数用いて処理し
ているが,これは位置情報が多数の誤差を含んでいると
き,これらの推移を見ることで正しい結果を得るためで
ある。勿論,簡便に自車両の現在位置とその進行方向の
みで走行経路点を見つけて走行リンクデータの路線名を
見つけだしても良く。基本的には同様の処理を行ってい
るものである。
【0049】次に,S306において,ターンシグナル
検出部103からのターンシグナルの入力有無を調べ
る。なお,ターンシグナル検出部103では,一定時間
(例えば1秒以上)右折または左折があったとき,ター
ンシグナルの情報があったと判断し,ターンシグナルを
予想経路点算出部104へ送出する。ターンシグナル検
出部103は,具体的にはブログラムタイマーを持ち,
コンビネーションスイッチの右折・左折信号のON/O
FFの時間計測を行って,ターンシグナルを予想経路点
算出部104へ送出している。
【0050】ターンシグナルがない場合には,第1の予
想経路点の選択処理を実行する(S307)。この選択
処理は,現在位置から走行路線R1(ルート123)と
同一の路線上の一定距離先の予想経路点を見つけだす処
理である。また,ターンシグナルがあった場合には,第
2の予想経路点の選択処理を実行する(S308)。こ
の選択処理は,現在位置から同一路線乃至は予想右折・
左折後の路線上の一定距離先の予想経路点を見つけだす
処理である。
【0051】先ず,ターンシグナルがない場合には,地
図情報を参照して,現在位置の経路点q75から800
m先の経路点を走行路線R1と同一路線上の情報を持つ
経路点から求める。具体的には,走行路線R1の予想走
行リンクデータを進行方向順に求める(S309)。こ
れは,求めた路線名データR1を持つリンクデータを先
ず求めて,そして進行方向のリンクの繋がりを進行方向
のノードデータとその接続リンク情報により辿ることで
リンクデータを進行方向順に求めることができる。
【0052】図2に示す例(現在位置の経路点q75で
進行方向が交差点N3)では,求めた路線名データR1
を持つリンクデータをリンクデータ情報で求めると,L
2,L5,L7,L8が求められる。次に,これはL7
を走行しているのでそのノード情報はN3とN7が選ば
れるが,走行軌跡データよりQの番号の若い側であるN
3の方向へ走っていることがわかる。そして,このN3
のノードデータを持つリンクデータを求めるとL2が得
られる。さらにL2のノード識別子情報:N2,N3か
ら,さらに次の交差点はN2であることがわかる。この
ようにしてリンクデータの進行方向順L7,L2,L1
(予想走行リンクデータ)を求めることができる。
【0053】続いて,この予想走行リンクデータによ
り,その経路点の情報を現在位置の経路点から積算し,
約800mなる地点を見つけだせばよい。具体的には,
予想走行リンクデータを経路点の並びに置き換えて,そ
の現在位置からの積算距離Tを求め,T1<T≦T2な
る経路点を求める。ここの例では,T1=750,T2
=850とする。すなわち,各経路点の間隔を100m
としてあるので,現在位置の経路点から予想走行リンク
データにおける8つ先の経路点を見つけだすことにな
る。経路点のリンクデータを経路点の並びに置き換える
と,q75‥‥q73,q72,q71,N3,q2
1,q22,q23,‥‥,q28,N2,q11,q
12,q13,‥‥,q18を得るが,この経路点の積
算距離Tが750<T≦850を満たす経路点はL2の
q23であることがわかる。
【0054】その後,求めた経路点(q23)を予想経
路点とする(S316)。
【0055】一方,ターンシグナルがあった場合には,
第2の予想経路点の選択処理を実行して,現在位置から
同一路線上乃至は予想右折・左折後の路線上の一定距離
先の予想経路点を見つける(S308)。具体的には,
先ず,走行路線上の最至近交差点を見つける(S31
1)。これはリンクデータの端子識別子の情報と進行方
向の情報と走行軌跡データにより求めることができる。
図2の例では,リンクデータL7の走行軌跡データよ
り,Qの番号の若い側N3の方に走っていることがわか
り,この時の交差点N3が走行路線上の最至近交差点で
ある。
【0056】次に,この最至近交差点でターンシグナル
方向の路線名の交差点角度θiを求める(S312)。
これは最至近交差点の隣接情報から次の交差点であるノ
ードデータを得て,このノードデータの位置座標を調
べ,最至近交差点との間で形成する角度を求めることに
より得られる。ここでは現在位置方向の角度を0度と
し,時計回りに角度を設定しておく。
【0057】次に,予想走行路R2を求める(S31
3)。この右折・左折時の道路の選び方には種々考えら
れるが,ここでは次の,のようにして交差点の右折
・左折信号を基に,走行する予想路線名を求める。 左折時には,min|θi−90°|なる道を予想走
行路R2として選択する。 右折時には,min|θi−270°|なる道を予想
走行路R2として選択する。
【0058】図2の例において,左折信号があったとす
ると,N3の接続リンクデータ情報(L2,N2)(L
7,N7),(L3,N4)の情報と各ノード位置情報
N2,N7,N4が得られる。次に,N6と各交差点と
の角度を求め,左折したときの方向を決定する。進行方
向時計回りにN4は30°,N7は0°,N2は210
°であったとすると,最も左折に近いN4が選ばれ,し
たがって,リンクデータL3が選ばれることになる。
【0059】続いて,R1とR2の予想走行リンクデー
タを進行方向順に求めて,現在位置から800m先の経
路点を求める(S314,S315)。具体的には,路
線名データR1またはR2を持つ予想走行リンクデータ
を先ず求めて,そして進行方向のリンクの繋がりを進行
方向のノードデータとその接続リンク情報により辿るこ
とで予想走行リンクデータを進行方向順に求めることが
できる。次に,予想走行リンクデータの経路点間距離を
積算した距離TがT1<T≦T2なる経路点を求める。
【0060】図2において,左折信号があった場合の例
では,先ず,L7,L3,L4が予想走行リンクデータ
として得られる。ここで各経路点の間隔は100mであ
るので現在位置の経路点から8つ先の経路点を見つけだ
すことになる。経路点リンクデータを経路点の並びに置
き換えると,q75‥‥q73,q72,q71,N
3,q31,q32,q33,‥‥,q38,N4,q
41,q42,q43,‥‥,q48を得るが,この経
路点の積算距離Tが750<T≦850を満たす経路点
はL3のq33であることがわかる。
【0061】その後,求めた経路点(q33)を予想経
路点とする(S316)。
【0062】次に,VIEW決定部105の動作につい
て説明する。VIEW決定部105は,現在位置,現在
位置での進行方向相当の情報,および予想経路点とに基
づいて,地図表示の基準位置,視点方向を決定する。な
お,VIEW決定部105の説明において使用する符号
は,図8に示した鳥瞰図(表示画面)の作成方法を示す
説明図の符号と一致するもとする。
【0063】先ず,あらかじめ視点Eの俯角θ,視点の
高さhを適当に与えておく。
【0064】視点方向決定部105bでは,予想経路点
算出部104で求めた予想経路点Pqの方向をσとする
と, σ=arg|Pq−Po| とし,視点方向α(t)を次のようにする。 α(t)=σ
【0065】基準位置・視点位置決定部105aでは,
透視変換のための情報として,自車両位置検出部101
で得られる現在位置Poを透視撮影の基準点(基準位
置)Qとなるように設定する。この基準位置Qと参照点
Bまでの距離をLとしておく。また,次の関係式により
視点E(Xo,Yo,Zo)を定める。
【0066】参照点BをXY平面にあるB(Xb,Y
b,0)とすると,現在位置Poが透視投影の基準点Q
であることから, Xb=Px+L×cosα(t) Yb=Py+L×sinα(t) そして,参照点B(Xb,Yb,0)と視点E(Xo,
Yo,Zo)の関係から, Xo=Xb−h×cosα(t)/tanθ Yo=Yb−h×sinα(t)/tanθ Zo=h と求まる。
【0067】次に,表示演算部106の動作を説明す
る。データアクセス部106aは,地図情報記憶部10
2,予想経路点算出部104,VIEW決定部105か
ら各種データを入力し,座標変換部106bへ出力す
る。
【0068】座標変換部106bでは,地図情報を視点
E,視点方向α(t)により座標変換し,鳥瞰図を生成
する。これは,次の透視投影変換を地図データに対して
行うことにより実行される。視点Eと視平面G間の距離
をVdとすると,XY平面上の点M(x,y,z)の視
平面S(x,y,z)への座標変換の関係は数3で表さ
れる。
【0069】
【数3】
【0070】これにより,XY平面を基準として表現さ
れる地図データは視平面Gへ透視投影されることにな
る。そして,この情報を画像データ出力部106cを介
して画像表示部107へ出力し,画像表示部107に鳥
瞰図が表示される。なお,ここで一度,現在位置から視
点位置の関係を計算しておけば,現在位置の動きと視点
位置の動きは同位相で動くことから現在位置の相対変化
量を視点の動きとしてあげればよい。
【0071】このようにして画像表示部107には,透
視性の良い鳥瞰図が表示される。具体的には,図10で
示した従来の鳥瞰図の画面表示における画面表示領域1
001と比較した場合,ターンシグナルの情報を用いな
い方式(図3のフローチャートにおけるS307:予想
経路点の選択処理)では,図4に示すような画面表示領
域401となる。図示の如く,路線経路が大きく曲がっ
た場合においても,予想経路点が同一路線上にあると仮
定して求められているので路線方向の表示が得られてい
る。換言すれば,走行路の透視性が良い映像が得られ
る。
【0072】また,ターンシグナルの情報を用いる方式
(図3のフローチャートにおけるS308:予想経路点
の選択処理)では,図5に示すような画面表示領域50
1となる。この場合には,ターンシグナルを出せば,い
ち早くその方向の路線が予想経路点として選択され,曲
がった先の情報をいち早く表示することができると共
に,走行路の透視性が良い映像が得られる。
【0073】また,他の実施例として,視点方向決定部
105bにおける視点方向α(t)を決定する方法とし
てデジタルフィルターの形式で処理を行っても良い。 α(t)=wi×σ+(1−wi)×α(t−1) ;
0<wi<1 ここで,α(t−1)は一定時間前または一定距離前に
計算された視点方向α(t)の値とする。これによっ
て,さらに視点方向の変化を滑らかにできる。したがっ
て,曲がりくねった道路でもフィルター処理効果によっ
てほとんど視点方向の変化のない地図情報を見ることが
できる。透視性についても,右折・左折を繰り返す道路
などに対して予想経路を常に意識した視点方向となって
いるため,透視性が良い地図情報を表示することができ
る。
【0074】なお,上記の実施例では,車両用のナビゲ
ーションシステムとして説明したが,携帯可能なナビゲ
ーションシステムにおいても同様の効果を得ることがで
きる。また,画像表示部107に表示する映像として鳥
瞰図を例としたが,特にこれに限定するものでなく,T
OP−VIEWから見た平面図でも同様に効果があるの
は勿論である。
【0075】また,上記の実施例では,地図情報を地図
情報記憶部102のみから入力したが,例えば,無線通
信等によって外部から地図情報を入力する場合には,地
図情報に混雑度情報,事故情報等を含むようにして,こ
れらの情報を画像表示部107を介して表示するように
しても良い。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように,請求項1に係るナ
ビゲーションシステムによれば,自車両または自分の現
在位置,現在位置での進行方向に相当する情報および地
図情報に基づいて,自車両または自分の現在位置に相当
する経路点から自車両または自分の進行方向側に存在す
る経路点を予想経路点として算出し,続いて,現在位
置,現在位置での進行方向に相当する情報および予想経
路点に基づいて地図表示の基準位置および視点方向を決
定し,決定した基準位置および視点方向に基づいて地図
情報の座標変換を行って表示情報を生成し,該表示情報
を表示するため,自車両の走行方向と道路とが大きくず
れる場合や,大きく曲がりくねった道路を走行する場合
でも,見たい方向の情報(自車両の走行方向の情報)を
効率よく画面表示領域に表示することができる。換言す
れば,これから走ろうとする方向にあった透視性の良い
映像を提供でき,利用者の見たい方向が画面表示領域に
表示され,使い勝手が向上する。
【0077】また,請求項2に係るナビゲーションシス
テムは,自車両または自分の現在位置,現在位置での進
行方向に相当する情報,地図情報およびターンシグナル
検出手段で検出したターンシグナル情報に基づいて,自
車両の現在位置に相当する経路点から自車両の進行方向
側に存在し,かつ,ターンシグナル情報の示す回転方向
側に存在する経路点を予想経路点として算出し,続い
て,現在位置,現在位置での進行方向に相当する情報お
よび予想経路点に基づいて地図表示の基準位置および視
点方向を決定し,決定した基準位置および視点方向に基
づいて地図情報の座標変換を行って表示情報を生成し,
該表示情報を表示するため,自車両の走行方向と道路と
が大きくずれる場合や,大きく曲がりくねった道路を走
行する場合でも,見たい方向の情報(自車両の走行方向
の情報)を効率よく画面表示領域に表示することができ
る。換言すれば,これから走ろうとする方向にあった透
視性の良い映像を提供でき,利用者の見たい方向が画面
表示領域に表示され,使い勝手が向上する。また,ター
ンシグナルを出せば,いち早くその方向の路線が予想経
路点として選択され,曲がった先の情報をいち早く表示
することができると共に,さらに走行路の透視性が良い
映像が得られる。
【0078】また,請求項3に係るナビゲーションシス
テムは,前記表示情報生成手段が,表示情報として鳥瞰
図を生成するため,画面表示領域にシステムが予想した
利用者の見たい方向が鳥瞰図として表示され,透視性の
良い映像が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のナビゲーションシステムのブロック
構成図である。
【図2】地図情報記憶部に記憶されている地図データ
(走行道路情報)を示す説明図である。
【図3】予想経路点算出部の処理を示すフローチャート
である。
【図4】本発明のターンシグナルの情報を用いない方式
(図3のフローチャートにおけるS307:予想経路点
の選択処理)での画面表示領域を示す説明図である。
【図5】本発明のターンシグナルの情報を用いる方式
(図3のフローチャートにおけるS308:予想経路点
の選択処理)での画面表示領域を示す説明図である。
【図6】従来のTOP−VIEWから見た地図を表示す
る車両用ナビゲーションシステムの構成例を示す説明図
である。
【図7】従来の三次元の透視投影変換を行って鳥瞰図を
画面表示する車両用ナビゲーションシステムの構成例を
示す説明図である。
【図8】図7の車両用ナビゲーションシステムにおける
鳥瞰図(表示画面)の作成方法を示す説明図である。
【図9】TOP−VIEWから見た地図を表示する車両
用ナビゲーションシステムにおける画面表示領域を走行
道路情報上で示す説明図である。
【図10】鳥瞰図を画面表示する車両用ナビゲーション
システムにおける画面表示領域を走行道路情報上で示す
説明図である。
【符号の説明】
101 自車両位置検出部 102 地図情報記憶部 103 ターンシグナル検出部 104 予想経路点算出部 105 VIEW決定部 105a 基準位置・視点位置決定部 105b 視点方向決定部 106 表示演算部 106a データアクセス部 106b 座標変換部 106c 画像データ出力部 107 画像表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G09B 29/00 A 29/10 A

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現在位置および現在位置での進行方向に
    相当する情報を検出する現在位置検出手段と,あらかじ
    めXY平面を基準として表現された地図データおよび前
    記地図データにおける交差点・経路点情報からなる地図
    情報を記憶した地図情報記憶手段と,前記現在位置検出
    手段により検出した現在位置,現在位置での進行方向に
    相当する情報および前記地図情報に基づいて,自車両ま
    たは自分の現在位置に相当する経路点から自車両または
    自分の進行方向側に存在する経路点を予想経路点として
    算出する予想経路点算出手段と,前記現在位置検出手段
    により検出した現在位置,現在位置での進行方向に相当
    する情報および前記予想経路点に基づいて,地図表示の
    基準位置および視点方向を決定する視点方向決定手段
    と,前記視点方向決定手段の情報に基づいて,前記地図
    情報の座標変換を行って表示情報を生成する表示情報生
    成手段と,前記表示情報生成手段によって生成された表
    示情報を表示する表示手段とを備えたことを特徴とする
    ナビゲーションシステム。
  2. 【請求項2】 現在位置および現在位置での進行方向に
    相当する情報を検出する現在位置検出手段と,あらかじ
    めXY平面を基準として表現された地図データおよび前
    記地図データにおける交差点・経路点情報からなる地図
    情報を記憶した地図情報記憶手段と,自車両のターンシ
    グナルの情報を検出するターンシグナル検出手段と,前
    記現在位置検出手段により検出した現在位置,現在位置
    での進行方向に相当する情報,前記地図情報記憶手段の
    地図情報および前記ターンシグナル検出手段で検出した
    ターンシグナル情報に基づいて,自車両の現在位置に相
    当する経路点から自車両の進行方向側に存在し,かつ,
    ターンシグナル情報の示す回転方向側に存在する経路点
    を予想経路点として算出する予想経路点算出手段と,前
    記現在位置検出手段により検出した現在位置,現在位置
    での進行方向に相当する情報および前記予想経路点に基
    づいて,地図表示の基準位置および視点方向を決定する
    視点方向決定手段と,前記視点方向決定手段の情報に基
    づいて,前記地図情報の座標変換を行って表示情報を生
    成する表示情報生成手段と,前記表示情報生成手段によ
    って生成された表示情報を表示する表示手段とを備えた
    ことを特徴とするナビゲーションシステム。
  3. 【請求項3】 前記表示情報生成手段は,表示情報とし
    て鳥瞰図を生成することを特徴とする請求項1または2
    記載のナビゲーションシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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